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JP3950197B2 - シリコーン含有有機重合体の製造方法 - Google Patents

シリコーン含有有機重合体の製造方法 Download PDF

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JP3950197B2
JP3950197B2 JP17115497A JP17115497A JP3950197B2 JP 3950197 B2 JP3950197 B2 JP 3950197B2 JP 17115497 A JP17115497 A JP 17115497A JP 17115497 A JP17115497 A JP 17115497A JP 3950197 B2 JP3950197 B2 JP 3950197B2
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晴彦 古川
誠 吉武
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Dow Corning Toray Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシリコーン含有有機重合体の製造方法に関し、詳しくは、機械的強度が高く、有機樹脂に対する相溶性が良好であり、かつ、表面改質特性に優れるシリコーン含有有機重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
有機重合体の表面特性を改質する目的で、ラジカル重合性有機単量体に、メタアクリル基,アクリル基等のラジカル重合可能な有機基を1分子中に1個含有する線状もしくは分岐状のオルガノポリシロキサンをマクロモノマーとして共重合させる方法が知られている(特開平7−196975号公報、特開平1−319518号公報および特開平1−254719号公報参照)。しかし、これらのオルガノポリシロキサンを共重合して得られるシリコーン含有有機重合体は、シリコーンを含まない有機樹脂に対する相溶性が低く、かつ、機械的強度が低いという問題点があった。さらにシリコーンによる十分な表面改質特性を得るためには、上記オルガノポリシロキサンを比較的多量に共重合させなければならず、その結果、前記した問題点がより顕著となるといった問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、機械的強度が高く、有機樹脂に対する相溶性が良好であり、かつ、表面改質特性に優れるシリコーン含有有機重合体の製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(A)ラジカル重合性有機単量体 0〜99.9重量部と、(B)一般式:
【化5】
Figure 0003950197
{式中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくはアリール基であり、X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
【化6】
Figure 0003950197
(式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、Xi+1は水素原子,炭素原子数1〜10のアルキル基,アリール基および上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。)}で示されるラジカル重合可能な有機基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体 100〜0.1重量部を重合させてなるシリコーン含有有機重合体の製造方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に使用される(A)成分のラジカル重合性有機単量体は、ラジカル重合性の有機基を有する単量体であればよく特に限定されない。かかるラジカル重合性の有機基としては、ビニル基,ビニレン基またはビニリデン基が好ましい。このような本成分のラジカル重合性有機単量体としては、例えば、メチルアクリレート,エチルアクリレート,プロピルアクリレート,n−ブチルアクリレート,イソブチルアクリレート,アミルアクリレート,ヘキシルアクリレート,2−エチルヘキシルアクリレート,シクロヘキシルアクリレート,n−オクチルアクリレート,グリシジルアクリレート,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシプロピルアクリレート,2,2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート,オクタフルオロペンチルアクリレート,メチルメタクリレート,エチルメタクリレート,n−ブチルメタクリレート,イソブチルメタクリレート,2−エチルヘキシルメタクリレート,ラウリルメタクリレート,トリデシルメタクリレート,ベンジルメタクリレート,シクロヘキシルメタクリレート,テトラヒドロフルフリルメタクリレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,2−ヒドロキシプロピルメタクリレート,グリシジルメタクリレート,2−メトキシエチルメタクリレート,2−エトキシエチルメタクリレート,オクタフルオロペンチルメタクリレート等の不飽和カルボン酸エステル化合物;メタクリル酸,アクリル酸等の不飽和脂肪族カルボン酸化合物;アクリル酸アミド,メタクリル酸アミド,N−メチロールアクリル酸アミド等の不飽和脂肪族カルボン酸アミド化合物;アクリロニトリル,メタクリロニトリル等の不飽和脂肪族ニトリル化合物;酢酸ビニル,プロピオン酸ビニル,バーサティツク酸ビニル等の不飽和脂肪族化合物;無水マレイン酸,4−メタクリロキシエチルトリメリット酸無水物(4−META)等の不飽和カルボン酸無水物;塩化ビニル,弗化ビニル等のハロゲン化ビニル化合物;スチレン,メチルスチレン,ビニルトルエン,ビニルピリジン等の芳香族ビニル化合物;ブタジエン,イソプレン等の脂肪族ジエン化合物が挙げられる。本成分のラジカル重合性有機単量体としては上記したような単量体を単独で使用してもよく、また、2種以上の混合物を使用してもよい。なお、本成分が0重量部ということは、(B)成分の単独重合体であってもよいことを意味している。
【0006】
本発明に使用される(B)成分のラジカル重合可能な有機基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化7】
Figure 0003950197
で示される。上式中、Yで示されるラジカル重合可能な有機基としてはラジカル付加反応により重合可能な有機基であればよいが、具体的には、一般式:
【化8】
Figure 0003950197
で示される(メタ)アクリル基含有有機基、一般式:
【化9】
Figure 0003950197
で示されるスチリル基含有有機基または炭素原子数2〜10のアルケニル基が挙げられる。上式中、R4およびR6は水素原子もしくはメチル基であり、R5およびR8は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基である。bは0〜4の整数であり、cは0または1である。このようなラジカル重合可能な有機基としては、例えば、アクリロキシメチル基,3−アクリロキシプロピル基,メタクリロキシメチル基,3−メタクリロキシプロピル基,4−ビニルフェニル基,3−ビニルフェニル基,4−(2−プロペニル)フェニル基,3−(2−プロペニル)フェニル基,2−(4−ビニルフェニル)エチル基,2−(3−ビニルフェニル)エチル基,ビニル基,アリル基,メタリル基,5−ヘキセニル基が挙げられる。R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくはアリール基であり、アルキル基としては、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,イソプロピル基,イソブチル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基が例示され、アリール基としては、フェニル基,ナフチル基が例示される。これらの中でもメチル基,フェニル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
【化10】
Figure 0003950197
上式中、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,ヘキシレン基などの直鎖状アルキレン基;メチルメチレン基,メチルエチレン基,1−メチルペンチレン基,1,4−ジメチルブチレン基等の分岐状アルキレン基が例示される。これらの中でも、エチレン基,メチルエチレン基,ヘキシレン基,1−メチルペンチレン基,1,4−ジメチルブチレン基が好ましい。R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,イソプロピル基が例示される。R1は前記と同じである。Xi+1は水素原子,炭素原子数1〜10のアルキル基,アリール基および上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。aiは0〜3の整数である。iは1〜10の整数であり、これは該シリルアルキル基の階層数、即ち、該シリルアルキル基の繰り返し数を示している。従って、階層数が1である場合に、本成分の分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化11】
Figure 0003950197
(式中、Y,R1,R2およびR3は前記と同じであり、R9は水素原子または前記R1と同じである。a1は前記aiと同じであるが、1分子中のa1の平均合計数は0〜7である。)で示され、階層数が2である場合に、本成分の分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化12】
Figure 0003950197
(式中、Y,R1,R2,R3およびR9は前記と同じである。a1およびa2は前記aiと同じであるが、1分子中のa1とa2の平均合計数は0〜25である。)で示され、階層数が3である場合に、本成分の分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化13】
Figure 0003950197
(式中、Y,R1,R2,R3およびR9は前記と同じである。a1,a2およびa3は前記aiと同じであるが、1分子中のa1とa2とa3の平均合計数は0〜79である。)で示される。
【0007】
本成分のラジカル重合可能な有機基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体としては、下記平均組成式で示される重合体が例示される。下式中、Meはメチル基,Etはエチル基,Octはオクチル基,Phはフェニル基を意味している。
【化14】
Figure 0003950197
【化15】
Figure 0003950197
【化16】
Figure 0003950197
【化17】
Figure 0003950197
【化18】
Figure 0003950197
【化19】
Figure 0003950197
【化20】
Figure 0003950197
【化21】
Figure 0003950197
【化22】
Figure 0003950197
【化23】
Figure 0003950197
【化24】
Figure 0003950197
【化25】
Figure 0003950197
【化26】
Figure 0003950197
【化27】
Figure 0003950197
【0008】
このような本成分のラジカル重合可能な有機基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体は、例えば、一般式:
【化28】
Figure 0003950197
(式中、R1およびYは前記と同じである。)で示されるケイ素原子結合水素原子含有ケイ素化合物と、アルケニル基含有有機ケイ素化合物とをヒドロシリル化反応させることにより製造することができる。上式で示されるケイ素化合物としては、例えば、3−メタクリロキシプロピルトリス(ジメチルシロキシ)シラン,3−アクリロキシプロピルトリス(ジメチルシロキシ)シラン,4−ビニルフェニルトリス(ジメチルシロキシ)シランが用いられ、アルケニル基含有有機ケイ素化合物としては、ビニルトリス(トリメチルシロキシ)シラン,ビニルトリス(ジメチルフェニルシロキシ)シラン,5−ヘキセニルトリス(トリメチルシロキシ)シランが用いられる。尚、このヒドロシリル化反応は、白金金属錯体などの遷移金属触媒の存在下に行うのが好ましい。
【0009】
本発明のシリコーン含有有機重合体において、上記(A)成分と(B)成分の重合比率は、(A)成分と(B)成分が重量比で、0:100〜99.9:0.1となる範囲であり、好ましくは、1:99〜99:1となる範囲である。
【0010】
本発明のシリコーン含有有機重合体の製造方法は特に限定されないが、通常、ラジカル重合法やイオン重合法が使用される。中でもラジカル重合法が好ましく、特に溶液重合法が好適に使用される。溶液重合は、一般に、溶媒中で、0〜99.9重量部の(A)成分と100〜0.1重量部の(B)成分とをラジカル開始剤の存在下、50〜150℃で3〜20時間反応させることにより進行する。このとき用いる溶媒としては、ヘキサン,オクタン,デカン,シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素;ベンゼン,トルエン,キシレン等の芳香族炭化水素;ジエチルエーテル,ジブチルエーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサン等のエーテル類;アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,ジイソブチルケトン等のケトン類;酢酸メチル,酢酸エチル,酢酸ブチル,酢酸イソブチル等のエステル類が例示される。これらの中でもトルエンまたはキシレンが好適に使用される。ラジカル開始剤としては、通常、ラジカル重合法に使用される従来公知のものが用いられるが、具体的には、2,2'−アゾビス(イソブチロニトリル),2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル),2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾビス系化合物;過酸化ベンゾイル,過酸化ラウロイル,tert−ブチルパーオキシベンゾエート,tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等の有機過酸化物が例示される。このラジカル開始剤は1種を単独で使用してもよく、また2種類以上を混合して使用してもよい。ラジカル開始剤の使用量は、上記(A)成分と(B)成分の合計100重量部に対して0.1〜5重量部の範囲であることが好ましい。また、本発明のシリコーン含有有機重合体を製造する際には、更に連鎖移動剤を添加することができる。この連鎖移動剤として具体的には、2−メルカプトエタノール,ブチルメルカプタン,n−ドデシルメルカプタン,3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプト化合物;塩化メチレン,クロロホルム,四塩化炭素,臭化ブチル,3−クロロプロピルトリメトキシシラン等のハロゲン化物が挙げられる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。実施例中、Meはメチル基を意味している。
【0012】
【参考例1】
撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロートを取りつけた200mlの4つ口フラスコに、ビニルトリス(トリメチルシロキシ)シラン113.0gと塩化白金酸3%イソプロパノール溶液0.04gを投入し、これを撹拌しながら100℃に加熱した。次いでこれに、3−メタクリロキシプロピルトリス(ジメチルシロキシ)シラン38.1gを、滴下ロートを用いて反応温度が100〜110℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、反応溶液をなす型フラスコに移して、ロータリーエバポレーターにより減圧濃縮したところ、132.8gの無色透明な液体が得られた。これを、29Si−核磁気共鳴分析(以下、29Si−NMR),13C−核磁気共鳴分析(以下、13C−NMR)およびゲル透過クロマトグラフィー(以下、GPC)により分析したところ、下記式で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体であることが確認された。
【化29】
Figure 0003950197
これを、「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体1」とした。
【0013】
【参考例2】
撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロートを取りつけた200mlの4つ口フラスコに、ビニルトリス(トリメチルシロキシ)シラン113.0gと塩化白金酸3%イソプロパノール溶液0.04gを投入し、これを撹拌しながら100℃に加熱した。次いでこれに、平均組成式:
【化30】
Figure 0003950197
で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体34.7gを、滴下ロートを用いて反応温度が100〜110℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、反応溶液をなす型フラスコに移して、ロータリーエバポレーターにより減圧濃縮したところ、95.6gの無色透明な液体が得られた。この液体を、29Si−NMR,13C−NMRおよびGPCにより分析したところ、下記の平均組成式で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体であることが確認された。
【化31】
Figure 0003950197
これを、「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体2」とした。
【0014】
【参考例3】
撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロートを取りつけた500mlの4つ口フラスコに、ビニルトリス(トリメチルシロキシ)シラン322.0gと塩化白金酸3%イソプロパノール溶液0.07gを投入し、これを撹拌しながら100℃に加熱した。次いでこれに、4−ビニルフェニルトリス(ジメチルシロキシ)シラン35.6gを、滴下ロートを用いて反応温度が100〜110℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、反応溶液をなす型フラスコに移して、ロータリーエバポレーターにより減圧濃縮したところ、126.9gの無色透明の液体が得られた。この液体を、29Si−NMR,13C−NMRおよびGPCにより分析したところ、下記式で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体であることが確認された。
【化32】
Figure 0003950197
これを、「スチリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体」とした。
【0015】
【実施例1】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体18.0g、参考例1で得られた「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体1」12.0gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにα,α'−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBN)0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体24.1gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体2gをトルエン18gに溶解してトルエン溶液を調製した。これをスピンコーターを用いてガラス板上に塗布して風乾し、得られた塗膜の水に対する接触角を測定した。またこの塗膜表面を鉛筆で擦り、鉛筆硬度を測定した。さらに、上記シリコーン含有有機重合体5gとポリメチルメタクリレート樹脂(以下、PMMA樹脂)[三菱レイヨン(株)製、商品名アクリペットVM]20gをトルエン100gに溶解した後、これをガラス板上に塗布して風乾し、塗膜を形成させた。得られた塗膜の透明度を目視にて測定することにより、本発明のシリコーン含有有機重合体のPMMA樹脂に対する相溶性を評価した。これらの測定結果を表1に示した。
【0016】
【実施例2】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体24.0g、参考例1で得られた「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体1」6.0gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体25.3gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角,鉛筆硬度およびPMMA樹脂に対する相溶性を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0017】
【実施例3】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体27.0g、参考例1で得られた「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体1」3.0gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体25.9gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角,鉛筆硬度およびPMMA樹脂に対する相溶性を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0018】
【実施例4】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体29.1g、参考例1で得られた「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体1」0.9gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体25.5gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角,鉛筆硬度およびPMMA樹脂に対する相溶性を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0019】
【実施例5】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体18.0g、参考例2で得られた「メタクリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体2」12.0gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体25.5gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角,鉛筆硬度およびPMMA樹脂に対する相溶性を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0020】
【実施例6】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体27.0g、参考例3で得られた「スチリル基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体」3.0gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体25.5gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角,鉛筆硬度およびPMMA樹脂に対する相溶性を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0021】
【比較例1】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体30.0gおよびトルエン90gを投入し、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状の有機重合体25.8gを得た。
このようにして得られた有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角と鉛筆硬度を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0022】
【比較例2】
撹拌装置,温度計,還流冷却管を取りつけた200mlの4つ口フラスコに、メチルメタクリレート単量体24.0g、式:
【化33】
Figure 0003950197
で示される分子鎖片末端がメタクリル基で封鎖されたポリジメチルシロキサン6.0gおよびトルエン90gを投入して、これらを窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。さらにこれにAIBN0.3gを加えて、6時間加熱撹拌した。次いでアスピレーターにて減圧下、加熱撹拌することによりトルエンの一部を除去した。残った反応溶液を大過剰のメタノール中に投入して撹拌後、静置して、沈殿物を分離、減圧乾燥することにより、無色透明固体状のシリコーン含有有機重合体23.1gを得た。
このようにして得られたシリコーン含有有機重合体について、実施例1と同様にして、水に対する接触角,鉛筆硬度およびPMMA樹脂に対する相溶性を測定した。それらの測定結果を表1に示した。
【0023】
【表1】
Figure 0003950197
【0024】
【発明の効果】
本発明のシリコーン含有有機重合体の製造方法は、(B)成分として特殊な分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体を使用しているので、機械的強度が高く、有機樹脂に対する相溶性が良好であり、かつ、表面改質特性に優れるシリコーン含有有機重合体を生産性よく得られるという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、実施例1で得られたシリコーン含有有機重合体のIRスペクトルである。
【図2】 図2は、実施例2で得られたシリコーン含有有機重合体のIRスペクトルである。

Claims (2)

  1. (A)ラジカル重合性有機単量体 0〜99.9重量部と、(B)一般式:
    Figure 0003950197
    {式中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくはアリール基であり、X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
    Figure 0003950197
    (式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、Xi+1は水素原子,炭素原子数1〜10のアルキル基,アリール基および上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。)}で示されるラジカル重合可能な有機基を含有する分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体 100〜0.1重量部を重合させてなるシリコーン含有有機重合体の製造方法
  2. (B)成分中のラジカル重合可能な有機基が、一般式:
    Figure 0003950197
    (式中、R4は水素原子もしくはメチル基であり、R5は炭素原子数1〜10のアルキレン基である。)で示される(メタ)アクリル基含有有機基、一般式:
    Figure 0003950197
    (式中、R6は水素原子もしくはメチル基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R8は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、bは0〜4の整数であり、cは0または1である。)で示されるスチリル基含有有機基および炭素原子数2〜10のアルケニル基からなる群から選択される基である請求項1に記載のシリコーン含有有機重合体の製造方法
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