JP3956044B2 - トンネル覆工法及び覆工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、山岳トンネルやシールドトンネル等各種のトンネルに於いて、一次覆工完了後に一次覆工面に止水シートの敷設と二次覆工用コンクリート7の打設を同時に行なえるトンネル覆工法及び覆工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術に於いて、先づ地山等にトンネルを掘削した後、抗壁に、例えば急結性のコンクリートを吹き付けて一次覆工を行なう。そして、当該一次覆工完了後に止水シートを一次覆工面に敷設する。その後更に、止水シート面に二次覆工用コンクリート7を打設して各種のトンネルの覆工工事が完了する。
【0003】
而して、上述した二次覆工工事は、組立式型枠や移動式型枠を、上記トンネルの構内に設置して、止水シート面と当該型枠表面間に二次覆工用コンクリート7を打設して行なう。そして、前者の組立式型枠は、特に、トンネルの急曲線部や特殊断面等に使用され、支持骨組と鋼製パネルとを組合わせてコンクリートの一回打設ごとに組立、解体を行なうものである。また、後者の移動式型枠は、移動架台と型枠より構成されると共に、当該型枠はジャッキやターンバックル等で該移動架台に支持されており、その断面形状が円形のものが主流であるが、特に鉄道、電力、共同溝等のシールドトンネルではインバート用、アーチ用又は特殊断面用の背割型の例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術は上述したトンネルの覆工法や覆工装置であるので、次の課題が存在した。
各種トンネルの二次覆工工事に於いて、当該トンネルを堀削して形成された構内の所定距離、例えば12(m)において、二次覆工用コンクリート7の硬化を行ない、その後、前記型枠を脱枠し次の所定距離まで当該型枠を移動し、二次覆工用コンクリートの打設を行う。これを順次繰り返えして、トンネル全長についての二次覆工工事が完成する。このように二次覆工用コンクリートの打設から養生を経て硬化するまで、約2〜3日の長時間を要する。従って、トンネル全長の覆工工事完成まで長期日数がかかると共に、脱枠機構等の設備を要するので、当該覆工装置が大型化する問題点があった。
一次覆工完了後に、該一次覆工面へ止水シートを敷設し、その後、二次覆工用コンクリートを打設するので、トンネルの覆工作業が複雑で時間がかかり、またコンクリート打設装置以外の別の止水シート敷設機を用意する必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るトンネル覆工法及び覆工装置は各種のトンネルに於ける覆工工事に適用するものであって、特に一次覆工完了後に止水シートの敷設と、二次覆工用コンクリート7の打設を同時に行なうことにより、トンネル覆工工期を短縮することを目的とした新規なトンネル覆工法及び覆工装置を提供するものである。以下、本発明に係るトンネル覆工法及び覆工装置の構成、手段について説明する。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、一次覆工完了後に於いて、一次覆工面に止水シートを敷設する工程と、該止水シートと滑動型枠の間に該止水シートの敷設と同時にコンクリートを打設する工程と、該コンクリートの打設完了から所定時間後に前後部で構成された前記滑動型枠を滑動する工程と、前記滑動型枠の前部に備えた圧力調整妻枠を妻枠用ジャッキで動作させて該滑動型枠内に注入されたフレッシュコンクリートの充填量を調整する工程とでなることを特徴とするトンネル覆工法である。
【0007】
請求項2記載の発明によれば、一次覆工面に止水シートを敷設するシート敷設部と、該止水シートの敷設と同時にコンクリートを打設する前後部で構成された滑動型枠と、養生中の該コンクリートを硬化する妻枠兼目地材と、該コンクリートの硬化後に前記滑動型枠を滑動する型枠ビーム滑動ジャッキと、前記滑動型枠の前部に備え該滑動型枠内に注入されたフレッシュコンクリートの充填量を妻枠用ジャッキの伸退動作で調整する圧力調整妻枠とでなることを特徴とするトンネル覆工装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係るトンネル覆工法及び覆工装置の実施の形態について添付図面に基づき詳細に説明する。
【0009】
図1は山岳等のトンネルであって、垂直断面形状が円形である場合を示すもので、本発明に係る覆工装置を実施適用した状態を示す正面図である。また図2は図1の矢視A―A線方向の断面図を示すものである。1は地山であり、各種の形状等を有するトンネルが堀削されている。2は急結性コンクリートであり、前記地山1の抗壁1aにコンクリート打設ノズル等で噴射し、硬化されている。このように前記トンネル堀削工事と急結性コンクリート2の打設工事が一次覆工工事である。
【0010】
次に、一次覆工完了後に二次覆工をするための覆工装置及び覆工法について図1及び図2に基づいて説明する。3は、滑動型枠であり、前部3aと後部3bで構成され、両者は結合されている。該滑動型枠3は図1に示すように円筒体で構成され、前記トンネル構内4の垂直断面と同一形状すなわち円形であって、前記急結性コンクリート2の面、すなわち一次覆工面とその上面とにより空間部5を形成して配置されている。当該空間部5には鉄筋や鉄骨6を組込んでいる。また、前記一次覆工面は後記する止水シート17bを敷設しており、この止水シート17bの面と前記滑動型枠3の上面間に二次覆工用コンクリート7を打設する。8は型枠ビームであり、図1に示すように前記滑動型枠3と略同一の円筒体形状であって、該滑動型枠3を支持するものである。尚、前記滑動型枠3は前部3aと後部3bを分離することなく単一構成であってもよい。該型枠ビーム8の上面は、本実施の形態では5列であって、多数個の型枠調整ジャッキ9をトンネル構内の中心から放射状に周設しかつ固定している。該型枠調整ジャッキ9は、前記滑動型枠3を支承すると共に、先端がガイドローラ部9aを構成した伸縮部9bを本体9c内に進退自在に装備している。
【0011】
10は型枠ビーム滑動ジャッキであり、先端が滑動型枠3の後部3b下面に固定されたブラケット11にピン等によって連結された伸縮部10a、及び該伸縮部10aを進退自在に装備した本体10bを有している。また、該本体10bは前記型枠ビーム8の上面に固定されたブラケット12に固着されている。13は前記止水シート17b面と前記型枠ビーム8の上面間に介設かつ周設された圧力調整妻枠であって、前記二次覆工用コンクリート7が硬化される前の充填されたフレッシュコンクリート7aを前記空間部5に打設、充填した際に於けるフレッシュコンクリート圧力を調整するものである。13aは妻枠兼目地材であり、前記二次覆工用コンクリート7の前端に配置されている。14は妻枠用ジャッキであり、伸縮部14aと本体部14bで構成され、該伸縮部14aは上記圧力調整妻枠13に固定されると共に、該本体部14bは前記型枠ビーム8の上面に固定されたブラケット15にピン等によって連結されている。尚、図中16は支持ジャッキであり、一端が前記妻枠用ジャッキ14に、他端が前記ブラケット15に連結されて、前記妻枠用ジャッキ14を支持するものである。
【0012】
上記した型枠調整ジャッキ9、型枠ビーム滑動ジャッキ10、妻枠用ジャッキ14及び支持ジャッキ16は、例えば油圧ジャッキ、空気圧ジャッキ等各種のジャッキが適用される。また、前記型枠ビーム滑動ジャッキ10、前記妻枠用ジャッキ14及び型枠ビーム8に取付けられた型枠調整ジャッキ9によって、型枠滑動手段が構成される。
【0013】
17はシート敷設部であって本装置の前部に配置されてなり、止水シート送出機17a、止水シート17b、及びシートガイドローラ17cで構成されており、該止水シート送出機17aは内部に止水シート17bを収容している。該シートガイドローラ17cは前記止水シート送出機17aから送出された止水シート17bを前記一次覆工面に万遍に行渉るように敷設すべく両端が転動部材17eで構成している。また、前記止水シート送出機17aは前記型枠ビーム8の上面に固定されたブラケット18上に載置されており、上面が覆部材17dで被覆されている。
【0014】
19は後部型枠ビーム保持ジャッキであり、一方が伸縮部19aであって、前記二次覆工用コンクリート7の下面に固定し、他方が該伸縮部19aを進退自在に収容する本体部19bであって、前記型枠ビーム8の上面に固定されている。前記後部型枠ビーム保持ジャッキ19は図1に示すように、前記型枠ビーム8の円周上面に沿って所望数配置し、本装置及び前記型枠ビーム8を支持している。
【0015】
20は前部型枠ビーム保持ジャッキであり、一方が伸縮部20aであって、前記一次覆工面すなわち急結性コンクリート2の面に固定し、他方が本体部20bであって、該伸縮部20aを進退自在に収容すると共に、前記型枠ビーム8の上面に固定されている。そして、前記前部型枠ビーム保持ジャッキ20は図1に示すように前記型枠ビーム8の円周上面に沿って所望数配置し、本装置及び前記型枠ビーム8を支持している。図中、21はコンクリート打設注入管であり、前記該滑動型枠3の前部3aと後部3bの面に配管してフレッシュコンクリート7aを注入する。尚、フレッシュコンクリート7aは汎用のコンクリートであってもよい。
【0016】
次に、本発明に係るトンネル覆工装置の動作について図2に基づき説明し、併せてトンネル覆工法を明らかにする。
【0017】
図2は一方が二次覆工用コンクリート7が打設を終了した状態であって、他方が鉄筋又は鉄骨6を空間部5内に組込んだ状態を示すものである。図2に於いて、前記二次覆工用コンクリート7は養成中であり、滑動型枠3の前部3aが前記鉄骨又は鉄筋6を組込んだ空間部5に隣接配置すると共に、該滑動型枠3の後部3bが、前記二次覆工用コンクリート7の面に接触配置している。このとき、前記養生中の二次覆工用コンクリート7は妻枠兼目地材13aにより膨張、収縮作用を許容されながら硬化される。そして前記妻枠兼目地材13aによって、コンクリート7の養生中に鉄筋又は鉄骨6の組込み作業を行なう。図2に示すように止水シート送出機17aの送出し動作により前記止水シート17bは前記急結性コンクリート2面とニ次覆工用コンクリート7面間に介在された部分から前方の前記空間部5の上部にまで延在させてあり、前記急結性コンクリート2面すなわち一次覆工面に敷設している。これが一次覆工面に止水シート17bを敷設する工程である。そして、止水シート17bの敷設と同時に、前記滑動型枠3の前部3aに備えたコンクリート打設注入管21から前記フレッシュコンクリート7aを噴射注入する。然るに、フレッシュコンクリート7aはその適宜量を前記空間部5内に注入され、打設が行なわれる。フレッシュコンクリート7aの注入量が増えるに従って、前記圧力調整妻枠13に圧力がかかると共に、前記空間部5内にフレッシュコンクリート7aが充填される。そして、前圧力調整妻枠13の動作によりフレッシュコンクリート7aの充填量が自動的に調整される。これが止水シート17bと滑動型枠3の間にフレッシュコンクリート7aを打設する工程である。このように、本発明に係るトンネルの覆工法は前記止水シート17bの敷設作業とフレッシュコンクリート7aの打設作業を同時に行えることとなる。
【0018】
次に、所定時間、例えば2〜3時間経過すれば、前記型枠ビーム滑動ジャッキ10の伸縮部10aを伸長させて、図2の仮想線で示す位置まで動作させる。そこで、前記滑動型枠3の後部3bが前部3aの位置へ、更に前部3aは仮想線で示すように前方に滑動する。このとき、前記型枠調整ジャッキ9の伸縮部9aは滑車等でなるガイドローラ部9aを装着しており、当該ガイドローラ部9aが前記滑動型枠3の滑動を司どる。また、前記滑動型枠3の滑動と共に、前記妻枠用ジャッキ14は前記圧力調整妻枠13でフレッシュコンクリート圧力を保持調整しつつ、その伸縮部14aが本体部14b内に縮退する。このような動作がフレッシュコンクリート7aの打設から所定時間後に滑動型枠3を滑動する工程である。
【0019】
次に、前記コンクリート打設注入管21により、打設されたフレッシュコンクリート7aが養生中に於いて、次の空間部5内に鉄筋又は鉄骨6を組み込む作業を行なう。このような場合、当該作業を円滑化すべく、前記型枠調整ジャッキ9の一部又は全部についてその伸縮部9aを縮退させることもできる。そして、前記フレッシュコンクリート7aはその養生が終了すれば硬化完了して二次覆工用コンクリート7となる。実施例によれば、前記滑動型枠3の前部3a及び後部3bの滑動量は第1回目の二次覆工距離、例えば約12(m)である場合、その半分約6(m)滑動させて二次覆工を行なう。
【0020】
次に、前記後部型枠ビーム保持ジャッキ19及び前記前部型枠ビーム保持ジャッキ20を操作し、それぞれ二次覆工用コンクリート7面及び急結性コンクリート2面すなわち一次覆工面から離脱させる。そして、前記型枠ビーム滑動ジャッキ10の伸縮部10aが縮退すると共に、前記妻枠用ジャッキ14の伸縮部14aを伸長させて、前記滑動型枠3の前部3a及び後部3bが前記二次覆工距離の残り半分すなわち6(m)分まで滑動する。以後、順次同一工程や作業を繰返えすことによりトンネル二次覆工工事の全体が完了することとなる。上記の実施の形態は、前記滑動型枠3が前部3a及び後部3bを備えた場合であるが、本発明はこれに限定されず単一構造の滑動型枠3であってもよく、このような場合、前記滑動型枠3の全長又は半分の距離を滑動させることにより、上記と同一の動作をさせることができ、各種トンネルの形状や長さ等を考慮してその覆工法や装置を決定すればよいものである。以上のように本発明によれば、滑動型枠3のセット作業や鉄筋、鉄骨6の枠組み作業や止水シート17bの敷設作業及びフレッシュコンクリート7aの打設充填作業及び滑動型枠3の滑動作業を一連に行なうことができ、工期完成日数を大幅に短縮できる。
【0021】
【発明の効果】
本発明に係るトンネル覆工法及び覆工装置は叙上の構成、動作を有するので次の効果がある。
【0022】
請求項1記載の発明によれば、一次覆工完了後に於いて、一次覆工面に止水シートを敷設する工程と、該止水シートと滑動型枠の間に該止水シートの敷設と同時にコンクリートを打設する工程と、該コンクリートの打設完了から所定時間後に前後部で構成された前記滑動型枠を滑動する工程と、前記滑動型枠の前部に備えた圧力調整妻枠を妻枠用ジャッキで動作させて該滑動型枠内に注入されたフレッシュコンクリートの充填量を調整する工程とでなることを特徴とするトンネル覆工法を提供する。このような構成としたので、フレッシュコンクリートの充填量が合理的にかつ自動的に調整でき、該フレッシュコンクリートの固化動作を適正に行うことができ、山岳トンネル、シールドトンネル等各種のトンネルに適用できると共にコンクリートの打設から二次覆工完了まで大幅に工期を短縮できるトンネル覆工法を提供する効果がある。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、一次覆工面に止水シートを敷設するシート敷設部と、該止水シートの敷設と同時にコンクリートを打設する前後部で構成された滑動型枠と、養生中の該コンクリートを硬化する妻枠兼目地材と、該コンクリートの硬化後に前記滑動型枠を滑動する型枠ビーム滑動ジャッキと、前記滑動型枠の前部に備え該滑動型枠内に注入されたフレッシュコンクリートの充填量を妻枠用ジャッキの伸退動作で調整する圧力調整妻枠とでなることを特徴とするトンネル覆工装置を提供する。このような構成としたので、フレッシュコンクリートの充填量が合理的にかつ自動的に調整でき、該フレッシュコンクリートの固化動作を適正に行うことができ、山岳トンネル、シールドトンネル等各種のトンネルに適用できると共にコンクリートの打設から二次覆工完了まで大幅に工期を短縮できるトンネル覆工装置を提供する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネル覆工法及び覆工装置を実施した場合に於けるトンネルの構造を示す正面図である。
【図2】本発明に係るトンネル覆工法及び覆工装置を示す図であって、図1の矢視A―A線方向の一部切欠した断面図である。
【符号の説明】
1 地山
1a 抗壁
2 急結性コンクリート(一次覆工面)
3 滑動枠
3a 滑動枠の前部
3b 滑動枠の後部
4 トンネル構内
5 空間部
6 鉄筋(鉄骨)
7 二次覆工用コンクリート
7a フレッシュコンクリート
8 型枠ビーム
9 型枠調整ジャッキ
9a ガイドローラ
9b 伸縮部
9c 本体部
10 型枠ビーム滑動ジャッキ
11 ブラケット
12 ブラット
13 圧力調整妻枠
13a 妻枠兼目地材
14 妻枠用ジャッキ
14a 伸縮部
14b 本体部
15 ブラケット
16 支持ジャッキ
17 シート敷設部
17a 止水シート送出機
17b 止水シート
17c シートガイドローラ
17d 覆部材
18 ブラケット
19 後部型枠ビーム保持ジャッキ
19a 伸縮部
19b 本体部
20 前部型枠ビーム保持ジャッキ
20a 伸縮部
20b 本体部
21 コンクリート打設注入管
Claims (2)
- 一次覆工完了後に於いて、一次覆工面に止水シートを敷設する工程と、該止水シートと滑動型枠の間に該止水シートの敷設と同時にコンクリートを打設する工程と、該コンクリートの打設完了から所定時間後に前後部で構成された前記滑動型枠を滑動する工程と、前記滑動型枠の前部に備えた圧力調整妻枠を妻枠用ジャッキで動作させて該滑動型枠内に注入されたフレッシュコンクリートの充填量を調整する工程とでなることを特徴とするトンネル覆工法。
- 一次覆工面に止水シートを敷設するシート敷設部と、該止水シートの敷設と同時にコンクリートを打設する前後部で構成された滑動型枠と、養生中の該コンクリートを硬化する妻枠兼目地材と、該コンクリートの硬化後に前記滑動型枠を滑動する型枠ビーム滑動ジャッキと、前記滑動型枠の前部に備え該滑動型枠内に注入されたフレッシュコンクリートの充填量を妻枠用ジャッキの伸退動作で調整する圧力調整妻枠とでなることを特徴とするトンネル覆工装置。
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