[go: up one dir, main page]

JP3909023B2 - 眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム - Google Patents

眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム Download PDF

Info

Publication number
JP3909023B2
JP3909023B2 JP2003012231A JP2003012231A JP3909023B2 JP 3909023 B2 JP3909023 B2 JP 3909023B2 JP 2003012231 A JP2003012231 A JP 2003012231A JP 2003012231 A JP2003012231 A JP 2003012231A JP 3909023 B2 JP3909023 B2 JP 3909023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic pipe
screw body
connection structure
hole
female screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003012231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004226530A (ja
Inventor
謙治 上阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Charmant Co Ltd
Original Assignee
Charmant Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Charmant Co Ltd filed Critical Charmant Co Ltd
Priority to JP2003012231A priority Critical patent/JP3909023B2/ja
Publication of JP2004226530A publication Critical patent/JP2004226530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3909023B2 publication Critical patent/JP3909023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレームに関し、更に詳しくは、適度な回動抵抗が維持され、ネジ等の連結部材の緩みや脱落を防止可能な眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の眼鏡においては、眼鏡部材同士を、例えば、智に対してテンプルを開閉する際に、テンプルに適度の回動抵抗(いわゆるアガキ)を持たせるために、両者の連結部の連結孔にネジを挿通して締め付け、その締め付け具合により回動抵抗を調整していた。
【0003】
図12は、従来の眼鏡の一例を示す斜視図である。
また、図13は、この連結部付近を内側から見た概略図である(この図では、テンプルと智の両連結部の間隙や、ネジの締め付けによる智の連結部の上下の連結片の曲がりを強調して描いている)。
【0004】
こうした連結構造では、通常、2枚駒の下側連結部220の連結孔にのみ雌ネジが形成され、2枚駒の上側連結部210の連結孔及び1枚駒の連結部110の連結孔には雌ネジが形成されない。
テンプル100及び智200は、ネジ300を、智200の上側連結部210の連結孔及びテンプル100の連結部110の連結孔に挿通し、智200の下側連結部220の連結孔(ネジ孔)に螺合させて締め付けることにより、回動自在に連結される。
【0005】
この際、テンプル100の回動抵抗は、ネジ300の締め付けにより2枚駒の上下の連結部210、220が互いに接近するように湾曲し、1枚駒の連結部110と接触することによって生じる。
つまり、テンプル100の回動抵抗は、連結部同士が摺動する際の摩擦抵抗によって得られた。
【0006】
こうした連結構造では、ネジ300の締め付け具合によりテンプル100の回動抵抗を調整することができる。
また、テンプル100の開閉により連結部210、110、220が摩耗してテンプル100の回動抵抗が弱まった場合でも、ネジ300を更に締め付けて回動抵抗を回復させることができる。
【0007】
しかし、それにも限度があり、ほとんどの場合、最終的には強くネジ300を締め付けてもテンプル100の適度な回動抵抗を維持できない状態になり、テンプル100の開閉が非常に甘くなる。
こうなると、駒を溶接して付け直すか、テンプルや智自体を交換せざるを得なくなる。
また、こうした状態では、ネジが緩み易くなり、脱落してしまうことがあり、耐久性の点で劣る。
【0008】
こうした事態を回避し、適度なテンプルの回動抵抗を持続するようにするために、これまで、多種多様な眼鏡部材の連結構造が提案されてきた。
例えば、最もポピュラーな構造としては、ネジと連結部の貫通孔(雌ネジは形成されていない)との間に、リング状の弾性体を嵌め込む構造が挙げられる(例えば特許文献1等参照)。
【0009】
つまり、2枚駒の連結部に挟まれる1枚駒の連結部の貫通孔を若干大径に穿設し、その内側にリング状の弾性体を嵌め込み、その弾性体の内孔にネジを圧入して弾性体を拡張させる。
このように形成すると、テンプルの回動の際、リング状の弾性体が1枚駒の連結部の貫通孔の内側に圧接され、摩擦抵抗を受けながら滑ることにより、テンプルの回動に適度な回動抵抗が得られるとされる。
【0010】
しかし、こうした構造では、リング状の弾性体が擦り減ると回動抵抗が不足するが、一旦こうした状態になると、もはや弾性体を取り替えるしか回動抵抗を回復させる方法がなく、弾性体の交換等の修理が頻繁になる欠点がある。
また、従来と同様にネジを2枚駒の一方の連結部のネジ孔に螺合して固定するため、テンプルの回動が繰り返されるとネジが緩んでしまうという状況に変わりはない。
【0011】
この他には、テンプル及び智の両コマ部の貫通孔にブッシュを嵌め込み反対側からブッシュ孔にピンを圧入した構造(特許文献2及び3参照)、上記ブッシュ及びピンの代わりにパイプナット及びネジを用いた構造(特許文献4参照)、両コマ部の貫通孔に円筒スリーブを挿入し、その内部に更にピンを圧入した構造(特許文献5参照)、更には智の連結部の環状部に環状ブッシュを嵌め込み、テンプルの連結部の特殊な構造の環状体をブッシュに挿入して、その反対側からネジ状のインサート部材を該環状体に螺着させる構造(特許文献6参照)等が挙げられる。
【0012】
これらの連結構造は、上記ブッシュや円筒スリーブを連結部の貫通孔の内部に押し付けることで、先述した構造と同様に、適度な回動抵抗を得ようとするものである。
しかし、上記と同様に、ブッシュ等が擦り減って回動抵抗が不足し始めると、ブッシュ等を取り替えるしか回動抵抗を回復させる方法がない点で、上記の構造と同様の欠点を抱えている。
また、ブッシュや円筒スリーブが擦り減ると、それらに圧入されたピン等が抜け落ち易くなる。
【0013】
特に、特許文献6に示される構造では、インサート部材がテーパー状に形成されているため、インサート部材のねじ込みによって回動抵抗を調整でき、またインサート部材はテンプルの環状体を介して環状ブッシュから押圧されるため容易に緩まないとされる。
しかし、インサート部材はテンプルの環状体に螺着されているだけなので、テンプルの回動により環状ブッシュが擦り減ってインサート部材に対する押圧力が弱まった場合には、容易に脱落しかねない。
【0014】
【特許文献1】
特開平8−129152号公報
【特許文献2】
特開2001−183607号公報
【特許文献3】
特開2002−189198号公報
【特許文献4】
実用新案登録第3062303号公報
【特許文献5】
特開平11−24007号公報
【特許文献6】
特開平8−220484号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、眼鏡部材の連結構造では、テンプルの回動抵抗を、テンプルと智の連結部同士が摺動する際の摩擦抵抗として得ていたのを、連結部の貫通孔にブッシュ等を圧入してその押圧力により得る方向に変わりつつある。
しかし、ブッシュ等が擦り減って回動抵抗が不足し始めると、ブッシュ等を取り替えるしか回動抵抗を回復させる方法がないという問題点や、その押圧力を担保するためのネジやピン等が連結構造から抜け易く脱落し易いという問題点は、依然として解消されていない。
【0016】
本発明は、かかる実状を背景に、上記問題点を克服するためになされたものである。
すなわち、本発明の目的は、眼鏡部材の連結構造において、適度な回動抵抗が維持され、且つネジ等の連結部材の緩みや脱落を防止可能な眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレームを提供することである。
また、回動抵抗が不足し始めても容易に回復させることが可能な眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレームを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、 回動抵抗を得るために、管状の弾性部材の内孔の内部で雌雄のネジ体を螺合して弾性部材を押し広げ、眼鏡部材の連結孔の内壁に押圧する際、雌雄のネジ体を螺合状態で弾性パイプにのみ圧接した状態になるようにして、眼鏡部材の連結部には接触しないようにすれば、眼鏡部材の回動にかかわらず弾性パイプと雌雄のネジ体が一体的にその相対位置を変えないため螺合の緩みや脱落が発生しないこと、またそれと同時に、回動抵抗が不足した場合には更に締め付けることで容易に回復させることが可能であることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0019】
即ち、本発明は、連結孔が形成された2つの眼鏡部材を連結するための眼鏡部材の連結構造であって、同軸上に並べた2つの眼鏡部材の連結孔に挿入又は圧入される、テーパー状の内孔が形成された弾性パイプと、該弾性パイプの内孔に挿入され、弾性パイプを押し広げ、該2つの眼鏡部材の各連結孔の内壁に弾性パイプを押圧するための雄ネジ体及び雌ネジ体とを備え、該雄ネジ体と雌ネジ体とは、螺合した状態で共に該弾性パイプにのみ圧接する眼鏡部材の連結構造に存する。
【0020】
そして、()、前記弾性パイプは、その断面が楕円状、多角形状、又は凹凸を有する内孔が形成されている上記(1)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0021】
そしてまた、()、前記雌ネジ体は、外側面が、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成されたパイプナットである上記(1)又は(2)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0022】
そしてまた、()、前記雄ネジ体は、その首部が、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成されている上記(1)又は(2)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0023】
そしてまた、()、前記雌ネジ体は、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成された外側面を有するパイプナットであり、且つ前記雄ネジは、その首部が、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成されている上記(1)又は(2)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0024】
そしてまた、()、前記2つの眼鏡部材の各連結孔は、その内径が同径である上記(1)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0025】
そしてまた、()、前記2つの眼鏡部材の各連結孔は、その内径が異なるものである上記(1)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0026】
そしてまた、()、前記連結孔は、楕円状、多角形状、又は凹凸を有する形状である上記(1)記載の眼鏡部材の連結構造に存する。
【0027】
そしてまた、()、上記請求項(1)から()のいずれか1項記載の眼鏡部材の連結構造を用いてテンプル及び智を連結してなる眼鏡フレームに存する。
【0028】
そしてまた、(10)、上記(1)から()のいずれか1項記載の眼鏡部材の連結構造を用いて前掛けフレーム及びリムを連結してなる眼鏡フレームに存する。
【0029】
本発明の目的に沿ったものあれば、上記1から10の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も当然採用可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の眼鏡部材の連結構造について、好適な実施の形態を挙げて説明する。
尚、従来例と同様に、以下の実施形態においても、主に、テンプル100と智200との連結構造の場合について述べる。
この他にも、例えば、前掛けフレームの跳ね上げ構造の回動機構等にも当然採用可能であるが、それについては後で述べる。
【0031】
本発明の眼鏡部材の連結構造は、それぞれ連結孔が形成された2つの眼鏡部材を連結するための眼鏡部材の連結構造であり、同軸上に並べた2つの眼鏡部材の各連結孔に挿入又は圧入される、内孔が形成された弾性パイプと、該弾性パイプの内孔に挿入され、弾性パイプを押し広げ、該2つの眼鏡部材の各連結孔の内壁に弾性パイプを押圧するための雄ネジ体及び雌ネジ体とを備える。
そして、該雄ネジ体と雌ネジ体とは、螺合した状態で共に該弾性パイプにのみ圧接することを特徴とする。
【0032】
図1は、本発明の眼鏡部材の連結構造を示す外観図であり、(A)に上方からの斜視図、(B)に下方からの斜視図を示す(符号は図13と同様である)。
このように、本発明の眼鏡部材の連結構造では、以下の何れの実施形態においても、多くの場合、図1に示すような外観を呈する。
従って、以下においては、主に、連結構造の各実施形態の図1におけるX−X線に沿う一部断面図に基づいて説明する。
【0033】
〔第1の実施の形態〕
図2は、第1の実施形態の構成を示す一部断面図である。
また、図3は、第1の実施形態の組み付け過程を示す斜視図である〔下方からの斜視図であり、図1(B)の場合に相当する〕。
テンプル100の連結部110の連結孔111と智200の上下の連結部210、220のそれぞれ連結孔211、221が同軸上になるように並べられ、各連結孔の内壁に接するように弾性パイプ1が挿入される。
この構成例では、各連絡孔211、111、221の内径は、同じになるように形成されている。
【0034】
弾性パイプ1の外側面11は円柱面状に形成され、弾性パイプ1の外径は、上記各連絡孔の内径と同じかやや大きめに形成される。
弾性パイプ1の外径が各連絡孔の内径よりやや大きめに形成される場合には、弾性パイプ1は各連絡孔に圧入される。
【0035】
弾性パイプ1には内孔12が形成されており、雄ネジ体2及び雌ネジ体3がこの内孔12に上下から挿入され、内孔12の内部で螺合される。
この構成例では、雄ネジ体2及び雌ネジ体3が、螺合により、弾性パイプ1を押し広げ、テンプル及び智の各連結孔211、111、221の内壁に弾性パイプ1の外側面11を押圧するようにするため、弾性パイプ1の内孔12の内側面がテーパー状に形成されている。
【0036】
弾性パイプ1は、上記のように圧入されたり押し広げられたりするため、その材質は適度の可撓性を有する樹脂が好ましい。
具体的には、例えば、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート等のエンジニアリングプラスチックや、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリアリルサルフォン(PAS)等のスーパーエンジニアリングプラスチック等が挙げられる。
【0037】
雄ネジ体2は、鍔部21を備えたものが用いられる。
その理由については、後で詳しく述べる。
また、雄ネジ体2及び雌ネジ体3は、通常、金属製のものが使用される。
因みに、この構成例では、六角穴付きの頭部を有する場合を示したが、例えばすりわりや十字穴、四角穴等、頭部の形態は自由に選択可能であることは言うまでもない。
【0038】
雌ネジ体3は、弾性パイプ1が押し広げられるように、その外側面31が弾性パイプ1のテーパー状の内孔12に対応するようにテーパー状に形成された構造となっている。
また、雌ネジ体3は、雄ネジ体2と螺合するためのパイプナットであり、この構成例では、有底のパイプナット(いわゆる袋ナット)の場合を示す。
【0039】
このように底部32を有する袋ナット構造にすると、図1に示すように雌ネジ体3の底部32が連結構造の上方に露出するため、そこに模様やロゴ等の装飾を施すことが可能となり、デザイン的に好ましい。
また、雌ネジ体3の底部32に鍔部33を形成しておけば、デザイン的にも、連結構造に異物が入り込むのを防止できる点でも好ましい。
【0040】
次に、このように形成された弾性パイプ1、雄ネジ体2、雌ネジ体3を連結構造に組み付ける過程について述べる。
弾性パイプ1をテンプルと智の各連結孔211、111、221に挿入(圧入)し、雌ネジ体3を弾性パイプ1の内孔12に差し込んで雄ネジ体2を締め付けていく。
因みに、この際、雌ネジ体3の底部32や鍔部33を治具で固定しておくのが好ましい。
【0041】
締め付けにより、雄ネジ体2が前進していき、先ず、雄ネジ体2の鍔部21が弾性パイプ1に接触する。
更に雄ネジ体2を回転させて締め付けると、雄ネジ体2は弾性パイプ1に圧接された状態となるが、相対的な位置関係は保たれ、今度は、雌ネジ体3が雄ネジ体2の方に引き付けられ始める。
【0042】
この螺合により、雌ネジ体3のテーパー状の外側面31が、弾性パイプ1のテーパー状に形成された内孔12の内側面を押圧して内孔12を拡幅させ、弾性パイプ1を押し広げる。
そして、弾性パイプ1の外側面11がテンプル及び智の各連結孔211、111、221の内壁を押圧するのである。
【0043】
この際、先述したように、雌ネジ体3の外側面31のテーパーと弾性パイプ1の内孔12のテーパーが対応するように形成されており、弾性パイプ1の外側面11が円柱面状に形成されているため、雌ネジ体3による内孔12の拡幅により、弾性パイプ1は、同径に形成されたテンプル及び智の各連結孔211、111、221の内壁を均等に押圧する状態となる。
因みに、弾性パイプ1は雄ネジ体2の締め付けにより強力に各連結孔を押圧するため、弾性パイプ1や雌雄のネジ体2、3が一体となって各連結孔から脱落するような事態は生じ得ない。
【0044】
さて、このように組み付けられた本発明の眼鏡部材の連結構造によれば、智200に対してテンプル100を回動させると、弾性パイプ1がテンプル及び智の各連結孔211、111、221の内壁を押圧するため、適度な回動抵抗が得られる。
また、テンプルの回動が繰り返されて弾性パイプ1が擦り減り、テンプルの回動抵抗が不足し始めた場合でも、弾性パイプ1を交換することなく、雄ネジ体2を更に締め付けるだけで容易に回動抵抗を回復することができる。
これは、従来の連結構造にはない本発明の連結構造特有の機能である。
【0045】
この機能をより有効に発揮させるには、雄ネジ体2の更なる締め付けを確実に行える構造にすればよい。
即ち、図2に示す如く、弾性パイプ1や雄ネジ体2、雌ネジ体3の構造が、弾性パイプ1と雌ネジ体3の間及び雄ネジ体2と雌ネジ体3の間にそれぞれ空隙Sができるように組み付けられるように形成されることが好ましい。
【0046】
本発明のもう一つの特有の機能としては、雄ネジ体2や雌ネジ体3の緩みや抜け落ちを確実に防止できる点が挙げられる。
雄ネジ体2の鍔部21と雌ネジ体3の鍔部33とを、それぞれテンプルや智の各連結部210、110、220に接触しないように形成すれば、雄ネジ体2及び雌ネジ体3が、螺合した状態で共に弾性パイプ1にのみ圧接した状態とすることができる(図2参照)。
【0047】
このような状態に形成すると、テンプル100が回動しても、弾性パイプ1の外側面11とテンプルの連結部110とが、或いは弾性パイプ1の外側面11と智の上下の連結部210、220とが摺接するだけで、弾性パイプ1、雄ネジ体2、及び雌ネジ体3の3者は互いに圧接した状態のまま相対的な位置関係は変わらない。
そのため、雌雄のネジ体が緩んだり抜け落ちたりする問題は一切生じないのである。
【0048】
このように、本発明の眼鏡部材の連結構造は、一旦組み付けてしまえばネジ体の抜け落ち等は確実に防止され、また、テンプルの回動抵抗が不足した場合には雄ネジ体を更に締め付ければ容易に回動抵抗を回復できる。
更に、本発明の眼鏡部材の連結構造によれば、雄ネジ体の締め付け具合によりテンプルの回動抵抗を自在に調整することが可能であることは容易に理解されよう。
弾性パイプや雌雄のネジ体の脱着が容易であることから、部材の調整や修理等の作業を簡単に行うことも可能となる。
【0049】
参考までに言うと、本発明の眼鏡部材の連結構造は、テンプル100と智200とを、各連結部210、110、220を離間した状態で連結できるという副次的な効果を有する。
つまり、各連結部210、110、220が互いに直接接触することなく、ある程度の幅を有する隙間G〔図1(A)参照〕を形成した状態で連結させることが可能である
【0050】
アルミニウム・マグネシウム合金等の腐食し易い材質を用いた眼鏡部材では、通常、その表面を塗装して使用するが、従来の連結構造(例えば図13参照)では連結部同士が擦れて塗装が剥げ、そこから腐食し、連結部の摩擦抵抗が異常に大きくなる、いわゆるカジリや強度低下、破損等の原因となっていた。
しかし、本発明の眼鏡部材の連結構造によれば、このような材質の部材でも塗装の剥げ及び腐食の発生を防止できるという効果がある。
【0051】
〔第1の実施の形態の変形例〕
先述したように、上記構成例では、弾性パイプ1は雄ネジ体2の締め付けにより強力に各連結孔を押圧するため、通常、弾性パイプ1や雌雄のネジ体2、3が一体となって各連結孔から脱落するような事態は生じない。
しかし、各連結孔の内径が異なるようにすれば、より確実に脱落が防止できる。
例えば、図4に示すように、2枚駒の下側連結部の連結孔(この場合は智の下側連結部220の連結孔221)を他の連結孔より小径に形成すれば、少なくとも下方への脱落を防止できる。
【0052】
また、図5に示すように、1枚駒の連結部の連結孔(この場合はテンプルの連結部110の連結孔111)を他の連結孔より小径に形成すれば、下方のみならず上方への抜けも防止できる。
しかし、この場合、弾性パイプ1を一体としたままでは3つの連結部210、110、220を押圧するようには形成し難いので、弾性パイプ1を上側片1aと下側片1bとに分割し、それぞれを上下から挿入(圧入)するようにすることが好ましい。
【0053】
〔第2の実施の形態〕
図6は、第2の実施形態の構成を示す一部断面図である。
組み付けは、図3に示した過程と同様にして行われる。
この構成例は、第1の実施形態とは異なり、雄ネジ体2の首部22が、弾性パイプ2のテーパー状に形成された内孔12に対応するようにテーパー状に形成されていることを特徴とする。
【0054】
こうした構造では、雌ネジ体3を回転させて雌雄のネジ体を螺合させる方が簡易である。
弾性パイプ1を連結孔210、110、220の連結孔に挿入(圧入)し、雄ネジ体2を弾性パイプ1の内孔12に差し込む。
【0055】
そして、雄ネジ体2に対して雌ネジ体3を回転させ締め付けていくと、雌ネジ体3が弾性パイプ1に接触する。
更に雌ネジ体3を締め付けると、雌ネジ体3は弾性パイプ1に圧接された状態となり、雄ネジ体2が雌ネジ体3の方に(図6では上方に)引き付けられる。
【0056】
この螺合により、雄ネジ体2のテーパー状の首部22が、弾性パイプ1のテーパー状に形成された内孔12の内側面を押圧して内孔12を拡幅させ、弾性パイプ1を押し広げ、更に弾性パイプ1の外側面11がテンプル及び智の各連結孔211、111、221の内壁を押圧するのは第1の実施の形態と同様である。
このようにして、第2の実施の形態においても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果が発揮される。
【0057】
参考までに、この実施形態の構成例を、第1の実施の形態における図4又は図5の変形例の如く変形することは当然可能である。
また、図6では、第1の実施の形態に合わせるため、雄ネジ体2を雌ネジ体3の下方から螺合する場合を示したが、むしろ雄ネジ体2を上方から螺合し、その頭部23を上方に露出させた方が、模様等を付すことができ、デザイン的に好ましい。
【0058】
〔第3の実施の形態〕
図7は、第3の実施形態の構成を示す一部断面図である。
組み付けは、図3に示した過程と同様にして行われる。
この構成例は、第1及び第2の実施形態を合わせたような構成であり、雄ネジ体2の首部22と雌ネジ体3の外側面31がそれぞれテーパー状に形成され、それに対応するように弾性パイプ1の内孔12の両側がテーパー状に形成されていることを特徴とする。
【0059】
こうした構造では、雄ネジ体2を回転させて(雌ネジ体3を回転させてもよい)雌雄のネジ体を螺合させると、弾性パイプ1は雄ネジ体2と雌ネジ体3の中間位置に落ち着き、その外側面11がテンプル及び智の各連結孔211、111、221の内壁を押圧する状態となる。
このようにして、第3の実施の形態においても、上記第1及び第2の実施の形態と同様の作用効果が発揮される。
【0060】
〔テーパー面の変形例〕
上記実施形態において、弾性パイプ1のテーパー状の内孔12に凹凸を形成し、それに対応するように雌ネジ体3のテーパー状の外側面31や雄ネジ体2のテーパー状の首部22に凹凸を形成することにより、テーパー面同士がより密接に噛み合うようにすることができる。
【0061】
例えば、第1の実施の形態において、図8に示すように、弾性パイプ1のテーパー状の内孔12に断面星状に凹凸を形成し、それに対応するように雌ネジ体3のテーパー状の外側面31に断面星状に凹凸を形成すれば、テーパー面同士が密接に噛み合い、より確実に押圧力を伝達することが可能となる。
【0062】
同様に、例えば、図6に示した第2の実施形態における弾性パイプ1のテーパー状の内孔12に凹凸を形成し、それに対応するように雄ネジ体2のテーパー状の首部22に凹凸を形成することも可能であり、図7の第3の実施形態についても同様である。
また、上記のような断面星状以外にも、例えば、断面が楕円状や多角形状等になるように形成することも当然可能である。
【0063】
〔連結孔及び弾性パイプの変形例〕
上記実施形態において、テンプル100の連結孔111又は智200の連結孔211、221の形状を円形状以外の形状に形成し、それに対応するように弾性パイプ1の外側面11の形状を形成することも可能である。
【0064】
図9は、1枚駒の連結孔を6角形状とし対応するように弾性パイプを変形した例を示す連結構造の分解斜視図である。
この構成例では、テンプル100の連結孔111を6角形状に形成し、それに対応するように弾性パイプを上側片1aと下側片1bとに分割して、そのそれぞれの一部を連結孔111に嵌合するように6角形状に形成している。
【0065】
また、図10は、いわゆる合せ丁番において、1枚駒の連結孔と弾性パイプを変形した例を示す連結構造の分解斜視図である(上方からの斜視図を示す)。
この構成例でも、テンプル100の連結孔111を6角形状に形成し、それに対応するように弾性パイプ1の外側面11の一部を6角形状に形成している。
【0066】
図9及び図10のように形成した部材を組み付けて連結構造を形成すると、弾性パイプ1は、雌雄のネジ体2、3の締め付けによって連結孔111の内壁に押圧されて位置決めされ、テンプル100の回動とともに一体的に回動する。
同時に、弾性パイプ1は、智200の連結孔211、221の内壁にも押圧されており、テンプル100が回動すると、弾性パイプ1は、智200の連結部210、220に圧接しながら摺動する状態にすることができる。
【0067】
このようにすると、テンプル100の回動抵抗(アガキ)は、智200の連結部210、220と弾性パイプ1との摩擦抵抗にのみ依存するため、回動抵抗の調整が容易になる。
また、図5に示す連結構造と同様の構造となるため、弾性パイプ1や雌雄のネジ体2、3の抜け落ちを防止できる効果もある。
6角形状以外に、例えば、楕円状や多角形状、凹凸を有する形状等に形成することが可能であるのは上記と同様である。
【0068】
〔応用例〕
以上、テンプル100と智200との連結構造の場合について述べてきたが、本発明の眼鏡部材の連結構造は、他の眼鏡部材同士の連結にも採用することができる。
【0069】
図11は、本発明の眼鏡部材の連結構造を前掛けフレームの跳ね上げ構造に応用した場合を示す斜視図である。
この構成例では、左右のリム400の上部に連結孔が形成された2枚駒の連結部410を溶接し、前掛けフレーム420には連結孔が形成された1枚駒の連結部430を溶接して、各連結部410、430を弾性パイプ1、雌雄のネジ体2、3で連結する。
【0070】
このように連結すれば、先述した本発明の眼鏡部材の連結構造の特徴がすべて発揮される。
具体的に言えば、適度な回動抵抗が得られるため、前掛けフレーム420を跳ね上げた状態で維持できるのは勿論、回動抵抗が不足し始めても雄ネジ体2(雌ネジ体3の場合もある)を更に締め付けるだけで容易に回動抵抗を回復できる。また、雄ネジ体2や雌ネジ体3が各連結部410、430に接触しないため緩みや抜け落ちを防止でき、図4や図5等に示した構造とすれば、その機能がより確実なものとなる。
【0071】
本発明の眼鏡部材の連結構造は、この他にも、例えば、コンパクトに折り畳めるフレーム等に応用できる。
具体的には、ブリッジ500やブレースバー(わたり)600(図12参照、ブローバーの場合を含む)をそれぞれ中間位置で折り畳んだり、ブリッジ500とリム400とを連結させたり、テンプル100を途中で折り畳んだりするための連結構造にも採用できる。
このようにして形成された眼鏡は、重力等で勝手に開閉することがなく、好ましい。
【0072】
以上、本発明を説明してきたが、本発明は実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であることは言うまでもない。
例えば、雌雄のネジ体の上下の位置関係は任意に決められる。
また、上記の構成例では、1枚駒と2枚駒との連結の場合のみを示したが、他の連結部を有する眼鏡部材の連結構造にも当然採用可能である。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、眼鏡部材の連結構造の適度な回動抵抗が維持され、且つネジ体の緩みや脱落を防止することができる。
また、回動抵抗が不足し始めても、ネジ体を締め付けるだけで容易に回動抵抗を回復することができる。
【0074】
更に、本発明の眼鏡部材の連結構造を用いて部材を連結してなる眼鏡フレームは、デザインを自在に施すことが可能であり、前掛けフレームを取り付けたり折り畳み可能に形成した眼鏡は、開閉状態が有効に維持される。
また、アルミニウム・マグネシウム合金等よりなる塗装を施した眼鏡部材を連結しても、塗装の剥げやそれによる腐食等の発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の眼鏡部材の連結構造を示す外観図であり、(A)に上方からの斜視図、(B)に下方からの斜視図を示す。
【図2】図2は、第1の実施形態の構成を示す一部断面図である。
【図3】図3は、第1の実施形態の組み付け過程を示す斜視図である。
【図4】図4は、2枚駒の下側連結部の連結孔を他の連結孔より小径に形成した変形例を示す一部断面図である。
【図5】図5は、1枚駒の連結部の連結孔を他の連結孔より小径に形成した変形例を示す一部断面図である。
【図6】図6は、第2の実施形態の構成を示す一部断面図である。
【図7】図7は、第3の実施形態の構成を示す一部断面図である。
【図8】図8は、第1の実施の形態においてテーパー面を変形した弾性パイプ及び雌ネジ体を示す斜視図である。
【図9】図9は、1枚駒の連結孔を6角形状とし対応するように弾性パイプを変形した例を示す連結構造の分解斜視図である。
【図10】図10は、いわゆる合せ丁番において、1枚駒の連結孔と弾性パイプを変形した例を示す連結構造の分解斜視図である。
【図11】図11は、本発明の眼鏡部材の連結構造を前掛けフレームの跳ね上げ構造に応用した場合を示す斜視図である。
【図12】図12は、従来の眼鏡の一例を示す斜視図である。
【図13】図13は、図12の眼鏡の連結部付近を内側から見た概略図である。
【符号の説明】
1…弾性パイプ
11…外側面
12…内孔
1a…上側片
1b…下側片
2…雄ネジ体
21…鍔部
22…首部
23…頭部
3…雌ネジ体
31…外側面
32…底部
33…鍔部
100…テンプル
110…連結部
111…連絡孔
200…智
210…上側連結部
211…連絡孔
220…下側連結部
221…連絡孔
300…ネジ
400…リム
410…連結部
42…前掛けフレーム
430…連結部
500…ブリッジ
600…ブレースバー
G…隙間
S…空隙

Claims (10)

  1. 連結孔が形成された2つの眼鏡部材を連結するための眼鏡部材の連結構造であって、
    同軸上に並べた2つの眼鏡部材の連結孔に挿入又は圧入される、テーパー状の内孔が形成された弾性パイプと、
    該弾性パイプの内孔に挿入され、弾性パイプを押し広げ、該2つの眼鏡部材の各連結孔の内壁に弾性パイプを押圧するための雄ネジ体及び雌ネジ体とを備え、
    該雄ネジ体と雌ネジ体とは、螺合した状態で共に該弾性パイプにのみ圧接することを特徴とする眼鏡部材の連結構造。
  2. 前記弾性パイプは、その断面が楕円状、多角形状、又は凹凸を有する内孔が形成されていることを特徴とする、請求項記載の眼鏡部材の連結構造。
  3. 前記雌ネジ体は、外側面が、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成されたパイプナットであることを特徴とする、請求項又は記載の眼鏡部材の連結構造。
  4. 前記雄ネジ体は、その首部が、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成されていることを特徴とする、請求項又は記載の眼鏡部材の連結構造。
  5. 前記雌ネジ体は、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成された外側面を有するパイプナットであり、且つ前記雄ネジは、その首部が、弾性パイプのテーパー状に形成された内孔に対応するようにテーパー状に形成されていることを特徴とする、請求項又は記載の眼鏡部材の連結構造。
  6. 前記2つの眼鏡部材の各連結孔は、その内径が同径であることを特徴とする、請求項1記載の眼鏡部材の連結構造。
  7. 前記2つの眼鏡部材の各連結孔は、その内径が異なるものであることを特徴とする、請求項1記載の眼鏡部材の連結構造。
  8. 前記連結孔は、楕円状、多角形状、又は凹凸を有する形状であることを特徴とする、請求項1記載の眼鏡部材の連結構造。
  9. 上記請求項1からのいずれか1項記載の眼鏡部材の連結構造を用いてテンプル及び智を連結してなる眼鏡フレーム。
  10. 上記請求項1からのいずれか1項記載の眼鏡部材の連結構造を用いて前掛けフレーム及びリムを連結してなる眼鏡フレーム。
JP2003012231A 2003-01-21 2003-01-21 眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム Expired - Fee Related JP3909023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003012231A JP3909023B2 (ja) 2003-01-21 2003-01-21 眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003012231A JP3909023B2 (ja) 2003-01-21 2003-01-21 眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004226530A JP2004226530A (ja) 2004-08-12
JP3909023B2 true JP3909023B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=32900906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003012231A Expired - Fee Related JP3909023B2 (ja) 2003-01-21 2003-01-21 眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3909023B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7639795B2 (en) 2006-12-19 2009-12-29 Kyocera Corporation Hinge device and method for wireless communication device
KR101127524B1 (ko) * 2011-07-26 2012-03-22 이상범 안경테와 안경다리의 결합구조
JP2021196503A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 有限会社 梅田 メガネフレームのツル継手構造
KR102405007B1 (ko) * 2021-11-01 2022-06-02 이명철 풀림 방지구조를 갖는 안경테용 힌지 조립체

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004226530A (ja) 2004-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8382415B1 (en) Rapid-engaging and positive-locking threaded configuration
HK1086074A1 (en) Holding structure of spectacle lens, method of repairing the spectacle lens, and spectacles
JP3909023B2 (ja) 眼鏡部材の連結構造及びそれを用いた眼鏡フレーム
US20040223114A1 (en) Rimless frame system and method
JPH1124007A (ja) 連結装置及びこれを用いた眼鏡枠
JPH09325303A (ja) 眼鏡フレーム
FR2563922A1 (fr) Monture de lunettes faite d'au moins deux parties en matiere plastique
US6332682B1 (en) Hinge structure for use in joining temple and front rim in eyeglasses
US6099118A (en) Structure of eyeglasses
JPH01161312A (ja) ネジ連結部を有する眼鏡フレーム
JP2003336622A (ja) 蝶 番
US6227666B1 (en) Eyeglass frame with breakaway fastening member and method of inserting a lens in the frame
JP2738490B2 (ja) 眼鏡枠蝶番用緩み止め締付け部品
JP2009294489A (ja) 眼鏡の蝶番装置及び眼鏡用の枢軸取り外し装置
JPH09101486A (ja) 眼鏡部品の結合装置
JP2573140B2 (ja) リムレス眼鏡のレンズ止着機構、およびそれに用いる部品
CN220232138U (zh) 连接元件以及用于组装所述连接元件的组件
KR200221398Y1 (ko) 반테안경 렌즈의 체결구조
JP2003056541A (ja) ナット及びワッシャー
KR200315945Y1 (ko) 안경용 장석과 형상기억합금 다리의 결합구조
JP2002303828A (ja) 眼鏡テンプルの快軋ヒンジ連結機構
JP3053251U (ja) メガネ用ナット
WO2016063431A1 (ja) 締結体、締結体の締結構造、ヒンジ構造、雄型締結体
JP2003172904A (ja) 縁無し眼鏡のレンズ支持構造
CN1851528A (zh) 带可调节鼻托的眼镜

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees