JP3958221B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、COGやTAB、COF等のベアチップ実装に使用される半導体素子の電極上に電解めっきバンプを形成した半導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化、高機能化及び半導体素子プロセスの微細化に伴い、ベアチップ接合に用いるバンプ電極を備えた半導体装置も微細化、狭端子ピッチ化が要望されている。狭ピッチのベアチップ実装やCOGやTAB、COF接合などのバンプ電極形成には電解めっき法が主に用いられる。
【0003】
バンプ高さのばらつきはベアチップ実装の実装歩留りに直接影響を及ぼす。電解めっき法によるバンプの高さばらつきはめっき電流密度の不均一性に起因するため、従来よりめっき電流密度の均一性を向上する提案がなされている。
【0004】
めっき電流密度の均一性を向上する方法としては、被めっき物である半導体ウエーハ側にめっき電流密度の不均一を緩和する構造を設けるもの(例えば、特許文献1、特許文献2参照)や、電解めっきバンプの製造方法として電解めっき装置にめっき電流密度の集中の不均一を緩和する構造を設けるもの(例えば、特許文献3、特許文献4参照)などが提案されている。
【0005】
以下、従来の電解めっきバンプを備えた半導体装置及びその製造方法について図面を参照しながら説明する。
【0006】
図7(a)は電解めっきバンプを備えた従来の半導体装置を示す斜視図、図7(b)は図7(a)のB−B'間の断面図である。
【0007】
図7において、1は半導体素子、2は半導体素子1に形成された内部回路、3は内部回路2と電気的に接続し半導体装置1の表面に配列された半導体素子電極、4は半導体素子1の表面に形成されたパッシベーション膜、5はパッシベーション膜4に形成され半導体素子電極3上を開口する第1の開口部、6は第1の開口部5を経由して半導体素子電極3の表面に形成されたバリア層、7はバリア層6の表面に形成されためっきシード層、8はめっきシード層7上に形成された電解めっきバンプである。
【0008】
次に上記の電解めっきバンプを備えた従来の半導体装置の製造方法について図8〜図11を参照して説明する。
【0009】
図8〜図11において、1は半導体素子、2は内部回路、3は半導体素子電極、4はパッシベーション膜、5は第1の開口部、6はバリア層、7はめっきシード層、8は電解めっきバンプであり、これらは図7と同一のものである。
【0010】
9は半導体素子1を格子状に配列した半導体ウエーハ、10は半導体ウエーハ9上に配列された半導体素子1のチップ領域、11は半導体ウエーハ9上のスクライブ領域である。
【0011】
12はめっきシード層7上に形成されためっきレジスト、13はめっきレジスト12の第2の開口部、14は電解めっき電極、15は電解めっき装置、16は電解めっき液、17は陽極、18は定電流電源、19はめっき電流、20はめっきレジスト12を開口して形成したダミーめっき領域である。
【0012】
まず図8(a)、(b)、(c)に示すように半導体素子1が格子状に配列されチップ領域10とスクライブ領域11を有する半導体ウエーハ9を準備する。ここで図8(a)は半導体ウエーハ9の全体の平面図、図8(b)は半導体ウエーハ9の部分拡大斜視図、図8(c)は図8(b)のチップ領域10の一部の断面図を示す。
【0013】
次に図9(a)に示すように半導体素子1のパッシベーション膜6上にバリア層6、めっきシード層7をスパッタリング法で形成した後、めっきレジスト12を塗布しフォトリソ法により開口部13を形成する。このとき、図9(b)に示すように半導体ウエーハ9の周辺部分を開口して電解めっき電極14を同時に形成する。この電解めっき電極14は、半導体ウエーハ9の周辺部分でめっきレジスト12が開口された部分に形成されているバリア層6およびめっきシード層7からなる。
【0014】
次に図10(a)に示すようにめっきレジスト12を形成した半導体ウエーハ9をめっき装置15の電解めっき液16に浸漬し、めっきシード層7を陰極とし陽極17に定電流電源18から一定の電流を必要な時間だけ印加して電解めっきを行うと、めっきレジスト12の第2の開口部13に露出したシード層7にめっき金属が析出する。この電解めっき工程により図10(b)に示すようにめっきレジスト12の第2の開口部13に電解めっきバンプ8が形成される。
【0015】
次にめっきレジスト12を除去し、その後電解めっきバンプ8をマスクとしてめっきシード層7とバリア層6をエッチング除去し、スクライブ領域11に沿って半導体素子1を個片化することにより図7に示す電解めっきバンプ8を備えた半導体装置を形成する。
【0016】
一般に電解めっき法によりバンプを形成する場合、図10(a)に示すように全バンプのめっきに必要なめっき電流を一括して定電流電源18で供給するため、各電解めっきバンプ8のウエーハ上の位置によりめっき電流密度の不均一が生じ、電解めっきバンプ8の高さばらつきの原因となる。めっき電流密度の不均一性を低減する方法としては一般的には図9(b)に示すようにめっき電極14を複数個形成する方法や、ウエーハの周辺部を全てめっき電極として使用し、めっき電流密度の均一化を図る方法などがある。また、図10(a)の陽極17とウエーハ9との間に絶縁性の遮蔽板を挿入しめっき電流密度の均一化を図る方法なども従来より行われている。
【0017】
更に、図11(a)または(b)に示すようにウエーハ9上でめっき電流密度が集中する箇所にダミーめっき領域20を設けてめっき電流密度の均一化を図る方法なども提案されている。
【0018】
以上のような方法により従来の電解めっきバンプを備える半導体装置を製造していた。
【0019】
【特許文献1】
特開平09−139387号公報
【特許文献2】
特開平04−258128号公報
【特許文献3】
特許第274618号公報
【特許文献4】
特開平03−254129号公報
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の半導体装置及びその製造方法は、いずれも半導体ウエーハ全体に対し一定のめっき電流で電解めっきを行うため、電解めっきバンプのウエーハ上の位置によりめっき電流密度の不均一が生じ、電解めっきバンプの高さばらつきが生じる。なお、上述のようにめっき電流密度の均一化を図る方法も提案されているが、いずれも半導体ウエーハ上の比較的広い面積に対してめっき電流密度の均一性を改善する方法であり、電解めっきバンプの高さばらつきを効果的に低減することができず、高さばらつきが生じるという欠点を有していた。
【0021】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、電解めっきバンプの高さばらつきを効果的に低減することができる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の半導体装置は、半導体ウエーハと、半導体ウエーハの主面上に形成された複数の半導体素子と、半導体素子上に配列された複数の電極と、半導体素子の表面を被覆保護するパッシベーション膜と、パッシベーション膜に形成され電極の上を開口する開口部と、電極の上に形成された電解めっきバンプとを備えた半導体装置であって、電解めっきバンプ形成時のめっき電流を一定に制御するために半導体ウエーハ内に形成された複数の定電流回路と、定電流回路に接続した電流入力電極と、定電流回路に接続した電流流出電極とを設けたことを特徴とする。
【0023】
この請求項1の構成によれば、電解めっきバンプ形成時のめっき電流を一定に制御するために複数の定電流回路を設けているため、電解めっきバンプを形成する際には、半導体ウエーハ上で電解めっきバンプの形成される複数の電極のそれぞれがどれか1つの定電流回路と対応し、各定電流回路をそれと対応する1つまたは複数の電極に接続して電解めっきを行うことで、各定電流回路に接続された1つまたは複数の電極ごとにめっき電流を一定に制御することができるため、半導体ウエーハ面内でのめっき電流密度のばらつきを抑え、電解めっきバンプの高さばらつきを効果的に低減することができる。
【0024】
また、請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、定電流回路、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の半導体素子ごとに設けられていることを特徴とする。
【0025】
この請求項2の構成によれば、請求項1と同様の効果が得られ、この場合、定電流回路が半導体素子と同数設けられ、電解めっきバンプを形成する際には、各半導体素子ごとに電解めっきバンプの形成される電極が対応する1つの定電流回路と接続され、半導体素子ごとにめっき電流を一定に制御することができる。
【0026】
また、請求項3記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、定電流回路、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の半導体素子に設けられた電解めっきバンプの個数より少ない複数の電解めっきバンプごとに設けられていることを特徴とする。
【0027】
この請求項3の構成によれば、請求項1と同様の効果が得られ、この場合、定電流回路が半導体素子の個数より多く設けられ、電解めっきバンプを形成する際には、個々の半導体素子の電解めっきバンプの個数より少ない数の電解めっきバンプの形成される電極が、対応する1つの定電流回路と接続され、請求項2の場合より少ない数の電極ごとにめっき電流を一定に制御することができる。
【0028】
また、請求項4記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、定電流回路、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の電解めっきバンプごとに設けられていることを特徴とする。
【0029】
この請求項4の構成によれば、請求項1と同様の効果が得られ、この場合、定電流回路が電解めっきバンプと同数設けられ、電解めっきバンプを形成する際には、電解めっきバンプの形成される電極が対応する1つの定電流回路と接続され、電解めっきバンプの形成される電極ごとにめっき電流を一定に制御することができる。
【0030】
また、請求項5記載の半導体装置は、請求項1、2、3または4記載の半導体装置において、定電流回路、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の半導体素子どうしの間に形成されているスクライブ領域内に設けられていることを特徴とする。
【0031】
この請求項5の構成によれば、請求項1、2、3または4と同様の効果が得られ、この場合、定電流回路、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極を、個々の半導体素子の面積を増大させること無く配置できるため、個々の半導体素子を小型化することができる。
【0032】
また、請求項6記載の半導体装置は、請求項1、2、3、4または5記載の半導体装置において、定電流回路は、電解めっきバンプ形成時には半導体素子の電極と電気的に接続され、電解めっきバンプ形成後に電気的に遮断されたことを特徴とする。
【0033】
この請求項6の構成によれば、請求項1、2、3、4または5と同様の効果が得られ、この場合、電解めっきバンプ形成後の半導体素子の電気的な動作に定電流回路が与える影響を無くすことができる。
【0034】
また、請求項7記載の半導体装置は、請求項1、2、3、4、5または6記載の半導体装置において、半導体素子の電極と電解めっきバンプとの間に金属膜が設けられたことを特徴とする。
【0035】
この請求項7の構成によれば、請求項1、2、3、4、5または6と同様の効果が得られ、この場合、金属膜を定電流回路を電解めっきバンプ形成時には半導体素子の電極と電気的に接続し、電解めっきバンプ形成後に電気的に遮断する電気配線として用いることで、半導体素子電極と電流入力電極との電気的な接続と遮断のためのスイッチ回路を半導体素子に内蔵することを不要にでき、半導体素子の面積が増大することが無い。更に金属膜の材質を適切に選択することで、半導体素子電極の金属の電解めっきバンプへの拡散を防止し、製品の信頼性を向上することが可能である。
【0036】
本発明の請求項8記載の半導体装置の製造方法は、複数の定電流回路が内部に形成され、表面にパッシベーション膜が形成され、パッシベーション膜が開口された部分に、半導体素子電極、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極が形成された半導体ウエーハを準備する工程と、半導体素子電極上に開口部を持つめっきレジストを形成する工程と、電解めっき法を用いて開口部の半導体素子電極、電流入力電極、定電流回路、および電流流出電極を介してめっき電流を流すことにより、開口部の半導体素子電極上に電解めっきバンプを形成する電解めっき工程と、めっきレジストを除去する工程とを含んでいる。
【0037】
この請求項8の製造方法によれば、半導体ウエーハに複数の定電流回路が形成され、半導体ウエーハ上で電解めっきバンプの形成される複数の半導体素子電極のそれぞれがどれか1つの定電流回路と対応し、各定電流回路をそれと対応する1つまたは複数の半導体素子電極に接続して電解めっきを行うことで、各定電流回路に接続された1つまたは複数の半導体素子電極ごとにめっき電流を一定に制御することができるため、半導体ウエーハ面内でのめっき電流密度のばらつきを抑え、形成される電解めっきバンプの高さばらつきを効果的に低減することができる。
【0038】
本発明の請求項9記載の半導体装置の製造方法は、複数の定電流回路が内部に形成され、表面にパッシベーション膜が形成され、パッシベーション膜が開口された部分に、半導体素子電極、定電流回路に接続した電流入力電極および定電流回路に接続した電流流出電極が形成された半導体ウエーハを準備する工程と、半導体ウエーハの表面に金属膜を形成する工程と、金属膜上に所定のパターンのエッチングレジストを形成する工程と、エッチングレジストをマスクにして金属膜をエッチングすることにより、電流入力電極と電流流出電極とが定電流回路を介した経路によってのみ電気的に接続されるように少なくとも電流入力電極と電流流出電極との間の金属膜の一部を除去する第1のエッチング工程と、エッチングレジストを除去した後、半導体素子電極上の金属膜上に開口部を持つめっきレジストを形成する工程と、電解めっき法を用いて開口部の金属膜、電流入力電極、定電流回路、および電流流出電極を介してめっき電流を流すことにより、開口部の金属膜上に電解めっきバンプを形成する電解めっき工程と、めっきレジストを除去した後、電解めっきバンプをマスクとして金属膜をエッチングする第2のエッチング工程とを含んでいる。
【0039】
この請求項9記載の製造方法によれば、請求項8記載の製造方法と同様の効果が得られる。
【0040】
また、請求項10記載の半導体装置の製造方法は、請求項9記載の半導体装置の製造方法において、第1のエッチング工程では半導体素子電極と電流入力電極との間が金属膜で電気的に接続されるように金属膜を残し、第2のエッチング工程により半導体素子電極と電流入力電極との間が電気的に遮断されるように金属膜を除去することを特徴とする。
【0041】
この請求項10記載の製造方法によれば、請求項9と同様の効果が得られ、この場合、半導体素子電極と電流入力電極との電気的な接続と遮断のためのスイッチ回路を半導体素子に内蔵することないため、半導体素子の面積が増大することが無い。また特別な製造工法を用いることなく、通常のエッチング工程により半導体素子電極と電流入力電極との電気的な接続と遮断が可能であるため、製造装置の価格が増大することが無く低コストの製品を実現することができる。
【0042】
また、請求項11記載の半導体装置の製造方法は、請求項9記載の半導体装置の製造方法において、第2のエッチング工程で、電解めっきバンプでマスクされていない電流入力電極および電流流出電極を溶解することなく金属膜のみを選択的にエッチングすることを特徴とする。
【0043】
この請求項11記載の製造方法によれば、請求項9と同様の効果が得られ、この場合、第2のエッチング工程では電流入力電極および電流流出電極が溶解されないため、金属膜のエッチングの工程管理が容易になり、製品の歩留を向上することが可能になる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0045】
図1(a)は本発明の実施の形態の半導体装置を示す斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A'間の断面図である。
【0046】
図1において、21は半導体素子(半導体チップ)、22は半導体素子21に形成された内部回路、23は内部回路22と電気的に接続し半導体装置21の表面に配列された半導体素子電極、24は半導体素子21の表面に形成されたパッシベーション膜、26は第1の開口部を経由して半導体素子電極3の表面に形成されたバリア層、27はバリア層26の表面に形成されためっきシード層、28はめっきシード層27上に形成された電解めっきバンプである。31は定電流回路、32は定電流回路31の電流入力電極、33は定電流回路31の電流流出電極、34はパッシベーション膜24に形成され半導体素子電極23、定電流回路31の電流入力電極32、電流流出電極33上を開口する第1の開口部である。
【0047】
なお、定電流回路31は、ここではエンハンスメント型のMOS型FETのドレイン電流の定電流特性を利用した回路である。この他バイポーラ型トランジスタによるカレントミラー特性を利用する回路等、めっき時の電圧に依存せずかつ電流のばらつきが少なく一定の電流に制御できる回路であれば良い。
【0048】
次に本発明の半導体装置の製造方法について図2〜図6を参照して説明する。
【0049】
図2〜図6において、21は半導体素子、22は内部回路、23は半導体素子電極、24はパッシベーション膜、26はバリア層、27はめっきシード層、28は電解めっきバンプ、31は定電流回路、32は電流入力電極、33は電流流出電極、34は第1の開口部であり、これらは上述した図1の半導体装置のものと同一である。
【0050】
39は半導体素子21を格子状に配列した半導体ウエーハ、40は半導体ウエーハ39上に配列された半導体素子21のチップ領域、41は半導体ウエーハ39上のスクライブ領域である。
【0051】
42はめっきシード層27上に形成されたエッチングレジスト、43はめっきシード層27上に形成されためっきレジスト、44はめっきレジスト43の第2の開口部、45は半導体素子電極23と定電流回路31の電流入力電極32とを接続する第1の配線、46は定電流回路31の電流流出電極33同士を接続する第2の配線、47は電解めっき電極、48は電解めっき装置、49は電解めっき液、50は陽極、51はめっき電源、52はめっき電流である。
【0052】
まず図2(a)、(b)、(c)に示すように内部回路22と定電流回路31及び半導体素子電極23と定電流回路31の電流入力電極32と電流流出電極33及びパッシベーション膜24を備える半導体素子21が格子状に配列され、各半導体素子21のチップ領域40とスクライブ領域41を有する半導体ウエーハ39を準備する。ここで図2(a)は半導体ウエーハ39の全体の平面図、図2(b)は半導体ウエーハ39の部分拡大斜視図、図2(c)は図2(b)のチップ領域40の一部の断面図を示す。
【0053】
次に図3(a)に示すように半導体素子21の半導体素子電極23、電流入力電極32、電流流出電極33、パッシベーション膜24上に、バリア層26、めっきシード層27をスパッタリング法で形成する。
【0054】
ここでは半導体素子電極23、電流入力電極32、電流流出電極33の材料には一般的な半導体ウエーハの配線材料としてAl、Al−SiもしくはAl−Si−Cuを用いる。また、パッシベーション膜24としてはSiNを用いる。
【0055】
バリア層26としては半導体素子電極23、電流入力電極32、電流流出電極33及びパッシベーション膜24との密着性及びエッチング液の選択性の観点からTi−Wを用いる。
【0056】
また、シード層27の材質は電解めっき時の導電性の確保と電解めっき液49(ここでは電解Auめっき液を使用する)のめっき下地金属としての観点からAuを用いる。
【0057】
次に図3(b)に示すようにエッチングレジスト42をフォトリソ法で形成し、図3(c)に示すようにエッチングレジスト42をマスクとして第1のエッチング工程を行いシード層27とバリア層26をパターニングする。
【0058】
Auからなるシード層27のエッチング液としてはTi−Wからなるバリア層26を溶解しない溶液としてここではヨウ素とヨウ化カリウム及び酢酸からなる混合溶液を用いる。また、バリア層26のエッチング液としてはパッシベーション膜24及び半導体素子電極23、電流入力電極32、電流流出電極33を溶解しない溶液としてここでは過酸化水素水を用いる。
【0059】
次に図3(d)に示すようにエッチングレジスト42を剥離する。このときの半導体ウエーハ39の部分拡大斜視図を図4(a)に示す。
【0060】
ここで第1のエッチング工程により図3(d)、図4(a)に示すように半導体素子電極23と定電流回路31の電流入力電極32とを接続する第1の配線45及び、定電流回路31の電流流出電極33同士を接続する第2の配線46が形成される。第1の配線45及び第2の配線46はバリア層26およびめっきシード層27からなる。
【0061】
また、第1のエッチング工程では、図4(b)に示されるように、定電流回路31の電流流出電極33同士を接続する第2の配線46を電解めっき電極47に接続する配線部分と、電解めっき電極47も同時に形成される。
【0062】
次に図4(b)、(c)に示すようにめっきレジスト43をフォトリソ法により形成し、第2の開口部44を形成する。このとき、図4(b)に示す電解めっき電極47上も同時に開口する。この電解めっき電極47は、半導体ウエーハ39の周辺部分でめっきレジスト43が開口された部分に形成されているバリア層26およびめっきシード層27からなる。
【0063】
次に図5(a)に示すようにめっきレジスト43を形成した半導体ウエーハ39をめっき装置48の電解めっき液49に浸漬し、めっきシード層27を陰極として電解めっきを行うと図5(b)に示すようにめっきレジスト43の第2の開口部44に電解めっきバンプ28が形成される。
【0064】
電解めっき液49としてここでは一般的な亜硫酸金めっき溶液を用いる。
【0065】
このとき、個々の電解めっきバンプ28のめっき電流52はめっきレジスト43の第2の開口部44から第1の配線45と電流入力端子32を経由して定電流回路31に流入するため、半導体ウエーハ39内の電解めっきバンプ28の配置や密度、電解めっき液49の流量などのめっき条件に影響されることなく、めっき電流密度は個々の電解めっきバンプ毎に一定に制御される。
【0066】
なお、ここでは電解めっきバンプ28のめっき電流を定電流回路31を用いて個別に制御したが、電解めっきバンプ28の高さばらつきが許容できる範囲で複数の電解めっきバンプ28のめっき電流をまとめて一つの定電流回路31で制御しても良い。
【0067】
次に図6(a)に示すようにめっきレジスト43を除去し、その後図6(b)に示すように電解めっきバンプ28をマスクとしてめっきシード層27とバリア層26を第2のエッチング工程により除去する。
【0068】
ここで、第1のエッチング工程と同様にシード層27のエッチング液としてはヨウ素とヨウ化カリウム及び酢酸からなる混合溶液を用い、また、バリア層26のエッチング液としては過酸化水素水を用いる。
【0069】
次に半導体ウエーハ39のスクライブ領域41に沿って半導体素子21を個片化することにより図6(c)示すように電解めっきバンプ28を備えた半導体装置を形成する。
【0070】
以上のように本実施の形態によれば、各電解めっきバンプ28ごとに定電流回路31を設け、各々の電解めっきバンプ28ごとにめっき電流を一定に制御することができるため、半導体ウエーハ面内でのめっき電流密度のばらつきを抑え、形成される電解めっきバンプ28の高さばらつきを効果的に低減することができる。
【0071】
また、先述したように、電解めっきバンプ28の高さばらつきが許容できる範囲で複数の電解めっきバンプ28のめっき電流をまとめて一つの定電流回路31で制御しても良い。例えば、半導体素子21ごとの複数の電解めっきバンプ28のめっき電流をまとめて一つの定電流回路31で制御しても良いし、あるいは、個々の半導体素子21に設けられる電解めっきバンプ28の個数より少ない複数の電解めっきバンプ28のめっき電流をまとめて一つの定電流回路31で制御しても良い。
【0072】
なお、本実施の形態では、定電流回路31、電流入力端子32、電流流出端子33を個々の半導体素子のチップ領域に形成したが、スクライブ領域に形成しても良いし、半導体ウエーハ39上であればチップ領域及びスクライブ領域以外の領域に形成しても良い。
【0073】
また、本実施の形態では、定電流回路31と電解めっきバンプ28とをバリア層26およびめっきシード層27からなる第1の配線45で接続し、定電流回路31と電解めっき電極47とをバリア層26およびめっきシード層27からなる第2の配線46で接続しているが、それぞれバリア層26およびめっきシード層27で接続する代わりに半導体素子内の配線で接続しても良い。この場合、めっき後に不要となる第1の配線45および第2の配線46を第2のエッチング工程で切断(除去)しているが、半導体素子内の電子的なスイッチによって切り離しても良い。
【0074】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、半導体ウエーハに複数の定電流回路が設けられ、電解めっきバンプ形成時には、半導体ウエーハ上で電解めっきバンプの形成される複数の半導体素子電極のそれぞれがどれか1つの定電流回路と対応し、各定電流回路をそれと対応する1つまたは複数の半導体素子電極に接続して電解めっきを行うことで、各定電流回路に接続された1つまたは複数の半導体素子電極ごとにめっき電流を一定に制御することができるため、半導体ウエーハ面内でのめっき電流密度のばらつきを抑え、形成される電解めっきバンプの高さばらつきを効果的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体装置を示す図
【図2】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す図
【図3】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す図
【図4】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す図
【図5】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す図
【図6】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す図
【図7】従来の半導体装置を示す図
【図8】従来の半導体装置の製造方法を示す図
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す図
【図10】従来の半導体装置の製造方法を示す図
【図11】従来の半導体装置の製造方法を示す図
【符号の説明】
1 半導体素子
2 内部回路
3 半導体素子電極
4 パッシベーション膜
5 第1の開口部
6 バリア層
7 めっきシード層
8 電解めっきバンプ
9 半導体ウエーハ
10 チップ領域
11 スクライブ領域
12 めっきレジスト
13 第2の開口部
14 電解めっき電極
15 電解めっき装置
16 電解めっき液
17 陽極
18 定電流電源
19 めっき電流
20 ダミーめっき領域
21 半導体素子
22 内部回路
23 半導体素子電極
24 パッシベーション膜
26 バリア層
27 めっきシード層
28 電解めっきバンプ
31 定電流回路
32 電流入力電極
33 電流流出電極
34 第1の開口部
39 半導体ウエーハ
40 チップ領域
41 スクライブ領域
42 エッチングレジスト
43 めっきレジスト
44 第2の開口部
45 第1の配線
46 第2の配線
47 めっき電極
48 電解めっき装置
49 電解めっき液
50 陽極
51 めっき電源
52 めっき電流
Claims (11)
- 半導体ウエーハと、前記半導体ウエーハの主面上に形成された複数の半導体素子と、前記半導体素子上に配列された複数の電極と、前記半導体素子の表面を被覆保護するパッシベーション膜と、前記パッシベーション膜に形成され前記電極の上を開口する開口部と、前記電極の上に形成された電解めっきバンプとを備えた半導体装置であって、
前記電解めっきバンプ形成時のめっき電流を一定に制御するために前記半導体ウエーハ内に形成された複数の定電流回路と、前記定電流回路に接続した電流入力電極と、前記定電流回路に接続した電流流出電極とを設けたことを特徴とする半導体装置。 - 定電流回路、前記定電流回路に接続した電流入力電極および前記定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の半導体素子ごとに設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 定電流回路、前記定電流回路に接続した電流入力電極および前記定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の半導体素子に設けられた電解めっきバンプの個数より少ない複数の電解めっきバンプごとに設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 定電流回路、前記定電流回路に接続した電流入力電極および前記定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の電解めっきバンプごとに設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 定電流回路、前記定電流回路に接続した電流入力電極および前記定電流回路に接続した電流流出電極は、個々の半導体素子どうしの間に形成されているスクライブ領域内に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 定電流回路は、電解めっきバンプ形成時には半導体素子の電極と電気的に接続され、前記電解めっきバンプ形成後に電気的に遮断されたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 半導体素子の電極と電解めっきバンプとの間に金属膜が設けられたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 複数の定電流回路が内部に形成され、表面にパッシベーション膜が形成され、前記パッシベーション膜が開口された部分に、半導体素子電極、前記定電流回路に接続した電流入力電極および前記定電流回路に接続した電流流出電極が形成された半導体ウエーハを準備する工程と、
前記半導体素子電極上に開口部を持つめっきレジストを形成する工程と、
電解めっき法を用いて前記開口部の前記半導体素子電極、前記電流入力電極、前記定電流回路、および前記電流流出電極を介してめっき電流を流すことにより、前記開口部の前記半導体素子電極上に電解めっきバンプを形成する電解めっき工程と、
前記めっきレジストを除去する工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 複数の定電流回路が内部に形成され、表面にパッシベーション膜が形成され、前記パッシベーション膜が開口された部分に、半導体素子電極、前記定電流回路に接続した電流入力電極および前記定電流回路に接続した電流流出電極が形成された半導体ウエーハを準備する工程と、
前記半導体ウエーハの表面に金属膜を形成する工程と、
前記金属膜上に所定のパターンのエッチングレジストを形成する工程と、
前記エッチングレジストをマスクにして前記金属膜をエッチングすることにより、前記電流入力電極と前記電流流出電極とが前記定電流回路を介した経路によってのみ電気的に接続されるように少なくとも前記電流入力電極と前記電流流出電極との間の前記金属膜の一部を除去する第1のエッチング工程と、
前記エッチングレジストを除去した後、前記半導体素子電極上の前記金属膜上に開口部を持つめっきレジストを形成する工程と、
電解めっき法を用いて前記開口部の前記金属膜、前記電流入力電極、前記定電流回路、および前記電流流出電極を介してめっき電流を流すことにより、前記開口部の前記金属膜上に電解めっきバンプを形成する電解めっき工程と、
前記めっきレジストを除去した後、前記電解めっきバンプをマスクとして前記金属膜をエッチングする第2のエッチング工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 第1のエッチング工程では半導体素子電極と電流入力電極との間が金属膜で電気的に接続されるように前記金属膜を残し、第2のエッチング工程により前記半導体素子電極と電流入力電極との間が電気的に遮断されるように前記金属膜を除去することを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。
- 第2のエッチング工程で、電解めっきバンプでマスクされていない電流入力電極および電流流出電極を溶解することなく金属膜のみを選択的にエッチングすることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。
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