JP3900674B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽音信号や映像信号等の情報信号等の記録、或いは記録された情報信号等の再生を可能とする光ディスク、光磁気ディスク等の円盤状記録媒体(以下、ディスクという)が回転自在に収納されたディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
楽音信号や映像信号等の情報信号の記録及び/又は再生を可能とするディスク105は、従来、図6に示すようにディスクカートリッジ101に収納されて提供されている。即ち、ディスクカートリッジ101は、上ハーフ102と下ハーフ103とが組み合わされてカートリッジ本体104が構成され、このカートリッジ本体104の内部に構成されたディスク収納部にディスク105が回転自在に収納されてなる。ディスク105は、このディスクカートリッジ101が記録再生装置に装着されると、ディスク回転駆動装置のディスクテーブルと結合されて回転駆動される。
【0003】
カートリッジ本体104には、ディスク収納部に回転自在に収納されたディスク105の少なくとも情報信号の記録領域の一部を内外周に亘って外方へと臨ませる記録再生開口部106が設けられている。また、カートリッジ本体104には、この記録再生開口部106を介して内部に侵入した塵埃等が収納されたディスク105の表面に付着することを防止するために、記録再生開口部106を閉塞、開放する2位置に亘って移動動作されるシャッタ部材107が組み付けられている。カートリッジ本体104には、その一方側面104a(以下、前面という。)に、後述するように記録再生装置側のシャッタ開放部材109aが係合するシャッタ開放ガイド溝104bが形成されている。
【0004】
シャッタ部材107は、例えばステンレス等の薄い金属板を材料として、この金属材料板に外形抜き加工、折曲げ加工或いは切断加工等を施して形成される。シャッタ部材107は、図7に示すように、上ハーフ102及び下ハーフ103にそれぞれ設けた記録再生開口部106を閉塞、開放する互いに平行に対峙するシャッタ部107a、107bと、これらシャッタ部107a、107bの基端部を連結する連結部107cとを備え、全体として断面コ字状を呈している。また、このシャッタ部材107には、その連結部107cの一側部に、カートリッジ本体104の前面104aに沿って平行にスライド動作し得るように案内するスライドガイド部107dが一体に形成されている。
【0005】
連結部107cには、後述する記録再生装置側のシャッタ閉塞部材109bが係合する係合穴107eが設けられている。連結部107cには、スライドガイド部107dの自由端側に位置して係合片107fが形成されている。係合片107fは、スライドガイド部107dの上縁からシャッタ部107aと平行に折曲形成されてなり、後述するカートリッジ本体104側に設けられるロック部材108が係合する。以上のように構成されたシャッタ部材107は、シャッタ部107a、107bが、記録再生開口部106に延在するようにしてカートリッジ本体104の前面104a側から組み合わされる。
【0006】
ところで、カートリッジ本体104には、図6に点線で示すように、前面104aを構成する下ハーフ103の前面103aの一方コーナ部101aに位置して、合成樹脂製のシャッタロック部材108が配設されている。このシャッタロック部材108は、シャッタ部107a、107bによって記録再生開口部106を閉塞した状態にあるシャッタ部材107が、不用意に移動動作されて記録再生開口部106を開放状態としないように保持する。
【0007】
シャッタロック部材108は、基端側に下ハーフ103への取付部108aが形成されるとともに、この取付部108aから略U字状に一体に突出形成されたロックアーム部108bとから構成されている。ロックアーム部108bは、弾性変位可能であり、先端部には係合凹部108cが形成されている。そして、シャッタロック部材108は、ロックアーム部108bの係合部108cがカートリッジ本体104の前面104aに臨むようにして、下ハーフ103に取り付けられている。シャッタロック部材108は、シャッタ部107a、107bが記録再生開口部106を閉塞した状態において、ロックアーム部108bの係合部108cとシャッタ部材107の係合片107fとが相対係合することにより、シャッタ部材107をロック状態に保持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ディスクカートリッジ101は、上述したようにシャッタ部107a、107bが記録再生開口部106を閉塞した状態において、シャッタロック部材108の係合部108cと係合片107fとが相対係合することによってシャッタ部材107をロック状態に保持する。このため、ディスクカートリッジ101は、落下等による衝撃が加えられたり不用意な取り扱いが行われたりした場合にも、シャッタ部材107による記録再生開口部106の閉塞状態が確実に保持されるように構成されている。
【0009】
ところが、シャッタ部材107は、上述したように係合片107fがスライドガイド部107dの上端部から水平にカートリッジ本体104側に折曲形成された構造であるから、衝撃等が加えられた場合に、図8に示すように、折曲部分から内方へと折れ曲がってしまうことがあった。このため、ディスクカートリッジ101は、シャッタ部材107が、この係合片107fとシャッタロック部材108の係合部108cとの係合状態が解除されることから容易に移動動作し、記録再生開口部106が開放されるといった事態が発生することがあった。ディスクカートリッジ101は、このため開放された記録再生開放部106からカートリッジ本体104の内部に塵埃等が進入してディスク105に付着したり、外方に露呈されたディスク105が傷つけられるといった不都合が生じる。
【0010】
一方、ディスクカートリッジ101においては、コストの低減或いは軽量化等を目的として、シャッタ部材107をアルミニウム材によって形成したり合成樹脂によって成形することが検討されている。ディスクカートリッジ101は、これら素材によってシャッタ部材107を形成した場合に、ステンレス製のシャッタ部材107に比較して機械的強度がやや小さいことから、上述した係合片107fの変形或いは破損といった問題がさらに発生し易くなる。
【0011】
従って、本発明は、落下等の衝撃が加えられた場合においても、係合片の変形等が抑制されて、シャッタ部材が記録再生開口部を閉塞した状態に確実に保持されるようにしたディスクカートリッジを提供することを目的に提案されたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本発明に係るディスクカートリッジは、ディスクが回転自在に収納されるとともに、ディスクの一部を径方向に亘って外方に臨ませる記録再生開口部が設けられたカートリッジ本体と、このカートリッジ本体に移動自在に組み合わされたシャッタ部材とを備える。ディスクカートリッジは、カートリッジ本体にロック部材が設けられるとともにシャッタ部材に係合片が設けられ、これらロック部材と係合片とが相対係合することによりシャッタ部材による記録再生開口部の閉塞状態が保持される。シャッタ部材に設けられた係合片の基端部側には、上記係合片とともに上記スライドガイド部から折曲され、上記係合片の基端部側を当該シャッタ部材の上記カートリッジ本体に対する移動方向の幅を幅広にして上記係合片の基部を補強する補強部が一体に形成されている。
【0013】
以上のように構成された本発明に係わるディスクカートリッジによれば、補強部によって係合片の機械的強度が向上されることから、落下衝撃等によって係合片が変形してロック部材との係合状態が解除されるといった事態の発生が抑制される。従って、ディスクカートリッジは、開放された記録再生開口部からカートリッジ本体の内部に塵埃等が進入してディスクの主面に付着したり、ディスクが傷つけられたりすることが防止される。更に、ディスクカートリッジは、シャッタ部材を、例えばアルミニウム材や合成樹脂によって形成した場合にも、このシャッタ部材のロック状態が確実に保持されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。実施の形態として示す、ディスクカートリッジ1は、図1に示すように、合成樹脂材料等によって略方形の浅皿状に成形した上ハーフ2と下ハーフ3とを組み合わせて構成したカートリッジ本体4を備えている。このカートリッジ本体4には、上ハーフ2と下ハーフ3の相対する主面に立設した環状壁が突き合わされてディスク収納部6が構成されている。このディスク収納部6には、光ディスク5が回転可能に収納されている。
【0015】
下ハーフ3には、その略中央部に位置して円形の開口部7が設けられている。この開口部7は、ディスクカートリッジ1を記録再生装置のカートリッジ装着部に装着したとき、カートリッジ本体4に収納した光ディスク5を駆動する記録再生装置のディスクテーブルが進入するディスク進入用開口部として機能する。この開口部7は、カートリッジ本体4に収納された光ディスク5のセンタ孔を閉塞して設けられるマグネットクランプ用の金属板8を外方に臨ませる。
【0016】
また、上ハーフ2及び下ハーフ3には、ディスク収納部6に回転自在に収納された光ディスク5の少なくとも信号領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませる記録再生開口部9(9a、9b)が、それぞれ相対向して設けられている。これら記録再生開口部9は、図1に示すように、開口部7に近接する位置からカートリッジ本体4の一方側面33(以下、前面33という)に亘ってカートリッジ本体4の左右方向の略中央に位置して矩形に形成されている。
【0017】
カートリッジ本体4には、その前面33に、図2に示すように、後述するシャッタ開放部材31及びシャッタ閉塞部材32が進入するシャッタ駆動ガイド溝10が形成されている。このシャッタ駆動ガイド溝10は、カートリッジ本体4の前面33に直交する一方側面10aに開口端を有し、後述するシャッタ部材13の移動方向の全域に亘る水平溝として形成されている。また、下ハーフ3には、シャッタ駆動ガイド溝10の前方位置に、後述するようにシャッタ部材13が安定してスライド動作するためのガイド壁11が設けられている。
【0018】
一方、上ハーフ2には、シャッタ駆動ガイド溝10内に位置して突合わせ壁12が設けられている。この突合わせ壁12は、上記記録再生開口部9の前端縁側の内側面に位置して設けられており、下ハーフ3の内側面と突き合わされてシャッタ駆動ガイド溝10部分におけるカートリッジ本体4の厚み方向のたわみの発生を防止している。
【0019】
カートリッジ本体4には、記録再生開口部9から内部に塵埃等が侵入して収納された光ディスク5に付着することを防止し、或いは光ディスク5の傷つきを防止するために、未使用時には記録再生開口部9を閉塞状態に保持するシャッタ部材13が組み付けられている。シャッタ部材13は、アルミニウム材を素材として形成され、図3に示すように、互いに平行に対峙する一対のシャッタ部14、15と、これらシャッタ部14、15の基端側を連結する連結部16とからなり、全体として断面コ字状をなすように形成されている。
【0020】
シャッタ部14、15は、図1において、記録再生開口部9を閉塞するに足る外形寸法を有する矩形に形成されている。連結部16は、高さ寸法がカートリッジ本体4の厚み寸法よりもやや大とされ、その両側面に第一のスライドガイド部17と第二のスライドガイド部18とがそれぞれ同一面を構成して一体に形成されている。連結部16には、第一のスライドガイド部17に連設されて第三のスライドガイド部19が形成されている。
【0021】
スライドガイド部17、18は、それぞれ高さ寸法がガイド壁11の高さ寸法よりもやや大とされており、断面コ字状を呈している。第一のスライドガイド部17は、シャッタ部材13の開閉方向の幅寸法が、記録再生開口部9を閉塞した状態において下ハーフ3側のガイド壁11aに約1.5mm程度オーバラップするように形成されている。スライドガイド部17は、シャッタ部材13、下ハーフ3の寸法公差及び後述するシャッタロック部材23とシャッタ部材13との係合ガタを考慮しても、ガイド壁11aから外れない最低限の寸法を以って形成されている。
【0022】
連結部16には、その略中央部に位置してシャッタ閉塞部材係合穴16aが設けられている。このシャッタ閉塞部材係合穴16aには、ディスクカートリッジ1が記録再生装置のカートリッジ装着部に装着された際に、この記録再生装置側のシャッタ閉塞部材32が相対係合する。
【0023】
第三のスライドガイド部19には、図3及び図4に示すように、連結部16から水平方向に折曲されて係合片20が形成されている。係合片20は、連結部16側の側面に後述するようにシャッタロック部材23の係合凹部25aと相対係合する係合凹部19aを構成する。係合片20は、その側端部20aが略4分の1の円弧状を呈して形成されている。係合片20は、第三のスライドガイド部19からの突出量が後述するシャッタロック部材23の係合凹部25aと相対係合できる程度を以って形成されている。
【0024】
第三のスライドガイド部19には、係合片20とともに補強部21が一体に折曲形成されている。すなわち、シャッタ部材13は、第三のスライドガイド部19にその上縁から係合片20を折曲形成する際に、折曲部位であるその基端部20bが連結部16側に延長されてスライド方向に幅広に折曲することによって補強部21を一体に形成してなる。したがって、係合片20は、このように補強部21が一体に形成されることによって、その基端部20bがスライド方向に幅広に構成されて機械的強度の向上が図られる。係合片20は、ディスクカートリッジ1を誤って落下させた場合にも、その衝撃によって基端部20bが内方へと折れ曲がるといった事象の発生が抑制される。なお、係合片20は、落下衝撃テストの結果から基端部の幅寸法が4.5mm以上であることが好ましい。
【0025】
以上のように構成された係合片20aは、シャッタ部材13をカートリッジ本体4に取り付けた際、このカートリッジ本体4の前面33に形成したシャッタ開放ガイド溝10に挿入されるとともに、後述するカートリッジ本体4内に配設されるシャッタロック部材23に相対係合する。
【0026】
シャッタ部材13は、第一スライドガイド部17及び第二のスライドガイド部18とによって下ハーフ3に立設したガイド壁11を上下から挟持するようにしてカートリッジ本体4に組み合わされる。シャッタ部材13は、ディスクカートリッジ1が記録再生装置のカートリッジ装着部に挿脱操作されることによって、シャッタ部14、15によって記録再生開口部9を閉塞する閉塞位置と、この記録再生開口部9を開放する開放位置との2位置に亘ってカートリッジ本体4に沿ってスライド動作される。
【0027】
カートリッジ本体4の上ハーフ2と下ハーフ3の主面には、シャッタ部13が移動する記録再生開口部9の周縁から一方の側面に亘る領域及びカートリッジ本体4の前面33に亘って、シャッタ部材13の厚さとほぼ等しい深さのシャッタスライド凹部22が設けられている。このシャッタスライド凹部22は、シャッタ部材13をカートリッジ本体の上下主面と面一となって組み付けることを可能とする。従って、ディスクカートリッジ1は、シャッタ部材13をカートリッジ本体4に組み付けることによる厚み寸法の増大が防止されている。
【0028】
カートリッジ本体4には、組み付けたシャッタ部材13で記録再生開口部9を閉塞した閉塞位置に保持するシャッタロック部材23が備えられている。シャッタロック部材23は、合成樹脂材料等によって成形されており、枢支部24と、この枢支部24から互いに対向するようにして一体に設けられたロックアーム部25及び弾性変位部26とから構成され、全体略U字状に形成されている。枢支部24は、基端部にカートリッジ本体4を構成する下ハーフ3の内面に立設した支持軸3aに挿通される挿通孔が設けられている。
【0029】
また、ロックアーム部25は、図5に示すように、シャッタロック部材23がカートリッジ本体4に組み付けられた状態において、シャッタ駆動ガイド溝10に臨む側面に係合凹部25aが設けられている。この係合凹部25aは、シャッタ部材13が記録再生開口部9を閉塞した状態において、このシャッタ部材13に形成した係合片20が相対係合する。これによって、シャッタ部材13は、シャッタ部14、15によって記録再生開口部9を閉塞した開口部閉塞位置で、シャッタロック部材23によってロック状態に保持される。なお、弾性変位部26は、シャッタロック部材23がカートリッジ本体4に組み付けられた状態において、その先端部が下ハーフ3に立設した立壁と係合される。
【0030】
カートリッジ本体4には、シャッタロック23を支持する支持軸3aが設けられたコーナ部1aと対角位置の下ハーフ3の一方コーナ部1bに、誤記録防止部材27が配設されている。誤記録防止部材27は、合成樹脂材料等によって全体として略E字状に成形されており、下ハーフ3に沿って第一の位置28及び第二の位置29に切換操作されることによって、この下ハーフ3に設けた誤記録検出穴30を閉塞及び開放する。
【0031】
従って、ディスクカートリッジ1は、誤記録防止部材27が誤記録検出穴30を閉塞した第一の位置28に設定された状態においては、例えば記録再生装置側に配設される誤記録検出手段の誤記録検出穴30への進入が阻止され、光ディスク5への情報信号の記録を可能な状態とする。また、ディスクカートリッジ1は、誤記録防止部材27が誤記録検出穴30を開放した第二の位置29に設定された状態においては、例えば記録再生装置側に配設される誤記録検出手段が誤記録検出穴30へ進入し、光ディスク5への情報信号の記録を不能な状態にする。
【0032】
以上のように構成したディスクカートリッジ1は、カートリッジ本体4の上面に設けた挿入方向指示マークに従って、記録再生装置内に配設したカートリッジホルダ等を備えたカートリッジ装着部に挿入される。ディスクカートリッジ1には、この挿入操作によって、シャッタ駆動ガイド溝10の開放端10aから記録再生装置側に設けたシャッタ開放部材31が、カートリッジ本体4の前面部33に形成したシャッタ駆動ガイド溝10に進入する。そして、シャッタ開放部材31は、ディスクカートリッジ1が更にカートリッジ装着部へと挿入されるにしたがい、シャッタロック部材23のロックアーム部25の基端側外側面から先端側に向かって乗り上がり、ロックアーム部25をカートリッジ本体4の内方へと押圧する。
【0033】
シャッタロック部材23は、このシャッタ開放部材31によるロックアーム部25のカートリッジ本体4の内方側への押圧動作に伴い、支持軸3aに枢支された枢支部24を中心として、図5において、時計方向へと回動動作する。シャッタ部材13は、このシャッタロック部材23の回動動作により、その係合片20とシャッタロック部材23の係合凹部25aとの係合状態が解除されて、カートリッジ本体4に対して移動可能な状態になる。
【0034】
シャッタ部材13は、シャッタロック部材23によるロック状態が解除された後、ディスクカートリッジ1のカートリッジ装置部への挿入操作に従って、シャッタ開放部材31に押圧されて記録再生開放部9を開放する方向へとスライド動作する。これによって、ディスクカートリッジ1は、シャッタ部材13のシャッタ部14、15によるカートリッジ本体4の記録再生開口部9が閉塞状態から開放される。シャッタロック部材23は、シャッタ部材13が記録再生開口部9を完全に開放する位置までスライド動作されると、シャッタ開放部材31によるロックアーム部25への押圧動作が解除される。そして、このシャッタロック部材23は、枢支部24を中心に、図5において、反時計方向へと回動復帰してその係合凹部25aがシャッタ駆動ガイド溝10に臨んだ状態となる。
【0035】
シャッタ閉塞部材32は、上述したディスクカートリッジ1が記録再生装置のディスク装着部へと挿入されるに従って、シャッタ部材13の第一のスライドガイド部17の側端部に当接する。シャッタ閉塞部材32は、図示しない弾性手段によって、カートリッジ本体4の前面33側に付勢されている。
【0036】
従って、第一のスライドガイド部17の側端部に当接したシャッタ閉塞部材32は、弾性手段の作用によって第一のスライドガイド部17の表面側に乗り上がる。そして、シャッタ閉塞部材32は、シャッタ開放部材31によるロックアーム部25への押圧動作によってロックが解除された直後に、先端部がシャッタ部材13の係合穴16aと対応位置し、弾性手段の弾性力によって係合穴16aに相対係合する。シャッタ部材13は、係合穴16aとシャッタ閉塞部材32との係合状態が弾性手段の弾性力によって保持されることによって、記録再生開口部9を開放した状態に保持される。
【0037】
ディスクカートリッジ1は、記録、再生操作が終了してイジェクト操作が行われると、記録再生装置のカートリッジ装置部から取り出される。この際、シャッタ部材13は、弾性手段の弾性力によって係合穴16aに相対係合する記録再生装置側のシャッタ閉塞部材32により係止された状態にあるため、カートリッジ本体4に対して相対移動する。そして、シャッタ部材13は、シャッタ部14、15がカートリッジ本体4の記録再生開口部9を閉塞した状態にあり、この記録再生開口部9を閉塞した状態でシャッタロック部材23によって保持される。
【0038】
ディスクカートリッジ1は、上述したようにシャッタ部材13がアルミニウム薄板によって形成されることから、軽量化が図られている。また、ディスクカートリッジ1は、従来のディスクカートリッジ101に備えられるステンレス薄板製のシャッタ部材107と比較して廉価に形成される。ディスクカートリッジ1は、係合片20がその材料特性から従来のシャッタ部材107の係合片107fと比較して機械的強度がやや小さくなっている。ディスクカートリッジ1は、係合片20の基端部20bに補強部21を一体に形成することにより機械的強度が高められて落下等の衝撃に対して破損や折れ曲がり等の発生が抑制され、シャッタ部材13のロック状態が確実に保持される。ディスクカートリッジ1は、シャッタ部材13がアルミニウム薄板によって形成されることにより軽量化が図られることによって、より軽微な操作力を以って駆動されるようになる。
【0039】
上述した実施の形態は、カートリッジ本体4の内部に光ディスク5を回転自在に収納したディスクカートリッジ1を示したが、本発明はかかるディスクカートリッジ1に限定されるものではない。ディスクカートリッジは、例えば光磁気ディスクや磁気ディスクを回転自在に収納した他のディスクカートリッジにも広く適用される。また、シャッタ部材13は、連結部16に対して一対のシャッタ部14、15とが形成されて構成されているが、カートリッジ本体の一方側にのみ記録再生開口部が形成されている場合には、一方のシャッタ部がガイド部として作用する。
【0040】
また、上記実施の形態は、シャッタ部材13をアルミニウム薄板材によって形成したが、従来のシャッタ部材と比較して軽量かつ廉価な素材、例えば合成樹脂等やマグネシウム薄板材で形成したものであってもよいことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るディスクカートリッジよれば、シャッタ部材と一体に形成されシャッタロック部材と相対係合することによりシャッタ部材が記録再生開口部を閉塞した状態に保持されるようにする係合片の基部に補強部を一体に形成したことから、係合片の機械的強度が向上される。したがって、ディスクカートリッジは、落下等の衝撃が加えられた場合にも係合片の破損や折れ曲がり等の発生が抑制され、シャッタ部材を確実に保護して記録再生開口部から塵埃等が内部に侵入してディスクに付着したり外方に露呈されたディスクの記録面が傷つけられるといった不都合の発生が確実に防止される。また、ディスクカートリッジは、例えば廉価で軽量であるアルミニウム薄板等を素材としてシャッタ部材を形成した場合にも信頼性が充分に保持され、軽量化及びコストダウンが図られ、より軽微な操作力により記録再生開口部を閉塞、開放する2位置に亘って円滑にスライド動作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの分解斜視図である。
【図2】同デイスクカートリッジの斜視図である。
【図3】同デイスクカートリッジに備えられるシャッタ部材の詳細を示す一部切欠き斜視図である。
【図4】同シャッタ部材に形成された係合片の詳細を示す要部斜視図である。
【図5】同デイスクカートリッジの上ハーフを取り外して示した要部平面図である。
【図6】従来のディスクカートリッジの分解斜視図である。
【図7】同ディスクカートリッジに備えられるシャッタ部材の詳細を示す一部切欠き斜視図である。
【図8】同シャッタ部材に形成された係合片の詳細を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、2 上ハーフ、3 下ハーフ、4 カートリッジ本体、5 ディスク(円盤状記録媒体)、9 記録再生開口部、13 シャッタ部材、14、15 シャッタ部、16 連結部、17 第一のスライドガイド部、18 第二のスライドガイド部、19 第三のスライドガイド部、20 係合片、21 補強部、23 シャッタロック部材、31 シャッタ開放部材、32シャッタ閉塞部材
Claims (2)
- 円盤状記録媒体が回転自在に収納されるとともに、この円盤状記録媒体の主面の一部を径方向に亘って外方に臨ませる記録再生開口部が設けられたカートリッジ本体と、
上記記録再生開口部を開閉するシャッタ部と、このシャッタ部と直交する方向に連設されることによって上記カートリッジ本体の一方側面と対向されるとともに記録再生装置のシャッタ駆動部材が係合する係合穴が設けられた連結部と、この連結部の一方側縁に一体に連設されるとともに上記シャッタ部と平行な係合片が折曲形成されたスライドガイド部とを有し、上記カートリッジ本体に移動自在に組み合わされたシャッタ部材と、
上記カートリッジ本体の内部に配設され、上記シャッタ部が上記記録再生開口部を閉塞した状態で上記係合片と相対係合することによって上記シャッタ部材をロックするロック部材とを備え、
上記係合片の基端部側には、上記係合片とともに上記スライドガイド部から折曲され、
上記係合片の基端部側を当該シャッタ部材の上記カートリッジ本体に対する移動方向の幅を幅広にして上記係合片の基部を補強する補強部が一体に形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。 - 上記シャッタ部材は、アルミニウム板を素材として形成されたことを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
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