JP3890670B2 - Sterilizer - Google Patents
Sterilizer Download PDFInfo
- Publication number
- JP3890670B2 JP3890670B2 JP12496297A JP12496297A JP3890670B2 JP 3890670 B2 JP3890670 B2 JP 3890670B2 JP 12496297 A JP12496297 A JP 12496297A JP 12496297 A JP12496297 A JP 12496297A JP 3890670 B2 JP3890670 B2 JP 3890670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- air
- sterilization
- sterilizing liquid
- containers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は滅菌装置に係り、例えば、無菌充填ラインにおいて、フィラー(充填機)に容器を供給する前にその容器の外面を滅菌する滅菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、飲料水等の食品や医薬品等を、密閉されたチャンバーによって囲まれている無菌雰囲気中で容器内に充填をする無菌充填が広く行なわれている。このような無菌充填ラインにおいては、運転中に無菌空間内に人が出入することができないため、致命的な搬送トラブル等が発生しないようにしなければならない。そのためには、チャンバー内での搬送中に容器が転倒することをできるだけ防止する必要がある。
【0003】
前記無菌充填ラインにおける容器搬送に、従来は、トップチェーン式のコンベヤ等の通常の搬送コンベヤを用いている。このような一般に用いられている通常の搬送コンベヤでは、その搬送面上に容器を直立させて搬送するようになっているので、ペットボトル等の軽量な容器は不安定であり搬送中に転倒しやすい。また、その他の容器であっても、高速搬送をする場合には転倒しやすいため処理能力を向上させることが困難であった。
【0004】
前記のような搬送中の容器の転倒を防止するためには、ペットボトル等の軽量容器をエア搬送コンベヤによって搬送するようにすれば良い。しかしながら、エア搬送コンベヤでは、容器にエアを吹付けて、ネック等を支持している支持レール上を容器を滑らせて搬送するようになっているため、容器の搬送間隔はランダムであり、互いに密着して連続的に搬送される場合等があり、容器間に適当な間隔をあけて搬送することは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記無菌充填ラインには、フィラーにおいて充填を行なう前に容器の内外を滅菌するための滅菌装置が設けられている。この容器の滅菌装置は、滅菌チャンバー内に搬入した容器を、搬送手段によって連続的に搬送する間に、霧状にした過酸化水素水(H2 O2 )等の滅菌液を噴霧して容器の全面にまんべんなく付着させ、その後の搬送中に、付着した滅菌液を乾燥させることにより滅菌を行なうようになっている。従って、容器が接触した状態で連続的に搬送されていると、その接触している部分には滅菌液を付着させることができないので、容器の外面の一部に滅菌されない部分が残ってしまう。
【0006】
前述のようにエア搬送コンベヤによって容器を搬送すると、容器の間隔がランダムであり前後に密着した状態で搬送されてくる場合がある。このような場合には、容器の互いに接触している部分に滅菌液を付着させることができないので、容器の一部に滅菌されない部分が残ってしまう。そのため、滅菌装置を備えた無菌充填ラインにおいて、エア搬送コンベヤを用いて容器を搬送しつつ容器の滅菌を行なうことは困難であった。
【0007】
本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、エア搬送コンベヤを利用することにより、ペットボトル等の不安定な容器の搬送を可能にするとともに、高速搬送を行なっても容器が転倒するおそれをなくし、しかも、容器の外面全体を完全に滅菌することを可能にした滅菌装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る滅菌装置は、エア搬送コンベヤによって搬送されてきた容器を離隔させるボトルセパレータと、このボトルセパレータによって離隔された容器が搬入される滅菌チャンバーと、この滅菌チャンバー内に配置され、これらの容器をグリップして搬送する搬送手段と、滅菌チャンバー内に配置され、前記搬送手段によって搬送されている容器に滅菌液を噴霧して付着させる第1の滅菌液噴霧手段と、ボトルセパレータによって分離された容器が前記搬送手段によってグリップされる前に、この容器のグリップされる部分に予め滅菌液を噴霧して付着させる第2の噴霧手段とを備えている。
【0009】
前記滅菌装置では、エア搬送コンベヤによって搬送されてきた容器を、ボトルセパレータによって分離した後、滅菌チャンバー内に搬入するので、容器同士が前後に接触していることがなく、従って、容器同士の接触が原因で滅菌液が付着されず滅菌されない部分はなくなる。しかも、搬送手段によってグリップされる部分には、第2の噴霧手段によって予め滅菌液が噴霧されるので、容器のグリップされる部分も完全に滅菌することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る滅菌装置1を備えた無菌充填システムの全体を示す平面図である。この無菌充填システム全体を収容するクリーンルーム2の内部に、一連の密閉されたチャンバー4によって周囲のクリーンルーム2の環境から区画され、高度な無菌状態が維持された無菌ゾーンが設けられており、エア搬送コンベヤ6によって外部からクリーンルーム2内に供給された容器B(図4参照)は、このエア搬送コンベヤ6を介して、無菌ゾーンを構成するチャンバー4内に搬入される。なお、この一連の密閉されたチャンバー4は、後に説明するボトルセパレータ8から下流側のフィラー(充填機)28等の容器処理装置に至る容器Bの搬送経路を密閉して無菌ゾーンを形成している。
【0011】
チャンバー4内に搬入された容器Bは、エア搬送コンベヤ6によってさらに搬送されてボトルセパレータ8に送られる。エア搬送コンベヤ6は、後に説明するように、容器Bにエアを吹付け、このエア圧力によって支持レール上を滑らせて搬送するので、容器B同士の間隔がランダムであり互いに接触した状態で搬送される場合がある。このような場合には接触している部位に滅菌液を付着させることができないので滅菌が不可能であるため、このボトルセパレータ8によって各容器Bを所定の間隔に切り離して、滅菌装置1を構成する滅菌チャンバー10(図2ないし図4参照)内に搬入するようにしている。
【0012】
滅菌チャンバー10の内部は、図2に示すように、この滅菌チャンバー10内の上流寄り(図の左側)と下流寄りとにそれぞれ配置された上下の隔壁12,13,14,15(図5および図6参照)によって上流部16、中央の滅菌部18および下流部20に区画されている。なお、これらの隔壁12,13,14,15には、容器Bおよび後に説明する容器保持搬送手段22が通過する切り欠きが形成されていることはいうまでもない。
【0013】
滅菌チャンバー10の中央の滅菌部18内には、前記ボトルセパレータ8によって所定の間隔に分離された容器Bをグリップして搬送する容器保持搬送機構22と、この保持搬送機構22によって保持され搬送されている容器Bの外面に、過酸化水素水(H2 O2 )等の滅菌液を霧状にして吹付けてその外面に付着させる滅菌液噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dが設けられている。前記滅菌部18の長さ、特に、滅菌液噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dによって滅菌液を噴霧する位置以降の長さは、滅菌に必要な滅菌液の付着時間と搬送速度とを考慮して設定されるが、エア搬送の場合には容器Bを一定速度で搬送することができないため、前記保持搬送機構22によってグリップして搬送することにより、滅菌にばらつきがでないようにしている。
【0014】
また、滅菌チャンバー10の上流部16内では、前記ボトルセパレータ8側から連続するエア搬送コンベヤ6により、エアが吹付けられて容器Bが搬送されるようになっており、その搬送中に、前記滅菌部18の保持搬送機構22によってグリップされる部分に滅菌液を付着させるための滅菌液噴霧ダクト25が設けられている。
【0015】
さらに、前記滅菌部18で滅菌液が付着された容器Bは、下流部20内では、再び、保持搬送機構22から解放されてエア搬送コンベヤ6によって搬送され滅菌チャンバー10外へ送り出される。前記滅菌液が外面全体に付着された容器Bは、エア搬送コンベヤ6によって密閉された一連のチャンバー4内を搬送される間に乾燥して滅菌が行なわれる。密閉されたチャンバー4内をエア搬送コンベヤ6によって搬送される間に乾燥して滅菌が終了した容器Bは、次の工程であるデキャッパ(抜栓機)26、フィラー(充填機)28およびキャッパ(打栓機)30等の容器処理装置に送られて処理された後、クリーンルーム2内から搬出される。
【0016】
次に、前記エア搬送コンベヤ6の構成について、前記図2および図3のVII−VII線に沿う断面を示す図7により説明する。このエア搬送コンベヤ6は、容器Bを支持する二本の平行な支持レール32,33を備えている。また、本実施例に係るエア搬送コンベヤ6によって搬送される容器Bは、口部Baにフランジ状の係合部Bbが形成されており、前記両支持レール32,33は、この容器Bの口部Baの外径よりもやや広い間隔で、しかも、前記フランジ状係合部Bbの外径よりも狭い間隔で平行に配置されている。従って、各容器Bは前記フランジ状係合部Bbの下面側をこれら二本の支持レール32,33に支持され、吊下げられた状態で搬送される。
【0017】
二本の支持レール32,33の上方には、天面、両側面および底面から構成されたエアダクト34が配設されており、図示しないエア供給源からこのエアダクト34内にエアが導入される。また、このエアダクト34の内部の、前記二本の支持レール32,33間に形成される空間の上方には、前記容器Bの口部Baが通過できる大きさの通路36が形成されている。この口部Baが通過する通路36は、両側板と天板によって覆われており、これら両側板には所定の間隔で、進行方向の前方側(下流側)を向いて開口する多数のエア吹出口38(図2参照)が形成されており、前記エアダクト34内に導入されたエアがこれら吹出口38から容器Bの口部Baに向けて吹付けられ、容器Bはこのエアの圧力によって、前記支持レール32,33上を滑りつつ前方(この実施例では図2の右方)へ送られる。
【0018】
前記エア搬送コンベヤ6によって連続的に搬送されてボトルセパレータ8まで送られた容器Bは、これら容器Bの胴部Bcを両側から挟んで搬送するボトルセパレータ8によって、一本ずつ切り離され間隔を空けられて滅菌チャンバー10内に搬入される。このボトルセパレータ8は、図10ないし図12に示すように、前記エア搬送コンベヤ6によって搬送されてきた容器Bの搬送経路の両側に、それぞれ一対ずつ配置された水平回転するローラ41,42,43,44と、これら各一対のローラ41,42および43,44間にそれぞれ掛け回された無端状ベルト45,46とを備えている。これらのベルト45,46はPETボトル等の軽量で柔軟な容器Bを保持するために、外面側に弾性体45a,46aが装着されている。両側のベルト45,46に装着された弾性体45a,46aによって、前記エア搬送コンベヤ6により搬送されてきた容器Bを両側から挾持し、両ベルト45,46が走行することによってこれら容器Bを一本ずつ分離しつつ搬送する。所定の間隔に分離された容器Bは、下流側に接続されている前記無菌チャンバー10内に搬入される。
【0019】
前記左右各一対の水平回転するローラ41,42,43,44のうち駆動側のローラ(図10の右側に位置するローラ)41,43は、それぞれ、駆動伝達ロッド47,48および図示しないギアボックス等を介してモータ52(図12参照)に接続されており、このモータ52の回転を伝達されて前記両ロッド47,48が同時に逆方向に回転し、両ローラ41,43も互いに逆方向に回転する。このローラ41,43の回転により、両側のベルト45,46は、互いに向かい合う面が同方向(図10の矢印方向)へ向かって走行する。前記両ロッド47,48の上端のチャンバー4A内に挿入されている部分の周囲には、図11に示すように、じゃばら51が装着されて外部(クリーンルーム2内)の雰囲気がこのチャンバー4A内に侵入することを防止している。
【0020】
このボトルセパレータ8は、異なるサイズの容器Bに兼用可能なように、両側のベルト45,46を平行な状態のまま移動してその間隔を調整できるようになっている。前記ボトルセパレータ8を構成する両側のベルト45,46の間隔を調整する機構について簡単に説明する。エア搬送コンベヤ6の両側にそれぞれ配置されている各一対のローラ41,42,43,44およびベルト45,46は、それぞれ別の支持プレート59,60上に取付けられており、別々に移動できるようになっている。各支持プレート59,60の下面にはそれぞれ二個の筒体61,62,63,64が設けられており、これらの筒体61,62,63,64内にそれぞれ短かい軸65,66,67,68が回転自在に嵌合している。また、これら各短かい軸65,66,67,68の下方には、機枠70上に直立して固定されたガイド筒72,73,74(一本は図示せず)内に嵌合されて回転自在に支持されている長い軸75,76,77,78が配置され、これら短かい軸65,66,67,68と長い軸75,76,77,78とが、図10および図11に示すように、偏心して連結されている。
【0021】
また、上流側(図10の左側)に位置する二本の長軸76,78は、図12に示すように、それぞれがギア79,80の回転を伝えられて回転するようになっており、また、これら両ギア79,80は、互いに噛合っており、その一方79がハンドル82の操作によって回転すると他方80が逆方向に回転する。すると、前記両長軸76、78は互いに逆回転する。さらに、これら上流側の両長軸76、78の回転は、それぞれ下流側の二本の長軸75,77に伝えられて、同方向に回転させる。従って、前記ハンドル82の操作によってギア79を回転させることにより、ローラ41,42,43,44を支持する一対の支持プレート59,60を、エア搬送コンベヤ6と平行な状態のまま移動させて互いに接近または離隔させることができる。
【0022】
前期ボトルセパレータ8によって離隔された容器Bが搬入される滅菌チャンバー10内には、これら容器Bを両側からグリップして搬送する容器保持搬送機構22が配設されている。この容器保持搬送機構22は、滅菌チャンバー10の上流部16内に配置され、水平軸84に支持されて鉛直平面内で回転する一対のアイドルスプロケット86,87(図2および図3参照)と、下流部20内に配置され、駆動軸88に支持されて鉛直平面内で回転する一対のドライブスプロケット90,91(図2、図3および図7参照)と、これら上流側と下流側の各スプロケット86,90および87,91間にそれぞれ掛け回された無端状チェーン92,93とを備えている。両側のチェーン92,93の向かい合う面には、シリコン等の合成樹脂から成り、かつ、図13に示すようなカマボコ型の形状のグリップ部材94が連続して取付けられている(図2および図14参照)。
【0023】
前記両チェーン92,93の外側には、これらチェーン92,93の走行を案内するガイドレール96,97が配置されている。両側のガイドレール96,97は、図2に示すように、上流側のアイドルスプロケット86,87と下流側のドライブスプロケット90,91との間に配置されており、これら両ガイドレール96,97の間隔が、両側のスプロケット86,87および90、91の間隔よりも小さくなっている(図3参照)。これら両側のスプロケット86,87および90、91にチェーン92,93が直接支持されているときの前記グリップ部材94の間隔は、図7に示すように容器Bの外径よりも大きく、また、両側のガイドレール96,97にチェーン92,93が支持されているときのグリップ部材94の間隔は、図8および図9に示すように容器Bの外径よりも僅かに小さくなっている。しかも、これらチェーン92,93の、スプロケット86,87,90,91の上部側を走行する部分が、前記支持レール32,33によって吊下げられている容器Bの胴部Bcの高さに一致している。従って、両チェーン92,93がこれらガイドレール96,97に案内されて走行している間は、前記グリップ部材96,97が容器Bの胴部Bcを両側から保持して搬送することができるようになっている。
【0024】
滅菌チャンバー10の上流部16内には、図2に示すように、エア搬送コンベヤ6を構成するエアダクト34のエア吹出口38が設けられており、前記ボトルセパレータ8によって分離された容器Bがこの滅菌チャンバー10の上流部16内に搬入されると、容器Bの口部Baにエアが吹付けられてこれら容器Bは下流側へ向かって搬送され、前記容器保持搬送機構22に引渡される。滅菌チャンバー10の中央の滅菌部18内では、容器Bは保持搬送機構22によって保持されて搬送されるようになっており、エアによる搬送は行なわれない。従って、容器Bの口部Baに設けられたフランジBbを支持する両側の支持レール32,33だけが設けられており、口部Baにエアを吹付けるエア吹出口38は設けられていない。なお、滅菌部18内に設けられた支持レール32,33は、上方に配置された長手方向に延びるバー98,99(図2および図8,図9等参照)に取付けられている。
【0025】
滅菌チャンバー10の上流部16の入口側には、過酸化水素水(H2 O2 )等の滅菌液を霧状にして吹出す滅菌液噴霧ダクト25が設けられている。この滅菌液噴霧ダクト25は、前記無端状チェーン92,93の搬送側(上部を走行する部分)とほぼ一致する高さに開口しており、前記エア搬送コンベヤ6によって吊下げられて搬送されてくる容器Bの、後に容器保持搬送機構22のグリップ部材94によってグリップされる位置に、滅菌液を噴霧して付着させる。
【0026】
前後の隔壁12,13および14,15によって区画されている中央の滅菌部18内には、複数本の滅菌液噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dが、吹出口の高さを異ならせて配置されている。この実施例では、四本の噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dが上流側から順に配置されており、上流側の隔壁12,13寄りの噴霧ダクト24Aは、最も低い位置すなわち容器Bの底部よりも下方に開口している(図2および図16参照)。また、この上流側の隔壁12,13寄りの噴霧ダクト24Aの吹出口とほぼ同一の高さで、かつ、容器Bの搬送経路の直下に、エア噴射用のノズル100が配置されている(図15および図16参照)。このエアノズル100には配管102を介してエアが供給され、前記上流側隔壁12,13寄りの噴霧ダクト24Aから噴霧された滅菌液を容器Bの底面Bd方向に向けて吹付けるようになっている。
【0027】
次の噴霧ダクト24Bは前記支持レール32,33よりもやや下方に開口し、また、下流寄りの二本の噴霧ダクト24C,24Dは、支持レール32,33の上方側のほぼ同じ高さに開口しており、それぞれ容器Bの胴部Bcおよび口部Baに霧状の滅菌液を噴霧するようになっている。さらに、これら四本の滅菌液噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dの下流側に、滅菌チャンバー10の内部側に向けてエアを噴射するエア噴射パイプ102が設けられている(図15および図17参照)。このエア噴射パイプ102は、前記滅菌液の噴霧パイプ24A,24B,24C,24Dから噴霧された滅菌液が、直接容器Bの外面に吹付けられた後、滅菌部18の下流側に拡散しないように、周囲から容器Bの搬送経路に向かってエアを噴射して、噴霧ダクト24A,24B,24C,24D側とその下流側とを遮断するようになっている。なお、前記エアノズル100およびエア噴射パイプ102から噴射されるエアは、無菌フィルター等によって除菌されたエアが使用されることはもちろんである。
【0028】
前記容器保持搬送機構22によって搬送され、外面全体に滅菌液が付着された容器Bは、滅菌チャンバー10の下流部20で、保持搬送機構22のグリップ部材94から解放され、再びエア搬送コンベヤ6の吹出口38から吹出されたエアによって搬送されて、滅菌チャンバー10から排出される。滅菌チャンバー10から排出された容器Bは、前記一連の密閉チャンバー4内をエア搬送コンベヤ6によって搬送されて次の工程のデキャッパ26、フィラー28およびキャッパ30等に送られ、その間に前記滅菌液が乾燥する。
【0029】
次に、前記滅菌装置1の作用について説明する。エア搬送コンベヤ6によって連続的に搬送されてきた容器Bは、ボトルセパレータ8によって一本ずつ両側から挾持されて搬送され、前後の間隔が空けられる。ボトルセパレータ8によって前後に分離された容器Bは、再びエア搬送により滅菌チャンバー10内に搬入される。容器Bが滅菌チャンバー10の上流部16内に入ると、エア搬送コンベヤ6によって搬送されている間に、この上流部16の入口側に設けられている滅菌液噴霧ダクト25の開口から滅菌液が噴霧されて容器Bの外面に付着する。この滅菌液噴霧ダクト25は、前述のように容器保持搬送機構22の搬送側の高さとほぼ同じ高さに開口しており、容器Bの、後に容器保持搬送機構22のグリップ部材94によってグリップされる位置に滅菌液が吹付けられる。
【0030】
胴部Bcの一部に滅菌液が付着したこれら容器Bは、そのままエア搬送コンベヤ6によって搬送され、滅菌チャンバー10の上流部16から滅菌部18へ搬入される位置付近で、保持搬送機構22のグリップ部材94によってグリップされる。このとき、容器Bの、前記無端状チェーン92,93に取付けられたグリップ部材94が接触する位置には、前記上流部16の滅菌液噴霧ダクト25から噴霧された滅菌液がすでに付着している。
【0031】
容器保持搬送機構22によって滅菌部20内を搬送されている間に、この滅菌部20内に設けられている四本の滅菌液噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dからそれぞれ滅菌液が噴霧されて容器Bの外面に付着する。上流側隔壁12,13寄りの噴霧ダクト24Aからは、容器Bの底面Bdの下方を、無菌チャンバー10を横断する方向に向かって滅菌液が噴霧される。この噴霧ダクト24Aの吹出口とほぼ同じ高さにエアノズル100が設けられており、このエアノズル100から噴射されたエアによって、この噴霧ダクト24Aから噴霧された滅菌液が容器Bの底面Bdおよび下部側に付着する。また、その次の噴霧ダクト24bから噴霧された滅菌液は容器Bの胴部Bcに、下流側の二本の噴霧ダクト24C,24Dから噴霧された滅菌液は容器Bの口部Baにそれぞれ付着し、前記容器保持搬送機構のグリップ部材94にグリップされている部分以外の外面全体に滅菌液が付着する。
【0032】
滅菌部18内で霧状の滅菌液を吹付けて容器Bの外面に付着させる際に、この容器Bを保持搬送機構22のグリップ部材94によってグリップして搬送しているので、この容器Bにグリップ部材94が密着している部分には滅菌液を付着させることができないが、前述のように、滅菌部18内に搬入して保持搬送機構22のグリップ部材94によってグリップする前に、そのグリップ位置に、上流部16内の噴霧ダクト25から噴霧して予め滅菌液を付着させておくようにしたので、容器Bの外面全体に滅菌液を完全に付着させることができる。従って、エア搬送コンベヤ6によって容器Bを搬送するようにした無菌充填システムにおいても、容器Bの外面全体の滅菌を完全に行なうことが可能な滅菌装置を得ることができる。
【0033】
滅菌部18内の前記噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dより下流側には、容器Bの搬送経路の周囲を囲んでエア噴射パイプ102が設けられており、前記各噴霧ダクト24A,24B,24C,24Dから容器Bに向かって吹付けられた霧状の滅菌液の雰囲気が下流側へ持込まれないように遮断している。
【0034】
滅菌部18内を容器保持搬送機構22によって搬送される間に、外面全体に滅菌液が吹付けられて付着した容器Bは、滅菌チャンバー10の滅菌部18から下流部20内に移動して、容器保持搬送機構22から解放され、再びエア搬送コンベヤ6によって搬送されて、滅菌チャンバー10から搬出される。そのままエア搬送コンベヤ6によって次の工程(デキャッパ26、フィラー28およびキャッパ30等)まで搬送される間に、前記容器Bの外面に付着した滅菌液が乾燥することによりこれら容器が滅菌される。特に、この実施例では、エア搬送コンベヤ6のエア吹出口38から吹出されるエアは、若干温度を高めた(例えば30°C〜50°C)ものであり、この搬送エアによって次の工程に送られる間に乾燥する。このエア搬送コンベヤ6によって搬送しつつ容器Bを乾燥させる区間は、乾燥滅菌に必要な時間を確保できるようになっている。
【0035】
なお、前記ボトルセパレータ8は、向かい合う一対のベルト45,46によって容器Bを挾持して搬送することにより、連続的に搬送されてきた容器Bを分離するようにしたが、ベルトに限るものではなく、スクリュー等その他の手段を用いることもできる。また、滅菌チャンバー10内の容器保持搬送機構22も前記構成に限定されるものではない。さらに、エア搬送コンベヤ6の構成も前述のように容器Bの口部Baにエアを吹付けて搬送するものに限らず、胴部Bc等にエアを吹付けて搬送するようにしても良い。また、滅菌液の噴霧ダクト25,24A,24B,24C,24Dの数および開口部の高低の配置等も図示のものに限定されるものではなく、容器Bの全面に確実に滅菌液を付着させ得るものであれば良い。また、前記滅菌液は過酸化水素水(H2 O2 )に限定されないことはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように本発明に係る滅菌装置では、エア搬送コンベヤによって搬送されてきた容器をボトルセパレータにで離隔させた後、滅菌チャンバー内に供給し、この滅菌チャンバー内に設けられた搬送手段によって容器をグリップして搬送する間に、第1の滅菌液噴霧手段によって容器に滅菌液を吹付けるようにしたもので、さらに、前記搬送手段によってグリップする前に、この容器のグリップされる位置に、第2の噴霧手段によって予め滅菌液を噴霧して付着させておくようにしたので、エア搬送コンベヤによって搬送されてきた容器の外面全体を完全に滅菌することが可能になった。従って、無菌充填ライン等にエア搬送コンベヤを用いて不安定な容器の搬送を可能にし、また高速搬送を可能にして処理能力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る滅菌装置を備えた無菌充填システムの配置を示す概略平面図である。
【図2】前記滅菌装置の側面図である。
【図3】前記滅菌装置の平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】前記滅菌装置の上流部と滅菌部とを仕切る仕切板を示す断面図である。
【図6】前記滅菌装置の滅菌部と下流部とを仕切る仕切板を示す断面図である。
【図7】図3のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図3のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図3のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】ボトルセパレータの平面図である。
【図11】ボトルセパレータの側面図である。
【図12】ボトルセパレータの正面図である。
【図13】容器保持搬送機構のグリップ部材を示す斜視図である。
【図14】前記滅菌装置の上流部と滅菌部の一部を示す平面図である。
【図15】前記滅菌装置の上流部と滅菌部の一部を示す側面図である。
【図16】図2のXVI−XVI線に沿う断面図である。
【図17】図15のXVII−XVII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
B 容器
6 エア搬送コンベヤ
8 ボトルセパレータ
10 滅菌チャンバー
22 搬送手段(保持搬送機構)
24A 噴霧手段(噴霧ダクト)
24B 噴霧手段(噴霧ダクト)
24C 噴霧手段(噴霧ダクト)
24D 噴霧手段(噴霧ダクト)
25 第2の噴霧手段(噴霧ダクト)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sterilization apparatus, for example, a sterilization apparatus for sterilizing the outer surface of a container before supplying the container to a filler (filling machine) in an aseptic filling line.
[0002]
[Prior art]
In recent years, aseptic filling has been widely performed in which food containers such as drinking water, medicines, and the like are filled in containers in an aseptic atmosphere surrounded by a sealed chamber. In such an aseptic filling line, since a person cannot enter and exit the aseptic space during operation, it is necessary to prevent a fatal conveyance trouble from occurring. For this purpose, it is necessary to prevent the container from falling over during conveyance in the chamber as much as possible.
[0003]
Conventionally, a normal transport conveyor such as a top chain type conveyor is used for transporting containers in the aseptic filling line. In such a general transport conveyor that is generally used, the container is transported upright on its transport surface, so lightweight containers such as PET bottles are unstable and fall over during transport. Cheap. Further, even with other containers, it is difficult to improve the processing capability because they are easily overturned when transported at high speed.
[0004]
In order to prevent the container from falling over as described above, a lightweight container such as a plastic bottle may be conveyed by an air conveyance conveyor. However, in the air conveyance conveyor, air is blown to the container, and the container is slid and conveyed on the support rail supporting the neck etc. In some cases, it is transported in close contact with each other, and it is impossible to transport the container with an appropriate interval between the containers.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the aseptic filling line is provided with a sterilizing device for sterilizing the inside and outside of the container before filling with the filler. This container sterilization apparatus uses a hydrogen peroxide solution (H) in the form of a mist while a container carried into a sterilization chamber is continuously conveyed by a conveying means. 2 O 2 The sterilization liquid is sprayed on the entire surface of the container, and sterilization is performed by drying the adhered sterilization liquid during subsequent transport. Therefore, if the container is continuously conveyed in contact with the container, the sterilizing liquid cannot be attached to the contacted part, and a part that is not sterilized remains on a part of the outer surface of the container.
[0006]
As described above, when containers are transported by an air transport conveyor, the containers may be transported in a state where the distance between the containers is random and in close contact with each other. In such a case, since the sterilizing liquid cannot be attached to the portions of the container that are in contact with each other, a portion that is not sterilized remains in a part of the container. For this reason, it has been difficult to sterilize containers while transporting containers using an air transport conveyor in an aseptic filling line equipped with a sterilizer.
[0007]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems. By using an air conveyance conveyor, it is possible to convey an unstable container such as a PET bottle, and the container falls down even if high-speed conveyance is performed. It is an object of the present invention to provide a sterilization apparatus that eliminates the risk of sterilization and that can completely sterilize the entire outer surface of the container.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A sterilization apparatus according to the present invention includes a bottle separator that separates containers conveyed by an air conveyance conveyor, a sterilization chamber into which a container separated by the bottle separator is carried, and a sterilization chamber that is disposed in the sterilization chamber. The container is separated by a bottle separator, a conveying means that grips and conveys the container, a first sterilizing liquid spraying means that is disposed in the sterilization chamber and sprays and attaches the sterilizing liquid to the container conveyed by the conveying means. Before the container is gripped by the conveying means, a second spraying means for spraying and adhering a sterilizing liquid to the gripped portion of the container in advance is provided.
[0009]
In the sterilization apparatus, the containers conveyed by the air conveying conveyor are separated by the bottle separator and then loaded into the sterilization chamber, so that the containers are not in contact with each other. As a result, the sterilizing solution is not attached and no part is sterilized. In addition, since the sterilizing liquid is sprayed in advance on the portion gripped by the conveying means by the second spraying means, the gripped portion of the container can be completely sterilized.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to embodiments shown in the drawings. FIG. 1 is a plan view showing an entire aseptic filling system including a sterilizing
[0011]
The container B carried into the
[0012]
As shown in FIG. 2, the inside of the
[0013]
In the
[0014]
Further, in the
[0015]
Further, the container B to which the sterilizing liquid is adhered in the
[0016]
Next, the structure of the
[0017]
An
[0018]
The containers B that are continuously conveyed by the
[0019]
Of the pair of left and right horizontally rotating
[0020]
The
[0021]
Further, as shown in FIG. 12, the two
[0022]
In the
[0023]
[0024]
In the
[0025]
On the inlet side of the
[0026]
A plurality of sterilizing
[0027]
The
[0028]
The container B transported by the container holding and transporting
[0029]
Next, the operation of the
[0030]
These containers B with the sterilizing liquid adhering to a part of the body part Bc are transported by the
[0031]
While being transported through the
[0032]
When spraying a mist-like sterilizing solution in the
[0033]
An
[0034]
While being transported through the
[0035]
The
[0036]
【The invention's effect】
As described above, in the sterilization apparatus according to the present invention, after the container conveyed by the air conveyance conveyor is separated by the bottle separator, the container is supplied into the sterilization chamber and is conveyed by the conveying means provided in the sterilization chamber. While the container is gripped and transported, the sterilizing liquid is sprayed onto the container by the first sterilizing liquid spraying means. Further, before gripping by the transporting means, the container is placed at a gripped position. Since the sterilizing liquid is sprayed and adhered in advance by the second spraying means, it is possible to completely sterilize the entire outer surface of the container that has been transported by the air transport conveyor. Therefore, an unstable container can be transported to the aseptic filling line or the like by using an air transport conveyor, and high-speed transport can be performed to improve the processing capacity.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view showing an arrangement of an aseptic filling system equipped with a sterilization apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the sterilization apparatus.
FIG. 3 is a plan view of the sterilization apparatus.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a partition plate that partitions the upstream part and the sterilization part of the sterilization apparatus.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a partition plate that partitions a sterilization part and a downstream part of the sterilization apparatus.
7 is a cross-sectional view taken along line VII-VII in FIG.
8 is a cross-sectional view taken along line VIII-VIII in FIG.
9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG.
FIG. 10 is a plan view of a bottle separator.
FIG. 11 is a side view of a bottle separator.
FIG. 12 is a front view of a bottle separator.
FIG. 13 is a perspective view showing a grip member of the container holding and conveying mechanism.
FIG. 14 is a plan view showing an upstream part of the sterilization apparatus and a part of the sterilization part.
FIG. 15 is a side view showing an upstream part of the sterilization apparatus and a part of the sterilization part.
16 is a cross-sectional view taken along line XVI-XVI in FIG.
17 is a cross-sectional view taken along line XVII-XVII in FIG.
[Explanation of symbols]
B container
6 Air conveyor
8 Bottle separator
10 Sterilization chamber
22 Transport means (holding transport mechanism)
24A Spraying means (spraying duct)
24B Spraying means (spray duct)
24C Spraying means (spray duct)
24D spraying means (spray duct)
25 Second spray means (spray duct)
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12496297A JP3890670B2 (en) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | Sterilizer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12496297A JP3890670B2 (en) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | Sterilizer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295787A JPH10295787A (en) | 1998-11-10 |
JP3890670B2 true JP3890670B2 (en) | 2007-03-07 |
Family
ID=14898536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12496297A Expired - Fee Related JP3890670B2 (en) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | Sterilizer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3890670B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017110501A1 (en) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | サントリーホールディングス株式会社 | Sterilization system |
CN113509563B (en) * | 2021-04-06 | 2023-08-22 | 南京市蓝业科技有限公司 | Respiratory mask disinfection device for respiratory internal medicine |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP12496297A patent/JP3890670B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10295787A (en) | 1998-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8147616B2 (en) | Container rinsing system and method | |
US6328928B1 (en) | Method and for preparing container for filling, and method of filling container | |
EP2103528B1 (en) | Container filling system | |
US9993855B2 (en) | Container rinsing system and method | |
AU2016200925B2 (en) | Container rinsing system and method | |
JPH0328945B2 (en) | ||
US20210188611A1 (en) | Cap sterilizer, content filling system, cap sterilization method, and content filling method | |
EP0824974A1 (en) | Method and apparatus for sterilizing caps | |
US20050076613A1 (en) | Filling device with housing having a directed gas supply | |
JP3778952B2 (en) | Container cap sterilizer | |
JP3890670B2 (en) | Sterilizer | |
CN114787040A (en) | Lid body sterilization device and content filling system | |
WO1989011923A1 (en) | Apparatus for washing oriented stoppers in a closed environment | |
JP2869691B2 (en) | Bottle pre-sterilizer | |
JPH10250842A (en) | Carrier control device of air carrier conveyor | |
JP2017222415A (en) | Cap sterilization device and content filling system | |
JP3903327B2 (en) | Air conveyor | |
JP6673384B2 (en) | Cap sterilizing device, contents filling system and cap sterilizing method | |
JP6807056B2 (en) | Cap sterilizer and content filling system | |
JP6673383B2 (en) | Cap sterilizing device, contents filling system and cap sterilizing method | |
CN114787041A (en) | Lid body sterilization device and content filling system | |
JPH06171696A (en) | Contamination preventive device for washed bottle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |