JP3965978B2 - 液晶パネル駆動システム及び液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネルの駆動システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の液晶駆動システムとして、特開平8−289232号公報に開示されている。従来の液晶駆動システムの構成について図4に、図5に各部の動作波形を示す。以下、これらの図を用いて動作を説明する。
【0003】
4:3パネルを駆動する場合、共通の発振器(以下、「VCO1」という。)の出力信号f1(図5)を3分の1に分周する1/3分周器2で分周して出力信号f2(図5)を得ている。この1/3分周器2の出力信号f2と水平同期信号入力端子14から与えられる外部入力信号H−SYNCとでフェーズロックループ(以下、「PLLループ」という。)3を形成し、1/3分周器2の出力信号f2をモード選択スイッチのSW5を介して1/N分周器で分周し、N相水平シフトクロック周波数信号f3(図5)を水平シフトクロックf3として水平シフトクロック出力端子15から出力する。
【0004】
ワイドパネルを駆動する場合では、ワイド表示時に4:3パネル駆動時と同じ処理を行う。
【0005】
一方、ワイドパネル駆動時で4:3表示を行う場合は、VCO1の出力信号f1をPLLループ3から得られる、4:3表示時での両サイド黒表示部と中央表示部の切り換え信号f7(図5)により切り換え、切り換え器4で1/2分周あるいは1/4分周の切り換えを行う。これによって得られた出力信号f9(図5)をモード選択スイッチのSW5を介して1/N分周器6で分周する。さらに、4:3表示時のN相水平シフトクロック周波数f10(図5)を水平シフトクロック出力端子15から出力する。
【0006】
以上の動作により、4:3パネルの駆動と、ワイドパネルにおいてはワイド表示時の水平シフトクロック周波数に対し、中央表示部の水平シフトクロックは0.75倍、両サイド黒表示部のシフトクロックは1.5倍となるサイドブラックでの4:3表示が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の液晶パネル駆動システムでは、複数の液晶パネルを駆動するためには、水平画素数の値により水平シフトクロックが決定するためVCO1の周波数をパネルごとに設定するが、低画素数から高画素数のパネル全てに対応するためにはVCO1の周波数設定範囲を大きく確保する必要があり、回路規模の増大や調整感度の低下の問題が発生していた。
【0008】
また、前記PLLループに入力されるクロック信号f2も変化するため、シフトクロック以外のパルスを生成するPLLループ内のプログラマブルカウンタからデコードされる値も液晶パネルごとに必要となり回路の増大を招いていた。
【0009】
本発明は上記課題を解決するもので、VCO1の周波数設定範囲を狭くし、PLLループ内のプログラマブルカウンタの削減ができる液晶パネル駆動システムとそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明の液晶パネル駆動システム及び液晶表示装置は、VCO1の発振周波数を低くする1/X分周器と、PLLループ3に入力されるクロックを一定に保つための1/Y分周器を備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を図面にて説明する。
【0012】
図1は本発明の液晶パネル駆動システムの一実施形態を示す回路構成図であり、図2と図3は図1各部の動作波形図である。
【0013】
図1において、低画素パネル時では前記従来例で必要なクロック周波数f1(図2)を生成するためには、1/X分周器7の分周比を4に、1/Y分周器8の分周比を1に設定することにより、従来技術に比べて4倍高い値のVCO1周波数で水平シフトクロックとそれ以外のパルスを同一に生成できる。
【0014】
この分周器7の分周比を任意に設定することができ、これによって駆動したいパネルに必要な水平シフトクロックを生成するために必要なVCO1の発振周波数の設定を狭い範囲で実現することが可能となる。
【0015】
次に、水平画素数が整数倍の関係にある液晶パネルの場合として、水平画素数100ヶの4:3パネルと200ヶの4:3パネルの場合を例に説明する。この場合、両者のパネルを駆動するために必要なパルスである水平シフトクロックは、水平画素が100ヶのパネルに対して水平画素数200ヶのパネルは2倍の周波数が必要となる。一方、PLLループ3から生成されるその他のパルスのタイミングは全て同一の値を採用する。
【0016】
図3に図1各部の動作を示して以下その説明を行う。
【0017】
水平画素数100ヶのとき、分周器7の分周比を4、分周器8の分周比を1に設定すると、VCO発振信号f11(図3)は、分周器7により1/4分周されてパルスf1が生成され、分周器2で更に1/3分周された信号f2がモード選択SW5で選択され、さらに分周器6で分周されてN相の水平シフトクロックf3(図3)が出力される。
【0018】
PLLループ3にはクロックf2を分周器8で1/Y分周したパルスf12(図3)が入力される。結果的に、VCO1の発振周波数f11に対し水平シフトクロックf3は1/24に分周され、PLLループ3に入力されるパルスf12は1/12に分周されていることになる。
【0019】
水平画素数200ヶのとき、分周器7の分周比を2、分周器8の分周比を2に設定すると、VCO発振信号f11(図3)は、分周器7により1/2分周されてパルスf1が生成され、分周器2で更に1/3分周された信号f2が前記モード選択SW5で選択され、さらに、分周器6で分周されたN相の水平シフトクロックf3(図3)が出力される。PLLループ3にはクロックf2を分周器8で1/2分周したパルスf12(図3)が入力される。結果的に、VCO1の発振周波数f11に対し水平シフトクロックf3は、1/12に分周され、PLLループ3に入力されるパルスf12は、1/12に分周される。
【0020】
以上の動作から明らかなように、画素数が異なってもPLLループ3には同じ周波数のパルスが入力される。PLLループ3のプログラマブルカウンタ値が兼用でき、これによって回路を大幅に削減することができる。
【0021】
一方水平シフトクロックは、画素数に対応した周波数のパルスが出力されることになる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、低画素から高画素まで駆動するシステムにおいてもVCO1の発振周波数設定範囲を狭くでき、かつ水平シフトクロック以外のパルスを生成するPLLループ内のプログラマブルカウンタからデコードされる値も兼用することが可能であることから回路の増大を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネル表示システムの一実施形態を示す図
【図2】図1の各部波形図
【図3】図1における水平画素数が整数倍の関係にあるパネル駆動時の各部動作波形図
【図4】従来の液晶パネル駆動システムの回路構成図
【図5】図4における各部動作波形図
【符号の説明】
1 周波数発振回路(VCO)
2 1/3分周器
3 PLLループ
4 切り換え器
5 モード選択スイッチ(SW)
6 1/N分周器
7 1/X分周器
8 1/Y分周器
14 水平同期信号入力端子
15 水平シフトクロック出力端子
Claims (3)
- 発振器の出力信号を第1の比率で分周する第1の分周器と、
第1の分周器の出力信号を3分周した信号を出力する1/3分周器と、前記1/3分周器の出力信号を第2の比率で分周する第2の分周器と、
第2の分周器の出力信号と入力水平同期信号とが入力されるPLLループと、
前記PLLループから得られる信号により、前記第1の分周器の出力信号を1/2分周するか1/4分周するかを切り換える切り換え手段と、
前記1/3分周器の出力信号と前記切り換え手段の出力信号とを外部から与えられる信号によって選択してワイド表示または4:3表示とするモード選択スイッチと、
前記モード選択スイッチからの出力を入力して1/N分周し、そのN相出力信号をワイド表示モードまたは4:3表示モードでのパネルのN相水平シフトクロックとする1/N分周器とを備えたことを特徴とする液晶パネル駆動システム。 - 前記パネルの水平画素数に応じて、前記第1の比率又は前記第2の比率を異ならせることを特徴とする請求項1記載の液晶パネル駆動システム。
- 液晶パネルと、
発振器の出力信号を第1の比率で分周する第1の分周器と、
第1の分周器の出力信号を3分周した信号を出力する1/3分周器と、前記1/3分周器の出力信号を第2の比率で分周する第2の分周器と、
第2の分周器の出力信号と入力水平同期信号とが入力されるPLLループと、
前記PLLループから得られる信号により、前記第1の分周器の出力信号を1/2分周するか1/4分周するかを切り換える切り換え手段と、
前記1/3分周器の出力信号と前記切り換え手段の出力信号とを外部から与えられる信号によって選択してワイド表示または4:3表示とするモード選択スイッチと、 前記モード選択スイッチからの出力を入力して1/N分周し、そのN相出力信号をワイド表示モードまたは4:3表示モードでのパネルのN相水平シフトクロックとする1/N分周器とを備えた液晶表示装置。
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