JP3907188B2 - 注出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内部へ外気を侵入させることなく、内容物の注出が可能な注出容器に関し、所定の形状に成形された外層と、この外層に剥離可能に積層した内層とから構成される容器本体と、この容器本体の底部に取り付けられるベースカップとの組み合わせで構成される、いわゆるデラミボトルと呼ばれる注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定の形状に成形されて高い自己形状保持能力を有する外層に、可撓性に富んだ袋状の内層を容易に剥離する状態で積層させ、上部に内容物の注出口を構成する口筒部を設け、外層と内層の間に外気を導入する導入口を開口させて構成した、一般にデラミボトルと称されるブロー成形による注出容器が知られている。
【0003】
このようなブロー成形による積層注出容器は、相溶性の殆ど無い外層パリソンと内層パリソンとを共押し出しで積層パリソンに押し出し成形し、底部をブロー金型のピンチオフ部で押し潰し、積層パリソンをブロー成形して得られるが、底部の底シール部は、基本的には相溶性の殆ど無い外層部分と内層部分との積層構造となるため、外層部分に底割れが発生することがある。
【0004】
この底割れが発生すると、スリットが注出容器の底部に成形されるため、スリットにより注出容器の底部の機械的強度が低下したり、水場で使用した場合には内層の剥離・収縮に伴いスリットより湯水が内外層間に侵入してしまうという不都合がある。
【0005】
このため従来は、特殊なピンあるいは接着層を設けて底シール部の外層部分と内層部分を強固に融着または接着固定して底シール部での底割れの発生を防止し、その代わりに、注出容器の口筒部あるいは胴部の外層部分に、外気導入口を専用の加工操作で開設していた。このようにして、成形された注出容器の底部を強固で安定した機械的強度を有するものとし、かつ注出容器の外観体裁を損なうことなく、円滑に外気を導入できる箇所に外気導入口を配置していた。
【0006】
一方、底割れにより底シール部に開口されるスリットを、外層と内層との間への外気の導入口として機能させると、外気導入口の成形がきわめて簡単で確実なものとなる。そこで容器本体の底部にベースカップを嵌める注出容器において、ベースカップに容器本体の底部側壁を押圧する押圧部を設け、ベースカップを底部に嵌合させる際前記側壁を押圧することにより底シール部に押圧力を付与して外層に底割れを生じさせ、外気導入口としてのスリットを形成するようにした発明が知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9‐301404号公報。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、注出容器が柔らかい材質で成形されていると、ベースカップを容器本体に嵌め込むときに底シール部にかかる押圧力が、容器本体側壁やベースカップが有する弾性のため分散してしまい、押圧力が不足してベースカップの嵌め込みによって容器本体の底部にスリット、すなわち開口部が形成されなくなることが考えられる。
【0009】
本発明は、上記した課題を解決し、容器本体の底部にベースカップを取り付けた注出容器において、ベースカップの取り付けを確実にするとともに底シール部の底割れが確実に行われ、外層と内層との間に外気を導入させるスリットを容易、かつ確実に形成できる注出容器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明にかかる請求項1に記載の発明は、円筒状パリソンからブロー成形され、外層と、該外層に剥離自在に積層した内層とから成り、有底筒形状の上部に内容物の注出口を形成する口筒部を備え、下部の底板壁下面にパーティングラインに沿って前記パリソンの食い切り部である底シール部を形成した容器本体と、前記容器本体底部に取り付けられ、空気流通口を開口させたベースカップとからなる注出容器において、
容器本体は、底部側面に第一係合部を備えたこと、
ベースカップは、筒壁内面に前記第一係合部に係合される第二係合部を備え、かつ底板内面に前記底板壁下面に対して押圧力を作用させる突片を立設させ、該ベースカップを前記第一係合部に係合させると、前記突片が前記底板壁を押し上げ食い切り部の外層にスリットを開口させること、として注出容器を構成した。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、ベースカップを係合させることにより容器本体の底板壁下面を突片が押圧するので、ベースカップを係合により容器本体に確実に固定できるとともに胴部と比較して肉厚の厚い底板壁下面に対して突片押圧力が作用されるため押圧力が分散することなく作用し、突片により底シール部を変形湾曲させて容器本体の底部に外層と内層との間に外気を導入させるスリットを確実かつ容易に開口できる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、突片を底板中心から外れた位置に立設した。これにより、ベースカップを回転させるとそれに伴い突片が底板壁表面を円形に移動し押圧していくので、確実にスリットを開口することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、突片をベースカップの底板中心に立設した。これにより、突片が食い切り部中央を直接押圧し、確実にスリットを開口することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、空気流通口をベースカップの底板中心に設けた。これにより、内外層間に円滑に外気を導入することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の発明において、容器本体をスクイズ変形可能とすると共に、容器本体口筒部に開閉自在に設けられ、該口筒部内への内容物の逆流及び外気の流入を阻止する第一逆止弁と、前記容器本体底部に密に取り付けられ、有底筒形状の下部底板に空気流通口を開口させたベースカップと、前記空気流通口に開閉自在に設けられ、前記ベースカップ外への外気の流出を阻止する第二逆止弁とを設けた。これにより、胴部が比較的柔軟なスクイズ容器でも食い切り部にスリットを容易に形成することができる。
【0016】
請求項6及び7に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の発明において、係合部をアンダーカット嵌合もしくは螺合係合させる構造とした。これにより、ベースカップを容器本体に確実に係止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる注出容器の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は、本発明にかかる注出容器の一実施形態を示すもので、注出容器1は、容器本体2と、容器本体2の底部6に取り付けられたベースカップ12からなり、上部にはブラシ50がネジにより着脱可能に取り付けられている。
【0019】
容器本体2は、図1の円内に示すように外層2aと内層2bとを積層させたブロー成形品であり、外層2aは高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料で、必要とする自己形状保持能力を持たせてスクイズ変形可能に成形されており、内層2bは、外層2aに対して相溶性の低いナイロン、エチレンビニルアルコール共重合体、低密度ポリエチレン等の合成樹脂材料で、撓み変形が自在な袋状に成形されている。
【0020】
容器本体2の外層2aおよび内層2bは、単層構造でも積層構造でも良く、また内層2bの萎み変形が適正なものとなるように、外層2aと内層2bとを、容器本体2の全高さ範囲にわたって設けた帯状の接着層(図示せず)により接着固定するのが好ましい。また、この接着層は1本以上設けられていれば良く、その本数及び幅は特に限定されない。尚、スクイズ変形可能とする容器形態においては、対称位置に設けるのが好ましく、更には、同容器形態においてはパーティングラインP上となる対称位置に2本若しくはパーティングラインPを挟んだ近傍の対称位置に4本設けるのが内容物の残量を減らす意味からも好ましい。
【0021】
容器本体2の胴部3は円筒形状をしており、胴部3の上端には外周面に螺条を刻設した内容物の注出口としての口筒部4を起立連設し、胴部3の下端には、螺旋状の突条からなる第一係合部としての雄ネジ5を備えた有底筒形状の底部6を連設している。口筒部4には、内容物の逆流と外気の流入を阻止する第一逆止弁10を介して前述したブラシ部50がブラシ部50の先端から薬剤等の内容物を吐出できるように内部が連通した状態で取り付けられている。
【0022】
底部6は、図2に示すように外周面に雄ネジ5を周設した筒形状の周壁7と、周壁7の下端に連設し容器本体2の内方に陥没させた底板壁8とから構成されている。底板壁8には、図3、図4に示すように中央部下面にパリソンの食い切り部である底シール部9が、パーティングラインPに沿って突条状に形成してある。図5に底シール部9の断面を示す。図5に示すように底シール部9では、内層2bの端部が互いに接着され、外層2aの内側に内層2bが張り付いている。
【0023】
図2にベースカップ12を示す。ベースカップ12は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、AS等により射出成形されたもので、有底筒形状の筒壁13の内周面に容器本体2の雄ネジ5に螺合する第二係合部としての雌ネジ14を周設し、筒壁13の下端に、平円板状の底壁15を連設してある。
【0024】
底壁15には、中央に弁保持筒16が立設してある。弁保持筒16は中央に空気流通口としての連通口17が開口しており、弁保持筒16の内側に第二逆止弁23が気密に取り付けられている。第二逆止弁23は、弁膜24が弁枠25に上下方向に開閉自在に取り付けられており、外気をベースカップ12内に取り入れるが、排出方向には弁膜24が閉じられ外への空気の流出を阻止するようになっている。
【0025】
また弁保持筒16の一部が屹立し、突片18が形成してある。突片18は、筒壁13の開口面に向けて設けられ、ベースカップ12を底部6に螺合させると、底板壁8の下面を下方から押圧するようになっている。
【0026】
このように注出容器1を構成したことにより、成形された容器本体2の底部6にベースカップ12を螺合させると突片18が底板壁8の下面に接触し、ベースカップ12を更に螺進させると底板壁8の下面を突片18が押圧する。すると底板壁8が変形湾曲され、それにより底シール部9において内層2bが外層2aから剥がれ、底シール部9に外層2aと内層2bとの間に空気を導入させるスリット22が図6に示すように開口される。突片18は、外層2aと内層2bとを剥がすのみで、内層2b同士の接着は剥離しない。したがって、スリット22により底板壁8の中央に外層2aと内層2bとの間に外気を導入させる導入口が形成される。
【0027】
またベースカップ12を螺着させると雄ネジ5と雌ネジ14が締結し、容器本体2、すなわち底部6にベースカップ12が密に固定される。
【0028】
次に注出容器1の使用方法について説明する。注出容器1の内層2b内に薬剤を収納し口筒部4にブラシ部50を取り付けた状態で胴部3を両側より押すと、外層2aとともに内層2bが押され薬剤がブラシ部50の先端から吐出される。胴部3の押し込みを離し元の形状に復元されると第二逆止弁23が開放され、また第一逆止弁10が閉じ、ベースカップ12内に外気が流入し、更にスリット22を通過して外層2aと内層2bの間に外気が侵入する。そして、再度胴部3を押し込むとスリット22を通してベースカップ12内の圧力は高まるが、第二逆止弁23は閉じるため外層2aと内層2bの間の空気は流出せず、内層2bが押されて薬剤がブラシ50から吐出される。したがって、注出容器1の外形が縮径していくことなく常に一定の外形を保持し、胴部3を押圧しただけ薬剤をブラシ50から吐出させることができる。
【0029】
ベースカップ12の他の例を図7に示す。このベースカップ12は、弁保持筒16の全体を上方に屹立させ円筒状に突片20が形成されており、容器本体2にベースカップ12を螺合させると、突片20が底板壁8に当接し、底シール部9にスリット22を開口させる。このようにすると突片20を強固に立設でき、底シール部9に大きな押圧力を付与できスリット22を確実に開口できる。
【0030】
また図8に示すように、円筒の上部を斜めに切り落とした形状に突片21を形成してもよい。このようにすると、突片21の先端が尖っているためベースカップ12を螺合させた際底板壁8への当接圧力を増大でき、また螺進によって突片18の先端が周回し押圧箇所を変更させるので、底シール部9を容易に開口できる。
【0031】
更に、図9に示すように底板15に弁を有する連通口17をベースカップ12の中心からずらして開口させ、突片26をベースカップ12の中央に設けてもよい。このように構成すると、底シール部9の中央を下部から突片26で押圧でき、スリットを確実に開口できる。
【0032】
尚、突片26等が外層2aを貫通して内層2bに達しても、内層2bは可撓性があり破損することはない。また上記例ではブラシ付き注出容器を例に説明したが、本発明にかかる注出容器はブラシつきに限るものではなく、容器本体2の口筒部4を注出口のみとした吐出容器としたり、あるいはブラシ以外の他の作用部材を取り付けてもよいし、容器本体をスクイズ容器とせず外層を硬質な樹脂で形成すると共に逆止弁を配置せずに、口筒部にポンプ・トリガー・スプレー等のディスペンサーを設けた容器構成とすることも可能である。更には、本容器内には、前述の薬剤のみならず、化粧品・トイレタリー製品・食品他様々な分野の内容物を収容することが可能である。
【0033】
また、図示はしないが、空気流通口の形成位置については、ベースカップ底板中心に限定されるものでなく、ベースカップ底板の任意の位置あるいはベースカップと容器本体との係合部位である容器本体側壁とベースカップ内壁との間に形成することも可能であり、更には、ベースカップの係合方法も実施形態の螺合に限らず、アンダーカット嵌合も適宜選択することが可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
【0035】
本発明にかかる請求項1に記載の発明は、容器本体の底部側面に第一係合部を備え、ベースカップには、筒壁内面に前記第一係合部に係合される第二係合部と、底板内面に前記底板壁下面に対して押圧力を作用させる突片を立設させ、ベースカップを第一係合部に係合させると、突片が前記底板壁を押し上げ食い切り部の外層にスリットを開口させることとしたので、ベースカップの係合により容器本体の底板壁下面を突片が押圧し、ベースカップを係合により容器本体に確実に固定できるとともに胴部と比較して肉厚の厚い底板壁下面に対して突片押圧力を作用させることにより、押圧力が分散することなく底シール部を変形湾曲させて容器本体の底部に外層と内層との間に外気を導入させるスリットを確実かつ容易に開口できる。
【0036】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、突片を底板中心から外れた位置に立設した。これにより、ベースカップを回転させることに伴い突片が底板壁表面を円形に移動し押圧するので、スリットを確実に開口することができる。
【0037】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、突片をベースカップの底板中心に立設した。これにより、突片が食い切り部中央を直接押圧し、スリットを確実に開口することができる。
【0038】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、空気流通口をベースカップの底板中心に設けた。これにより、内外層間に円滑に外気を導入することができる。
【0039】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の発明において、容器本体をスクイズ変形可能とすると共に、容器本体口筒部に開閉自在に設けられ、該口筒部内への内容物の逆流及び外気の流入を阻止する第一逆止弁と、前記容器本体底部に密に取り付けられ、有底筒形状の下部底板に空気流通口を開口させたベースカップと、前記空気流通口に開閉自在に設けられ、前記ベースカップ外への外気の流出を阻止する第二逆止弁とを設けた。これにより、胴部が比較的柔軟なスクイズ容器でも食い切り部にスリットを容易に形成することができる。
【0040】
請求項6及び7に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の発明において、係合部をアンダーカット嵌合もしくは螺合係合させる構造とした。これにより、ベースカップを容器本体に確実に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる注出容器の一実施形態を示す、一部縦断および拡大断面した正面図。
【図2】容器本体の底部、及びベースカップを示す側面断面図。
【図3】容器本体の底部を示した部分側面図。
【図4】容器本体の底面図。
【図5】底シール部を示す拡大断面図。
【図6】スリット開放状態を示す拡大断面図。
【図7】ベースカップの他の実施形態を示す断面図。
【図8】ベースカップの他の実施形態を示す断面図。
【図9】ベースカップの他の実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ; 注出容器
2 ; 容器本体
2a; 外層
2b; 内層
3 ; 胴部
4 ; 口筒部
5 ; 雄ネジ
6 ; 底部
7 ; 周壁
8 ; 底板壁
9 ; 底シール部
10; 第一逆止弁
12; ベースカップ
13; 筒壁
14; 雌ネジ
15; 底壁
16; 弁保持筒
17; 連通口
18、20、21、26; 突片
22; スリット
23; 第二逆止弁
24; 弁膜
25; 弁枠
P ; パーティングライン
Claims (7)
- 円筒状パリソンからブロー成形され、外層と、該外層に剥離自在に積層した内層とから成り、有底筒形状の上部に内容物の注出口を形成する口筒部を備え、下部の底板壁下面にパーティングラインに沿って前記パリソンの食い切り部である底シール部を形成した容器本体と、
前記容器本体底部に取り付けられ、空気流通口を開口させたベースカップとからなり、
前記容器本体は、底部側面に第一係合部を備え、
前記ベースカップは、筒壁内面に前記第一係合部に係合される第二係合部を備え、かつ底板内面に前記底板壁下面に対して押圧力を作用させる突片を立設させ、該ベースカップを前記第一係合部に係合させると、前記突片が前記底板壁を押し上げ食い切り部の外層にスリットを開口させることを特徴とした注出容器。 - 突片を底板中心から外れた位置に立設したことを特徴とする請求項1に記載の注出容器。
- 突片をベースカップの底板中心に立設したことを特徴とする請求項1に記載の注出容器。
- 空気流通口をベースカップの底板中心に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の注出容器。
- 容器本体をスクイズ変形可能とすると共に、容器本体口筒部に開閉自在に設けられ、該口筒部内への内容物の逆流及び外気の流入を阻止する第一逆止弁と、前記容器本体底部に密に取り付けられ、有底筒形状の下部底板に空気流通口を開口させたベースカップと、前記空気流通口に開閉自在に設けられ、前記ベースカップ外への外気の流出を阻止する第二逆止弁とを設けたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の注出容器。
- 第一係合部と第二係合部がアンダーカット嵌合することを特徴とする請求項1乃至5に記載の注出容器。
- 第一係合部と第二係合部がそれぞれ雄ネジ部と雌ネジ部とで構成され、前記ネジ部の螺合により係合することを特徴とする請求項1乃至5に記載の注出容器。
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