JP3925771B2 - 高周波スイッチモジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は準マイクロ波帯などの高周波帯域で用いられる高周波複合部品に関し、少なくとも1つのアンテナで送受信系を取り扱う高周波スイッチモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話の普及には、目を見張るものがあり、携帯電話の機能、サービスの向上が図られている。当初、1つのアンテナを1つの送受信系で共用するシングルバンド携帯電話から始まった。その為の積層体を用いた高周波スイッチも開発された(例えば特開平6−197040号、特開平9−36603号公報参照)。
その後、加入者数の急増に伴い、デュアルバンド携帯電話等が市場に出てきた。このデュアルバンド携帯電話は、通常の携帯電話が一つの送受信系のみを取り扱うのに対し、2つの送受信系を取り扱うものである。これにより、利用者は都合の良い送受信系を選択して利用することが出来るものである。
例えば、デュアルバンド携帯電話では、GSM1800システム(送信TX.1710〜1785MHz、受信RX.1805〜1880MHz)、第2の送受信系としてEGSM900システム(送信TX.880〜915MHz、受信RX.925〜960MHz)の2つのシステムに対応する。
このような携帯電話では、それぞれの周波数に応じた信号経路、及び複数の周波数を切り替えるためのスイッチとして分波回路とスイッチ回路を用いて構成されるスイッチモジュールが用いられる(例えば特開平9−36604号、特開平11−55002号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようする課題】
従来の高周波スイッチモジュールにおいても、グランドパターンの重要性は、当業者の間で漠然とは認識されてきた。例えば、特開平6−197040号公報には、図8に示すように、幅広の側面電極GNDを内部アース電極に接続し、スイッチ回路の第1のダイオードの一端をコンデンサを介してアース側に接続した高周波スイッチモジュールが記載される。
すなわち、従来の高周波スイッチモジュールは、側面部に外部接続端子EXTを設けることが多い。高周波スイッチモジュールをプリント基板に半田付けした際に、フィレツトが形成されて半田強度が増す為である。なお、外部接続端子には、送信端子TX、受信端子RX、スイッチ回路のコントロール端子VC、それにグランド端子GND等がある。
しかし、側面部に外部接続端子EXTを設けると、積層体ML上に搭載するアンテナ切換え用のスイッチ回路を構成するPINダイオードなどの電子部品DPと半田ブリッジ(橋絡)により短絡する恐れもある。両者間の距離が近づき過ぎるからである。
このことは、高周波スイッチモジュールの小型化傾向の中で顕著になってきている。小型化傾向は、外部接続端子EXTと電子部品DP間の短絡のみならず、外部接続端子EXT同士の短絡をも招くことが多くなった。このことは、小型化傾向が必然の流れである高周波スイッチモジュールにおいては、設計の自由度を著しく制限する問題となっていた。
また、特開平6−197040号公報記載のアースの取り方では、高周波的に安定したアースとならず、浮遊容量が発生し、アイソレーションが劣化して、時には動作が不安定になることもあった。突発的に発生するノイズ、静電気放電などのサージ等に弱くなることが多かった。
そこで本発明は、このような問題点を解消する為になされたものであり、超小型で且つ安定したアースが取れ、更に半田ブリッジの恐れが無く、電気的特性に優れた高周波スイッチモジュールを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、積層体に実装されたスイッチ素子と、前記積層体の誘電体層に形成された電極パターンで、スイッチ回路とローパスフィルタ回路を構成した高周波スイッチモジュールであって、外部接続端子が積層体の底面に形成されるが、側面には形成されてなく、前記各誘電体層間の電極パターンの接続、及び前記電極パターンと外部接続端子との接続を全てスルーホールで行なうとともに、前記積層体の底面側の誘電体層にはグランド電極が形成され、前記グランド電極から積層体底面に複数のスルーホールを延出させて、前記外部接続端子のうちの複数のグランド端子と接続し、前記グランド電極の縁部領域の誘電体層には、前記外部接続端子のうちの高周波端子、スイッチ回路制御端子と接続するスルーホールが形成されていることを特徴とする高周波スイッチモジュールである。
本発明においては、複数の送受信系の信号を分波する分波回路を備え、前記分波回路を構成する電極パターンと前記高周波端子が、誘電体層の積層方向に連続する複数のスルーホールを介して接続するのも好ましい。
積層体の相対向する側面側には、他の外部接続端子よりも広い面積に形成されたグランド端子のみが形成され、前記広面積のグランド端子と前記グランド電極とを複数のスルーホールで接続するのも好ましい。そして更に積層体の他の側面側には、高周波端子、スイッチ回路制御端子、グランド端子を形成するのが好ましい。
また本発明においては、前記グランド電極の上側に他のグランド電極が配置され、前記他のグランド電極は、その一部が抜いて形成されており、前記抜き部にグランド電極間に配置された電極パターンと接続するスルーホールが形成されているのが好ましい。
また本発明においては、前記外部接続端子のうち、高周波端子の隣には、グランド端子又はスイッチ回路制御端子が配置されるのが好ましい。
また本発明においては、前記スイッチ素子としてダイオードまたはトランジスタを用いるのが好ましい。
また本発明においては、前記積層体にSAWフィルタを配置してなり、前記SAWフィルタは誘電体層の積層方向に連続する複数のスルーホールを介して前記外部接続端子と接続するのが好ましい。
【0005】
本発明は、側面電極を用いずにスルーホール(ビアホール、バイアホールとも呼ばれる)のみで高周波スイッチモジュール回路を構成し、且つ複数のスルーホールで幅広いグランド(GND)パターンを形成することにより、安定したアースが確保できることを知見した。
(作用)
本発明は、複数のスルーホールにより、積層体の底部に幅広いグランド(GND)パターンを形成したので、下記の作用効果がある。
(1)幅広いグランド(GND)パターンの中に、複数のスルーホールを形成した。従って、本発明の高周波スイッチモジュールを携帯電話などの基板に搭載して半田付けした場合、電気的に安定したアースが確保できる。広いグランド(GND)パターン面積を確保でき、全てのグランド(GND)パターンは複数のスルーホールにより、電気的に等電位な零電位のアースにできる。高周波的に同電位のアースとなる。
(2)複数のスルーホール、言い換えれば、短いピッチで配置されたスルーホールは、導波管における阻止棒のような機能をする。従って、ある周波数以下の電磁波を遮断する効果もあり、シールド効果を果たして、この意味でもアースを安定化する。スルーホールのピッチが短ければ短い程、高い周波数の遮断ができるし、電位の均一度も良い。
(3)スルーホールの形状を通常の円形孔ではなく、長孔とした場合には、前記(2)記載の「阻止棒」効果が強調される。場合によって、使い分けられる。
【0006】
【発明の実施の形態】
まず、本発明に係る高周波スイッチモジュールについて、図を用いて説明する。図1はシングルバンド、図2はデュアルバンドに適用した場合の等価回路を示す。
【0007】
図1は、本発明の1実施例で、シングルバンド携帯電話に用いる高周波スイッチモジュールの回路を示す。
スイッチ回路の機能は、送信回路と受信回路を電気的に高速に切替分離してアンテナ端子を介してアンテナと接続することである。このスイッチ回路は、2つのダイオードDP1、DP2と、2つの伝送線路LP1、LP2からなり、ダイオードDP1はアンテナ端子ANT側にアノードが接続され、送信TX側にカソードが接続され、そのカソード側にアースに接続される伝送線路LP1が接続されている。
通常アンテナは、高周波スイッチモジュールの外にロット状、ワイヤ状のものが取り付けられ、高周波スイッチモジュールのアンテナ端子ANTに接続されるが、今後モジュール化の要請が更に強まると、平面アンテナを更に複合化して取り込んだ高周波スイッチモジュールも考えられる。本発明は、実施例としてはアンテナを外部取り付けしたものを例示するが、アンテナを含んだ複合モジュールにも適用できる。
そして、アンテナ側と受信RX間に伝送線路LP2が接続され、その受信RX側にカソードが接続されたダイオードDP2が接続され、そのダイオードDP2のアノードには、アースとの間にコンデンサCP6が接続され、その間にインダクタが接続され、コントロール回路VC2に接続される。コントロール回路VC2に電圧(例えば+3V、+2.6V)を印加すると、ダイオードDP2,DP1がONして送信回路TXとアンテナ端子ANTが接続される。コントロール回路に電圧を印加しない場合には、アンテナ端子ANTと受信系RXが接続されている。このようにして、1つのアンテナを送受信系の両方が共用できる。コントロール回路の端子VC2に接続されたインダクタLPは、電源側を見たインピーダンスを大きくすることにより、電源側のインピーダンスが負荷変動などにより変動しても影響を阻止する機能がある。
この実施例では、スイッチ回路にダイオードを用いたので、高周波における耐電力に優れ、低損失という効果がある。
この実施例では更に、送信TX回路側にローパスフィルタ回路を挿入する。即ち、伝送線路LP3と、コンデンサCP3、CP4、CP7から構成され、スイッチ回路SWのダイオードDP1と伝送線路LP1の間に挿入されている。ローパスフィルタを入れると、アンプ(増幅器)等から発生する高調波を抑制できる。
図1のシングルバンドの高周波スイッチモジュールを実装した一実施例の斜視図を図2に示す。DPはダイオードDP1とダイオードDP2をパッケージングした電子部品である。側面電極は一切使用せず、積層体の層間の電気的接続は、全てスルーホールで行った。
【0008】
図3にデュアルバンドの1実施例を示す。
この実施例は、通過帯域の異なる第1の送受信系(EGSM900)と第2の送受信系(GSM1800)を扱う高周波スイッチモジュールであり、第1の送受信系(EGSM900)の送信信号と受信信号を切り換える第1のスイッチ回路、第1のスイッチ回路の送信ラインに接続される第1のローパスフィルタ回路、第2の送受信系(GSM1800)の送信信号と受信信号を切り換える第2のスイッチ回路、第2のスイッチ回路の送信ラインに接続される第2のローパスフィルタ回路、第1の送受信系と第2の送受信系を分波する分波回路から構成されている。
アンテナ端子ANTに接続される分波回路部分は、2つのノッチ回路が主回路となっている。つまり、伝送線路LF1とコンデンサCF1で一つのノッチ回路を構成し、伝送線路LF2とコンデンサCF2でもう一つのノッチ回路を構成している。
そして、一つのノッチ回路には、アースに接続されるコンデンサCF3が接続されている。このコンデンサCF3は、分波特性のローパスフィルタ特性を向上させる目的で接続されている。また、もう一つのノッチ回路には、アースに接続される伝送線路LF3と、コンデンサCF4を直列に接続している。この伝送線路LF3とコンデンサCF4は、分波特性のハイパスフィルタ特性を向上させる目的で接続されている。
この分波回路は、ノッチ回路以外、例えばバンドパス回路、ローパス回路、ハイパス回路などを用いてもよく、これらを適宜組み合わせて構成することも出来る。
次に、第1のスイッチ回路について説明する。第1のスイッチ回路は、図3上側のスイッチ回路であり、EGSM900系の送信TXと受信RXを切り換えるものである。このスイッチ回路SWは、2つのダイオードDG1、DG2と、2つの伝送線路LG1、LG2からなり、ダイオードDG1はアンテナ端子ANT側にアノードが接続され、送信TX側にカソードが接続され、そのカソード側にアースに接続される伝送線路LG1が接続されている。そして、アンテナ側と受信RX間に伝送線路LG2が接続され、その受信側にカソードが接続されたダイオードDG2が接続され、そのダイオードDG2のアノードには、アースとの間にコンデンサCG6が接続され、その間にインダクタLGが接続され、コントロール回路VC1に接続される。
そして、送信TX回路側に挿入されるローパスフィルタ回路は、伝送線路LG3と、コンデンサCG3、CG4、CG7から構成され、スイッチ回路SWのダイオードDG1と伝送線路LG1の間に挿入されている。
次に、第2のスイッチ回路について説明する。第2のスイッチ回路は、図3下側のスイッチ回路であり、GSM1800系の送信TXと受信RXを切り換えるものである。このスイッチ回路SWは、2つのダイオードDP1、DP2と、2つの伝送線路LP1、LP2からなり、ダイオードDP1はアンテナ端子ANT側にアノードが接続され、送信TX側にカソードが接続され、そのカソード側にアースに接続される伝送線路LP1が接続されている。そして、アンテナ側と受信RX間に伝送線路LP2が接続され、その受信RX側にカソードが接続されたダイオードDP2が接続され、そのダイオードDP2のアノードには、アースとの間にコンデンサCP6が接続され、その間にインダクタが接続され、コントロール回路VC2に接続される。
コントロール回路の動作を説明する。EGSM900系の送信を有効とする場合には、電圧端子VC1に所定の電圧を印加する。同様に、電圧端子VC2に所定の電圧を印加するとGSM1800系の送信が有効となる。受信時には、どちらの電圧端子VC1,VC2にも電圧を印加しない。
そして、送信TX回路側に挿入されるローパスフィルタ回路は、伝送線路LP3と、コンデンサCP3、CP4、CP7から構成され、スイッチ回路SWのダイオードDP1と伝送線路LP1の間に挿入されている。
【0009】
図3に示す実施例には、伝送線路LG2,LP2と受信RX(RX/EGSM900,RX/GSM1800)の間に、SG、SPで示される弾性表面波素子(SAW)を用いたバンドパスフィルタを接続してある。SAWフィルタを用いることにより、小型化できるし、電気的にもQ(共振回路の先鋭度)の高いフィルタとなり、小型かつ受信信号の選択度が良くなるという効果がある。
図3において、コンデンサCGPの機能は、高周波的に伝送線路LG1とLP1の接続点N1とアースとの間のインピーダンスを低くするものである。
図3の抵抗Rの機能は、ダイオードに流す電流値を制御する為である。この実施例では、EGSM900系とGSM1800系の各々のコントロール回路VC1、VC2に共通になるように構成したので部品点数を低減できる。
なお、図3において伝送線路とSAWフィルタの間にDC(直流)カットのコンデンサは不要である。 SAWフィルタが、その構造上DC(直流)を遮断できるからである。
以上、本発明をシングルバンド、デュアルバンド高周波スイッチモジュールについて説明したが、トリプルバンド以上のマルチモードに適用できる。
【0010】
図4に、SG、SPで示される弾性表面波素子(SAW)を用いたバンドパスフィルタを用いた高周波スイッチモジュールの斜視図を示す。図4では、側面電極を使わずにスルーホールだけで回路を構成して、高周波スイッチモジュールの底部に電極を集中した。
SAWフィルタ(SG,SP)、PINダイオード(DG1,DG2,DP1,DP2)、コンデンサ(CG1,CGP)、抵抗R以外は、全て積層体MLに印刷回路として形成した。配置の概略は、図4の手前に2個のSAWフィルタSP、SG、図4の左方に分波器を配置し、グランドパターンが形成された誘電体層を介して、その下にスイッチ回路とローパスフィルタ、更にグランドパターンが形成された誘電体層をサンドイッチして、コンデンサのパターンが印刷された誘電体層、そして、一番下にグランドパターンを配置した。サンドイッチ構造により、回路を信号が伝播する際の電界が外部へ漏出せず、干渉を起こさずアイソレーションが向上し、電気的特性が良くなる。
図4に示す実装では、積層体ML1、ML2に段差を設けてSAWフィルタ(SG,SP)を配置したので、低背化が実現でき、更に小型化が可能となった。積層体ML1、ML2は一体構造である。
【0011】
本発明は、図4に示すように高周波スイッチモジュールを、積層構造及びその積層体上にチップ部品を配置することにより、小型に構成できる。
複数の送受信系の共通端子であるアンテナ端子ANT、各送受信系のそれぞれの送信系端子TX、受信系端子RXは高周波信号用の端子であり、これを高周波端子と呼ぶ。この高周波端子は、図5に例示するように積層体の裏面に形成され、しかもこの高周波端子同士が隣り合わないように配置した。各高周波端子の記号は、図3の等価回路と対応している。EGSM900とGSM1800の共通の端子としてアンテナ端子ANTがある。これは外部に接続されるアンテナへの入出力端子となる。なお、この実施例では、アンテナは外部取付の例を示したが、今後ますます複合機能化が進展してモジュール化が進むと、積層体に平面アンテナを複合化することも考えられる。本発明は、この場合にも適用できる。
図5で、TX、RXは、 EGSM900とGSM1800共に、前者が送信端子、後者が受信端子である。VC1,VC2は、コントロール端子で、外部電源からコントロール回路を経てスイッチ回路の切替を行い、送信/受信の切替を制御する端子である。
この高周波端子間には、グランド端子GND又はスイッチ回路制御端子(VC1,VC2)が配置される。また、この高周波端子間には、少なくとも1つのグランド端子GNDが配置されることが好ましい。このように、高周波端子間を隣り合わないようにすること、又高周波端子間にグランド端子をサンドイッチして配置することにより、高周波端子間の干渉を抑え、又低損失化を計ることができる。
【0012】
送信系端子と受信系端子とは、送信系端子同士、又受信系端子同士が隣り合わない程度に近接して配置されることが好ましい。また、積層体の中心線に対し、別々の領域に、それぞれ送信系端子、受信系端子を配置することが好ましい。また、この送信系端子、受信系端子は線対称に配置されていることが好ましい。このように構成することにより、高周波スイッチモジュールが実装される複数の送受信系を扱う装置において、送信系回路、受信系回路と接続し易い。
【0013】
共通端子と、それぞれの送受信系の送信端子、受信端子とは、積層体を実装面に垂直な面で2分した場合、別領域に形成することが好ましい。この高周波スイッチモジュールは、アンテナと送受信回路の間に配置されるので、この端子配置により、アンテナと高周波スイッチモジュール、及び送受信回路と高周波スイッチモジュールを最短の線路で接続することができ、余分な損失を防止できる。
【0014】
本発明では、積層体上に配置されたチップ部品を囲むように金属ケースを配置することが好ましい。シールド効果だけでなく、高周波スイッチモジュールのユーザがチップマウンタで半田付けする際に、金属ケースだと真空吸引し易いからである。シールド効果が要求されず、単にチップマウンタの供給用としての平面形成の為だけなら、高周波スイッチモジュールをリフロー半田時の熱に耐えられる耐熱性の樹脂でモールドしたり、その上を金属コーティングしても良い。
この金属ケースは、積層体の上面に半田付けで固定することができる。また、この金属ケースにより、マウンタ装置により、本発明の高周波スイッチモジュールを実装することができる。
また、受信系のバンドパスフィルタとしてSAW(弾性表面波)フィルタを用いる場合、既にパッケージングされ市販されるSAWフィルタを用いても良いが、ベアチップ、フリップチップのSAWフィルタを用いて、高周波スイッチモジュール全体をパッケージングすれば、なお小型化、高性能化できる。
【0015】
この積層体の内部構造について説明する。図6と図7に各層の印刷パターン図を示す。この実施例は、1層の厚みが50μm(一体焼成後の寸法)の誘電体シートに各層の電極を印刷してスルーホールで接続した例である。図6,図7でスルーホールは、×印を付けたランドである。×部に孔が開いてスルーホールを形成している。
誘電体としては、例えばアルミナ系ガラスセラミック低温焼結材料が挙げられる。
図6は積層体の一番上の層(1)から50μmの層厚毎に、第7層(7)迄を、図7は更にその下の層である第8層(8)から第17層(17)迄を示す。パターンに付したDG1、CG1,DG2等の記号は、図3の等価回路と対応する。
【0016】
この積層体は、低温焼成が可能なセラミック誘電体材料からなるグリーンシートを用意し、そのグリーンシート上にAg、Pd,Cu等の導電ペーストを印刷して、所望の電極パターンを形成し、それを適宜積層し、一体焼成させて構成される。以下、焼成後の各層の構成を、最下層から順に説明する。なお、シートの厚さは大体80〜250μmの範囲で、使用用途によりドクターブレード法などで制御される。所定の内部電極パターンを多数形成した大きなシートを積層し、1つ1つのチップサイズに切断した後、焼成、端子電極形成をし、誘電体積層素体を作製する。端子電極は、通常、Ag−Ni−半田の3層構造をしており、 Ni層により半田耐熱性、半田層により半田濡れ性を十分得られるようにしている。この誘電体積層素体上にメタルマスクを使用した半田印刷を行い、その後PINダイオードや、容量値が大きく積層素体内に形成出来なかったチップコンデンサ、場合によっては弾性表面波フィルタなどを搭載し、リフロー半田する。
まず、最下層の第17層(図7(17))上には、グランド電極GNDがほぼ全面(GND電極については、分かり易い様にパターンを塗りつぶした)に形成されている。いわゆるベタアースである。これにより安定したアースが確保できる。特に、この実施例では複数のスルーホール(図7(17)の場合、左右各々6個のスルーホール)で裏面に連通し、図3に示す幅広で細長いGNDとして外部回路との接続に使え、安定したアース効果が得られる。図7(17)に示す1実施例では、左右に各々6個のスルーホールが形成され、図5に示した、幅広い長方形の積層体底部のグランド電極GNDに電気的に接続される。
第16層(図7(16))には、コンデンサ用電極(CG6,CGL,CP6,CPL)が形成される。これらのコンデンサは、スイッチ回路のダイオードの開閉を制御するコントロール回路に用いる。
第15層(図7(15))にも、GND電極がほほ全面に形成されている。
第14層(図7(14))の一点鎖線を境に、手前側にGSM1800系、反対側にEGSM900系を配置した。これにより接続の最短化を計り、電気的特性の向上が図れる。
第14層(図7(14))から第10層(図7(10))にかけて、層の右半分にコントロール回路のインダクタンスLG、LPを多層に亘ってコイル構成した。第14層(図7(14))の左半分は、ローパスフィルタのコンデンサパターン(CG3,CG4,CP3,CP4)を配置した。
第13層(図7(13))には、右半分に前述のインダクタンスLG、LPのパターンの一部、左半分にローパスフィルタのコンデンサCG7,CP7を配置した。
第12層(図7(12))には、右半分に前述のインダクタンスLG、LPのパターンの一部、左側にスイッチ回路の伝送線路、LG1,LG2、LP2,LP3を配置した。スイッチ回路とローパスフィルタとを同一面上に配置したので、両者のマッチングが更に向上した。
第11層(図7(11))には、右半分に前述のインダクタンスLG、LPのパターンの一部、左側に前述のスイッチ回路の伝送線路、LG1,LG2、LP2,LP3のパターンの一部と、同じくスイッチ回路の伝送線路LG1,LP1を配置した。
第10層(図7(10))には、右半分に前述のインダクタンスLG、LPのパターンの一部、左側に前述のスイッチ回路の伝送線路、LG1,LG2、LP2,LP3のパターンの一部と、同じくスイッチ回路の伝送線路LG1,LP1のパターンの一部を配置した。
第9層(図7(9))にはEGSM900系のスイッチ回路の伝送線路LG2,LG3のパターンの一部を配置した。
第8層(図7(8))には、中央に示す縦線から右側に受信系のローパスフィルタであるSAWフィルタSG,SP用のパターンを配置した。中央に示す縦線の左側に分波回路のパターンを配置した。
【0017】
図6に示す各層は、図7に示す各層と違い、右方を欠いた形状である。図6の破線は、それ以下の図7の各層に対応する部分を示す。このような形状の組合せにより、図4に示すような段差付きの積層体ML1,ML2が得られ、段差部にSAWフィルタSG、SPを搭載したコンパクトな高周波スイッチモジュールが得られた。積層体ML1は図6,積層体ML2は図7に対応する。
この段差の形成方法の一例を説明する。まず、同一寸法のグリーンシートに図6,図7に示す各電極パターンを印刷する。図6のパターンの場合には、左部のみの印刷で、右部には印刷パターンはない。次に各グリーンシートを積層してゆくのであるが、第17層(図7(17))から積層して第8層(図7(8))を積層した後、グリーンシートの厚み80μm程度に比べて十分に薄く(20μm程度)且つグリーンシートから剥離可能なPET(ポリエチレンテレフタレート)シート等(剥離シートと呼ぶ)を図6の破線で示す部分に挿入し、更に第7層(図6(7))から第1層(図6(1))まで積層して積層体を完成する。その後、図6の縦線部から超硬刃で切り込みを剥離シートの上まで入れ、剥離シートごと、その上のグリーンシート積層体を除去すると、図4に示す段差部が容易に形成できる。
以下、積層体ML1に対応する各層の配置を、図6を用いて説明を続ける。
第7層と第6層(図6(7)と(6))には分波回路のコンデンサCF1,CF2,CF4のパターンを印刷する。
第5層と第4層(図6(5)と(4))は、分波回路のフィルタを構成する伝送線路LF1〜LF3を配置した。第3層(図6(3))は、分波回路のフィルタを構成する伝送線路LF1、LF2を配置した。これにより、グランドパターンGND(図7(15)、(17))から最も離して配置でき、両者間の間隔を最大にしたので、インダクタンスを十分大きく取れる。
第1層には積層体ML1の上に取り付ける部品であるダイオードDG1,DG2,DP1,DP2、コンデンサCG1,CGP、抵抗Rのパターンを設けた。なお、第2層(図6(2))はそれら搭載部品を積層体内の他のパターンと接続するためのパターンを示す。
【0018】
以上、受信系のバンドパスフィルタとしてSAWフイルタを用い、且つ積層体に段差を設けて小型化した高周波スイッチモジュールの一実施例を示したが、本発明は段差を設けた積層体に限定されず、積層体にキャビティ(凹部)を設けてSAWフイルタを搭載してもよい。
【0019】
以上、本発明により、シングルバンドにみならず、デュアルバンド以上のマルチバンド携帯電話においても、各信号を分離・合成する分波器1個、送信信号と受信信号を切り替えるアンテナスイッチと、高周波除去用のローパスフィルタを各1個づつ、最小限の素子を誘電体の積層体に内蔵し、その素体上にPINダイオードを搭載した超小型の高周波スイッチモジュールを実現した。
【0020】
【発明の効果】
本発明によると、安定したアースを有する超小型化に対応できる高周波スイッチモジュールを提供できる。本発明によれば、この高周波スイッチモジュールを、好ましくは積層構造を用いることにより、小型に、しかもワンチップに構成できる。これにより、デュアルバンド携帯電話などにおいて、機器の超小型化に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の等価回路図である。
【図2】本発明に係る一実施例の斜視図である。
【図3】本発明に係る別の実施例の等価回路図である。
【図4】本発明に係る別の実施例の斜視図である。
【図5】本発明に係る高周波スイッチモジュールの底面の電極配置を示す図である。
【図6】図3に示す等価回路の積層体の各層のパターンを示す図である。
【図7】積層体の各層のパターンの図6の続きを示す図である。
【図8】従来の高周波スイッチモジュールの斜視図である。
【符号の説明】
LG1,LP1 伝送線路
LF2,LF3 伝送線路
LP2,LP3 伝送線路
TX 送信系端子
RX 受信系端子
ANT アンテナ端子
SG,SP 弾性表面波フィルタ
Claims (8)
- 積層体に実装されたスイッチ素子と、前記積層体の誘電体層に形成された電極パターンで、スイッチ回路とローパスフィルタ回路を構成した高周波スイッチモジュールであって、
外部接続端子が積層体の底面に形成されるが、側面には形成されてなく、
前記各誘電体層間の電極パターンの接続、及び前記電極パターンと外部接続端子との接続を全てスルーホールで行なうとともに、
前記積層体の底面側の誘電体層にはグランド電極が形成され、前記グランド電極から積層体底面に複数のスルーホールを延出させて、前記外部接続端子のうちの複数のグランド端子と接続し、
前記グランド電極の縁部領域の誘電体層には、前記外部接続端子のうちの高周波端子、スイッチ回路制御端子と接続するスルーホールが形成されていることを特徴とする高周波スイッチモジュール。 - 複数の送受信系の信号を分波する分波回路を備え、前記分波回路を構成する電極パターンと前記高周波端子が、誘電体層の積層方向に連続する複数のスルーホールを介して接続することを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチモジュール。
- 積層体の相対向する側面側には、他の外部接続端子よりも広い面積に形成されたグランド端子のみが形成され、前記広面積のグランド端子と前記グランド電極とを複数のスルーホールで接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の高周波スイッチモジュール。
- 積層体の他の側面側には、高周波端子、スイッチ回路制御端子、グランド端子が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の高周波スイッチモジュール。
- 前記グランド電極の上側に他のグランド電極が配置され、前記他のグランド電極は、その一部に電極が形成されてない抜き部を有し、前記抜き部にグランド電極間に配置された電極パターンと接続するスルーホールが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。
- 前記外部接続端子のうち、高周波端子の隣には、グランド端子又はスイッチ回路制御端子が配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。
- 前記スイッチ素子としてダイオードまたはトランジスタを用いたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。
- 前記積層体にSAWフィルタを配置してなり、前記SAWフィルタは誘電体層の積層方向に連続する複数のスルーホールを介して前記外部接続端子と接続することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。
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