JP3925131B2 - Hair removal equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、美容などの目的のために体毛を除去するのに使用される脱毛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特願2000−087733には、本体ケーシングに対して脱毛のための挟持片を備えた脱毛要素を周期移動させることにより、挟持片の配置間隔が空いている時にも狭い間隔で挟持片を設けたものと同様の脱毛動作を行うことができるようにした脱毛装置が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記脱毛装置では肌に沿って脱毛装置を動かす時と平行な方向に脱毛要素を周期移動させるために、腋のような肌が柔らかい部位においては脱毛要素の周期移動と一緒に肌も移動してしまい、特に狙いとする短い毛が脱毛要素に導入されにくくなり、脱毛効率が悪くなってしまうという問題を有している。これに関して脱毛要素を備えているフレームは移動させずに脱毛要素だけを移動させるような実施例も開示されているが、この場合、固定されたフレームが肌に密着するため肌との摩擦抵抗が上がり器具を動かしにくいという問題を有しており、結果的に使い勝手が悪くなってしまうという問題があった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、腋のような肌の柔らかい部位においても、周期移動で肌が一緒に動くことがなく、毛の導入が良くなり、短い毛の脱毛効率も良くすることが出来る脱毛装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る脱毛装置は、手で把持することができる本体ケーシングに、毛の挟持用の開閉自在な挟持片を備えて該挟持片を動かすことで脱毛を行う脱毛要素と、該脱毛要素を肌に押し付ける方向の軸のまわりに上記脱毛要素を周期的に揺動させる周期移動機構とを備えていることに特徴を有している。周期移動が軸回りの揺動であり、軸となる部分は動かないために腋のような肌の柔らかい部位でも肌が一緒に動きにくくなり、毛の導入が良くなり脱毛効率を良くることができる。また、常に一定の周期移動であるため肌との摩擦抵抗も小さくすることができ、使い勝手も良くすることができる。
【0006】
脱毛要素の揺動中心の軸は、脱毛要素の有効幅の中央を通っていることが好ましい。このような構成とすることで、より肌が動きにくくなり、脱毛効率を上げ使い勝手を良くすることができる。
【0007】
また、複数の脱毛要素を有しているものでは、脱毛要素の揺動中心の軸は複数の脱毛要素の有効幅の中央に位置していることが好ましい。このような構成とすることで、脱毛効率を上げるために複数の脱毛要素を設けたとしても、肌が動きにくくなり、脱毛効率を上げ使い勝手を良くすることができる。
【0008】
また、外周面に挟持片を配して軸回りに回転駆動される回転シリンダーであり、ギア伝達によって回転駆動される上記回転シリンダーと、この回転シリンダーを軸支しているケーシングとで構成された脱毛ブロックが、上記揺動中心の軸のまわりに揺動するものであると、簡単な構成で効率の高い脱毛装置とすることができる。
【0009】
また、駆動源から上記回転シリンダーに至る駆動系中にフェイスギアを設けて、該フェイスギアの回転軸を揺動中心の軸と一致させていると、軸回りの揺動を行うものであるにもかからわらず脱毛要素である回転シリンダーへの駆動伝達を簡単にすることができ、安価で組立て性も良くすることができる。
【0010】
また、上記フェイスギアに周期移動機構の一部を構成する偏芯カムを設けて偏芯カムの偏心回転によって揺動動作を得れば、簡単な構成で脱毛ブロックを周期移動させることができ、安価で組立て性も良くすることができる。
【0011】
また、偏芯カムに一端を係合させたリンクを周期移動機構の他の一部としていると、周期移動の際の肌との押し付けによる押し付け負荷を小さくすることができ、回転数も下がることがないため脱毛効率の良いものとすることができる。
【0012】
また、脱毛要素の肌面側には長孔を設けたプレートを設けておくのが好ましい。このような構成にすることで、長孔に導入された毛の根元をプレートで押さえて、毛を絞り出すことができ、確実に毛を引き抜くことができるため、脱毛効率の良いものとすることができる。
【0013】
このプレートは脱毛要素と一体に揺動するものであることが好ましい。このよろな構成にすることで、周期移動によりプレートの長孔で導入された毛を切ってしまうことがないために、抜き残しのないものとすることができる。
【0014】
また、脱毛ブロックはその揺動中心の軸と直交する方向の軸を上記揺動を許す状態で脱毛ブロックに挿通することで本体ケーシング側に連結されていると、簡単な構成で脱毛ブロックを連結することができるため、安価で組立て性の良い脱毛装置とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態の一例に基づいて説明すると、図示例の脱毛装置は、図1〜図4に示すように手で把持することができるサイズに形成しているとともに駆動源であるモータ3を内蔵している本体ケーシング1上に、脱毛要素である回転シリンダー4(図4参照)を備えた脱毛ヘッド2を設けたもので、回転シリンダー4には後述するように開閉して毛を挟持する複数の爪(挟持片)411,383を設けており、回転シリンダー4の軸回り回転に伴って挟持片が毛を挟持して引き抜くものとなっている。
【0016】
前面にスイッチSが配されている本体ケーシング1は図7に示す前後に2つ割りした半割ケーシング7,7を図8に示すビス7nにより接合したもので、上端開口部はモータ3や駆動伝達手段を保持して本体ケーシング1内に納められた図8に示す基台8の上面部で閉じられており、本体ケーシング1の下端には給電用のプラグ9を備えている。なお、本体ケーシング1に電源である電池を内蔵したものであってもよい。
【0017】
上面部にフック連結部10を備えている上記基台8は、図8に示すように、モータ内装用基台12とこれの側方開口部にビス131nで固定されるカバー13とからなるもので、モータ内装用基台12の下部のモータ内装部12aに下方からモータ3が嵌め込まれている。そしてカバー13で側方開口部が覆われたモータ内装用基台12の上部内の空間16にはギア18,ギア19が納められており、半割ケーシング7,7内の突起7d,7e間にモータ内装用基台12の支持枠25が嵌め込まれることで本体ケーシング1の内部に配されている。
【0018】
基台8に軸18jで取り付けられたギア18は、フェース歯車181と小歯車180とからなるもので、軸19jにより軸支されて基台8の上面部に臨んでいるギア19は、図1に示すように上記小歯車180と噛み合っている。モータ内装部12aに装着されたモータ3の出力軸3aは、モータ内装用基台12の孔12bを通じて空間16内に位置するが、この部分に固着されたピニオン17が上記フェース歯車181に噛み合っていることから、モータ3の回転は、ピニオン17及びギア18を介してギア19に伝達され、このギア19を通じて後述の脱毛ヘッド2の回転シリンダー4の駆動などが行われる。
【0019】
基台8の上面のフック連結部10は、モータ内装用基台12の上面部中央部に設けたトンネル用突部10aと、一対のスライド枠26,26とからなるもので、トンネル通路を有しているトンネル用突部10aの上面部には孔15bを設けてある。
【0020】
平面視略矩形をした各スライド枠26は、その外側片部から外側方に向けて操作部26aを突設し、内側片部の内面に支持フック261bを突設し、内側片部の上方にストッパ用突部26bを上方に向けて突出したもので、トンネル用突部10aのトンネル通路内にスライド自在にはめ込むとともにストッパ用突部26bを孔15b内にスライド自在に係合させることで、トンネル用突部10aに装着される。ストッパ用突部26bが孔15bの縁に当たることで抜け止めされた一対のスライド枠26,26間には、トンネル通路内においてスプリング26dを介装してあり、該スプリング26dによって両スライド枠26,26は外側に向けて弾性付勢される。そして両スライド枠26の操作部26aは本体ケーシング1に設けた孔7fを通じて本体ケーシング1の外側方に突出する。
【0021】
次に基台ブロック15と脱毛ブロック24とからなる脱毛ヘッド2について説明すると、脱毛ブロック24は、図10及び図11に示すように、脱毛要素である回転シリンダー4と、この回転シリンダー4を支持するシリンダー取り付け基台27及びシリンダーカバー28と、カム29、保持ばね301,302、ヘッドフレーム31、ベース300、そしてプレート32とからなる。
【0022】
シリンダー取り付け基台27とその一端部に取り付けられるシリンダーカバー28とは、それぞれから上方に向けて突出させた突出支持部27a,28aに設けている軸孔部28bによって、回転シリンダー4に挿通されている軸4bの両端部を支持することで、回転シリンダー4をその軸回りに回転自在に保持しているもので、ここでは2つの回転シリンダー4を平行並列に保持するものとなっている。
【0023】
上記突出支持部27a,28aにはそれぞれ角孔状をしたカム挿入孔27c,28cと、カム挿入孔27c,28cの上下縁部に位置する軸支持溝27d,28dとを形成してある。そして、ローラ型のカム29をそれぞれカム挿入孔27c,28cに嵌め込むとともに、各カム29に挿入したローラ軸29aの上下両端部を軸支持溝27d,28dに嵌め込んで、図6に示すようにカム29を水平回転自在に支持している。なお、カム29の一部はカム挿入孔27c,28cから内側に突出している。
【0024】
また、突出支持部27a,28aの外側には図10に示す保持ばね301,302を取り付けてある。これら保持ばね301,302は、それぞれに設けた孔301a,302aに挿通するビス301n、302nでシリンダー取り付け基台27とシリンダーカバー28に固定したもので、その上部には孔部301b、302bを備えており、この孔部301b、302の上下縁部で上記ローラ軸29aの上下両端を弾性的に押圧している。孔部301b,302bはカム29に対応させたもので、カム29が保持ばね301,302に接触することがないようにしている。
【0025】
回転シリンダー4は図12〜図15、特に図14に示すように、一対の略円筒部材41,42を軸方向に連結することで形成されたもので、その外周面には周方向に複数箇所(図示例では60°の間隔を置いて6箇所)の凹部4aを備えて、各凹部4a内に開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e、38fが組み込まれている。また、一方の円筒部材42の側端部にはギア42gが一体で形成されており、他方の円筒部材41の側面部に設けられた複数の穴41aにそれぞれ開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fのレバー部381が回転シリンダー4の中央側より挿入されている。
【0026】
開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fはそのレバー部381と反対側に、円柱状の突起382を有しており、この突起382に復帰ばね43が係合している。そして、円筒部材42の円周方向に設けられた凹部4aの回転軸近辺に設けられた凹部42aに、復帰ばね43と係合した開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fが取り付けられる。この時、開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fが円筒部材42の方向へ移動した時、開閉ロッド38a,38b,38c、38d,38e,38fは復帰ばね43の反力により他方の円筒部材41側へと弾性付勢される。
【0027】
また円筒部材42の円筒部材41側の壁面42bには毛の狭持用の爪421が一体に形成されており、上記爪421と協働して毛の挟持を行う爪383は、上記開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fの円筒部材42側の端面に一体に形成されている。なお、爪421,383は円筒部材42や開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fとは別部品として構成されていても良い。
【0028】
そして、両円筒部材41,42は、円筒部材42回転中心部に設けた六角形状の凸部42cを円筒部材41中央の六角形状の穴41bに挿入し、複数本の抜け止めピン44を丸穴41c,42dに対して圧入することで連結する。なお、抜け止めピン44は、開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fの円筒部材41,42と同じ外形形状を有する部分384に設けた穴385に挿通されることで、開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fのスライドガイドとしても機能する。
【0029】
ここにおいて、回転シリンダー4の周方向に並んでいる凹部4aは、回転軸方向において等間隔にずらして形成しているために、回転シリンダー4を円周方向に展開した時、図16に示すように、爪383,421による毛の把持位置も回転軸方向において等間隔にずれており、このため、狙った毛が抜き易く且つ抜き残しが少なくて脱毛効率の高いものとなっている。
【0030】
上記回転シリンダー4を軸4bを介して支持するシリンダー取付基台27とシリンダーカバー28とには、さらに図10に示す複数個の駆動伝達歯車20W,20W,21W,22Wを配置してある。軸22jで支持されて上記ベース300の下面に一部を覗かせる歯車22Wは、図5に示すように軸21jで支持された中間歯車21Wと噛み合い、さらに軸20j、20jで支持された歯車20W,20Wは、共に中間歯車21Wと噛み合うとともに、各回転シリンダー4の端部に設けた歯車42gと噛み合う。歯車22Wの回転が中間歯車21W及び歯車20Wを介して各回転シリンダー4,4に伝達され、両回転シリンダー4,4は互いに同方向に回転する。
【0031】
なお、2つの回転シリンダー4,4は同一のものであるが、この2つを軸方向の向きが逆になるようにすることで、2つの回転シリンダー4,4における毛の把持位置(爪383,421の位置)が軸方向に重複しない上に、軸方向において等間隔になるようにすることで、さらに抜き残しを少なくすることができるようにしてある。
【0032】
前記ヘッドフレーム31は、図11に示すように上記回転シリンダー4の上部を臨ませる開口部31cを備えたもので、この開口部31cには、2つの回転シリンダー4,4間に位置する桟311を備えているとともに、図3に示すように、桟311の外面側(肌との接触側)に回転軸方向と直交する方向に延びる溝311aを備えており、さらに溝311aの器具の進行方向側(図3中の下方側)の溝幅を広く形成してある。また、ヘッドフレーム31の開口部31cの縁部にはヘッドフレーム31の外面より一段凹んだ箇所31dを形成している。開口部31cの前後方向まで延長した該凹所31dには丸形の突部31eを形成してある。
【0033】
また、桟311の下方には、プレート押さえ99が配される。このプレート押さえ99は厚みが薄くて細長い形状をしたもので、長手方向の両端に突部99aを備え、上面にはプレート押さえ用の細溝99bを備えている。
【0034】
プレート32は回転シリンダー4の外径とほぼ近い曲面を有する断面アーチ型のもので、上記曲面部には回転シリンダー4の回転方向に長い複数の長孔32aを備えている。またプレート32の一端には丸穴32bを備え、丸穴32bの上部で長孔32aの端部近くに孔32cを備えている。またプレート32の他端は突部32dを有している。
【0035】
2つの回転シリンダー4,4に対応させた2つのプレート32,32が図5に示すようにヘッドフレーム31の桟311に対して一端の突部32dを向かい合わせた状態で、突部32dを桟311の下方に入れ、他端側の丸穴32eを上記丸形の突部31eに取り付けることによりヘッドフレーム31に対して位置決め固定される。この時、プレート32,32は、その周縁部を凹箇所31dに位置し、プレート32の移動が規制される。
【0036】
またプレート32の長孔32aの端部近くに設けられた孔32cには、コーム97が装着される。表面側に櫛状の突起97aを備えて弾性部材で形成された該コーム97は、その裏面に形成されている取付用突起97bを上記孔32cに挿入してプレート32の裏側より取付用突起97bを変形させることで、プレート32に固定されている。
【0037】
ヘッドフレーム31に一対のプレート32,32を上記のように取り付けると、桟311の下部において、2つのプレート32,32の突部32d,32dが重なり合う。ここにヘッドフレーム31の下方側から上記プレート押さえ99を入れて、細溝99bにより重なり合ったプレート32の突部32dをはさみ固定する。
【0038】
前記ベース300はその左右に設けた図11に示す孔300bに挿通したビス31bをヘッドフレーム31の下部内側左右に設けたねじボス31aにねじ込むことでヘッドフレーム31に固定される。この時、上記プレート押さえ99の長手方向両端の突部99aは、ヘッドフレーム31内に納められるシリンダー取付基台27とシリンダーカバー28とに設けられた上方に向かうプレート押さえ取付溝270,280に沿って位置決めされる。
【0039】
プレート押さえ99両端の突部99aの下部にばねを取り付けておけば、プレート押さえ99はシリンダー取付基台27とシリンダーカバー28に上方に向かって設けられたプレート押さえ取付溝270,280に沿って弾性付勢される。
【0040】
基台ブロック15は図9に示すように、下面にフック11,11を備えた基台本体15aと、ビス15nで基台本体15aの側面に連結される基台カバー15bと、これらを内装する基台ブロックカバー155と、基台本体15a及び基台カバー15bに取り付けられるギア15c,150並びにリンクピン98とからなるもので、ネジ15nで連結された基台本体15aと基台カバー15bによって両端が支持されている軸105jで保持された上記ギア15cは小ギア15dを一体に備えている。ギア150は軸15fによって水平回転自在に取り付けられるもので、偏心カム15gと、下向きのフェイスギア15eと上向きのフェイスギア15hを備えており、フェイスギア15eが上記小ギア15dに噛み合っている。
【0041】
略細長扇形状をしたリンクピン98は、その一端の幅広側に細長の孔98aを、他端側に揺動ピン98bを備えたもので、中間部の孔98cに上記軸15fと平行なピン99jが挿通されて、該ピン99jを中心に回転自在となっている。そして、上記ギア150の偏芯カム15gが孔98a内に位置して、偏心カム15gの回転に伴って、リンクピン98はピン99jを中心とする揺動を行う。
【0042】
ネジ155nで基台本体15aと基台カバー15bとに基台ブロックカバー155を固定することで組み立てられた基台ブロック15の上面側に脱毛ブロック24が取り付けられる。すなわち、脱毛ブロック24のベース300の下面側に突出しているリブ27A,27Bを基台ブロック15の上面凹所内に差し込むとともに、基台ブロック15の上面から突出している軸15fの上端をシリンダーカバー28下面の孔27fに挿入してフェイスギア15hを歯車22Wに噛み合わせる。さらに上記リンクピン98の揺動ピン98bをベース300に設けた長孔27C(図11参照)に係合させ、両端部が基台本体15aと基台カバー15bとに支持される軸15jを上記リブ27A,27Bに設けた孔27Ab,27Bbにそれぞれ遊挿することで、基台ブロック15に脱毛ブロック24を連結するとともに、軸15fを中心に脱毛ブロック24を小角度内で回動自在とする。軸15fを中心とした脱毛ブロック2の回動を可能としつつ基台ブロック15への脱毛ブロック2の組み付けが軸15jの挿通で簡単に行えるものである。そしてこのものでは、リンクピ ン98が上述のように揺動する時、脱毛ブロック24も軸15fを中心に揺動する。
【0043】
そして、脱毛ブロック24と基台ブロック15とからなる脱毛ヘッド2は、その下面から突出している一対のフック11,11を本体ケーシング1における操作部26aを押した状態でそれぞれ両スライド枠26,26の矩形状をした開口内に嵌め込み、この状態で操作部26aの押圧を解除してスプリング26dのばね力により両スライド枠26を外側に移動させることで図1に示すように支持フック261bを上記フック11に係止することで、本体ケーシング1に取り付ける。この時、本体ケーシング1側の歯車19がギア15cと噛み合うために、モータ3の回転は、回転シリンダー4にまで伝達されることになる。脱毛ヘッド2を取り外すに当たっては、上記と逆に操作部26aを押すことで支持フック261bをフック11から外すことができるので、この状態で脱毛ヘッド2を引き離せばよい。
【0044】
以上のように構成された図示例の脱毛装置においては、脱毛ヘッド2を本体ケーシング1に取り付けた状態でモータ3を駆動すれば、前述のようにギア18と歯車19とを介してギア15cに回転が伝達され、さらにギア15cの回転がギア150と歯車22W,21W,20Wを介して回転シリンダー4に設けられたギア42gに伝達されて回転シリンダー4が回転する。
【0045】
回転シリンダー4が回転して、図13に示すようにカム29の位置に来た開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fは、カム29に押されて復帰ばね43に抗して内側に押され、開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fの爪383は爪421に接触し、間に毛があれば、これを挟持する。そして回転シリンダー4の回転により、爪383,421で挟持している毛があれば、この毛は引き抜かれる。回転シリンダー4の回転で次の開閉ロッドがカム29の所に至ってカム29で押圧されれば、そのロッドの爪421及びこれと対をなす爪383とで毛を挟持し、回転シリンダー4の回転で毛の引き抜きを行う。開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e、38fに対するカム29によるの押圧力が解除されると、復帰ばね43のばね力で開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fは所定の位置まで戻るために、爪383,421間は開き、次の毛の狭持のために準備される。
【0046】
ここで回転シリンダー4は、爪421,383の開閉が回転軸に平行となる開閉ロッド38a,38b,38c,38d,38e,38fでなされるために、毛の狭持を回転シリンダー4の最外周部で行うことができるものであり、短い毛も爪383,421で容易に挟持して抜くことができる。
【0047】
そして、回転シリンダー4上に位置するプレート32は、肌と回転シリンダー4とが直接接触することを防ぐために、脱毛装置の使用時の肌に対する安全性を高くすることができる。
【0048】
またプレート32を設けているとはいえ、プレート32には回転シリンダー4の回転方向に平行な長孔32aを設けているために、つまり脱毛装置を肌に添わせて動かしながら脱毛を行う時の動かす方向と長孔32aの長手方向とが一致しているために毛を長孔32aに導入しやすくなっている上に、長孔32aの両側縁が毛の根元を押すことで短い毛も絞り出されて肌面からの長さが長くなるために、爪383,421で確実に掴んで抜くことができる。
【0049】
また図17に示すように、回転シリンダー4に設けた爪383,421の列の間隔と、プレート32に設けた長孔32aの間隔を一致させている上に、長孔32aの位置と爪383,721の位置とをほぼ一致させているために、プレート32の長孔32aの位置を通過した毛は、必ず回転シリンダー4の爪383,421間を通過するものであり、爪383,421間への毛の導入を確実に行うことができる。
【0050】
また図13に示すように、毛の狭持片である爪383,421の外周縁を回転シリンダー4の外周面よりも少し突出させて、プレート32の内面にさらに接近させておけば、肌面と爪383,421との間の距離を小さくすることができるために、短い毛の脱毛効率を高くすることができる。
【0051】
また、プレート32内面と爪383,421の外周縁とを弾性接触させておけば、常にプレート32の内側と爪383,421との距離はゼロであり、より脱毛効率を高くすることができる。この時、爪383,421が回転シリンダー4の外周面より突出していれば、回転シリンダー4の外周面がプレート32内面に接触せず、摺動抵抗を小さくすることができるために、プレート32が熱を持つこともない。
【0052】
加えるに、回転シリンダー4の回転に伴って複数の爪383,421が順次プレート32内面に接触することから、プレート32は回転シリンダー4の回転軸と直交する方向で且つ肌に接近したり離間したりする方向の振動を行うものであり、このような振動はプレート32が肌に引っ付いて脱毛のために肌に添って脱毛装置を動かすことを阻害してしまうという事態の発生を防ぐ。
【0053】
さらにプレート32に持たせた曲面の中心を回転シリンダー4の中心に一致させておくと、プレート32と爪383,421とが接触している区間、もしくは最も近接している区間の距離(回転シリンダー4の円周方向の距離)を長くとることができるために、さらに脱毛効率を高くすることができる。
【0054】
またプレート32が厚すぎると、爪383,421と肌面との距離が大きくなってしまうために、プレート32の厚みはできるだけ薄い方が好ましいのであるが、回転シリンダー4の回転方向に長孔32aを設けている関係上、長孔32a間に生じる細い桟の強度が低くなりすぎてはいけない。このためにプレート32は薄く旦つ強度を有する材料、つまりは強度のある金属の薄板で形成することが好ましい。
【0055】
ところで、プレート32に設けた長孔32aの幅とプレート32の板厚とは、脱毛装置を肌に押し当てた際に長孔32aによって肌が絞られても、プレート32の内面近辺に達するものの、内面よりも内側に突出することがないように設定しておく。この場合、長孔32aの幅をプレート32の板厚の2〜5倍としておくと、好ましい結果を得ることができる。
【0056】
加えるに、図17に示すように、長孔32aの進行方向側の端部を広げておくと、この広がり部で毛が長孔32aに導入されてくるために、長い毛でも爪383,421間へ導いて引き抜くことができる。
【0057】
また図18に示すように、長孔32aの断面形状を肌面側が広く、プレート32内面側に向かって狭くなるようにしておくと、プレート32を肌に当てた時、肌が長孔32a間に入り易くなることから、長孔32aの両側縁による短い毛の絞り出し効果を高くすることができる。
【0058】
さらに図17に示すように、回転シリンダー4の回転軸方向に伸びる方向に櫛状の突起97aが並ぶコーム97を配設するとともに、櫛状の突起97aのピッチを長孔32aのピッチと一致させておき、さらには長孔32aの前方が開けた状態となるように、長孔32a間の桟の延長線上に櫛状突起97aを位置させておくことで、コーム97の突起97aによりかき分けられた毛がプレート32の長孔32aに導入されやすくなる。しかもコーム97の櫛状突起97a先端とプレート32の曲面の頂部との間が回転シリンダー4の軸方向に伸びる凹空間となっているために、長い毛を起毛することができるとともに起毛した毛を長孔32a内に導いて脱毛することができるものである。
【0059】
なお、プレート32の表面が滑らかであると、腋等の部位で使用した場合に肌にプレート32が引っ付いて動かしにくくなることから、プレート32の表面には微細な凹凸を設けておくことが好ましい。プレート32が肌面に対して垂直方向に振動するようにしておいても同様の効果を得ることができる。
【0060】
また、この脱毛装置では、モータ3の駆動によって回転シリンダー4の回転と挟持片である爪383,421の開閉がなされるだけでなく、基台ブロック15に設けたリンクピン98によって、図21〜図23に示すように、脱毛ブロック24が周期的な首振り動作を行うようになっている。
【0061】
すなわち、モータ3から回転シリンダー4に至る回転動力伝達経路中にある基台ブロック15中の前記フェイスギア15e,15hを備えているギア150は、その回転時、前述のように偏芯カム15gによってリンクピン98に周期的な揺動運動させるものであり、基台ブロック15中央の軸15fを中心に回転自在となっている脱毛ブロック24は、リンクピン98の突部98aがベース300の長孔27Cに係合しているために、前述のように軸15fを中心に小角度内で回動自在となっている脱毛ブロック24も周期的な揺動(首振り)運動を行う。
【0062】
脱毛要素である回転シリンダー4を肌に押し付ける方向の軸のまわりに回転シリンダー4を含む脱毛ブロック24を揺動させる首振り運動が、上記偏芯カム15gやリンクピン98で構成される周期移動機構によってなされるものであり、このために、腋などの肌の柔らかい部位でも脱毛装置を肌に添って動かす際に肌が一緒に動きにくく、従って毛の導入が良くなって脱毛効率が高くなるものである。また、常に一定の周期移動であるため肌との摩擦抵抗も小さくすることができ、使い勝手も良くすることができる。なお、基台ブロック15から回転シリンダー4への回転動力伝達は、軸15fを中心に回転するフェイスギア15gに歯車22Wが噛み合うことでなされているために、上記首振り運動が回転動力伝達に支障をもたらすことはない。
【0063】
図24は脱毛ブロック24におけるヘッドフレーム31を着脱自在とすることで、ヘッドフレーム31内に入り込んだ毛屑等を掃除し易くした例を示している。ここでは着脱自在とするために、ベースフレーム300に設けた凹部に下端部を係合させた押し釦281の上端にフック281aを設けて、両側端に押し釦281を外部に覗かせる切り欠きを備えたヘッドフレーム31の内面に上記フック281aを係止させてある。復帰ばね280に抗して押し釦281を押し込んで押し釦281をその下端側を支点として傾かせることでフック281aのヘッドフレーム31に対する係止を解除すれば、ヘッドフレーム31を取り外すことができる。
【0064】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、脱毛要素を肌に押し付ける方向の軸のまわりに上記脱毛要素を揺動させるものであり、周期移動が軸回りの揺動であって軸となる部分は動かないために、腋のような肌の柔らかい部位でも肌が一緒に動きにくくなるため、毛の導入が良くなり脱毛効率を良くることができる。また、常に一定の周期移動であるため肌との摩擦抵抗も小さくすることができ、使い勝手も良くすることができる脱毛装置とすることができる。
【0065】
また請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1の発明の効果に加えて、脱毛要素の揺動中心の軸が脱毛要素の有効幅の中央を通っているので、より肌が動きにくくなり、脱毛効率を上げ使い勝手の良い脱毛装置とすることができる。
【0066】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1の発明の効果に加えて、複数の脱毛要素を有しているために脱毛効率が高く、しかも脱毛要素の揺動中心の軸が複数の脱毛要素の有効幅の中央に位置しているために複数の脱毛要素を有しているにもかかわらず、肌が動きにくく、脱毛効率を上げて使い勝手を良くすることができる。
【0067】
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1の発明の効果に加えて、外周面に挟持片を配して軸回りに回転駆動される回転シリンダーであり、ギア伝達によって回転駆動される上記回転シリンダーと、この回転シリンダーを軸支しているケーシングとで構成された脱毛ブロックが、上記揺動中心の軸のまわりに揺動するものであるために、簡単な構成で効率の高い脱毛装置とすることができる。
【0068】
また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項4の発明の効果に加えて、駆動源から上記回転シリンダーに至る駆動系中にフェイスギアを設けて、該フェイスギアの回転軸を揺動中心の軸と一致させているので、軸回りの揺動を行うものであるにもかからわらず脱毛要素である回転シリンダーへの駆動伝達を簡単にすることができ、安価で組立て性も良くすることができる。
【0069】
また、請求項6記載の発明にあっては、上記請求項5の発明の効果に加えて、フェイスギアに周期移動機構の一部を構成する偏芯カムを設けて偏芯カムの偏心回転によって揺動動作を得てので、簡単な構成で脱毛ブロックの周期移動を行わせることができ、安価で組立て性も良くすることができる。
【0070】
また、請求項7記載の発明にあっては、上記請求項6の発明の効果に加えて、フェイスギアに設けた偏芯カムに一端を係合させたリンクによって脱毛ブロックが揺動するので、周期移動の際の肌との押し付けによる押し付け負荷を小さくすることができ、回転数も下がることがないため脱毛効率の良いものとすることができる。
【0071】
また、請求項8記載の発明にあっては、上記請求項1の発明の効果に加えて、脱毛要素の肌面側に長孔を設けたプレートが設けているので、長孔に導入された毛の根元をプレートで押さえる事によって、毛を絞り出すことができ、確実に毛を引き抜くことができるため、脱毛効率の良いものとすることができる。
【0072】
また、請求項9記載の発明にあっては、上記請求項8の発明の効果に加えて、プレートが脱毛要素と一体に揺動するので、周期移動によりプレートの長孔で導入された毛を切ってしまうことがなく、抜き残しのないものとすることができる。
【0073】
また、請求項10記載の発明にあっては、上記請求項4の発明の効果に加えて、その揺動中心の軸と直交する方向の軸を上記揺動を許す状態で脱毛ブロックに挿通することで本体ケーシング側に連結されているので、簡単な構成で脱毛ブロックを連結することができるため、安価で組立て性の良い脱毛装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の横断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の縦断面図ある。
【図5】同上の拡大縦断面図である。
【図6】同上の拡大横断横断面図である。
【図7】同上の本体ケーシングの分解斜視図である。
【図8】同上の本体ケーシング内の部品の分解斜視図である。
【図9】同上の基台ブロックの分解斜視図である。
【図10】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図11】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図12】同上の回転シリンダーの斜視図である。
【図13】同上の回転シリンダーの断面図である。
【図14】同上の回転シリンダーの分解斜視図である。
【図15】同上の回転シリンダーの断面図である。
【図16】同上の回転シリンダー表面の展開図である。
【図17】同上の回転シリンダーとプレートとコームの概略展開図である。
【図18】同上のプレートの拡大断面図である。
【図19】同上の脱毛ブロックの底面図である。
【図20】同上の基台ブロックの平面図である。
【図21】脱毛ブロックの首振り運動を示すもので、(a)は脱毛ヘッドの平面図、(b)は基台ブロックの平面図である。
【図22】脱毛ブロックの首振り運動を示すもので、(a)は脱毛ヘッドの平面図、(b)は基台ブロックの平面図である。
【図23】脱毛ブロックの首振り運動を示すもので、(a)は脱毛ヘッドの平面図、(b)は基台ブロックの平面図である。
【図24】他例の脱毛ヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング
2 脱毛ヘッド
4 回転シリンダー(脱毛要素)
15f 軸
32 プレート
32a 長孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair removal device used for removing body hair for cosmetic purposes and the like.
[0002]
[Prior art]
In Japanese Patent Application No. 2000-087733, the main body casing isWith a pinch for hair removalBy periodically moving the epilation element,Pinching pieceEven when there is a space betweenIt is the same as that which provided clamping pieces at narrow intervalsA hair removal device is shown that is capable of performing a hair removal action.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, with the above epilation deviceIn a direction parallel to the movement of the epilator along the skinIn order to move the epilation element periodically, the skin also moves along with the periodic movement of the epilation element in a soft part such as wrinkles, and it becomes difficult to introduce the targeted short hair into the epilation element. There is a problem that the efficiency deteriorates. In this regardWith epilation elementflameWithout movingAlthough an embodiment in which only the epilation element is moved is also disclosed, in this case, since the fixed frame is in close contact with the skin, there is a problem that the frictional resistance with the skin is increased and it is difficult to move the instrument. There was a problem that usability deteriorated.
[0004]
The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is that even in a soft part of the skin such as wrinkles, the skin does not move together by periodic movement, and the introduction of hair is good. Thus, a hair removal apparatus capable of improving the hair removal efficiency of short hair is provided.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a hair removal apparatus according to the present invention isA body casing that can be gripped by hand is provided with an openable / closable holding piece for holding hair, and a hair removal element that performs hair removal by moving the holding piece, and an axis in a direction in which the hair removal element is pressed against the skin A periodic movement mechanism for periodically swinging the epilation elementIt has the characteristics.Because the periodic movement is swinging around the axis, the axis part does not moveEven in soft parts of the skin such as wrinkles, it becomes difficult for the skin to move together, the introduction of hair is improved, and the hair removal efficiency can be improved. Further, since the movement is always constant, the frictional resistance with the skin can be reduced, and the usability can be improved.
[0006]
The axis of oscillation of the epilation element isPreferably, it passes through the center of the effective width of the epilation element. By setting it as such a structure, it becomes harder to move skin and can improve the hair removal efficiency and can improve usability.
[0007]
Moreover, in what has a plurality of epilation elements,The axis of oscillation of the epilation element isIt is preferable to be located at the center of the effective width of the plurality of epilation elements. With such a configuration, even if a plurality of hair removal elements are provided in order to increase the hair removal efficiency, the skin becomes difficult to move, and the hair removal efficiency can be increased to improve usability.
[0008]
Also,A rotary cylinder that is rotationally driven around an axis with pinching pieces arranged on the outer peripheral surface, and is composed of the rotary cylinder that is rotationally driven by gear transmission and a casing that supports the rotary cylinder. Oscillates around the axis of the oscillation center.And it can be set as a highly efficient epilation apparatus by simple structure.
[0009]
Drive sourceTo the above rotating cylinderA face gear is provided in the drive system, and the rotation shaft of the face gear is swung.Center axisAnd matchIn spite of the fact that it swings around its axis, it is applied to the rotating cylinder that is the epilation element.The drive transmission can be simplified, the cost can be reduced, and the assemblability can be improved.
[0010]
Also,the aboveFace gearPart of the periodic movement mechanismEquipped with an eccentric camIf the swing motion is obtained by the eccentric rotation of the eccentric camSimple configurationWith epilation blockCan be moved periodically, and it is inexpensive and can be easily assembled.
[0011]
Also,When the link having one end engaged with the eccentric cam is another part of the periodic movement mechanism,The pressing load due to pressing with the skin during the periodical movement can be reduced, and since the number of rotations does not decrease, the hair removal efficiency can be improved.
[0012]
Moreover, it is preferable to provide the plate which provided the long hole in the skin surface side of the epilation element. By adopting such a configuration, the base of the hair introduced into the long hole can be pressed with a plate, the hair can be squeezed out, and the hair can be pulled out with certainty. it can.
[0013]
This plate preferably swings together with the epilation element. By adopting such a configuration, the hair introduced by the long hole of the plate is not cut by periodic movement, and therefore, it can be left without being left out.
[0014]
Also,When the epilation block is connected to the main body casing side by inserting the axis in the direction orthogonal to the axis of the oscillation center through the epilation block in a state allowing the oscillation,With simple configurationEpilation blockTheLinkTherefore, it is possible to provide a hair removal device that is inexpensive and has good assemblability.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The hair removal apparatus of the illustrated example will be described below based on an example of the embodiment shown in the drawings, and the motor as a drive source is formed in a size that can be gripped by hand as shown in FIGS. 3 on a
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
Each
[0021]
Next, the
[0022]
The
[0023]
The projecting support portions 27a and 28a are formed with
[0024]
In addition, on the outside of the projecting support portions 27a, 28aAs shown in FIG.Holding springs 301 and 302 are attached. These holding
[0025]
The
[0026]
The open /
[0027]
Further, a
[0028]
And both
[0029]
Here, since the recesses 4a arranged in the circumferential direction of the
[0030]
The
[0031]
The two
[0032]
The
[0033]
A
[0034]
The
[0035]
Two
[0036]
A
[0037]
When the pair of
[0038]
The
[0039]
If a spring is attached to the lower part of the protrusion 99a at both ends of the
[0040]
As shown in FIG. 9, the
[0041]
The
[0042]
The
[0043]
The
[0044]
In the epilation device of the illustrated example configured as described above, if the
[0045]
The open /
[0046]
Here, the
[0047]
And since the
[0048]
Although the
[0049]
Further, as shown in FIG. 17, the interval between the rows of
[0050]
Further, as shown in FIG. 13, if the outer peripheral edge of the
[0051]
Further, if the inner surface of the
[0052]
In addition, since the plurality of
[0053]
Further, if the center of the curved surface provided to the
[0054]
If the
[0055]
By the way, the width of the
[0056]
In addition, as shown in FIG. 17, if the end of the
[0057]
As shown in FIG. 18, when the cross-sectional shape of the
[0058]
Further, as shown in FIG. 17, a
[0059]
In addition, when the surface of the
[0060]
In this hair removal apparatus, the rotation of the
[0061]
That is, the
[0062]
The
[0063]
FIG. 24 shows an example in which the
[0064]
【The invention's effect】
As described above, in the invention according to
[0065]
In the invention of
[0066]
Moreover, in the invention of
[0067]
In the invention according to
[0068]
According to the invention of claim 5, in addition to the effect of the invention of
[0069]
In the invention of claim 6, in addition to the effect of the invention of claim 5, the face gearPart of the periodic movement mechanismProvide an eccentric camObtaining oscillating motion by eccentric rotation of the eccentric camSo simple configurationWith epilation blockThe periodic movement can be performed at a low cost and the assembling property can be improved.
[0070]
According to the seventh aspect of the invention, in addition to the effect of the sixth aspect of the invention, a link having one end engaged with an eccentric cam provided on the face gear.Epilation blockOscillates, the pressing load due to pressing with the skin during periodic movement can be reduced, and the number of rotations does not decrease, so that the hair removal efficiency can be improved.
[0071]
In addition, in the invention according to
[0072]
Further, in the invention according to
[0073]
In the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the above.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of the same.
FIG. 5 is an enlarged vertical sectional view of the above.
FIG. 6 is an enlarged transverse cross-sectional view of the above.
FIG. 7 is an exploded perspective view of the main casing.
FIG. 8 is an exploded perspective view of components in the main casing.
FIG. 9 is an exploded perspective view of the same base block.
FIG. 10 is an exploded perspective view of the same epilation block.
FIG. 11 is an exploded perspective view of the same epilation block.
FIG. 12 is a perspective view of the same rotating cylinder.
FIG. 13 is a cross-sectional view of the same rotating cylinder.
FIG. 14 is an exploded perspective view of the same rotating cylinder.
FIG. 15 is a cross-sectional view of the same rotating cylinder.
FIG. 16 is a development view of the surface of the rotating cylinder.
FIG. 17 is a schematic development view of the same rotating cylinder, plate and comb.
FIG. 18 is an enlarged cross-sectional view of the same plate.
FIG. 19 is a bottom view of the same epilation block.
FIG. 20 is a plan view of the base block of the above.
FIG. 21 shows a swinging motion of the epilation block, (a) is a plan view of the epilation head, and (b) is a plan view of the base block.
22A and 22B show the swinging motion of the epilation block, where FIG. 22A is a plan view of the epilation head and FIG. 22B is a plan view of the base block.
FIG. 23 shows a swinging motion of the epilation block, (a) is a plan view of the epilation head, and (b) is a plan view of the base block.
FIG. 24 is a cross-sectional view of another example of a hair removal head.
[Explanation of symbols]
1 Body housing
2 Epilation head
4 Rotating cylinder (hair removal element)
15f axis
32 plates
32a long hole
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