JP3910648B2 - タービンノズル、タービン動翼及びタービン段落 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、軸流タービンにおけるタービンノズル、タービン動翼、及びその組合わせからなるタービン段落に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、軸流タービンにおいては、性能向上を目的として内部効率の向上のための種々の技術が採用されているが、タービン内部損失のうち特に2次流れ損失はタービンの各段落に共通する損失であるため、その改善策が要望されている。
【0003】
図10は一般的な軸流タービンのノズル構成を示す図であって、複数枚のノズル翼1がダイヤフラム外輪2とダイヤフラム内輪3との間に形成される環状流路4に周方向に配列されている。
【0004】
また、このように形成されたタービンノズルの下流側には、図11に示すように、上記各ノズル翼1に対向して複数枚の動翼5が配設されている。この動翼5はロータディスク6の外周に周方向に所定間隔で列状に植設されており、動翼5の外周端には、動翼を固定するため及び作動流体の漏洩を防止するためシュラウド7が装着してある。
【0005】
次に、上記の段落構成において、タービンノズルをノズル出口側から観察した斜視図である図10を参照して、ノズル翼1における2次流れの発生機構について説明する。すなわち、高圧蒸気などの作動流体は、隣接するノズル翼1の間で形成される翼間流路を流れるときに流路内で円弧状に曲げられて流れる。このときノズル翼1の背面Bから腹面F方向に遠心力を生じ、この遠心力と静圧が平衡しているため、腹面Fにおける静圧が高くなり、一方背面Bにおいては作動流体の流速が大きいため静圧が低くなる。そのため、流路内では腹面Fから背面Bに向って圧力勾配を生じる。この圧力勾配はダイヤフラム外輪2とダイヤフラム内輪3の周壁面上に形成される流速の遅い層、すなわち境界層においても同じである。
【0006】
ところが、境界層付近においては流速が小さく、作用する遠心力も小さいため、腹面Fから背面Bへの圧力勾配に抗しきれずに腹面F側から背面B側に向かう流れ、すなわち2次流れ8が生ずる。そして、この2次流れ8はノズル翼1の背面B側に衝突して巻き上がり、ノズル翼1の内輪側及び外輪側の両接合端において、それぞれ2次流れ渦9a、9bを発生する。このようにして作動流体が保有するエネルギは、2次流れ渦9a、9bを形成するためにその一部が散逸する。しかもノズル流路内で発生する上記2次流れ渦9a、9bは作動流体の不均一な流れを生じ、ノズル性能を著しく低下させる。
【0007】
ところで、上記ノズル流路内で発生する2次流れ渦9a、9bに起因する2次流れ損失を低減するためには種々のタービンノズルが研究されている。
【0008】
例えば、ノズル翼をタービンの回転中心を通るラジアル線(図10のE)に対して湾曲させて取り付けた形状を採用したタービンノズルがある。図12は、この湾曲ノズル1bを採用したタービンノズルを示す斜視図である。このような湾曲ノズル1bでは翼間流路における速度ベクトルを根元側ではダイヤフラム内輪3、先端側では逆にダイヤフラム外輪2の方向に向ける効果があり、ダイヤフラム内輪3及びダイヤフラム外輪2の両方で境界層の成長が抑制される。その結果図13の点線P2 に示すように、実線P1 で示す従来の圧力損失に比して、ノズル根元部、および先端部での圧力損失が大幅に低減される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の湾曲ノズルでは、速度ベクトルの向きが根元側及び先端側でそれぞれダイヤフラム内輪、ダイヤフラム外輪の方向となるため、図14の点線f2 に示すように、流体の流量分布が根元部と先端部で流量大、中央部で流量小となる。しかして、壁面近傍では速度ベクトルが壁面方向に向いているため2次流れ損失は低減できるが、図14の実線f1 に示す従来のタービンノズルにおける流量分布に比較して、流路の翼高さ中央部における圧力損失が小さい領域(図13のP2 参照)への流量が少なくなり、段落効率向上の貢献度は小さくなる。また、湾曲型ノズル翼の出口部における流量分布は、動翼の性能に大きく影響を及ぼす。すなわち、湾曲型ノズル出口の根元部と先端部から流出した流体は動翼を通過する際に円滑にエネルギ変換する必要があるが、根元部と先端部の流量が多いため、動翼内において損失が増大し、有効にエネルギ変換ができない。したがって、湾曲型ノズルに合った動翼のフローパターン(流出角)が不可欠である。
【0010】
本発明はこのような点に鑑み、簡単な構造を有し、タービンノズル、タービン動翼の2次流れ損失を低減させるとともに翼高さ方向の流体の流量分布をもコントロールすることで段落性能を向上させることができるタービンノズル、タービン動翼及びそれらを組合わせたタービン段落を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第一の発明は、ダイヤフラム内輪とダイヤフラム外輪との間に形成される環状流路に周方向に複数のノズル翼を列状に配設したタービンノズルにおいて、ノズル翼の後縁端とそのノズル翼に隣接するノズル翼の背面との最短距離Sと環状ピッチTの比S/Tから求められる幾何学的流出角α( =sin -1 (S/T) )を、翼高さ方向中央部で最大値となるようにして高効率部への流量を増加させるとともに、前記幾何学的流出角αを翼根元部より若干翼 高さ中央部に寄った領域、及び翼先端部より若干翼高さ中央部に寄った領域においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成し、前記根元部及び前記先端部の流量を多くすることにより流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けて前記環状流路壁面部での2次流れ損失を低減したことを特徴とする。
【0012】
第二の発明は、タービンロータの植込部に複数の動翼を列状に配設したタービン動翼において、動翼後縁端とその動翼に隣接する動翼の背面との最短距離Sと環状ピッチTの比S/Tから求められる幾何学的流出角α( =sin -1 (S/T) )を、動翼高さ方向中央部で最大値となるようにして高効率部への流量を増加させるとともに、前記幾何学的流出角αを翼根元部より若干翼高さ中央部に寄った領域、及び翼先端部より若干翼高さ中央部に寄った領域においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成し、前記根元部及び前記先端部の流量を多くすることにより流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けて前記環状流路壁面部での2次流れ損失を低減したことを特徴とする。
【0013】
また、第三の発明は、上記タービンノズルとタービン動翼との組み合わせからなるタービン段落である。
【0014】
【作用】
上述のように、ノズル翼或いはタービン動翼において、翼の後縁端とその翼に隣接する翼の背面との最短距離Sと環状ピッチTの比S/Tから求められる幾何学的流出角α( =sin -1 (S/T) )を、翼高さ方向中央部で最大値となるようにしているため、高効率部への流量を増加させることができ、効率アップが図られ、また、幾何学的流出角αを翼根元部より若干翼高さ中央部に寄った領域、及び翼先端部より若干翼高さ中央部に寄った領域においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成し、根元部及び先端部の流量を多くすることにより、流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けて環状流路壁面部での2次流れ損失を低減することができる。
【0015】
【実施例】
まず、図1乃至図7を参照して本発明の参考例について説明する。
【0016】
図1において、ノズルダイヤフラム外輪2とノズルダイヤフラム内輪3との間に形成される環状流路4に複数のノズル翼1を周方向に所定間隔をおいて列状に配設し、各ノズル翼1の先端部及び根元部の接合端をノズルダイヤフラム外輪2とノズルダイヤフラム内輪3に接合することによってタービンノズルが構成されている。
【0017】
上記ノズル翼1は、図1に示すように、翼高さ方向の中央部で断面位置がラジアル線Eに対して周方向へ移動せしめられている。すなわち、ノズル翼1は縦断面においてその腹面が隣接するノズル翼の背面側に向って高さ方向中央部で突出するように湾曲されている。
【0018】
このときの移動量は、根元部と先端部で各々発生する2次流れ損失の大きさから決められ、ラジアル線に対するノズル翼の翼面のなす角が根元部において10°、先端部において5°が最適となる。この最適移動量より大きすぎると急激な流線の変化が生じ、効率的に好ましくない。したがって、断面の移動量の許容範囲は、図3の(a)に示すように、通路高さ方向(翼の高さ方向)に根元部から中央部に向い10±5°、先端部から中央部に向い5±5°としてある。このノズルは上述のように断面位置を移動した湾曲型にすることでノズル出口における流出角度が図3の(b)で示すように、従来の湾曲しないノズルよりも根元部及び先端部で流出偏向角度が大きく、中央部でその角度が小さくなる。
【0019】
ところで、図2に示すように、ノズルの後端縁とそのノズルに隣接するノズルの背面との最短距離すなわちノズル流路の最小通路幅をスロート幅Sとし、環状部の円周長さをノズル数で割った環状ピッチTとした場合、本発明においては段落性能が高くなるように、根元部、中央部、及び先端とでそれぞれS/Tが変化されている。
【0020】
図3(c)は段落効率が最高となるS/Tの分布を示す。このS/T変化の許容値範囲は中央部の最高のS/Tに対し、根元部と先端部で各々小さくし、下記の値となる。すなわち、根元部、中央部、先端部のS/Tを幾何学的な流出角で整理し、それぞれαr=sin-1(S/T)r、αc=sin-1(S/T)c、αt=sin-1(S/T)tとすると、根元部αr=αc−(2〜6°)、先端αt=αc−(1〜4°)が許容限界となる。
【0021】
しかして、このS/Tの分布によって、流路中央部で幾何学的流出角sin-1(S/T)が大きくなるので、上記ノズルの湾曲にこのS/T分布を付加することによって、図3の(d)に示すように流出角が根元部、先端部及び中央部の3カ所でピーク点が発生する。
【0022】
図4は、上記タービンノズルの後方に配設されているタービン動翼5の斜視図であって、ノズル翼と同様にその断面重心線Jが高さ方向中央部において隣接する動翼側に突出するように湾曲された複数の動翼5がタービンロータデイスク6の植込み部に列状に配設されている。
【0023】
ところで、図5、図6は、例えば高さH=75mm、高さH/根元部直径D=0.15のノズルのノズル出口における高さ方向の単位面積流量分布及び圧力損失の比較を示す図であって、従来の湾曲型ノズルにおいては、図5の点線f2 で示すように流路中央部高さ位置で流量が少なく、図6の点線P2 に示すように当該部において圧力損失が少ない。すなわち、従来の湾曲型ノズルにおいてはノズル性能が良いにもかかわらず、流量が少ないため、有効にエネルギー変換ができない。
【0024】
これに対し、この参考例においてはS/Tをコントロールすることによって、図5の実線f3 で示すように中央高さ位置において流量を多くすることができ、有効にエネルギ変換を行なうことができる。
【0025】
すなわち、図7に示すように、スロート幅の大きい中央高さ位置部の流量G2 は根元部流量G1 や先端部流量G3 と比較して大きなものとなる。また、ノズルの高さ方向(半径方向)の流体流出側に最突出点を有するようにノズル断面を移動することにより、ノズル根元部及び先端部において流体がそれぞれダイヤフラム内輪3の外周壁面およびダイヤフラム外輪2の内周壁面に押圧される。したがって当該部における流量は中央部に比べて少ないながらも図7のG1 、G3 に見られるように流線は上記外周壁面及び内周壁面側に向けられ、2次流れを抑制する効果が得られる。
【0026】
この効果は、試験結果から、ノズル高さ45mm以上、高さH/根元部直径Dが0.05以上のもので大きくなり、それらの値以下ではノズル出口の高さ方向における圧力損失分布が急変し、段落性能が逆に悪化する傾向にある。
【0027】
一方、タービン動翼においても、周方向の断面移動を上記ノズル翼と同一とし、根元部から中央部で10±5°、先端部から中央部で5±5°としてある。またS/Tの変化は、上記ノズル翼と同一の傾向となるが、幾何学的な流出角αの変化量が変わり、それぞれ中央部の最大の流出角αcに対し、根元部αr=αc−(0〜3°)、先端部αt=αc−(3〜6°)とすることで、動翼においてノズル翼と同様の効果を得ることができる。さらに、上記ノズル翼、及び動翼を組み合わせることによって段落内で一貫した向きの流線となる。
【0028】
図8は本発明の実施例を示すノズル翼部の斜視図であり、このタービンノズルは、図9に示すように翼高さ中央部でS/Tの分布が最大点Mを有し、その中央部と根元部及び先端部との間にそれぞれ極小値N1 、N2 が存在するように、根元部と先端部でもS/Tが大きくなるようにしてある。すなわち、図8に示すように、翼高さ中央部における中央部スロート幅S2 が最大で、その上方及び下方に極小点スロート幅S4 、S5 が形成され、根元部及び先端部ではそれより大きなスロート幅S1 、S3 となるように形成されている。
【0029】
このように翼高さ中央部にS/Tの最大点Mを有しているため、中央の効率の良い領域に多くの流量を流すことができ、かつ根元部及び先端部近傍部で極小値N1、N2形成部より多くの流量を流すことができ、流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けることとなり、壁面部での2次流れ損失を低減することができる。しかも、翼高さ中央部と根元部及び先端部との間においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成されていることにより、内周壁面及び外周壁面での流量が最小となることがなく、翼根元部及び翼先端部に翼高さ方向の圧力分布が生じて逆に損失が大きくなることが防止される。
【0030】
また、同様な形状を有するタービン動翼と組み合わせたタービン段落とすることにより、段落においてノズルでの効率向上分を損ねることなく動翼での効率を向上させ、タービン段落の性能を向上させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノズル翼或いはタービン動翼において、翼の後縁端とその翼に隣接する翼の背面との最短距離Sと環状ピッチTの比S/Tから求められる幾何学的流出角α( =sin -1 (S/T) )を、翼高さ方向中央部で最大値となるようにしているため、高効率部への流量を増加させることができ、効率アップが図られ、また、幾何学的流出角αを翼根元部より若干翼高さ中央部に寄った領域、及び翼先端部より若干翼高さ中央部に寄った領域においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成し、根元部及び先端部の流量を多くすることにより、流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けて環状流路壁面部での2次流れ損失を低減することができる。さらに、上記形状を有するノズル翼と動翼とを組み合わせた段落とすることにより、段落出力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係るタービンノズルの部分斜視図。
【図2】 ノズル翼の断面図。
【図3】 (a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ翼高さ方向における断面移動量、流出偏向角、sin-1(S/T)、△α+sin-1(S/T)の変化説明図。
【図4】 本発明の参考例に係る動翼の斜視図。
【図5】 本発明の参考例に係るノズル翼及び従来のノズル翼の半径方向流量分布図。
【図6】 本発明の参考例に係るノズル翼及び従来のノズル翼の半径方向圧力損失分布図。
【図7】 本発明の参考例に係るタービン段落における流体流動状態説明図。
【図8】 本発明の実施例を示す斜視図。
【図9】 図8に示すタービンノズルにおけるS/T分布図。
【図10】 従来のタービンノズルの部分斜視図。
【図11】 従来のタービン段落の縦断面図。
【図12】 湾曲ノズルの斜視図。
【図13】 従来のタービンノズルにおける圧力損失分布図。
【図14】 従来のタービンノズルにおる流量分布図。
【符号の説明】
1 ノズル翼
2 ダイヤフラム外輪
3 ダイヤフラム内輪
5 動翼
6 ロータディスク
7 シュラウド
Claims (3)
- ダイヤフラム内輪とダイヤフラム外輪との間に形成される環状流路に周方向に複数のノズル翼を列状に配設したタービンノズルにおいて、
ノズル翼の後縁端とそのノズル翼に隣接するノズル翼の背面との最短距離Sと環状ピッチTの比S/Tから求められる幾何学的流出角α( =sin -1 (S/T) )を、翼高さ方向中央部で最大値となるようにして高効率部への流量を増加させるとともに、
前記幾何学的流出角αを翼根元部より若干翼高さ中央部に寄った領域、及び翼先端部より若干翼高さ中央部に寄った領域においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成し、前記根元部及び前記先端部の流量を多くすることにより流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けて前記環状流路壁面部での2次流れ損失を低減したことを特徴とする、タービンノズル。 - タービンロータの植込部に複数の動翼を列状に配設したタービン動翼において、
動翼後縁端とその動翼に隣接する動翼の背面との最短距離Sと環状ピッチTの比S/Tから求められる幾何学的流出角α( =sin -1 (S/T) )を、動翼高さ方向中央部で最大値となるようにして高効率部への流量を増加させるとともに、
前記幾何学的流出角αを翼根元部より若干翼高さ中央部に寄った領域、及び翼先端部より若干翼高さ中央部に寄った領域においてそれぞれ一つの極小値をもつように形成し、前記根元部及び前記先端部の流量を多くすることにより流体の速度ベクトルを内周壁面及び外周壁面側に向けて前記環状流路壁面部での2次流れ損失を低減したことを特徴とする、タービン動翼。 - 請求項1記載のタービンノズルと請求項2記載のタービン動翼との組合わせからなるタービン段落。
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