JP3952742B2 - 密封構造およびこれに用いるシールリング - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、密封構造およびこれに用いるシールリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に、従来例における密封構造の上半分の断面構造を示す。この密封構造は、外筒1と、軸体2と、シールリング3とを備える。このシールリング3は、環状芯金3aの内径側に対して弾性材からなるラジアルリップ3bが被着されて構成されている。
【0003】
一方、シールリング3を外筒1と軸体2との対向環状空間に軸体2の一端側から図中矢印方向に向けて組み込むとき、ラジアルリップ3bの反転を防止するために、軸体2の一端側にはテーパー状面取り2aが形成されている。
【0004】
そして、シールリング3を軸体2の一端側から組み込むとき、ラジアルリップ3bは、その組み込みの進行に伴ない、実線で示すように軸体2に形成されたテーパー状面取り2aの昇り勾配を摺動しつつ拡径されながら昇らされ、テーパー状面取り2aを昇り終えてからはその拡径された状態で、軸体2の外周面上をさらに組み込み方向に所定の距離D1を摺動させられた後、仮想線で示すように所定のしめしろをもって軸体2の外周面に圧接させられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造では、ラジアルリップ3bがテーパー状面取り2aを拡径されつつ昇り、さらに前記圧接位置まで摺動させられる過程で作用する摺動抵抗により図の仮想線で示すように反転させられることがある。
【0006】
なお、従来のテーパー状面取り2aは、軸体2の端面処理のためだけに設けられているから、通常、その角度θ1は大きくされ、また、その軸心方向の領域S1も小さくされている。
【0007】
そこで、本発明者らは、ラジアルリップ3bの反転を確実に防止するために、テーパー状面取り2aの角度を通常の端面処理で形成される角度より小さくすることにより、ラジアルリップ3bの昇り勾配を緩やかにして、前記摺動抵抗を小さく抑制することを考えた。
【0008】
しかしながら、前記テーパー状面取り2aの角度を小さくしてその勾配を緩やかにすると、ラジアルリップ3bを所定のしめしろをもって軸体2の外周面に圧接させるに十分な距離を昇らせる必要があるから、その面取り領域が軸心方向に増大し、その増大した分、ラジアルリップ3bの接触位置を軸体2の奥側へ配置しなければならなくなるとともに、その面取り領域が増大する分、デッドスペースが大きくなる。
【0009】
したがって、本発明は、シールリングを組み込むときに、ラジアルリップが反転しないように軸体の外周面上を摺動して適正な接触状態にセットできるようにすることを解決すべき課題とする。
【0010】
本発明はまた、ラジアルリップの反転をより確実に防止するためテーパー状面取りの角度を小さくしてその勾配を緩やかにし、また、その角度を小さくした結果、面取り領域が増大してもその増大領域がデッドスペースとならず、密封性能を維持させるためのスペースに有効に利用できるようすることを他の解決すべき課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の密封構造は、外筒と、この外筒の内径側に回転自在に挿入支持されかつ一端にテーパー状面取りが設けられた軸体との対向環状空間に対してシールリングが前記軸体の一端側から組み込まれるとともに前記軸体の一端側の近傍に配設される密封構造であって、前記シールリングは、前記外筒内周面に固定されかつ前記軸体の外周面へ延びる環状芯金と、この環状芯金の内径側に前記組み込み方向下流側に向けて延びる状態で被着される主ラジアルリップと、前記環状芯金の内径側に前記組み込み方向上流側に向けて延びる状態で被着される補助ラジアルリップとを有し、前記テーパー状面取りは前記組み込み方向下流側に向って拡径しており、前記主ラジアルリップを前記補助ラジアルリップよりも前記組み込み方向下流側に設けつつ、前記補助ラジアルリップの内周面を前記テーパー状面取りと微小隙間を介して平行に対向させていることを特徴とする。
前記テーパー状面取りの全長が前記補助ラジアルリップの内周面の全幅以上であり、前記補助ラジアルリップの内周面の組み込み方向下流側端部と前記テーパー状面取りの組み込み方向下流側端部とを対向させてもよい。
前記テーパー状面取りの組み込み方向下流側端部からの前記主ラジアルリップの自由端の摺動する距離が、前記補助ラジアルリップの組み込み方向下流側端部と前記主ラジアルリップの自由端との距離に等しくしてもよい。
【0012】
本発明の密封構造によると、テーパー状面取りを昇り終えた主ラジアルリップは軸体の外周面上を摺動させられるが、主ラジアルリップの実質的な摺動距離は補助ラジアルリップの組み込み方向下流側端部と主ラジアルリップの自由端との距離に等しく、テーパー状面取りを昇り終えてからの主ラジアルリップの摺動距離が短くて済み、主ラジアルリップの反転を確実に防止できるようになる。
【0014】
そしてまた、前記主ラジアルリップの自由端側が、前記軸体の外周面に所定しめしろをもって圧接させられる状態で、かつ、前記補助ラジアルリップの内周面を前記テーパー状面取りと微小隙間を介して平行に対向させられる状態で組み込まれて使用されるから、テーパー状面取りを補助ラジアルリップとの間で微小隙間を形成させてラビリンスシールとして機能させられ、主ラジアルリップは補助ラジアルリップと相俟ってその密封性能を確保することができる。
【0015】
そして、この場合、主ラジアルリップがテーパー状面取りで反転させられるのを防止するため、テーパー状面取りの角度を小さくして面取り領域が増大して、主ラジアルリップの摺動面が短くなっても、主ラジアルリップは補助ラジアルリップと相俟って、前記した密封性能を維持できるとともに、その増大した面取り領域がデッドスペースとはならずに済む。
【0021】
本発明のシールリングは、前記主ラジアルリップの外周面における円周数箇所から前記環状芯金の外径側に向けて、前記リップと同一素材からなる複数のリブを架け渡す状態で設けたものである。このようなリブを設けると、主ラジアルリップに対してそれを反転させる向きの引張力が作用しても、このリブがこの引張力に抗するから、主ラジアルリップの反転をより確実に防止できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0023】
図1は、本発明の実施形態に係る密封構造の上半分を示す断面図、図2は、図1の要部を拡大してシールリングの装着過程を示す断面図、図3は、シールリングの主ラジアルリップの反転に関する作用の説明に供する断面図である。
【0024】
図1を参照して、図例の密封構造は、外筒1と、軸体2と、シールリング3とを備える。
【0025】
外筒1は、固定側として、その内周面が円形となっている。
【0026】
軸体2は、回転側として、外筒1の内径側に回転自在に挿入支持されかつ一端側にテーパー状面取り2aが設けられている。
【0027】
シールリング3は、外筒1と軸体2との対向環状空間に対して軸体2の図中左側の一端側から矢印P方向(組み込み方向)に向けて組み込まれ、該一端側の近傍に設定された所定の装着領域に配設される。
【0028】
シールリング3は、上半分断面形状が逆さLの字形状とされて外筒1の内周面に固定されかつ軸体2の外周面へ向けて延びる環状芯金3aと、環状芯金3aの内径側に被着された主ラジアルリップ3bと、主ラジアルリップ3bを軸体2の外周面に圧接させるための環状のガータスプリング3cとを有するとともに、環状芯金3aの内径側にさらに補助ラジアルリップ3dを有する。
【0029】
これら主ラジアルリップ3bと補助ラジアルリップ3dは、環状芯金3aの内径側から見て、それぞれ、組み込み方向下流側と上流側に向けて延びている。
【0030】
そして、本実施の形態においては、主ラジアルリップ3bの自由端側3b1を、軸体2の外周面においてテーパー状面取り2aの側近位置に対して所定しめしろをもって圧接させた状態で、補助ラジアルリップ3dの内周面のほぼ全幅を、軸体2のテーパー状面取り2aの大半領域に対して微小隙間4を介してほぼ平行に対向させたことに特徴を有する。
【0031】
この特徴構成をさらに詳しく説明する。
【0032】
テーパー状面取り2aにおいて、2a1は、面取り始端、2a2は、面取り終端、S2は、面取り領域、θ2は、面取り角度を示す。
【0033】
そして、このテーパー状面取り2aの角度θ2は、主ラジアルリップ3bがリップ反転しないように、通常の面取り角度θ1(>θ2)よりも小さく緩やかにされており、かつ、面取り領域S2も通常の面取り領域S1(<S2)よりも大きくなっている。
【0034】
なお、通常の面取り角度θ1は、45°であるが、本実施の形態における面取り角度θ2は、20°〜30°程度である。
【0035】
また、主ラジアルリップ3bにおいて、3b1は、その自由端を示し、また、補助ラジアルリップ3dにおいて、3d1,3d2は、リップ端、L2は、その内周面全幅を示す。
【0036】
そして、主ラジアルリップ3bは、補助ラジアルリップ3dのリップ端3d2がテーパー状面取り2aの終端2a2に近接対向する状態において、その自由端側3b1が軸体2の内周面に圧接する位置がテーパー状面取り2aの側近位置となる。
【0037】
また、補助ラジアルリップ3dの内周面のほぼ全幅は、テーパー状面取り2aの面取り領域S2の大半にわたるほどの十分な幅にされている。これによって、補助ラジアルリップ3dは、テーパー状面取り2aとの間で長い対向隙間4を形成することができる。
【0038】
図2を参照して、シールリング3の組み込みについて説明する。すなわち、実線で示すように、シールリング3の主ラジアルリップ3bが、拡径されず自然状態で軸体2のテーパー状面取り2aに接している。この状態からシールリング3を軸体2と外筒1との間の環状空間に向けて挿入する。この挿入の進行に伴い、主ラジアルリップ3bは、矢印P1で示すようにテーパー状面取り2a上を摺動しながら徐々に昇りつつ拡径されていく。そして、主ラジアルリップ3bは、テーパー状面取り2aの終端2a2まで昇ると、それ以降は、矢印P2で示すように拡径した状態を保って仮想線で示されるテーパー状面取り2aの側近位置まで摺動させられる。
【0039】
以上のシールリング3の場合、補助ラジアルリップ3dの内周面のほぼ全幅を、軸体1のテーパー状面取り2aの大半領域に対して微小隙間4を介してほぼ平行に対向させたことで、テーパー状面取り2aを補助ラジアルリップ3dと共にラビリンスシールを構成させることができる。
【0040】
したがって、主ラジアルリップ3bの反転防止のため面取り角度θ2を小さくして、テーパー状面取り2aの面取り領域S2が大きくなっても、前記のようにテーパー状面取り2aをラビリンスシールとして機能させられるから、テーパー状面取り2aがデッドスペースとならずに済む。
【0041】
また、主ラジアルリップ3bは、軸体2の外周面においてテーパー状面取り2aの側近位置に対して所定しめしろをもって圧接させられるから、テーパー状面取り2aの終端2a2からその圧接位置まで摺動させられる距離D2が従来の距離D1より短くなり、これによって、短くなった距離分(D2−D1)、摺動させられずに済んでリップ反転を起こさずに済む。
【0042】
なお、本実施の形態では、補助ラジアルリップ3dとテーパー状面取り2aとが非接触にされているから、摺動抵抗を小さく抑制でき、シールリング3の組み込みを容易にすることができる。さらに、補助ラジアルリップ3dの内周面のほぼ全幅が、テーパー状面取り2aの大半領域を覆うように対向させられているとともに、補助ラジアルリップ3dとテーパー状面取り2aとが組み込み方向上流側に向けて縮径しているから外部からのダストが前記環状空間内に侵入するのを効果的に防止できる。
【0043】
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、以下の実施形態にも適用することができる。
【0044】
(1) 図3および図4に、本発明の他の実施形態に係る密封構造を示す。図3は、密封構造の上半分を示す断面図、図4は、図3の背面を示す断面図である。
【0045】
この実施形態の場合、主ラジアルリップ3bの外周面における円周数箇所から環状芯金3aの外径側に向けて、主ラジアルリップ3bと補助リップ3dと同一素材からなるリブ5が架け渡される状態で設けられている。
【0046】
このようなリブ5は、主ラジアルリップ3bがテーパー状面取りを昇りつつ拡径するときにそれに働く反転モーメントにより反転しようとすると、リブ5は、その反転モーメントに対する抗力として作用し、主ラジアルリップ3bは反転を防止される。
【0047】
また、このリブ5は、肉厚を薄くされているから、主ラジアルリップ3bがテーパー状面取り2aを昇るときに圧縮されて座屈するから、主ラジアルリップ3bのテーパー状面取り2aに対する摺動抵抗を大きくするものではない。
【0048】
(2) 本実施の形態においては、外筒と軸体との間の対向環状空間に組み込まれるが、例えば、転がり軸受において、外輪を外筒、内輪を軸体とし、これら外輪と内輪との対向環状空間を密封するシールリングに適用することができ、また、このシールリングと転がり軸受とを含めた密封構造に適用することができる。
【0049】
この転がり軸受を用いる車両用軸受装置や、プーリユニットなど、本実施の形態のような外筒と軸体との関係を有する構造を備えた機械や装置のすべてに同様に適用することができる。
【0050】
この場合、外筒は、単なる名称にすぎず、外筒として上記のように外輪に適用する以外に、単に固定されたハウジングであってもよい。また、外筒そのものは、環状体とされ、他の環状体や円筒体と接続される構造であってもよい。
【0051】
(3) 本実施の形態においては、テーパー状面取り2aは軸体の自由端側に設けられるが、図5で示すように、小径領域2bと大径領域2cとを有し、かつ、小径領域2bと大径領域2cとの境界に組み込み方向に拡径する斜面2dを有する軸体2において、シールリング3を用いて外筒1内部を小径領域2b側と大径領域2c側とに仕切るような密封構造に対しても適用することができる。
【0052】
このような場合、その大径領域2cで構成される軸部分を、上記実施の形態と同様に、一端側にテーパー状面取り2aが設けられた軸体2に含めることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、テーパー状面取りを昇り終えた主ラジアルリップを、軸体の外周面上を摺動させるにあたり、主ラジアルリップの実質的な摺動距離を補助ラジアルリップの組み込み方向下流側端部と主ラジアルリップの自由端との距離に等しくしたから、テーパー状面取りを昇り終えてからの主ラジアルリップの摺動距離が短くて済み、主ラジアルリップの反転を確実に防止できるようになる。
【0055】
そしてまた、前記主ラジアルリップの自由端側を、前記軸体の外周面においてテーパー状面取りの側近位置に対して所定しめしろをもって圧接させる状態で、かつ、前記補助ラジアルリップの内周面を前記テーパー状面取りと微小隙間を介して平行に対向させる状態で使用するから、テーパー状面取りを補助ラジアルリップとの間で微小隙間を形成させてラビリンスシールとして機能させられ、主ラジアルリップは補助ラジアルリップと相俟ってその密封性能を確保することができる。
【0056】
この場合、主ラジアルリップがテーパー状面取りで反転させられるのを防止するため、テーパー状面取りの角度を小さくして面取り領域が増大しても、主ラジアルリップは補助ラジアルリップと相俟って、前記した密封性能を維持できるとともに、その増大した面取り領域がデッドスペースとはならずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る密封構造の上半分を示す断面図
【図2】図1の要部を拡大してシールリングの装着過程を示す断面図
【図3】本発明の他の実施形態に係る密封構造の上半分を示す断面図
【図4】図4の背面を示す断面図
【図5】本発明の他の実施形態に係る密封構造の上半分を示す断面図
【図6】従来の密封構造の上半分を示す断面図
【符号の説明】
1 外筒
2 軸体
2a テーパー状面取り
3 シールリング
3a 環状芯金
3b 主ラジアルリップ
3d 補助ラジアルリップ
Claims (4)
- 外筒と、この外筒の内径側に回転自在に挿入支持されかつ一端にテーパー状面取りが設けられた軸体との対向環状空間に対してシールリングが前記軸体の一端側から組み込まれるとともに前記軸体の一端側の近傍に配設される密封構造であって、
前記シールリングは、前記外筒内周面に固定されかつ前記軸体の外周面へ延びる環状芯金と、この環状芯金の内径側に前記組み込み方向下流側に向けて延びる状態で被着される主ラジアルリップと、前記環状芯金の内径側に前記組み込み方向上流側に向けて延びる状態で被着される補助ラジアルリップとを有し、
前記テーパー状面取りは前記組み込み方向下流側に向って拡径しており、前記主ラジアルリップを前記補助ラジアルリップよりも前記組み込み方向下流側に設けつつ、前記補助ラジアルリップの内周面を前記テーパー状面取りと微小隙間を介して平行に対向させている、ことを特徴とする密封構造。 - 前記テーパー状面取りの全長が前記補助ラジアルリップの内周面の全幅以上であり、前記補助ラジアルリップの内周面の組み込み方向下流側端部と前記テーパー状面取りの組み込み方向下流側端部とを対向させている、ことを特徴とする請求項1に記載の密封構造。
- 前記テーパー状面取りの組み込み方向下流側端部からの前記主ラジアルリップの自由端の摺動する距離が、前記補助ラジアルリップの組み込み方向下流側端部と前記主ラジアルリップの自由端との距離に等しい、ことを特徴とする請求項1または2に記載の密封構造。
- 請求項1ないし3に記載の密封構造に用いるシールリングであって、
前記主ラジアルリップの外周面における円周数箇所から前記環状芯金の外径側に向けて、前記リップと同一素材からなる複数のリブが架け渡される状態で設けられている、ことを特徴とするシールリング。
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