JP3897829B2 - 樹脂製燃料ポンプブラケット - Google Patents
樹脂製燃料ポンプブラケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3897829B2 JP3897829B2 JP08145895A JP8145895A JP3897829B2 JP 3897829 B2 JP3897829 B2 JP 3897829B2 JP 08145895 A JP08145895 A JP 08145895A JP 8145895 A JP8145895 A JP 8145895A JP 3897829 B2 JP3897829 B2 JP 3897829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- molded product
- resin
- molding
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims description 45
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 109
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 75
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 75
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 55
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 55
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 9
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 4
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 4
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 4
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical group [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、電気接続ターミナルに関するもので、詳細には燃料ポンプ用の樹脂製ブラケットに取付ける電源接続ターミナル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、特開平6−84565号公報に示される電源接続ターミナル構造が知られている。これは、電気コネクタのターミナルに複数の溝部を刻み、この溝部の上に接着剤等のシールコートを塗布し、このターミナルをインサートとしてコネクタハウジングに一体成形するものである。
【0003】
また他の従来技術として、特開平3−64661号公報に開示される電源接続ターミナル構造が知られているが、この従来のものは、ターミナルがホルダによって支持され、このホルダが接着剤でコネクタ本体に接合されている電気コネクタである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特開平6−84565号公報に開示される電源接続ターミナル構造は、電気コネクタのターミナルに刻んだ溝部の上に接着剤が十分に付着し難いため、外部から成形界面を伝って水等が侵入するというような気密不良を発生し易いという問題がある。
【0005】
また特開平3−64661号公報による電源接続ターミナル構造によると、次の(1) 〜(5) の問題を発生する可能性がある。
(1) ホルダ自体が厚肉であるため、成形内部に巣、気泡等のボイドが発生し易いし、成形後のヒケも発生し易い。これらボイドとヒケは樹脂成形の欠陥であり、その後のホルダの二次成形によっては、ヒケ等の欠陥部に隙間が発生する恐れがあるという問題がある。さらに、成形外部からターミナル成形界面の隙間に沿って侵入する水等により腐食し易いし、成形外部からターミナル成形界面に沿って燃料タンク内からのガソリン漏れ等を引き起こす可能性があるという問題がある。
【0006】
(2) 前記(1) に関連し、二次成形で形成される厚肉部にも前記(1) と同様にボイドが発生する恐れがあり、このボイドはターミナル間の二次成形部に発生すればホルダ外周とつながる場合もあり、このような場合には前記(1) と同様のガソリン漏れ等の問題に至る。
(3) ホルダ位置決め固定凸起は電気コネクタ外部に露出している構成であるから、二次成形界面からの前記(1) 同様の漏れが発生する問題にいたる。これは、前記固定凸起部分においては二次成形との溶け込みが十分になされないことがあるからである。
【0007】
(4) 例えば図30に示すように、二個のホルダ100、101をもつ構成では、ホルダ100、101間のターミナル104、105の露出部が二次成形圧力により変形し変位するという問題がある。また一次成形後にターミナル104、105に塗布した接着剤が二次成形時の樹脂の圧力、樹脂の流れ等によりはがれてしまう問題がある。
【0008】
(5) 前記図30に示すように、フランジ103などの大物樹脂部品に電気コネクタ部を一体成形する場合、電気コネクタ部だけをターミナルと一体成形する場合と異なり、成形圧力が相対的に高いため、成形型の構造上成形肉を除去することが制約されるため成形肉圧を均一にすることが困難になることから、前記(1)〜(4) の問題の発生に至り易い。
【0009】
本発明の目的は、水、燃料等の侵入を確実に防止する電気接続ターミナル構造を備えた樹脂製燃料ポンプブラケットを提供することにある。
本発明の他の目的は、成形品のボイド、ヒケ等の成形欠陥の発生を防止する樹脂製燃料ポンプブラケットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の樹脂製燃料ポンプブラケットは、燃料ポンプの電気コネクタとポンプ取付用ブラケットとを樹脂で一体成形した樹脂製燃料ポンプブラケットであって、
ターミナルと、このターミナルの一部分に付着する接着剤と、この接着剤の周りに樹脂が流れ込むようにかつ外周に前記ターミナルと直交する方向に突起を有するように一次成形した成形品と、この一次成形品の周りに同種材料で燃料タンクの外部に露出する外部コネクタ部、前記燃料タンクの開口部を閉塞するフランジ部および前記燃料タンク内に収容される内部コネクタ部を二次成形する二次成形品とを有し、
前記突起は、前記一次成形品の外周の全周にエンドレスに形成されており、
前記二次成形品は、前記突起の先端部が露出しないよう前記一次成形品を覆っていることを特徴とする構成を採用する。
【0011】
請求項2記載の樹脂製燃料ポンプブラケットは、前記請求項1記載の構成において、前記ターミナルは、ターミナル所定位置にターミナル軸と直交する長円形状断面の接着剤塗布部を有することを特徴とする。
請求項3記載の樹脂製燃料ポンプブラケットは、前記ターミナルが、一方の面と他方の面に接着剤塗布用の溝を設けたターミナルであって、前記一方の面側の溝と前記他方の面側の溝とがターミナル軸方向にずれていることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の樹脂製燃料ポンプブラケットは、前記タ一ミナルが、側面の一部にV字状溝が連続して設けられていることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法は、ターミナルの周りに接着剤を塗布する工程と、前記ターミナルをインサートして接着剤の周りに樹脂が流れ込むようにかつ外周に前記ターミナルと直交する方向に突起を有するように一次成形する一次成形工程と、
一次成形工程で得られた一次成形品の周りに同種材料で燃料タンクの外部に露出する外部コネクタ部、前記燃料タンクの開口部を閉塞するフランジ部および前記燃料タンク内に収容される内部コネクタ部を二次成形する二次成形工程とを含み、
前記一次成形工程では、前記一次成形品の外周の全周に前記突起をエンドレスに形成し、
前記二次成形工程では、前記突起の先端部が露出しないよう前記同種材料で前記一次成形品を覆うことを特徴とする。
請求項6記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法は、前記一次成形品の前記突起を前記二次成形時の型合せ面部に設けたことを特徴とする。
請求項7記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法は、二次成形時、この二次成形時の成形用注入ゲート位置近傍に前記一次成形時の前記突起を設け、二次成形することを特徴とする。
【0015】
【作用および発明の効果】
請求項1記載の樹脂製燃料ポンプブラケットによると、燃料ポンプの電気コネクタとポンプ取付用ブラケットとを樹脂で一体成形する場合、ターミナルの一部分に接着剤を付着し、この接着剤の周りに樹脂が流れ込むようにかつ外周に前記ターミナルと直交する方向に突起を有するように一次成形し、この際、突起は一次成形品の外周の全周にエンドレスに形成されており、成形された一次成形品の周りに同種材料で燃料タンクの外部に露出する外部コネクタ部、フランジ部および内部コネクタ部を二次成形すると共に、この二次成形品が突起の先端部を露出させないよう一次成形品を覆っているため、二次成形品のターミナルと一次成形材料である樹脂との密着を良好にしてターミナルの抜け防止をするとともに、前記突起が一次成形品の二次成形品からの抜けを防止する。二次成形後にポンプとして組付けられた後、製品である二次成形品のターミナルの一方側から他方側へのガソリン、水等の侵入を防止するシール防止を図る。突起がガソリン、水等の流れを遮断する効果があり、シール性が良好になる。
【0016】
請求項2記載の樹脂製燃料ポンプブラケットによると、一次成形前、ターミナル所定位置にターミナル軸と直交する長円形状断面の接着剤塗布部を有するため、一次成形品におけるターミナルと樹脂の接合が良好になる。
請求項3記載の樹脂製燃料ポンプブラケットによると、ターミナルの一方の面と他方の面に接着剤塗布用の溝を設け、前記一方の面側の溝と前記他方の面側の溝とがターミナル軸方向にずれているため、一次成形及び二次成形後に外部からのシール性が良好になる。
【0017】
請求項4記載の樹脂製燃料ポンプブラケットによると、前記ターミナルの側面の一部にV字状溝が連続して設けられているため、一次成形時にV字状溝に樹脂が流れ込みやすいので一次成形後にターミナルと一次成形材料である樹脂との密着を良好にしてターミナルの抜け防止効果を大きくするとともに、二次成形後に燃料ポンプとして組付けられた後、製品である二次成形品としてガソリン、水等の侵入を防止するシール防止効果が大きい。
【0019】
請求項5記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法によると、ターミナルの周りに接着剤を塗布した後、前記ターミナルをインサートして接着剤の周りに樹脂が流れ込むようにかつ外周に前記ターミナルと直交する方向に突起を有するように一次成形し、この際、突起は一次成形品の外周の全周にエンドレスに形成されており、一次成形工程で得られた一次成形品の周りに同種材料で外部コネクタ部、フランジ部および内部コネクタ部を二次成形すると共に、この二次成形品が突起の先端部を露出させないよう前記同種材料で一次成形品を覆っているため、突起がガソリン、水等の流れを遮断する効果があり、シール性が良好になる。また、成形された二次成形品のターミナルと一次成形材料である樹脂との密着を良好にしてターミナルの抜け防止をすることができる。
請求項6記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法によると、一次成形品の突起を二次成形時の型合せ面部に設けるため、二次成形時、注入樹脂の流れ込みを良好にする。
請求項7記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法によると、二次成形時、この二次成形時の成形用注入ゲート位置近傍に前記一次成形時の前記突起を設け、二次成形するため、注入樹脂の流れ込みを良好にし、ボイド、ヒケ等の成形欠陥の発生頻度が低減できる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明のインタンク式燃料ポンプ装置の一実施例を図2〜図4に示す。
図2は燃料タンクに取付けたインタンク式燃料ポンプ装置を示し、図4はインタンク式燃料ポンプ装置の側面図、図3はインタンク式燃料ポンプ装置の平面図である。
【0022】
図2に示すように、燃料タンク1の内部にインタンク式燃料ポンプ装置2が装着されている。金属製の上タンク3と下タンク4はインシュレータ5とボルト42およびナット43により挾持固定されている。上タンク3の給油口10にはゴムブーツ7を介在させて供給管6が接続されている。下タンク4の内部にはサブタンク8が設置され、下タンク4のサブタンク8の内部と外部とを連通する連通パイプ9が設けられている。
【0023】
サブタンク8の内部には、ポンプフィルタ44と、このポンプフィルタ44の出口側に燃料ポンプ45を収容する樹脂製のポンプケース46とが収容される。ポンプケース46は、ブラケット47の支持部48の下端にスナップフィット嵌合により吊り下げ固定されている。フランジ部33は、上タンク3に固定されるプレート50により上タンク3にガスケット81を介してシール固定されている。
【0024】
ポンプケース46の内部の燃料ポンプ45にてポンプフィルタ44を通して汲上げられる燃料は、メインチューブ部82から図示しないエンジンのインジェクタへ供給される。エンジン側へ圧送される燃料の圧力は、ポンプ側電気コネクタ83に供給される電流制御または電圧制御により一定圧になるように制御される。
【0025】
上タンク3に取付けられるフランジ部33は、ポリアセタール等の樹脂によりチューブ類と電気コネクタ部84とブラケット等の部品が一体成形されたものである。電気コネクタ部84は、リード線85、86によりポンプ側電気コネクタ83に接続され、外部から図示しない車両用ワイヤハーネスが電気的に接続される。
【0026】
燃料タンク1の上面から吊り下げられる燃料ポンプ45を支持するブラケット47は、電気コネクタ部84と樹脂により一体成形されている。この電気コネクタ部84は、下記に示す一次成形ならびに二次成形を経由して作製される。
以下、電気コネクタ部84の製造段階において、一次成形前工程、一次成形工程、二次成形工程の順に電気コネクタ部の各構成要素について説明する。
【0027】
(1) ターミナル
図1に示すように、ターミナル11は、細長板状の部材からなるもので、プレス成形により形成され、一方の端部12、中央部13、他方の端部14からなる。ターミナル11の一方の端部12と他方の端部14は図1Aにおいて左右対称で、最端部の角部が面取り加工されている。中央部13は、端部12および端部14の幅よりも広幅で縁面にギザギザ状にV字状溝15、16が形成され、このV字状溝部15、16は、図1Bに示すように横断面の角部が丸状に形成される丸状部17、18を有している。これは、後述する一次成形時、樹脂が接触面に十分に流れ込むようにすることで、一次成形品からターミナル11が抜けるのを防止する効果を上げるためである。またターミナル11の中央部13が広幅に形成されるのも同様に、図6に示す一次成形品30からターミナル11が抜けるのを防止するためである。ターミナル11の一方の端部12と他方の端部14は、その横断面形状が図1Cに示すように矩形状に形成されている。また図1DとEに示すように、ターミナル11の中央部13の両端広幅面の一方の面の幅方向にV字状溝19、20が形成され、他方の面の幅方向にV字状溝20、22が形成されている。一方のV字状溝19、21と他方のV字状溝20、22は互いのターミナル軸方向位置がずれて形成されている。これは、ターミナル11と一次成形材料である樹脂との密着を良好にして抜け防止をするとともに、二次成形後にポンプとして組付けられた後、製品としてガソリン、水等の侵入を防止するシール防止を図るためである。
【0028】
次に、ターミナル11の接着剤塗布状態を図5に基づいて説明し、ターミナル11を用いた一次成形工程を図6に基づいて説明し、二次成形工程を図7に基づいて説明する。
(2) ターミナルの接着剤塗布状態
図1に示すターミナル11の中央部分に接着剤を塗布した接着剤塗布状態を図5に示す。この接着剤の塗布領域は、図5Aにおける符号24で示す接着剤塗布範囲である。接着剤塗布部25は、図5Bに示すように丸み部26と平坦部27との塗布厚みをほぼ同等にする。図5Cはターミナル11の一方の端部12における接着剤なし部の断面図を示す。図5Dは図5AのD方向矢視図である。この接着剤塗布工程を終えたターミナル11をインサートとして次に一次成形する。
【0029】
(3) 一次成形
図5に示したターミナル11を5極の電源コネクタに適用した場合の一次成形状態を図6に示す。
5本のターミナル11を用意し、これを所定位置に配置し、ターミナル11をインサートして一次樹脂成形する。一次樹脂成形は、ターミナル11の中央部13を含む一方の端部12と他方の端部14とのそれぞれの中央部側の外周部に樹脂が流れ込み樹脂成形されてホルダ29が形成される。ホルダ29は、図5に示す接着剤塗布状態の接着塗布範囲24を覆う位置に樹脂成形される。次にこの一次成形品30を二次成形工程に移す。
【0030】
(4) 二次成形
図6に示す一次成形品30をインサートとして、一次成形に用いた樹脂と同種の樹脂材料で二次成形すると、図7に示すような二次成形品31を得る。二次成形品31は、外部コネクタ部32とフランジ部33と内部コネクタ部34とからなる。ここで外部コネクタ部32は図4に示すように燃料タンク1の外部に露出する電気コネクタ部84の一部分で、フランジ部33は燃料タンク1の開口部を閉塞する部分で、内部コネクタ部34は燃料タンク1内に収容される部分である。この図7に示す断面図は、図3に示すVII −VII 線断面部分の二次成形品部分の断面を示すものである。二次成形時、フランジ部33が形成されるのであるが、このときの樹脂注入位置は、図3に示す符号36、37の矢印部分がゲート入口部分となる。
【0031】
次に、ターミナルの構造の変形例を第2実施例(図8、9)、第3実施例(図10、11)、第4実施例(図12、13)として以下に示す。
(第2実施例)
本発明の第2実施例を図8および図9に示す。
図8および図9に示す第2実施例は、ターミナル11を一方側部分11aと他方側部分11bと別体のものを接合して形成し、ターミナル11の中央部13の縁面角部を角部にした例である。図8Bに示すように、ターミナル11の中央部13の幅方向両端に角部39、40が形成されている。
【0032】
この図8に示すターミナル11の接着剤塗布範囲は図9に示される。図9に示すように接着剤塗布領域24は図9A、B、Dに示す領域部分であり、この部分の接着剤の厚さは図9Bに示すように角部39、40の部分の接着剤塗布厚みが相対的に薄くなっている。この実施例のように角部39、40の接着剤塗布厚みが薄くなっても、一次成形上支障はないが、望ましくは前記第1実施例で示したように接着剤塗布厚みはできるだけ均一に形成されるのが良い。
【0033】
(第3実施例)
本発明の第3実施例を図10および図11に示す。
図10および図11に示す第3実施例は、ターミナル11を一方側部分11aと他方側部分11bと別体のものを接合して形成した例である。ターミナル11の一方側11aと他方側11bとを接合する接合部分に幅方向にV字状の溝部40が形成される。この溝部40は、このターミナルをインサートして一次成形品を作るときに樹脂流れ込みを良好にし、樹脂からのターミナルの抜けを防止するとともに、二次成形後の製品として使用されるときの水、ガソリン等の侵入防止シール機能を果たす。また広幅の中央部13の幅方向端面には丸状部17、18が形成される。これは、後述する一次成形前の接着剤塗布時に接着剤塗布面積を均一にすることにより一次成形の樹脂接着剥離強度が良好となる。
【0034】
図10に示すターミナル11の中央部分に接着剤を塗布するが、この接着剤塗布範囲を図11に示す。接着剤塗布範囲については、第1実施例の図5に示すものと同様であるので説明を省略する。
(第4実施例)
本発明の第4実施例を図12および図13に示す。
【0035】
図12および図13に示す第4実施例は、ターミナル11を一方側11aと他方側11bとを端面で接合した例である。この例ではターミナル11の中央部13の全外周にV字状溝41を形成した例である。このV字状溝41は板幅方向に平行に複数本形成されている。このV字状溝41は、接着剤塗布後の一次成形時に樹脂の流れ込みを良好にし、二次成形終了後製品として使用したときのガソリン、水等の侵入防止シール機能を良好にする。
【0036】
図13に示すようにターミナル11の接着剤塗布領域24において接着剤塗布部25を形成する。この接着剤は、前述のV字状溝41にも浸透して一次成形時の樹脂とターミナルとの接着性が良好となる。以上で接着剤終了工程までの第1、第2、第3、第4実施例の説明をした。
次に、電気コネクタの一次成形品と二次成形品との成形密着性を良好にした実施例を第5実施例(図15〜図18)、第6実施例(図19〜図21)、第7実施例(図22〜図24)および第8実施例(図25〜図29)に示す。
【0037】
(第5実施例)
本発明の第5実施例を図15〜図18に示す。
図15〜図18に示す第5実施例は、一次成形品30のホルダ29の外周の全周に突起部51を形成した例である。この突起部51は、一次成形品30を二次成形するとき、二次成形時の樹脂の流れ込みを良好にし、またこの一次成形品30のホルダ29の抜けを防止する役割がある。さらには二次成形品31を燃料タンクに取付けたときの使用状態におけるガソリン、水等の侵入防止シール特性を向上する効果がある。
【0038】
この突起部51は、図16に示すように、ホルダ29の全外周にエンドレスに環状に形成する。エンドレスに形成することで密着性並びにシール性が向上する。この突起部51は、一次成形時に形成されるもので、図16に示す型合わせ面52で上型と下型を抜くとき、その型抜き時に突起部51が形成されるように型成形する。これにより、突起部51を樹脂型成形により容易に形成することができる。
【0039】
図18は、この一次成形品30を用いて二次成形した二次成形品31を示す。図18に示すように一次成形品30をインサートとして二次成形するとき、一次成形品30のホルダ29の突起部51がホルダ29の全外周に形成されているため、二次成形時に注入樹脂の突起部51への引っ掛かり作用が働き、製品としてはシール作用が良好となる。一次成形品30が二次成形品31から抜けることが防止される。
【0040】
(第6実施例)
本発明の第6実施例を図19〜図21に示す。
図19〜図21に示す第6実施例は、一次成形品30のホルダ29に除肉部54、55、56、57を設けた例である。
ホルダ29の全外周に突起部51が形成されるとともに、このホルダ29のターミナル軸方向に除肉部54、55、56、57を設けている。この除肉部54、55、56、57はターミナル軸方向の一方側と他方側の両方に形成されている。この除肉部54、55、56、57を形成することで、二次成形時に樹脂の流れ込み作用により二次成形樹脂との密着性が良好となりホルダ29の二次成形品における抜けが防止され、シール性も向上するという効果がある。除肉部54の一方側に形成される突起部58もまた抜け防止並びにシール性向上の役割を果たしている。また一次成形品30にインサート成形されているターミナル11の根元部には全周に肉盛り部302が形成されている。これは、一次成形型内にターミナルをインサートしやすいように一次成形型内に面取りがされているからである。
【0041】
この図19および図20に示す一次成形品30を二次成形した二次成形品31を図21に示す。図21から判るように、突起部51、58並びに除肉部54、55、56、57が二次成形樹脂の流れ込みにより一次成形品30と二次成形品31との合わせ面の接触面積が凹凸状に増えることから接着状態が良好になることが判る。また二次成形品31はターミナルと接触しないように空隙部31bが形成されている。これにより、二次成形品の樹脂がターミナルをつたうことなく相手側の電気コネクタとの嵌合が確実にできる。
【0042】
(第7実施例)
本発明の第7実施例を図22〜図24に示す。
図22〜図24に示す第7実施例は、図22、図23および図24に示すように、一次成形品30のターミナル11の付け根部にさらに除肉部60を形成し凹凸状を増やし、二次成形樹脂との接着面積を大きくした例である。
【0043】
この例では除肉部60が一次成形品30のみにより形成されているので、この除肉部60内に溜った水や埃が一次成形品30と二次成形品31との間の隙間30cに入り込まなく、さらに接着状態が良好になる。
(第8実施例)
本発明の第8実施例を図25〜図29に示す。
【0044】
図25〜図29に示す第8実施例は、フランジ部33に形成される電気コネクタが6極のものに本発明を適用した例である。電気コネクタの製造工程における一次成形品を図26および図27に示す。
図26、図27に示すように、一次成形品61はターミナル62、63がL字状の形状をしており、このターミナル62、63の図示しない中央部には前述の実施例と同様に、V字状溝等により一次成形樹脂の流れ込みが良好になるようV字状溝等が設けられてシール性が向上されている。このターミナル62、63の中央部に一次成形によりホルダ64が形成されている。ホルダ64には突起部65が周方向全外周に形成され、またL字状の延びる方向の側面に除肉部67が形成されている。これら突起部65、除肉部67は、ホルダ64の表面に凹凸面を形成することで二次成形樹脂との密着性を良好にしシール性を向上させる効果がある。
【0045】
またホルダ64の外周にはターミナル62、63の突出部の付け根部に除肉部66が形成されている。この除肉部66も二次成形時の二次樹脂との密着性流れ込み性を良好にしてシール効果を高める作用効果がある。
図26および図27に示す一次成形品61をインサートして二次成形すると図28および図29に示す二次成形品71が形成される。この二次成形品71は、外部コネクタ73、フランジ部33および内部コネクタ74とからなり、外部コネクタ73が燃料タンクの外部に突出し、内部コネクタ74は燃料タンク内に延び、この内部コネクタ74は図示しないポンプ側のコネクタに接続されるリード線が接続される。また二次成形品71には除肉部68、69、70がそれぞれ形成されている。
【0046】
この図28および図29に示す第8実施例は、図30に示す従来の比較例と対比すると判るように、一次成形品61の突起部65並びに除肉部66、67が形成されることで二次成形樹脂の流れ込み時に凹凸面状が大きいことから密着性が良好となってガソリン、水等の侵入防止に効果も大となるということが理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のターミナルを示すもので、Aは平面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dはターミナルの側面図、EはDのE部分拡大図である。
【図2】本発明の第1実施例の樹脂製燃料ポンプブラケットを燃料タンクに取付けた状態を示す概略構成図である。
【図3】第1実施例の樹脂製燃料ポンプブラケットの平面図である。
【図4】第1実施例の樹脂製燃料ポンプブラケットの側面図である。
【図5】第1実施例の接着剤塗布状態を示す図で、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dはターミナルの平面図である。
【図6】第1実施例の一次成形品を示すもので、Aは平面図、BはAのB方向矢視図、CはAのC方向矢視図である。
【図7】本発明の第1実施例の二次成形品を示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施例のターミナルを示すもので、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dは平面図である。
【図9】第2実施例のターミナルの接着剤塗布領域を示すもので、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dは平面図である。
【図10】本発明の第3実施例のターミナルを示すもので、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dは平面図である。
【図11】第3実施例のターミナルの接着剤塗布領域を示すもので、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dは平面図である。
【図12】本発明の第4実施例のターミナルを示すもので、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dは平面図である。
【図13】第4実施例のターミナルの接着剤塗布領域を示すもので、Aは側面図、BはAのB−B線断面図、CはAのC−C線断面図、Dは平面図である。
【図14】二次成形時の樹脂注入ゲートを説明するための平面図である。
【図15】本発明の第5実施例の一次成形品の平面図である。
【図16】図15に示すXVI 方向矢視図である。
【図17】図15に示すXVII方向矢視図である。
【図18】本発明の第5実施例の二次成形品の断面図である。
【図19】本発明の第6実施例の一次成形品の平面図である。
【図20】図19に示すXX方向矢視図である。
【図21】本発明の第6実施例の二次成形品を示す断面図である。
【図22】本発明の第7実施例の一次成形品の平面図である。
【図23】図22に示すXXIII 方向矢視図である。
【図24】本発明の第7実施例の二次成形品を示す断面図である。
【図25】本発明の第8実施例による燃料ポンプを示す断面図である。
【図26】第8実施例の一次成形品の側面図である。
【図27】図26に示すXXVII 方向矢視図である。
【図28】第8実施例の二次成形品の断面図である。
【図29】図28に示すXXIX方向矢視図である。
【図30】従来例の電気コネクタを示す二次成形品の断面図である。
【符号の説明】
11 ターミナル
13 中央部
15、16 V字状溝
17、18 丸状部
19、20 V字状溝
21、22 V字状溝
24 接着剤塗布領域
25 接着剤塗布部
26 丸み部
27 平坦部
29 ホルダ
30 一次成形品
31 二次成形品
32 外部コネクタ部
33 フランジ部
34 内部コネクタ部
36、37 ゲート
39、40 角部
41 V字状溝
51 突起部
52 型合わせ面
54、55、56、57 除肉部
58 突起部
60 除肉部
Claims (7)
- 燃料ポンプの電気コネクタとポンプ取付用ブラケットとを樹脂で一体成形した樹脂製燃料ポンプブラケットであって、
ターミナルと、このターミナルの一部分に付着する接着剤と、この接着剤の周りに樹脂が流れ込むようにかつ外周に前記ターミナルと直交する方向に突起を有するように一次成形した成形品と、この一次成形品の周りに同種材料で燃料タンクの外部に露出する外部コネクタ部、前記燃料タンクの開口部を閉塞するフランジ部および前記燃料タンク内に収容される内部コネクタ部を二次成形する二次成形品とを有し、
前記突起は、前記一次成形品の外周の全周にエンドレスに形成されており、
前記二次成形品は、前記突起の先端部が露出しないよう前記一次成形品を覆っていることを特徴とする樹脂製燃料ポンプブラケット。 - 前記ターミナルは、ターミナル所定位置にターミナル軸と直交する長円形状断面の接着剤塗布部を有することを特徴とする請求項1記載の樹脂製燃料ポンプブラケット。
- 前記ターミナルは、一方の面と他方の面に接着剤塗布用の溝を設けたターミナルであって、前記一方の面側の溝と前記他方の面側の溝とがターミナル軸方向にずれていることを特徴とする請求項2記載の樹脂製燃料ポンプブラケット。
- 前記ターミナルは、側面の一部にV字状溝が連続して設けられていることを特徴とする請求項3記載の樹脂製燃料ポンプブラケット。
- ターミナルの周りに接着剤を塗布する工程と、前記ターミナルをインサートして接着剤の周りに樹脂が流れ込むようにかつ外周に前記ターミナルと直交する方向に突起を有するように一次成形する一次成形工程と、
一次成形工程で得られた一次成形品の周りに同種材料で燃料タンクの外部に露出する外部コネクタ部、前記燃料タンクの開口部を閉塞するフランジ部および前記燃料タンク内に収容される内部コネクタ部を二次成形する二次成形工程とを含み、
前記一次成形工程では、前記一次成形品の外周の全周に前記突起をエンドレスに形成し、
前記二次成形工程では、前記突起の先端部が露出しないよう前記同種材料で前記一次成形品を覆うことを特徴とする樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法。 - 前記一次成形品の前記突起を前記二次成形時の型合せ面部に設けることを特徴とする請求項5記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法。
- 二次成形時、この二次成形時の成形用注入ゲート位置近傍に前記一次成形時の前記突起を設け、二次成形することを特徴とする請求項5または6記載の樹脂製燃料ポンプブラケットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08145895A JP3897829B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 樹脂製燃料ポンプブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08145895A JP3897829B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 樹脂製燃料ポンプブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08279373A JPH08279373A (ja) | 1996-10-22 |
JP3897829B2 true JP3897829B2 (ja) | 2007-03-28 |
Family
ID=13746966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08145895A Expired - Lifetime JP3897829B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 樹脂製燃料ポンプブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3897829B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101149806B1 (ko) * | 2010-02-19 | 2012-06-08 | 주식회사 코아비스 | 연료펌프모듈용 플랜지 및 그 제조 방법 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3177606B2 (ja) | 1997-03-07 | 2001-06-18 | 旭化成株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物 |
JPH11111382A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Yazaki Corp | 液密コネクタ及びその組立て方法 |
JP2006278868A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hanshin Electric Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
JP4533793B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-09-01 | 日本特殊陶業株式会社 | 回路基板ケース |
JP5762332B2 (ja) * | 2012-02-14 | 2015-08-12 | 三菱電機株式会社 | コネクタ、コネクタの製造方法 |
JP5932553B2 (ja) * | 2012-08-02 | 2016-06-08 | 矢崎総業株式会社 | コネクタおよびコネクタの成形方法 |
JP2017109383A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | アルプス電気株式会社 | 複合成形部材、複合成形部材の製造方法、および電子部品 |
JP2018147846A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ予備成形体およびコネクタ |
JP2024123371A (ja) * | 2023-03-01 | 2024-09-12 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP08145895A patent/JP3897829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101149806B1 (ko) * | 2010-02-19 | 2012-06-08 | 주식회사 코아비스 | 연료펌프모듈용 플랜지 및 그 제조 방법 |
US8656588B2 (en) | 2010-02-19 | 2014-02-25 | Coavis | Flange for fuel pump module and manufacturing method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08279373A (ja) | 1996-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101601173B (zh) | 连接器 | |
JP3897829B2 (ja) | 樹脂製燃料ポンプブラケット | |
JP5308935B2 (ja) | コネクタの一体成形方法 | |
US20110300731A1 (en) | Waterproof connector | |
JP3870467B2 (ja) | 電気接続部を有する成形品とその成形方法 | |
JP4394648B2 (ja) | ジャンクション用電装品とその製造方法 | |
JP2003234144A (ja) | コネクタ | |
WO2015002245A1 (ja) | 防水コネクタ | |
EP0529911B1 (en) | A cylindrical carbon segment commutator | |
KR20120022618A (ko) | 방수형 전기 커넥터 및 방수형 전기 커넥터의 조립방법 | |
US20020153156A1 (en) | Method and apparatus for blocking fluid and fluid vapors | |
US6913493B2 (en) | Sealed electrical connector assembly and method of fabricating same | |
JP3056356B2 (ja) | 自動車用センサ | |
US8616522B2 (en) | Idle air control valve | |
JP2643464B2 (ja) | 燃料タンクの電源接続ターミナル構造 | |
JP2003173839A (ja) | コネクタ | |
WO2023237986A1 (en) | Overmolded brush caps for flex and gasoline fuel pumps | |
US20110168135A1 (en) | Sealed wire interface | |
JP2000133370A (ja) | 電気接続器の防水構造 | |
US4304032A (en) | Method of capacitor manufacture | |
CN222582775U (zh) | 一种电器壳体及电器 | |
CN221201621U (zh) | 一种端子插针组件与一种电子泵 | |
CN215257815U (zh) | 一种汽车用密封圈 | |
JP2003234143A (ja) | コネクタ | |
JPH0419978Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040413 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040420 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040723 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |