JP3924377B2 - 通風装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体枠内を流通する風量を検出する風量検出手段を備えた通風装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えば換気扇には、本体枠内にファン機構を配設し、室内の空気を本体枠の内部を通して屋外へ排出する構成のものがある。この構成の場合、本体枠内の風量を差圧センサ等の風量検出手段により検出し、風量検出手段の出力信号に基づいてファン機構の回転速度を制御することに伴い排気量を調節している。
【0003】
上記換気扇の場合、風量検出手段が周囲温度の影響を受け、風量検出手段の出力信号に誤差が生じる。このため、温度センサの出力信号に基づいて風量検出手段の出力信号を補正しているが、温度センサの特性にばらつきがあるので、風量検出手段の出力信号が正確に補正されない虞れがある。しかも、風量検出手段が経年変化した場合には、風量検出手段の出力信号を補正できない。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、風量検出手段の周囲温度および経年変化による影響を抑え、風量を正確に検出できる通風装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の通風装置は、家屋の天井に設置される本体枠と、前記本体枠の内部に設けられ前記本体枠の内部の吸気室および吸気室の上方に位置するファン収納室を相互に接続する通風路と、前記ファン収納室内に設けられ前記家屋の内部の空気を前記吸気室および前記通風路を順に通して前記ファン収納室から排出するファン機構と、前記通風路の内部に水平な全閉状態および垂直な全開状態相互間で回動可能に設けられたダンパと前記ダンパを全閉状態および全開状態相互間で回動操作するダンパモータを有するダンパ機構と、前記吸気室の内圧を検出する第1の圧力センサと前記通風路の内圧を検出する第2の圧力センサと前記第1の圧力センサの検出結果および前記第2の圧力センサの検出結果の差圧に応じた電圧レベルの差圧信号を出力する演算回路と初期差圧信号および初期差圧信号の許容値が記録された記憶手段とを有し前記ファン機構および前記ダンパ機構のそれぞれを駆動制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記ダンパを全開し且つ前記ファン機構をオンした状態で前記演算回路から出力される差圧信号が所定値以下である場合には、前記ファン機構をオフし且つ前記ダンパを全閉した状態で前記演算回路から出力される差圧信号を検出し、検出された差圧信号と前記記憶手段に記憶された初期差圧信号および許容値との加算値とを比較し、検出された差圧信号が初期差圧信号および許容値との加算値以下であるときには検出された差圧信号を記憶し以後前記演算回路から出力される差圧信号と記憶された差圧信号との比較結果に応じてファン機構の回転数を制御し、検出された差圧信号が初期差圧信号と許容値の加算値より大きいときには以後前記演算回路から出力される差圧信号と前記初期差圧信号の比較結果に応じてファン機構の回転数を制御するところに特徴を有している。
上記手段によれば、ダンパが全閉された非通風状態で演算回路から出力される差圧信号をゼロ点としてダンパが全開された通風状態で演算回路から出力される差圧信号を補正できる。このため、演算回路から出力される差圧信号が周囲温度の影響および経年変化の影響でドリフトしても、本体枠内の風量が正確に検出される。
上記手段によれば、非通風状態での最新の差圧信号に基づいて通風状態での差圧信号を補正できるので、本体枠内の風量が一層正確に検出される。
上記手段によれば、例えば本体枠内の風量が多い場合には、ファン機構を停止させ且つダンパ機構を開放し、室内の空気を自然排気できる。このため、ファン機構を常時作動させる必要がなくなるので、電力消費量が低減される。
【0007】
上記手段によれば、通風状態での差圧信号が大きく、演算回路に非通風状態で風が流れる虞れがある(非通風状態での差圧信号に誤差が生じる虞れがある)場合には、非通風状態での差圧信号が更新されない。このため、誤差を含んだ差圧信号が補正に用いられることが防止されるので、本体枠内の風量が一層正確に検出される。しかも、非通風状態での誤差を含まない最新の差圧信号に基づいて通風状態での差圧信号を補正できるので、本体枠内の風量が一層正確に検出される。
【0009】
上記手段によれば、非通風状態での差圧信号に上述の誤差が含まれている場合には、演算回路から出力される差圧信号と記憶手段の初期差圧信号に許容値を加えた値との差が所定値以上になり、演算回路から出力される差圧信号が無効化される。このため、誤差を含んだ差圧信号が補正に用いられることが防止されるので、本体枠内の風量が一層正確に検出される。
【0010】
請求項2に記載の通風装置は、前記制御装置はテストモードが設定されているときには前記ファン機構のオン状態で前記ダンパを全閉し、前記ファン機構のオン状態で前記ダンパを全閉したときに前記演算回路から出力される差圧信号と前記ファン機構のオン状態で前記ダンパを全開したときに前記演算回路から出力される差圧信号との差を予め記憶された判定値と比較することに基づいて異常の有無を検出するところに特徴を有している。
上記手段によれば、例えば演算回路の非通風状態での差圧信号と通風状態での差圧信号との差が小さいことに基づいて、ダンパ機構の動作不良を検出できる。しかも、通風状態での差圧信号をファン機構の作動時に検出するので、通風状態での差圧信号と非通風状態での差圧信号との差が大きくなり、ダンパ機構の動作不良を判別し易くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。まず、図6において、家屋1には左室2,ホール3,右室4が設けられており、天井板5には、図2に示すように、ホール3の上方に位置して開口部5aが形成され、開口部5a内にはホール3側から本体枠6が挿着さている。この本体枠6は筒状をなすものであり、本体枠6の下面には孔状の主吸気口6aが設けられ、上面には孔状の排気口6bが形成されている。
【0015】
本体枠6の下端部には化粧パネル7が着脱可能に装着されている。この化粧パネル7は本体枠6の主吸気口6aをホール3側から覆うものであり、化粧パネル7の周縁部には矩形枠孔状の吸気用開口部7aが形成されている。尚、符号8は、本体枠6が配設された天井裏を示すものである。
【0016】
本体枠6内には仕切板9が配設されている。この仕切板9は本体枠6内をファン収納室10および吸気室11に区画するものであり、仕切板9の略中央部には筒状の通風路9aが一体形成され、通風路9a内にはダンパ12が軸12aを中心に回動可能に収納されている。
【0017】
通風路9aの外面にはダンパモータ13が固定されている。このダンパモータ13の回転軸(図示せず)にはダンパ12の軸12aが連結されており、ダンパモータ13が作動すると、ダンパ12が軸12aを中心に回動する。尚、符号14はダンパ12およびダンパモータ13から構成されたダンパ機構(通風制御機構に相当する)を示している。
【0018】
本体枠6の下端部には孔状の補助吸気口6c,6cが形成されている。これら各補助吸気口6cの周縁部には筒状の吸気口体15が固定されており、各吸気口体15の外周面には吸気ダクト16の一端部が接続されている。また、天井板5には2個の開口部5bが形成されている。このうち一方の開口部5bは左室2の上方に位置し、他方の開口部5bは右室4の上方に位置しており、各吸気ダクト16の他端部は開口部5b内に挿入されている。尚、各吸気ダクト16はフレキシブルダクトから構成されたものである。
【0019】
天井板5には、左室2内および右室4内に位置して吸気グリル17が着脱可能に装着されている。これら各吸気グリル17は周縁部に矩形枠孔状の吸気用開口部17aを有するものであり、一方の吸気グリル17は一方の吸気ダクト16を左室2側から覆い、他方の吸気グリル17は他方の吸気ダクト16を右室4側から覆っている。
【0020】
ファン収納室10内にはモータ取付台18bが配設されており、モータ取付台18bにはファンモータ18が固定されている。このファンモータ18の回転軸18aにはシロッコファン19が固定されており、ファンモータ18が作動すると、シロッコファン19が回転する。尚、符号20はファンモータ18およびシロッコファン19から構成されたファン機構(風量制御機構に相当する)を示している。
【0021】
ファン収納室10内には、ファン19を囲うファンケーシング21が配設されており、通風路9aの開放状態でファン19が回転すると、ホール3内の空気が化粧パネル7の吸気用開口部7aから本体枠6の主吸気口6aを通して吸気室11内,通風路9a内,ファンケーシング21内に吸引される。これと共に、左室2内の空気および右室4内の空気が吸気グリル17の吸気用開口部17aから吸気ダクト16,本体枠6の補助吸気口6cを通して吸気室11内,通風路9a内,ファンケーシング21内に吸引される。
【0022】
本体枠6の上面には、排気口6bの周縁部に位置して筒状の排気口体22が固定されている。この排気口体22の外周面には排気ダクト23の下端部が接続されており、排気ダクト23の上端部には、図6に示すように、排気搭24が装着されている。この排気ダクト23はフレキシブルダクトからなるものであり、ファンケーシング21内に吸引された空気は、本体枠6の排気口6bから排気ダクト23および排気搭24を通して屋外へ排出される。尚、図6の矢印は風の流れを示している。
【0023】
仕切板9には、図3に示すように、第1の差込口9bが一体形成されている。この差込口9bは筒状をなすものであり、差込口9bの下端部は吸気室11内に位置し、上端部はファン収納室10内に位置している。また、通風路9aには第2の差込口9cが一体形成されている。この差込口9cは筒状をなすものであり、差込口9cの左端部は通風路9a内に位置し、右端部はファン収納室10内に位置している。
【0024】
第1の差込口9bの上端部には第1のエアチューブ25の下端部が接続され、第2の差込口9cの右端部には第2のエアチューブ26の左端部が接続されている。また、ファン収納室10内には差圧センサ27が配設されている。この差圧センサ27は風量検出手段に相当するものであり、第1のエアチューブ25の上端部および第2のエアチューブ26の右端部は共に差圧センサ27に接続されている。
【0025】
差圧センサ27は、図4に示すように、第1の圧力センサ27a,第2の圧力センサ27b,演算回路27cを主体に構成されたものであり、第1の圧力センサ27aは吸気室11の内圧を第1のエアチューブ25を通して検出し、検出圧力に応じた電圧レベルの圧力信号を出力する。また、第2の圧力センサ27bは通風路9aの内圧を第2のエアチューブ26を通して検出し、検出圧力に応じた電圧レベルの圧力信号を出力する。
【0026】
演算回路27cは第1の圧力センサ27aおよび第2の圧力センサ27bの出力側に電気的に接続されたものであり、第1の圧力センサ27aからの圧力信号と第2の圧力センサ27bからの圧力信号との差に応じた電圧レベルの差圧信号「V」を出力する。尚、第1の差圧センサ27aおよび第2の差圧センサ27bは半導体圧力センサからなるものである。
【0027】
ファン収納室10内には、図2に示すように、回路ボックス28が配設されており、回路ボックス28内には、図4に示すように、補正手段に相当する制御装置29が収納されている。この制御装置29はCPU29a,記憶手段に相当するROM29b,記憶手段に相当するEEPROM29c,RAM29d,入力インターフェース29e,出力インターフェース29f等を備えたものであり(マイクロコンピュータを主体に構成されたものであり)、通風路9aの内圧と吸気室11の内圧との差圧「P」を差圧センサ27の差圧信号「V」に基づいて演算する。
【0028】
ダンパモータ13はダンパモータ駆動回路30を介して制御装置29の出力インターフェース29fに接続されており、制御装置29は、ダンパモータ駆動回路30を通してダンパモータ13を位置制御することに伴い、ダンパ12を図3に実線で示す全開位置(90°の回動位置)および二点鎖線で示す全閉位置(0°の回動位置)間で回動させ、通風路9aを開閉する。
【0029】
ファンモータ18は、図4に示すように、ファンモータ駆動回路31を介して制御装置29の出力インターフェース29fに接続されており、制御装置29は、ファンモータ駆動回路31を通してファンモータ18を駆動制御することに伴い、ファン19の回転速度を「強」,「中」,「弱」の3段階で調節する。
【0030】
制御装置29の入力インターフェース29eにはテストスイッチ32が接続されており、制御装置29は、テストスイッチ32の操作を検出することに基づいてテストモードを設定し、ダンパ機構14が正常に動作しているかをテストする。また、制御装置29の出力インターフェース29fにはLED駆動回路33を介してLED34が接続されている。このLED34は報知手段に相当するものであり、制御装置29は、ダンパ機構14のテスト結果が異常である場合にLED34を点灯させ、使用者に異常を報知する。
【0031】
次に上記構成の作用について説明する。尚、下記動作は、制御装置29がROM29bに予め記憶された運転制御プログラムに基づいて実行するものであり、EEPROM29cは差圧センサ27のゼロ点データの保管場所として機能し、RAM29dはワークエリアとして機能する。
【0032】
制御装置29は、電源が投入されると、図1のステップS1へ移行し、ROM29bから初期差圧信号「Va」を読出してRAM29dに書込む。そして、ステップS2へ移行し、ROM29bから傾きデータ「k」を読出してRAM29dに書込む。これら初期差圧信号「Va」および傾きデータ「k」はROM29bに予め記憶されたものであり、初期差圧信号「Va」は、温度の影響や経年変化の影響を受けていない初期に差圧センサ27から出力されるものである。
【0033】
傾きデータ「k」は、図5に示すように、「差圧センサ27の差圧信号V/通風路9aの内圧および吸気室11の内圧間の差圧P(単位はmmH2 O)」を実験的に求めたものであり、制御装置29は、傾きデータ「k」を読込むと、図1のステップS3へ移行する。
【0034】
制御装置29は、ステップS3へ移行すると、ファンモータ18をオフしてステップS4へ移行する。そして、ダンパモータ13を駆動制御し、図3に二点鎖線で示すように、ダンパ12を全閉状態にした後、図1のステップS5へ移行する。
【0035】
制御装置29は、ステップS5へ移行すると、差圧センサ27の差圧信号「V」を検出してRAM29dに書込む。そして、ステップS6へ移行し、ステップS5で検出した差圧信号「V」を「Va+ΔVa」と比較する。尚、「ΔVa」はROM29bに予め記憶されたものであり、初期差圧信号「Va」の許容値を示している。
【0036】
制御装置29は、ステップS6で「V≦Va+ΔVa」を検出すると、ステップS7へ移行する。そして、「差圧信号V→V0 」を実行してEEPROM29cに書込んだ後、ステップS8へ移行する。また、ステップS6で「V>Va+ΔVa」を検出すると、ステップS9へ移行し、「初期差圧信号Va→V0 」を実行してEEPROM29cに書込んだ後、ステップS8へ移行する。
【0037】
制御装置29は、ステップS8へ移行すると、ダンパモータ13を駆動制御し、図3に実線で示すように、ダンパ12を全開状態に回動させる。そして、図1のステップS10へ移行し、ファンモータ18に電源を与え、ファン19を速度「中」で回転させる。すると、左室2,ホール3,右室4内の空気が通風路9aから排気ダクト24を通して屋外へ排出され、強制換気運転が開始される。
【0038】
制御装置29は、強制換気運転を開始すると、ステップS11へ移行して差圧センサ27の差圧信号「V」を検出する。そして、ステップS12へ移行し、「差圧信号V→V1 」を実行する。この後、ステップS13へ移行して「V1 −V0 →V2 」を実行し、ステップS14へ移行する。ここで、「k×V2 →P(mmH2 O)」を演算することに伴い、電圧上昇量「V2 」を圧力上昇量「P」に換算し、ステップS15へ移行する。
【0039】
制御装置29は、ステップS15へ移行すると、「Pc−ΔPc≦P≦Pc+ΔPc」を判断する。この「Pc」はROM29bに予め記憶された圧力目標値、「ΔPc」は圧力目標値の許容量であり、制御装置29は、ステップS15で「Pc−ΔPc≦P≦Pc+ΔPc」を検出すると、排気風量が適切値であると判断し、ステップ16へ移行する。
【0040】
制御装置29は、ステップS15で「NO」と判断すると、ステップS17へ移行する。ここで、「Pc−ΔPc>P」を検出すると、ステップS18へ移行し、ファンモータ18の回転速度を「早」に切換える。そして、排気風量を増やした後、ステップS16へ移行する。また、ステップS17で「NO」と判断すると、ステップS19へ移行する。そして、ファンモータ18の回転速度を「遅」に切換え、排気量を減らした後、ステップ16へ移行する。
【0041】
制御装置29は、ステップS16へ移行すると、ステップS10でファンモータ18をオンしてから時間「T(例えば4時間)」が経過したかを判断する。この時間「T」はROM28bに予め記憶されたものであり、制御装置29は、時間「T」が経過していないと判断すると、ステップS20へ移行し、テストモードが設定されているかを判断する。
【0042】
テストモードは、制御装置29が割込みルーチンでテストスイッチ32の操作を検出することに基づいて設定するものであり、制御装置29は、ステップS20でテストモードが設定されていないと判断すると、ステップS11に復帰し、ステップS11〜S20を繰返す。そして、差圧センサ27の差圧信号「V」に基づいて差圧「P」を検出し、差圧「P」と目標値「Pc」との比較結果に応じてファンモータ18を駆動制御する。
【0043】
制御装置29は、ステップS20でテストモードの設定を検出すると、ステップS21へ移行してダンパ12を全閉状態に回動させる。そして、ステップS22へ移行し、差圧センサ27の差圧信号「V」を検出し、ステップS23へ移行する。ここで、「差圧信号V→Vt」を実行した後、ステップS24へ移行し、「V1 −Vt>V3 」を判断する。尚、「V3 」はROM28bに予め記憶された判定値である。
【0044】
制御装置29は、ステップS24で「V1 −Vt>V3 」を検出すると、ダンパ12の開閉が正常に行われていると判断し、ステップS25へ移行する。そして、テストモードの設定を解除し、ステップS11に復帰する。また、ステップS24で「V1 −Vt≦V3 」を検出すると、ダンパ12の開閉が正常に行われていないと判断し、ステップS26へ移行する。ここで、テストモードの設定を解除して異常モードを設定した後、ステップS27へ移行してLED34を点灯させ、ステップS11に復帰する。
【0045】
制御装置29は、ステップS16で時間「T」が経過したことを検出すると、ステップS28へ移行し、「P>Pd」を判断する。この「Pd」はROM28bに予め記憶された判定値であり、制御装置29は、「P>Pd」を検出すると、ステップS20へ移行し、テストモードが設定されているかを検出する。ここで「YES」と判断すると、ステップS21〜S24を実行し、異常を検出すると、ステップS27でLED34を点灯させる。
【0046】
制御装置29は、ステップS28で「P≦Pd」を検出すると、ステップS3に復帰してファンモータ18をオフし、ステップS4へ移行してダンパ12を全閉状態に回動させる。この後、ステップS5に移行して差圧センサ27の差圧信号「V」を検出し、ステップS6の比較結果に応じてステップS7の「差圧信号V→V0 」を選択的に実行する。
【0047】
図5のαは初期の差圧信号「V」の変化,βおよびγは差圧センサ27が経年変化したり、周囲温度の影響を受けたときの差圧信号「V」の変化を実験的に示すものであり、差圧信号「V」は経年変化等の影響でV軸に沿って平行移動する。これに対して上記実施例では、差圧センサ27の通風状態での差圧信号「V」から非通風状態での「V」を減算し、通風状態での差圧信号「V」を補正したので(ステップS13)、差圧センサ27の周囲温度および経年変化に影響されることなく、通風路9a内の風量(差圧「P」)が正確に検出される。
【0048】
尚、差圧センサ27の通風状態での差圧信号「V」は、ダンパ12の全開時に差圧センサ27から出力される差圧信号「V」を称している。また、差圧センサ27の非通風状態での差圧信号「V」はダンパ12の全閉時に差圧センサ27から出力される差圧信号「V」を称している。
【0049】
また、差圧センサ27の非通風状態での差圧信号「V」を検出する際にファン19を非回転状態にした(ステップS3)。このため、強制排気流を含んだ差圧信号「V」が補正に用いられることが防止されるので、通風路9a内の風量が一層正確に検出される。
【0050】
また、差圧センサ27の非通風状態での差圧信号「V」を所定時間「T」毎に更新した。このため、非通風状態での最新の差圧信号「V」に基づいて通風状態での差圧信号「V」を補正できるので、この点からも、通風路9a内の風量が一層正確に検出される。
【0051】
また、左室2,ホール3,右室4の内外の圧力差が大きく、通風路9aの開放時の差圧「P」が所定値を上回る場合には、ファン19が回転停止し且つダンパ12が閉塞されていても通風路9aの内周面とダンパ12との間から空気漏れが生じる虞れがある。これに対して上記実施例では、差圧センサ27の通風状態での差圧「P」が所定値「Pd」以下である場合にのみ(ステップS28)、非通風状態での差圧信号「V」を更新した。このため、上述の空気漏れを含んだ差圧信号「V」が補正に用いられることが防止されるので、この点からも、通風路9a内の風量が一層正確に検出される。
【0052】
また、差圧センサ27の非通風状態での差圧信号「V」とROM29bの初期出力信号「Va」との差が所定値以上である場合に非通風状態での差圧信号「V」を無効化した(ステップS6およびS9)。このため、上述の空気漏れが差圧信号「V」に含まれている場合には差圧信号「V」と初期出力信号「Va」との差が所定値以上になり、差圧信号「V」が補正に用いられることが防止されるので、この点からも、通風路9a内の風量が一層正確に検出される。
【0053】
また、差圧センサ27の非通風状態での差圧信号「V」と通風状態での差圧信号「V」とを比較したので(ステップS24)、両者の差が小さいことに基づいてダンパ機構14の動作不良を検出できる。しかも、強制換気状態での差圧信号「V」をダンパ機構14の動作不良検出に使用した。このため、通風状態での差圧信号「V」と非通風状態での差圧信号「V」との差が大きくなるので、ダンパ機構14の動作不良および正常動作を判別し易くなる。
【0054】
また、LED34を点灯させることに基づいてダンパ機構14の動作不良を報知したので、使用者がダンパ機構14を交換したり、修理したりする等の異常処置を行うことができる。
【0055】
尚、上記第1実施例においては、差圧センサ27の非通風状態での差圧信号「V」をROM29bの初期出力信号「Va」と比較したが、これに限定されるものではなく、例えば非通風状態での差圧信号「V」を前回の非通風状態での差圧信号「V」と比較しても良い。この場合、両差圧信号「V」の差が所定値以上であることが1回あるいは複数回続いたときには、最新の差圧信号「V」に基づくゼロ点の書換え(「差圧信号V→V0 」)を行わないようにすると良い。
【0056】
また、上記第1実施例においては、差圧センサ27の初期出力信号「Va」を予めROM29bに記憶しておく構成としたが、これに限定されるものではなく、例えばEEPROM29cに予め記憶しておく構成としても良い。
【0057】
次に本発明の第2実施例を図7に基づいて説明する。制御装置29は、電源が投入されると、ステップS31へ移行し、ダンパ12を全閉状態に回動させ、通風路9aを閉塞する。そして、ステップS32へ移行して差圧センサ27の差圧信号「V」を検出した後、ステップS33へ移行し、「差圧信号V→V0 」を実行してEEPROM29cに書込み、ステップS34へ移行する。
【0058】
制御装置29は、ステップS34へ移行すると、ダンパ12を全開位置に回動させ、ステップS35へ移行する。すると、左室2,ホール3,右室4内の空気が内外の圧力差で通風路9a内,ファンケーシング21内,排気ダクト23を通して屋外へ排出され、自然換気運転が開始される。
【0059】
制御装置29は、ステップS35へ移行すると、差圧センサ27の差圧信号「V」を検出してステップS36へ移行し、「差圧信号V→V1 」を実行した後、ステップS37へ移行する。ここで、「V1 −V0 →V2 」を実行してステップS38へ移行し、「Vd−ΔVd≦V2 ≦Vd+ΔVd」を判断する。この「Vd」はROM28bに予め記憶された目標値、「ΔVd」は「Vd」の許容値であり、制御装置29は、ステップS38で「Vd−ΔVd≦V2 ≦Vd+ΔVd」を検出すると、自然排気量が適切値であると判断してステップ39へ移行する。
【0060】
制御装置29は、ステップS38で「NO」と判断すると、ステップS40へ移行する。ここで、「Vd−ΔVd>V2 」を検出すると、ステップS41へ移行してファンモータ18に電源を与える。そして、ファン19を回転させ、左室2,ホール3,右室4内の空気を強制的に排出し、排気風量を増やす。また、ステップS40で「Vd+ΔVd<V2 」を検出すると、「NO」と判断してステップS42へ移行する。ここで、ダンパ12を所定量(例えば15°)回動させ、通風路9aの開口量を減少させる。そして、排気風量を減らした後、ステップS39へ移行する。
【0061】
制御装置29は、ステップS39へ移行すると、ステップS34でダンパ12を全開してから時間「T」が経過したかを判断する。ここで、「NO」と判断すると、ステップS34に復帰し、ステップS34〜S42を繰返す。そして、差圧センサ27の差圧信号「V」と目標値「Vd」との比較結果に応じて風量を調節する。
【0062】
制御装置29は、ステップS39で時間「T」の経過を検出すると、ステップS43へ移行し、ダンパ12を全閉状態に回動させる。そして、ステップS44へ移行して差圧センサ27の差圧信号「V」を検出し、ステップS45へ移行する。
【0063】
制御装置29は、ステップS45へ移行すると、「差圧信号V→Vz」を実行してEEPRM29cに書込んだ後、ステップS46へ移行し、「V2 −Vz<Vf」を判断する。この「Vf」はROM29bに予め記憶された判定値であり、制御装置29は、ステップS46で「V2 −Vz≧Vf」を検出すると、ダンパ12の開閉が正常に行われていると判断し、ステップS34に復帰する。また、ステップS46で「V2 −Vz<Vf」を検出すると、ステップS47へ移行する。
【0064】
制御装置29は、ステップS47へ移行すると、「V2 >Ve」を判断する。この「Ve」はROM29bに予め記憶された判定値であり、制御装置29は、「V2 ≦Ve」を検出すると、ステップS34に復帰する。また、ステップS47で「V2 >Ve」を検出すると、ステップS48へ移行してLED34を点灯させ、ダンパ12の開閉が正常に行われていないことを報知し、ステップS34に復帰する。
【0065】
上記実施例によれば、差圧センサ27の通風状態での差圧信号「V」と判定値「Ve」とを比較した(ステップS47)。このため、通風状態での風量が微小で非通風状態での差圧信号「V」と通風状態での差圧信号「V」との差が小さい場合に、ダンパ機構14の動作不良がステップS46で誤検出されることが防止される。
【0066】
また、通風路9a内の風量が多い場合には、ファン機構20を停止させ且つダンパ機構14を開放し、室内の空気を自然排気した。このため、ファン機構20を常時作動させる必要がなくなるので、電力消費量が低減される。尚、図1の符号36は、ダンパ機構1およびファン機構20から構成された風量制御機構を示している。
【0067】
次に本発明の第3実施例を図8に基づいて説明する。通風路9aの内周面には突板状のストッパ9dが一体形成されており、ダンパ12は、ストッパ9dに接触することに基づいて全閉状態に保持される。このため、通風路9aおよびダンパ12の加工精度に注意を払うことなく、差圧センサ27のゼロ点の更新に支障を来すような空気漏れが通風路9aおよびダンパ12間から生じることが防止される。
【0068】
次に本発明の第4実施例を図9に基づいて説明する。通風路9a内には仕切板9eが配設されている。この仕切板9eは、通風路9a内に別の通風路9fを区画形成するものであり、通風路9f内にはダンパ12が軸12aを中心に回動可能に収納され、ダンパ12の軸12aはダンパモータ13の回転軸に連結されている。
【0069】
制御装置29は、差圧センサ27の差圧信号「V」に基づいて図1の運転制御プログラムを実行する。この差圧信号「V」は通風路9fの内圧と吸気室11の内圧との差を示すものであり、左室2,ホール3,右室4内の空気は通風路9aを通して屋外へ強制的に排出される。
【0070】
次に本発明の第5実施例を図10に基づいて説明する。通風路9aの周壁には風量センサに相当するサーミスタ風速センサ35が固定されている。この風速センサ35は通風路9a内の風量に応じて表面の放熱量が変化するサーミスタの特性を利用したものであり、通風路9a内の風量に応じた電圧レベルの風量信号「V」を出力する。
【0071】
上記実施例によれば、制御装置29は、風速センサ35の風量信号「V」を用いて図1の運転制御プログラムあるいは図2の運転制御プログラムを実行し、左室2,ホール3,右室4内の空気を通風路9aから強制排気したり、自然排気する。
【0072】
尚、上記第1〜第5実施例においては、ダンパ機構14の異常検出に伴いLED34を点灯させたが、これに限定されるものではなく、例えば表示装置に異常メッセージを表示したり、ブザーを鳴動させても良い。
また、上記第1〜第5実施例においては、内気を屋外へ排出する換気装置に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、例えば、室内の空気を別の室内へ送風する送風装置や外気を室内に吸引する吸気装置に本発明を適用しても良い。
【0073】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の通風装置は次の効果を奏する。
請求項1に記載の手段によれば、演算回路の通風状態での差圧信号を非通風状態での差圧信号に基づいて補正したので、演算回路の差圧信号が周囲温度の影響および経年変化の影響でドリフトしても、風量が正確に検出される。
請求項1に記載の手段によれば、風量の検出結果に基づいてファン機構およびダンパ機構を駆動制御したので、風量が多い場合にはファン機構を停止させ且つダンパ機構を開放し、室内の空気を自然排気できる。このため、ファン機構を常時作動させる必要がなくなるので、電力消費量が低減される。
【0074】
請求項1に記載の手段によれば、演算回路の通風状態での差圧信号が所定値以下である場合に非通風状態での差圧信号を更新した。このため、空気漏れを含んだ差圧信号が補正に用いられることが防止されるので、風量が一層正確に検出される。
【0075】
請求項1に記載の手段によれば、演算回路の通風状態での差圧信号が所定値以上である場合に非通風状態での差圧信号を更新しないようにした。このため、空気漏れを含まない最新の非通風状態での差圧信号に基づいて通風状態での差圧信号を補正できるので、風量が一層正確に検出される。
請求項1に記載の手段によれば、演算回路の非通風状態での差圧信号と初期差圧信号に許容値を加えた値との差に基づいて非通風状態での差圧信号を無効化した。このため、空気漏れを含んだ差圧信号が補正に用いられることが防止されるので、風量が一層正確に検出される。
【0076】
請求項2に記載の手段によれば、演算回路の非通風状態での差圧信号と通風状態での差圧信号とを比較したので、ダンパ機構の動作不良を検出できる。しかも、強制通風時の差圧信号を用いたので、通風状態での差圧信号と非通風状態での差圧信号との差が大きくなり、ダンパ機構の動作不良を判別し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(制御装置の制御内容を示すフローチャート)
【図2】全体構成を示す断面図
【図3】通風路部分を拡大して示す断面図
【図4】電気的構成を概略的に示すブロック図
【図5】差圧センサからの出力信号を示す図
【図6】換気装置の設置状態を示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す図(制御装置の制御内容を示すフローチャート)
【図8】本発明の第3実施例を示す図(通風路部分を拡大して示す断面図)
【図9】本発明の第4実施例を示す図(通風路部分を拡大して示す断面図)
【図10】本発明の第5実施例を示す図(通風路部分を拡大して示す断面図)
【符号の説明】
6は本体枠、6aは主吸気口(吸気口)、6bは排気口、6cは補助吸気口(吸気口)、9aは通風路、14はダンパ機構(通風制御機構)、20はファン機構(風量制御機構)、27は差圧センサ(風量検出手段)、29は制御装置(補正手段)、29bはROM(記憶手段)、29cはEEPROM(記憶手段)、34はLED(報知手段)、35はサーミスタ風速センサ(風量検出手段)、36は風量制御機構を示す。
Claims (2)
- 家屋の天井に設置される本体枠と、
前記本体枠の内部に設けられ、前記本体枠の内部の吸気室および吸気室の上方に位置するファン収納室を相互に接続する通風路と、
前記ファン収納室内に設けられ、前記家屋の内部の空気を前記吸気室および前記通風路を順に通して前記ファン収納室から排出するファン機構と、
前記通風路の内部に水平な全閉状態および垂直な全開状態相互間で回動可能に設けられたダンパと前記ダンパを全閉状態および全開状態相互間で回動操作するダンパモータを有するダンパ機構と、
前記吸気室の内圧を検出する第1の圧力センサと、前記通風路の内圧を検出する第2の圧力センサと、前記第1の圧力センサの検出結果および前記第2の圧力センサの検出結果の差圧に応じた電圧レベルの差圧信号を出力する演算回路と、初期差圧信号および初期差圧信号の許容値が記録された記憶手段とを有し、前記ファン機構および前記ダンパ機構のそれぞれを駆動制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記ダンパを全開し且つ前記ファン機構をオンした状態で前記演算回路から出力される差圧信号が所定値以下である場合には、
前記ファン機構をオフし且つ前記ダンパを全閉した状態で前記演算回路から出力される差圧信号を検出し、
検出された差圧信号と前記記憶手段に記憶された初期差圧信号および許容値との加算値とを比較し、検出された差圧信号が初期差圧信号および許容値との加算値以下であるときには検出された差圧信号を記憶し以後前記演算回路から出力される差圧信号と記憶された差圧信号との比較結果に応じてファン機構の回転数を制御し、検出された差圧信号が初期差圧信号と許容値の加算値より大きいときには以後前記演算回路から出力される差圧信号と前記初期差圧信号の比較結果に応じてファン機構の回転数を制御する
ことを特徴とする通風装置。 - 前記制御装置は、
テストモードが設定されているときには前記ファン機構のオン状態で前記ダンパを全閉し、
前記ファン機構のオン状態で前記ダンパを全閉したときに前記演算回路から出力される差圧信号と前記ファン機構のオン状態で前記ダンパを全開したときに前記演算回路から出力される差圧信号との差を予め記憶された判定値と比較することに基づいて異常の有無を検出することを特徴とする請求項1に記載の通風装置。
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