JP3907991B2 - 光コネクタレセプタクル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光コネクタレセプタクルに係り、特に、光デバイスに対する光コネクタのコネクタ接続を実現する光コネクタレセプタクルに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザ(LD)等の発光素子あるいはフォトダイオード等の受光素子などの光素子を主体とするモジュール(レーザモジュール)や、ファイバアレイ、基板形光導波路といった光デバイスと、光線路を構成する光ファイバ先端の光コネクタとのコネクタ接続を実現する機構(以下「コネクタ接続機構)は殆ど無いと言える。特に、コネクタ接続機構をレーザモジュール等の光デバイスと一体的に回路基板上に実装することを考えた場合、コネクタ接続機構のサイズが問題であり、サイズ、接続作業性、量産性等の条件を満たす適切な機構はこれまで皆無と言える。例えば、JIS C 5982に制定されるMPO形光コネクタ(MPO:Multifiber Push-On)では、光ファイバ側の光コネクタ(光コネクタプラグ)との光デバイスとのコネクタ接続を実現するには、レーザモジュール等の光デバイスに光コネクタプラグと光コネクタアダプタとを一体的に組み立てて基板に実装することになるが、これではサイズが大きすぎるため、基板上の他の部品と干渉したり、基板よりも光コネクタアダプタが大きくなるなど、現実的には実装不可能と言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記課題に鑑みて、光デバイスから引き出された光ファイバ先端に組み立てられた光コネクタフェルールと、別の光コネクタフェルールとを接続することで、光デバイスに対する光コネクタのコネクタ接続を実現でき、しかも、小型化が容易であるため、例えば回路基板等への実装も実現できる光コネクタレセプタクルの提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の光コネクタレセプタクルは、発光素子または受光素子を具備してなるレーザモジュールが実装されている回路基板に実装される光コネクタレセプタクルであって、前記レーザモジュールに実装されたファイバアレイから引き出された光ファイバ先端に組み立てられたデバイス側光コネクタフェルールを収容、保持するとともに、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して接続される外線側光コネクタフェルールの挿入用のフェルール挿入口が一側部に開口されているハウジングと、このハウジングに対して回転自在に支持されて、前記フェルール挿入口と該フェルール挿入口を開放する待避位置とに移動自在に設けられ、回転によって前記フェルール挿入口に配置されることで、前記ハウジング内の前記外線側光コネクタフェルールを、先行して前記フェルール挿入口に対向するハウジング奥側に収容、保持されている前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢する板バネ状のクリップとを有し、前記クリップには、前記ハウジングと係脱可能に係合して該クリップを前記フェルール挿入口に保持する係合部が形成され、前記ハウジングは、ハウジング奥側の前記デバイス側光コネクタフェルールと該光コネクタフェルールに対してフェルール挿入口側から接続される前記外線側光コネクタフェルールとを収容するフェルール収容溝に前記デバイス側光コネクタフェルールを挿入、収容するための組込用挿入口が上面に開口して形成されている下ボディと、この下ボディ上に装着されることで前記下ボディ上面における前記フェルール収容溝の開口部を塞ぐとともに前記下ボディの前記回路基板に当接される底板上に突設された一対の側壁を覆うカバー状に形成された上ボディとを有し、前記回路基板上に固定して前記フェルール収容溝に前記光コネクタフェルールを収容した下ボディ上に上ボディを装着でき、前記クリップは、前記フェルール収容溝の長手方向に対して直交する方向の枢軸によって前記上ボディに回転自在に軸支された支持アームに固定されており、前記クリップには、前記ハウジングを構成する前記下ボディおよび前記上ボディの前記フェルール挿入口の両側に位置する部分に形成されている係合凹部に入り込んで係脱可能に係合して、前記係合部として機能する一対の押圧片が該クリップの一部を湾曲または屈曲成形して形成され、前記クリップは、前記一対の押圧片の一部が、前記フェルール挿入口の両側の前記係合凹部が形成されているハウジング側壁部からフェルール挿入口に張り出した部分によって、前記外線側光コネクタフェルールを、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢するようになっており、前記光ファイバは、前記ファイバアレイとデバイス側光コネクタフェルールとの間に延在していることを特徴とする。
請求項2記載の光コネクタレセプタクルは、発光素子または受光素子を具備してなる光デバイスが実装されている回路基板に実装される光コネクタレセプタクルであって、前記光デバイスから引き出された光ファイバ先端に組み立てられたデバイス側光コネクタフェルールを収容、保持するとともに、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して接続される外線側光コネクタフェルールの挿入用のフェルール挿入口が一側部に開口されているハウジングと、このハウジングに対して回転自在に支持されて、前記フェルール挿入口と該フェルール挿入口を開放する待避位置とに移動自在に設けられ、回転によって前記フェルール挿入口に配置されることで、前記ハウジング内の前記外線側光コネクタフェルールを、先行して前記フェルール挿入口に対向するハウジング奥側に収容、保持されている前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢する板バネ状のクリップとを有し、前記ハウジングは、ハウジング奥側の前記デバイス側光コネクタフェルールと該光コネクタフェルールに対してフェルール挿入口側から接続される前記外線側光コネクタフェルールとを収容するフェルール収容溝に前記デバイス側光コネクタフェルールを挿入、収容するための組込用挿入口が上面に開口して形成されている下ボディと、この下ボディ上に装着されることで前記下ボディ上面における前記フェルール収容溝の開口部を塞ぐとともに前記下ボディの前記回路基板に当接される底板上に突設された一対の側壁を覆うカバー状に形成された上ボディとを有し、前記回路基板上に固定して前記フェルール収容溝に前記光コネクタフェルールを収容した下ボディ上に上ボディを装着でき、前記クリップは、前記フ ェルール収容溝の長手方向に対して直交する方向の枢軸によって前記上ボディに回転自在に軸支された支持アームに固定されており、前記クリップには、前記ハウジングを構成する前記下ボディおよび前記上ボディの前記フェルール挿入口の両側に位置する部分に形成されている係合凹部に入り込んで係脱可能に係合して、該クリップを前記フェルール挿入口に保持する係合部として機能する一対の押圧片が該クリップの一部を湾曲または屈曲成形して形成され、前記クリップは、前記一対の押圧片の一部が、前記フェルール挿入口の両側の前記係合凹部が形成されているハウジング側壁部からフェルール挿入口に張り出した部分によって、前記外線側光コネクタフェルールを、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢するようになっており、前記光ファイバは、前記光デバイスとデバイス側光コネクタフェルールとの間に延在していることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の光コネクタレセプタクルにおいて、前記クリップが、それぞれ前記枢軸によって軸支されて前記上ボディの両側に設けられている前記支持アームを板状部で連結してなる門形に形成され、さらに、前記板状部から回転半径方向外側に延出された操作片を有しており、板状部から操作片にわたって延びる補強リブが形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の光コネクタレセプタクルにおいて、前記一対の押圧片の間に、前記光ファイバが挿通可能な隙間が確保されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の光コネクタレセプタクルにおいて、前記ハウジングが、前記下ボディの前記回路基板に当接される底板を前記下ボディの両側部に延長するようにして張り出されたプレート状の固定部を有し、該固定部には、前記下ボディを前記回路基板に固定するためのネジが挿入される長穴が形成され、前記長穴の範囲で、回路基板に対する前記下ボディの固定位置を前記回路基板に沿った方向で調整できることを特徴とする。
【0005】
この発明の光コネクタレセプタクルは、例えばMPO形光コネクタ等のように、光コネクタフェルールを光コネクタプラグに組み込んで光コネクタアダプタ内で接続する構成とは異なり、光コネクタフェルール同士を直接ハウジング内で接続できる構成であり、小型化することができる。これにより、例えば半導体レーザ(LD)等の発光素子あるいはフォトダイオード等の受光素子などの光素子を主体とするモジュール(レーザモジュール)が実装されている回路基板への実装も可能になる。
また、クリップの回転によって、フェルール挿入口から挿入された光コネクタフェルールの光デバイス側光コネクタフェルールに対する付勢、付勢の解除を簡単に切り替えることができ、クリップをフェルール挿入口から待避させフェルール挿入口を開放するだけで、ハウジングに対するフェルール挿入口からの光コネクタフェルールの挿入、引き出しを自由に行えるなど、接続作業性、接続の切替作業性を向上できるといった利点もある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)から図6(a)〜(c)は、本発明に係る光コネクタレセプタクル1の構成を示す図であって、組み立てから外線側の光ファイバ2先端に組み立てられた光コネクタフェルール3(以下「外線側光コネクタフェルール」と称する場合がある)の挿入、接続までの手順に沿って順番に配列されている。
【0007】
図1(a)、(b)から図6(a)〜(c)において、符号4は、半導体レーザ(LD)等の発光素子あるいはフォトダイオード等の受光素子などの光素子を主体とするモジュール(以下「レーザモジュール」)であり、回路基板5上に実装されている。このレーザモジュール4にはファイバアレイ6が実装されており、このファイバアレイ6から引き出された光ファイバ7先端には光コネクタフェルール8(以下「デバイス側光コネクタフェルール」と称する場合がある)が組み立てられている。光ファイバ7は、ファイバアレイ6を介してレーザモジュール4と光接続されている。
なお、レーザモジュール4及びファイバアレイ6は、本発明に係る光デバイスに相当する。
【0008】
図1(a)、(b)から図6(a)〜(c)において、光コネクタフェルール3、8は、具体的には多心のMT形光コネクタフェルール(JIS C 5981に制定される光コネクタ。MT:Mechanically Transferable)であり、この光コネクタフェルール8とファイバアレイ6との間を接続する光ファイバ7及び外線側の光ファイバ2は多心光ファイバテープ心線である。但し、本発明においては、光コネクタフェルール3、8や光ファイバ2、7は多心のものに限定されず単心のものも採用可能であり、また、光コネクタフェルール3、8や光ファイバ2、7の種類も各種採用可能である。
【0009】
本発明に係る光コネクタレセプタクル1は、デバイス側光コネクタフェルール8を収容、保持するとともに、前記デバイス側光コネクタフェルール8に対して接続される外線側光コネクタフェルール3の挿入用のフェルール挿入口9が一側部に開口されているハウジング10と、このハウジング10に対して回転自在に支持されたクリップ11とを有している。
【0010】
前記ハウジング10は、回路基板5に固定される下ボディ12(マウントベース)と、この下ボディ12上に装着される上ボディ13とを有している。下ボディ12は、プラスチック等の樹脂成形品であり、底板14上に突設された一対の側壁15の間に、デバイス側光コネクタフェルール8と該デバイス側光コネクタフェルール8に対してフェルール挿入口9側から接続される外線側光コネクタフェルール3とを収容するフェルール収容溝16が形成されたハウジング本体部17と、このハウジング本体部17の対向する両側部に前記底板14を延長させるようにして張り出されたプレート状の固定部18とを有している。そして、この下ボディ12は、前記底板14の底面14aを回路基板5に当接させるようにして回路基板5上に配置し、各固定部18を回路基板5にネジ止めすることで、回路基板5上に実装される。前記フェルール挿入口9は、前記フェルール収容溝16の長手方向一端部を開口した部分である。
【0011】
固定部18を、回路基板5に固定するネジ19は、固定部18の長穴18a(図2(a)、(b)参照)に挿入されるようになっており、この長穴18aの範囲で、回路基板5に対する下ボディ12の固定位置を回路基板5に沿った方向で調整できる。前記長穴18aは、固定位置調整手段として機能する。なお、固定位置調整手段としては、前述の長穴18aに限定されず、例えばネジ19に比べて穴径が若干大きい丸穴等、各種構成が採用可能である。
【0012】
前記上ボディ13は、下ボディ12のハウジング本体部17を上から覆うカバー状に形成されており、ハウジング本体部17に上から被せるようにして装着することで、ハウジング本体部17の対向する両側における前記フェルール収容溝16の開口部(一方の開口部はフェルール挿入口9。他方の開口部は光ファイバ挿通口20)を除くハウジング本体部17の側部と、ハウジング本体部17の上面17a(下ボディ12の上面として機能する)とを覆うカバー状になっている。図7(a)、(b)に示すように、上ボディ13には、ハウジング本体部17の対向する両側における前記フェルール収容溝16の開口部9、20に対応する位置に切り欠き部13a、13bが形成されており、ハウジング本体部17の対向する両側における前記フェルール収容溝16の開口部20には、上ボディ13をハウジング本体部17に装着した後でも、切り欠き部13aによって、少なくとも光コネクタフェルール8から引き出されている光ファイバ7が挿通可能な程度の隙間が確保される。図7(a)は、光ファイバ挿通口20に対応する切り欠き部13aを例示しているが、図7(b)に例示する切り欠き部13bは、上ボディ13の前記フェルール挿入口9に対応する側の側壁部に形成されているものであり、外線側光コネクタフェルール3が通過可能な大きさに形成されている。
【0013】
光コネクタレセプタクル1を組み立てるには、まず、図1(a)、(b)〜図2(a)、(b)に示すように、回路基板5上の適切位置に下ボディ12を固定するとともに、ハウジング本体部上面17a側からフェルール収容溝16にデバイス側光コネクタフェルール8を収容する。回路基板5上に下ボディ12を固定した段階ではハウジング本体部17に対して上ボディ13は未装着であり、ハウジング本体部上面17a上にフェルール収容溝16全体が開口されている。デバイス側光コネクタフェルール8は、光ファイバ挿通口20側の端部近傍に位置するフェルール収容溝16であるデバイス側フェルール収容部16aに収容されるようになっており、該デバイス側フェルール収容部16aのハウジング本体部上面17aに開口した部分である組込用挿入口16dからデバイス側フェルール収容部16aに挿入して収容される。デバイス側光コネクタフェルール8から引き出されている光ファイバ7は、光ファイバ挿通口20に収納して、ハウジング本体部17の内外に挿通される。
【0014】
次いで、図3、図4に示すように、ハウジング本体部17に上ボディ13を被せるようにして装着する。これにより、ハウジング本体部上面17aにおける前記フェルール収容溝16の開口部が上ボディ13によって塞がれる。上ボディ13は、該上ボディ13に形成された係合部13c(ここでは係合穴)を、下ボディ12に形成された係合部12a(ここでは係合爪)に係合させることで、下ボディ12に対して一体化される。
【0015】
前記クリップ11は板バネを成形したものであり、フェルール収容溝16の長手方向(中心軸線方向)に対して直交する方向の枢軸21によって上ボディ13に回転自在に軸支された支持アーム22に固定されており、支持アーム22と一体的な回転によって、前記フェルール挿入口9と該フェルール挿入口9を開放する待避位置23とに移動自在に設けられている。このクリップ11は、ハウジング本体部17に上ボディ13を装着することで、上ボディ13と一体的に光コネクタレセプタクル1のハウジング10に設けられる。
【0016】
図4、図5に示すように、組み立てられたハウジング10のフェルール挿入口9から外線側光コネクタフェルール3をフェルール収容溝16に挿入した後、図6(a)〜(c)に示すように、クリップ11を回転して待避位置23側からフェルール挿入口9に移動(詳細にはフェルール挿入口9に後述の押圧片24が配置されるように回転移動)すると、クリップ11の一部を湾曲又は屈曲成形した一対の押圧片24が、前記フェルール挿入口9の両側(図8参照)にて前記ハウジング10(ここでは下ボディ12と上ボディ13の両方)に形成されている係合凹部25a、25bに入り込んで係脱可能に係合して、外力によって強制的に回転されない限り待避位置23側へ移動しないようにロックされる。また、押圧片24の一部が、前記係合凹部25a、25bが形成されているハウジング10側壁部からフェルール挿入口9に張り出すようになっており、このフェルール挿入口9に張り出した部分によって、外線側光コネクタフェルール3をデバイス側光コネクタフェルール8、つまり、フェルール挿入口9から見て奥側に収容保持されている光コネクタフェルール8に向けて付勢する。ここで、押圧片24は、該押圧片24がフェルール挿入口9に配置される位置に、ハウジング10に対してクリップ11を係合保持する係合部として機能する。
【0017】
このとき、図2(a)等に示すように、デバイス側光コネクタフェルール8は、デバイス側フェルール収容部16aの前記フェルール挿入口9から見て最も奥側に位置する端部に形成されている受圧壁16bによって、フェルール挿入口9に対する奥側への移動が規制されるから、これにより、図6(c)に示すように、クリップ11の押圧片24による外線側光コネクタフェルール3の付勢力が、光コネクタフェルール3、8間の突き合わせ力として作用した状態で光コネクタフェルール3、8同士が突き合わせ接続され、接続状態の安定、低接続損失を実現できる。光コネクタフェルール3、8同士の接続によって、レーザモジュール4やファイバアレイ6といった光デバイスが、外線側の光ファイバ2等の光線路と接続される。
【0018】
光コネクタフェルール3、8であるMT形光コネクタフェルール同士の突き合わせ接続は、周知のように、ガイドピン30を利用したピン結合方式の位置決め方式を採用しており、本実施の形態では、デバイス側光コネクタフェルール8に挿入して接合端面8aに突出させたガイドピン30(図1(a)、(b)、図2(a)、(b)参照)が、外線側光コネクタフェルール3のガイドピン穴(図示略)に挿入嵌合されることで、両光コネクタフェルール3、8間が精密に位置決めされて、突き合わせ接続されるようになっている。デバイス側光コネクタフェルール8の後端(接合端面8aに対向する側)には、前記該ガイドピン30を固定するピンクランプ31が取り付けられている。このデバイス側光コネクタフェルール8は、具体的には、前記ピンクランプ31が受圧壁16bに当接することで、それ以上の押し込みが規制されるようになっている。
【0019】
なお、図6(a)及び図8等に示すように、一対の押圧片24間には、外線側光コネクタフェルール3から引き出されている光ファイバ2が挿通可能な隙間26が確保されており、フェルール挿入口9に押圧片24が配置されるようにクリップ11を位置させたときには、外線側光コネクタフェルール3から引き出されている光ファイバ2が前記隙間26を介してハウジング10の外側へ引き出される。
【0020】
クリップ11は、前記支持アーム22に取り付けられた板状部27から、回転半径方向外側に延出された操作片28を有しており、この操作片28を手動等によって操作することで簡単に回転移動することができる。また、クリップ11には、板状部27から操作片28にわたって延びる補強リブ29が形成されているため、充分な強度が確保されており、操作片28の操作による回転移動を円滑に行えるとともに、操作片28の変形や破損等が防止されて長寿命化を図れるといった利点もある。
【0021】
図6(a)〜(c)に示す状態から、ハウジング10の係合凹部25a、25bに対する押圧片24の係合を解除し、クリップ11を待避位置23側に回転させてフェルール挿入口9を開放すれば、フェルール挿入口9から外線側光コネクタフェルール3を抜き出すことがことができ、これにより、光コネクタフェルール3、8同士の接続を解除できる。このとき、デバイス側光コネクタフェルール8は、デバイス側フェルール収容部16b(図2(a)参照)のフェルール挿入口9側の端部に設けられたストッパ壁16cに当接したところで、フェルール挿入口9側へのそれ以上の移動が規制されるため、ここで外線側光コネクタフェルール3と確実に分離されることになり、外線側光コネクタフェルール3の引き抜きに追従してフェルール収容溝16から引き出されてしまうといった不都合を生じない。
【0022】
ハウジング10に挿入する外線側光コネクタフェルール3を入れ替えて、デバイス側光コネクタフェルール8に接続することで、レーザモジュール4やファイバアレイ6といった光デバイスに対する、外線側の光ファイバ2等の光線路の切替接続を簡単に実現できる。
【0023】
従い、この光コネクタレセプタクル1によれば、ハウジング10内に収容した光コネクタフェルール3、8同士を直接接続する構成であるため小型化が容易であり、しかも、回路基板5に実装できる程度に小型化しても、デバイス側光コネクタフェルール8の収容、ハウジング10の組み立て、光コネクタフェルール3、8同士の接続、接続解除を簡単に行うことができる。
【0024】
なお、本発明の光コネクタレセプタクルとしては、前記実施の形態に限定されず、例えば、ハウジングの具体的形状等は、適宜変更可能であることは言うまでも無い。
また、前記実施の形態では、レーザモジュール4と光ファイバ7との間に光デバイスとしてのファイバアレイ6が介在配置された構成を例示したが、これに限定されず、例えば、ファイバアレイを介さずにレーザモジュール4から直接光ファイバ7が引き出されている構成等も採用可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の光コネクタレセプタクルによれば、例えばMPO形光コネクタ等のように、光コネクタフェルールを光コネクタプラグに組み込んで光コネクタアダプタ内で接続する構成とは異なり、光コネクタフェルール同士を直接ハウジング内で接続できる構成であるため、容易に小型化することができ、これにより、例えば発光素子あるいは受光素子などの光素子を主体とするモジュール(レーザモジュール)が実装されている回路基板への実装も可能になる。また、小型でありながら、クリップの回転によって、フェルール挿入口から挿入された光コネクタフェルールの光デバイス側光コネクタフェルールに対する付勢、付勢の解除を簡単に切り替えることができ、クリップをフェルール挿入口から待避させフェルール挿入口を開放するだけで、ハウジングに対するフェルール挿入口からの光コネクタフェルールの挿入、引き出しを自由に行えるなど、接続作業性、接続の切替作業性を向上できるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光コネクタレセプタクルを構成する光デバイス、光ファイバ、光コネクタフェルール、ハウジングの下ボディを示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図2】 図1の光コネクタフェルールを下ボディのフェルール収容溝に収容した状態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図3】 デバイス側光コネクタフェルールを収容した下ボディのハウジング本体部と、上ボディとを示す分解図である。
【図4】 デバイス側光コネクタフェルールを収容した下ボディのハウジング本体部に、上ボディを装着してハウジングを組み立てた状態を示す側面図である。
【図5】 図4のハウジングのフェルール挿入口から挿入された外線側光コネクタフェルールをハウジング内に収容した状態を示す側面図である。
【図6】 図5の外線側光コネクタフェルールを収容したハウジングのクリップを回転させて、クリップの押圧片によって外線側光コネクタフェルールにデバイス側光コネクタフェルールに対する付勢力を与えた状態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は側断面図である。
【図7】 上ボディの側壁部に形成された切り欠き部を示す側面図であって、(a)は下ボディの光ファイバ挿通口に対応する側、(b)はフェルール挿入口に対応する側を示す。
【図8】 図6(a)〜(c)の状態の光コネクタレセプタクルのハウジングをフェルール挿入口側から見た側面図である。
【符号の説明】
1…光コネクタレセプタクル、3…光コネクタフェルール(外線側光コネクタフェルール)、4…光デバイス(レーザモジュール)、5…目的の部材(回路基板)、6…光デバイス、7…光ファイバ、8…光コネクタフェルール(デバイス側光コネクタフェルール)、9…フェルール挿入口、10…ハウジング、11…クリップ、12…下ボディ、13…上ボディ、16…フェルール収容溝、16d…組込用挿入口、17…ハウジング本体部、17a…下ボディの上面、18…固定部、18a…固定位置調整手段(長穴)、23…待避位置、24…係合部(押圧片)。
Claims (5)
- 発光素子または受光素子を具備してなるレーザモジュール(4)が実装されている回路基板(5)に実装される光コネクタレセプタクルであって、
前記レーザモジュールに実装されたファイバアレイ(6)から引き出された光ファイバ(7)先端に組み立てられたデバイス側光コネクタフェルール(8)を収容、保持するとともに、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して接続される外線側光コネクタフェルール(3)の挿入用のフェルール挿入口(9)が一側部に開口されているハウジング(10)と、
このハウジングに対して回転自在に支持されて、前記フェルール挿入口と該フェルール挿入口を開放する待避位置(23)とに移動自在に設けられ、回転によって前記フェルール挿入口に配置されることで、前記ハウジング内の前記外線側光コネクタフェルールを、先行して前記フェルール挿入口に対向するハウジング奥側に収容、保持されている前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢する板バネ状のクリップ(11)とを有し、 前記クリップには、前記ハウジングと係脱可能に係合して該クリップを前記フェルール挿入口に保持する係合部(24)が形成され、
前記ハウジングは、ハウジング奥側の前記デバイス側光コネクタフェルールと該光コネクタフェルールに対してフェルール挿入口側から接続される前記外線側光コネクタフェルールとを収容するフェルール収容溝(16)に前記デバイス側光コネクタフェルールを挿入、収容するための組込用挿入口(16d)が上面(17a)に開口して形成されている下ボディ(12)と、この下ボディ上に装着されることで前記下ボディ上面における前記フェルール収容溝の開口部を塞ぐとともに前記下ボディの前記回路基板に当接される底板(14)上に突設された一対の側壁(15)を覆うカバー状に形成された上ボディ(13)とを有し、前記回路基板上に固定して前記フェルール収容溝に前記光コネクタフェルールを収容した下ボディ上に上ボディを装着でき、
前記クリップは、前記フェルール収容溝の長手方向に対して直交する方向の枢軸(21)によって前記上ボディに回転自在に軸支された支持アーム(22)に固定されており、
前記クリップには、前記ハウジングを構成する前記下ボディおよび前記上ボディの前記フェルール挿入口の両側に位置する部分に形成されている係合凹部(25a、25b)に入り込んで係脱可能に係合して、前記係合部として機能する一対の押圧片(24)が該クリップの一部を湾曲または屈曲成形して形成され、前記クリップは、前記一対の押圧片の一部が、前記フェルール挿入口の両側の前記係合凹部が形成されているハウジング側壁部からフェルール挿入口に張り出した部分によって、前記外線側光コネクタフェルールを、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢するようになっており、
前記光ファイバは、前記ファイバアレイとデバイス側光コネクタフェルールとの間に延在していることを特徴とする光コネクタレセプタクル(1)。 - 発光素子または受光素子を具備してなる光デバイス(4、6)が実装されている回路基板(5)に実装される光コネクタレセプタクルであって、
前記光デバイスから引き出された光ファイバ(7)先端に組み立てられたデバイス側光コネクタフェルール(8)を収容、保持するとともに、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して接続される外線側光コネクタフェルール(3)の挿入用のフェルール挿入口(9)が一側部に開口されているハウジング(10)と、
このハウジングに対して回転自在に支持されて、前記フェルール挿入口と該フェルール挿入口を開放する待避位置(23)とに移動自在に設けられ、回転によって前記フェルール挿入口に配置されることで、前記ハウジング内の前記外線側光コネクタフェルールを、先行して前記フェルール挿入口に対向するハウジング奥側に収容、保持されている前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢する板バネ状のクリップ(11)とを有し、
前記ハウジングは、ハウジング奥側の前記デバイス側光コネクタフェルールと該光コネクタフェルールに対してフェルール挿入口側から接続される前記外線側光コネクタフェルールとを収容するフェルール収容溝(16)に前記デバイス側光コネクタフェルールを挿入、収容するための組込用挿入口(16d)が上面(17a)に開口して形成されている下ボディ(12)と、この下ボディ上に装着されることで前記下ボディ上面における前記フェルール収容溝の開口部を塞ぐとともに前記下ボディの前記回路基板に当接される底板(14)上に突設された一対の側壁(15)を覆うカバー状に形成された上ボディ(13)とを有し、前記回路基板上に固定して前記フェルール収容溝に前記光コネクタフェルールを収容した下ボディ上に上ボディを装着でき、
前記クリップは、前記フェルール収容溝の長手方向に対して直交する方向の枢軸(21)によって前記上ボディに回転自在に軸支された支持アーム(22)に固定されており、
前記クリップには、前記ハウジングを構成する前記下ボディおよび前記上ボディの前記フェルール挿入口の両側に位置する部分に形成されている係合凹部(25a、25b)に入り込んで係脱可能に係合して、該クリップを前記フェルール挿入口に保持する係合部(24)として機能する一対の押圧片(24)が該クリップの一部を湾曲または屈曲成形して形成され、前記クリップは、前記一対の押圧片の一部が、前記フェルール挿入口の両側の前記係合凹部が形成されているハウジング側壁部からフェルール挿入口に張り出した部分によって、前記外線側光コネクタフェルールを、前記デバイス側光コネクタフェルールに対して付勢するようになっており、
前記光ファイバは、前記光デバイスとデバイス側光コネクタフェルールとの間に延在していることを特徴とする光コネクタレセプタクル(1)。 - 前記クリップは、それぞれ前記枢軸によって軸支されて前記上ボディの両側に設けられている前記支持アームを板状部(27)で連結してなる門形に形成され、さらに、前記板状部から回転半径方向外側に延出された操作片(28)を有しており、板状部から操作片にわたって延びる補強リブ(29)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタレセプタクル。
- 前記一対の押圧片の間に、前記光ファイバが挿通可能な隙間(26)が確保されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光コネクタレセプタクル。
- 前記ハウジングは、前記下ボディの前記回路基板に当接される底板(14)を前記下ボディの両側部に延長するようにして張り出されたプレート状の固定部(18)を有し、
該固定部には、前記下ボディを前記回路基板に固定するためのネジ(19)が挿入される長穴(18a)が形成され、前記長穴の範囲で、回路基板に対する前記下ボディの固定位置を前記回路基板に沿った方向で調整できることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の光コネクタレセプタクル。
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