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JP3949576B2 - Gps受信機及びgps受信方法 - Google Patents

Gps受信機及びgps受信方法 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、衛星毎の拡散コードによりスペクトラム拡散された信号を受信するGPS受信機及びGPS受信方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1は従来のGPS受信機の概略構成を示すブロック図であり、1は衛星毎の拡散コードによりスペクトラム拡散された衛星30(1)〜30(N)からの信号を受信するアンテナ、2はアンテナ1により受信された信号を入力し処理可能周波数に変換する周波数ダウンコンバータ、3(1)〜3(M)は制御部4から与えられる拡散コードにより受信された衛星毎の拡散コードを逆拡散する相関器、5は各相関器3(1)〜3(M)からの出力信号を入力する信号処理部である。通常、衛星のN個に対し相関器のM個はN>Mの関係にあり、M=8のときは8チャンネルのGPS受信機、つまり同時に8個の衛星を捕獲できるものである。
【0003】
図2は上記の制御部4および信号処理部5の詳細構成を示す図である。制御部4は、全ての衛星30(1)〜30(N)の拡散コード#1〜#Nとこれ等の拡散コードの何れにも一致しない拡散コード#Xを記憶した拡散コードメモリ部4a、この拡散コードメモリ部4aから拡散コード#1〜#Nの内のn個分の拡散コードを読み出し、相関器インタフェース(I/F)回路4cを介して、相関器3(1)〜3(M)に出力するCPU4bとを備えている。
【0004】
また、信号処理部5は、図3に示すように、ノイズレベルV1に一定電位レベルV2を付加してしきい値Lを決めるしきい値演算部5aと、相関器3(1)〜3(M)からの入力信号をしきい値Lと対比して有効な信号Sであるか否かを検出する信号レベル検出部5bと、この信号レベル検出部5bからの検出信号を受けることにより起動し、このときの相関器3(1)〜3(M)からの入力信号を復調する復調部(デコーダ部)5cとからなる信号判断部6を、各相関器3(1)〜3(M)に対応して備えるとともに、制御部4のCPU4bから与えられた拡散コードの位相と復調部5cより与えられた受信信号から得られる衛星位置により自位置を演算する位置演算部7とを備えたものである。
【0005】
次に動作について説明する。
電源スイッチ8の投入により、車載機器9が起動(例えばアクセサリスイッチON)すると同時にGPS受信機10も電源供給端子Pに接続されて作動する。まず、制御部4のCPU4bは、何れの衛星30(1)〜30(N)の拡散コードにも一致しない拡散コード#Xを各々の相関器3(1)〜3(M)に入力し、相関器出力レベルを測定する。この時、相関器3(1)〜3(M)からの全ての出力はノイズとなる。このノイズを信号判断部6のしきい値演算部5aに入力し、ノイズのレベルV1に予め決められた基準レベルV2を付加して、図2に示すようにしきい値レベルLを決定する。
【0006】
次いで制御部4のCPU4bは拡散コードメモリ部4aから拡散コード#1〜#Nの内のn個分の拡散コードを読み出し、各々の拡散コードの位相を変化させ、相関器インタフェース(I/F)回路4cを介して、各々の相関器3(1)〜3(M)に出力すると同時に、各々の拡散コードの位相情報を位置演算部7に出力する。このとき得られる相関器3(1)〜3(M)からの出力信号を、信号判断部6の信号レベル検出部5bにおいてしきい値演算部5aからのしきい値レベルLと比較し、その出力信号が有効な信号Sであるかノイズであるかを判定する。上記出力信号がしきい値レベルLより大きく有効な信号Sであることが判定されたときは、信号レベル検出部5bからの判定信号によって復調部5cを起動し、対応する相関器からの出力信号を復調して位置演算部7に供給する。位置演算部7では、制御部4のCPU4bから与えられた拡散コードの位相と復調部5cより与えられた受信信号から得られる衛星位置により自位置を演算する。なお、この自位置を演算する仕方は公知の技術を利用すればよいので、具体的な説明は省略する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のGPS受信機は、以上のように、車載機器9の起動時に同時に起動してノイズ測定を行うため、車載機器9の立ち上がり時の過渡的な状態でのノイズ測定となる。この結果、周囲環境のノイズに車載機器9の立ち上がり時に生じるノイズが加わり変動する。この変動ノイズレベルに一定の基準レベルを加えてしきい値レベルLを決定するため、しきい値レベルLが必要以上に高くなる場合や低くなる場合がある。この結果、このしきい値レベルV1と比較して受信信号の中から有効な信号Sを抽出する場合、弱い電波、つまり低い受信信号を受信できなくなる。または、信号を受信できない場合でも、有効な信号と判断して位置演算に使用するため、正確な位置演算ができなくなる等の不都合を生じという課題があった。
【0008】
この発明は上記従来の課題を解消するためになされたもので、周囲環境のノイズレベルのみを正確に計測してしきい値レベルを安定かつ正確に決定し、GPS受信信号の捕捉精度を向上するGPS受信機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明に係るGPS受信機は、衛星から受信した受信信号の拡散コードと制御部から与えられた拡散コードとを入力して逆拡散により衛星毎の信号を出力する複数の相関器と、この各相関器の受信信号から得られる衛星位置と制御部から与えられる拡散コードの位相により自位置を演算する位置演算部とを有するGPS受信機において、前記制御部から前記各相関器に何れの衛星の拡散コードとも異なる拡散コードを入力してノイズ測定を行うタイミングを、車載機器の起動時より予め定めた一定時間経過後とする遅延回路を備えたものである。
【0011】
この発明に係るGPS受信方法は、衛星から受信した受信信号の拡散コードと異なる拡散コードを各相関器に入力してノイズ測定を行い、測定したノイズレベルが所定範囲内かを判断し、所定範囲外の時は、別の衛星を捕らえてノイズ測定を行うことを、ノイズレベルが所定範囲内になるまで繰り返すものである。
【0012】
この発明に係るGPS受信方法は、捕らえる衛星を変えて数回ノイズ測定を繰り返しても、ノイズレベルが所定範囲外の場合は、そのままそのノイズ測定値を使用するものである。
【発明の効果】
【0013】
このことによって、車載機器の起動時により生じる過渡的なノイズの影響を避けてノイズ測定を行うことができ、周囲環境のノイズレベルのみを正確に計測することができ、その結果、しきい値レベルの設定を安定かつ正確に行い、GPS受信信号の捕捉精度を向上する。
【0015】
このことによって、異常なノイズレベルを検出したときのリカバリ処理を行うことができる。
【0016】
このことによって、GPS受信信号に基づく自位置演算を必要以上に遅らせることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図4はこの発明におけるGPS受信機の概略構成を示すブロック図であり、11は衛星毎の拡散コードによりスペクトラム拡散された衛星30(1)〜30(N)からの信号を受信するアンテナ、12はアンテナ11により受信された信号を入力し、処理可能周波数に変換する周波数ダウンコンバータ、13(1)〜13(M)は制御部14から与えられる拡散コードにより受信された衛星毎の拡散コードを逆拡散する相関器、15は各相関器13(1)〜13(M)からの出力信号を入力する信号処理部である。
【0018】
図5は上記の制御部14および信号処理部15の詳細構成を示す図である。制御部14は、全ての衛星30(1)〜30(N)の拡散コード#1〜#Nとこれ等の拡散コードの何れにも一致しない拡散コード#Xを記憶した拡散コードメモリ部14a、この拡散コードメモリ部14aから拡散コード#1〜#Nの内のn個分の拡散コードを読み出し、相関器インタフェース(I/F)回路14cを介して、相関器13(1)〜13(M)に出力するCPU14bとを備えている。
【0019】
また、信号処理部15は、前記図3に示すように、ノイズレベルV1に一定電位レベルV2を付加してしきい値Lを決めるしきい値演算部15aと、対応する相関器からの入力信号をしきい値Lと対比して有効な信号Sであるか否かを判断する信号レベル検出部15bと、この信号レベル検出部15bから検出信号を受けることにより起動し、このときの相関器からの入力信号を復調する復調部(デコーダ部)15cとからなる信号判断部16を各相関器13(1)〜13(M)に対応して備え、各信号判断部16の復調部15cからの出力信号を受けて位置を演算する位置演算部17を備えたものである。18は電源スイッチ、19は車載機器、20は電源スイッチ18を介して電源供給端子PとGPS受信機21との間に接続された遅延回路である。
【0020】
次に動作について説明する。
電源スイッチ18を閉じると、まず、車載機器19が電源供給端子Pに接続されて起動し(図6t1)、この起動から遅延回路20で決定された遅延時間T(車載機器19の立ち上がり時の過渡的ノイズが消滅するに要する時間)の経過後(図6t2)にGPS受信機21が電源供給端子Pに接続されて起動する。
【0021】
まず、制御部4のCPU14bは、何れの衛星30(1)〜30(N)の拡散コードにも一致しない拡散コード#Xを各々の相関器13(1)〜13(M)に入力し、相関器出力レベルを測定する。この時、相関器13(1)〜13(M)からの全ての出力はノイズとなる。このノイズを信号判断部16のしきい値演算部15aに入力し、このノイズのレベルに予め決められた基準レベルV2を付加し、前記図2に示すようにしきい値レベルLを決定する。
【0022】
次いで制御部14のCPU14bは拡散コードメモリ部14aから拡散コード#1〜#Nの内のn個分の拡散コードを読み出し、各々の拡散コードの位相を変化させ、相関器インタフェース(I/F)回路14cを介して、各々の相関器13(1)〜13(M)に出力すると同時に、各々の拡散コードの位相情報を位置演算部17に出力する。このとき対応する相関器からの出力信号を、信号判断部16の信号レベル検出部15bにおいてしきい値演算部15aからのしきい値レベルLと比較し、その出力信号が有効な信号S(図2参照)であるかノイズであるかを判定する。
【0023】
上記出力信号がしきい値レベルLより大きく有効な信号Sであることが判定されたときは、信号レベル検出部15bからの検出信号によって復調部15cを起動し、上記判定時における相関器13(1)〜13(M)からの出力信号を復調して位置演算部17に供給する。位置演算部17では、制御部14のCPU14bから与えられた拡散コードの位相と復調部15cより与えられた受信信号から得られる衛星位置により自位置を演算する。なお、この自位置を演算する仕方は公知の技術を利用すればよいので、具体的な説明は省略する。
【0024】
以上のように、この実施の形態1によれば、ノイズ変動の大きな車載機器19の起動タイミングとはずらしてノイズ測定を行うことにより、安定したノイズ測定を行うことができる。この測定したノイズレベルV1と基準レベルV2から設定するしきい値レベルLも安定して得られ、不必要に高いしきい値レベルLが設定されることがない。この結果、このしきい値レベルLを用いることにより、受信強度の弱い受信信号であっても確実に受信することができ、GPS受信信号の捕捉精度を向上する。
【0025】
実施の形態2.
図7はこの発明におけるGPS受信機の概略構成を示すブロック図であり、前記図4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図7において、13(M+1)はノイズ測定専用の相関器であり、図4における遅延回路20は用いていない。
【0026】
図8は上記の制御部14および信号処理部15の詳細構成を示す図であり、ノイズ測定専用である相関器13(M+1)の出力側は各信号判断部16のしきい値演算部5aに接続され、他の相関器13(1)〜13(M)の出力側は各信号判断部16の信号レベル検出器5bと復調部5cに接続されている。他の構成は前記図5に示す構成と同じであるが、図5における遅延回路20は用いていない。
【0027】
次に動作について説明する。
電源スイッチ18を閉じると、まず、車載機器19とGPS受信機21が電源供給端子Pに接続されて、それぞれ起動する。
そして、制御部14のCPU14bはノイズ測定専用の相関器13(M+1)に何れの衛星30(1)〜30(N)の拡散コードにも一致しない拡散コード#Xを入力し、相関器出力レベルを測定する。この時、相関器13(M+1)からの出力はノイズとなるので、このノイズを各信号判断部16のしきい値演算部15aに入力し、得られたノイズのレベルV1に予め決められた基準レベルV2を付加して、前記図2に示すようにしきい値レベルLを決定する。この相関器13(M+1)によるノイズ測定は、電源スイッチ18を開くまで連続して行われるので、変動するノイズレベルV1に対応してしきい値レベルLが修正変更して得られる。
【0028】
次いでCPU14bは相関器13(1)〜13(M)のそれぞれに衛星30(1)〜30(N)の拡散コードに一致する所望の拡散コード#1〜#Nの内、現在天空に存在すると予測されるn個分の拡散コードを入力し、前記実施の形態1と同様の動作によって、位置演算部17では、制御部14のCPU14bから与えられた拡散コードの位相と復調部15cより与えられた受信信号から得られる衛星位置により自位置を公知の技術により演算する。
【0029】
以上のように、この実施の形態2によれば、受信を止めることなく、常時周囲環境のノイズレベルV1を正確に測定し、この測定したノイズレベルV1に基づいてしきい値レベルLを修正変更することにより、受信強度の弱い受信信号であっても確実に受信することができ、受信精度が向上する。
【0030】
なお、図示例は相関器13(M+1)をノイズ測定専用として説明したが、例えば信号処理部15に乱数発生器を設け、この乱数発生器の出力で相関器13(1)〜13(M)の中の1つをノイズ測定用として選択する。あるいは所定時間受信をしなかった相関器をノイズ測定用として使用するようにしても良い。
【0031】
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3によるGPS受信方法を説明するフローチャートであり、測定したノイズレベルが予め実験、設計等で決めた所定範囲外であった場合の対応処理を行うものである。まず、電源スイッチ18を閉じると、車載機器19とGPS受信機21が電源供給端子Pに接続されて起動し、GPS受信機21はある衛星からの電波を捕らえてノイズ測定を行う(ステップST1)。
【0032】
次いで、測定したノイズレベルV1が予め実験等で定めた所定範囲内かを判定し(ステップST2)、NOであれば、ステップST1に戻り、別の衛星からの電波を捕らえて再度ノイズ測定を繰り返して、測定したノイズレベルV1が所定範囲内になるまで繰り返す。なお、数回測定を繰り返してもノイズレベルV1が所定範囲外の場合は、そのままそのノイズ測定値を使用するもので、GPS受信信号に基づく自位置演算を必要以上に遅らせることがない。
【0033】
そして、ステップST2の判断結果がYESになると、制御部14から相関器13(1)〜13(M)のそれぞれに衛星30(1)〜30(N)の拡散コードに一致する所望の拡散コードを入力して、衛星30(1)〜30(N)の内のm個分からの信号を受信する次の処理に移行する(ステップST3)。
【0034】
以上のように、この実施の形態3によれば、測定したノイズレベルV1が所定範囲外であった場合、測定したノイズレベルV1が所定範囲内になるまで測定を繰り返すことにより、何らかの原因によって生じた異常なノイズレベルV1に基づいてしきい値レベルLを設定することを防止することができる。この結果、安定したノイズ測定を行うことができ、この測定したノイズレベルV1と基準レベルとからしきい値レベルLを安定に設定することができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
以上のように、この発明に係るGPS受信機は、車載機器9の立ち上がり時の過渡的な状態での影響を回避し、周囲環境のノイズレベルのみを正確に計測してしきい値レベルを安定かつ正確に決定するものである。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】従来のGPS受信機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】そのGPS受信機の制御部および信号処理部の詳細構成図である。
【図3】ノイズ測定に基づくしきい値レベル設定の説明図である。
【図4】この発明におけるGPS受信機の概略構成を示すブロック図である。
【図5】そのGPS受信機の制御部および信号処理部の詳細構成図である。
【図6】ノイズ測定開始時の説明図である。
【図7】この発明における他のGPS受信機の概略構成を示すブロック図である。
【図8】そのGPS受信機の制御部および信号処理部の詳細構成図である。
【図9】ノイズ測定の繰り返し動作を説明するフローチャートである。

Claims (3)

  1. 拡散コードによりスペクトラム拡散された衛星からの電波を受信し、その受信信号周波数を処理可能周波数に変換する周波数ダウンコンバータと、受信信号の拡散コードと制御部から与えられた拡散コードとを入力して逆拡散により衛星毎の信号を出力する複数の相関器と、この各相関器の受信信号から得られる衛星位置と制御部から与えられる拡散コードの位相により自位置を演算する位置演算部とを有するGPS受信機において、前記制御部から前記各相関器に何れの衛星の拡散コードとも異なる拡散コードを入力してノイズ測定を行うタイミングを、車載機器の起動時より予め定めた一定時間経過後とする遅延回路を備えたことを特徴とするGPS受信機。
  2. 拡散コードによりスペクトラム拡散された衛星からの電波を受信し、その受信信号の拡散コードと異なる拡散コードを各相関器に入力してノイズ測定を行い、測定したノイズレベルが所定範囲内かを判断し、所定範囲外の時は、別の衛星を捕らえてノイズ測定を行うことを、ノイズレベルが所定範囲内になるまで繰り返すことを特徴とするGPS受信方法。
  3. 拡散コードを変えて数回ノイズ測定を繰り返しても、ノイズレベルが所定範囲外の場合は、そのままその値を使用することを特徴とする請求項2記載のGPS受信方法。
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