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JP3911737B2 - 生体監視装置 - Google Patents

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JP3911737B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、生体情報を示す生体情報波形を表示する機能を備えた生体監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装置が知られている。たとえば、手術室、集中治療室、或いは病棟などにおいて用いられている患者監視装置がそれである。このような患者監視装置では、たとえば患者の心電誘導波形、トノメトリーにより間接的に検出された連続血圧波形、カテーテルを用いて検出された直接法による血圧波形、呼気ガス中の炭酸ガス濃度波形(カプノグラム)、呼気ガス中の酸素濃度波形(オキシグラム)などの生体情報を示す生体情報波形が表示装置の画面に表示され、患者の循環器や呼吸器の診断、すなわち作動状態の監視や症例の判断が行われる。
【0003】
【発明が解決すべき課題】
ところで、上記生体情報波形に基づく診断は、生体情報波形に表れる種々の特徴波形を基礎として行われるものであるが、その特徴波形の認識は比較的熟練を要する場合があり、しかも今まで経験していないか或いは稀にしか接しない症状の特徴波形は確信を以て診断することが難しく、専門医による分析を必要とする場合が多い。また、診断ができたとしても、特定の症例に関する対応方法、対処方法、或いは薬剤情報などの医療情報を充分に持ち合わせていない可能性もある。このため、特に、専門医のいない中小の病院では、従来の監視装置を用いると、診断の決定或いは医療情報の入手に時間がかかり、医療処置が遅れるおそれがあった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、診断の決定或いは医療情報の入手が速やかとなり、医療処置を速やかに行うことができるようにした生体監視装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】
上記目的を達成するための第1発明の生体監視装置の要旨とするところは、生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装置であって、(a) 前記生体情報波形に示された生体の症例を表す参照波形を記憶する参照波形記憶装置と、(b) 前記表示装置に設けられた参照波形表示場所に参照波形を表示させるために手動により入力操作される参照波形表示用入力装置と、(c) その参照波形表示用入力装置の入力操作に応答して参照波形を前記参照波形記憶装置から読み出し、前記参照波形表示場所に前記生体情報波形と対比可能に表示させる参照波形表示手段とを、含むことにある。
【0006】
【第1発明の効果】
このようにすれば、たとえば生体情報波形に含まれる不審な波形を認識した監視者により前記参照波形表示用入力装置が操作されると、参照波形表示手段により、その参照波形表示用入力装置の入力操作に応答して参照波形が前記参照波形記憶装置から読み出され、前記参照波形表示場所に前記生体情報波形と対比可能に表示させられる。したがって、監視者は、表示装置の生体情報波形表示場所に表示された実際の生体情報波形と、その表示装置の参照波形表示場所にその生体情報波形と対比可能に表示させられた参照波形とを対比して、参照波形に含まれる特徴波形が実際の生体情報波形に存在するか否かを容易に判断できることから、専門的知識を持ち合わせなくてもその生体情報波形から生体の種々の症状を正確にかつ速やかに診断できるので、医療処置を速やかに行うことができるようになる。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】
また、前記目的を達成するための第2発明の生体監視装置の要旨とするところは、生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装置であって、(a) 前記生体情報波形に示された生体の症例を表す参照波形を記憶する参照波形記憶装置と、(b) 前記生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形の異常を判定する波形異常判定手段と、(c) その波形異常判定手段により異常と判定された生体情報波形の異常の内容を診断するために、その異常と判定された生体情報の参照波形を、前記参照波形記憶装置から読み出して前記生体情報波形と対比可能に表示させる参照波形表示手段とを、含むことにある。
【0008】
【第2発明の効果】
このようにすれば、波形異常判定手段により生体情報波形の異常が判定されると、参照波形表示手段により、その波形異常判定手段により異常と判定された生体情報波形の異常の内容を診断するために、その異常と判定された生体情報の参照波形がその波形異常判定手段の異常判定に応答して前記参照波形記憶装置から読み出され、前記生体情報波形と対比可能に自動的に表示させられる。したがって、監視者は、表示装置の生体情報波形表示場所に表示された実際の生体情報波形と、その生体情報波形と対比可能に表示させられた参照波形とを対比して、参照波形に含まれる特徴波形が実際の生体情報波形に存在するか否かを容易に判断できることから、専門的知識を持ち合わせなくてもその生体情報波形から生体の種々の症状を正確に且つ速やかに診断できるので、医療処置を速やかに行うことができるようになる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好適には、前記第1発明および第2発明において、前記生体情報波形検出装置は、たとえば心電誘導波形、トノメトリーにより間接的に検出された連続血圧波形、カテーテルを用いて検出された直接法による血圧波形、呼気ガス中の炭酸ガス濃度波形、呼気ガス中の酸素濃度波形などの複数種類の生体情報波形を検出するものであり、前記参照波形記憶装置は、それら生体情報波形の種類毎に参照波形を記憶するものである。
【0010】
また、好適には、前記第1発明において、前記参照波形記憶装置は前記生体情報波形の種類毎に、複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するものであり、前記参照波形表示用入力装置は上記生体情報波形に対応する参照波形を指定入力するものであり、前記参照波形表示手段は、上記参照波形記憶装置に記憶された参照波形のうちその参照波形表示用入力装置により指定された生体情報波形に対応する複数種類の参照波形を、その指定入力操作毎に順次表示させるものである。このようにすれば、参照波形表示用入力装置による指定入力操作毎に生体情報波形の種類毎に存在する複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を実際の生体情報波形と順次対比することができる。
【0011】
また、好適には、前記第2発明において、前記参照波形記憶装置は前記生体情報波形の種類毎に、複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するものであり、前記参照波形表示手段は、上記参照波形記憶装置に記憶された参照波形のうち前記波形異常判定手段により異常と判定された生体情報波形の種類に対応する複数種類の参照波形を順次表示させるものである。このようにすれば、指定入力操作を要することなく、異常と判定された生体情報波形の種類に対応する複数種類の参照波形が順次表示させられて、実際の生体情報波形との対比が順次行われる利点がある。
【0012】
また、好適には、前記第1発明および第2発明において、前記参照波形表示手段は、上記生体情報波形表示場所に隣接して設けられた参照波形表示場所において前記参照波形を表示させることにより、その参照波形と実際の生体情報波形とを並列表示させるものである。このようにすれば、参照波形と実際の生体情報波形との対比が容易となる。
【0013】
また、好適には、前記第1発明および第2発明において、前記表示装置は、前記生体情報波形表示場所において、生体情報波形の時間経過を示す時間軸と生体情報波形の大きさを示す振幅軸とから成る二次元座標内に前記生体情報波形を表示させるものであり、前記参照波形表示手段は、前記参照波形表示場所において、上記時間軸と平行な時間軸と参照波形の大きさを示す振幅軸とから成る二次元座標内に前記参照波形を表示させることにより、その参照波形と実際の生体情報波形とを対比可能に表示させるものである。このようにすれば、参照波形と実際の生体情報波形との対比が容易となる。
【0014】
また、好適には、前記第1発明および第2発明において、前記参照波形表示手段は、前記生体情報波形表示場所に表示された実際の生体情報波形の変化周期に同期した参照波形を、参照波形表示場所に表示させる。このようにすれば、参照波形と実際の生体情報波形との対比が一層容易となる。
【0015】
また、好適には、前記第1発明および第2発明において、複数種類の生体の症例に対応する複数種類の医療情報を記憶する医療情報記憶装置と、前記表示装置に設けられた所定の医療情報表示場所に前記医療情報を表示させるために手動により入力操作される医療情報表示用入力装置と、その医療情報表示用入力装置の入力操作に応答して、前記参照波形表示場所に表示されている参照波形が示す症例に関連する医療情報を前記医療情報記憶装置から読み出し、前記医療情報表示場所に表示させる医療情報表示手段とを、さらに含むものである。このようにすれば、参照波形表示場所に表示されている参照波形の症例に関連する医療情報、たとえば対応方法、処置方法、薬剤情報が表示されるので、専門知識の有無に拘わらず、生体に対する医療処置を正確に行うことができる。
【0016】
【課題を解決するための第3の手段】
また、前記目的を達成するための第3発明の生体監視装置の要旨とするところは、生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装置であって、(a) 複数種類の生体の症例に対応する複数種類の医療情報を記憶する医療情報記憶装置と、(b) 前記表示装置に設けられた所定の医療情報表示場所に前記医療情報を表示させるために手動により入力操作される医療情報表示用入力装置と、(c) その医療情報表示用入力装置の入力操作に応答して所定の医療情報を前記医療情報記憶装置から読み出し、前記医療情報表示場所に順次表示させる医療情報表示手段とを、含むことにある。
【0017】
【第3発明の効果】
このようにすれば、医療情報表示手段により、医療情報表示用入力装置の入力操作に応答して、所定の医療情報が前記医療情報記憶装置から読み出されて前記医療情報表示場所に順次表示させられる。したがって、監視者は、所定の症例の対応方法、対処方法、薬剤情報などの医療情報を必要とするときには、医療の専門書、薬品の専門書などを調べることなく上記医療情報表示用入力装置を操作することにより、速やかに医療情報を得ることができるので、専門的知識を持ち合わせなくても生体の種々の症状に対する医療処置を速やかに行うことができるようになる。
【0018】
【発明の好適な実施の態様】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された生体監視装置10の構成を説明する図である。図において、生体監視装置10は、複数種類の生体情報を表す生体情報波形をそれぞれ検出する生体情報波形検出装置を以下のように備えている。たとえば、心電誘導装置12は、生体の皮膚に貼着される図示しない電極を通して生体の心電誘導波形ECGを検出し、その心電誘導波形ECGを表す信号を電子制御装置22へ供給する。トノメトリー装置14は、生体の撓骨動脈に押圧された図示しない圧力センサからの信号に基づいて生体の連続血圧波形BPT を間接的に検出し、その連続血圧波形BPT を表す信号を電子制御装置22へ供給する。直接血圧測定装置16は、中心動脈、左心房、肺動脈などの動脈内に挿入される図示しないカテーテルを用いて動脈内の連続血圧波形BPD を直接的に検出し、その連続血圧波形BPD を表す信号を電子制御装置22へ供給する。カプノメータ18は、たとえば麻酔中の生体から吐出される呼気ガス中の炭酸ガス濃度の周期的変化を示す炭酸ガス濃度波形GCO2 を検出し、その炭酸ガス濃度波形GCO2 を表す信号を電子制御装置22へ供給する。酸素濃度測定装置20は、たとえば麻酔中の生体から吐出される呼気ガス中の酸素ガス濃度の周期的変化を示す酸素ガス濃度波形GO2を検出し、その酸素ガス濃度波形GO2を表す信号を電子制御装置22へ供給する。
【0019】
表示装置24は、表示画面26および複数個(本実施例では6個)のファンクションキー28を備えている。その表示画面26内には、上記心電誘導装置12、トノメトリー装置14 直接血圧測定装置16、カプノメータ18、酸素濃度測定装置20によりそれぞれ検出された生体情報波形を表示するための生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 が設けられているとともに、上記ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF1 乃至DF6 が表示画面26内の下部すなわち各ファンクションキー28の上側位置にそれぞれ設けられている。上記各波形表示場所DP1 乃至DP4 においては、各生体情報波形の大きさを示す振幅(縦)軸と表示画面26の長辺に平行な共通の時間(横)軸との二次元座標内において各生体情報波形が表示されるようになっている。したがって、各生体情報波形は、実質的に共通の時間軸に沿って表示されるようになっている。この時間(横)軸はたとえば図3、図4、図5において二点鎖線に示すものであるが図示されなくてもよい。
【0020】
外部記憶装置30は、着脱可能に装着されるメモリカード32を備えている。このメモリカード32は、たとえばICを内蔵したものであって、各生体情報波形の症例を示す参照波形がその生体情報波形の種類毎に複数種類記憶されているとともに、複数種類の各症例に関する対応方法、処置方法、或いは薬剤情報がそれぞれ記憶されている。また、音声出力装置34は、信号を音に変換するスピーカ36を備え、電子制御装置22から供給される信号に対応する音声を出力する。
【0021】
前記電子制御装置22は、A/D変換器38、CPU40、RAM42、ROM44などを備えた所謂マイクロコンピュータであって、CPU40は、予めROM44に記憶されたプログラムに従って入力信号を処理し、図3、図4、図5に示すように、上記心電誘導波形ECGを表示画面26に設定された生体情報波形表示場所DP1 に、連続血圧波形BPT を生体情報波形表示場所DP2 に、連続血圧波形BPD を生体情報波形表示場所DP3 に、炭酸ガス濃度波形GCO2 および酸素ガス濃度波形GO2を生体情報波形表示場所DP4 にそれぞれ表示させるとともに、所定の条件が成立した場合には、メモリカード32に記憶されている参照波形を読み出して、表示装置24の表示画面26に、実際の生体情報波形と対比可能に表示させる。また、上記CPU40は、前記ファンクションキー28による医療情報表示操作が行われると、メモリカード32に記憶されている医療情報を読み出して、表示装置24の表示画面26のうち、予め設定された医療情報表示場所IPに表示させる。
【0022】
図2は、上記電子制御装置22の制御機能を説明する機能ブロック線図である。図において、生体情報波形検出手段50は、前記心電誘導装置12、トノメトリー装置14 直接血圧測定装置16、カプノメータ18、酸素濃度測定装置20に対応するものであって、心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2のような生体情報波形を検出する。生体情報波形表示手段52は、図3、図4、図5に示すように、上記心電誘導波形ECGを表示画面26に設定された生体情報波形表示場所DP1 に、連続血圧波形BPT を生体情報波形表示場所DP2 に、連続血圧波形BPD を生体情報波形表示場所DP3 に、炭酸ガス濃度波形GCO2 および酸素ガス濃度波形GO2を生体情報波形表示場所DP4 に、前記時間軸と振幅軸とからなる二次元座標内となるように、それぞれ表示させる。
【0023】
波形異常判定手段54は、上記生体情報波形検出手段50により検出された心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2のいずれかが予め設定された標準波形範囲を逸脱した異常波形であるか否かを判定する。たとえば、心電誘導波形ECGでは、P波、Q波、R波、S波、T波のうちのP波およびQ波が存在しない異常波形であるか、連続血圧波形BPT の降下スロープの傾斜が急となる異常波形であるか、炭酸ガス濃度波形GCO2 の振幅が急に減少した異常波形であるか否かが判定される。
【0024】
モード判定手段56は、たとえばファンクションキー28の操作によって、生体情報波形が異常である場合には自動的に参照波形が表示される自動モードと手動操作により参照波形が表示される手動モードとのいずれが選択されているかを判定する。参照波形記憶装置58は、前記外部記憶装置30に対応するものであり、各生体情報波形の症例を示す参照波形をその生体情報波形の種類毎に複数種類記憶している。参照波形表示用入力装置60は、図3、図4、或いは図5に示すように、前記ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF1 乃至DF4 に参照波形の種類が表示されたときの各ファンクションキー28に対応するものであり、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させるべき参照波形の種類を指定するために入力操作される。
【0025】
参照波形表示手段62は、上記モード判定手段56により手動モードが選択されていると判定されているときは、上記参照波形表示用入力装置60により入力操作された参照波形を参照波形記憶装置58から読み出して、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させる。たとえば、参照波形表示用入力装置60によりECG参照波形を指令する入力操作が行われた場合には、図3に示すように、実際の心電誘導波形ECGを表示させるための生体情報波形表示場所DP1 に隣接する生体情報波形表示場所DP2 およびDP3 の位置に参照波形表示場所RDP1 が設けられ、その参照波形表示場所RDP1 に、不整脈すなわちVPCショートランの症例を示す参照用心電誘導波形RECGとその症例の名称MECG とが、生体情報波形表示場所DP1 に表示された実際の心電誘導波形ECGの周期と同期した波形でその心電誘導波形ECGと対比可能に並列した状態で表示される。上記ECG参照波形を指令する入力操作が再度行われた場合には、他の種類の参照波形たとえば心室細動の症例、心房細動の症例、心停止の症例などを示す参照用心電誘導波形RECGがその症例の名称と共に入力操作毎に順に表示される。また、参照波形表示用入力装置60により血圧参照波形を指令する入力操作が行われた場合には、図4に示すように、実際の連続血圧波形BPT を表示させるための生体情報波形表示場所DP2 に隣接する生体情報波形表示場所DP4 の位置に参照波形表示場所RDP2 が設けられ、その参照波形表示場所RDP2 に、重度の動脈硬化の症例を示す参照用連続血圧波形RBPT とその症例の名称MBPT とが、生体情報波形表示場所DP2 に表示された実際の連続血圧波形BPT の周期と同期した波形でその連続血圧波形BPT と対比可能に並列した状態で表示される。上記血圧参照波形を指令する入力操作が再度行われた場合には、他の種類の参照波形たとえば循環量減少の症例、末梢抵抗増加の症例、心筋機能低下の症例などを示す参照用連続血圧波形RBPT がその症例の名称と共に入力操作毎に順に表示される。さらに、参照波形表示用入力装置60によりカプノ参照波形を指令する入力操作が行われた場合には、図5に示すように、実際の炭酸ガス濃度波形GCO2 を表示させるための生体情報波形表示場所DP4 に隣接する生体情報波形表示場所DP2 およびDP3 の位置に参照波形表示場所RDP3 が設けられ、その参照波形表示場所RDP3 に、過換気の症例を示す参照用炭酸ガス濃度波形RGCO2 とその症例の名称MGCO2とが、生体情報波形表示場所DP4 に表示された実際の炭酸ガス濃度波形GCO2 の周期と同期した波形でその炭酸ガス濃度波形GCO2 と対比可能に並列した状態で表示される。
【0026】
また、上記参照波形表示手段62は、上記モード判定手段56により自動モードが選択されていると判定されているときは、前記波形異常判定手段54により異常と判定された生体情報波形に対応する参照波形を参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させる。たとえば、波形異常判定手段54により実際の心電誘導波形ECGが異常と判定された場合には、図3に示すように、参照波形表示場所RDP1 に、不整脈すなわちVPCショートランの症例を示す参照用心電誘導波形RECGとその症例の名称MECG とが心電誘導波形ECGと対比可能に並列した状態で表示されるとともに、一定時間が経過すると、次の他の種類の参照波形たとえば心室細動の症例、心房細動の症例、心停止の症例を示す参照用心電誘導波形RECGがその症例の名称と共に順次表示される。また、波形異常判定手段54により実際の連続血圧波形BPT が異常と判定された場合には、図4に示すように、参照波形表示場所RDP2 に、重度の動脈硬化の症例を示す参照用連続血圧波形RBPT とその症例の名称MBPT とが、その連続血圧波形BPT と対比可能に並列した状態で表示されるとともに、一定時間が経過すると、次の他の種類の参照波形たとえば循環量減少の症例、末梢抵抗増加の症例、心筋機能低下の症例などを示す参照用連続血圧波形RBPT がその症例の名称と共に順次表示される。さらに、波形異常判定手段54により実際の炭酸ガス濃度波形GCO2 の異常と判定された場合には、図5に示すように、参照波形表示場所RDP3 に、過換気の症例を示す参照用炭酸ガス濃度波形RGCO2 とその症例の名称MGCO2とが、その炭酸ガス濃度波形GCO2 と対比可能に並列した状態で表示される。
【0027】
医療情報表示用入力装置66は、図3、図4、或いは図5に示すように、前記ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情報」の表示文字が表示されたときのその表示場所DF5 の直下に位置するファンクションキー28に対応するものであり、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させられた参照波形が示す症例に関連する医療情報、たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情報表示場所IPに表示させるために入力操作される。医療情報記憶装置68は、前記外部記憶装置30に対応するものであり、複数種類の生体の症例に対応する複数種類の医療情報を記憶する。
【0028】
医療情報表示手段70は、上記医療情報表示用入力装置66の入力操作に応答して、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示されている参照波形が示す症例に関連する医療情報を上記医療情報記憶装置68から読み出し、表示画面26内の医療情報表示場所IPに表示させる。たとえば、参照波形表示場所RDP2 に心筋機能低下の症例を示す参照波形が表示されている場合には、その心筋機能低下に関連する対応方法、対処方法、薬剤情報が医療情報表示場所IPに表示され、また、参照波形表示場所RDP2 に末梢抵抗増加の症例を示す参照波形が表示されている場合には、その心筋機能低下に関連する対応方法、対処方法、薬剤情報が医療情報表示場所IPに表示される。
【0029】
図6は、前記電子制御装置22の制御作動の要部を説明するフローチャートである。なお、前記生体情報波形表示手段52に対応する作動はよく知られたものであるので省略されている。この生体情報波形表示手段52の作動により、表示装置24の表示画面26には、図3、図4、図5の参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 が除去された画面、すなわち各生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2が表示された画面である基本画面が表示される。
【0030】
図6において、ステップ(以下、ステップを省略する)SA1では、メモリカード32が外部記憶装置30に装着されているか否かが判断される。このSA1の判断が否定された場合は、参照波形表示ができないので本ルーチンが終了させられるが、SA1の判断が肯定された場合は、前記モード判定手段56に対応するSA2において、手動モードであるか否かが判断される。手動モードが選択されている場合は上記SA2の判断が肯定されるので、SA3において、外部記憶装置30に装着されているメモリカード32に記憶されている参照波形の種類を表示場所DF1 乃至DF4 にそれぞれ表示させる。
【0031】
次いで、SA4では、ファンクションキー28により、参照波形選択入力操作が行われたか否かが判断される。このSA4の判断が否定された場合は、SA6以下が実行される。しかし、たとえば心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2のいずれかに異常な特徴波形が監視者により認識され、その異常な特徴波形が認識された生体情報波形の参照波形を表示させるためにファンクションキー28が操作されると、上記SA4の判断が肯定されるので、SA5において、たとえば図3、図4、或いは図5に示すように、上記ファンクションキー28により選択された参照波形が参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示される。
【0032】
次いで、SA6では、ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情報」の表示文字が表示されたときのその表示場所DF5 の直下に位置するファンクションキー28により、医療情報、たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情報表示場所IPに表示させるために入力操作が行われたか否かが判断される。このSA6の判断が否定された場合はSA11が直接実行されるが、肯定された場合は、前記医療情報表示手段70に対応するSA7において、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示されている参照波形が示す症例に関連する医療情報が上記医療情報記憶装置68(外部記憶装置30)から読み出されて表示画面26内の医療情報表示場所IPに表示される。たとえば、参照波形表示場所RDP2 に心筋機能低下の症例を示す参照波形が表示されている場合には、その心筋機能低下に関連する対応方法、対処方法、薬剤情報が医療情報表示場所IPに表示され、また、参照波形表示場所RDP2 に末梢抵抗増加の症例を示す参照波形が表示されている場合には、その心筋機能低下に関連する対応方法、対処方法、薬剤情報が医療情報表示場所IPに表示される。
【0033】
そして、SA11では、図示しない復帰釦の操作により、基本画面への復帰操作が行われたか否かが判断される。このSA11の判断が否定された場合は本ルーチンが終了されて、参照波形の表示が維持されるが、SA11の判断が肯定された場合は、SA12において、基本画面への復帰が実行され、参照波形が消去される。
【0034】
自動モードが選択されている場合は、前記SA2の判断が否定されるので、前記波形異常判定手段54に対応するSA8において、連続的に入力されている心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2のいずれかが予め設定された正常範囲を超える波形となった異常波形であるか否かが判断される。このSA8の判断が否定された場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合は、SA9において、異常波形を表す音声出力が行われた後、SA10において、たとえば図3、図4、或いは図5に示すように、異常判定された生体情報波形に対応した参照波形が、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示される。本実施例では、上記SA4、SA5、SA10が前記参照波形表示手段62に対応している。
【0035】
次いで、前記SA6では、ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情報」の表示文字が表示されたときのその表示場所DF5 の直下に位置するファンクションキー28により、医療情報、たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情報表示場所IPに表示させるために入力操作が行われたか否かが判断される。このSA6の判断が否定された場合はSA11が直接実行されるが、肯定された場合は、SA7において、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示されている参照波形の表示が固定されるとともに、その参照波形が示す症例に関連する医療情報が上記医療情報記憶装置68(外部記憶装置30)から読み出されて、前述のように、表示画面26内の医療情報表示場所IPに表示される。
【0036】
上述のように、本実施例によれば、手動モードが選択されているとき、たとえば生体情報波形に含まれる不審な波形を認識した監視者により参照波形表示用入力装置60が操作されると、参照波形表示手段62(SA4、SA5)により、その参照波形表示用入力装置60の入力操作に応答して参照波形が参照波形記憶装置58から読み出され、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に生体情報波形と対比可能に表示させられることから、監視者は、表示装置24の生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に表示された実際の生体情報波形と、その表示装置24の参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 にその生体情報波形と対比可能に表示させられた参照波形とを対比して、参照波形に含まれる特徴波形が実際の生体情報波形に存在するか否かを容易に判断できるので、専門的知識を持ち合わせなくてもその生体情報波形から生体の種々の症状を正確に診断できる。
【0037】
また、本実施例によれば、自動モードが選択されているとき、波形異常判定手段54(SA8)により生体情報波形の異常が判定されると、参照波形表示手段62(SA10)により、その波形異常判定手段54により異常と判定された生体情報波形の異常の内容を診断するために、その異常と判定された生体情報の参照波形がその波形異常判定手段54の異常判定に応答して参照波形記憶装置58から読み出され、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に生体情報波形と対比可能に自動的に表示させられることから、監視者は、表示装置24の生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に表示された実際の生体情報波形と、その表示装置24の参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 にその生体情報波形と対比可能に表示させられた参照波形とを対比して、参照波形に含まれる特徴波形が実際の生体情報波形に存在するか否かを容易に判断できるので、専門的知識を持ち合わせなくてもその生体情報波形から生体の種々の症状を正確に診断できる。
【0038】
また、本実施例によれば、外部記憶装置30のメモリカード32は生体情報波形の種類毎に、複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するものであり、参照波形表示用入力装置60は上記生体情報波形に対応する参照波形を指定入力するものであり、参照波形表示手段62(SA5)は、上記メモリカード32に記憶された参照波形のうちその参照波形表示用入力装置60により指定された生体情報波形に対応する複数種類の参照波形を、その指定入力操作毎に順次表示させるものであるので、参照波形表示用入力装置60による指定入力操作毎に生体情報波形の種類毎に存在する複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を実際の生体情報波形と順次対比することができる。
【0039】
また、本実施例によれば、外部記憶装置30のメモリカード32は前記生体情報波形の種類毎に、複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するものであり、前記参照波形表示手段62(SA10)は、上記外部記憶装置30のメモリカード32に記憶された参照波形のうち波形異常判定手段54(SA8)により異常と判定された生体情報波形の種類に対応する複数種類の参照波形を順次表示させるものであるので、指定入力操作を要することなく、異常と判定された生体情報波形の種類に対応する複数種類の参照波形が順次表示させられて、実際の生体情報波形との対比が順次行われる利点がある。
【0040】
また、本実施例によれば、参照波形表示手段62(SA5、SA10)は、生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に隣接して設けられた参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 において参照波形を表示させることにより、その参照波形と実際の生体情報波形とを並列表示させるものであるので、参照波形と実際の生体情報波形との対比が容易となる。
【0041】
また、本実施例によれば、表示装置24は、生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 において、生体情報波形の時間経過を示す時間軸と生体情報波形の大きさを示す振幅軸とから成る二次元座標内に前記生体情報波形を表示させるものであり、参照波形表示手段62(SA5、SA10)は、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 において、上記時間軸と平行な時間軸と参照波形の大きさを示す振幅軸とから成る二次元座標内に前記参照波形を表示させることにより、その参照波形と実際の生体情報波形とを対比可能に表示させるものであるので、参照波形と実際の生体情報波形との対比が容易となる。
【0042】
また、本実施例によれば、参照波形表示手段62(SA5、SA10)は、生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に表示された実際の生体情報波形の変化周期に同期した参照波形を、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させるので、参照波形と実際の生体情報波形との対比が一層容易となる。
【0043】
また、本実施例によれば、ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情報」の表示文字が表示されたときのその表示場所DF5 の直下に位置するファンクションキー28により、医療情報、たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情報表示場所IPに表示させるために入力操作が行われたとき、医療情報表示手段70(SA7)により、そのときの参照波形表示場所DP1 乃至DP3 のいずれかに表示されている参照波形が示す症例に関連する医療情報がメモリーカード32から読み出されて医療情報表示場所IPに表示されることから、そのときの参照波形の症例に関連する医療情報、たとえば対応方法、処置方法、薬剤情報が表示されるので、専門知識の有無に拘わらず、生体に対する医療処置を正確に行うことができる利点がある。
【0044】
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0045】
たとえば、前述の図6のSA6およびSA7が除去され、それらSA6およびSA7が独立に実行されるものであってもよい。このような実施例では、たとえば、ファンクションキー28の機能を表示する表示場所DF5 には「薬剤情報」の表示文字が表示され、その表示場所DF5 の直下に位置するファンクションキー28が押圧操作される毎に、複数種類の薬剤の効能や用法が医療情報表示場所IPに順次表示される。特に新薬の情報が表示されることにより、容易に新薬を医療処置に利用することができるようになる。
【0046】
また、前述の実施例において、生体情報波形として、心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2が用いられていたが、それらのうちの一部であってもよいし、脳波などの他の種類の生体情報波形が用いられてもよい。
【0047】
また、前述の実施例では、メモリカード32が装着された外部記憶装置30に参照波形が記憶されていたが、光ディスクなどの記憶媒体を有する記憶装置、ホストコンピュータなどの外部記憶装置であってもよいし、ROM44内に参照波形が記憶されていても差し支えない。
【0048】
また、前述の実施例において、参照波形表示用入力装置60としてファンクションキー28が用いられていたが、他の入力キー或いは入力装置が用いられても差し支えない。
【0049】
その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である生体監視装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図1の電子制御装置の制御作動によって表示される参照波形を例示する図である。
【図4】図1の電子制御装置の制御作動によって表示される参照波形を例示する図である。
【図5】図1の電子制御装置の制御作動によって表示される参照波形を例示する図である。
【図6】図1の電子制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10:生体監視装置
12:心電誘導装置(生体情報波形検出手段)
14:トノメトリー装置(生体情報波形検出手段)
16:直接血圧測定装置(生体情報波形検出手段)
18:カプノメータ(生体情報波形検出手段)
20:酸素濃度測定装置(生体情報波形検出手段)
30:外部記憶装置(参照波形記憶装置)
54:波形異常判定手段
56:モード判定手段
60:参照波形表示用入力装置
62:参照波形表示手段

Claims (3)

  1. 生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波形検出装置と、該生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場所に表示する表示装置とを備え、該表示装置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装置であって、
    前記生体情報波形に示された生体の症例を表す参照波形を記憶する参照波形記憶装置と、
    前記表示装置に設けられた参照波形表示場所に参照波形を表示させるために手動により入力操作される参照波形表示用入力装置と、
    該参照波形表示用入力装置の入力操作に応答して参照波形を前記参照波形記憶装置から読み出し、前記参照波形表示場所に前記生体情報波形と対比可能に表示させる参照波形表示手段と
    を、含むことを特徴とする生体監視装置。
  2. 生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波形検出装置と、該生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場所に表示する表示装置とを備え、該表示装置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装置であって、
    前記生体情報波形に示された生体の症例を表す参照波形を記憶する参照波形記憶装置と、
    前記生体情報波形検出装置により検出された生体情報波形の異常を判定する波形異常判定手段と、
    該波形異常判定手段により異常と判定された生体情報波形の異常の内容を診断するために、該異常と判定された生体情報の参照波形を、前記参照波形記憶装置から読み出して前記生体情報波形と対比可能に表示させる参照波形表示手段と
    を、含むことを特徴とする生体監視装置。
  3. 複数種類の生体の症例に対応する複数種類の医療情報を記憶する医療情報記憶装置と、
    前記表示装置に設けられた所定の医療情報表示場所に前記医療情報を表示させるために手動により入力操作される医療情報表示用入力装置と、
    該医療情報表示用入力装置の入力操作に応答して、前記参照波形表示場所に表示されている参照波形が示す症例に関連する医療情報を前記医療情報記憶装置から読み出し、前記医療情報表示場所に表示させる医療情報表示手段と
    を、さらに含むものである請求項1または2の生体監視装置。
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