JP3896893B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関において流入する排気ガスの空燃比がリーンであるときに窒素酸化物(NOx)を保持し、流入する排気ガスの空燃比がリッチとなると保持しているNOxを離脱させて排気ガス中の還元剤によりNOxを浄化することができるNOx保持剤が公知である。
【0003】
通常、NOx保持剤は排気ガス中に硫黄酸化物(SOx)の形で含まれている硫黄成分を保持した量が多くなるとNOx保持剤のNOx保持能力が低下する。したがって、NOx保持剤のNOx保持能力を維持するためにNOx保持剤に保持されたSOx量が一定量近傍となったときにSOx保持剤に保持されているSOxを離脱させなければならない。
【0004】
一方、SOxは大気汚染を促進する有害な排気物質である。また、SOx保持剤からSOxを離脱させると、離脱したSOxの一部が排気ガス中のHCやCOと反応して硫化水素(H2S)を生成する。このH2Sは大量に存在すると強い臭気を放つ有害な排気物質である。したがって、SOxやH2S等の硫黄成分を大気中に放出すると大気中の特定領域の硫黄成分濃度が高くなってしまう場合にはNOx保持剤からSOxを離脱させるべきではない。
【0005】
そこで、NOx保持剤の排気後流にSOx保持剤を配置した排気浄化装置が提案された。このような排気浄化装置では、硫黄成分を大気中に放出すると大気中の特定領域の硫黄成分濃度が高くなってしまう場合にNOx保持剤から離脱せしめられた硫黄成分をSOx保持剤に保持させ、硫黄成分を大気中に放出しても大気中の特定領域の硫黄成分濃度が高くならない場合にSOx保持剤に保持させた硫黄成分を離脱させて、大気中に放出させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような排気浄化装置では、NOx保持剤から硫黄成分を離脱させるための硫黄離脱処理を行うと、その硫黄離脱処理によってNOx保持剤がその硫黄離脱条件に到達するだけでなくSOx保持剤までもその硫黄離脱条件に到達してしまってSOx保持剤にSOxが保持されず、よってNOx保持剤から離脱せしめられた硫黄成分がSOx保持剤を通過してそのまま大気中に放出されてしまうことがあった。したがって、硫黄成分を大気中に放出すると大気中の特定領域の硫黄成分濃度が高くなってしまう場合にも大気中に硫黄成分が放出されてしまうことがあった。
【0007】
したがって本発明の目的は排気上流側の保持剤において硫黄成分離脱処理を行っても大気中に硫黄成分が放出されてしまうことのない排気浄化装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の発明では、機関排気通路上にNO X 保持剤と該NO X 保持剤の排気下流側に配置された硫黄保持剤とを具備し、これらNO X 保持剤及び硫黄保持剤はそれぞれ硫黄離脱条件以外の条件において排気ガス中に含まれる硫黄成分を保持すると共に硫黄離脱条件において保持している硫黄成分を排気ガス中に離脱させ、上記NO X 保持剤から硫黄成分を離脱させるべきときに該NO X 保持剤を硫黄離脱条件に到達させる上流側硫黄離脱処理を実行する上流側硫黄離脱手段をさらに具備する排気浄化装置において、上記上流側硫黄離脱手段は、上記硫黄保持剤がその硫黄離脱条件に到達することがないように且つ上記NO X 保持剤から排出された排気ガス中の硫黄成分が上記硫黄保持剤に保持されるように上流側硫黄離脱処理を実行する。
【0009】
一般に、NO X 保持剤の硫黄離脱条件と硫黄保持剤の硫黄離脱条件とは類似しているため、NO X 保持剤をその硫黄離脱条件に到達させると硫黄保持剤もその硫黄離脱条件に到達してしまうことが多い。このためNO X 保持剤をその硫黄離脱条件に到達させると、NO X 保持剤から離脱せしめられた硫黄成分はそのまま大気中に放出されてしまう。これに対して第1の発明では、NO X 保持剤の硫黄離脱処理を実行しNO X 保持剤がその硫黄離脱条件に到達せしめられても硫黄保持剤がその硫黄離脱条件に到達しないため、NO X 保持剤から離脱せしめられた硫黄成分はほとんどが硫黄保持剤に保持される。
【0010】
第2の発明では、第1の発明において、上記NO X 保持剤及び硫黄保持剤の硫黄離脱条件は排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであってNO X 保持剤及び硫黄保持剤の温度がそれぞれの硫黄離脱温度より高いことである。
したがって、NO X 保持剤の硫黄離脱処理が行われるときには、NO X 保持剤に流入する排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチにされると共にNO X 保持剤の温度がその硫黄離脱温度よりも高くされながらも、硫黄保持剤がその硫黄離脱条件に到達しないように、硫黄保持剤に流入する排気ガスの空燃比がリーンにされるかまたは硫黄保持剤の温度がその硫黄離脱温度よりも低くされる。
【0011】
第3の発明では、第1又は2の発明において、上記上流側硫黄離脱手段は上記NO X 保持剤の排気下流であって上記硫黄保持剤の排気上流において排気ガス中に空気を供給するための空気供給手段を有し、該空気供給手段によって上記硫黄保持剤に流入する排気ガス中に空気を供給することで該硫黄保持剤がその硫黄離脱条件にならないようにした。
第3の発明では、上流側硫黄保持剤の硫黄離脱処理を実行したときに、NO X 保持剤から排出される排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであったとしても、その排気ガスが硫黄保持剤に流入する前に排気ガスに空気が供給されて排気ガスの空燃比がリーンとされるため、硫黄保持剤は硫黄離脱条件とならない。
【0012】
第4の発明では、第1又は2の発明において、上記上流側硫黄離脱手段は上記硫黄保持剤の温度を制御するための温度制御手段を有し、上記上流側硫黄離脱処理を実行するときには温度制御手段によって上記硫黄保持剤がその硫黄離脱条件にならないようにした。
第4の発明では、NO X 保持剤の硫黄離脱処理を実行したときに、硫黄保持剤の温度がその硫黄離脱温度以下となるように調整されるため、硫黄保持剤は硫黄離脱条件とならない。なお、実際の温度制御手段としては、NO X 保持剤と硫黄保持剤との間の排気管の距離を長くし、排気ガスがこの排気管を通過する間に排気ガスを冷却することや、NO X 保持剤と硫黄保持剤との間の排気管を冷却する冷却ファンを配置すること等が考えられる。また、第3の発明と同様に排気ガス中に外気を導入することによっても排気ガスを冷却することができる。
【0013】
第5の発明では、第1〜4のいずれか一つの発明において、上記硫黄保持剤に保持された硫黄成分を離脱させることが許容される状態であるか否かを判定するための判定手段と、上記硫黄保持剤をその硫黄離脱条件に到達させる下流側硫黄離脱処理を実行することができる下流側硫黄離脱手段とをさらに具備し、該判定手段によって硫黄成分を離脱させることが許容される状態であると判定されたときに下流側硫黄離脱手段によって下流側硫黄離脱処理を実行するようにした。
【0014】
第5の発明によれば、硫黄保持剤に保持された硫黄成分を離脱させることが許容されると判定された場合に、硫黄保持の硫黄離脱処理を行うことによって硫黄成分が硫黄保持剤から離脱せしめられて大気中に放出される。逆に言えば、例えば硫黄保持剤の硫黄離脱処理を実行していない状態で排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであったり、硫黄保持剤の温度が硫黄離脱温度近傍であったりして効率的に硫黄保持剤の硫黄離脱処理を実行することができるような場合であっても、すなわち効率的に硫黄保持剤から硫黄成分を離脱させることが可能であっても、硫黄成分を離脱させることが許容されないと判定された場合には硫黄保持剤の硫黄離脱処理は実行されず、よって硫黄成分は硫黄保持剤から離脱せしめられない。
【0015】
第6の発明では、第5の発明において、上記硫黄保持剤に保持された硫黄成分量を算出する硫黄保持量算出手段をさらに具備し、上記判定手段によって硫黄成分を離脱させることが許容される状況であると判定されたときであっても硫黄保持量算出手段によって算出された硫黄成分量が予め定められた量以下であるときには下流側硫黄離脱処理を実行しないようにした。
【0016】
硫黄保持剤の硫黄離脱処理を実行する場合、上述したように排気ガスの空燃比をほぼ理論空燃比またはリッチにすると共に硫黄保持剤の温度をその硫黄離脱温度以上に昇温させなければならない。このような操作をするためには例えば排気ガス中に未燃の燃料を含有させたり、昇温装置で硫黄保持剤を昇温させたりする。ところが排気ガス中に未燃の燃料を含有させれば燃費が悪化し、昇温装置を用いれば硫黄保持剤の昇温にエネルギが消費されるため、硫黄離脱処理の回数は少ない方がよい。これに対して第6の発明では、硫黄保持剤に保持された硫黄成分量が予め定められた量以下であるときには硫黄離脱処理を実行しないため、硫黄離脱処理の実行回数が減り、燃費の悪化やエネルギの消費を防止することができる。
【0017】
第7の発明では、第5または6の発明において、上記下流側硫黄離脱手段は上記NO X 保持剤の排気下流であって上記硫黄保持剤の排気上流において排気ガス中に還元剤を添加するための還元剤添加装置である。
一般に、硫黄離脱処理を行うために排気ガスの温度を上げたり排気ガス中に未燃の燃料を含有させたりするのに、内燃機関から排出される排気ガスの特性に関するパラメータを変化させることが多い。ところが内燃機関から排出される排気ガスの特性に関するパラメータを変化させるには最適な運転状態にあった内燃機関を僅かに最適な状態とは異なった状態で運転させなければならず、このため内燃機関の安定性および出力性能が僅かながらも低下する。これに対して、第7の発明では内燃機関から排出される排気ガスの特性に関するパラメータを変化させる必要がない。このため第7の発明の硫黄離脱処理を行っても内燃機関の安定性および出力性能には何ら影響を与えない。
【0018】
第8の発明では、第5〜7のいずれか一つの発明において、上記NO X 保持剤をバイパスするバイパス通路と、該バイパス通路に流入する排気ガスとNO X 保持剤に流入する排気ガスとの割合を調整する割合調整弁とをさらに具備し、下流側硫黄離脱処理が実行されるときには機関本体から排出される排気ガスの少なくとも一部がバイパス通路に流入するように割合調整弁を調整するようにした。
【0019】
排気浄化手段の下流に硫黄保持剤を配置する構成では、内燃機関から排出された排気ガスはNO X 保持剤を通過してから硫黄保持剤に流入する。この場合、硫黄保持剤の硫黄離脱処理として硫黄保持剤をその硫黄離脱温度まで上昇させるように内燃機関から排出される排気ガスのパラメータを制御すると、NO X 保持剤もその影響を受けて必要以上に高温になってしまう。これに対して第8の発明では、硫黄保持剤の硫黄離脱処理が実行されるときにNO X 保持剤がバイパスされる。このため内燃機関から排出された排気ガスの少なくとも一部、好ましくは全部がNO X 保持剤を通らずに直接硫黄保持剤に流入するので、NO X 保持剤が高温になってしまうことが回避される。
【0020】
第9の発明では、第5〜8のいずれか一つの発明において、上記硫黄保持剤に保持された硫黄成分を離脱させることが許容される状態が該硫黄保持剤から大気に硫黄成分を放出したときに該放出せしめられた硫黄成分を含む局所的な大気中の硫黄成分濃度が予め設定した濃度以下になると予想される状態である。
大気中の硫黄成分はその濃度が高くなると、例えばH2Sが強い臭気を放つ等の理由から環境汚染が促進される。これに対して第9の発明によれば、離脱した硫黄成分を含む局所的な大気中の硫黄成分濃度が予め設定した濃度以下に抑えられることにより、硫黄成分による環境汚染を最小限に抑えることができる。
【0021】
第10の発明では、第1〜9のいずれか一つの発明において、上記NO X 保持剤に保持された硫黄成分の量が所定量以上になったときに該NO X 保持剤の硫黄離脱処理が実行され、上記硫黄保持剤が保持可能な硫黄成分量はNO X 保持剤の上記所定量よりも多い。
第10の発明によれば、硫黄保持剤が保持可能な硫黄成分量がNO X 保持剤の上記所定量よりも多いため、NO X 保持剤の硫黄離脱処理が行われて硫黄成分がNO X 保持剤から離脱せしめられた場合、離脱された硫黄成分を硫黄保持剤が全て保持することができる。さらに、硫黄保持剤が保持可能な硫黄成分量がNO X 保持剤の所定量の数倍であれば、硫黄保持剤はNO X 保持剤で硫黄離脱処理が数回行われてもNO X 保持剤から離脱せしめられた硫黄成分を全て保持することができる。
【0023】
第11の発明では、第1〜10のいずれか一つの発明において、上記NO X 保持剤および上記硫黄保持剤のうち少なくとも一方は排気ガス中の微粒子を捕集することができるパティキュレートフィルタに担持される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の排気浄化装置を説明する。図1は本発明の排気浄化装置を備えた火花点火式内燃機関を示す。なお本発明は圧縮着火式内燃機関にも適用可能である。
【0025】
図1および図2を参照すると、1は機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は電気制御式燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートを夫々示す。吸気ポート8は対応する吸気枝管11を介してサージタンク12に連結され、サージタンク12は吸気ダクト13を介して排気ターボチャージャ14のコンプレッサ15に連結される。
【0026】
吸気ダクト13内にはステップモータ16により駆動されるスロットル弁17が配置され、さらに吸気ダクト13周りには吸気ダクト13内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置18が配置される。図1に示した内燃機関では冷却装置18内に機関冷却水が導かれ、この機関冷却水により吸入空気が冷却される。一方、排気ポート10は排気マニホルド19および排気管20を介して排気ターボチャージャ14の排気タービン21に連結され、排気タービン21の出口は排気管22を介してNOx保持剤23を内蔵したケーシング24に連結される。NOx保持剤23の上流側には、NOx保持剤23の温度を検出するための温度センサ49が取付けられる。一方、NOx保持剤23の下流側には、排気管25を介して硫黄成分保持剤(以下、S保持剤と称す)26を内蔵したケーシング27が連結される。S保持剤26の上流側には、S保持剤26の温度を検出するための温度センサ50が取付けられる。
【0027】
排気マニホルド19とサージタンク12とは排気ガス再循環(以下、EGR)通路28を介して互いに連結され、EGR通路28内には電気制御式EGR制御弁29が配置される。またEGR通路28周りにはEGR通路28内を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置30が配置される。図1に示した内燃機関では冷却装置30内に機関冷却水が導かれ、この機関冷却水によりEGRガスが冷却される。
【0028】
一方、各燃料噴射弁6は燃料供給管6aを介して燃料リザーバ、いわゆるコモンレール27に連結される。このコモンレール31内へは電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ32から燃料が供給され、コモンレール31内に供給された燃料は各燃料供給管6aを介して燃料噴射弁6に供給される。コモンレール31にはコモンレール31内の燃料圧を検出するための燃料圧センサ33が取り付けられ、燃料圧センサ33の出力信号に基づいてコモンレール31内の燃料圧が目標燃料圧となるように燃料ポンプ32の吐出量が制御される。
【0029】
電子制御ユニット40はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス41により互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)42、RAM(ランダムアクセスメモリ)43、CPU(マイクロプロセッサ)44、入力ポート45および出力ポート46を具備する。燃料圧センサ29の出力信号は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。また、温度センサ49、50の出力信号は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。
【0030】
アクセルペダル51にはアクセルペダル51の踏込量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ52が接続され、負荷センサ52の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。さらに、入力ポート45には、クランクシャフトが例えば30°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ53、および当該排気浄化装置の搭載された車両の車速に応じた出力電圧を発生する車速センサ54に接続される。一方、出力ポート46は、対応する駆動回路48を介して、燃料噴射弁6、スロットル弁駆動用ステップモータ16、EGR制御弁25、および、燃料ポンプ28に接続される。
【0031】
ところで、吸気通路および燃焼室5内および排気通路に供給された空気と燃料との比を排気ガスの空燃比と称すると、本実施形態のNOx保持剤23は後述するメカニズムでNOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときには排気ガス中に含まれるNOxを保持し、排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチのときには保持しているNOxを排気ガス中に離脱させる。離脱したNOxは、排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであるときに排気ガス中に含まれる還元剤(例えばHC、CO)によって還元浄化される。
【0032】
一方、このようなNOx保持剤23では排気ガス中のNOxだけでなく硫黄成分も保持してしまう。このためNOx保持剤23を硫黄成分保持剤と称することもできる。特にNOx保持剤23は後述するメカニズムでNOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときまたは排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであってNOx保持剤23の温度がNOx保持剤23の硫黄成分の離脱温度(以下、S離脱温度と称す)よりも低いときには排気ガス中に含まれる硫黄成分を保持し、排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであってNOx保持剤23の温度がNOx保持剤23のS離脱温度よりも高いときには保持している硫黄成分を離脱させる。離脱した硫黄成分は排気ガス中に放出され、NOx保持剤の後流へまたは大気中へ放出される。
【0033】
このようなNOx保持剤23は排気ガス中に含まれるNOxを無限に保持することができるわけではなく、NOx保持剤23がNOxを保持できるNOx保持能力は決まっている。このため、定期的にNOx離脱処理、すなわち排気ガスの空燃比をほぼ理論空燃比またはリッチにする制御を行い、NOx保持剤からNOxを離脱させて還元させる。さらに、NOx保持剤23に保持された硫黄成分がNOx保持能力に影響を及ぼす。より詳細には、NOx保持剤23に保持された硫黄成分量が多ければ多いほど、NOx保持剤23のNOx保持能力は低下し、NOx保持剤が保持することができるNOx量は少なくなる。
【0034】
したがってNOx保持剤23のNOx保持能力を維持するためには、NOx保持剤23に保持された硫黄成分量を常に少量に抑える必要がある。このため、NOx保持剤23に保持された硫黄成分量が所定量を超えたときに硫黄成分の離脱処理(以下、S離脱処理と称す)を行うことによって硫黄成分が離脱される。S離脱処理では排気ガスの空燃比をほぼ理論空燃比またはリッチにすると共にNOx保持剤23の温度をNOx保持剤23のS離脱温度にまで上昇させる制御を行うことによってNOx保持剤23から硫黄成分を離脱させる。
【0035】
NOx保持剤23のS離脱処理は以下のようにして行われる。上述したようにNOx保持剤23のS離脱処理では、NOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比をほぼ理論空燃比またはリッチにすると共にNOx保持剤23の温度をそのS離脱温度以上にまで上昇させる。NOx保持剤23の温度を上昇させるには、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するタイミングを遅らせたり、内燃機関の燃焼室に機関駆動用の燃料を噴射した後に少量の燃料を噴射して燃焼させたり、また、燃焼室内の燃料に点火するための点火栓が設けられている場合にはこの点火栓による燃料の点火タイミングを遅らせたりすることによってNOx保持剤23に流入する排気ガスの温度を上昇させる。温度の上昇した排気ガスがNOx保持剤23に流入することによって、NOx保持剤23の温度が上昇する。
【0036】
あるいは、NOx保持剤23の温度を上昇させるには、内燃機関の燃焼室に機関駆動用の燃料を噴射した後に少量の燃料を噴射し、その燃料を燃焼させずにそのまま燃焼室から排出させたり、内燃機関の燃焼室に機関駆動用の燃料を多めに噴射したりすることによって排気ガス中に未燃の燃料を混入させる。このような未燃の燃料がNOx保持剤23内で燃焼せしめられることによってNOx保持剤23の温度が上昇する。このようにしてNOx保持剤23のS離脱処理では内燃機関から排出される排気ガスのパラメータ(例えば空燃比、温度)を変化させることによって行われる。
【0037】
ところで、NOx保持剤から離脱せしめられた硫黄成分はSOxとして、あるいはH2Sとして大気中へと放出される。これらSOxやH2Sの硫黄成分は有害な大気汚染物質であり、特に大気中の局所的な領域の硫黄成分濃度が高いと強い臭気を放ったり、人体に悪影響を及ぼしたりする。上述したようにNOx保持剤に保持されている硫黄成分量が所定量を超えるという要因によってS離脱処理を行うと、例えばNOx保持剤を搭載した車両が停止している場合や低速走行している場合等、硫黄成分を放出すると大気中の局所的な領域の硫黄成分濃度が高くなってしまう場合でもS離脱処理が行われ、よって大気中の局所的な領域の硫黄成分濃度が高くなってしまっていた。
【0038】
これに対して、NOx保持剤23の排気下流に硫黄成分保持剤(以下、S保持剤と称す)26を配置することが検討されている。S保持剤26はNOx保持剤23と同様にS保持剤26に流入する排気ガスの空燃比がリーンであるときおよび排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであってS保持剤26の温度がS保持剤26のS離脱温度よりも低いときには排気ガス中に含まれる硫黄成分を保持し、排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであってS保持剤26の温度がS保持剤26のS離脱温度よりも高いときには保持している硫黄成分を離脱させる。離脱した硫黄成分は排気ガス中に放出され、S保持剤の後流へまたは大気中へ放出される。
【0039】
このようなS保持剤26はNOx保持剤23のS離脱処理を行ったときに離脱された硫黄成分が大気中に放出されてしまうことのないように、NOx保持剤23から離脱された硫黄成分を保持することを目的として配置される。ところが、NOx保持剤23のS離脱処理を行うと、NOx保持剤23がS離脱条件に到達するだけでなく、S保持剤もS離脱条件に到達してしまうことがある。すなわち、上述したようにNOx保持剤23のS離脱処理を行うと、NOx保持剤23には高温で未燃の燃料を含んだ排気ガスが流入する。そしてこの排気ガスは未燃の燃料の一部が燃焼せしめられることによりより高温になり、また未燃の燃料の残りが排気ガス中に存在したままになるため、NOx保持剤から排出される排気ガスの空燃比はほぼ理論空燃比またはリッチである。このようなNOx保持剤23から排出された排気ガスは非常に高温であるため、NOx保持剤23から排出されてからS保持剤26に流入するまでに温度が低下したとしても、S保持剤26に流入するときにはまだS保持剤26のS離脱温度以上である。
【0040】
これに対して、本発明の第一実施形態の排気浄化装置では、S保持剤26の温度を制御するための温度制御手段として排気管25の長さが長くされている。これによりNOx保持剤23とS保持剤26との間の距離が長くなり、排気ガスがNOx保持剤23から排出されてからS保持剤26に流入するまでに排気ガスの温度がS保持剤26のS離脱温度よりも低くなる。逆に、排気管25の長さは排気管25を通る排気ガスの温度が排気管25通過中にS保持剤26のS離脱温度よりも低い温度にまで低下せしめられるような長さである。これにより、S保持剤26に流入する排気ガスの温度はS保持剤26のS離脱温度よりも低くなるため、S保持剤26に流入する排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであったとしても、S保持剤26に流入した排気ガス中の硫黄成分はS保持剤26に保持される。
【0041】
ここで、S保持剤26が保持可能な硫黄成分量はNOx保持剤23の上記所定量よりも多い。このため、NOx保持剤23の硫黄離脱処理が行われて硫黄成分がNOx保持剤23から離脱せしめられた場合、S保持剤26は離脱された硫黄成分を全て保持することができる。さらに、S保持剤26が保持可能な硫黄成分量がNOx保持剤23の上記所定量の数倍であれば、S保持剤26はNOx保持剤23で硫黄離脱処理が数回行われてもNOx保持剤23から離脱せしめられた硫黄成分を全て保持することができる。
【0042】
S保持剤26に保持された硫黄成分はS保持剤26のS離脱処理を行うことによって離脱せしめられる。S保持剤26では大気中に硫黄成分を放出することが許容されない場合、すなわち硫黄成分を放出すると少なくとも放出直後に硫黄成分が放出された辺りの大気中の局所的な領域の硫黄成分濃度が比較的高い濃度になってしまうと予想される場合にはS保持剤26のS離脱処理が実行されない。逆に、大気中に硫黄成分を放出することが許容される場合、言い換えると硫黄成分を放出しても少なくとも放出直後に硫黄成分が放出された辺りの大気中の局所的な領域の硫黄成分濃度が高い濃度にはならないと予想される場合、すなわち離脱した硫黄成分を含む局所的な大気中の硫黄成分濃度が予め設定した濃度以下になると予想される場合にはS保持剤26のS離脱処理が実行される。
【0043】
このように本実施形態ではNOx保持剤23に保持された硫黄成分が所定量を超えるとNOx保持剤23から硫黄成分が離脱せしめられるにも関わらず、大気中に硫黄成分を放出することが許容されない場合には硫黄成分は大気中に放出されない。すなわち、本発明によればNOx保持剤23に保持される硫黄成分量を所定量以下に維持しながらも、大気中の局所的な領域の硫黄成分濃度を高くしてしまうことがない。
【0044】
なお、本実施形態ではS保持剤23から大気中に硫黄成分を放出することが許容される場合であるか否かを当該排気浄化装置を搭載した車両の車速に応じて判定する。すなわち、一般に車両が比較的低速で走行している場合や停止している場合に大気中に硫黄成分を放出すると、放出された硫黄成分は大気中の局所的な領域に滞留し、このため上記局所的な領域の硫黄成分濃度が高くなってしまう。したがって、当該排気浄化装置を搭載している車両が比較的高速で走行している場合には大気中に硫黄成分を放出してもよいが、車両が比較的低速で走行している場合および停止している場合には大気中に硫黄成分を放出すべきではない。したがって本実施形態では、当該排気浄化装置を搭載した車両の車速を測定するための車速センサ54によって測定された車速が所定速度以上である場合を大気中に硫黄成分を放出することが許容される場合とし、測定された車速が所定速度より小さい場合を大気中に硫黄成分を放出することが許容されない場合とする。
【0045】
また、後述するようにS保持剤26のS離脱処理を実行すると燃料消費量が増加する。一方、S保持剤26が保持可能な硫黄成分量よりも少ない予め定められた量である基準量を設け、大気中に硫黄成分を放出することが許容される場合であって且つS保持剤26に保持された硫黄成分量がこの基準量以上である場合にのみS保持剤26のS離脱処理を実行することで、S保持剤26のS離脱処理を実行する回数を減らすことができる。そこで、第一実施形態において、このような場合にのみS保持剤26のS離脱処理を実行するようにしてもよい。なお、以下の説明では、こうした場合の実施形態について説明する。
【0046】
次に、第一実施形態におけるS保持剤26のS離脱処理について説明する。第一実施形態の排気浄化装置では排気管25のS保持剤26近傍に還元剤として燃料を添加(または噴射)する燃料噴射装置60が配置され、S保持剤26のS離脱処理を行うときには排気管25を通る排気ガス中に燃料噴射装置60から燃料が噴射される。これによりS保持剤26のS離脱処理を行うときにはS保持剤26に流入する排気ガスの空燃比は内燃機関から排出される排気ガスの空燃比に関わらずリッチである。また、燃料噴射装置60から噴射された燃料がS保持剤26内で燃焼するため、S保持剤26の温度は上昇し、S保持剤26のS離脱温度に達する。このように燃料噴射装置60から燃料が噴射されることによって排気ガスの空燃比がリッチにされ且つS保持剤26の温度がS離脱温度以上に上昇せしめられ、S保持剤26から硫黄成分が離脱せしめられる。
【0047】
ところで、通常S保持剤26のS離脱処理を行うにはNOx保持剤23におけるS離脱処理と同様に、内燃機関から排出される排気ガスの温度を上げたり、その排気ガス中に未燃の燃料を含有させたりすることによってS保持剤26の温度を上昇させていた。ところが、このような方法でS保持剤26の温度を上昇させようとすると、S保持剤26の上流に配置されたNOx保持剤23は高温で未燃の燃料を多量に含んだ排気ガスと最初に接触するため、S保持剤26以上に温度が上昇してしまう。S保持剤26の温度をS保持剤26のS離脱温度にまで上昇させると、NOx保持剤23はS保持剤26のS離脱温度以上の極端な高温になってしまう。NOx保持剤23が必要以上に高温になると、熱劣化等によりNOx保持剤23の浄化性能が低下してしまったり、NOx保持剤23の不必要な昇温のために燃料を消費してしまったりといった問題が生じる。
【0048】
これに対して本実施形態では、S保持剤26のS離脱処理においてNOx保持剤23の下流に配置された燃料噴射装置60から燃料が噴射されるのでNOx保持剤23の温度が上昇することはなく、またNOx保持剤23の昇温に燃料が消費されてしまうこともない。一方、本実施形態の排気浄化装置ではS保持剤26のS離脱処理を実行してもNOx保持剤23は昇温されないことから、S保持剤26のS離脱処理実行時にはNOx保持剤23からは硫黄成分が離脱せしめられない。
【0049】
また、上述したようなNOx保持剤26のS離脱処理では、内燃機関から排出される排気ガスの温度が上がるように、またはその排気ガス中に未燃の燃料を含有させるように内燃機関が運転せしめられる。ところが、このように内燃機関を運転させる場合、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するタイミングを遅らせたり点火栓による燃料の点火タイミングを遅らせたりしているため、機関回転数や負荷等に応じた内燃機関の最適な運転状態とは僅かに異なった運転状態で内燃機関が運転される。このような運転状態で内燃機関が運転されると、最適な運転状態である場合に比べて内燃機関の安定性および出力性能が低下してしまう。
【0050】
これに対して本実施形態では、排気管25を通る排気ガスに燃料が噴射されるだけなので、S保持剤26のS離脱処理を行うのに燃料を噴射するタイミングや燃料の点火タイミングを変更する必要がない。したがってS保持剤26のS離脱処理を実行しても、内燃機関の安定性および出力性能が低下してしまうことが防止される。
【0051】
次に、第一実施形態におけるNOx保持剤23およびS保持剤26から硫黄成分を離脱させて大気中に放出するためのS放出制御について説明する。本実施形態では、硫黄保持量算出手段によってNOx保持剤23およびS保持剤26にそれぞれ保持された硫黄成分量HnoxおよびHsが算出される。これら硫黄成分量の算出は以下のように行われる。燃料噴射量、燃料中の硫黄成分の割合等が測定され、測定された値に基づいて内燃機関から単位時間当たりに排出される排気ガス中の硫黄成分量が算出される。算出された値はNOx保持剤23に保持されている硫黄成分量Hnoxに加算される。こうしてNOx保持剤23に保持されている硫黄成分量Hnoxが推定される。この硫黄成分量HnoxはNOx保持剤23のS離脱処理が実行されると零にリセットされ、代わりにその時のHnoxの値がS保持剤23に保持されている硫黄成分量Hsに加算される。一方、S保持剤23の離脱処理が実行されると、S保持剤26から硫黄成分が離脱せしめられるためHsが零にリセットされる。
【0052】
S放出制御ではNOx保持剤23に保持されている硫黄成分量Hnoxが上記所定量Hpnox以上である場合にはNOx保持剤23から硫黄成分を離脱させなければならず、NOx保持剤23のS離脱処理が行われる。一方、NOx保持剤23に保持されている硫黄成分量Hnoxが上記所定量Hpnoxより少ない場合にはNOx保持剤23から硫黄成分を離脱させる必要はないため、NOx保持剤23のS離脱処理は実行されない。
【0053】
次いで、S保持剤26のS離脱処理を行うか否かが大気中に硫黄成分を放出することが許容される場合であるか否かによって決定され、大気中に硫黄成分を放出することが許容される場合、すなわち当該排気浄化装置を搭載した車両の車速Sが所定速度Sp以上である場合にはS保持剤26のS離脱処理が実行され、大気中に硫黄成分を放出することが許容されない場合、すなわち車両の車速Sが所定速度Spよりも小さい場合にはS保持剤26のS離脱処理は実行されない。ただし、車両の車速Sが上記所定速度Sp以上であるときに常にS保持剤26のS離脱処理を行うと例えば高速道路等の高速運転時に常にS保持剤26のS離脱処理が行われることになってしまう。S保持剤26のS離脱処理を行う場合には燃料噴射装置60から燃料が噴射されるので、S保持剤26のS離脱処理を長時間続けて行うと燃費が悪化してしまう。このため、車両の車速Sが上記所定速度Sp以上であっても、S保持剤26に保持されている硫黄成分量Hsが予め定められた量である基準量Hps以下である場合にはS保持剤26のS離脱処理を行わない。これにより燃費の悪化等が防止される。
【0054】
なお、上記実施形態では大気中に硫黄成分を放出することが許容されない場合を当該排気浄化装置を搭載している車両が比較的低速で走行している場合や停止している場合であるとしたが、トンネル内や工業地帯等、大気中に硫黄成分を放出する前から大気中の硫黄成分の濃度が高く、大気中に少量の硫黄成分を放出しただけで局所的な領域の硫黄成分が予め設定した濃度より高くなってしまうような場合等も考えられる。
【0055】
また、上記第一実施形態では温度制御手段として排気管25の長さを長くすることを挙げたが、排気管25の外部に冷却ファンを配置すること等、排気管25からS保持剤26に流入する排気ガスの温度を下げるとができれば如何なる形態であってもよい。
【0056】
さらに、S保持剤26はNOx保持剤であってもよい。この場合、NOx保持剤23においてわずかでもNOxを浄化できなかった場合に、浄化できなかったNOxをS保持剤26において浄化することができる。この場合でもS保持剤26に流入するNOxは少量であり、よってS保持剤26に保持される硫黄成分の量をNOx保持剤23のように所定量以下に抑える必要がないため、S保持剤26ではNOx保持剤23よりも多くの硫黄成分を保持可能である。
【0057】
あるいはS保持剤26は排気ガス中の微粒子を捕集することができるパティキュレートフィルタに硫黄成分を保持する機能をもたせたものであってもよい。また、NOx保持剤23が排気ガス中の微粒子を捕集することができるパティキュレートフィルタにNOxおよび硫黄成分を保持する機能をもたせたものであってもよい。このようなパティキュレートフィルタでは硫黄成分やNOxを保持する機能の他に内燃機関から排出される微粒子も同時に捕集することが可能である。また、パティキュレートフィルタは、パティキュレートフィルタ内で連続的に生成される活性酸素によってパティキュレートフィルタに捕集された微粒子を連続的に酸化することができるのが好ましい。このようなパティキュレートフィルタにより、排気ガスをより効果的に浄化することができる。
【0058】
次に図3を参照して第一実施形態におけるS放出制御ルーチンについて説明する。まずステップ101においてNOx保持剤23に保持された硫黄成分量Hnoxが所定量Hpnox以上であるか否かが判定され、硫黄成分量Hnoxが所定量Hpnoxより小さいと判定された場合にはステップ104へと進む。ステップ101において硫黄成分量Hnoxが所定量Hpnox以上であると判定された場合にはステップ102へと進む。ステップ102ではNOx保持剤23のS離脱処理が実行される。次いでステップ103ではNOx保持剤23に保持された硫黄成分量HnoxがS保持剤26に保持された硫黄成分量Hsに加算され、その後硫黄成分量Hnoxが零にリセットされ、ステップ104へと進む。
【0059】
ステップ104ではS保持剤26に保持された硫黄成分量Hsが基準量Hps以上であるか否かが判定され、硫黄成分量Hsが基準量Hpsよりも少ないと判定された場合にはS放出制御ルーチンが終了せしめられる。ステップ104で硫黄成分量Hsが基準量Hps以上であると判定された場合にはステップ105へと進み、当該排気浄化装置を搭載した車両の速度Sが所定速度Sp以上であるか否かが判定される。車両の速度Sが所定速度Spよりも小さいと判定された場合にはS放出制御ルーチンが終了せしめられる。一方、ステップ105において車両の速度Sが所定速度Sp以上であると判定された場合にはステップ106へと進む。ステップ146ではS保持剤26のS離脱処理が実行され、燃料噴射装置60から燃料が噴射される。次いで、ステップ107ではS保持剤26に保持された硫黄成分量Hsが零にリセットされ、S放出制御ルーチンが終了せしめられる。
【0060】
次に、図4を参照して本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態の排気浄化装置の構成は第一実施形態の排気浄化装置の構成とほぼ同一であるが、第二実施形態の排気浄化装置では排気管61の長さが第一実施形態の排気管の長さ25に比べて短く、通常の排気管と同様な長さであり、この排気管61には排気管61を通過する排気ガス中に空気を供給する空気供給装置62が設けられる。さらに第二実施形態の排気浄化装置では、NOx保持剤23をバイパスするバイパス通路70と、このバイパス通路70とNOx保持剤23との分岐部に配置される流量調整弁71とが設けられる。
【0061】
NOx保持剤23の排気下流であってS保持剤26の排気上流に設けられた空気供給手段62はNOx保持剤23のS離脱処理を行うときに、NOx保持剤23から排出された排気ガスがS保持剤26に流入する前にこの排気ガス中に空気を供給する。このため、NOx保持剤23から排出された排気ガスの空燃比に関わらず、S保持剤26に流入する排気ガスの空燃比をリーンにすることができる。排気ガスの空燃比がリーンとなれば、S保持剤26はそのS離脱条件に到達することがなく、よってS保持剤26を通る排気ガス中の硫黄成分を保持する。したがって、本発明の第二実施形態の排気浄化装置によれば、NOx保持剤23のS離脱処理を行うときに、上述した第一実施形態におけるNOx保持剤23のS離脱処理に加えて、空気供給手段62から排気管61を流れる排気ガス中に空気を供給することによって、NOx保持剤23のS離脱処理を行っても大気中に硫黄成分が放出されてしまうことがなくなる。
【0062】
一方、バイパス通路70とNOx保持剤23との分岐部に配置された流量調整弁71はバイパス通路70とNOx保持剤23とに流入する流量を調整する。言い換えると、流量調整弁71はバイパス通路70とNOx保持剤23とに流入する排気ガスの割合を調整する割合調整弁と称することもできる。より詳細には流量調整弁71が図4に点線で示した第一の位置にあるときには内燃機関から排出された排気ガスはNOx保持剤23を通り、その後S保持剤26に流入する。一方、流量調整弁71が図4に実線で示した第二の位置にあるときには内燃機関から排出された排気ガスはNOx保持剤23をバイパスしてS保持剤26に流入する。流量調整弁71はS保持剤26のS離脱処理を実行するとき以外は第一の位置にある。
【0063】
S保持剤26のS離脱処理を実行すると、まず流量調整弁71が第二の位置に移動せしめられ、これにより内燃機関から排出された排気ガスはNOx保持剤23をバイパスしてS保持剤26に流入せしめられる。次いで、第一実施形態におけるNOx保持剤23のS離脱処理と同様に内燃機関から排出される排気ガスの温度が上昇せしめられたり、排気ガス中に未燃の燃料が混入せしめられたりする。このとき排気ガスが直接S保持剤26に流入せしめられるため、NOx保持剤23を昇温してしまうことがない。したがってS保持剤26のS離脱処理を行うときには上述した第一実施形態のNOx保持剤23のS離脱処理と同様な処理に加えて、流量調整弁71を第二の位置に移動させることにより、高温で未燃の燃料を含んだ排気ガスがS保持剤26に流入し、これによりS保持剤26に保持された硫黄成分が離脱せしめられる。したがって、第二実施形態によれば、第一実施形態の燃料噴射装置60等の装置を追加することなくS保持剤26の温度を上昇させることができる。
【0064】
最後に、NOx保持剤23について説明する。NOx保持剤23はカリウム(K)、ナトリウム(Na)、リチウム(Li)、セシウム(Cs)、ルビジウム(Rb)のようなアルカリ金属、バリウム(Ba)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)のようなアルカリ土類金属、ランタン(La)、イットリウム(Y)、セリウム(Ce)のような希土類、鉄(Fe)のような遷移金属、およびスズ(Sn)のような炭素族元素から選ばれた少なくとも一つと、白金(Pt)のような貴金属触媒とから成る。
【0065】
次に、図5を参照して本発明のNOx保持剤23のNOx保持・離脱メカニズムおよび硫黄成分保持・離脱メカニズムについて白金(Pt)とバリウム(Ba)とから成るNOx保持剤23を例にとって説明するが、他の貴金属、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類、遷移金属から成るNOx保持剤でも同様なメカニズムになる。
【0066】
NOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比がリーンであり排気ガス中の酸素濃度が高いと、図5(A)に示したように排気ガス中の酸素はO2 -またはO2-の形で白金の表面に付着する。一方、排気ガス中のNOは白金の表面上でO2 -またはO2-と反応し、NO2となる(2NO+O2→2NO2)。次いで生成されたNO2および排気ガス中のNO2の一部は白金上で酸化されつつNOx保持剤23に吸収され、バリウム(Ba)と結合しながら図5(A)に示したように硝酸イオン(NO3 -)の形でNOx保持剤23内に拡散し、硝酸塩(BaNO3)を生成する。すなわち、排気ガス中のNOxが硝酸イオンの形でNOx保持剤23に保持される。
【0067】
一方、排気ガス中の硫黄成分、特にSOXもNOXと同様なメカニズムによりNOx保持剤23に保持される。すなわち、排気ガスの空燃比がリーンであると排気ガス中のSO2は白金Ptの表面でO2 -またはO2-と反応してSO3となる。次いで、斯くして生成されたSO3の一部は白金Pt上でさらに酸化されつつNOx保持剤23に吸収され、バリウム(Ba)と結合しながら、硫酸イオン(SO4 2-)の形でNOx保持剤23内に拡散し、硫酸塩(BaSO4)を生成する。すなわち、排気ガス中のSOxが硫酸イオンの形でNOx保持剤23に保持される。
【0068】
NOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチにされると、排気ガス中の酸素濃度が低下し、その結果、白金(Pt)の表面でのNO2の生成量が低下する。NO2の生成量が低下すると反応が逆方向(NO3 -→NO2)に進み、斯くしてNOx保持剤23内の硝酸イオン(NO3 -)がNO2の形でNOx保持剤23から離脱せしめられる。このときNOX保持剤23から離脱せしめられたNOXは図5(B)に示したように流入排気ガス中に含まれる多量の未燃HC、COと反応して還元せしめられる。このようにして白金の表面上にNO2が存在しなくなるとNOx保持剤23から次から次へとNO2が離脱せしめられる。したがってNOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比がリッチにされると短時間のうちにNOx保持剤23からNOXが離脱せしめられ、しかもこの離脱したNOXが還元されるので大気中にNOXが放出されることはない。
【0069】
一方、硫酸塩(BaSO4)は安定していて分解しづらく、NOx保持剤23に流入する排気ガスの空燃比を単にリッチにしただけでは硫酸塩は分解されずにそのまま残る。ところがこの場合、NOX保持剤23の温度がNOx保持剤23のS離脱温度、例えば600℃以上になるとNOX保持剤23内において硫酸塩が分解して硫酸イオンSO4 2-が生成され、このときNOX保持剤23に流入する排気ガスの空燃比がリッチであればNOX保持剤23からSOxが離脱せしめられる。離脱せしめられたSOXの一部は排気ガス中に含まれるHCやCOと反応し、硫化水素(H2S)を生成する。そして、これらSOxおよびH2Sの硫黄成分は大気中に放出せしめられる。
【0070】
なお、NOx保持剤23についてのみ説明したが、S保持剤26もNOx保持剤23と同様な構成であり、また、S保持剤26における硫黄成分の保持および離脱もNOx保持剤23の硫黄成分保持・離脱メカニズムと同様なメカニズムで行われる。また、バリウム(Ba)やリチウム(Li)、特にリチウムを担持する量が多いと硫黄成分の保持能力を向上させるのに有効であるため、特にS保持剤26はバリウムやリチウム、特にリチウムを多く担持しているのが好ましい。
【0071】
また、本明細書においてNOxおよび硫黄成分に関する「保持」という語は「吸収」及び「吸着」の両方の意味を含む。したがって、「NOx保持剤」は、「NOx吸収剤」と「NOx吸着剤」の両方を含み、前者はNOxを硝酸塩等の形で蓄積し、後者はNO2等の形で吸着する。また、NOx保持剤からの「離脱」という語についても、「吸収」に対応する「放出」の他、「吸着」に対応する「脱離」の意味も含む。
【0072】
【発明の効果】
第1の発明によれば、NO X 保持剤から離脱せしめられた硫黄成分が必ず硫黄保持剤に保持されるため、NO X 保持剤において硫黄成分離脱処理を行っても大気中に硫黄成分が放出されてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気浄化装置を備えた内燃機関の全体を示す図である。
【図2】本発明の第一実施形態の排気浄化装置の概略図である。
【図3】第一実施形態のS放出制御のフローチャートである。
【図4】第二実施形態の排気浄化装置の概略図である。
【図5】NOx保持・離脱メカニズムを示す図である。
【符号の説明】
23…NOx保持剤
24…ケーシング
25…排気管
26…硫黄成分保持剤
27…ケーシング
49…温度センサ
50…温度センサ
Claims (11)
- 機関排気通路上にNO X 保持剤と該NO X 保持剤の排気下流側に配置された硫黄保持剤とを具備し、これらNO X 保持剤及び硫黄保持剤はそれぞれ硫黄離脱条件以外の条件において排気ガス中に含まれる硫黄成分を保持すると共に硫黄離脱条件において保持している硫黄成分を排気ガス中に離脱させ、上記NO X 保持剤から硫黄成分を離脱させるべきときに該NO X 保持剤を硫黄離脱条件に到達させる上流側硫黄離脱処理を実行する上流側硫黄離脱手段をさらに具備する排気浄化装置において、
上記上流側硫黄離脱手段は、上記硫黄保持剤がその硫黄離脱条件に到達することがないように且つ上記NO X 保持剤から排出された排気ガス中の硫黄成分が上記硫黄保持剤に保持されるように上流側硫黄離脱処理を実行する排気浄化装置。 - 上記NO X 保持剤及び硫黄保持剤の硫黄離脱条件は排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比またはリッチであってNO X 保持剤及び硫黄保持剤の温度がそれぞれの硫黄離脱温度より高いことである請求項1に記載の排気浄化装置。
- 上記上流側硫黄離脱手段は上記NO X 保持剤の排気下流であって上記硫黄保持剤の排気上流において排気ガス中に空気を供給するための空気供給手段を有し、該空気供給手段によって上記硫黄保持剤に流入する排気ガス中に空気を供給することで該硫黄保持剤がその硫黄離脱条件にならないようにした請求項1または2に記載の排気浄化装置。
- 上記上流側硫黄離脱手段は上記硫黄保持剤の温度を制御するための温度制御手段を有し、上記上流側硫黄離脱処理を実行するときには温度制御手段によって上記硫黄保持剤がその硫黄離脱条件にならないようにした請求項1または2に記載の排気浄化装置。
- 上記硫黄保持剤に保持された硫黄成分を離脱させることが許容される状態であるか否かを判定するための判定手段と、上記硫黄保持剤をその硫黄離脱条件に到達させる下流側硫黄離脱処理を実行することができる下流側硫黄離脱手段とをさらに具備し、該判定手段によって硫黄成分を離脱させることが許容される状態であると判定されたときに下流側硫黄離脱手段によって下流側硫黄離脱処理を実行するようにした請求項1〜4のいずれか一つに記載の排気浄化装置。
- 上記硫黄保持剤に保持された硫黄成分量を算出する硫黄保持量算出手段をさらに具備し、上記判定手段によって硫黄成分を離脱させることが許容される状況であると判定されたときであっても硫黄保持量算出手段によって算出された硫黄成分量が予め定められた量以下であるときには下流側硫黄離脱処理を実行しないようにした請求項5に記載の排気浄化装置。
- 上記下流側硫黄離脱手段は上記NO X 保持剤の排気下流であって上記硫黄保持剤の排気上流において排気ガス中に還元剤を添加するための還元剤添加装置である請求項5または6に記載の排気浄化装置。
- 上記NO X 保持剤をバイパスするバイパス通路と、該バイパス通路に流入する排気ガスとNO X 保持剤に流入する排気ガスとの割合を調整する割合調整弁とをさらに具備し、下流側硫黄離脱処理が実行されるときには機関本体から排出される排気ガスの少なくとも一部がバイパス通路に流入するように割合調整弁を調整するようにした請求項5〜7のいずれか一つに記載の排気浄化装置。
- 上記硫黄保持剤に保持された硫黄成分を離脱させることが許容される状態が該硫黄保持剤から大気に硫黄成分を放出したときに該放出せしめられた硫黄成分を含む局所的な大気中の硫黄成分濃度が予め設定した濃度以下になると予想される状態である請求項5〜8のいずれか一つに記載の排気浄化装置。
- 上記NO X 保持剤に保持された硫黄成分の量が所定量以上になったときに該NO X 保持剤の硫黄離脱処理が実行され、上記硫黄保持剤が保持可能な硫黄成分量はNO X 保持剤の上記所定量よりも多い請求項1〜9のいずれか一つに記載の排気浄化装置。
- 上記NO X 保持剤および上記硫黄保持剤のうち少なくとも一方は排気ガス中の微粒子を捕集することができるパティキュレートフィルタに担持される請求項1〜10のいずれか一つに記載の排気浄化装置。
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