JP3909446B2 - 磁気イオン歯ブラシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は磁気イオン歯ブラシに関し、特にたとえば、歯磨き時に口腔内に磁場および電場を与えることによって、口腔,歯および歯茎の衛生効果を強化することができる磁気イオン歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、刷毛部である基台に磁石および電極を埋め込んだ磁気イオン歯ブラシが開発されている。かかる磁気イオン歯ブラシでは、歯磨き時に口腔内に磁場および電場を与えることによって、歯および歯茎を刺激し、歯のクリーニング効果および歯茎のマッサージ効果が促進される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の磁気イオン歯ブラシでは、基台に磁石が埋め込まれているので、磁石を覆っている被覆材の厚みが増すほど、透磁率が減少し、歯のクリーニング効果および歯茎のマッサージ効果が薄れる。また、使用する人の個人差等によって最も有効な磁束密度は異なるが、従来の磁気イオン歯ブラシでは、最も有効な磁束密度の選択ができなかった。
また、従来の磁気イオン歯ブラシでは、人体と歯との間で、電気的に1つの回路が形成されていないので、口腔内の活性化が不十分で、歯のクリーニング効果および歯のマッサージ効果が十分でなかった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、歯のクリーニング効果および歯茎のマッサージ効果が特に優れ、使用する人の個人差等に応じて、最も有効な磁束密度を選択することができる磁気イオン歯ブラシを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係わる発明は、植毛部の基台がハイブリッド磁石で形成された柄である。
刷毛材質は、電極用の導電性刷毛と不良導体刷毛の2種類を用いて、その中央植毛縦列には不良導体刷毛とし、両外側植毛縦列にはそれぞれ導電性刷毛が植毛され分極の役目を担っており、一方の導電性刷毛列を導体で結線し、柄中の導体を通して握り部の柄導体部を手で握ることにより人体と歯と口腔内液とが電気的に回路を形成し、ブラシング運動により交互変換する正負の分極に電子と電流が捕獲されて回路中に流れる磁気イオン歯ブラシである。
【0006】
【作用】
この発明によれば、基台の少なくとも導電性刷毛側がハイブリッド磁石によって形成されるので、基台に磁石が埋め込まれる構成となっておらず、また、容易に任意の磁束密度が選択できる。さらに、この発明によれば、柄導体部と導電性刷毛とが電気的に接続されるので、歯磨時に磁気イオン歯ブラシと人体と歯との間で、電気的に1つの回路が形成される。
【0007】
【発明の効果】
この発明に係る磁気イオン歯ブラシは、基台に磁石が埋め込まれる構成となっていないので、歯のクリーニング効果および歯茎のマッサージ効果が特に優れている。また、この発明によれば、容易に任意の磁束密度が選択できるので、使用する人の個人差等に応じて、最も有効な磁束密度を選択することができる。さらに、この発明によれば、歯磨時に人体と歯と磁気イオン歯ブラシとの間で、電気的に1つの回路が形成されるので、歯磨時のブラッシング運動によってファラデーの法則が成り立ち、極性が正負の交互作用によってイオンが激しく動き回り、口腔内が活性化され、歯のクリーニング効果が促進され、歯のマッサージ効果が増強される。また、この発明によれば、歯茎の血行増進と強化,歯垢の除去,歯質の強化,口臭の予防,歯槽膿漏の予防,口腔内の除菌または減菌作用があり、歯の病気を予防することができる。この発明に係る磁気イオン歯ブラシによる歯磨きブラッシング運動の持続は、口腔内をアルカリ性へと導くので、虫歯の予防ができ、歯の健康維持と増進に役立てることができる。
【0008】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施の形態の一例を示す要部斜視図であり、図2は図1の線II−IIにおける断面図解図であり、図3は図1の線III−IIIにおける断面図解図である。この磁気イオン歯ブラシ10は、細長い直方体状の柄12を含む。柄12の一端には、刷毛14を植え込んだ刷毛部である基台16が取り付けられる。柄12および基台16は、等しい高さを有する。
基台16は、略直方体状の基台主部18を含む。基台主部18における柄12側には、基台側部20が形成される。基台側部20は、基台主部18および柄12と等しい高さを有し、柄12と等しい幅を有する。基台側部20における柄12側には、基台16と柄12との脱着を行うための脱着継手部22が形成される。脱着継手部22は、直方体状の突出部24を含む。突出部24における基台側部20と逆側には、円柱部26が形成される。すなわち、脱着継手部22は、突出部24および円柱部26によって一体的に形成される。このように、基台16は、基台主部18,基台側部20および脱着継手部22によって一体的に形成される。
柄12における基台16側には、脱着継手部22の形状および大きさに対応して、凹部28が形成される。すなわち、凹部28の形状および大きさは、脱着継手部22の突出部24および円柱部26の形状および大きさに対応している。そして、基台16の脱着継手部22が柄12の凹部28に挿入されることによって、基台16は柄12に脱着自在に取り付けられ、刷毛14の損傷や基台16の損耗,破損時に新しいものと取り替えが容易である。
【0010】
基台16は、ハイブリッド磁石(ボンド磁石)によって形成される。ハイブリッド磁石とは、磁石粉末材料の微粉体をボンド用プラスチック材料で固めたプラスチック磁石である。磁石粉末材料としては、フェライト磁石粉末や希土類磁石粉末などが用いられる。磁石粉末材料のボンド材であるボンド用プラスチック材料としては、後述の射出成形法用の熱可塑性材として、ポリプロピレン(PP),アクリロニトル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂),スチレン−アクリロニトル樹脂(AB樹脂)などのボンド材が用いられる。また、ボンド用プラスチック材料としては、後述の流し込み型成形法用,付与型成形法用およびシート磁石貼付用として、エポキシ樹脂などのボンド材が用いられる。なお、基台16を形成するハイブリッド磁石は、異方性磁石である場合と、等方性磁石である場合とがある。
【0011】
刷毛14としては、導電性刷毛14aと不良導体刷毛14bとの2種類の刷毛14が形成される。図1に示す例では、基台16の幅方向から見て、刷毛14が形成され、中央の刷毛14は、不良導体刷毛14bであり、両外側の刷毛14は、導電性刷毛14aである。導電性刷毛14aは、たとえば導電性カーボンファイバー刷毛によって形成され、不良導体刷毛14bは、たとえばポリアミドなどのナイロンによって形成される。
【0012】
柄12は、柄主部12a,柄導体部12bおよび柄端部12cによって一体的に形成される。柄主部12aは、柄12の基台16側に形成される。柄導体部12bは、柄主部12aにおける基台16と逆側に形成される。柄端部12cは、柄導体部12bにおける柄主部12aと逆側に形成される。柄主部12aおよび柄端部12cは、たとえばアクリロニトリル・スチレン樹脂などのプラスチックによって形成される。柄導体部12bは、導電性を有し、たとえばSUSステンレスのような耐食性のある金属によって形成される。
【0013】
図3に示すように、各導電性刷毛14a,14aは、第1の導線30a,30bで結線される。なお、第1の導線30bでの結線は行わなくてもよい。そして、第1の導線30aは、基台16内の導体接触部32に接続される。導体接触部32は、導電性を有し、円柱状の貫通孔34を有する直方体状の金属によって形成される。導体接触部32の貫通孔34には、導体棒状部36が挿入される。導体棒状部36は、導電性を有し、たとえばステンレスなどのような耐食性金属によって、丸棒状に形成される。
【0014】
導体棒状部36の一部および導体接触部32は、基台16内に形成されるが、導体棒状部36における基台16内に形成されない部分は、柄12の柄主部12aに埋め込まれる。導体棒状部36における柄12の柄主部12aに埋め込まれた固定側の端部には、柄主部12a内の第2の導線38の一端が接続される。さらに、第2の導線38の他端は、柄12の柄導体部12bに接続される。導体棒状部36における柄主部12aに埋め込まれた部分は、柄12に固定されているが、導体棒状部36における基台16内に形成された部分は、抜き差し自在となっている。すなわち、導体棒状部36は、柄12による基台16の支えを兼用している。
【0015】
この磁気イオン歯ブラシ10を用いて、図1に示す運動方向M1 に引き、運動方向M2 に押す歯磨きの往復運動を行うことによって、口腔内のだ液,歯磨きペースト,水等の口腔内液に含まれている正イオンと負イオンとは、各導電性刷毛14a,14aが正負電極となり、それぞれ、その電極間を逆方向に交互に移動する。そのため、基台16において、正電位側と負電位側とが交互に生じる。すなわち、基台16において、電位差が交互に生じることとなる。そのため、ファラデー(Farady)の電磁誘導法則による誘電起電力(ローレンツ力)が発生することになる。このときの磁界方向B1 と電界方向E1 ,E2 と運動方向M1 ,M2 との関係を図1に示している。
【0016】
次に、図1,図2および図3に示す磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について、図4を参照しながら述べる。図1,図2および図3に示す磁気イオン歯ブラシ10の製造方法については、射出成形法により異方性磁石の基台16を製造する方法と、射出成形法により等方性磁石の基台16を製造する方法と、流し込み型成形法により異方性磁石の基台16を製造する方法と、流し込み型成形法により等方性磁石の基台16を製造する方法とがある。
【0017】
まず、射出成形法により異方性磁石の基台16を製造する磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→3→4→5→6→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、粉末プラスチック磁石材料を得る。この粉末プラスチック磁石材料を加熱溶解し、金型への射出成形中(溶解中)に磁化・配向を行い、異方性磁石の基台16が製造される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
次に、射出成形法により等方性磁石の基台16を製造する磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→3→4→5→10→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、粉末プラスチック磁石材料を得る。この粉末プラスチック磁石材料を加熱溶解して、金型への射出成形後に磁化を行って、等方性磁石の基台16が製造される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
さらに、流し込み型成形法により異方性磁石の基台16を製造する磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→11→12→13→14→15→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、液体プラスチック磁石材料を得る。この液体プラスチック磁石材料に常温硬化剤を混合する。次に、常温硬化剤を混合した液体プラスチック磁石材料を型へ流し込み、硬化前に磁化・配向を行った後、硬化させて、異方性磁石の基台16が製造される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
次に、流し込み型成形法により等方性磁石の基台16を製造する磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→11→12→13→19→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、液体プラスチック磁石材料を得る。この液体プラスチック磁石材料に常温硬化剤を混合する。次に、常温硬化剤を混合した液体プラスチック磁石材料を型へ流し込み、硬化後に磁化を行って、等方性磁石の基台16が製造される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
【0018】
図5および図6は、人体と歯と磁気イオン歯ブラシ10との間に微弱電流が流れる状態を示す図解図である。図6において、点線の矢印は、図1における電界方向E1 を示し、実線の矢印は、図1における電界方向E2 を示す。この磁気イオン歯ブラシ10では、導電性刷毛14a、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36、第2の導線38および柄導体部12bが電気的に接続されている。そして、導電性刷毛14aに歯が接触し、柄導体部12bを手で握ることとなる。したがって、人体、歯、導電性刷毛14a、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36、第2の導線38および柄導体部12bが電気的に1つの回路を形成する。すなわち、人体と歯と磁気イオン歯ブラシ10とが1つの回路を形成し、それらの間に微弱電流が流れることとなる。また、刷毛14としては、導電性刷毛14aと不良導体刷毛14bとの2種類の刷毛14が形成され、中央に不良導体刷毛14bが形成され、その両外側に導電性刷毛14aが形成される。両外側の導電性刷毛14aは、水,だ液,ツースペーストなどの電解質溶液に浸される。したがって、両外側の導電性刷毛14a間も電気的に接続されることとなる。
【0019】
この磁気イオン歯ブラシ10では、運動方向M1 に引き、運動方向M2 に押す歯磨きの往復運動を行うことによって、口腔内液中でカチオンおよびアニオンの交互運動が起こり、さらに、電子と微弱電流(互いに逆方向)とが、互いに逆方向に交互移動を起こし、口腔内液が活性化される。この磁気イオン歯ブラシ10では、上述のように、人体と歯と磁気イオン歯ブラシ10との間で、電気的に1つの回路が形成されるので、イオンが激しく動き回り、口腔内が活性化され、歯のクリーニング効果が促進され、歯のマッサージ効果が増強される。さらに、この歯磨きブラッシング運動を持続することによって、歯の周辺のだ液はアルカリ化へと変化するために、虫歯になりにくい環境が作り出されるので、虫歯予防ができることとなる。
【0020】
図7はこの発明における磁石粉末材料に加えるボンド用プラスチック材料の混合量Qと磁束密度Bとの関係を示すグラフである。上述のように、この発明に係る磁気イオン歯ブラシ10では、基台16は、磁石粉末材料の微粉体をボンド用プラスチック材料で固めたハイブリッド磁石によって形成される。基台16を製造するときに、ボンド用プラスチック材料中で磁石粉末材料の配向を揃えた場合、基台16を形成するハイブリッド磁石は、異方性磁石となり、ボンド用プラスチック材料中で磁石粉末材料の配向を揃えない場合、すなわち、磁石粉末材料の配向が不揃いである場合、基台16を形成するハイブリッド磁石は、等方性磁石となる。図7において、実線は、基台16を形成するハイブリッド磁石が異方性磁石の場合の磁束密度Bを示し、点線は、基台16を形成するハイブリッド磁石が等方性磁石の場合の磁束密度Bを示す。図7から明らかなように、磁石粉末材料に加えるボンド用プラスチック材料の混合量Qが同一の場合において、異方性磁石の磁束密度Bは、等方性磁石の磁束密度Bの約2倍強となる。
また、図7において、使用目的に応じた適正磁束密度の範囲Aは、混合量Qの上限A1 と下限A2 の範囲内で選択できる。混合量Qの上限A1 は、磁束密度Bの最小限界である。また、混合量Qの下限A2 は、基台16の強度限界であり、磁束密度Bの最大限界である。磁気イオン歯ブラシ10では、使用する人の個人差等によって、最も有効な磁束密度が異なる。たとえば、磁気イオン歯ブラシ10を使用する人の歯の病気の有無や程度、使用する人が大人か子供か等によって、最も有効な磁束密度が異なる。したがって、適正磁束密度の選択範囲Aから、使用する人の個人差等に応じて、最も有効な磁束密度を選択すればよい。
この発明では、磁石粉末材料に加えるボンド用プラスチック材料の混合量Qの増減や製造工程における磁化強度の強弱を調整することによって、容易に任意の磁束密度が選択できるので、使用する人の個人差等に応じた最も有効な磁束密度の選択が容易である。また、基台16を形成するハイブリッド磁石が異方性磁石の場合と等方性磁石の場合とで、磁束密度が異なってくるので、基台16を形成するハイブリッド磁石を異方性磁石とするか等方性磁石とするかによって、磁束密度を調整することもできる。
【0021】
この発明によれば、歯磨きの往復運動に伴って、口腔内液中でカチオンおよびアニオンの交互運動が起こり、電子と微弱電流とが、互いに逆方向に交互運動を起こし、口腔内液が活性化されるので、歯のクリーニング効果および歯茎のマッサージ効果が促進される。この発明に係る磁気イオン歯ブラシ10は、従来の磁気イオン歯ブラシのように、基台に磁石が埋め込まれていないので、歯のクリーニング効果および歯茎のマッサージ効果が特に優れている。また、この発明によれば、使用する人の個人差等に応じて、容易に最も有効な磁束密度を選択することができる。さらに、この発明によれば、人体と歯と磁気イオン歯ブラシ10との間で、電気的に1つの回路が形成されるので、イオンが激しく動き回り、口腔内が活性化され、歯のクリーニング効果が促進され、歯のマッサージ効果が増強される。また、この発明によれば、歯茎の血行増進と強化,歯垢の除去,歯質の強化,口臭の予防,歯槽膿漏の予防,口腔内の除菌または減菌作用があり、歯の病気を予防し、歯の健康維持と増進に役立てることができる。特に、この磁気イオン歯ブラシ10による持続ブラッシングでは、口腔内液が酸性からアルカリ性へと移行する働きがあるので、虫歯の予防効果がある。また、この磁気イオン歯ブラシ10では、基台16が柄12に脱着自在に取り付けられるので、刷毛14が磨耗した場合には、基台16のみを取り替えればよい。さらに、この磁気イオン歯ブラシ10を往復電動歯ブラシに利用することもできる。この場合、往復動速度が速いので、ファラデー効果がより顕著になり、歯磨効果がより有効である。
【0022】
図8はこの発明の実施の形態の他の例を示す要部斜視図であり、図9は図8の線IX−IXにおける断面図解図である。この例では、特に、基台主部18が、、柄12と同様に、アクリロニトリル・スチレン樹脂などのプラスチックによって形成される。そして、基台主部18の刷毛14側の主面には、ハイブリッド磁石からなる付与磁石層40が形成される。この付与磁石層40は、後述するように、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して得られる液体プラスチック磁石材料を、基台主部18の刷毛14側の主面に、たとえば塗布してコーティングすることによって形成される。すなわち、この例では、基台16は、刷毛14側にコーティングされたハイブリッド磁石からなる付与磁石層40を含み、基台主部18,付与磁石層40,基台側部20および脱着継手部22によって一体的に形成される。なお、この例では、付与磁石層40を形成するハイブリッド磁石は、異方性磁石または等方性磁石である。
【0023】
付与型成形法により異方性磁石の付与磁石層40を製造する図8および図9に示す磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→11→12→16→14→15→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、液体プラスチック磁石材料を得る。この液体プラスチック磁石材料に常温硬化剤を混合する。次に、常温硬化剤を混合した液体プラスチック磁石材料を別に製造した基台主部18の主面に塗布し、硬化前に磁化・配向を行った後、硬化させて、異方性磁石の付与磁石層40を形成する。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
次に、付与型成形法により等方性磁石の付与磁石層40を製造する図8および図9に示す磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→11→12→16→19→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、液体プラスチック磁石材料を得る。この液体プラスチック磁石材料に常温硬化剤を混合する。次に、常温硬化剤を混合した液体プラスチック磁石材料を別に製造した基台主部18の主面に塗布し、硬化後に磁化を行って、等方性磁石の基台16が製造される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
【0024】
図10はこの発明の実施の形態のさらに他の例を示す要部斜視図であり、図11は図10の線XI−XIにおける断面図解図である。この例では、図8および図9に示す例と同様に、基台主部18は、柄12と同様に、アクリロニトリル・スチレン樹脂などのプラスチックによって形成される。そして、基台主部18の刷毛14側の主面には、ハイブリッド磁石からなるシート磁石42が接着剤によって貼付される。すなわち、基台16の刷毛14側の主面には、接着剤層44を介して、シート磁石42が形成される。このシート磁石42は、後述するように、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して得られる液体プラスチック磁石材料に磁化・配向を行った後、硬化させて形成される。すなわち、この例では、基台16は、刷毛14側に接着剤層44によって貼付されたハイブリッド磁石からなるシート磁石42を含み、基台主部18,シート磁石42,基台側部20および脱着継手部22によって一体的に形成される。なお、この例では、シート磁石42を形成するハイブリッド磁石は、異方性磁石または等方性磁石である。
【0025】
シート磁石貼付法により異方性磁石のシート磁石42を製造する図10および図11に示す磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→11→12→17→14→15→18→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、液体プラスチック磁石材料を得る。この液体プラスチック磁石材料に常温硬化剤を混合する。次に、常温硬化剤を混合した液体プラスチック磁石材料をシート磁石の形状とし、硬化前に磁化・配向を行った後、硬化させて、異方性磁石のシート磁石42を形成する。そして、このシート磁石42が別に製造した基台主部18の主面に接着剤で貼付される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
次に、シート磁石貼付型成形法により等方性磁石のシート磁石42を製造する図10および図11に示す磁気イオン歯ブラシ10の製造方法について述べる。この製造方法は、図4において、「1→2→11→12→17→19→18→7→8→9」で表される。まず、磁石粉末材料およびボンド用プラスチック材料を混合して、液体プラスチック磁石材料を得る。この液体プラスチック磁石材料に常温硬化剤を混合する。次に、常温硬化剤を混合した液体プラスチック磁石材料をシート磁石の形状とし、硬化後に磁化を行って、等方性磁石のシート磁石42を形成する。そして、このシート磁石42が別に製造した基台主部18の主面に接着剤で貼付される。さらに、基台16に刷毛14が植え込まれ、柄12が取り付けられて、磁気イオン歯ブラシ10が製造される。なお、この磁気イオン歯ブラシ10には、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36および第2の導線38が形成されている。製造された磁気イオン歯ブラシ10は、検査された後、製品とされる。
【0026】
上記各実施例では、導電性刷毛14a、第1の導線30a,30b、導体接触部32、導体棒状部36、第2の導線38および柄導体部12bが電気的に接続されている。しかし、導電性刷毛14aと柄導体部12bとが電気的に接続されれば、上記各実施例の構成に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示す要部斜視図である。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図解図である。
【図3】図1の線III−IIIにおける断面図解図である。
【図4】この発明に係る磁気イオン歯ブラシの製造方法を説明するための工程図である。
【図5】人体と歯と磁気イオン歯ブラシとの間に電流が流れる状態を示す図解図である。
【図6】人体と歯と磁気イオン歯ブラシとの間に電流が流れる状態を示す図解図である。
【図7】この発明における磁石粉末材料に加えるボンド用プラスチック材料の混合量Qと磁束密度Bとの関係を示すグラフである。
【図8】この発明の実施の形態の他の例を示す要部斜視図である。
【図9】図8の線IX−IXにおける断面図解図である。
【図10】この発明の実施の形態のさらに他の例を示す要部斜視図である。
【図11】図10の線XI−XIにおける断面図解図である。
【符号の説明】
10 磁気イオン歯ブラシ
12 柄
12a 柄主部
12b 柄導体部
12c 柄端部
14 刷毛
14a 導電性刷毛
14b 不良導体刷毛
16 基台
30a,30b 第1の導線
32 導体接触部
36 導体棒状部
38 第2の導線
40 付与磁石層
42 シート磁石
Claims (1)
- 歯ブラシの柄において、刷毛の植毛部の基台がハイブリッド磁石で形成されており、その中央に不良導体刷毛が植毛され、両外側にそれぞれ導電性刷毛列の分極を目的とした電極毛列が植毛されており、一方の導電性刷毛列を結線し、柄中の導体を通して握り部の柄導体部を手で握ることにより人体と歯と口腔内液とが電気的に回路を形成し、ブラシング運動により交互変換する正負の分極に電子と電流が捕獲されて回路中に流れることを特徴とする磁気イオン歯ブラシ。
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