JP3947293B2 - 印刷エネルギ−補正方法、印刷ヘッド、ledヘッド、記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置等に設けられる印刷素子の印刷エネルギーを補正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録装置等には、発熱素子や発光素子等を使用した熱記録装置や電子写真プリンタ等がある。LEDヘッドを備えた電子写真プリンタにおいては、記録密度600dpi(dot per inch)では、A4サイズの場合LEDが列状に4992個設けられるので、各LEDにおいて光量にばらつきが生じる。光量にばらつきのあるまま印刷を行なうと、印刷出力に濃度むらがでてくる。そこで各LEDの光量を補正して均一にする必要がある。
【0003】
従来のLEDヘッドの光量補正方法の一例は、まずLEDを1つずつ点灯させて光量の測定を行なう。この測定を全部のLEDについて行ない、最大光量値と最少光量値を求める。そしてこの最大光量値と最少光量値の間に補正後光量目標値を設定して、各LED光量の補正前光量ばらつきをこの補正後光量目標値からの差で求める。そしてこの差の大きさに応じた所定の補正量だけ光量を補正する。補正量は補正データで示され、補正データを受けた各ドットにおいてその補正データに応じてLEDに流す電流を調整し、ヘッド全体において光量が均一になるようにするのである。
【0004】
【表1】
【0005】
表1に従来の補正量を示す。表1では補正前の光量ばらつきを2パーセント刻みの4ビットデータに変換したもので、16段階に分類している。すべてのLEDの光量ばらつきがこの分類の範囲内に入っていれば、補正後の光量のばらつきはすべて±1パーセント以内に収まることになる。なお、表1において、+側は光量が多いことを示し、−側は光量が少ないことを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の補正方法では、光量のばらつきを補正可能な範囲は2パーセント刻みとする16段階に限られている。補正前の光量ばらつきが16段階の分類の範囲を越えた場合、どんなに越えてもプラスに越えた場合は−14パーセントの補正量しか与えられず、マイナスに越えた場合は+16パーセントの補正量しか与えられない。特に光量がマイナスに大きく越えた場合は、光量が足りずに、そのLEDに対応する部分が白黒印刷の場合薄くなり、白いスジとなって現れる。これは印刷品質を低下させるという問題があった。また、最低の補正単位が2%であるため補正後の光量ばらつきは±1%が限界である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
印刷ヘッドに配設された第i印刷素子と該第i印刷素子に隣接する第(i+1)印刷素子とを持つ複数の印刷素子の印刷エネルギ−を測定した測定値に応じて印刷エネルギ−を補正する印刷エネルギ−の補正方法において、
測定した印刷素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、
補正予定の前記第(i+1)印刷素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第i印刷素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、
前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)印刷素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、
予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)印刷素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定する。
【0008】
そして、補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)印刷素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求める。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図2はLEDヘッドを示す平面図である。本実施の形態では、電子写真プリンタに設けられるLEDヘッドを例にし、印刷素子として用いられる発光ダイオードLEDによる発光素子の光量を補正するものとして説明する。
【0010】
図2において、LEDヘッド1は基板2に後述の各素子が実装されることにより構成される。基板2にはLEDチップ3、列状に配設されたLED3aの端から数えた奇数番目のLED3aに接続されている奇数側ドライバIC4、列状に配設されたLED3aの端から数えた偶数番目のLED3aに接続されている偶数側ドライバIC5が実装されている。LEDチップ3は、1チップで128ドットを構成し、例えば39個のチップ3が一列に並設されている。奇数側ドライバIC4、偶数側ドライバIC5も同様にあわせて39個一列に並設されている。
【0011】
基板2には、また、電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM)6およびコネクタ端子7が実装されている。EEPROM6は、LEDチップ3のLEDの光量を補正するための補正データが記憶されている。印刷動作を行なう際、EEPROM6を奇数側ドライバIC4および偶数側ドライバIC5に接続し、EEPROM6に記憶してある補正データをドライバIC4、5に転送する。
【0012】
図3はLEDヘッド1の電気的接続を示すブロック図である。同図において、ドライバIC4(または5)はLEDチップ3に実装されているLED3aに接続されるとともに、EEPROM6およびプリンタ本体側に設けられる制御部8に接続されている。制御部8はドライバIC4(5)に対して、印刷データ信号、クロック信号、ラッチ信号およびストローブ信号を送信する。ドライバIC4(5)は、レジスタ・ラッチ回路9と電流切替回路10とから構成され、制御部8からの各信号はレジスタ・ラッチ回路9に送られ、電流切替回路10にはEEPROM6からの電流指示信号が入力される。
【0013】
第1の実施の形態につき説明する。
まず各LEDチップ3の各LED3aを1個ずつ点灯させ、光量を測定する。この光量測定は、プリンタに実装する前後いずれかのLEDヘッドの調整段階で行う。
すべてのLED3の光量が測定されると、その測定値の内の最大光量値P0 maxと最少光量値P0minから補正目標値P0tagを決定する。補正目標値は、最大光量値と最小光量値の間の値であればよいが、ここではこの補正目標値P0tagは以下の数式で求める。
P0tag =(P0max+P0min)/2 (1)
即ち、最大光量値P0maxと最少光量値P0minの中央値を補正目標値とする。
【0014】
次に(1)式で得られた補正目標値P0tagに対する第iドットのLED3に対する光量の必要補正量Pbiを次式により求める。
Pbi=( P0tag / P0i−1)×100(%)(2)
ここで、 P0iは第iドットの補正前光量を示す。
必要補正量Pbiが算出できたら、その値に最も近い補正値Hiを表1から選ぶ。例えば、P0tag=100,P0i=110のときPbi=−9.1%となり補正値Hiは−10%となる。この補正値より第iドットの補正後の光量と補正目標値P0tagとの差ΔPiを求める。
ΔPi=P0i×(1+Hi/100)−P0tag (3)
このΔPiは補正値Hiで補正しきれなかった光量でこれを近傍のドットに加えることにより補正を行う。
【0015】
さて、必要補正量をPb(i+1)とすると、補正前光量のP0(i+1)に対して補正が行われるので、次式が得られる。
(Pb(i+1)/100+1)×P0(i+1)=P 0tag −ΔP i
従って、第(i+1)ドットの必要補正値Pb(i+1)は次式となる。
Pb(i+1)={( P0tag−ΔPi)/(P0(i+1))−1}×100(%)(4)
この値から第iドットの補正値を求めた方法と同様にして第(i+1)ドットの補正値H(i+1)を求める。なお、この補正につき、図1に示した。
【0016】
第(i+1)ドットの補正後の光量と、補正目標値P 0tag との差はΔP(i+1)={P0(i+1)×(1+H(i+1)/100)−(P 0tag −ΔP i )}となる。したがって、これを第(i+2)ドットの光量に加算し、補正値を求める。順次同様にして全ドットの補正値を決定する。決定された各ドットの補正データは、EEPROM6に書き込まれる。EEPROM6に書き込まれた補正データは、実際の印刷動作を行う場合に、図3に示すドライバIC4(5)の電流切替回路10に送られ、送られた各補正データに基づいて、印刷データにより駆動される各LED3aに流す電流が調整される。
【0017】
また、この第1の実施の形態に係る装置につき説明する。
図4は、第1の実施の形態に係る装置のブロック図である。同図において、センサ11は、複数の発光素子の光を検知してアナログ信号を送出する。アナログ/ディジタル変換器A/D12は、このアナログ値に応じたディジタル値を送出する。光量値メモリ13は、ディジタル値で測定された光量値を発光素子毎に格納する。中央値演算部14は、この測定値のうちの最大値と最小値とから補正目標値となる中央値を演算する。補正量演算部15は、中央値と光量値メモリ13に格納された発光素子毎の光量値または後述の加算された発光素子毎の光量値とから必要補正量を演算する。補正値決定部16は、必要補正量と補正値とが対応して格納された補正量テーブル格納部17を参照して、必要補正量にもっとも近い補正値を選択して決定する。補正値レジスタ18には、この補正値を格納する。
【0018】
補正値誤差演算部19は、補正後の光量値と中央値とを比較してその差を求める。補正値誤差レジスタ20は、その差を格納する。なお、リセット入力により、第1番目の発光素子については、補正値誤差レジスタの内容が零に戻される。光量値加算部21は、その差を、光量値メモリ13に格納された次の発光素子の光量値に加算して補正量演算部15に送出する。しかして、順次補正値を決定する。
【0019】
以上のように本実施の形態によれば、測定したあるドットの光量が補正可能範囲を越えていても次のドットで補正されるため印刷結果として黒すじ、白すじ等の印刷不良となりにくい。
また、補正可能範囲内にあるときは、各ドットの補正後光量は補正の最小単位である2%以上に細かく補正することはできないが、あるドット範囲で見ると2%以上に細かく補正することができ、印刷品質が向上する。
【0020】
第2の実施の形態につき説明する。
第2の実施の形態では第1の実施の形態において補正しきれなかった光量の扱いを改善する。第1の実施の形態では、第iドットの補正後の光量と補正目標値P0tagとの差ΔPiは次のドットの光量に加算されていた。ΔPiが小さい場合、問題は起きないがある一定の大きさを越えると、ドット間で光量の差が大きくなりすぎるので、印刷濃度むらとして目立ってしまう。
例えば、補正目標値P0tag=100、第iドットの補正前の光量=128、同補正後の光量=110、第(i+1)ドットの補正前の光量=100のとき、ΔPiは10となるので、第(i+1)ドットの補正値は−10%となる。それゆえ第(i+1)ドットの補正後の光量=90となり、第iドットと第(i+1)ドットとの光量差は20と大変大きな値となる。
【0021】
そこで、ΔPiがある一定量以上のときは、第iドットの近傍に位置する2ドット以上にΔPiを割り振る。
ここでは第(i+1)ドットにΔPiの2/3を割り振り、第(i+2)ドットにΔPiの1/3を割り振る。すなわち、第(i+1)ドットの光量は、P0(i+1)+(2/3)ΔPiとなる。これがP0tagとなるように補正するので、必要補正量をPb(i+1)とすると、次式が得られる。
{(Pb(i+1)/100)+1}×Pb(i+1)+(2/3)ΔPi=P0tag
従って、第(i+1)ドットの必要補正量Pb(i+1)は次式となる。
Pb(i+1)=[{ P0tag−(2/3)×ΔPi}/ P0(i+1)−1]×100(%) (5)
この値から第iドットの補正値を求めた方法と同様にして、第(i+1)ドットの補正値H(i+1)を求める。
【0022】
また、同様に、第(i+1)ドットの補正後の光量と補正目標値P0tagとの差ΔP(i+1)を求める。第(i+1)ドットにΔPiの2/3を割り振るので、次式が得られる。
ΔP(i+1)=P0(i+1)×(1+H(i+1)/100)+(2/3)ΔPi−P0tag
したがって、第(i+2)ドットの必要補正量Pb(i+2)は次式となる。
Pb(i+2)=[{ P0tag−(2/3)×ΔP(i+1)−(1/3)×ΔPi}/P0(i+2)−1]×100(%) (6)
例えば、前と同じく、補正目標値P0tag=100、第iドットの補正前の光量=128、同補正後の光量=110、第(i+1)ドットの補正前の光量=100のとき、ΔPiは10となり、第(i+1)ドットの補正値は−6%となる。それゆえ第(i+1)ドットの補正後の光量=94となり、第iドットと第(i+1)ドットとの光量差は16と改善される。
なお、この補正につき、図5に示した。
【0023】
順次同様にして全ドットの補正値を決定する。
決定された各ドットの補正データは、EEPROM6に書き込まれる。EEPROM6に書き込まれた補正データは、実際の印刷動作を行う場合に、図3に示すドライバIC4(5)の電流切替回路10に送られ、送られた各補正データに基づいて、印刷データにより駆動される各LED3aに流す電流が調整される。
【0024】
また、この第2の実施の形態に係る装置につき説明する。
第1の実施の形態に係る装置とは、補正値誤差レジスタ20が第1レジスタ23および第2レジスタ24となり、補正値誤差演算部19により得られた差は、補正値誤差割振部22にて所定の比により割り振られて各レジスタ23および24に格納されるとともに、光量値加算部21は、各レジスタ23および24に格納された差を対応するドットに対して加算し、補正量演算部15が所定の演算を行うところが異なる。その他については、同様に機能するので、詳細は省略する。
【0025】
以上のように第2の実施の形態によれば、測定したあるドットの光量が補正可能範囲を大きく越えていても複数のドットで補正されるため第1の実施の形態と比べドット間の光量変化が少なくなり印刷結果として黒すじ、白すじ等の印刷不良となりにくい。
また、第1の実施の形態と同様に補正可能範囲内にあるときは、各ドットの補正後の光量は補正の最小単位である2%以上に細かく補正することはできないが、あるドット範囲で見ると2%以上に細かく補正することができ、印刷品質が向上する。
【0026】
なお、いずれの実施の形態にあっても、目標印刷エネルギーは、中央値としたが、これに限らず、平均値等を用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、測定した印刷素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、補正予定の前記第(i+1)印刷素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第i印刷素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)印刷素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)印刷素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定し、補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)印刷素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求めるので、印刷素子の印刷エネルギーが大きくばらついた場合でも、その近傍のドット範囲で見れば適正に補正することが可能になる。
【0028】
また、1つの印刷素子に対する補正では補正しきれない印刷エネルギーを、近傍の印刷素子に加算して補正するので、規定の補正可能範囲を超えていても、その補正可能範囲以下に印刷エネルギーを補正することが可能になる。それゆえ、印刷結果における濃度むらが発生することが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による補正を説明する説明図である。
【図2】LEDヘッドを示す平面図である。
【図3】LEDヘッドを示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態に係る装置のブロック図である。
【図5】第2の実施の形態による補正を説明する説明図である。
【図6】第2の実施の形態に係る装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 LEDヘッド
3 LEDチップ
4、5 ドライバIC
6 EEPROM
13 光量値メモリ
14 中央値演算部
15 補正量演算部
16 補正値決定部
17 補正量テーブル格納部
19 補正値誤差演算部
20 補正値誤差レジスタ
21 光量値加算部
Claims (5)
- 印刷ヘッドに配設された第i印刷素子と該第i印刷素子に隣接する第(i+1)印刷素子とを持つ複数の印刷素子の印刷エネルギ−を測定した測定値に応じて印刷エネルギ−を補正する印刷エネルギ−の補正方法において、
測定した印刷素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、
補正予定の前記第(i+1)印刷素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第i印刷素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、
前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)印刷素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、
予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)印刷素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定し、
補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)印刷素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求めることを特徴とする印刷エネルギー補正方法。 - 印刷ヘッドに配設された第i印刷素子と該第i印刷素子に隣接する第(i+1)印刷素子とを持つ複数の印刷素子の印刷エネルギ−を測定した測定値に応じて印刷エネルギ−を補正した印刷エネルギ−の補正値を記憶する印刷ヘッドにおいて、
測定した印刷素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、
補正予定の前記第(i+1)印刷素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第i印刷素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、
前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)印刷素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、
予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)印刷素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定し、
補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)印刷素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求め、
前記第(i+1)補正値を記憶する記憶部を持つことを特徴とする印刷ヘッド。 - 印刷ヘッドに配設された第i印刷素子と該第i印刷素子に隣接する第(i+1)印刷素子とを持つ複数の印刷素子の印刷エネルギ−を測定した測定値に応じて印刷エネルギ−を補正して印刷する記録装置において、
測定した印刷素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、
補正予定の前記第(i+1)印刷素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第i印刷素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、
前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)印刷素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、
予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)印刷素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定し、
補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)印刷素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)印刷素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求め、
前記第(i+1)補正値を記憶する記憶部を持つことを特徴とする記録装置。 - 配設された第iLED素子と該第iLED素子に隣接する第(i+1)LED素子とを持つ複数のLED素子の印刷エネルギ−を測定した測定値に応じて印刷エネルギ−を補正した補正値を記憶するLEDヘッドにおいて、
測定したLED素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、
補正予定の前記第(i+1)LED素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第iLED素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、
前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)LED素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、
予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)LED素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定し、
補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)LED素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)LED素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)LED素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求め、
前記第(i+1)補正値を記憶する記憶部を持つことを特徴とするLEDヘッド。 - 配設された第iLED素子と該第iLED素子に隣接する第(i+1)LED素子とを持つ複数のLED素子の印刷エネルギ−を測定した測定値に応じて印刷エネルギ−を補正して印刷する記録装置において、
測定したLED素子の測定印刷エネルギーから目標印刷エネルギーを演算し、
補正予定の前記第(i+1)LED素子より前に印刷エネルギーが決まる前記第iLED素子で補正しきれない第iエネルギーを演算し、
前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値に、前記第(i+1)LED素子の補正前の第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)必要補正値を演算し、
予め所定単位刻みで定められた異なる複数の補正値の中から前記第(i+1)必要補正値に最も近い補正値を、前記第(i+1)LED素子の補正前の前記第(i+1)測定印刷エネルギーを補正する第(i+1)補正値として決定し、
補正値が決定し印刷エネルギーが決まった前記第(i+1)LED素子で補正しきれない第(i+1)エネルギーは、前記第(i+1)測定印刷エネルギーと前記第(i+1)補正値を用いて第(i+1)LED素子の印刷エネルギーを求め、該第(i+1)LED素子の印刷エネルギーから、前記目標印刷エネルギーから前記第iエネルギーを引いた値を引くことにより求め、
前記第(i+1)補正値を記憶する記憶部を持つことを特徴とする記録装置。
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