JP3931748B2

JP3931748B2 - DSL device, ATM multiplexing method used therefor, and program therefor

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Publication number: JP3931748B2
Application number: JP2002194042A
Authority: JP
Inventors: 知則石田
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2002-07-03
Filing date: 2002-07-03
Publication date: 2007-06-20
Anticipated expiration: 2022-07-03
Also published as: JP2004040423A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はＤＳＬ装置及びそれに用いるＡＴＭ多重方法並びにそのプログラムに関し、特にＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）装置内におけるコネクション間の伝送速度差を考慮したＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）多重を実現するためのＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎの実現に関する。
【０００２】
【従来の技術】
急速なインタネットの普及を背景にして、エンドユーザに各種サービスを統合したマルチメディア通信の要求が高まっている。マルチメディア通信の実現にはＡＴＭのＱｏＳ（ＱｕａｌｉｔｙｏｆＳｅｒｖｉｃｅ）メカニズムを利用することが有効であるが、そこではコネクション間の伝送速度差を考慮したＡＴＭ多重を実現する方式としてＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎに対する要求が高い。
【０００３】
また、ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎは通信装置間の限られた通信速度に対して、別々な通信速度を持つ多数の加入者回線を多重化する際に廃棄率を最小限に抑える方式でもある。
【０００４】
ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎにおいて廃棄率を最小限に抑えることができるのは、回線毎に持つバッファのＡＴＭセルの蓄積数を基に、回線毎にＡＴＭ多重をする割合を決定しているので、蓄積セル数の多いバッファほど、より多くセルが多重されるため、セルがバッファを溢れにくくなるためである。
【０００５】
ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎを実現するための方式の一例を図５に示す。図５において、従来の方式では、ＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分３が第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部３１−１〜３１−ｎと、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ３２−１〜３２−ｎと、ＡＴＭセル多重部３３と、ＤＳＬラインプロファイル設定部３４とから構成されている。
【０００６】
第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部３１−１〜３１−ｎは第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１３１−１〜１３１−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１３５−１〜１３５−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１３２−１〜１３２−ｎを出力する。
【０００７】
第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ３２−１〜３２−ｎは第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１３２−１〜１３２−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−１〜１３７−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１３３−１〜１３３−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ蓄積セル数信号１３６−１〜１３６−ｎとを出力する。
【０００８】
ＡＴＭセル多重部３３は第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１３３−１〜１３３−ｎと第1 番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ蓄積セル数信号１３６−１〜１３６−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−１〜１３７−ｎとＡＴＭセル多重信号１３４とを出力する。
【０００９】
ＤＳＬラインプロファイル設定部３４はユーザインタフェース信号１３８を入力し、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１３５−１〜１３５−ｎを出力する。
【００１０】
この図５を参照して従来のＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分の動作について説明する。まず、ＤＳＬラインプロファイル設定部３４はＤＳＬライン毎の設定値をユーザインタフェース信号１３８として受信し、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１３１−１〜１３１−ｎのための設定値を第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１３５−１〜１３５−ｎとして第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部３１−１〜３１−ｎへ送出する。
【００１１】
第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部３１−１〜３１−ｎはそれぞれ入力された第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１３５−１〜１３５−ｎに含まれる第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１３１−１〜１３１−ｎに対する最大伝送速度及び最小伝送速度の設定値にしたがって、その範囲内で実際の伝送速度を決める。
【００１２】
また、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部３１−１〜３１−ｎはそれぞれ受信した第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１３１−１〜１３１−ｎから第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１３２−１〜１３２−ｎを取出し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ３２−１〜３２−ｎへ送出する。
【００１３】
第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ３２−１〜３２−ｎはそれぞれ第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１３２−１〜１３２−ｎを受信して蓄え、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−１〜１３７−ｎを受信した時に第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１３３−１〜１３３−ｎをＡＴＭセル多重部３３へ送出する。
【００１４】
また、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ３２−１〜３２−ｎはバッファ内に蓄積されている第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１３２−１〜１３２−ｎをカウントし、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ蓄積セル数信号１３６−１〜１３６−ｎとしてＡＴＭセル多重部３３に送出する。
【００１５】
ＡＴＭセル多重部３３は第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ蓄積セル数信号１３６−１〜１３６−ｎを受信し、そのデータを基に第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−１〜１３７−ｎの送出割合を、例えば、第１番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−１及び第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−ｎのみの場合、その送出割合を、
Ａ：Ｂ＝Ｃ：Ｄ・・・（１）
という式のように決める。ここで、
Ａ＝１／第１番目ＡＴＭセル送出要求信号の送出間隔
Ｂ＝１／第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号の送出間隔
Ｃ＝第１番目ＡＴＭセルバッファ蓄積セル数
Ｄ＝第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ蓄積セル数
である。
【００１６】
ＡＴＭセル多重部３３は上記の割合にしたがって第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１３７−１〜１３７−ｎを第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ３２−１〜３２−ｎへそれぞれ送出する。
【００１７】
また、ＡＴＭセル多重部３３は受信した第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１３３−１〜１３３−ｎを多重化し、ＡＴＭセル多重信号１３４としてＡＴＭネットワーク（図示せず）へ送出する。
【００１８】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分では、リアルタイムでＡＴＭセルバッファ毎に蓄積セル数をカウントしなければならないため、ライン毎にバッファの蓄積セル数監視回路が必要となり、装置内の情報量が増大し、ハードウェアが増大するという問題がある。
【００１９】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎによる多重方式を実現する際に、装置内の情報量を軽減して回路の簡略化を実現することができるＤＳＬ装置及びそれに用いるＡＴＭ多重方法並びにそのプログラムを提供することにある。
【００２０】
【課題を解決するための手段】
本発明によるＤＳＬ装置は、回線速度が設定可能な複数のＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）ラインから取出したＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）セル信号を前記複数のＤＳＬライン各々に対応する複数のＡＴＭセルバッファに蓄積し、前記複数のＡＴＭセルバッファから出力されるＡＴＭセル信号を多重化して送出するＤＳＬ装置であって、
前記複数のＤＳＬライン各々に回線速度を設定するＤＳＬラインプロファイル設定手段と、
前記ＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度に含まれかつＤＳＬライン信号に対する最大伝送速度及び最小伝送速度の範囲内で実際の伝送速度を決める制御手段と、
前記ＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度を用いて前記ＡＴＭセルバッファからの前記ＡＴＭセル信号の出力を要求する要求信号の送出割合を決めかつその決めた送出割合で前記複数のＡＴＭセルバッファから取出したＡＴＭセル信号を多重するＡＴＭセル多重手段とを備え、
前記ＡＴＭセル多重手段は、前記送出割合に対して前記ＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度から計算した重み付けを行って、前記要求信号の送出割合を決めている。
【００２１】
本発明によるＡＴＭ多重方法は、回線速度が設定可能な複数のＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）ラインから取出したＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）セル信号を前記複数のＤＳＬライン各々に対応する複数のＡＴＭセルバッファに蓄積し、前記複数のＡＴＭセルバッファから出力されるＡＴＭセル信号を多重化して送出するＤＳＬ装置に用いるＡＴＭ多重方法であって、
前記ＤＳＬ装置が、前記複数のＤＳＬライン各々に回線速度を設定するＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度を用いて前記ＡＴＭセルバッファからの前記ＡＴＭセル信号の出力を要求する要求信号の送出割合を決めるステップと、その決めた送出割合で前記複数のＡＴＭセルバッファから取出したＡＴＭセル信号を多重するステップとを実行し、
前記ＤＳＬ装置が、前記送出割合を決めるステップにおいて、前記送出割合に対して前記ＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度から計算した重み付けを行って、前記要求信号の送出割合を決めている。
【００２２】
本発明によるプログラムは、回線速度が設定可能な複数のＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）ラインから取出したＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）セル信号を前記複数のＤＳＬライン各々に対応する複数のＡＴＭセルバッファに蓄積し、前記複数のＡＴＭセルバッファから出力されるＡＴＭセル信号を多重化して送出するＤＳＬ装置が実行するプログラムであって、
コンピュータに、前記複数のＤＳＬライン各々に回線速度を設定するＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度を用いて前記ＡＴＭセルバッファからの前記ＡＴＭセル信号の出力を要求する要求信号の送出割合を決める処理と、その決めた送出割合で前記複数のＡＴＭセルバッファから取出したＡＴＭセル信号を多重する処理とを実行させ、
前記送出割合を決める処理において、前記送出割合に対して前記ＤＳＬラインプロファイル設定手段で設定された回線速度から計算した重み付けを行って、前記要求信号の送出割合を決めさせている。
【００２３】
すなわち、本発明のＤＳＬ装置のＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）多重方法は、ＡＴＭ信号の多重方式の一方式であるＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎ機能を用いた方式であり、各ＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）ラインの伝送速度のプロファイル情報から多重する割合に重み付けを行っている。
【００２４】
これによって、本発明のＡＴＭ多重方法では、ＤＳＬライン毎の契約速度差を考慮したＡＴＭ多重が可能であるとともに、各ラインで多重前に持つバッファでのセル廃棄率を少なくすることが可能となる。
【００２５】
より具体的に説明すると、本発明のＡＴＭ多重方法では、各ＤＳＬラインに回線速度を設定するＤＳＬラインプロファイル設定部からのＤＳＬライン速度設定信号によって回線の最大速度が決定されているＤＳＬライン信号がＤＳＬライン制御部からバッファ入力ＡＴＭセル信号として排出され、ＡＴＭセルバッファに蓄積される。
【００２６】
ＡＴＭセルバッファにバッファ入力ＡＴＭセル信号が蓄積される速度はＤＳＬラインによって異なるため、ＡＴＭセルバッファに蓄積されたセルを多重化するＡＴＭセル多重部はＤＳＬラインプロファイル設定部から全ＤＳＬライン最大速度設定情報信号を受取ることによって、各ＤＳＬ回線に設定されている回線速度情報から計算した重みで多重する割合を決めている。これによつて、本発明のＡＴＭ多重方法では、回線速度に応じて重み付けされた多重が可能となる。
【００２７】
つまり、従来の技術では、ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎによる多重方式の実現のために、各回線のバッファ内に蓄積されるＡＴＭセル数を監視する回路を用意し、その監視結果を元にリアルタイムに多重する割合を決めなければならない。
【００２８】
しかしながら、本発明のＡＴＭ多重方法では、ＡＤＳＬ（ＡｓｙｍｍｅｔｒｉｃＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）ラインの設定値を用いて多重する割合をコンフィグレーションの時に一度だけ決めればよいので、バッファの蓄積セル数を監視する回路を具備する必要がなくなり、装置内の情報量が軽減され、回路の簡略化が実現可能となる。また、ＡＤＳＬラインの設定値はユーザとの契約帯域であるため、契約にしたがった通信が実現可能となる。
【００２９】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によるＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）装置内のＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）多重部分の構成を示すブロック図である。図１において、ＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分１は第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部１１−１〜１１−ｎと、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ１２−１〜１２−ｎと、ＡＴＭセル多重部１３と、ＤＳＬラインプロファイル設定部１４と、記録媒体１５とから構成されている。
【００３０】
第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部１１−１〜１１−ｎはそれぞれ第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１１１−１〜１１１−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１１５−１〜１１５−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１１２−１〜１１２−ｎを出力する。
【００３１】
第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ１２−１〜１２−ｎはそれぞれ第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１１２−１〜１１２−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−１〜１１７−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１１３−１〜１１３−ｎを出力する。
【００３２】
ＡＴＭセル多重部１３は第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１１３−１〜１１３−ｎと全ＤＳＬライン最大速度設定情報信号１１６とを入力し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−１〜１１７−ｎとＡＴＭセル多重信号１１４とを出力する。
【００３３】
ＤＳＬラインプロファイル設定部１４はユーザインタフェース信号１１８を入力し、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１１５−１〜１１５−ｎと全ＤＳＬライン最大速度設定情報信号１１６とを出力する。
【００３４】
尚、上記の各部の動作は図示せぬコンピュータが記録媒体１５に格納されたプログラムを実行することで実現され、このプログラムは上記のコンピュータで動作可能なものである。
【００３５】
図２は図１のＡＴＭセル多重部１３の動作を示すフローチャートである。これら図１及び図２を参照して本発明の一実施例によるＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分１の動作について説明する。図２に示す処理は上記のコンピュータが記録媒体１５のプログラムを実行することで実現される。
【００３６】
まず、ＤＳＬラインプロファイル設定部１４はＤＳＬライン毎の設定値をユーザインタフェース信号１１８として受信し、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１１１−１〜１１１−ｎのための設定値を第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１１５−１〜１１５−ｎとして第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部１１−１〜１１−ｎへそれぞれ送出する。
【００３７】
また、ＤＳＬラインプロファイル設定部１４は同時に、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１１５−１〜１１５−ｎと同様な情報を全ＤＳＬライン最大速度設定情報信号１１６としてＡＴＭセル多重部１３へ送出する。
【００３８】
第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部１１−１〜１１−ｎは入力された第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１１５−１〜１１５−ｎに含まれる第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１１１−１〜１１１−ｎに対する最大伝送速度及び最小伝送速度の設定値にしたがって、その範囲内で実際の伝送速度を決める。
【００３９】
また、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部１１−１〜１１−ｎは受信した第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１１１−１〜１１１−ｎから第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１１２−１〜１１２−ｎを取出し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ１２−１〜１２−ｎへ送出する。
【００４０】
第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ１２−１〜１２−ｎは第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１１２−１〜１１２−ｎを受信して蓄積し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−１〜１１７−ｎを受信した時に第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１１３−１〜１１３−ｎをＡＴＭセル多重部１３へ送出する。
【００４１】
ＡＴＭセル多重部１３は全ＤＳＬライン最大速度設定情報信号１１６を受信すると（図２ステップＳ１）、そのデータを基に第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−１〜１１７の送出割合を、例えば、第１番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−１及び第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−ｎのみの場合、その送出割合を上記の（１）式のように決める（図２ステップＳ２）。但し、（１）式において、
Ａ＝１／第１番目ＡＴＭセル送出要求信号の送出間隔
Ｂ＝１／第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号の送出間隔
Ｃ＝第１番目ＤＳＬライン信号に対する最大伝送速度設定値
Ｄ＝第ｎ番目ＤＳＬライン信号に対する最大伝送速度設定値
である。
【００４２】
ＡＴＭセル多重部１３は上記の（１）式で決めた送出割合にしたがって、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１１７−１〜１１７−ｎを第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ１２−１〜１２−ｎへそれぞれ送出する（図２ステップＳ３）。
【００４３】
また、ＡＴＭセル多重部１３は受信した第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１１３−１〜１１３−ｎを多重化し、ＡＴＭセル多重信号１１４としてＡＴＭネットワーク（図示せず）へ送出する（図２ステップＳ４）。
【００４４】
上述した従来の方式では、ＡＴＭセルバッファのセル蓄積数によって多重する割合を変えるというＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎによる多重方式を実現しているため、各回線のバッファ内に蓄積されるＡＴＭセル数を監視する回路を用意し、その監視結果を基にリアルタイムに多重する割合を決めなければならない。
【００４５】
しかしながら、本実施例では、ＡＤＳＬラインの設定値を用いて多重する割合をコンフィグレーションの時に一度だけ決めればよいので、バッファの蓄積セル数を監視する回路を具備する必要がなくなり、装置内の情報量が軽減され、回路の簡略化を実現することができる。また、ＡＤＳＬラインの設定値はユーザとの契約帯域であるため、契約に従った通信を実現することができる。
【００４６】
図３は本発明の他の実施例によるＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分の構成を示すブロック図である。図３において、ＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分２は第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部２１−１〜２１−ｎと、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ２２−１〜２２−ｎと、ＡＴＭセル多重部２３と、ＤＳＬラインプロファイル設定部２４と、記録媒体２５とから構成されている。
【００４７】
第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部２１−１〜２１−ｎはそれぞれ第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１２１−１〜１２１−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１２５−１〜１２５−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１２２−１〜１２２−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン獲得伝送速度情報信号１２６−１〜１２６−ｎとを出力する。
【００４８】
第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ２２−１〜２２−ｎは第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１２２−１〜１２２−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−１〜１２７−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１２３−１〜１２３−ｎを出力する。
【００４９】
ＡＴＭセル多重部２３は第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１２３−１〜１２３−ｎと第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン獲得伝送速度情報信号１２６−１〜１２６−ｎとを入力し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−１〜１２７−ｎとＡＴＭセル多重信号１２４とを出力する。
【００５０】
ＤＳＬラインプロファイル設定部２４はユーザインタフェース信号１２８を入力し、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１２５−１〜１２５−ｎを出力する。
【００５１】
尚、上記の各部の動作は図示せぬコンピュータが記録媒体２５に格納されたプログラムを実行することで実現され、このプログラムは上記のコンピュータで動作可能なものである。
【００５２】
図４は図３のＡＴＭセル多重部２３の動作を示すフローチャートである。これら図３及び図４を参照して本発明の他の実施例によるＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分３の動作について説明する。図４に示す処理は上記のコンピュータが記録媒体２５のプログラムを実行することで実現される。
【００５３】
まず、ＤＳＬラインプロファイル設定部２４はＤＳＬライン毎の設定値をユーザインタフェース信号１２８として受信し、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１２１−１〜１２１−ｎのための設定値を第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１２５−１〜１２５−ｎとして第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部２１−１〜２１−ｎへそれぞれ送出する。
【００５４】
第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部２１−１〜２１−ｎはそれぞれ入力された第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン速度設定信号１２５−１〜１２５−ｎに含まれる第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１２１−１〜１２１−ｎに対する最大伝送速度及び最小伝送速度の設定値にしたがって、その範囲内で実際の伝送速度を決め、その決まった速度を第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン獲得伝送速度情報信号１２６−１〜１２６−ｎとしてＡＴＭセル多重部２３へ送出する。
【００５５】
また、第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン制御部２１−１〜２１−ｎは受信した第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン信号１２１−１〜１２１−ｎから第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１２２−１〜１２２−ｎを取出し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ２２−１〜２２−ｎへ送出する。
【００５６】
第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ２２−１〜２２−ｎは第１番目〜第ｎ番目バッファ入力ＡＴＭセル信号１２２−１〜１２２−ｎを受信して蓄積し、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−１〜１２７−ｎを受信した時に第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１２３−１〜１２３−ｎをＡＴＭセル多重部２３へ送出する。
【００５７】
ＡＴＭセル多重部２３は第１番目〜第ｎ番目ＤＳＬライン獲得伝送速度情報信号１２６−１〜１２６−ｎを受信すると（図４ステップＳ１１）、そのデータを基に第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−１〜１２７−ｎの送出割合を、例えば、第１番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−１及び第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−ｎのみの場合、その送出割合を上記の（１）式のように決める（図４ステップＳ１２）。但し、（１）式において、
Ａ＝１／第１番目ＡＴＭセル送出要求信号の送出間隔
Ｂ＝１／第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号の送出間隔
Ｃ＝第１番目ＤＳＬライン信号の獲得伝送速度
Ｄ＝第ｎ番目ＤＳＬライン信号の獲得伝送速度
である。
【００５８】
ＡＴＭセル多重部２３は上記の（１）式で決めた送出割合にしたがって、第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセル送出要求信号１２７−１〜１２７−ｎを第１番目〜第ｎ番目ＡＴＭセルバッファ２２−１〜２２−ｎへそれぞれ送出する（図４ステップＳ１３）。
【００５９】
また、ＡＴＭセル多重部２３は受信した第１番目〜第ｎ番目バッファ出力ＡＴＭセル信号１２３−１〜１２３−ｎを多重化し、ＡＴＭセル多重信号１２４としてＡＴＭネットワーク（図示せず）へ送出する（図４ステップＳ１４）。
【００６０】
このように、本実施例では、ＤＳＬラインでの実際の伝送速度を用いて各ラインのＡＴＭセルを多重する割合を決めているため、ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎ方式のようにＡＴＭセルバッファの蓄積セル数をカウントする回路を有することなく、従来のＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎ方式と同等にセルの廃棄数が装置全体として少なくなるＡＴＭ多重を実現することができる。
【００６１】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、回線速度が設定可能な各ＤＳＬラインから取出したＡＴＭセル信号を多重化して送出するＤＳＬ装置において、ＤＳＬラインでの実際の伝送速度を用いてＤＳＬライン各々から取出したＡＴＭセル信号を多重する割合を決め、その決めた割合でＡＴＭセル信号を多重することによって、ＷｅｉｇｈｔｅｄＲｏｕｎｄＲｏｂｉｎによる多重方式を実現する際に、装置内の情報量を軽減して回路の簡略化を実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例によるＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分の構成を示すブロック図である。
【図２】図１のＡＴＭセル多重部の動作を示すフローチャートである。
【図３】本発明の他の実施例によるＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分の構成を示すブロック図である。
【図４】図３のＡＴＭセル多重部の動作を示すフローチャートである。
【図５】従来例によるＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
１，２ＤＳＬ装置内のＡＴＭ多重部分
１１−１〜１１−ｎ，
２１−１〜２１−ｎＤＳＬライン制御部
１２−１〜１２−ｎ，
２２−１〜２２−ｎＡＴＭセルバッファ
１３，２３ＡＴＭセル多重部
１４，２４ＤＳＬラインプロファイル設定部
１５，２５記録媒体
１１１−１〜１１１−ｎ，
１２１−１〜１２１−ｎＤＳＬライン信号
１１２−１〜１１２−ｎ，
１２２−１〜１２２−ｎバッファ入力ＡＴＭセル信号
１１３−１〜１１３−ｎ，
１２３−１〜１２３−ｎバッファ出力ＡＴＭセル信号
１１４，１２４ＡＴＭセル多重信号
１１５−１〜１１５−ｎ，
１２５−１〜１２５−ｎＤＳＬライン速度設定信号
１１６全ＤＳＬライン最大速度設定情報信号
１１７−１〜１１７−ｎ，
１２７−１〜１２７−ｎＡＴＭセル送出要求信号
１１８，１２８ユーザインタフェース信号
１２６−１〜１２６−ｎＤＳＬライン獲得伝送速度情報信号[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a DSL device, an ATM multiplexing method used therefor, and a program therefor, and more particularly to a weighted round robin for realizing ATM (Asynchronous Transfer Mode) multiplexing in consideration of a transmission rate difference between connections in a DSL (Digital Subscriber Line) device. Concerning the realization of
[0002]
[Prior art]
Due to the rapid spread of the Internet, there is an increasing demand for multimedia communication integrating various services to end users. It is effective to use ATM QoS (Quality of Service) mechanism for realizing multimedia communication. However, there is a demand for Weighted Round Robin as a method for realizing ATM multiplexing in consideration of a transmission rate difference between connections. high.
[0003]
Further, Weighted Round Robin is a method for minimizing the discard rate when multiplexing a large number of subscriber lines having different communication speeds with respect to the limited communication speed between communication apparatuses.
[0004]
The reason why the discard rate in Weighted Round Robin can be minimized is that the ratio of ATM multiplexing for each line is determined based on the number of ATM cells stored in the buffer for each line. This is because as the number of buffers increases, more cells are multiplexed, and the cells are less likely to overflow the buffer.
[0005]
An example of a scheme for realizing Weighted Round Robin is shown in FIG. In FIG. 5, in the conventional system, the ATM multiplexing part 3 in the DSL device includes first to nth DSL line control units 31-1 to 31-n and first to nth ATM cell buffers 32- 1 to 32-n, an ATM cell multiplexing unit 33, and a DSL line profile setting unit 34.
[0006]
The first to nth DSL line control units 31-1 to 31-n are connected to the first to nth DSL line signals 131-1 to 131-n and the first to nth DSL line speed setting signals 135, respectively. -1 to 135-n are input, and the first to nth buffer input ATM cell signals 132-1 to 132-n are output.
[0007]
The first to nth ATM cell buffers 32-1 to 32-n receive the first to nth buffer input ATM cell signals 132-1 to 132-n and the first to nth ATM cell transmission request signals. 137-1 to 137-n are input, the first to n-th buffer output ATM cell signals 133-1 to 133-n and the first to n-th ATM cell buffer accumulation cell number signals 136-1 to 136-1. 136-n is output.
[0008]
The ATM cell multiplexing unit 33 inputs the first to nth buffer output ATM cell signals 133-1 to 133-n and the first to nth ATM cell buffer accumulation cell number signals 136-1 to 136-n. The first to nth ATM cell transmission request signals 137-1 to 137-n and the ATM cell multiplexed signal 134 are output.
[0009]
The DSL line profile setting unit 34 receives the user interface signal 138 and outputs the first to nth DSL line speed setting signals 135-1 to 135-n.
[0010]
The operation of the ATM multiplexing portion in the conventional DSL apparatus will be described with reference to FIG. First, the DSL line profile setting unit 34 receives the setting value for each DSL line as the user interface signal 138, and sets the setting values for the first to nth DSL line signals 131-1 to 131-n to the first. To the n-th DSL line speed setting signals 135-1 to 135-n to be sent to the first to n-th DSL line control units 31-1 to 31-n.
[0011]
The first to n-th DSL line control units 31-1 to 31-n are included in the input first to n-th DSL line speed setting signals 135-1 to 135-n, respectively. The actual transmission rate is determined within the range according to the set values of the maximum transmission rate and the minimum transmission rate for the nth DSL line signals 131-1 to 131-n.
[0012]
The first to nth DSL line control units 31-1 to 31-n receive the first to nth buffers from the received first to nth DSL line signals 131-1 to 131-n, respectively. The input ATM cell signals 132-1 to 132-n are taken out and sent to the first to nth ATM cell buffers 32-1 to 32-n.
[0013]
The first to nth ATM cell buffers 32-1 to 32-n receive and store the first to nth buffer input ATM cell signals 132-1 to 132-n, respectively. When receiving the th-th ATM cell transmission request signals 137-1 to 137-n, the first to n-th buffer output ATM cell signals 133-1 to 133-n are transmitted to the ATM cell multiplexing unit 33.
[0014]
The first to nth ATM cell buffers 32-1 to 32-n count the first to nth buffer input ATM cell signals 132-1 to 132-n stored in the buffer, The first to nth ATM cell buffer accumulation cell number signals 136-1 to 136-n are sent to the ATM cell multiplexer 33.
[0015]
The ATM cell multiplexer 33 receives the first to nth ATM cell buffer accumulation cell number signals 136-1 to 136 -n, and based on the data, the first to nth ATM cell transmission request signal 137- 1 to 137-n, for example, in the case of only the first ATM cell transmission request signal 137-1 and the nth ATM cell transmission request signal 137-n, the transmission ratio is
A: B = C: D (1)
Decide like this formula. here,
A = 1 / transmission interval of the first ATM cell transmission request signal B = 1 / transmission interval of the nth ATM cell transmission request signal C = number of first ATM cell buffer accumulation cells D = accumulation of the nth ATM cell buffer The number of cells.
[0016]
The ATM cell multiplexing unit 33 sends the first to nth ATM cell transmission request signals 137-1 to 137-n to the first to nth ATM cell buffers 32-1 to 32-n according to the above ratio. Send it out.
[0017]
Also, the ATM cell multiplexing unit 33 multiplexes the received first to nth buffer output ATM cell signals 133-1 to 133-n, and sends them as ATM cell multiplexed signals 134 to an ATM network (not shown).
[0018]
[Problems to be solved by the invention]
In the ATM multiplexing part in the conventional DSL apparatus described above, the number of stored cells must be counted for each ATM cell buffer in real time, so a buffer storage cell number monitoring circuit is required for each line. And the hardware increases.
[0019]
Accordingly, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and to realize a DSL device capable of reducing the amount of information in the device and simplifying the circuit when realizing a multiplexing method using Weighted Round Robin, and to it An ATM multiplexing method to be used and its program are provided.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
The DSL apparatus according to the present invention stores ATM (Asynchronous Transfer Mode) cell signals taken from a plurality of DSL (Digital Subscriber Line) lines whose line speeds can be set in a plurality of ATM cell buffers corresponding to the plurality of DSL lines. A DSL device for multiplexing and sending out ATM cell signals output from the plurality of ATM cell buffers ,
DSL line profile setting means for setting a line speed for each of the plurality of DSL lines;
Control means for determining an actual transmission speed within a range of a maximum transmission speed and a minimum transmission speed included in the line speed set by the DSL line profile setting means, and for a DSL line signal;
Wherein determining the delivery rate of the request signal for requesting output of the ATM cell signal and the determined was delivery rate by the plurality of ATM cell buffer from the ATM cell buffer using a line speed set by the DSL line profile setting means ATM cell multiplexing means for multiplexing the ATM cell signal extracted from
The ATM cell multiplexing unit, by weighting calculated from the set line speed at the DSL line profile setting means for the delivery rate, and determines the delivery rate of said request signal.
[0021]
According to the ATM multiplexing method of the present invention, an ATM (Asynchronous Transfer Mode) cell signal taken out from a plurality of DSL (Digital Subscriber Line) lines whose line speed can be set is transferred to a plurality of ATM cell buffers corresponding to the plurality of DSL lines. An ATM multiplexing method for use in a DSL device that stores and multiplexes and sends out ATM cell signals output from the plurality of ATM cell buffers ,
The DSL device sends a request signal for requesting output of the ATM cell signal from the ATM cell buffer using a line speed set by a DSL line profile setting means for setting a line speed for each of the plurality of DSL lines. Performing a step of determining a ratio, and a step of multiplexing ATM cell signals extracted from the plurality of ATM cell buffers at the determined transmission ratio;
The DSL device, in the step of determining the delivery rate, by weighting calculated from the line speed set by the DSL line profile setting means for the delivery rate, and determines the delivery rate of said request signal.
[0022]
The program according to the present invention accumulates ATM (Asynchronous Transfer Mode) cell signals taken from a plurality of DSL (Digital Subscriber Line) lines whose line speeds can be set in a plurality of ATM cell buffers corresponding to the plurality of DSL lines. A program executed by a DSL device that multiplexes and transmits ATM cell signals output from the plurality of ATM cell buffers ,
A transmission rate of a request signal for requesting the computer to output the ATM cell signal from the ATM cell buffer using a line speed set by a DSL line profile setting means for setting a line speed for each of the plurality of DSL lines. A process of determining, and a process of multiplexing the ATM cell signals extracted from the plurality of ATM cell buffers at the determined transmission rate,
In the process for determining the delivery rate, by weighting calculated from the line speed set by the DSL line profile setting means for the delivery rate, and me decide the delivery rate of said request signal.
[0023]
In other words, the ATM (Asynchronous Transfer Mode) multiplexing method of the DSL apparatus of the present invention is a method using the Weighted Round Robin function, which is one of ATM signal multiplexing methods, and the transmission rate of each DSL (Digital Subscriber Line) line. The weight ratio is weighted from the profile information.
[0024]
Thereby, in the ATM multiplexing method of the present invention, ATM multiplexing considering the contract speed difference for each DSL line is possible, and it is possible to reduce the cell discard rate in the buffer that each line has before multiplexing. .
[0025]
More specifically, in the ATM multiplexing method of the present invention, a DSL line signal whose maximum line speed is determined by a DSL line speed setting signal from a DSL line profile setting unit that sets a line speed for each DSL line is obtained. The data is discharged from the DSL line controller as a buffer input ATM cell signal and stored in the ATM cell buffer.
[0026]
Since the rate at which buffered ATM cell signals are stored in the ATM cell buffer varies depending on the DSL line, the ATM cell multiplexing unit that multiplexes the cells stored in the ATM cell buffer sets the maximum speed of all DSL lines from the DSL line profile setting unit. By receiving the information signal, the ratio of multiplexing with the weight calculated from the line speed information set for each DSL line is determined. As a result, the ATM multiplexing method of the present invention enables multiplexing weighted according to the line speed.
[0027]
In other words, in the prior art, in order to realize a multiplexing method using weighted round robin, a circuit for monitoring the number of ATM cells stored in the buffer of each line is prepared, and the ratio of multiplexing in real time based on the monitoring result Must decide.
[0028]
However, the ATM multiplexing method of the present invention has a circuit for monitoring the number of stored cells in the buffer because the multiplexing ratio needs to be determined only once during configuration using the setting value of the ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line) line. Therefore, the amount of information in the apparatus is reduced, and the circuit can be simplified. Further, since the set value of the ADSL line is a contract bandwidth with the user, communication according to the contract can be realized.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an ATM (Asynchronous Transfer Mode) multiplexed portion in a DSL (Digital Subscriber Line) apparatus according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, the ATM multiplexing portion 1 in the DSL device includes first to nth DSL line control units 11-1 to 11-n and first to nth ATM cell buffers 12-1 to 12-n. And an ATM cell multiplexing unit 13, a DSL line profile setting unit 14, and a recording medium 15.
[0030]
The first to nth DSL line control units 11-1 to 11-n respectively include the first to nth DSL line signals 111-1 to 111-n and the first to nth DSL line speed setting signals. 115-1 to 115-n are input, and first to nth buffer input ATM cell signals 112-1 to 112-n are output.
[0031]
The 1st to nth ATM cell buffers 12-1 to 12-n are the 1st to nth buffer input ATM cell signals 112-1 to 112-n and the 1st to nth ATM cell transmission requests, respectively. The signals 117-1 to 117-n are input, and the first to nth buffer output ATM cell signals 113-1 to 113-n are output.
[0032]
The ATM cell multiplexer 13 receives the first to nth buffer output ATM cell signals 113-1 to 113-n and the total DSL line maximum speed setting information signal 116, and transmits the first to nth ATM cells. Request signals 117-1 to 117-n and ATM cell multiplexed signal 114 are output.
[0033]
The DSL line profile setting unit 14 receives the user interface signal 118 and outputs first to nth DSL line speed setting signals 115-1 to 115-n and all DSL line maximum speed setting information signals 116.
[0034]
The operation of each unit described above is realized by a computer (not shown) executing a program stored in the recording medium 15, and this program can be operated by the computer.
[0035]
FIG. 2 is a flowchart showing the operation of the ATM cell multiplexer 13 of FIG. The operation of the ATM multiplexing portion 1 in the DSL apparatus according to one embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The processing shown in FIG. 2 is realized by the computer executing the program of the recording medium 15.
[0036]
First, the DSL line profile setting unit 14 receives the setting value for each DSL line as the user interface signal 118, and sets the setting values for the first to nth DSL line signals 111-1 to 111-n to the first. To the n-th DSL line speed setting signals 115-1 to 115-n, respectively, to the first to n-th DSL line control units 11-1 to 11-n.
[0037]
At the same time, the DSL line profile setting unit 14 uses the same information as the first to nth DSL line speed setting signals 115-1 to 115-n as the total DSL line maximum speed setting information signal 116, and the ATM cell multiplexing unit 13. To send.
[0038]
The first to nth DSL line control units 11-1 to 11-n receive the first to nth included in the input first to nth DSL line speed setting signals 115-1 to 115-n. The actual transmission rate is determined within the range according to the setting values of the maximum transmission rate and the minimum transmission rate for the DSL line signals 111-1 to 111-n.
[0039]
The first to nth DSL line control units 11-1 to 11-n receive the first to nth buffer inputs from the received first to nth DSL line signals 111-1 to 111-n. The ATM cell signals 112-1 to 112-n are taken out and sent to the first to nth ATM cell buffers 12-1 to 12-n.
[0040]
The first to nth ATM cell buffers 12-1 to 12-n receive and store the first to nth buffer input ATM cell signals 112-1 to 112-n, and the first to nth buffer cells. The first to nth buffer output ATM cell signals 113-1 to 113-n are sent to the ATM cell multiplexer 13 when the th-th ATM cell transmission request signals 117-1 to 117-n are received.
[0041]
When the ATM cell multiplexing unit 13 receives all the DSL line maximum rate setting information signals 116 (step S1 in FIG. 2), the transmission ratio of the first to nth ATM cell transmission request signals 117-1 to 117 based on the data. For example, in the case of only the first ATM cell transmission request signal 117-1 and the nth ATM cell transmission request signal 117-n, the transmission ratio is determined as in the above equation (1) (step S2 in FIG. 2). ). However, in equation (1):
A = 1 / transmission interval of the first ATM cell transmission request signal B = 1 / transmission interval of the nth ATM cell transmission request signal C = maximum transmission rate setting value D = nth DSL for the first DSL line signal This is the maximum transmission speed setting value for the line signal.
[0042]
The ATM cell multiplexing unit 13 sends the first to nth ATM cell transmission request signals 117-1 to 117-n in accordance with the transmission ratio determined by the above equation (1) to the first to nth ATM cell buffers. The data is sent to 12-1 to 12-n (step S3 in FIG. 2).
[0043]
Also, the ATM cell multiplexing unit 13 multiplexes the received first to nth buffer output ATM cell signals 113-1 to 113-n, and sends them to the ATM network (not shown) as an ATM cell multiplexed signal 114 ( FIG. 2 step S4).
[0044]
In the conventional method described above, a weighted round robin multiplexing method is implemented in which the multiplexing rate is changed depending on the number of ATM cell buffer cells stored. Therefore, a circuit for monitoring the number of ATM cells stored in the buffer of each line. Must be prepared, and the rate of multiplexing in real time must be determined based on the monitoring results.
[0045]
However, in this embodiment, since the ratio of multiplexing using the set value of the ADSL line only needs to be determined once at the time of configuration, it is not necessary to provide a circuit for monitoring the number of stored cells in the buffer, and information in the device The amount is reduced, and the circuit can be simplified. Further, since the setting value of the ADSL line is a contract bandwidth with the user, communication according to the contract can be realized.
[0046]
FIG. 3 is a block diagram showing the structure of the ATM multiplexing portion in the DSL apparatus according to another embodiment of the present invention. In FIG. 3, the ATM multiplexing part 2 in the DSL device includes first to nth DSL line control units 21-1 to 21-n and first to nth ATM cell buffers 22-1 to 22-n. And an ATM cell multiplexing unit 23, a DSL line profile setting unit 24, and a recording medium 25.
[0047]
The first to nth DSL line control units 21-1 to 21-n respectively include the first to nth DSL line signals 121-1 to 121-n and the first to nth DSL line speed setting signals. 125-1 to 125-n are input, and the first to nth buffer input ATM cell signals 122-1 to 122-n and the first to nth DSL line acquisition transmission rate information signals 126-1 to 126-1 are input. 126-n.
[0048]
The first to nth ATM cell buffers 22-1 to 22-n are the first to nth buffer input ATM cell signals 122-1 to 122-n and the first to nth ATM cell transmission request signals. 127-1 to 127-n are input, and first to nth buffer output ATM cell signals 123-1 to 123-n are output.
[0049]
The ATM cell multiplexer 23 receives the first to nth buffer output ATM cell signals 123-1 to 123-n and the first to nth DSL line acquisition transmission rate information signals 126-1 to 126-n. The first to nth ATM cell transmission request signals 127-1 to 127-n and the ATM cell multiplexed signal 124 are output.
[0050]
The DSL line profile setting unit 24 receives the user interface signal 128 and outputs first to nth DSL line speed setting signals 125-1 to 125-n.
[0051]
The operations of the above-described units are realized by a computer (not shown) executing a program stored in the recording medium 25, and the program can be operated by the computer.
[0052]
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the ATM cell multiplexing unit 23 of FIG. The operation of the ATM multiplexing portion 3 in the DSL apparatus according to another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The processing shown in FIG. 4 is realized by the computer executing the program of the recording medium 25.
[0053]
First, the DSL line profile setting unit 24 receives the setting value for each DSL line as the user interface signal 128, and sets the setting values for the first to nth DSL line signals 121-1 to 121-n to the first. To n-th DSL line speed setting signals 125-1 to 125-n, which are sent to the first to n-th DSL line control units 21-1 to 21-n, respectively.
[0054]
The first to n-th DSL line control units 21-1 to 21-n are included in the first to n-th DSL line speed setting signals 125-1 to 125-n, respectively. According to the set values of the maximum transmission rate and the minimum transmission rate for the nth DSL line signals 121-1 to 121-n, an actual transmission rate is determined within the range, and the determined rate is determined by the first to nth DSL. The line acquisition transmission rate information signals 126-1 to 126-n are sent to the ATM cell multiplexing unit 23.
[0055]
The first to n-th DSL line control units 21-1 to 21-n receive the first to n-th buffer inputs from the received first to n-th DSL line signals 121-1 to 121-n. The ATM cell signals 122-1 to 122-n are taken out and sent to the first to nth ATM cell buffers 22-1 to 22-n.
[0056]
The first to nth ATM cell buffers 22-1 to 22-n receive and store the first to nth buffer input ATM cell signals 122-1 to 122-n, and the first to nth buffer cells. The first to nth buffer output ATM cell signals 123-1 to 123-n are sent to the ATM cell multiplexer 23 when the th-th ATM cell transmission request signals 127-1 to 127-n are received.
[0057]
When the ATM cell multiplexing unit 23 receives the first to nth DSL line acquisition transmission rate information signals 126-1 to 126-n (step S11 in FIG. 4), the first to nth ATMs are based on the data. For example, in the case of only the first ATM cell transmission request signal 127-1 and the nth ATM cell transmission request signal 127-n, the transmission ratio of the cell transmission request signals 127-1 to 127-n is the above-described transmission ratio. (1) in FIG. 4 is determined (step S12 in FIG. 4). However, in equation (1):
A = 1 / transmission interval of the first ATM cell transmission request signal B = 1 / transmission interval of the nth ATM cell transmission request signal C = acquired transmission speed of the first DSL line signal D = nth DSL line signal Is the acquired transmission rate.
[0058]
The ATM cell multiplexing unit 23 sends the first to nth ATM cell transmission request signals 127-1 to 127-n according to the transmission ratio determined by the above equation (1) to the first to nth ATM cell buffers. The data are sent to 22-1 to 22-n (step S13 in FIG. 4).
[0059]
Also, the ATM cell multiplexing unit 23 multiplexes the received first to nth buffer output ATM cell signals 123-1 to 123-n and sends them as ATM cell multiplexed signals 124 to an ATM network (not shown) ( FIG. 4 step S14).
[0060]
In this way, in this embodiment, since the ratio of multiplexing ATM cells in each line is determined using the actual transmission rate on the DSL line, the number of cells stored in the ATM cell buffer is set as in the Weighted Round Robin method. Without having a circuit for counting, it is possible to realize ATM multiplexing in which the number of discarded cells is reduced as a whole device as in the conventional weighted round robin method.
[0061]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the DSL apparatus that multiplexes and sends out the ATM cell signal extracted from each DSL line in which the line speed can be set, the actual transmission speed on the DSL line is used to extract from each DSL line. The ratio of multiplexing ATM cell signals is determined, and the ATM cell signals are multiplexed at the determined ratio, thereby reducing the amount of information in the device and simplifying the circuit when realizing a multiplexing method using Weighted Round Robin. The effect that can be realized is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an ATM multiplexing portion in a DSL apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing the operation of the ATM cell multiplexing unit of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of an ATM multiplexing portion in a DSL apparatus according to another embodiment of the present invention.
4 is a flowchart showing the operation of the ATM cell multiplexing unit of FIG. 3;
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of an ATM multiplexing portion in a DSL apparatus according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
1, ATM multiple parts 11-1 to 11-n in the DSL device,
21-1 to 21-n DSL line control units 12-1 to 12-n,
22-1 to 22-n ATM cell buffer 13, 23 ATM cell multiplexing unit 14, 24 DSL line profile setting unit 15, 25 Recording media 111-1 to 111-n,
121-1 to 121-n DSL line signals 112-1 to 112-n,
122-1 to 122-n buffer input ATM cell signals 113-1 to 113-n,
1233-1 to 123-n Buffer output ATM cell signals 114, 124 ATM cell multiplexed signals 115-1 to 115-n,
125-1 to 125-n DSL line speed setting signal 116 All DSL line maximum speed setting information signals 117-1 to 117-n,
127-1 to 127-n ATM cell transmission request signal 118, 128 User interface signal 126-1 to 126-n DSL line acquisition transmission rate information signal

Claims

An ATM (Asynchronous Transfer Mode) cell signal extracted from a plurality of DSL (Digital Subscriber Line) lines whose line speed can be set is accumulated in a plurality of ATM cell buffers corresponding to each of the plurality of DSL lines, and the plurality of ATM cells. A DSL device for multiplexing and sending out ATM cell signals output from a buffer ;
DSL line profile setting means for setting a line speed for each of the plurality of DSL lines;
Control means for determining an actual transmission speed within a range of a maximum transmission speed and a minimum transmission speed included in the line speed set by the DSL line profile setting means, and for a DSL line signal;
Wherein determining the delivery rate of the request signal for requesting output of the ATM cell signal and the determined was delivery rate by the plurality of ATM cell buffer from the ATM cell buffer using a line speed set by the DSL line profile setting means ATM cell multiplexing means for multiplexing the ATM cell signal extracted from
The ATM cell multiplexing unit, by weighting calculated from the set line speed at the DSL line profile setting means for the delivery rate, DSL and wherein the determining the delivery rate of said request signal.

2. The DSL apparatus according to claim 1, wherein the ATM cell multiplexing means performs multiplexing of the ATM cell signal by a method using a weighted round robin function.

An ATM (Asynchronous Transfer Mode) cell signal extracted from a plurality of DSL (Digital Subscriber Line) lines whose line speed can be set is accumulated in a plurality of ATM cell buffers corresponding to each of the plurality of DSL lines, and the plurality of ATM cells. An ATM multiplexing method used in a DSL device that multiplexes and sends out ATM cell signals output from a buffer ,
The DSL device sends a request signal for requesting output of the ATM cell signal from the ATM cell buffer using a line speed set by a DSL line profile setting means for setting a line speed for each of the plurality of DSL lines. Performing a step of determining a ratio, and a step of multiplexing ATM cell signals extracted from the plurality of ATM cell buffers at the determined transmission ratio;
Wherein the DSL device, in the step of determining the delivery rate, by weighting calculated from the set line speed at the DSL line profile setting means for the delivery rate determines the delivery rate of the request signal ATM multiplexing method.

4. The ATM multiplexing method according to claim 3, wherein the DSL device performs multiplexing of the ATM cell signal by a method using a Weighted Round Robin function.

An ATM (Asynchronous Transfer Mode) cell signal extracted from a plurality of DSL (Digital Subscriber Line) lines whose line speed can be set is accumulated in a plurality of ATM cell buffers corresponding to each of the plurality of DSL lines, and the plurality of ATM cells. A program executed by a DSL device that multiplexes and transmits ATM cell signals output from a buffer ,
A transmission rate of a request signal for requesting the computer to output the ATM cell signal from the ATM cell buffer using a line speed set by a DSL line profile setting means for setting a line speed for each of the plurality of DSL lines. A process of determining, and a process of multiplexing the ATM cell signals extracted from the plurality of ATM cell buffers at the determined transmission rate,
In the process for determining the delivery rate, by weighting calculated from the line speed set by the DSL line profile setting means for the delivery rate, the program for causing determine the delivery rate of said request signal.