JP3905708B2 - 画像補間装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラにおいて、カラー画像の画質を向上させるために設けられる画像補間装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来デジタルカメラにおいて、カラー画像を検出するために、CCD等の撮像素子の前面にベイヤー配列のカラーフィルタを設けたものが知られている。このカラーフィルタは、レッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の各カラーフィルタ要素を市松模様に配列して構成され、これらのカラーフィルタ要素は撮像素子のフォトダイオードにそれぞれ対応している。したがってフォトダイオードにより、各カラーフィルタ要素に対応した色の画素信号が生成され、例えばRのカラーフィルタ要素に対応したフォトダイオードによりRの画素信号が生成される。
【0003】
撮像素子から出力された画素信号をそのまま用いるよりも高画質のカラー画像を表示するため、画素信号に対して補間処理を施すことがある。通常の補間処理では、フォトダイオードによってR信号が得られた画素に対しては、その周囲に位置する画素のG信号の相加平均をとることによってG信号が生成され、また、その周囲に位置する画素のB信号の相加平均をとることによってB信号が生成される。ところが、例えば空間周波数の高い画像において、補間処理によって求めようとしている画素の実際の色とその周囲の画素の実際の色とが大きく異なることがあり、このような場合、補間処理により得られた画素の色信号の値によって、再生画像に色にじみが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明は、補間処理によって再生画像に色にじみが生じることを減少させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像補間装置は、カラーフィルタとパターン設定部と第1のG補間処理手段と第2のG補間処理手段とR/B補間処理手段とB補間処理手段とR補間処理手段を備えている。
カラーフィルタは、水平方向にレッド(R)とグリーン(G)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第1の列と、この第1の列の上下側に隣接し、水平方向にGとブルー(B)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第2の列とから構成される。撮像素子は、各カラーフィルタ要素に対応した画素信号であるR,G,B信号を生成する。パターン設定手段は、撮像素子によって生成されたR,G,B信号から、2×2の画素マトリクスにおいて左上にR信号が位置する第1パターンと、右上にG信号が位置する第2パターンと、左下にG信号が位置する第3パターンと、右下にB信号が位置する第4パターンとにそれぞれ属する画像を抽出する。第1のG補間処理手段は、第1パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第1の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのR信号との差である第2の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第3の差信号とに基づいて第1のG信号を求める。第2のG補間処理手段は、第4パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第4の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのB信号との差である第5の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第6の差信号とに基づいて第2のG信号を求める。R/B補間処理手段は、第2および第3パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素のRおよびB信号を利用してRおよびB信号を求める。B補間処理手段は、第1パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、画素信号に基づいてB信号を求める。R補間処理手段は、第4パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、類似画素の画素信号に基づいてR信号を求める。
【0006】
第1のG補間処理手段は例えば、第1の差信号の絶対値と第2の差信号の絶対値の和と第3の差信号の絶対値の和とに基づいて、第1のG信号を求める。また第1のG補間処理手段において、好ましくは、下記式によって表される第1の比較値V1と下記式によって表される第2の比較値V2との差を比較し、第1の比較値V1が第2の比較値V2よりも小さいとき、第1パターンに属する画像の各画素に対して左右に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を第1のG信号として求め、第1の比較値V1が第2の比較値V2よりも小さくないとき、第1パターンに属する画像の各画素に対して上下に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を第1のG信号として求める。
ただし、G(x-1,y),G(x+1,y),G(x,y-1),G(x,y+1)は第1パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に1画素ずれた画素のG信号、R(x-2,y),R(x+2,y),R(x,y-2),R(x,y+2)は第1パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に2画素ずれた画素のR信号、R(x,y)は第1パターンの画素のR信号、a,bは係数である。
【0007】
第2のG補間処理手段は例えば、第4の差信号の絶対値と第5の差信号の絶対値の和と第6の差信号の絶対値の和とに基づいて、第2のG信号を求める。また第2のG補間処理手段において、好ましくは、下記式によって表される第3の比較値V3と下記式によって表される第4の比較値V4との差を比較し、第3の比較値V3が第4の比較値V4よりも小さいとき、第4パターンに属する画像の各画素に対して左右に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を第2のG信号として求め、第3の比較値V3が第4の比較値V4よりも小さくないとき、第4パターンに属する画像の各画素に対して上下に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を第2のG信号として求める。
ただし、G(x-1,y),G(x+1,y),G(x,y-1),G(x,y+1)は第4パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に1画素ずれた画素のG信号、B(x-2,y),B(x+2,y),B(x,y-2),B(x,y+2)は第4パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に2画素ずれた画素のB信号、B(x,y)は第4パターンの画素のB信号、a,bは係数である。
【0008】
R/B補間処理手段において、隣接する画素は第1および第4パターンに属する画像に含まれる。B補間処理手段およびR補間処理手段において、隣接する画素は記第2および第3パターンに属する画像に含まれる。B補間処理手段およびR補間処理手段は、隣接する画素におけるG信号の値を用いて、輝度値が最も近い類似画素を抽出する。
【0009】
B補間処理手段は、第1パターンに属する画像の各画素に関し、色差信号Cbが類似画素の色差信号Cbに等しいと仮定してB信号を求める。R補間処理手段は、第4パターンに属する画像の各画素に関し、色差信号Crが類似画素の色差信号Crに等しいと仮定してR信号を求める。B補間処理手段は、第1パターンに属する画像の各画素に関し、その画素のG信号と類似画素のG信号との比率を輝度値に乗じて求めた修正輝度値と色差信号Cbを用いて、B信号を求める。
【0010】
B補間処理手段は例えば、下記式に従ってB信号を求める。
Y=0.299×R(x',y')+0.587×G(x',y')+0.114×B(x',y')
Cb=-0.169×R(x',y')-0.331×G(x',y')+0.5×B(x',y')
YG=Y×G(x,y)/G(x',y')
b=YG+1.772×Cb
ただし、Yは類似画素の輝度値、R(x',y'), G(x',y'),B(x',y')は類似画素のR,G,B信号、G(x,y)は第1パターンに属する画像の画素のG信号、bはB補間処理手段により求められる第1パターンに属する画像の画素のB信号、YGは修正輝度値である。
【0011】
R補間処理手段は、第4パターンに属する画像の各画素に関し、その画素のG信号と類似画素のG信号との比率を輝度値に乗じて求めた修正輝度値と色差信号Crを用いて、R信号を求める。
【0012】
R補間処理手段は例えば、下記式に従ってR信号を求める。
Y=0.299×R(x',y')+0.587×G(x',y')+0.114×B(x',y')
Cr=0.5×R(x',y')-0.419×G(x',y')-0.081×B(x',y')
YG=Y×G(x,y)/G(x',y')
r=YG+1.402×Cr
ただし、Yは類似画素の輝度値、R(x',y'), G(x',y'),B(x',y')は類似画素のR,G,B信号、G(x,y)は第4パターンに属する画像の画素のG信号、rはR補間処理手段により求められる第4パターンに属する画像の画素のR信号、YGは修正輝度値である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である画像補間装置を備えたデジタルカメラ10の概略的な構成を示している。
【0014】
撮影レンズ11の後方には撮像素子であるCCD12が配設され、CCD12の受光面にはカラーフィルタ13が設けられている。すなわち撮影レンズ11によって得られた被写体Sの光学像がCCD12の受光面に結像され、CCD12のフォトダイオードには、被写体像を構成するカラーの画素信号が発生する。画素信号はCCD12から読み出され、A/D変換器14においてデジタル信号に変換される。そして画素信号はホワイトバランス調整回路15においてホワイトバランス調整を施され、画像メモリ16に格納される。
【0015】
画素信号は画像メモリ16から読み出され、パターン設定部17に入力される。パターン設定部17では、後述するように、所定の配列パターンを構成する画素信号が全画素信号の中から抽出され、第1、第2、第3および第4パターンに分類される。補間処理部18では、パターン設定部17において抽出された画素信号がそのパターンに応じた補間処理を施される。補間処理部18から出力された、補間後の画素信号はメモリカード等の記録媒体Dに記録される。なおホワイトバランス調整回路15は、A/D変換器14の後段ではなく、補間処理部18の後段に設けられてもよい。
【0016】
図2はカラーフィルタ13におけるカラーフィルタ要素の配列と、パターン設定部17において抽出される、各パターンに属する画像の画素信号とを示している。カラーフィルタ13は、ベイヤー配列に従って配置されたレッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)のカラーフィルタ要素から構成される。すなわちカラーフィルタ13は、水平方向にRとGのカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第1の列13aと、この第1の列13aの上下側に隣接し、水平方向にGとBのカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第2の列13bとから構成され、CCD12では、各カラーフィルタ要素に対応した画素信号であるR,G,B信号が生成される。
【0017】
カラーフィルタ13は、左上にR、右上と左下にG、右下にBのカラーフィルタ要素が配置された2×2の画素マトリクスM1に区画される。パターン設定部17では、CCD12によって生成されるR,G,B信号から、画素マトリクスM1において左上にR信号が位置する第1パターンと、右上にG信号が位置する第2パターンと、左下にG信号が位置する第3パターンと、右下にB信号が位置する第4パターンとにそれぞれ属する画像が抽出される。
【0018】
パターン設定部17において、第1パターンは、C言語で表わされた論理式(1)に従って、1つの画像を構成する全ての画素信号から抽出される。
!(x%2) && !(y%2) (1)
なお論理式(1)において、「x」と「y」は画像の左隅を原点とする横座標と縦座標をそれぞれ示す。すなわち、左隅のR信号の座標は(0,0)その右隣のG信号の座標は(1,0)である。また論理式(1)において、「!」は論理否定、「%」は剰余、「&&」は論理積を示す。したがって論理式(1)によれば、x座標とy座標がともに偶数である画素信号(すなわちR信号)から成る画像が抽出される。
【0019】
同様に、第2パターン、第3パターンおよび第4パターンは、論理式(2)、(3)
および(4)に従って抽出される。
(x%2) && !(y%2) (2)
!(x%2) && (y%2) (3)
(x%2) && (y%2) (4)
【0020】
図3〜図10を参照して補間処理部18における処理を説明する。図3は、画像メモリ16に格納された、1つの画像を構成する画素の座標と色を示している。補間処理部18では、後述するように、第1および第2のG補間処理ルーチン(図4、5)と、R/B補間処理ルーチン(図6)と、B補間処理ルーチン(図8、9 ) と、R補間処理ルーチン(図10)とが実行される。これらの補間処理ルーチンにおいて、補間によって画素データを求めようとしている対象画素の座標は(x,y)である。
【0021】
図4は第1のG補間処理ルーチンのフローチャートである。第1のG補間処理ルーチンでは、第1パターンに属する画像に関する補間処理が行われる。
【0022】
ステップ101では、第1の比較値V1と第2の比較値V2の差が比較される。
第1の比較値V1は(5)式によって、また第2の比較値V2は(6)式によって表される。
ただし、G(x-1,y),G(x+1,y),G(x,y-1),G(x,y+1)は第1パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に1画素ずれた画素のG信号、R(x-2,y),R(x+2,y),R(x,y-2),R(x,y+2)は第1パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に2画素ずれた画素のR信号、R(x,y)は第1パターンの画素のR信号、a,bは係数である。
【0023】
第1パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下に1画素ずれた2つのG信号の差(第1の差信号)の絶対値と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのR信号との差(第2の差信号)の絶対値の和と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差(第3の差信号)の絶対値の和とに基づいて第1のG信号gが求められる。係数a,bは、第1の差信号に対する、第2および第3の差信号の比率をあらわす。a,bの最適値は画像の相関の度合いに応じて変化するが、一般的な画像において経験的にa=1/2,b=1/2となる。
【0024】
対象画素の座標が(2,2)である場合(すなわち第1パターンの画像)を例にとって説明すると、対象画素はR(2,2)である。第1の比較値V1は
である。
【0025】
第1の差信号(例えば(G(1,2)-G(3,2)))と第2の差信号(例えば(R(0,2)-R(2,2)))はそれぞれ、対象画素に対して、G信号とR信号の輝度レベルが相対的に近い画素の方向(上下、左右)を選択するために用いられる。第3の差信号(例えば(G(1,2)-R(2,2)))は、対象画素に対して、色差の相関が強い画素の方向を選択するために用いられる。
【0026】
ステップ101において、第1の比較値V1が第2の比較値V2よりも小さいと判定されたとき、ステップ102が実行される。すなわち、左右方向に位置する画素の輝度値の方が上下方向に位置する画素の輝度値よりも対象画素の輝度値に近いとき、各画素に対して左右に1画素ずれた2つのG信号の相加平均が第1のG信号gとして求められる。これに対し、ステップ101において第1の比較値V1が第2の比較値V2よりも小さくないと判定されたとき、すなわち上下方向に位置する画素の輝度値の方が左右方向に位置する画素の輝度値よりも対象画素の輝度値に近いとき、各画素に対して上下に1画素ずれた2つのG信号の相加平均が第1のG信号gとして求められる。ステップ102または103の実行により、第1のG補間処理ルーチンは終了する。
【0027】
図5は第2のG補間処理ルーチンのフローチャートである。第2のG補間処理ルーチンでは、第4パターンに属する画像に関する補間処理が行われる。
【0028】
ステップ201では、第3の比較値V3と第4の比較値V4の差が比較される。
第3の比較値V3は(7)式によって、また第4の比較値V4は(8)式によって表される。
V3=|G(x-1,y)-G(x+1,y)|
+a×(|B(x-2,y)-B(x,y)|+|B(x+2,y)-B(x,y)|)
+b×(|G(x-1,y)-B(x,y)|+|G(x+1,y)-B(x,y)|) (7)
V4=|G(x,y-1)-G(x,y+1)|
+a×(|B(x,y-2)-B(x,y)|+|B(x,y+2)-B(x,y)|)
+b×(|G(x,y-1)-B(x,y)|+|G(x,y+1)-B(x,y)|) (8)
ただし、G(x-1,y),G(x+1,y),G(x,y-1),G(x,y+1)は第4パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に1画素ずれた画素のG信号、B(x-2,y),B(x+2,y),B(x,y-2),B(x,y+2)は第4パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に2画素ずれた画素のB信号、B(x,y)は第4パターンの画素のB信号、a,bは係数である。
【0029】
第4パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下に1画素ずれた2つのG信号の差(第4の差信号)の絶対値と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのB信号との差(第5の差信号)の絶対値の和と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差(第6の差信号)の絶対値の和とに基づいて第2のG信号gが求められる。
【0030】
係数a,bは、第1の差信号に対する、第2および第3の差信号の比率をあらわす。a,bの最適値は画像の相関の度合いに応じて変化するが、一般的な画像において経験的にa=1/2,b=1/2となる。
【0031】
ステップ201において、第3の比較値V3が第4の比較値V4よりも小さいと判定されたとき、ステップ202が実行され、各画素に対して左右に1画素ずれた2つのG信号の相加平均が第2のG信号gとして求められる。これに対し、ステップ201において第3の比較値V3が第4の比較値V4よりも小さくないと判定されたとき、各画素に対して上下に1画素ずれた2つのG信号の相加平均が第2のG信号gとして求められる。ステップ202または203の実行により、第2のG補間処理ルーチンは終了する。
【0032】
第1および第2のG補間処理ルーチンが実行されると、1つの画像を構成する全画素におけるG信号が求められたことになる。
【0033】
図6はR/B補間処理ルーチンのフローチャートである。R/B補間処理ルーチンでは、第2および第3パターンに属する画像に関する補間処理が行われる。
【0034】
ステップ301では対象画素が第2パターンに属する画像に含まれるか否かが判定される。対象画素が第2パターンに属する画像に含まれるとき、すなわち対象画素が画素マトリクスM1(図2)の右上のG信号であるとき、ステップ302が実行される。これに対して対象画素が第2パターンに含まれないとき、すなわち第3パターンに含まれ、画素マトリクスM1(図2)の左下のG信号であるとき、ステップ303が実行される。
【0035】
ステップ302では、対象画素の左右に隣接する画素信号(第1パターンの画像)であるR(x-1,y)とR(x+1,y)の相加平均が対象画素のR信号rとして求められる。また対象画素の上下に隣接する画素信号(第4パターンの画像)であるB(x,y-1)とB(x,y+1)の相加平均が対象画素のB信号bとして求められる。
【0036】
ステップ303では、対象画素の上下に隣接する画素信号(第1パターンの画像)であるR(x,y-1)とR(x,y+1)の相加平均が対象画素のR信号rとして求められる。また対象画素の左右に隣接する画素信号(第4パターンの画像)であるB(x-1,y)とB(x+1,y)の相加平均が対象画素のB信号bとして求められる。
【0037】
ステップ302または303の実行によりR/B補間処理ルーチンは終了する。このようにR/B補間処理ルーチンでは、第2および第3パターンに属する画像の各画素に関し、左右および上下に隣接する画素信号を補間することにより、対象画素のRおよびB信号が求められる。第1および第2のG補間処理ルーチン(図4、5)が完了し、かつ第2および第3パターンに属する画像の全ての画素に対してR/B補間処理ルーチンが実行されると、図7から理解されるように、1つの画像を構成する全画素におけるG信号が求められ、また第2および第3パターンに属する画像の各画素に関してR信号rとB信号bが求められたことになる。すなわち第1パターンに属する画像に関しては、B信号がまだ求められておらず、また第4パターンに属する画像に関しては、R信号がまだ求められていない。
【0038】
図8および図9は、第1パターンに属する画像の各画素に関してB信号を求めるB補間処理ルーチンのフローチャートである。
【0039】
ステップ401では、対象画素の左側に隣接する画素のG信号であるG(x-1,y)と対象画素のG信号であるG(x,y)との差の絶対値が、対象画素の右側に隣接する画素のG信号であるG(x+1,y)と対象画素のG信号であるG(x,y)との差の絶対値よりも小さいか否かが判定される。換言すれば、対象画素の左右に隣接するいずれの画素のG信号が対象画素のG信号に近い値を有するか否かが判定される。左側の画素のG信号が対象画素のG信号により近いとき、ステップ402において、パラメータpが−1に定められる。これに対し、右側の画素のG信号が対象画素のG信号により近い、あるいは等しいとき、ステップ403において、パラメータpが1に定められる。
【0040】
ステップ404では、対象画素の上側に隣接する画素のG信号であるG(x,y-1)と対象画素のG信号であるG(x,y)との差の絶対値が、対象画素の下側に隣接する画素のG信号であるG(x,y+1)と対象画素のG信号であるG(x,y)との差の絶対値よりも小さいか否かが判定される。すなわち対象画素の上下に隣接するいずれの画素のG信号が対象画素のG信号に近い値を有するか否かが判定される。上側のG信号が対象画素のG信号により近いとき、ステップ405において、パラメータqが−1に定められる。これに対し、下側のG信号が対象画素のG信号により近い、あるいは等しいとき、ステップ406において、パラメータqが1に定められる。
【0041】
ステップ407では、対象画素の左右のいずれかに隣接する画素と、上下のいずれかに隣接する画素と、対象画素とに関し、G信号の大きさが比較される。対象画素の左側の画素のG信号が右側の画素のG信号よりも対象画素のG信号に近く、かつ対象画素の上側の画素のG信号が下側の画素のG信号よりも対象画素のG信号に近いとき、パラメータp,qはともに−1であり、G(x-1,y)とG(x,y)との差の絶対値が、G(x,y-1)とG(x,y)との差の絶対値よりも小さいか否かが判定される。左側のG信号が対象画素のG信号により近いとき、ステップ408において、パラメータsがpすなわち−1に定められる。これに対し、上側のG信号が対象画素のG信号により近い、あるいは等しいとき、ステップ409においてパラメータsが2×qすなわち−2に定められる。
【0042】
パラメータp,qがともに1であるとき、パラメータp,qがそれぞれ−1,1であるとき、パラメータp,qがそれぞれ1,−1であるときも同様にしてステップ407、408または409が実行される。このようにしてB補間処理ルーチンでは、対象画素のG信号に関し、第2および第3パターンに属する画像に含まれる、隣接する画素のG信号の値が検討され、左側に隣接する画素のG信号が最も近ければパラメータsは−1に、右側に隣接する画素のG信号が最も近ければパラメータsは1に、上側に隣接する画素のG信号が最も近ければパラメータsは−2に、下側に隣接する画素のG信号が最も近ければパラメータsは2に、それぞれ定められる。
【0043】
この明細書では、4つの隣接する画素において、対象画素のG信号に最も近いG信号を有する画素を類似画素と呼ぶ。類似画素は、輝度値が対象画素の輝度値に最も近いものが好ましいが、対象画素の輝度値が未知であるため、G信号を用いて輝度値を判定し、類似画素を抽出している。
【0044】
ステップ410ではパラメータsが−1であるか否か、すなわち類似画素が対象画素の左側に隣接する画素であるか否かが判定される。パラメータsが−1であるとき、ステップ411が実行され、類似画素のR,G,B信号であるR(x-1,y),G(x-1,y),B(x-1,y)を用いて輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGが求められる。
【0045】
輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGはそれぞれ(9)式、(10)式および(11)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x-1,y)+0.587×G(x-1,y)+0.114×B(x-1,y) (9)
Cb=-0.169×R(x-1,y)-0.331×G(x-1,y)+0.5×B(x-1,y) (10)
YG=Y×G(x,y)/G(x-1,y) (11)
【0046】
(9)式と(10)式は従来公知である。修正輝度値YGは、(11)式から理解されるように対象画素のG信号と類似画素のG信号との比率を輝度値Yに乗じたものである。
【0047】
ステップ412では、対象画素のB信号bが(12)式に従って演算され、B補間処理ルーチンは終了する。
b=YG+1.772×Cb (12)
なお(12)式は、色差信号CbをCb=(B−Y)×0.5/(1-0.114)と定義し、この定義式を変形するとともに輝度値Yの代わりに修正輝度値YGを用いることによって得られる。
【0048】
このように本実施形態では、対象画素の色差信号Cbは類似画素の色差信号Cbに等しいと仮定し、また修正輝度値YGを対象画素の輝度値と見做して、対象画素のB信号を求めている。
【0049】
ステップ410においてパラメータsが−1ではないと判定されたとき、ステップ413へ進み、パラメータsが1であるか否かが判定され、類似画素が対象画素の右側に隣接する画素であるか否かが判定される。パラメータsが1であるとき、ステップ414が実行され、類似画素のR,G,B信号を用いて輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGが求められる。
【0050】
輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGはそれぞれ(9a)式、(10a)式および(11a)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x+1,y)+0.587×G(x+1,y)+0.114×B(x+1,y) (9a)
Cb=-0.169×R(x+1,y)-0.331×G(x+1,y)+0.5×B(x+1,y) (10a)
YG=Y×G(x,y)/G(x+1,y) (11a)
【0051】
次いでステップ412が実行され、対象画素のB信号が(12)式に従って演算され、B補間処理ルーチンは終了する。
【0052】
ステップ413においてパラメータsが1ではないと判定されたとき、ステップ415へ進み、パラメータsが−2であるか否かが判定され、類似画素が対象画素の上側に隣接する画素であるか否かが判定される。パラメータsが−2であるとき、ステップ416が実行され、類似画素のR,G,B信号を用いて輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGが求められる。
【0053】
輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGはそれぞれ(9b)式、(10b)式および(11b)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x,y-1)+0.587×G(x,y-1)+0.114×B(x,y-1) (9b)
Cb=-0.169×R(x,y-1)-0.331×G(x,y-1)+0.5×B(x,y-1) (10b)
YG=Y×G(x,y)/G(x,y-1) (11b)
【0054】
次いで、ステップ411、414の場合と同様に、ステップ412が実行され、対象画素のB信号が(12)式に従って演算され、B補間処理ルーチンは終了する。
【0055】
ステップ415においてパラメータsが−2ではないと判定されたとき、パラメータsは2である、すなわち類似画素が対象画素の下側に隣接する画素であると見做され、ステップ417において、類似画素のR,G,B信号を用いて輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGが求められる。
【0056】
輝度値Y、色差信号Cbおよび修正輝度値YGはそれぞれ(9c)式、(10c)式および(11c)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x,y+1)+0.587×G(x,y+1)+0.114×B(x,y+1) (9c)
Cb=-0.169×R(x,y+1)-0.331×G(x,y+1)+0.5×B(x,y+1) (10c)
YG=Y×G(x,y)/G(x,y+1) (11c)
【0057】
次いで、ステップ411、414、416の場合と同様に、ステップ412が実行され、対象画素のB信号が(12)式に従って演算され、B補間処理ルーチンは終了する。
【0058】
B補間処理ルーチンは、第1パターンに属する画像の全ての画素に関して実行される。第1および第2のG補間処理ルーチン(図4、5)、R/B補間処理ルーチン(図6)およびB補間処理ルーチン(図8及び図9)が完了した時点において、第1、第2および第3パターンに属する画像に関して、R,G,B信号が求められており、第4パターンに属する画像におけるR信号はまだ決定されていない。
【0059】
第4パターンの画像のR信号は、R補間処理ルーチンにより求められる。図10はR補間処理ルーチンのフローチャートの後半部分を示している。なおR補間処理ルーチンの前半部分は図8に示すB補間処理ルーチンと同じであるので、図示を省略する。
【0060】
ステップ510、513、515の処理内容はステップ410、412、415(図9)と同じである。ステップ511、512、514、516、517の処理内容はステップ411、412、414、416、417と基本的に同じであるが、R信号を求めるために、色差信号Crを用いている点が異なる。
【0061】
ステップ511では輝度値Y、色差信号Crおよび修正輝度値YGはそれぞれ(12)式、(13)式および(14)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x-1,y)+0.587×G(x-1,y)+0.114×B(x-1,y) (12)
Cr=0.5×R(x-1,y)-0.419×G(x-1,y)-0.081×B(x-1,y) (13)
YG=Y×G(x,y)/G(x-1,y) (14)
【0062】
ステップ512では、対象画素のR信号rが修正輝度値YGと色差信号Crを用いて、(15)式に従って演算される。
r=YG+1.402×Cr (15)
なお(15)式は、色差信号CrをCr=(R−Y)×0.5/(1-0.299)と定義し、この定義式を変形するとともに輝度値Yの代わりに修正輝度値YGを用いることによって得られる。
【0063】
ステップ514では、輝度値Y、色差信号Crおよび修正輝度値YGはそれぞれ(12a)式、(13a)式および(14a)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x+1,y)+0.587×G(x+1,y)+0.114×B(x+1,y) (12a)
Cr=0.5×R(x+1,y)-0.419×G(x+1,y)-0.081×B(x+1,y) (13a)
YG=Y×G(x,y)/G(x+1,y) (14a)
【0064】
ステップ516では、輝度値Y、色差信号Crおよび修正輝度値YGはそれぞれ(12b)式、(13b)式および(14b)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x,y-1)+0.587×G(x,y-1)+0.114×B(x,y-1) (12b)
Cr=0.5×R(x,y-1)-0.419×G(x,y-1)-0.081×B(x,y-1) (13b)
YG=Y×G(x,y)/G(x,y-1) (14b)
【0065】
ステップ517では、輝度値Y、色差信号Crおよび修正輝度値YGはそれぞれ(12c)式、(13c)式および(14c)式に従って演算される。
Y=0.299×R(x,y+1)+0.587×G(x,y+1)+0.114×B(x,y+1) (12c)
Cb=0.5×R(x,y+1)-0.419×G(x,y+1)-0.081×B(x,y+1) (13c)
YG=Y×G(x,y)/G(x,y+1) (14c)
【0066】
R補間処理ルーチンは、第4パターンに属する画像の全ての画素に関して実行される。
【0067】
このようにR補間処理ルーチンでは、B補間処理ルーチンと同様に、対象画素の色差信号Crは類似画素の色差信号Crに等しいと仮定し、また修正輝度値YGを対象画素の輝度値と見做して、対象画素のR信号を求めている。
【0068】
以上のように本実施形態では、特に第1および第2のG補間処理ルーチン(図4および図5)において、対象画素とその近傍に位置する複数の画素とに関し、G信号とR信号またはB信号の相関だけではなく、色差信号の相関も利用して対象画素の補間処理を行っている。したがって、補間処理において誤差が生じたとしても、対象画素と近傍の画素の間において色差信号の差異が小さくなるので、再生画像における色にじみを減少させることができる。
【0069】
なお本実施形態では、B補間処理ルーチン(図8、9)およびR補間処理ルーチン(図10)において、対象画素のB信号およびR信号を求めるために、類似画素の色差信号を対象画素の色差信号として置き換えているが、対象画素の周囲に位置する複数の画素のB信号およびR信号の相加平均を利用してもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、補間処理によって再生画像に生じる色にじみを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像補間装置を備えたデジタルカメラの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】カラーフィルタにおけるカラーフィルタ要素の配列と、パターン設定部において抽出される各パターンに属する画像の画素信号とを示す図である。
【図3】1つの画像を構成する画素の座標と色を示す図である。
【図4】第1のG補間処理ルーチンのフローチャートである。
【図5】第2のG補間処理ルーチンのフローチャートである。
【図6】R/B補間処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】第1および第2のG補間処理ルーチンとR/B補間処理ルーチンが実行されたことによって求められた画素信号を示す図である。
【図8】B補間処理ルーチンのフローチャートの前半部分である。
【図9】B補間処理ルーチンのフローチャートの後半部分である。
【図10】R補間処理ルーチンのフローチャートの後半部分である。
【符号の説明】
12 撮像素子
13 カラーフィルタ
Claims (10)
- 水平方向にレッド(R)とグリーン(G)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第1の列と、この第1の列の上下側に隣接し、水平方向にGとブルー(B)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第2の列とから構成されるカラーフィルタと、
前記各カラーフィルタ要素に対応した画素信号であるR,G,B信号を生成する撮像素子と、
前記撮像素子によって生成されたR,G,B信号から、2×2の画素マトリクスにおいて左上にR信号が位置する第1パターンと、右上にG信号が位置する第2パターンと、左下にG信号が位置する第3パターンと、右下にB信号が位置する第4パターンとにそれぞれ属する画像を抽出するパターン設定手段と、
前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第1の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのR信号との差である第2の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第3の差信号とに基づいて第1のG信号を求める第1のG補間処理手段と、
前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第4の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのB信号との差である第5の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第6の差信号とに基づいて第2のG信号を求める第2のG補間処理手段と、
前記第2および第3パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素のRおよびB信号を利用してRおよびB信号を求めるR/B補間処理手段と、
前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、前記画素信号に基づいてB信号を求めるB補間処理手段と、
前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、前記類似画素の画素信号に基づいてR信号を求めるR補間処理手段とを備え、
前記第1のG補間処理手段において、下記式によって表される第1の比較値V1と下記式によって表される第2の比較値V2との差を比較し、前記第1の比較値V1が前記第2の比較値V2よりも小さいとき、前記第1パターンに属する画像の各画素に対して左右に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を前記第1のG信号として求め、前記第1の比較値V1が前記第2の比較値V2よりも小さくないとき、前記第1パターンに属する画像の各画素に対して上下に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を前記第1のG信号として求め、
かつ前記第2のG補間処理手段において、下記式によって表される第3の比較値V3と下記式によって表される第4の比較値V4との差を比較し、前記第3の比較値V3が前記第4の比較値V4よりも小さいとき、前記第4パターンに属する画像の各画素に対して左右に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を前記第2のG信号として求め、前記第3の比較値V3が前記第4の比較値V4よりも小さくないとき、前記第4パターンに属する画像の各画素に対して上下に1画素ずれた2つのG信号の相加平均を前記第2のG信号として求めることを特徴とする画像補間装置。
V1= |G(x-1,y)-G(x+1,y)|
+a × (|R(x-2,y)-R(x,y)|+|R(x+2,y)-R(x,y)|)
+b × (|G(x-1,y)-R(x,y)|+|G(x+1,y)-R(x,y)|)
V2= |G(x,y-1)-G(x,y+1)|
+a × (|R(x,y-2)-R(x,y)|+|R(x,y+2)-R(x,y)|)
+b × (|G(x,y-1)-R(x,y)|+|G(x,y+1)-R(x,y)|)
V3= |G(x-1,y)-G(x+1,y)|
+a × (|B(x-2,y)-B(x,y)|+|B(x+2,y)-B(x,y)|)
+b × (|G(x-1,y)-B(x,y)|+|G(x+1,y)-B(x,y)|)
V4= |G(x,y-1)-G(x,y+1)|
+a × (|B(x,y-2)-B(x,y)|+|B(x,y+2)-B(x,y)|)
+b × (|G(x,y-1)-B(x,y)|+|G(x,y+1)-B(x,y)|)
ただし、前記第1および第2の比較値V1、V2において、 G(x-1,y),G(x+1,y),G(x,y-1),G(x,y+1) は前記第1パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に1画素ずれた画素のG信号、 R(x-2,y),R(x+2,y),R(x,y-2),R(x,y+2) は前記第1パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に2画素ずれた画素のR信号、 R(x,y) は前記第1パターンの画素のR信号、a,bは係数であり、
前記第3および第4の比較値V3、V4において、 G(x-1,y),G(x+1,y),G(x,y-1),G(x,y+1) は前記第4パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に1画素ずれた画素のG信号、 B(x-2,y),B(x+2,y),B(x,y-2),B(x,y+2) は前記第4パターンに属する画像の画素に対してそれぞれ左右上下に2画素ずれた画素のB信号、 B(x,y) は前記第4パターンの画素のB信号、a,bは係数である。 - 前記R/B補間処理手段において、前記隣接する画素が前記第1および第4パターンに属する画像に含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像補間装置。
- 前記B補間処理手段および前記R補間処理手段において、前記隣接する画素が前記第2および第3パターンに属する画像に含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像補間装置。
- 前記B補間処理手段およびR補間処理手段が、前記隣接する画素におけるG信号の値を用いて、前記輝度値が最も近い類似画素を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像補間装置。
- 前記B補間処理手段が、前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、色差信号Cbが前記類似画素の色差信号Cbに等しいと仮定して前記B信号を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像補間装置。
- 前記R補間処理手段が、前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、色差信号Crが前記類似画素の色差信号Crに等しいと仮定して前記R信号を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像補間装置。
- 水平方向にレッド(R)とグリーン(G)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第1の列と、この第1の列の上下側に隣接し、水平方向にGとブルー(B)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第2の列とから構成されるカラーフィルタと、
前記各カラーフィルタ要素に対応した画素信号であるR,G,B信号を生成する撮像素子と、
前記撮像素子によって生成されたR,G,B信号から、2×2の画素マトリクスにおいて左上にR信号が位置する第1パターンと、右上にG信号が位置する第2パターンと、左下にG信号が位置する第3パターンと、右下にB信号が位置する第4パターンとにそれぞれ属する画像を抽出するパターン設定手段と、
前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第1の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのR信号との差である第2の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第3の差信号とに基づいて第1のG信号を求める第1のG補間処理手段と、
前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第4の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのB信号との差である第5の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第6の差信号とに基づいて第2のG信号を求める第2のG補間処理手段と、
前記第2および第3パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素のRおよびB信号を利用してRおよびB信号を求めるR/B補間処理手段と、
前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、前記画素信号に基づいてB信号を求めるB補間処理手段と、
前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、前記類似画素の画素信号に基づいてR信号を求めるR補間処理手段とを備え、
前記B補間処理手段が、前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、その画素のG信号と前記類似画素のG信号との比率を前記輝度値に乗じて求めた修正輝度値と色差信号Cbを用いて、前記B信号を求めることを特徴とする画像補間装置。 - 前記B補間処理手段が、下記式に従って前記B信号を求めることを特徴とする請求項7に記載の画像補間装置。
Y=0.299×R(x',y')+0.587×G(x',y')+0.114×B(x',y')
Cb=-0.169×R(x',y')-0.331×G(x',y')+0.5×B(x',y')
YG=Y×G(x,y)/G(x',y')
b=YG+1.772×Cb
ただし、Yは前記類似画素の輝度値、R(x',y'), G(x',y'),B(x',y')は前記類似画素のR,G,B信号、G(x,y)は第1パターンに属する画像の画素のG信号、bは前記B補間処理手段により求められる前記第1パターンに属する画像の画素のB信号、YGは修正輝度値である。 - 水平方向にレッド(R)とグリーン(G)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第1の列と、この第1の列の上下側に隣接し、水平方向にGとブルー(B)のカラーフィルタ要素が交互に並ぶ第2の列とから構成されるカラーフィルタと、
前記各カラーフィルタ要素に対応した画素信号であるR,G,B信号を生成する撮像素子と、
前記撮像素子によって生成されたR,G,B信号から、2×2の画素マトリクスにおいて左上にR信号が位置する第1パターンと、右上にG信号が位置する第2パターンと、左下にG信号が位置する第3パターンと、右下にB信号が位置する第4パターンとにそれぞれ属する画像を抽出するパターン設定手段と、
前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第1の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのR信号との差である第2の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第3の差信号とに基づいて第1のG信号を求める第1のG補間処理手段と、
前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、左右または上下方向に1画素ずれた2つのG信号の差である第4の差信号と、左右または上下方向に2画素ずれた2つのB信号との差である第5の差信号と、左右または上下方向に1画素ずれたG信号との差である第6の差信号とに基づいて第2のG信号を求める第2のG補間処理手段と、
前記第2および第3パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素のRおよびB信号を利用してRおよびB信号を求めるR/B補間処理手段と、
前記第1パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、前記画素信号に基づいてB信号を求めるB補間処理手段と、
前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、隣接する画素の中から輝度値が最も近い類似画素を抽出し、前記類似画素の画素信号に基づいてR信号を求めるR補間処理手段とを備え、
前記R補間処理手段が、前記第4パターンに属する画像の各画素に関し、その画素のG信号と前記類似画素のG信号との比率を前記輝度値に乗じて求めた修正輝度値と色差信号Crを用いて、前記R信号を求めることを特徴とする画像補間装置。 - 前記R補間処理手段が、下記式に従って前記R信号を求めることを特徴とする請求項9に記載の画像補間装置。
Y=0.299×R(x',y')+0.587×G(x',y')+0.114×B(x',y')
Cr=0.5×R(x',y')-0.419×G(x',y')-0.081×B(x',y')
YG=Y×G(x,y)/G(x',y')
r=YG+1.402×Cr
ただし、Yは前記類似画素の輝度値、R(x',y'), G(x',y'),B(x',y')は前記類似画素のR,G,B信号、G(x,y)は第4パターンに属する画像の画素のG信号、rは前記R補間処理手段により求められる前記第4パターンに属する画像の画素のR信号、YGは修正輝度値である。
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