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JP3896740B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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JP3896740B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字等の情報を表示する携帯電話機に係わり、例えば周囲に第三者が存在する環境で用いられる場合に好適な携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯型パーソナルコンピュータや電子ブック等の情報表示装置は、液晶ディスプレイ等の表示部に各種情報を表示させる。特に集積化技術や実装化技術の進歩により、これらはますます小型軽量化が進み、バッテリ駆動時間が長くなって、非常に便利なものとなっている。さらに、データ通信技術の進歩にともない、小型軽量化された携帯電話機が急速に普及し、基地局に接続されたサーバから文字や画像等による電子メール、コンピュータネットワークが相互に接続されたインターネット上の非音声情報等の各種形態の情報をその表示部に表示できるようになっている。このような情報表示装置の携帯性の向上と、各種通信サービスの高度化により、屋外でこれらを利用する機会が増している。特に携帯電話機の場合、常時携帯され、電車の中等いつでも表示部に表示された情報を確認することができる。
【0003】
このように屋外での情報表示装置の利用機会が増すにつれて、電車の中等の公共の場所で、他人に表示部に表示された情報が容易に盗み見される危険性も増している。例えば、携帯電話機には他人の電話番号等を登録したアドレス帳機能を備えており、表示部に一覧を表示させているときに他人に盗み見され、登録されていた電話番号が盗用されてしまうといった状況も起こり得る。すなわち、近年のネットワークセキュリティ技術によりデータ通信における秘匿性が向上しているにもかかわらず、表示部で表示された情報により容易に盗用されてしまう場合があり、プライバシ保護の観点からも好ましくない。
【0004】
そこで、このような他人による盗み見を防ぐことができる情報表示装置に関して、種々提案されている。
【0005】
例えば、特開平9−284700号公報「電子撮像装置」は、画像ごとに表示許可あるいは表示不可を設定できるようにし、情報表示装置の表示部に表示される任意の画像データを他人に見られないようにすることができるようにしている。
【0006】
また、実用新案登録第3058477号「携帯通信端末および視野角制限シート」は、情報表示装置の表示部を覆う筐体の窓部に、表示部の視野角を制限するホログラムフィルムを貼付することによって、他人から表示部に表示される情報を盗み見できないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特開平9−284700号公報に開示された技術を適用した情報表示装置では、あらかじめ画像ごとに表示の可および不可を設定するため、一旦表示不可に設定された画像を表示したくても、新たに表示可に設定しなければ表示されないため、非常に煩雑な作業を要する。しかも、インターネット上の不特定のコンテンツデータについて、それぞれ画像の表示の可および不可を設定することは困難である。
【0008】
また、実用新案登録第3058477号に開示された技術を適用した情報表示装置は、常に視野角が制限されてしまうため、他人に盗み見される心配のない環境では、却って操作上不便を来すという問題がある。
【0009】
そこで本発明の目的は、表示部に表示された情報が第三者に盗用されることを、周囲の状況に応じて適切に防止する携帯電話機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)携帯可能な装置本体と、(ロ)この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、(ハ)装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、(ニ)装置本体内部に配置され、視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、(ホ)装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、(へ)装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、(ト)装置本体内部に配置され、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態でこの入力検知手段によって操作情報の入力が検知されたとき視覚的情報を表示手段に表示させる表示開始手段と、(チ)操作情報の入力が検知されなくなった時点で視覚的情報の表示を終了させる表示終了手段とを携帯電話機に具備させる。
【0011】
すなわち請求項1記載の発明では、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき視覚的情報を表示手段に表示させる表示を開始させ、操作情報の入力が検知されなくなった時点で視覚的情報の表示を終了させるようにしている。
【0018】
請求項3記載の発明では、(イ)携帯可能な装置本体と、(ロ)この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、(ハ)装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、(ニ)装置本体内部に配置され、視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、(ホ)装置本体内部に配置され、表示手段に表示される情報を記憶する表示情報記憶手段と、(へ)装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、(ト)装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、(チ)装置本体内部に配置され、表示情報記憶手段に記憶されている情報を表示位置を2次元的に組み替えた視覚的情報として加工する表示情報加工手段と、(リ)装置本体内部に配置され、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力検知手段によって入力が検知されたとき表示情報加工手段によって加工された視覚的情報を表示手段に表示させる表示開始手段と、(ヌ)入力検知手段による入力が検知されなくなった時点で視覚的情報の表示手段への表示を終了させる表示終了手段とを携帯電話機に具備させる。
【0019】
すなわち請求項3記載の発明では、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき表示情報加工手段によって加工された視覚的情報を表示手段に表示させる表示を開始し、入力検知手段による入力が検知されなくなった時点で視覚的情報の表示手段への表示を終了させるようにしている。
【0022】
請求項4記載の発明では、(イ)携帯可能な装置本体と、(ロ)この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、(ハ)装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、(ニ)装置本体内部に配置され、視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、(ホ)装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、(へ)装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、(ト)装置本体内部に配置され、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態でこの入力検知手段によって入力が検知されたとき表示手段の可視角度を変更する可視角度変更手段と、(チ)入力検知手段による入力が検知されなくなった時点で可視角度を元の角度に戻す可視角度再変更手段とを携帯電話機に具備させる。
【0023】
すなわち請求項4記載の発明では、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき表示手段の可視角度を変更し、入力検知手段による前記入力が検知されなくなった時点で可視角度を元の角度に戻すようにしている。
【0050】
【発明の実施の形態】
【0051】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0052】
第1の実施例
【0053】
図1は、本発明の第1の実施例における携帯電話機の外観正面図を表わしたものである。この携帯電話機10は、図示しない基地局と無線回線を介してデータ通信を行うためのアンテナ11と、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:以下、LCDと略す。)から構成され文字等の画像情報を表示する表示部12と、音声や種々の音響を出力するためのスピーカ13と、音声や種々の音響を入力するためのマイク14と、携帯電話機10の操作情報を入力するためのキー操作部15とを有している。表示部12、スピーカ13、マイク14およびキー操作部15は、筐体正面部に配置されている。キー操作部15は、携帯電話機10の電源をオン状態にする電源キー16と、フック状態の切替をするフックキー17と、表示部12の表示画面内のカーソル位置および表示領域を移動させるための上下左右の4方向の方向キー18と、表示領域のカーソル位置の項目を選択するための選択キー19と、ダイヤル番号“0”〜“9”を入力するためのダイヤル番号キー20と、その他“*”や“#”等の制御キー21、22とを有している。
【0054】
図2は、図1に示した携帯電話機10の機能ブロック構成の概要を表わしたものである。ただし、図1に示した携帯電話機10と同一部分には同一符号を付している。この携帯電話機10は、図示しない基地局との間で無線回線を介して無線信号を送受するためのアンテナ11と、アンテナ11で送受信される無線信号の周波数選択や周波数変換等を行う無線部30と、無線部30で受信された受信信号が音声信号のとき復調してレシーバ13により音響信号として出力させるとともに、マイク14より入力された音響信号に対応して電気信号に変換された音声信号を変調して無線部30から送信させる音声処理部31とを備えている。また、この携帯電話機10は、このような音声信号による通話を制御する制御部32を備える。さらに、この制御部32は、無線部30で受信された受信信号が非音声信号のとき、ディスプレイドライバ33を介して表示部12のLCDを駆動して、受信した非音声信号に対応した文字、図形、画像等の情報を表示させる。さらに、携帯電話機10は、制御部45によって検出されたキー操作部15から入力された操作情報に応じて、受信したデータの表示と、音声による通話とを切り替えることができる。
【0055】
第1の実施例における携帯電話機10は、基地局を介して例えばインターネット上のコンテンツデータを取得して、表示部12にコンテンツを表示させたり、あるいは他の通信端末との間で電子メールのやりとりを行ってメールの内容を表示部12に表示させることができる。さらに、キー操作部15による操作情報やあらかじめ他人の電話番号等が登録されているアドレス帳機能にともなう登録情報を、表示部12に表示させることができる。
【0056】
ところで、第1の実施例における携帯電話機10は、所定の設定操作により、動作モードとして、通常モードと秘匿モードとが互いに切り替えられるようになっている。通常モードでは、取得したコンテンツ、メールの内容、操作情報あるいは各種登録情報等の文字、図形、画像等の表示情報が従来通り表示部に表示される。一方、秘匿モードでは、キー操作部15の特定のキー、例えば“*”キー21が押下されている間だけ、上述したコンテンツ、メールの内容や登録情報等の文字、図形、画像等の表示情報を表示部12に表示させることができるようになっている。
【0057】
このような携帯電話機10を制御する制御部32は、図示しない中央処理装置(Central Processing Unit:以下、CPUと略す。)を有しており、読み出し専用メモリ(Read Only Memory:以下、ROMと略す。)などの所定の記憶装置に格納された制御プログラムに基づいて、上述した制御を実行することができるようになっている。
【0058】
図3は、第1の実施例における携帯電話機10の上述した表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。まず、制御部32は、所定の設定操作により動作モードが通常モードに設定されているか、秘匿モードに設定されているかを判別する(ステップS40)。秘匿モードに設定されていると判別されたとき(ステップS40:Y)、続いてあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キー21が押下されたか否かを検出する(ステップS41)。“*”キー21が押下されていると検出されたとき(ステップS41:Y)、無線部30によって送受信されるコンテンツデータやメールの内容、アドレス帳機能として登録されている登録情報や、ダイヤルキーなどによる操作情報に基づいて生成された表示情報を、ディスプレイドライバ33に送信する(ステップS42)。ディスプレイドライバ33は、受信した表示情報に対応して、LCDからなる表示部42に文字、図形、画像等の情報を表示させる。その後、ステップS40に戻る(リターン)。
【0059】
ステップS41で“*”キー21が押下されていることが検出されなかったとき(ステップS41:N)、制御部32はディスプレイドライバ33を介してLCDからなる表示部12に表示情報を送信せず、表示機能をオフする(ステップS43)。その後、再びステップS40に戻る(リターン)。
【0060】
ここでは、ステップS43で表示機能をオフするようにしたが、表示情報を送信しないようにして、新たな情報の表示のみを停止させるようにしてもよい。また、“*”キーの押下により、表示情報の送信を行うか、行わないかを制御するようにしたが、バックライトをオンあるいはオフすることで、直接表示機能をオンあるいはオフ制御するようにしてもよい。バックライトは、電力消費が大きいため、バックライトを消灯させる場合は省電力化にも効果的である。
【0061】
このように第1の実施例における携帯電話機では、動作モードとして秘匿モードを設け、あらかじめ定められた特定キーが押下されている間のみ表示部12に文字、図形、画像等の情報を表示するようにしたので、周囲の第三者に表示部12に表示される内容を容易に盗み見されないようにすることができる。また、特定キーの押下により表示および消去を行うようにしたので、瞬時に表示および消去を行うことができ、例えば周囲の第三者に盗み見されたとき、直ちに表示内容を消して第三者により表示内容が盗用されることを防止することができる。
【0062】
第2の実施例
【0063】
第1の実施例における携帯電話機では、あらかじめ定められた特定キーが押下されない限り表示情報そのものが表示されないように制御したが、第2の実施例における携帯電話機では、あらかじめ定められた特定キーが押下されたとき本来表示すべき表示内容とは異なる表示内容を表示することができるようになっている。
【0064】
第2の実施例における携帯電話機の外観および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第1の実施例における携帯電話機と同様なので、図示および説明を省略する。ただし、制御部によって実行される表示制御の処理内容が異なる。
【0065】
このような第2の実施例における携帯電話機では、あらかじめ図示しないメモリに、文字、図形あるいは画像の表示データが記憶されており、上述した特定キーが押下されている間だけ、このメモリに記憶された表示データを表示部に表示させることができるようになっている。
【0066】
図4は、あらかじめメモリに記憶されている表示データのイメージの一例を表わしたものである。このように、特定キーが押下されている間のみ、第2の実施例における携帯電話機の表示部45に、「のぞくな」といった第三者による盗み見に対して警告する内容や、第三者を威嚇する内容の表示データを表示させることで、盗み見に対する防御策として効果的となる。
【0067】
なお、表示データは図4に示すような警告等の内容を有する必要はない。例えば、本来の表示内容とは、意味内容がかけ離れた全く無関係の表示内容を有する表示データでもよい。
【0068】
図5は、第2の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。制御部は、所定の設定操作により動作モードが通常モードに設定されているか、秘匿モードに設定されているかを判別する(ステップS46)。秘匿モードに設定されていると判別されたとき(ステップS46:Y)、続いてあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キーが押下されたか否かを検出する(ステップS47)。“*”キーが押下されていると検出されたとき(ステップS47:Y)、あらかじめ図示しないメモリに記憶された表示データを読み出し(ステップS48)、ディスプレイドライバに送信する(ステップS49)。ディスプレイドライバは、この表示データに対応して、LCDからなる表示部に例えば図4に示したイメージを表示させる。その後、ステップS46に戻る(リターン)。
【0069】
ステップS46で通常モードであると判別されたとき(ステップS46:N)、あるいはステップS47で“*”キーが押下されていることが検出されなかったとき(ステップS47:N)、いずれも再びステップS46に戻る(リターン)。
【0070】
このように第2の実施例における携帯電話機では、あらかじめ図示しないメモリに、本来の表示内容とは異なる別の文字、図形あるいは画像の表示データを記憶させ、特定キーが押下されている間のみ、このメモリに記憶された表示データを読み出して表示部に表示させるようにした。これにより、周囲の第三者の盗み見を防止して、表示内容が盗用されることを回避するとともに、警告あるいは威嚇する旨の表示データを用いることで、より効果的に盗み見等による不正行為を防止することができるようになる。
【0071】
第3の実施例
【0072】
第2の実施例における携帯電話機では、特定キーが押下されている間のみ、あらかじめ記憶され本来の表示内容とは異なる表示データを読み出して表示させているが、第3の実施例における携帯電話機では、特定キーが押下されている間だけ、表示部に表示されている表示情報を加工し、これを用いて表示部に表示させるようにしている。
【0073】
第3の実施例における携帯電話機の外観および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第1の実施例における携帯電話機と同様なので、図示および説明を省略する。ただし、制御部によって実行される表示制御の処理内容が異なる。
【0074】
このような第3の実施例における携帯電話機では、表示部に表示させるための表示情報をその都度メモリに蓄積し、上述した特定キーが押下されている間だけ、本来表示すべき表示内容としてこのメモリから現時点の表示情報を取り出して、これを加工し、再び表示情報として表示部に表示させることができるようになっている。
【0075】
図6は、第3の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。制御部は、所定の設定操作により動作モードが通常モードに設定されているか、秘匿モードに設定されているかを判別する(ステップS50)。秘匿モードに設定されていると判別されたとき(ステップS50:Y)、続いてあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キーが押下されたか否かを検出する(ステップS51)。“*”キーが押下されていると検出されたとき(ステップS51:Y)、図示しないメモリに蓄積されている現時点の表示部の表示内容に対応した表示情報を取り出し、加工する(ステップS52)。
【0076】
例えば、現時点の表示内容が文字であるとき、制御部はあらかじめ決められた数列に基づいて、本来表示すべき文字の順序を縦横左右に入れ替えた新たな表示情報に加工する。あるいは、その都度算出した乱数に基づいて、本来表示すべき文字の順序を縦横左右に入れ替えた新たな表示情報に加工する。また、現時点の表示内容が図形、画像等のドットイメージであるとき、表示部の表示領域を縦横ともあらかじめ決められた数ドットごとのブロック単位で分割し、所定の数列あるいは乱数に基づいて、表示位置をブロック単位で縦横左右に入れ替えた表示情報に加工する。
【0077】
制御部は、ステップS52でこのようにして表示情報を加工すると、再びディスプレイドライバに送信する(ステップS53)。ディスプレイドライバは、この表示情報に対応して、LCDからなる表示部に表示させる。その後、ステップS50に戻る(リターン)。
【0078】
ステップS50で通常モードであると判別されたとき(ステップS50:N)、あるいはステップS51で“*”キーが押下されていることが検出されなかったとき(ステップS51:N)、いずれも再びステップS50に戻る(リターン)。
【0079】
図7は、上述した第3の実施例における表示情報の加工前後の表示部のイメージの一例を表わしたものである。同図(a)は、第3の実施例における携帯電話機の表示部における本来表示すべき表示内容のイメージの一例を示す。同図(b)は、第3の実施例における携帯電話機の表示部における加工された表示情報にしたがって表示された表示内容のイメージの一例を示す。すなわち、同図(a)に示すように、本来表示すべき表示内容として表示部55に、例えば“願書には必要な図面及び要約書を添付しなければならない。”という文字列が表示されているものとする。ここで、特定キーとして“*”キーが押下されたとき、その都度蓄積されている同図(a)に示す表示内容に対応した表示情報をメモリから取り出し、所定の数列あるいは乱数にしたがって、文字単位に表示すべき順序を入れ替えて、例えば“願書図面添付要な書をばな要約けれ しない。、必らなには及び”という文字列を表示内容とする新たな表示情報を生成する。すなわち、表示部55における表示内容を比較すると、同図(b)に示すように、例えば“図”という文字は、2行目の3桁目から、1行目の3桁目に配置され、本来の表示内容とは異なる意味内容のイメージを表示部に表示させることができる。
【0080】
このように第3の実施例における携帯電話機では、表示部に表示させるための表示情報をその都度メモリに蓄積し、特定キーが押下されている間だけ、本来表示すべき表示内容としてこのメモリから現時点の表示情報を取り出して、所定の数列あるいは乱数に基づいて、表示位置を変更する等して加工し、再び表示情報として表示部に表示させるようにした。これにより、第2の実施例のように表示内容と異なる文字、図形等をあらかじめメモリに記憶しておく必要がなくなる。また、その都度、加工結果の表示内容は異なるため、盗み見を防止するために常に同一画面が表示されるときと比較して、逆に周囲の第三者に機密性を有する情報を表示させていることが知られずに済むようになり、却って第三者の故意による盗み見の機会を減らすことができる場合がある。
【0081】
第4の実施例
【0082】
第4の実施例における携帯電話機は、表示部を構成するLCDの可視角度を変更することで、表示部の表示内容を第三者に盗み見されることを防止するようにしている。
【0083】
第4の実施例における携帯電話機の外観および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第1の実施例における携帯電話機と同様なので、図示および説明を省略する。ただし、制御部によって実行される表示制御の処理内容が異なる。
【0084】
このような第4の実施例における携帯電話機では、あらかじめ決められた特定キーが押下されている間だけ、表示部を構成するLCDの可視角度を変えるため、コントラストを変更するようにしている。
【0085】
図8は、第4の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を表わしたものである。制御部は、所定の設定操作により動作モードが通常モードに設定されているか、秘匿モードに設定されているかを判別する(ステップS60)。秘匿モードに設定されていると判別されたとき(ステップS60:Y)、続いてあらかじめ決められた特定キーとしての“*”キーが押下されたか否かを検出する(ステップS61)。“*”キーが押下されていると検出されたとき(ステップS61:Y)、表示部を構成するLCDの対向電極間に印加していた第1の電圧値を、あらかじめ決められた第2の電圧値に変更するようにディスプレイドライバに指示する(ステップS62)。
【0086】
LCDは、液晶を介在させた2つの対向電極がマトリックス状に配置され、これら電極間に電圧を印加することで、液晶を構成する分子配向を変え、透過光を調整する。そこで、ここではこれら対向電極間に印加する電圧を変更することで、液晶を構成する分子配向を少しだけ変えて、コントラストを制御し、表示部における可視角度を変更することができる。
【0087】
ステップS61で印加電圧の変更を指示されたディスプレイドライバは、表示部を構成するLCDの対向電極間に印加する第1の電圧値を第2の電圧値に変更して、上述したように表示部におけるコントラストが変更されるようにする。制御部は、その後、ステップS60に戻る(リターン)。
【0088】
図9は、第4の実施例における携帯電話機の外観側面図を表わしたものである。ただし、図1に示した第1の実施例における携帯電話機10と同一部分には同一符号を付している。このように、第4の実施例における携帯電話機70は、特定キーである“*”キーが押下されないときは、可視角度71を有しているが、上述したようにコントラストを変更することによって、可視角度72に変更される。これにより、周囲の第三者からの盗み見を防止することができる。
【0089】
図8に戻って説明を続ける。ステップS60で通常モードであると判別されたとき(ステップS60:N)、あるいはステップS61で“*”キーが押下されていることが検出されなかったとき(ステップS61:N)、いずれも再びステップS60に戻る(リターン)。
【0090】
このように第4の実施例における携帯電話機では、あらかじめ決められた特定キーが押下されている間だけ、表示部を構成するLCDの可視角度を変えるため、コントラストを変更することによって、周囲の第三者からの盗み見を防止することができる。
【0091】
第1の変形例
【0092】
第1の実施例における携帯電話機は、特定キーが押下されたときのみ、表示部に表示内容が表示されるものとして説明したが、これに限定されるものではない。第1の変形例における携帯電話機では、あらかじめ定めた特定キーが押下されたとき、表示部に表示されていた文字、図形、画像等の表示内容を消すようになっている。
【0093】
第1の変形例における携帯電話機の外観および機能ブロック構成は、図1および図2に示した第1の実施例における携帯電話機と同様なので、図示および説明を省略する。ただし、制御部によって実行される表示制御については、図3において、特定キーである例えば“*”キーが押下されたとき、表示情報の送信を停止して、“*”キーが押下されたとき表示情報を送信するようにすれば、容易に実現することができる。
【0094】
第2の変形例
【0095】
第1〜第4の実施例および第1の変形例における携帯電話機は、特定キーとして図1に示したように携帯電話機の筐体正面のキー操作部における例えば“*”キーを割り当てるものとして説明したが、これに限定されるものではない。第2の変形例における携帯電話機は、筐体側面に専用の表示制御キーを設けるようにしている。
【0096】
図10は、第2の変形例における携帯電話機の外観正面図を表わしたものである。ただし、図1に示した第1の実施例における携帯電話機10と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。第2の変形例における携帯電話機80は、図示しない基地局と無線回線を介してデータ通信を行うためのアンテナ11と、LCDから構成され文字等の画像情報を表示する表示部12と、音声や種々の音響を出力するためのスピーカ13と、音声や種々の音響を入力するためのマイク14と、携帯電話機80の操作情報を入力するためのキー操作部81とを有している。キー操作部81は、携帯電話機80の電源をオン状態にする電源キー16と、フック状態の切替をするフックキー17と、表示部12の表示画面内のカーソル位置および表示領域を移動させるための上下左右の4方向の方向キー18と、表示領域のカーソル位置の項目を選択するための選択キー19と、ダイヤル番号“0”〜“9”を入力するためのダイヤル番号キー20と、その他“*”や“#”等の制御キー21、22と、携帯電話機80の筐体側面に表示制御キー82、83のうち少なくとも一方とを有している。
【0097】
第2の変形例における携帯電話機の機能ブロック構成は、図2に示した第1の実施例における携帯電話機と同様なので、図示および説明を省略する。ただし、制御部によって実行される表示制御については、図3において、特定キーとして“*”キーが押下されたときを検出していたが、これを表示制御キー82、83のうちいずれか一方の押下を検出するようにすれば、容易に実現することができる。
【0098】
このように第2の変形例における携帯電話機は、筐体正面にある表示制御キーを用いて、第1〜第4の実施例および第1の変形例で説明したように表示部12に表示される表示内容を秘匿するようにしたので、操作者は片手で操作することができ、操作性を向上させることができ、周囲の第三者が盗み見しているとわかったときに、瞬時に表示内容を秘匿することが可能となる。
【0099】
なお、第1〜第4の実施例、第1および第2の変形例における携帯電話機は、あらかじめ決められた特定キーが押下されている間、表示部に表示された表示内容を秘匿するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、特定キーが押下されたとき、第1〜第4の実施例、第1および第2の変形例で説明したように表示内容を秘匿し、再度特定キーが押下されたときに本来の表示内容を表示部に表示させるようにしてもよい。この場合、制御部は、特定キーの押下を検出して表示内容を秘匿した後、再度特定キーの押下を検出して本来の表示内容を表示させるようにすればよい。
【0100】
なお、第1〜第4の実施例、第1の変形例における携帯電話機は、1つの特定キーが押下されたときに、表示部に表示された文字、図形、画像等からなる表示内容を秘匿するものとして説明したが、特定キーとして例えば“*”キーと“#”キーの2つのキーを割り当てることによって、両方が押下されたときのみ上述した表示内容を秘匿して、誤操作を防止することができるようになる。また、2つの特定キーとして、図1あるいは図11に示す表示部12を左右方向にスクロールさせる2つの方向キーか、上下方向にスクロールさせる2つの方向キーを割り当てることによって、より操作性に優れた携帯電話機を提供することができる。さらにまた、特定キーとして2つ以上のキーを割り当てることによって、さらに誤操作を防止する効果が上がる。
【0101】
なお、第2の変形例における携帯電話機は、特定キーとして表示制御キー82、83のうちいずれか一方が押下されたときに、表示部に表示された文字、図形、画像等からなる表示内容を秘匿するものとして説明したが、特定キーとして筐体側面の表示制御キー82、83の両方のキーを割り当てることによって、両方が押下されたときのみ上述した表示内容を秘匿し、片手に持ったままで操作される状況での誤操作を防止することができるようになる。
【0102】
また、1つの特定キーが押下されたとき、一定時間だけ表示部に、文字、図形、画像等からなる本来の表示内容を表示させ、あらかじめ決められた2つ以上の特定キーが同時に押下されたときに、直ちに第1〜第4の実施例で説明したように表示部に表示された表示内容を秘匿するようにしてもよい。互いに逆方向の2つのキーの方が、より誤操作を効果的に防止することができる。これにより、周囲の第三者からの盗み見を防止するとともに、操作者のキー押下の負担を軽減させることができる。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき視覚的情報を表示手段に表示させる一方、操作情報の入力が検知されなくなった時点で視覚的情報の表示を終了させるようにしたので、周囲の第三者に盗み見されたとき、直ちに表示内容を消して第三者により表示内容が盗用されることを防止することができる。
【0106】
また、請求項2記載の発明によれば、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき記憶手段に記憶された表示イメージを表示手段に表示させ、前記した特定の操作情報の入力が検知されなくなった時点で表示イメージの表示を終了させるようにしたので、周囲の第三者の盗み見を防止して、表示内容が盗用されることを回避することができる。
【0108】
また、請求項3記載の発明によれば、モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき表示情報加工手段によって加工された視覚的情報の表示を開始し、入力検知手段による入力が検知されなくなった時点で視覚的情報の表示手段への表示を終了させるようにしたので、あらかじめ表示内容を秘匿するための表示イメージを記憶する必要がなくなり、メモリ容量を削減することができる。
【0110】
また、請求項4記載の発明によれば、第2のモードが選択されている状態で入力手段による操作情報の入力が検知されたとき表示手段の可視角度を変更し、入力検知手段による入力が検知されなくなった時点で可視角度を元の角度に戻すようにしたので、容易に周囲の第三者から表示手段の表示内容の盗み見を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における携帯電話機の外観を示す正面図である。
【図2】 第1の実施例における携帯電話機の機能構成を示すブロック図である。
【図3】 第1の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図4】 第2の実施例におけるあらかじめ記憶されている表示データのイメージの一例を示す説明図である。
【図5】 第2の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図6】 第3の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図7】 第3の実施例における表示情報の加工前後の表示部のイメージの一例を示す説明図である。
【図8】 第4の実施例における携帯電話機の表示制御の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図9】 本発明の第4の実施例における携帯電話機の可視角度を説明するための説明図である。
【図10】 第2の変形例における携帯電話機の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機
11 アンテナ
12 表示部
13 レシーバ
14 マイク
15 キー操作部
16 電源キー
17 フックキー
18 方向キー
19 選択キー
20 ダイヤル番号キー
21、22 制御キー
30 無線部
31 音声処理部
32 制御部
33 ディスプレイドライバ

Claims (5)

  1. 携帯可能な装置本体と、
    この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、
    前記装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された前記非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に前記表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、
    前記装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態でこの入力検知手段によって前記操作情報の入力が検知されたとき前記視覚的情報を前記表示手段に表示させる表示開始手段と、
    前記操作情報の入力が検知されなくなった時点で前記視覚的情報の表示を終了させる表示終了手段
    とを具備することを特徴とする携帯電話機。
  2. 携帯可能な装置本体と、
    この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、
    前記装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された前記非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に前記表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記装置本体内部に配置され、あらかじめ設定された表示イメージを記憶する記憶手段と、
    前記装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、
    前記装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態でこの入力検知手段によって前記特定の操作情報の入力が検知されたとき前記記憶手段に記憶された前記表示イメージを前記表示手段に表示させる表示開始手段と、
    前記特定の操作情報の入力が検知されなくなった時点で前記表示イメージの表示を終了させる表示終了手段
    とを具備することを特徴とする携帯電話機。
  3. 携帯可能な装置本体と、
    この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、
    前記装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された前記非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に前記表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記表示手段に表示される情報を記憶する表示情報記憶手段と、
    前記装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、
    前記装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記表示情報記憶手段に記憶されている前記情報を表示位置を2次元的に組み替えた視覚的情報として加工する表示情報加工手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態で前記入力検知手段によって前記入力が検知されたとき表示情報加工手段によって加工された前記視覚的情報を前記表示手段に表示させる表示開始手段と、
    前記入力検知手段による前記入力が検知されなくなった時点で前記視覚的情報の前記表示手段への表示を終了させる表示終了手段
    とを具備することを特徴とする携帯電話機。
  4. 携帯可能な装置本体と、
    この装置本体内部に配置され、この装置本体の所持者と相手端末との間で、音声を表わす音声信号と、文字、図形、画像等の情報を視覚的に表示するための非音声信号を無線を使用して送受信する無線通信手段と、
    前記装置本体内部に配置され、無線通信手段によって受信された前記非音声信号および送信のために使用される所定の情報からなる視覚的情報を表示する表示手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記視覚的情報をこの表示手段に表示の制限を行うことなく表示する第1のモードと所定の場合に前記表示手段に対する表示の制限を行う第2のモードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記装置本体内部に配置され、操作情報をキーの押下により入力するための入力手段と、
    前記装置本体内部に配置され、入力手段による特定の操作情報の入力を検知する入力検知手段と、
    前記装置本体内部に配置され、前記モード選択手段によって第2のモードが選択されている状態でこの入力検知手段によって前記入力が検知されたとき前記表示手段の可視角度を変更する可視角度変更手段と、
    前記入力検知手段による前記入力が検知されなくなった時点で前記可視角度を元の角度に戻す可視角度再変更手段
    とを具備することを特徴とする携帯電話機。
  5. 互いに別個に操作情報をキーの押下により入力するための2以上の入力手段と、これら入力手段すべてによる操作情報の入力を検知する入力検知手段とを備えることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の携帯電話機。
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