JP3941808B2 - 動画像の変化点検出方法及び装置 - Google Patents
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Description
また,過去に計算された相関係数のうち,最近の値を常に保持する手段と,保持されている相関係数の値,もしくは過去のフレーム画像や音声情報の特徴量をもとに動的に変化点検出の基準を変化させる手段とを設ける。
瞬間的な画像の乱れがあった場合,乱れたフレームと,その直前のフレームとの画像的相異,ならびに直後のフレームとの画像的相異は大きくなるが,乱れたフレームを間に鋏む2枚のフレームの間では画像的相異は小さくなるという特徴があるので,本発明によれば,このような状態を示す相関係数の組み合わせパターンを検出した場合には,真の動画像変化点ではないと正しく判定することができる。逆に,そのような画像の乱れの発生した部分だけを検出することもできる。また,直前の動画像の特徴に応じて変化点検出の閾値を動的に変化させる手段によって,動画像の特徴に合わせた,きめ細かな変化点か否かの判定ができ,誤検出を抑制することができる。
図1は,本発明を実現するためのシステム構成の概略ブロック図の一例である。1はCRT等のディスプレイ装置であり,コンピュータ4の出力画面を表示する。コンピュータ4に対する命令は,キーボードやポインティングデバイス等の入力装置5を使って行うことができる。10の動画像再生装置は,光ディスクやビデオデッキ等である。動画像再生装置10から出力される映像信号は,逐次,3のA/D変換器によってデジタル画像データに変換され,コンピュータ4に送られる。コンピュータ4内部では,デジタル画像データは,インタフェース8を介してメモリ9に入り,メモリ9に格納されたプログラムに従って,CPU7によって処理される。動画像再生装置10が扱う動画像の各フレームに,動画像の先頭から順に番号(フレーム番号)が割り付けられている場合には,フレーム番号を制御線2によって動画像再生装置10に送ることで,当該場面の動画像が再生される。処理の必要に応じて,各種情報を6の外部情報記憶装置に蓄積することができる。メモリ9には,以下に説明する処理によって作成される各種のデータが格納され,必要に応じて参照される。
この組み合わせから画像の乱れなのか変化点なのかを判定することができる。このようにして,R2nの計算を,1フレーム飛びの場合,次いで2フレーム飛びの場合というように,順に間隔を広げながら行っていくことで,任意のフレーム枚数分の乱れを変化点と区別することができる。
最後に,処理218で,処理対象のフレーム番号値を1つ増やして次のフレーム取り込みに備える。
まず最初に初期化処理として,現在の処理対象のフレーム番号を表す変数nを初期値にし,ヒストグラムに用いるメモリ領域をリセットする(600)。nの初期値としては,処理対象の動画像区間の先頭のフレーム番号が与えられる。次に,処理602でフレーム番号nのフレーム画像fnを取り込み,fnの色ヒストグラムHnを作成する(604)。続いて,処理606でfnの輝度平均Bnを求める。
処理606の詳細なフローチャートを図8に示す。フレーム画像fnのサイズは幅w, 高さhであるとする。まず変数Bnを0にリセットする(800)。そして,fn中の各画素について,その輝度Bp(x, y)を求める。ここで,(x, y)はfn内における画素の二次元平面座標を表す。Bp(x, y)は,fnがモノクロ濃淡画像の場合には,その画素の明るさであり,カラー画像の場合には,その画素の色の輝度成分である。色が,YUV表色系といった輝度成分が分離された形で表現されている場合には,その輝度成分の値をそのまま,すなわちYUV表色系の場合ではYの値を利用すればよい。計算機中で一般的に使用されているRGB表色系等では,RGB各成分の値から計算によって輝度成分を求める必要がある。802で示した例では,RGB各成分の最大値を輝度値としている。R(x, y)は,(x, y)の位置にある画素の赤成分の値を表し,同様にG(x, y)は緑成分,B(x, y)は青成分の値である。画素の輝度は緑成分にほぼ比例するので緑成分の値をBp(x, y)の値として近似的に用いてもよい。こうして求まったBp(x, y)の値をBnに足し込んでいき(804),最終的にフレーム全体の輝度をBnに得る。以上の処理は,604の色ヒストグラムの計算と同時に行うことで,各画素の値読み出しや変数xやyのインクリメント等の処理の重複を省くことができ,高速化が図れる。
さらに,上記の例では,閾値を変更していたが,閾値を定数にして,その替わりに相関係数の値を変化させるようにしても構わない。
このとき,どうしても正確にカットの変わり目のフレーム画像を取り込みたい場合には,フレーム画像を過去に遡って数フレーム分をバッファに蓄えておくとよい。バッファには最新のフレーム画像が入り,1枚入るとバッファ中の最も古いフレーム画像が1枚消去される。
しかしながら,動画像は複数のカットから構成されるので,この方法では,ファイルの数が多くなりすぎて管理しにくいという問題もある。そこで,単一のファイルの中で,これらの情報を管理するようにしてもよい。図11にファイル構造の例を示す。1100はヘッダー情報であり,他のファイル形式との識別子や登録されているカットの総数といったファイル全体に関わる情報が入る。1102は,代表画像の格納アドレスのテーブルであり,各カットの代表画像のデータがファイル中のどの位置からに格納されているかを表すオフセット値が,カットの総数分だけ順番に格納される。同様に,1104はタイムコード,1106は属性情報に関するテーブルである。ほかにも関連情報を格納する場合には,必要なだけ同様のテーブルが作成される。これらのテーブルの間では,それぞれのテーブルの先頭から数えて同じ位置に格納されているアドレス情報は,同じ代表画像に関する情報となるように格納され,相互に対応がとれるようになっている。1108から1118は,それぞれの情報を格納するデータ領域である。
Claims (6)
- 連続する複数枚の画像よりなる動画像からカットの変わり目を検出する動画像の変化点検出装置において、
対象となる動画像を処理装置に入力する手段と、
前記入力された各フレーム毎に特徴量を取得する手段と、
前記特徴量を用いてカットの変わり目候補を判定する判定手段と、
前記判定されたカットの変わり目候補について音声信号を検出する検出手段とを有し,
前記音声信号の検出手段の結果によってカットの変わり目を決定することを特徴とする動画像の変化点検出装置。 - 前記検出手段により前記カットの変わり目候補で音声信号が検出された場合には、該カットの変わり目候補の次に出現する無音部をカットの変わり目と決定することを特徴とする請求項1記載の動画像の変化点検出装置。
- 前記音声信号の検出は、音声信号が所定値以上検出されるかで判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の動画像の変化点検出装置。
- 前記判定手段は、1のフレームの特徴量と直前のフレームで計算した特徴量との差分を第1の相関係数として求め、さらに該1のフレームの特徴量と2フレーム以上前のフレームで計算した特徴量との差分を第2の相関係数として求め、
前記第1の相関係数と前記第2の相関係数の値が、所定の閾値を超えたとき、当該1のフレームと2フレーム以上前のフレームとの間にカットの変わり目候補があったと判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の動画像の変化点検出装置。 - 前記カットの変わり目候補があったと判定された時、変化点の画像から一定時間オフセットを加えた時点でのフレーム画像をカットを代表する画像として抽出し、
前記カットを代表する画像のサイズを変更して記録装置に格納する格納手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の動画像の変化点検出装置。 - 最新のフレーム画像もしくはサイズを変更した画像を常時2枚以上記憶するためのバッファを設け、過去に遡って変化点が検出された場合に、そのときの変化点に対応する画像を上記バッファから抽出することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の動画像の変化点検出装置。
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