JP3916503B2 - 部材挿入口開閉機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体等の部材を着脱する電子部品の部材挿入口に設けられる部材挿入口開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラやその他各種電子部品の中には、記録媒体(例えばメモリカード)を装着するための部材挿入口を設けたものがある。そしてこの部材挿入口には、挿入した記録媒体を保護したり、ほこりなどが内部に入らないようにするため、蓋が取り付けられる。
【0003】
この蓋は通常は部材挿入口を覆ってこれを閉じているが、部材挿入口に記録媒体を着脱する際は容易且つ確実に開閉動作が行なわれる必要がある。そして蓋の開閉を容易且つ確実に操作できるようにするため、蓋にロック解除釦を取り付けておき、ロック解除釦を操作すれば蓋が自動的に上方に持ち上がって開き、一方持ち上がった蓋を押し下げるだけで自動的に閉じる構造のものが望まれていた。
【0004】
しかしながら上記機能を有する部材挿入口開閉機構において、動作がスムーズで且つ確実に行なえるものはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、その開閉動作がスムーズ且つ確実に行なえる部材挿入口開閉機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明にかかる部材挿入口開閉機構は、側方に向けて開口する部材挿入口の上側に覆い被さり、その後端側を揺動自在に軸支するとともにその先端側に前記部材挿入口を開閉する覆い部を設けてなる蓋部材と、前記蓋部材の軸支部分に対してこの蓋部材全体を前記部材挿入口への部材の挿入方向に向けてスライドさせるスライド機構と、前記蓋部材の覆い部によって部材挿入口を覆った状態で係止するとともに覆い部を部材挿入口の手前側にスライド移動することで前記係止を解除する係止機構と、前記蓋部材を開方向に弾発する第一弾発手段と、前記蓋部材を部材挿入口の奥側に向けて移動するように弾発することで閉じた状態の蓋部材を前記係止機構に係止させる第二弾発手段と、蓋部材を閉じた状態で部材挿入口の手前側への蓋部材のスライドを阻止する係止手段と、前記係止手段による係止を解除する係止解除手段と、を具備することを特徴とする。
【0007】
また本発明は、前記係止手段が、部材挿入口側の部材に設けた係止爪に、蓋部材に設けた係止片を係止させることで構成され、一方前記係止解除手段は、前記蓋部材に取り付けられて蓋部材のスライド方向にスライドするロック解除釦と、前記ロック解除釦を前記部材挿入口の奥側に向けて弾発する第三弾発手段と、前記ロック解除釦と一体に移動し前記ロック解除釦を第三弾発手段の弾発力に抗して前記部材挿入口の手前側にスライドすることで前記係止手段の係止爪を押圧して蓋部材に設けた係止片との係止を解除する押圧部と、を具備して構成されていることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記蓋部材が部材挿入口側の部材に取り付けた軸によって揺動自在に軸支されており、また前記第一弾発手段は、ねじりコイルバネのコイル部を前記軸に挿入するとともに、コイル部両側から引き出した当接部をそれぞれ蓋部材と部材挿入口側の部材に弾接させることで構成されていることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記部材挿入口開閉機構には、蓋部材が所定の開度まで開いた際に、蓋部材と部材挿入口側の部材とを開度規制棒で係止することで蓋部材の開度を規制する開度規制手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる部材挿入口開閉機構1の要部側断面図である。また図2は部材挿入口開閉機構1を上側から見た分解斜視図である。両図に示すようにこの部材挿入口開閉機構1は、側方に向けて開口する部材挿入口13を有する取付部材10と、取付部材10の上に覆い被さるように取り付けられる蓋部材40と、第一弾発手段100と、第二弾発手段110と、軸120と、開度規制手段130とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
【0011】
取付部材10はモールド樹脂板製であり、その上面側に設けた凹部を蓋部材収納部11とし、蓋部材収納部11の下面側に設けた凹部を部材収納部12とし、さらに部材収納部12の一端(取付部材10の側面)に部材挿入口13を設けている。部材収納部12及び部材挿入口13の寸法・形状は部材挿入口13から部材(この実施形態ではメモリスティック等の記録媒体なので以下この実施形態においては「記録媒体」という)200を挿入・収納できる寸法・形状に形成されている。
【0012】
次に蓋部材収納部11の上面中央には水平方向(下記する蓋部材40がスライドする方向)であって、その先端が部材挿入口13側を向くように突出する係止爪15が設けられている。係止爪15の上面には下記する蓋部材40に設けた係止片81を係止する凹状の係止部151と係止部151の後側(部材挿入口13の反対側)に設けられる傾斜面からなる押圧面153とが形成されている。係止爪15の根元部分の左右両側には下記する開度規制手段(以下この実施形態では「開度規制棒」という)130を回動自在に軸支する係止爪17,17が設けられ、係止爪15の後側(部材挿入口13の反対側)には下記する軸120を挿入してその中央部分を軸支する軸挿入部19と、軸120の両端を挿入して軸支する軸端挿入部21,21(手前側の軸端挿入部21は図2に図示せず)とが設けられている。軸挿入部19と軸端挿入部21,21の間の位置には略L字状に突出して下記する第一弾発手段100の2つのコイル部101,101をそれぞれ係止するバネ取付部23,23が設けられている。軸端挿入部21とバネ取付部23の間には下記する蓋部材40に設けた当接支持部495,495を係止する凹状の係止部25,25(手前側の係止部25は図2には図示せず)が設けられている。部材挿入口13の両側には下記する蓋部材40に設けた係止部35,35を係止する穴状の係合部27,27が設けられている。また蓋部材収納部11の後側の面には開口29が設けられている。さらに開口29の後方の下面からは2つの柱状の係止部31,31が突出している。係止部31,31の下端面には固定用ネジ140,140螺合用の穴が設けられている。
【0013】
図3は蓋部材40を下側から見た斜視図である。同図及び図1,図2に示すように蓋部材40は、モールド樹脂板製であって前記蓋部材収納部11内に収納できる寸法形状の蓋部材本体41を具備し、この蓋部材本体41の上面後方に係止解除手段50を構成するロック解除釦51を設置し、その前方に回転式電子部品60を構成する回転つまみ61を設置し、さらにその前方側面に押釦式電子部品70を構成する押釦71を設置している。
【0014】
回転つまみ61の蓋部材本体41を挟んだ下側には回転つまみ61によって回転される回転式電子部品本体63が設置され、また押釦式電子部品70の下側には押釦71によって押圧される押釦式電子部品本体73が設置され、これら回転式電子部品本体63と押釦式電子部品本体73はそれらの裏側に取り付けられた金属板製の押え板80と蓋部材本体41の間に収納・設置されている。
【0015】
押え板80の後方中央には舌片状に切り欠いて下方向に突出する係止片81が設けられ、また押え板80の両側辺には下方向に折り曲げた折曲部83,83が設けられてその中に蓋部材40のスライド方向(図1の矢印A方向)に向かって延びる長穴からなる規制棒係止部85,85が設けられている。さらに押え板80の係止片81を設けた部分の上部には図1に示すように押え板80と蓋部材本体41とによって弾発手段収納部43が形成され、その中にコイルバネ製の第三弾発手段90が収納されている。
【0016】
蓋部材本体41の上面中央の後方には収納凹部45が設けられ、収納凹部45内には裏面に貫通する開口47が設けられている。そしてこの収納凹部45にはロック解除釦51の釦部55が収納される。釦部55の下面には開口47を通して下方向に突出して前方に向かう作用部57が設けられ、作用部57先端に設けたバネ座58を前記第三弾発手段90の一端に当接する。この作用部57にはその下側に取付板102を取り付けることで作用部57が開口47から上方向に抜けないようにしている。また作用部57の下面には前記取付部材10の係止爪15の押圧面153に当接するように突出する押圧部59を設けている。
【0017】
また蓋部材本体41の部材挿入口13側の一側辺には下方向に垂下して部材挿入口13を覆う形状の覆い部33が設けられている。覆い部33の下辺両側には、取付部材10の係合部27,27に挿入・係合する突起状の係止部35,35が設けられている。
【0018】
一方蓋部材本体41下面のロック解除釦51の両側部には、ロック解除釦51の移動方向と同じ方向に延びるレール状の第一弾発手段当接摺動部48,48が設けられ、蓋部材本体41の両側辺の後端には下方向に向かう板状の支持部49,49が突出して設けられている。支持部49には蓋部材40のスライド方向に向かって延びる長穴からなる軸係止部491と、穴からなる第二弾発手段係止部493と、支持部49の下辺後方の角部からなる当接支持部495とが設けられている。
【0019】
次に第一弾発手段100は、一本のバネ材に二つのコイル部101,101を設け、両コイル部101,101を連結する部分と、両コイル部101,101の終端側部分の両者をそれぞれ当接部103,105,105として構成している。
【0020】
第二弾発手段110は、コイルバネの両端に引掛け部111,111を設けて構成されている。
【0021】
開度規制棒130は、一本の棒部材の中央部131の両側を略「コ」字状に屈曲させてその中央部分を第一係合部135,135とし、さらにその両端を内側に折り曲げて第二係合部137,137として構成されている。
【0022】
次にこの部材挿入口開閉機構1の組立方法を説明すると、まず予め開度規制棒130両端の第二係合部137,137をそれぞれ蓋部材40の規制棒係止部85,85に挿入して係止しておく。そして第一弾発手段100の二つのコイル部101,101をそれぞれ取付部材10のバネ取付部23,23内に係止させ、取付部材10の蓋部材収納部11内に蓋部材40の後側の部分を挿入して支持部49に設けた軸係止部491を軸端挿入部21と対向させた状態で軸120を軸端挿入部21の外側から挿入して軸端挿入部21,21と軸係止部491,491とコイル部101,101内と軸挿入部19とに挿入して蓋部材40を取付部材10に対して回動自在に軸支する。このとき第一弾発手段100の一方の当接部103を取付部材10に当接し、他方の当接部105,105を蓋部材40下面の第一弾発手段当接摺動部48,48に当接し、これによって取付部材10に対して蓋部材40を開く方向に弾発する。
【0023】
そして蓋部材40を少し閉じて開度規制棒130の第一係合部135,135をそれぞれ取付部材10の係止爪17,17にスナップイン方式で挿入して回動自在に係止する。
【0024】
このとき蓋部材40後端の第二弾発手段係止部493,493は取付部材10の開口29内に入り込むので、この第二弾発手段係止部493,493と係止部31,31間に第二弾発手段110両端の引掛け部111,111を引っ掛け、係止部31,31先端に固定用ネジ140,140をねじ込んで固定する。これによって固定用ネジ140,140の頭部141,141が引掛け部111の外れを防止する。
【0025】
そして蓋部材40の先端側部分を押し込んで蓋部材収納部11内に収納すれば、図1に示すように蓋部材40は第二弾発手段110によって奥側に引っ張られてその係止部35,35が取付部材10の係合部27,27に挿入・係合して閉状態となる。このとき図1に示すように、係合部27,27と係止部35,35によって構成される係止機構は、蓋部材40の覆い部33によって部材挿入口13を覆った状態で蓋部材4の揺動を阻止するように係止すると共に、覆い部33を部材挿入口13の手前側にスライド移動することで前記係止を解除するように構成されている。また係止爪15と係止片81によって構成される係止手段は、蓋部材40を閉じた状態で部材挿入口13の手前側への蓋部材40のスライドを阻止するように構成されている。
【0026】
なお実際には図1に示す回転式電子部品本体63と押釦式電子部品本体73とから引き出されたフレキシブル基板が蓋部材本体41と押え板80の間を通って蓋部材40の下面側に引き出され、さらに開口29を通って取付部材10の内部に引き出されているが、図示の都合上、フレキシブル基板の記載は省略している。
【0027】
次に部材挿入口開閉機構1の動作を説明する。まず図1において回転つまみ61を回動すると回転式電子部品本体63が駆動されてその電気的出力が変化する。一方押釦71を押圧すると押釦式電子部品73が駆動されてその電気的出力が変化する。
【0028】
次に蓋部材40を開くには、図5(a)に示すように、ロック解除釦51の釦部55を指で手前方向(矢印B方向)に押圧し、これによってロック解除釦51が第三弾発手段90の弾発力に抗してスライド移動し、押圧部59が係止爪15の押圧面153上を押圧しながら摺動することで係止爪15を下降し、これによって係止爪15の係止部151と蓋部材40の係止片81との係合を解除し、同時に釦部55を第三弾発手段90を圧縮しながら指で手前方向(矢印B方向)に移動しているのでこの力によって第二弾発手段110の弾発力に抗して蓋部材40全体が手前方向に移動し、図5(b)に示す状態になる。本実施形態においてはロック解除釦51をスライド移動するだけで、ロックの解除だけでなく蓋部材40を手前側に移動する力も付与できるので、一つの動作でロック解除と蓋部材40のスライド移動を実現でき、スムーズな開動作が行なえる。特に本実施形態においてはロックが解除されるまではロック解除釦51をスライド移動することで第三弾発手段90を圧縮するので、蓋部材40のロックが解除された際の第三弾発手段90の弾発力によって蓋部材40はあたかも自動的にスライド移動する感覚が生じ、好適である。
【0029】
これによって蓋部材40の係止部35,35が取付部材10の係合部27,27から外れるので、前記指を離すことで図5(c)に示すように第一弾発手段100の弾発力によって蓋部材40は上方に回動し、部材挿入口13が開く。この状態で部材挿入口13から記憶媒体200を挿入(又は抜き出し)する。蓋部材40の開度は開度規制棒130によって所定の開度に規制される。従来は蓋部材40の開度規制はその軸支部分で行っていたが、開度規制を軸支部分で行うと印加モーメントが大きく、壊れ易かった。本発明の開度規制は、開度規制棒130を用い、この開度規制棒130によって蓋部材の軸支部分と覆い部33の間の部分と取付部材10との間を係止することで蓋部材40の開度を規制するようにし、この開度規制手段にかかる印加モーメントを小さくしてその破壊を防止している。
【0030】
このときロック解除釦51は第三弾発手段90によって元の位置に自動復帰している。またこのとき蓋部材40の下面後端に設けた当接支持部495,495が取付部材10の係止部25,25に係合するので、第二弾発手段110の弾発力に抗して蓋部材40はこの位置に保持される。
【0031】
そして今度は図5(c)に示す状態から蓋部材40の上部を指等で押圧すれば(矢印C方向)、蓋部材40は第一弾発手段100の弾発力に抗して回動して閉まって行き、蓋部材40の係止部35,35が係合部27,27に対向する位置近傍まで来たときに前記当接支持部495,495と係止部25,25の係合が外れ、第二弾発手段110の弾発力によって蓋部材40は奥側に移動して係止部35,35が係合部27,27に係合して図1に示す元の蓋部材40を閉じた状態に戻り、この位置に固定される。つまり蓋部材40を閉める際は蓋部材40を下方向に押圧するだけで良い。
【0032】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば取付部材10や蓋部材40を構成する各部品、及びその他の各部品・部材の形状・構造は種々の変更が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、蓋部材の開閉動作が容易、スムーズ且つ確実に行なえるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる部材挿入口開閉機構1の要部側断面図である。
【図2】部材挿入口開閉機構1を上側から見た分解斜視図である。
【図3】蓋部材40を下側から見た斜視図である。
【図4】部材挿入口開閉機構1を下側から見た斜視図である。
【図5】図5(a)〜図5(c)は部材挿入口開閉機構1の動作説明図である。
【符号の説明】
1 部材挿入口開閉機構
10 取付部材
11 蓋部材収納部
12 部材収納部
13 部材挿入口
15 係止爪(係止手段)
151 係止部
153 押圧面
17 係止爪
25 係止部
27 係合部(係止機構)
29 開口
31 係止部
33 覆い部
35 係止部(係止機構)
40 蓋部材
41 蓋部材本体
43 弾発手段収納部
47 開口
48 第一弾発手段当接摺動部
49 支持部
491 軸係止部(スライド機構)
493 第二弾発手段係止部
495 当接支持部
50 係止解除手段
51 ロック解除釦
55 釦部
57 作用部
59 押圧部
60 回転式電子部品
61 回転つまみ
63 回転式電子部品本体
70 押釦式電子部品
71 押釦
73 押釦式電子部品本体
80 押え板
81 係止片(係止手段)
85 規制棒係止部
90 第三弾発手段
100 第一弾発手段
101 コイル部
103,105 当接部
110 第二弾発手段
120 軸(スライド機構)
130 開度規制棒(開度規制手段)
135 第一係合部
137 第二係合部
140 固定用ネジ
200 記録媒体(部材)
Claims (4)
- 側方に向けて開口する部材挿入口の上側に覆い被さり、その後端側を揺動自在に軸支するとともにその先端側に前記部材挿入口を開閉する覆い部を設けてなる蓋部材と、
前記蓋部材の軸支部分に対してこの蓋部材全体を前記部材挿入口への部材の挿入方向に向けてスライドさせるスライド機構と、
前記蓋部材の覆い部によって部材挿入口を覆った状態で係止するとともに覆い部を部材挿入口の手前側にスライド移動することで前記係止を解除する係止機構と、
前記蓋部材を開方向に弾発する第一弾発手段と、
前記蓋部材を部材挿入口の奥側に向けて移動するように弾発することで閉じた状態の蓋部材を前記係止機構に係止させる第二弾発手段と、
蓋部材を閉じた状態で部材挿入口の手前側への蓋部材のスライドを阻止する係止手段と、
前記係止手段による係止を解除する係止解除手段と、を具備することを特徴とする部材挿入口開閉機構。 - 前記係止手段は、部材挿入口側の部材に設けた係止爪に、蓋部材に設けた係止片を係止させることで構成され、
一方前記係止解除手段は、前記蓋部材に取り付けられて蓋部材のスライド方向にスライドするロック解除釦と、前記ロック解除釦を前記部材挿入口の奥側に向けて弾発する第三弾発手段と、前記ロック解除釦と一体に移動し前記ロック解除釦を第三弾発手段の弾発力に抗して前記部材挿入口の手前側にスライドすることで前記係止手段の係止爪を押圧して蓋部材に設けた係止片との係止を解除する押圧部と、を具備して構成されていることを特徴とする請求項1記載の部材挿入口開閉機構。 - 前記蓋部材は部材挿入口側の部材に取り付けた軸によって揺動自在に軸支されており、
また前記第一弾発手段は、ねじりコイルバネのコイル部を前記軸に挿入するとともに、コイル部両側から引き出した当接部をそれぞれ蓋部材と部材挿入口側の部材に弾接させることで構成されていることを特徴とする請求項1記載の部材挿入口開閉機構。 - 前記部材挿入口開閉機構には、蓋部材が所定の開度まで開いた際に、蓋部材と部材挿入口側の部材とを開度規制棒で係止することで蓋部材の開度を規制する開度規制手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の部材挿入口開閉機構。
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