JP3889046B2 - デジタイザコントローラ - Google Patents
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Description
本発明はデジタイザコントローラに係り、特にスチルス、フィンガータッチ、タッチパネル方式に全て適用でき、半導体集積回路で具現できるデジタイザコントローラに関する。
背景となる技術
パソコン、携帯用の伝送装置、その他のパーソナル情報処理装置等はキーボード、マウス、デジタイザ等の多様な入力装置を用いてテキスト及びグラフィック処理等を行う。
特に、デジタイザは特殊に制作された平板上に位置して接触するペンや指の位置をデジタル的に検出しXY座標化して出力する装置であって、既存に広く使われているマウス、キーボード、スキャナ等に比べて字や絵をより便利で精密に入力しうる長所がある。
さらに、デジタイザは従来のキーボードやマウスのような入力装置等を不要にするはずである。
従来のデジタイザは入力道具により3つの方式で区分される。特殊に考案されたペンを用いるスチルス方式と、指を使用するフィンガータッチ方式と、一般のペンやペンのような尖った突出部を有する物体を使用するタッチパネル方式とである。
これらの中からスチルス方式はグラフィック装置、CAD装置等に広く使用され、フィンガータッチ方式はタッチスクリーンやこれを用いた装置に使用され、そしてタッチパネル方式は電子手帳やパーソナル情報処理装置(Personal Digital Assistance:PDA)等に使用される。
デジタイザシステムを具現するにおいて、座標データを与えるためのタブレット、タブレットにより表現された座標系の一点を指定するためのスチルス、ペン、或は指等のポインティングデバイス、そしてこれらを制御するためのデジタイザコントローラが必要である。
タブレットは特殊に制作された四角形の平板を有する。周知の如くパネルと称する平板は抵抗成分の膜質が塗布されているもの(スチルス方式及びフィンガータッチ方式)や、スペーサにより隔離され、押されることにより相互接触するように配置された2つの抵抗成分のシートで構成されたもの(タッチパネル方式)である。
パネル上で前記ポインティングデバイスの位置はパネルの4つの角部にAC(スチルス及びフィンガータッチ方式)或はDC(タッチパネル方式)信号を印加した時、接触或は押された位置で検出される信号の大きさが異なることを用いて認識される。このようなパネル及びコントローラに関しては米国出願4,600,807、4,649,232、4,650,962等に詳しく開示されているので詳しい説明は省略する。
しかしながら、従来のデジタイザコントローラは前述した3つの方式の中から1つの方式にのみ適するように設計されているのでそれぞれの方式により相異なるデジタイザコントローラを具備しなければならない不便があった。
また、これらデジタイザコントローラは個別的な部品で具現されているので装置が大きく、電力の消耗が多い問題点があった。
発明の開示
本発明は前記問題点を解決するために創案されたものであって、スチルス、フィンガータッチ、タッチパネル方式にすべて適用されうるデジタイザコントローラを提供することを目的とする。
本発明の第2目的はフィンガータッチ方式における新しい駆動方法を提供することにある。
本発明の第3目的は前記駆動方法に適したフィンガータッチ方式の駆動装置を提供することにある。
本発明の第4目的は前記デジタイザコントローラを構成する帯域通過フィルターの特性を自動的に調整する方法を提供することにある。
本発明の第5目的は前記デジタイザコントローラを構成する帯域通過フィルターの特性を自動的に調整する装置を提供することにある。
本発明の第6目的は前記デジタイザコントローラに適したインタフェース装置を提供することにある。
本発明の第7目的は前記デジタイザコントローラに適したパネル駆動信号発生装置を提供することにある。
本発明の第8目的は前記デジタイザコントローラに適したパネル駆動制御信号発生装置を提供することにある。
本発明の第9目的は前記デジタイザコントローラに適した電力節約回路を提供することにある。
前記第1目的を達成するための本発明によるデジタイザコントローラは、所定の第1周波数を有するクロック信号を流入してスチルスモードとフィンガータッチモードで要求され、所定の第2周波数を有するパネル駆動信号を発生するパネル駆動信号発生部と、タッチパネルモードから要求される所定の基準レベルを有する基準電圧信号を発生する基準電圧発生部と、動作モードを示すモード選択信号に応答してパネル駆動信号発生部から提供されるパネル駆動信号或は前記基準電圧発生部から提供される基準電圧信号の中の1つを選択的に出力する第1マルチプレクサと、前記第1マルチプレクサの出力を流入し、動作モードによるパネル駆動制御信号に応答してパネルの各角部に提供されるチャンネル駆動信号を発生する4チャンネルパネル駆動部と、前記パネルの各角部に流入或は流出される電流の変化を検出する電流−電圧変換部と、フィンガータッチモードで前記電流−電圧変換部の出力と前記4チャンネルパネル駆動部から提供されるチャンネル駆動信号との差成分に相応する大きさを有する4チャンネルの差信号を発生する差動増幅部と、前記差動増幅部から出力される4チャンネルの差信号を順次的に選択してフィンガータッチ信号として出力する第2マルチプレクサと、モード選択信号に応答して前記第2マルチプレクサから出力されるフィンガータッチ信号或はスチルスから出力されるスチルス信号の中の1つを選択的に出力する第3マルチプレクサと、モード選択信号に応答して所定の基準電圧或は前記パネルから出力されるタッチパネル信号の中の1つを選択的に出力する第4マルチプレクサと、前記第3マルチプレクサの出力からパネル駆動信号の周波数成分をフィルタリングする帯域通過フィルターと、前記帯域通過フィルターの出力を整流する整流器と、モード選択信号に応答して前記整流器の出力或は前記第4マルチプレクサの出力の中の1つを選択的に出力する第5マルチプレクサと、前記第5マルチプレクサの出力から実質的に直流の成分を検出する低域通過フィルターと、前記低域通過フィルターの出力をパネル駆動制御信号に同期させデジタル変換し座標信号として出力するアナログ−デジタルコンバータ44と、マイクロプロセッサから提供される制御命令を流入してこれを解釈し、スチルスモード、フィンガータッチモード或はタッチパネルモードを示すモード選択信号、選択されたモードに相応するパネル駆動制御信号を発生し、前記アナログ−デジタルコンバータ44から提供される座標信号をマイクロプロセッサに伝送するインタフェース部を含むことを特徴とする。
望ましくは、前記差動増幅部は各々チャンネル駆動信号の中の1つと電流−電圧変換されたチャンネル駆動信号の中の1つとの差を増幅し、チャンネル駆動信号の個数に相応して設けられた複数のチャンネル駆動ブロックを具備する。
また、前記デジタイザコントローラはフィンガータッチ信号、スチルス信号、そしてタッチパネル信号を所定の増幅度で増幅して第3マルチプレクサ或は第4マルチプレクサに提供する前置増幅部を含む。また、前記デジタイザコントローラは低域通過フィルターの出力を動作モードにより相異なる増幅度で増幅する3つの直流増幅器を有する直流増幅部と、モード選択信号に応答して直流増幅器の出力の中の1つを選択してアナログ−デジタルコンバータに提供する第6マルチプレクサをさらに具備することが望ましい。
また、前記デジタイザコントローラはマイクロプロセッサから提供される調整信号をデジタル−アナログに変換して帯域通過フィルターの周波数特性調整信号として印加するデジタル−アナログコンバータをさらに具備することが望ましい。
また、パネル駆動信号発生部は自動周波数特性調整時、帯域通過フィルターに提供されパネル駆動信号と実質的に同等な周波数を有するパイロット信号をさらに発生することが望ましい。
また、電流−電圧変換部は電流−電圧変換の感度の調整のため可変抵抗で構成されることが望ましい。
また、低域通過フィルターはノイズ成分の除去及びDC化のためできるだけ帯域幅の狭いのが望ましい。
前記第2目的を達成するための本発明によるフィンガータッチ方式の駆動方法は、パネルの角部に同一な電位を有するチャンネル駆動信号を印加する段階と、前記パネル上での指の接触により発生され、前記パネルの各角部で流入或は流出される電流の変化量を検出し、電圧の変化量に変換する段階と、チャンネル駆動信号と電流−電圧変換された信号の大きさの差に相応する差信号を検出する段階と、差信号を所定の周期で順次、反復的に選択して時分割多重化する段階と、多重化された差信号の大きさに基づき指の接触位置を判断する段階を含むことを特徴とする。
前記第3目的を達成するための本発明によるフィンガータッチ方式の駆動装置は、フィンガータッチ方式にかかるパネル駆動信号を発生するパネル駆動信号発生部と、パネル駆動信号を流入してパネルの4つの角部に提供される実質的に同一な電位の4チャンネル駆動信号を発生する4チャンネルパネル駆動部と、前記4チャンネルパネル駆動部と前記パネルの間に介して前記パネル上で指の接触が発生する時、前記パネルの角部で流入或は流出される電流の変化量を検出する電流−電圧変換部と、4チャンネル駆動信号と前記電流−電圧変換部から出力された電流−電圧変換値の差を検出する差動増幅部と、前記差動増幅部20から出力された4チャンネルの差信号を所定の周期で順次、反復的に選択して出力するマルチプレクサと、前記マルチプレクサの出力からパネル駆動信号の周波数成分を検出する帯域通過フィルターと、前記帯域通過フィルターの出力から実質的に直流の成分を抽出する低域通過フィルターと、前記低域通過フィルターの出力を前記マルチプレクサの選択周期に同期させデジタル変換するアナログ−デジタルコンバータを含むことを特徴とする。
前記第4目的を達成するための本発明によるスチルス信号、フィンガータッチ信号からパネル駆動信号の周波数成分を検出する帯域通過フィルターの周波数特性を調整する方法において、前記帯域通過フィルターにパネル駆動信号と実質的に同一な周波数を有するパイロット信号を流入させ、前記帯域通過フィルターの周波数特性調整のための調整信号を所定の範囲で連続的に変化させる段階と、前記帯域通過フィルターから出力される信号の大きさを比較し、検出された信号の最大の調整信号値を決定する段階と、決定された調整信号により帯域通過フィルターの周波数特性を設定する段階を含むことを特徴とする。
前記第5目的を達成するための本発明によるスチルス信号、フィンガータッチ信号からパネル駆動信号の周波数成分を検出する帯域通過フィルターの周波数特性を調整する装置において、パネル駆動信号と実質的に同一な周波数を有するパイロット信号を発生して前記帯域通過フィルターに提供するパネル駆動信号発生部と、マイクロプロセッサから印加される調整信号を流入し、デジタル−アナログ変換して前記帯域通過フィルターの周波数特性を調整する信号として印加するデジタル−アナログコンバータと、前記帯域通過フィルターから出力される信号の大きさを検出するアナログ−デジタルコンバータと、前記帯域通過フィルターの周波数特性を変化させるために所定の範囲の間で変化する調整信号を発生して前記デジタル−アナログコンバータに提供し、所定の範囲の間で変化する調整信号により出力される帯域通過フィルタリングされた信号の中から最大の信号に相応する調整信号を決定し、これを帯域通過フィルターの周波数特性調整信号として提供するマイクロプロセッサを含むことを特徴とする。
前記第6目的を達成するための本発明によるインタフェース部はマイクロプロセッサから提供される制御命令をラッチするデータラッチと、アナログ−デジタルコンバータから提供されるデジタル変換された座標値を入力したり入力された座標値をマイクロプロセッサに出力するデータバッファと、前記データラッチから提供される制御命令を流入してデジタイザコントローラの制御に必要なモード選択信号、パネル駆動制御信号、チャンネル選択信号、周波数特性調整信号等を発生する命令解読器と、マイクロプロセッサから提供されるアドレス信号を流入してデータラッチ、データバッファを活性化させる信号を発生するアドレスデコーダを含むことを特徴とする。
前記第7目的を達成するための本発明によるパネル駆動信号発生部はクロック信号を流入してn−1個のn(ここで、nは整数)分周された信号を発生するD−フリップフロップ部と、ここでn−1個の分周信号は分周比nに相応する数の連続されたクロック信号列の一回目クロック信号からn−1番目のクロック信号に各々同期されて発生する信号であり、n−1個の分周信号等を所定の抵抗値に応じて加重演算して擬似正弦波信号を発生するラダー部と、そしてラダー部から提供される擬似正弦波信号を帯域通過フィルタリングして実質的に正弦波のパネル駆動信号を発生する帯域通過フィルターを含むことを特徴とする。
前記第8目的を達成するための本発明によるパネル駆動制御信号発生装置は、クロック信号を所定のカウント比で計数した第1カウント信号を発生する第1カウンタと、第1カウンタから提供される第1カウント信号を2進計数して第2カウント信号として出力する第2カウンタと、各々第1カウンタから提供される第1カウント信号と第2カウンタから提供される第2カウント信号を反転するための2つのインバータを具備するインバータ部と、第1カウント信号及び第2カウント信号の論理和を演算するORゲートと、前記第1カウンタから提供される第1カウント信号、前記第2カウンタから提供される第2カウント信号、前記インバータ部から提供される反転された第1カウント信号、反転された第2カウント信号及びORゲートから出力される信号を流入し、モード選択信号に応答してそれぞれのモードに相応するパネル駆動制御信号を発生する信号選択部を含み、ここで、前記信号選択部はスチルス及びタッチパネルモードでは前記第1カウンタから提供される第1カウント信号、前記第2カウンタから提供される第2カウント信号、前記インバータ部から提供される反転された第1カウント信号及び反転された第2カウント信号を出力し、フィンガータッチモードでは前記ORゲートから提供される信号を出力することを特徴とする。
前記第9目的を達成するための本発明による電力節約装置は、所定の周期を有するクロック信号を所定の第1カウント比によりカウントして第1パルス信号を出力する計数部と、スチルスのチップ信号により計数動作が開示され、前記計数から出力される第1パルス信号を所定の第2カウント比に応じて計数する第2カウントと、前記スチルスのチップ信号と前記第2カウンタから出力される第2パルス信号をAND演算してスチルスのアイドル状態が所定時間以上保たれるかを判断し、所定時間以上保たれると電流消費を制御するためのパワースリップ信号を発生するパワースリップ信号発生部と、前記パワースリップ信号発生部から提供されるパワースリップ信号に応答し電力節約モードを行うインタフェース部を含むことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の好ましい実施例によるデジタイザコントローラの実施例を示すブロック図である。
図2A及び図2Bは、図1に示された装置におけるスチルスモードでの動作を概念的に説明するためパネル駆動制御信号とチャンネル駆動信号とをそれぞれ示した波形図である。
図3は、図1に示された装置におけるスチルスモードでの信号の流れを図式的に示した図面である。
図4Aから図4Eは、図1に示された装置におけるスチルスモードでの各部の動作を示した波形図である。
図5Aと図5Bは、従来のデジタイザコントローラにおけるフィンガータッチモードでの動作を概念的に説明するためパネル駆動制御信号とチャンネル駆動信号とをそれぞれ示した波形図である。
図6Aと図6Cは、図1に示された装置におけるフィンガータッチモードでの動作を概念的に説明するためパネル駆動制御信号とチャンネル駆動信号とをそれぞれ示した波形図である。
図7は、図1に示された装置におけるフィンガータッチモードでの信号の流れを図式的に示した図面である。
図8Aから図8Eは、図1に示された装置におけるフィンガータッチモードでの各部の動作を示した波形図である。
図9Aと図9Bは、図1に示された装置におけるタッチパネルモードでの動作を概念的に説明するためパネル駆動制御信号とチャンネル駆動信号とをそれぞれ示した波形図である。
図10は、図1に示された装置におけるタッチパネルモードでの信号の流れを図式的に示した図面である。
図11Aから図11Cは、図1に示された装置におけるタッチパネルモードでの各部の動作を示した波形図である。
図12は、図1に示されたモード選択信号のフォーマットを示す波形図である。
図13は、図1に示されたパネル駆動信号発生部を示すブロック図である。
図14Aから図14Gは、図13に示された装置の動作を示した波形図である。
図15は、従来のパネル駆動信号発生装置の構成を示したブロック図である。
図16は、図1に示された4つのチャンネルパネル駆動部の詳細な構成を示したブロック図である。
図17は、図1に示された差動増幅部の詳細な構成を示したブロック図である。
図18は、図1に示された帯域通過フィルター及びデジタル−アナログコンバータの詳細な構成を示したブロック図である。
図19Aと図19Bは、図18に示された帯域通過フィルターの周波数特性を示すスペクトル図である。
図20は、図18に示された帯域通過フィルターの周波数特性を調整するための調整信号のフォーマットを示す。
図21は、自動周波数特性調整モードでの信号の流れを図式的に示す図面である。
図22は、図1に示されたアナログ−デジタルコンバータの変換動作を示す。
図23は、図1に示されたインタフェース部の詳細な構成を示したブロック図である。
図24Aから図24Hは、図23に示された装置の動作を示すためのタイミング図である。
図25は、本発明によるデジタイザコントローラの他の実施例を示したブロック図である。
図26は、図25に示された電力節約装置の詳細な構成を示したブロック図である。
図27Aから図28Dは、図26に示された電力節約装置の動作を示した波形図である。
図29は、図25に示されたパネル駆動制御信号発生部の詳細な構成を示したブロック図である。
図30は、図1に示された装置を具現した集積回路のレイアウトを示す。
発明を実行するための最良の形態
以下、添付した図面に基づき本発明の特徴及び効果を詳しく説明する。
図1は本発明によるデジタイザコントローラの望ましい一実施例を示す。図1に示された装置において、全体的に100で示されるのは本発明のデジタイザコントローラであり、200はパネルであり、そして300はスチルスである。
デジタイザコントローラ100はパネル駆動信号発生部10、基準電圧発生器12、第1マルチプレクサ14、4チャンネルパネル駆動部16、電流−電圧変換部18、差動増幅部20、第2マルチプレクサ22、前置増幅部24、第3マルチプレクサ26、帯域通過フィルター28、整流器30、デジタル−アナログコンバータ32、第4マルチプレクサ34、第5マルチプレクサ36、低域通過フィルター38、直流増幅部40、第6マルチプレクサ42、アナログ−デジタルコンバータ44、そしてインタフェース部46を含む。
パネル駆動信号発生部10はそれに印加される所定の第1周波数クロック信号を使用してスチルスモード及びフィンガータッチモードからパネル200を駆動するための所定の第2周波数のパネル駆動信号48と帯域通過フィルター28の周波数特性調整のためのパイロット信号50を発生する。ここで、スチルスモードではデジタイザコントローラ100がスチルス方式に適するように動作し、フィンガータッチモードではフィンガータッチ方式に適するように動作する。また、パネル駆動信号48とパイロット信号50は望ましくは所定の周期を有する正弦波信号である。
基準電圧発生器12はタッチパネルモードからパネル200を駆動するための基準電圧信号52を発生する。ここで、タッチパネル信号モードではデジタイザコントローラ100がタッチパネル方式に適するように動作する。ここで、基準電圧信号52は所定の第1基準電圧レベルを有する直流信号である。
第1マルチプレクサ14はそれに印加されるモード選択信号によりパネル駆動信号発生部10から提供されるパネル駆動信号48或は基準電圧発生器12から提供される基準電圧信号52の中の1つを選択的に出力する。
4チャンネルパネル駆動部16は第1マルチプレクサ14から提供されるパネル駆動信号48或は基準電圧信号52を流入し、それに印加されるパネル駆動制御信号(C_UL、C_UR、C_LL、C_LR)に応答してスチルスモード、フィンガータッチモード、タッチパネルモードに適したチャンネル駆動信号(UL、UR、LL,LR)を発生する。ここで、第1チャンネル乃至第4チャンネル駆動信号(UL、UR、LL、LR)は各々パネル200の左上側、右上側、左下側及び右下側の4つの角部に提供される。
電流−電圧変換部18はそれぞれ4つのチャンネル駆動信号(UL、UR、LL、LR)に適用される電流−電圧変換部(通常、抵抗素子)で構成され、タッチパネルモードからパネル200の各角部に流入或は流出される電流の変化量を検出するために提供される。
差動増幅部20はパネル駆動信号(UL、UR、LL、LR)と電流−電圧変換部18から提供される電流−電圧変換された信号(UL’、UR’、LL’、LR’)のそれぞれの差に相応する信号(DIFF_UR、DIFF_UL、DIFF_LR、DIFF_LL)を出力する。ここで、DIFF_UR、DIFF_UL、DIFF_LR、そしてDIFF_LLは各々URとUR’との差、ULとUL’との差、LRとLR’との差、そしてLLとLL’との差に相応する大きさを有する。
第2マルチプレクサ22はそれに印加されるチャンネル選択信号により差動増幅部20から提供されるDIFF_UR、DIFF_UL、DIFF_LR、DIFF_LLの中の1つを選択的に出力する。即ち、図2Bに示されたT1、T2、T3そしてT4区間から各々DIFF_UR、DIFF_UL、DIFF_LR、DIFF_LLを出力する。
第2マルチプレクサ22から出力される信号(以下、フィンガータッチ信号58と称する)、パネル200から出力される信号(以下、タッチパネル信号62と称する)、そしてスチルス300から提供される信号(以下、スチルス信号60と称する)は前置増幅部24に提供される。
前置増幅部24はフィンガータッチ信号58、スチルス信号60、そしてタッチパネル信号62を相異なる増幅度(gain)で増幅する3つの前置増幅器24a乃至24cを具備する。
第1前置増幅器24aにより増幅されたフィンガータッチ信号58と第2前置増幅器24bにより増幅されたスチルス信号60は第3マルチプレクサ26に提供され、第3前置増幅器24cにより増幅されたタッチパネル信号62は第4マルチプレクサ34に提供される。
第3マルチプレクサ26はそれに印加されるモード選択信号によりパネル駆動信号発生部10から提供されるパイロット信号50、パネル200から提供されるフィンガータッチ信号58、或はスチルス300から提供されるスチルス信号60の中の1つを選択して出力する。
帯域通過フィルター28は望ましくないノイズを除去するために第3マルチプレクサ26の出力からパネル駆動信号の周波数成分を帯域通過フィルタリングする。
帯域通過フィルター28から出力されるフィルタリングされた信号64は整流器30により整流され第5マルチプレクサ36の1つの入力として提供される。
第4マルチプレクサ34はそれに印加されるモード選択信号により所定の基準電圧(本発明の例では接地電圧)或は第3前置増幅器24cから提供される増幅されたタッチパネル信号62を選択して第5マルチプレクサ36の他の入力として提供する。
第5マルチプレクサ36はそれに印加されるモード選択信号により整流器30から提供される信号66或は第4マルチプレクサ34から提供される信号を選択して出力する。
低域通過フィルター38は第5マルチプレクサ36から提供される信号をDC化するために低域通過フィルタリングして直流増幅部40に提供する。ここで、低域通過フィルター38の帯域幅は小さいほど良い。なぜなら、帯域幅が大きいとその出力からAC成分が多くなり出力値が不安定になるので帯域幅を小さくしてなるべくAC成分を除去する。
直流増幅部40はフィンガータッチモード、スチルスモード、そしてタッチパネルモードに適用される3つの直流増幅器40a、40b、40cを具備し、各直流増幅器は低域通過フィルター38から提供される信号を増幅させ出力する。ここで、モードにより別の直流増幅器を使用する理由は各モードから要求される増幅度(gain)が異なるからである。
第6マルチプレクサ42はそれに印加されるモード選択信号により第1乃至第3直流増幅器40a、40b、40cから提供される信号の中の1つを選択してアナログ−デジタルコンバータ44に提供する。
アナログ−デジタルコンバータ44はそれに印加されるクロック信号及び制御信号により第6マルチプレクサ42から提供されるアナログ信号70をデジタル信号に変換させインタフェース部46に提供する。
インタフェース部46はマイクロプロセッサ(図示せず)から印加される制御信号に応答して前記構成要素等を制御し、アナログ−デジタルコンバータ44により変換されたデジタル信号をマイクロプロセッサに伝送する。
マイクロプロセッサに伝送されるデジタル信号はパネル200上で動くスチルス、ペン、指等の位置がデジタル座標化された信号である。
図1に示されたデジタイザコントローラの動作をスチルスモード、フィンガータッチモード、そしてタッチパネルモードの順に詳しく説明する。
まず、スチルスモードにおいて、図1に示された4チャンネルパネル駆動部16の動作を図2A及び図2Bを参照して概念的に説明する。図2Aはパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の波形図であり、図2Bはチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)の波形図である。
図2Aに示されたパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)はデジタル信号であって、そのハイレベル(VH)はパネル200の一つの角部にチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)が印加されることに対応し、ローレベル(VL)は一定のDCレベルがチャンネル角部に印加されることに対応する。また、図2Aの最上側から最下側に示された各パネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)は図2Bの最上側から最下側に示されたチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)に各々対応する。
スチルスが位置された一点の座標を認識するためにパネル200の4つの角部は一回に2つずつ左右上下の順に四回駆動される。ここで、左右の各部は上下の各部よりも先に駆動される。例えば、チャンネル駆動信号ULとLLがパネル200の左上側と左下側の角部に印加され、接地電位がT1区間で示すような残りの角部等に印加されると、パネル上で動くスチルスにより検出される信号の大きさはパネルの右辺からスチルスの位置までの距離x+に相応する。
チャンネル駆動信号UR、LRがパネル200の右上側と右下側の角部に印加され、T2区間で示すように他の角部に接地電位が印加されると、スチルスにより検出される信号の大きさはパネルの左辺からスチルスの位置までの距離x-に相応する。
即ち、x座標は次の式(1)により相対座標として決定される。
T1区間での信号の大きさはx+に相応し、T2区間での信号の大きさはx-に相応する。従って、x+とx-の大きさの比によりx軸上の座標が認識される。同じ方法により、T3とT4区間でy+、y-が検出され、それらの大きさの比によりy軸上の座標が認識される。即ち、y座標は次の式(2)により相対座標として決定される。
このような方法は米国出願4,600,807、4,649,232、4,650,962、4,665,283等に詳しく開示されている。
スチルスモードにおいて、モード選択信号はスチルスモードを示し、これにより第1マルチプレクサ14はパネル駆動信号発生器10から提供されるパネル駆動信号48を、第3マルチプレクサ26は第2前置増幅器24bから出力されるスチルス信号60を、第5マルチプレクサ36は整流器30から提供される信号66を、そして第6マルチプレクサ42は第2直流増幅器40bから出力される信号を各々選択して出力する。
図3はスチルスモードでの信号の流れを図式的に示す図面である。ここで、インターフェース部46は、マイクロプロセッサの制御の下でモード選択信号、パネル駆動制御信号、調整信号、チャンネル選択信号を発生する。
パネル駆動信号発生部10から発生されたパネル駆動信号48は第1マルチプレクサ14を通して4チャンネルパネル駆動部16に提供される。
4チャンネルパネル駆動部16は図2Aに示されたようにパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)に応じて図2Bに示されたようにパネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を発生してパネル200の各角部に提供する。
パネル200上で動くスチルス300により検出されたスチルス信号60は第2前置増幅器24bに提供される。
第2前置増幅器24bを通して第2前置増幅されたスチルス信号60からパネル駆動信号48の周波数を中心周波数とする成分を抽出して整流器30に出力し、整流器30はこれを整流して出力する。
整流器30から提供される信号66は第5マルチプレクサ36を通して低域通過フィルター38に提供される。
低域通過フィルター38は整流器30から提供される信号66を低域通過フィルタリングして第2直流増幅器40bに提供する。
第2直流増幅器40bは低域通過フィルター38から提供される信号68を増幅して第6マルチプレクサ42を通してアナログ−デジタルコンバータ44に提供する。
アナログ−デジタルコンバータ44は第6マルチプレクサ42から提供される信号70をデジタル信号に変換してデータバス104(図1参照)を通してインタフェース部46に提供する。ここで、デジタル変換された信号はスチルスにより検出される信号の大きさをT1、T2、T3、そしてT4区間でパネルの辺からスチルスの位置までの距離(x+、x-、y+、y-)を利用して示す座標信号である。
インタフェース部46はアナログ−デジタルコンバータ44から提供される座標信号をバス102を通してマイクロプロセッサに提供する。
図4A乃至図4Eはスチルスモードでの図1に示されたデジタイザコントローラの各構成要素の動作を示す波形図である。
具体的に、図4Aはパネル駆動信号発生器10に入力されるクロック信号の波形を示し、図4Bは図4Aに示されたクロック信号を使用してパネル駆動信号発生器10から発生されたパネル駆動信号48の波形を示す。図4Cは4チャンネルパネル駆動部16に印加されるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の波形を示し、そして図4Dはスチルス300により検出される一点でのスチルス信号波形60の一例を示す。図4Eは低域通過フィルター38から提供される信号68の波形を示す。
次いで、フィンガータッチモードにおける本発明によるデジタイザコントローラの動作を説明する。
本発明の実施例において、フィンガータッチモードでのデジタイザコントローラの駆動方法は従来のそれと異なる。従来の駆動方法はパネルの4つの角部は一度に一つ駆動される。スチルスモード、フィンガータッチモードでも、本発明のデジタイザコントローラでは、パネルの2つの角部は同時に駆動される。また従来のデジタイザコントローラでは、チャンネル駆動信号はほとんど電流が検出されないように1つの角部にのみ印加される。
従って、差動増幅器の感度が増加する。本発明の駆動方法では、同じ大きさをそれぞれもつチャンネル駆動信号UL、LL、UR、LRはパネルの4つの角部に同時に印加され、各チャンネルで検出される電流の変化量は、順次的に検出される。これにより本発明のデジタイザコントローラの感度を向上させる。
これを図5A、図5B及び図6A乃至図6Cを参照してフィンガータッチモードでのデジタイザコントローラの動作を詳しく説明する。図5A及び図5Bは従来のフィンガータッチ方式の駆動方法を説明するためのものである。図5Aは従来のフィンガータッチモードにおけるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の波形図である。図5Aに示されたように各チャンネルの電流の変化量を検出する期間(T1〜T4)においてただ1つの角部のみが駆動される。図5Bは図5Aに示されたパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)に応じて発生されたチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)の波形図である。
図6A乃至図6Cは本発明によるフィンガータッチ方式のデジタイザコントローラの駆動方法を説明する。図6Aは本発明によるフィンガータッチモードの駆動方法におけるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の波形図である。
図6Aに示されたように各チャンネルの電流の変化量を検出する期間(T1〜T4)において4つの角部が全て駆動される。これにより各チャンネルの電流の変化量の大きさが大きくなり感度が向上する。図6Bは図6Aに示されたパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)に応じて発生されたチャンネル駆動制御信号(UL、LL、UR、LR)の波形図であり、図6Cはチャンネル選択信号の波形図である。図6Cに示されたチャンネル信号により各チャンネルの電流の変化量は期間(T1〜T4)で1つずつ検出される。
本発明によるフィンガータッチ方式の駆動方法は次のように行われる。
第1、パネルの各角部に同一な電位を有するACのチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を同時に印加する。
第2、パネル上での指の接触により発生され、パネルの各角部で流入或は流出される電流の変化量を検出し、電圧の変化量に変換する。
第3、チャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)と電流−電圧変換された信号の大きさの差に相応する差信号等を検出する。
第4、差信号等を所定の周期に順次、反復的に選択して時分割多重化する。
最後に差信号の大きさに基づき指の接触位置を判断する。
フィンガータッチモードにおいてパネル200の角部等には図6Bに示されたように同一な位相及び大きさを有するチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)が印加される。パネルに指が接触されると指は接地電位とパネルとの間に位置されるキャパシタの役割をするので指の位置によりパネル200の各角部に流入或は流出される電流量が変化することになる。電流−電圧変換部18はこのような電流の変化を電圧の変化に変換して出力する。
フィンガータッチモードにおいて、モード選択信号はフィンガータッチモードを示し、これにより第1マルチプレクサ14はパネル駆動信号発生器10から提供されるパネル駆動信号48を、第2マルチプレクサ22は順次に選択された差信号等を、第3マルチプレクサ26は第1前置増幅器24aから出力されるフィンガータッチ信号58を、第5マルチプレクサ36は整流器30から提供される信号66を、そして第6マルチプレクサ42は第1直流増幅器40aから出力される信号を各々選択して出力する。
図7はフィンガータッチモードでの信号の流れを図式的に示す図面である。
マイクロプロセッサの制御下でインタフェース部46はモード選択信号、パネル駆動制御信号、調整信号、パネル選択信号を発生する。
パネル駆動信号発生部10から発生されたパネル駆動信号48は第1マルチプレクサ14を通して4チャンネルパネル駆動部16に提供される。
4チャンネルパネル駆動部16は図6Aに示されたパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)に応じて図6Bに示されたチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を発生してパネル200の各角部に提供する。
パネル200上にタッチされた指の位置により変化する電流−電圧変換されたチャンネル駆動信号(UL’、LL’、UR’、LR’)は差動増幅部20に提供され、差動増幅部20から出力される差信号等は第2マルチプレクサ22により順次に選択されフィンガータッチ信号58として第1前置増幅部24aに提供される。
第1前置増幅部24aを通して前置増幅されたフィンガータッチ信号58は第3マルチプレクサ26を通して帯域通過フィルター28に提供される。
帯域通過フィルター28はそれに提供されるフィンガータッチ信号58からパネル駆動信号48の周波数を中心周波数とする成分を抽出して整流器30に出力し、整流器30はこれを整流して出力する。
整流器30から提供される信号66は第5マルチプレクサ36を通して低域通過フィルター38に提供される。
低域通過フィルター38は整流器30から提供される信号66を低域通過フィルタリングして第1直流増幅器40aに提供する。
第1直流増幅器40aは低域通過フィルター38から提供される信号68を増幅して第6マルチプレクサ42を通してアナログ−デジタルコンバータ44に提供する。
アナログ−デジタルコンバータ44は第6マルチプレクサ42から提供される信号70をデジタル信号に変換してデータバス104を通してインタフェース部46に提供する。
インタフェース部46はアナログ−デジタルコンバータ44から提供される座標信号をバス102を通してマイクロプロセッサに提供する。
図8A乃至図8Eはフィンガータッチモードでの図1に示された各構成要素の動作を示す波形図である。
図8Aはパネル駆動信号発生器10に入力されるクロック信号の波形を示し、図8Bは図8Aに示されたクロック信号を使用してパネル駆動信号発生器10から発生されたパネル駆動信号48の波形を示す。図8Cは4チャンネルパネル駆動部16に印加されるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の波形を示し、そして図8Dは第2マルチプレクサ22から出力されるフィンガータッチ信号波形の一例を示す。図8Eは低域通過フィルター38から提供される信号68の波形を示す。
引続き、タッチパネルモードにおいて図1に示された4チャンネルパネル駆動部16の動作を図9A及び図9Bに基づき概念的に説明する。図9Aはパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)を示す波形図であり、図9Bはチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)の波形図である。
タッチパネルモードにおいてはスチルスモードとは異なってパネル200の角部がDC信号で駆動され、パネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)はスチルスモードと同じである。ペンの押されにより発生した信号はパネル200により検出される。スチルスモードのようにT1とT2区間でx軸上のペンの位置が把握され、T3とT4区間でy軸上のペンの位置が把握される。タッチパネルモードから要求される基準電圧信号は基準電圧発生器12から提供される。
タッチパネルモードにおいて、モード選択信号はタッチパネルモードを示し、これにより第1マルチプレクサ14は基準電圧発生器12から提供される基準電圧信号を、第4マルチプレクサ34は第3前置増幅器24cから出力される前置増幅されたタッチパネル信号を、第5マルチプレクサ36は第4マルチプレクサ34から出力される信号を、第6マルチプレクサ42は第3直流増幅器40cから出力される信号を各々選択して出力する。
図10はタッチパネルモードでの信号の流れを図式的に示す図面である。
マイクロプロセッサの制御下でインタフェース部46はモード選択信号、パネル駆動制御信号、調整信号、パネル選択信号を発生する。
基準電圧発生器12から発生された基準電圧信号は第1マルチプレクサ14を通して4チャンネルパネル駆動部16に提供される。
4チャンネルパネル駆動部16は図9Aに示されたパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)に応じて図9Bに示されたチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を発生してパネル200の各角部に提供する。
パネル200上で動くペン(図示せず)の位置に応じてパネルにより検出されるタッチパネル信号62は第3前置増幅器24cに提供される。
第3前置増幅器24cを通して前置増幅されたタッチパネル信号62は第5マルチプレクサ36を通して低域通過フィルター38に入力される。第3直流増幅器40cは低域通過フィルター38から提供される信号68を増幅して第6マルチプレクサ42を通してアナログ−デジタルコンバータ44に提供する。
アナログ−デジタルコンバータ44は第6マルチプレクサ42から出力される信号70をデジタル信号に変換してインタフェース部46に提供する。
インタフェース部46はアナログ−デジタルコンバータ44から提供される座標信号をマイクロプロセッサに提供する。
図11A乃至11Cはタッチパネルモードでの図1に示されたデジタイザコントローラの各構成要素の動作を示す波形図である。
図11Aは基準電圧発生器12から発生された基準電圧信号の波形を示し、図11Bは4チャンネルパネル駆動部16に印加されるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の波形を示し、そして図11Cはパネル200により検出されるタッチパネル信号波形の一例を示す。
図12は第1マルチプレクサ14、4チャンネルパネル駆動部16、第3マルチプレクサ26、第4マルチプレクサ34、第5マルチプレクサ36、第6マルチプレクサ42の選択動作を制御するモード選択信号を示す。モード選択信号は2ビットのデジタル信号である。図12において上側に示されるビット0と下側に示されるビット1の組合せによりモード選択動作が制御される。即ち、モード選択信号の値が“00”であればスチルスモードを、“01”であればフィンガータッチモードを、“10”であればタッチパネルモードを示す。
図13は図1に示されたパネル駆動信号発生部10の詳細な構成を示す。図13に示したのは本発明に併合され、大韓民国特許出願(番号:95−15442号)に開示されたものである。
図13に示された装置はD−フリップフロップ部120、増幅部122、ラダー部124、帯域通過フィルター126、そして増幅器128を具備する。
D−フリップフロップ部120はクロック信号を流入してn−1個のn(ここで、nは整数)分周された信号を発生する。ここでn−1個の分周信号はクロック信号列の一番目クロック信号からn−1番目のクロック信号に各々同期されて発生する。
提案された実施例はカスケード接続された4つのD−フリップフロップ120a乃至120dを具備する。即ち、前のD−フリップフロップの非反転出力が後のD−フリップフロップの入力で提供され、最後のD−フリップフロップの反転出力が一番目のD−フリップフロップの入力で提供され、最初の3つのD−フリップフロップの比反転出力から3つの分周信号を得る。
ここで、分周信号の個数及びこれに相応するD−フリップフロップの個数は発生しようとするパネル駆動信号の解像度に関する。例えば、パネル駆動信号を3つのステップによりシミュレーションしようとする場合には3つの遅延信号及び4つのD−フリップフロップがかかる。
所要されるD−フリップフロップの数nはパネル駆動信号を表現しようとするステップの数である。
増幅部122はD−フリップフロップ部120から出力される分周信号等を相異なる増幅度で増幅する増幅器122a乃至122cを具備する。
ラダー部124は増幅部122から提供される分周信号等をそれぞれの抵抗124a乃至124eの抵抗値により加算して擬似正弦波信号を発生する。ここで、擬似正弦波信号とは理想的な正弦波信号と類似に表現された波形を有する信号のことである。
帯域通過フィルター126はラダー部124から提供される擬似正弦波信号に対して帯域通過フィルタリングを行って図1の帯域通過フィルター26に提供されるパイロット信号50を作る。
増幅器128は帯域通過フィルター126から提供される信号を増幅して図1の第1マルチプレクサ14に提供されるパネル駆動信号48を作る。
図14A乃至図14Gは図13に示された装置の動作を示すための波形図であって、正弦波信号を発生する3つのステップに表現する例を示すものである。図14Aはクロック信号を、図14Bはクリア信号を、図14C乃至図14Eは分周信号V1、V2、V3を各々示す。そして、図14Fはラダー部124から出力される擬似正弦波信号を示すものであり、図14Gは帯域通過フィルター126から出力される信号を示すものである。
図15は従来のパネル駆動信号発生装置の構成を示す。図15に示された装置はクロック信号をカウントするカウンタ140、カウンタ140からカウントされた結果をデコーディングして複数のスイッチング制御信号を発生するデコーダ142、それぞれデコーダ142から提供される制御信号に応答してイネーブル或はディスエーブルされる複数の電流源144a乃至144n、複数の電流源144a乃至144nから発生された電流の和を抽出する増幅部146を含む。
図15に示されたような従来のパネル駆動信号発生装置はクロック信号をカウントした値を再びデコーディングしなければならない不便があり、さらにデコーディングされたビットの数ほどの電流源を具備すべきなので回路が大きくなり、電流の消費が多くなる問題点もある。
これに比べて図13に示された本発明のパネル駆動信号発生回路はカウンタ、デコーダ、電流源等が要らなくなるので回路が簡単になり、電流の消費が少なくなって集積回路で具現される正弦波発生回路に適する。
図16は図1に示された4チャンネルパネル駆動部と電流−電圧変換部の詳細な構成を示すブロック図である。4チャンネルパネル駆動部16はパネル200の4つの角部に提供されるチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を発生する4つの駆動ブロック16a乃至16dを具備する。それぞれの駆動ブロック16a乃至16dはパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)と第2マルチプレクサ14から提供される信号を流入してパネル200の各4つの角部に提供されるチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を出力する。4チャンネルパネル駆動部16から提供されるチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)は電流−電圧変換部18を通してパネル200の4つの角部に提供される。
電流−電圧変換部18は4つの角部に提供されるチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)を電流−電圧変化させる4つの可変抵抗素子18a乃至18dは抵抗値の変化によりフィンガータッチモード時感度を調整しうるようにする。
図17は図1示された差動増幅部20と第2マルチプレクサ22の詳細な構成を示す。差動増幅部20は各々4チャンネルパネル駆動部16から提供されるチャンネル駆動信号(UL、LL、UR、LR)54と電流−電圧変換部18から提供される電流−電圧変換されたチャンネル駆動信号56を流入してそれらの差信号57を発生する4つの差動増幅部20a乃至20dを具備する。
図18は図1に示された帯域通過フィルター28とデジタル−アナログコンバータ32の詳細な構成を示すブロック図である。帯域通過フィルター28は低域通過ノッチフィルター(Low Pass Notch Filter:以下LPNフィルターと称する)28a、高域通過ノッチフィルター(High Pass Notch Filter:以下HPNフィルターと称する)28b、そして帯域通過フィルター28cを具備する。
図19Aは図18に示された帯域通過フィルターの正常的な周波数特性を示すものであって、A、B、そしてCは各々LPNフィルター28a、HPNフィルター28b、そして帯域通過フィルター28cの周波数特性を示すものである。
A、B及びCにより構成される帯域通過フィルターの中心周波数はパネル駆動信号48の周波数に合わせられなければならない。
本発明のデジタイザコントローラの製造工程において工程変数のバラツキにより各フィルター28a、28b、28cの特性がドリフトされうる。例えば、図19Bで点線に示されたA’、B’、C’部分或は一点鎖線により示されるA”、B”、C”部分のように望ましい周波数の特性曲線の上下にドリフトされうる。このようなドリフトはデジタイザコントローラの信頼性を低下させることになるので(例えば、ノイズの除去、増幅度等における性能の低下)本発明ではこれを防止するための特別な方法が講じられる。
本発明による帯域通過フィルターの周波数特性を調整する方法は次のように行われる。
まず、帯域通過フィルターにパネル駆動信号と実質的に同一な周波数を有するパイロット信号を流入させ、帯域通過フィルターの周波数特性調整信号を所定の範囲で連続的に変化させる。
そして、帯域通過フィルターから出力される信号の大きさを比べ、検出された信号の最も大きな周波数特性調整信号の値を決定する。
最後に、決定された周波数特性調整信号により帯域通過フィルターの周波数特性を設定する。
図18に示されたフィルター28a、28b、28cの周波数特性を調整するためのアナログ信号はデジタル−アナログコンバータ32により提供される。
デジタル−アナログコンバータ32はマイクロプロセッサから提供される調整信号をアナログ信号に変換させてLPNフィルター28a、HPNフィルター28b、そしてBPFフィルター28cに提供する。
図20はマイクロプロセッサからデジタル−アナログコンバータ32に提供される自動周波数特性調整のための調整信号のフォーマットを示す。ビットグループ等32a、32b、32cは各々LPNフィルター28a、HPNフィルター28b、そしてBPFフィルター28cの中心周波数が移動されるようにする。
図21は自動周波数特性調整モードでの信号の流れを図式的に示す図面である。ここで、自動周波数特性調整モードはデジタイザコントローラに最初電源が印加される時点で行える。
自動周波数特性調整モードで第3マルチプレクサ26はモード選択信号に応答してパネル駆動信号発生部10から提供されるパイロット信号50を選択して出力する。また、マイクロプロセッサは所定の範囲で変化する自動周波数特性調整信号をデジタル−アナログコンバータ32に提供する。
帯域通過フィルター28はデジタル−アナログコンバータ32から提供されるアナログ信号により調整された周波数特性によりパイロット信号50を帯域通過フィルタリングして整流器30に出力し、整流器30はこれを整流して出力する。
整流器30から提供される信号66は第5マルチプレクサ36を通して低域通過フィルター38に提供される。
低域通過フィルター38は整流器30から提供される信号66を低域通過フィルタリングして第2直流増幅器40bに提供する。
第2直流増幅器40bは低域通過フィルター38から提供される信号68を増幅して第6マルチプレクサ42を通してアナログ−デジタルコンバータ44に提供する。
アナログ−デジタルコンバータ44は第6マルチプレクサ42から提供される信号70をデジタル信号に変換してインタフェース部46に提供する。
インタフェース部46は変換されたデジタル信号をバス102を通してマイクロプロセッサに出力する。
マイクロプロセッサは所定の範囲内で変化される調整信号を順次的にデジタル−アナログコンバータ32に提供すると共に、それによる結果を比較する。比較した結果最も大きな結果値を示す調整信号を決定し、これを最終決定された周波数特性調整信号としてインタフェース部46に出力する。インタフェース部46内のデータラッチ(図示せず)はこれをラッチしてデジタル−アナログコンバータ32に出力する。デジタル−アナログコンバータ32はラッチによりラッチされた調整信号により帯域通過フィルターの周波数特性を決定する。
前述のような自動周波数特性調整方法は次のような利点がある。例えば、工程変数のバラツキにより帯域通過
フィルター28の周波数特性が望ましくない方にドリフトされ、他にパネル駆動信号発生部10から発生されるパネル駆動信号48及びパイロット信号50の周波数が変わることにより装置の感度が変化されることもある。
しかし、パネル駆動信号48とパイロット信号50は同一な周波数を有する信号なのでパイロット信号50により帯域通過フィルター28の周波数特性を調整すれば帯域通過フィルター28の中心周波数を正確にパネル駆動信号48の周波数に適応されるようにしうる。
アナログ−デジタルコンバータ44は相補デュアル入力(complementary dual input)を流入し、それらの差をデジタル変換する。即ち、相補信号等を流入し、それらの差を所定の解像度にデジタル変換する。本発明の実施例において図22に示されたようにデュアル入力の範囲は1〜4V(中心電圧は2.5V)であり、解像度は212である。本発明の実施例において、アナログ−デジタルコンバータ44はデュアル入力の差が3Vであれば“1111 1111 1111”となり、0Vであれば“1000 0000 0000”であり、そして−3であれば“0000 0000 0000”となる12ビットの出力を提供する。
図23は図1に示されたインタフェース部の詳細な構成を示すブロック図である。
図23に示された装置は本発明に併合され、大韓民国特許出願(番号:95−21316号、名称:システム制御信号伝達回路)に開示されたものである。
図23に示された装置は命令解読器46a、データラッチ部46b、アドレスデコーダ46c、データバッファ46dを具備する。
バス102を通してマイクロプロセッサから提供されるシステム書込制御信号(WRITE)、システム読出制御信号(READ)、クロック信号(CLOCK)、パワーセーブイネーブル信号(PSEN)、アドレス信号(ADDRESS)、自動周波数特性調整信号、パネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)、チャンネル選択信号、アナログ−デジタルコンバータ制御信号、命令データ等がインタフェース部46に提供され、そしてアナログ−デジタルコンバータ44により変換された座標化されたデジタルデータ及び周波数特性調整信号に相応する帯域通過フィルターの結果値がインタフェース部46からマイクロプロセッサ(図示せず)に提供される。
データラッチ部46bとデータバッファ46dは各々マイクロプロセッサにより指定されうる固有アドレスを有する。
アドレスデコーダ46cはマイクロプロセッサから提供されるアドレス信号を流入してデータバッファ46d或はデータラッチ46bを活性化される信号を発生する。
データラッチ46bはアドレスデコーダ46cにより活性化された時マイクロプロセッサから流入される制御命令をラッチする。
命令解読器46aはデータラッチ46bにラッチされた制御命令を流入して図1に示されたデジタイザコントローラの制御に必要なモード選択信号、パネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)、チャンネル選択信号、自動周波数特性調整信号等を発生する。
図1に示された実施例においてパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)はマイクロプロセッサから発生され、インタフェース部46を通して4チャンネルパネル駆動部16に提供される。マイクロプロセッサはROM等の記憶装置に貯蔵されたデータを用いてソフトウェア的にパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)を発生する。パネル駆動信号は後述のように別のパネル駆動制御信号発生装置により得られる。
データバッファ46dはアドレスデコーダ46cにより活性化された時アナログ−デジタルコンバータ44から提供されるデジタル変換されたデータを入力したり貯蔵された座標値をバス102を通してマイクロプロセッサに出力する。
インタフェース部46、特にデータラッチ部46bやデータバッファ46dの入出力動作はバス102を通して提供されるシステム書込制御信号及びシステム読出制御信号により制御される。
システム書込制御信号が活性化されるとインタフェース部46のデータラッチ46bはマイクロプロセッサから提供される命令データを流入し、命令解読器46aはこれを解読してデジタイザコントローラの動作を制御する。
システム読出制御信号が活性化されるとインタフェース部46のデータバッファ46dはアナログ−デジタルコンバータ44から提供されるデジタル信号を流入する。データバッファ46dに流入されたデジタルデータはマイクロプロセッサに伝送される。ここで、アナログ−デジタルコンバータ44の変換動作はシステム読出制御信号に同期されて行われる。
図24A乃至図24Hは図23に示されたインタフェース部の動作を示すタイミング図である。図24Aはバス102に載せられて伝送されるアドレス、制御命令及び調整信号等の流れを示しており、図24Bはパワーセーブイネーブル信号(PSEN)、図24Cはアドレスラッチイネーブル信号(ALE)、図24Dはシステム書込制御信号(WRITE)、図24Eはシステム読出制御信号(READ)であり、図24Fはアドレスデコーダ46Cによりラッチされるアドレス状態を示すものであり、図24Gは命令解読器46aにより出力されるシステム制御信号等の伝送状態を示すものであり、そして図24Hはアナログ−デジタルコンバータ44により変換されたデジタルデータを示す。
図24A乃至図24Hに示されたようにバス102を
通してデータラッチ部46b、データバッファ46dを示すアドレス、制御命令及び自動周波数特性調整信号が伝送される。
パワーセーブイネーブル信号(PSEN)及びアドレスラッチイネーブル信号(ALE)がハイ状態となれば、アドレスデコーダ46Cはバス102を通して伝送されるアドレスを流入し、これを解読してデータラッチ部46b、或はデータバッファ46dを活性化させる。
示されたADDRESS1、ADDRESS2は各々データラッチ46b、データバッファ46dのアドレスを示す。
アドレス信号の内容がADDRESS1であり、システム書込制御信号がロー状態になると、データラッチ部46bはバスを通して伝送された制御命令を受信し、命令解読器46aはこれを解読して各種のシステム制御信号等を出力する。
アドレス信号の内容がADDRESS2であり、システム読出制御信号がローとなると、データバッファ46dはアナログ−デジタルコンバータ44から提供されるデジタルデータを受信し、これをマイクロプロセッサに伝送する。実際に、データラッチ46bは複数のラッチ(図示せず)で構成される。内部の各ラッチはマイクロプロセッサにより直接アクセスされうる固有アドレスを有する。データラッチ46bのアドレスと内部のラッチ等のアドレスは段階的に構成されている。このようなラッチ等は、例えばモード選択信号、パネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)、周波数特性調整信号、チャンネル選択信号等のため各々1つずつ設置されうる。
図25は本発明によるデジタイザコントローラの他の実施例を示したものである。図25において、図1と異なる点はパネル駆動制御信号発生部74及び電力節約制御回路72をさらに具備することであって、図1と同じことに対しての説明は省略する。
図1に示されたデジタイザコントローラ100はマイクロプロセッサから提供されるパワーセーブイネーブル信号により制御される。これによりマイクロプロセッサはソフトウェア的な方法によりパワーセーブモードの可否を決める。これはマイクロプロセッサの負担を増加させることになり、マイクロプロセッサとデジタイザコントローラ100間にパワーセーブイネーブル信号を伝送するための信号伝送ラインを要求する。
これに比べ、図25に示されたデジタイザコントローラはスチルス300から発生されるチップ信号によりパワーセーブモードの実行の可否を判断する電力節約制御回路72を具備し、電力節約制御回路72からパワースリップ信号が発生されるとインタフェース部46はデジタイザコントローラをパワーセーブモードに設定させ前述した問題点を解決する。
図26は図25に示された電力節約制御回路72の詳細な構成を示すブロック図である。図26に示されたのは本発明に併合され、大韓民国特許出願(95−56423号)に開示されたものである。
図26に示された装置はクロック信号を計数して所定の周期を有するパルス信号を出力する計数部720とパネルのアイドル状態が所定時間以上持続されると電流の消費を制御するためのパワースリップ信号(PSL)を発生するパワースリップ信号発生部722で構成される。
計数部720はクロック信号を計数する第1カウンタ720aと第1カウンタの出力を計数する第2カウンタ720bを具備する。
パワースリップ信号発生部722はスチルス300から提供されるTIP信号に応答して第2カウンタ720bから出力されるパルス信号の伝達を制御するスイッチ722a、スイッチ722aの出力を計数する第3カウンタ722b、第3カウンタ722bの出力とTIP信号の論理積(and)演算を行うANDゲート722cを具備する。ここで、TIP信号はスチルス300から発生され、スチルス300の端部がパネルに接触されているとハイレベルとなり、それ以外ではローレベルとなる信号である。
図27A〜C及び図28A〜Dは図26に示された装置の動作を示す波形図である。図27Aはクロック信号の波形を、図27Bはクリア信号の波形を、そして27Cは第2カウンタ720bの出力を示すものである。
図27Aに示されたクロック信号は第1カウンタ720aと第2カウンタ720bにより計数され、第2カウンタ720bから所定の第1周期を有する第1パルス信号Q1が出力される。第1パルス信号Q1は周知のカウンタに具備されたCOB(Carry of Bit)端子から出力される信号である。
提案された実施例において、クロック信号は2MHzであり、第1カウンタ720aは12進カウンタであり、そして第2カウンタ720bは4進カウンタである。従って、第2カウンタ720bから出力される第1パルス信号Q1の周波数は244Hzである。
図28Aは第2カウンタ720bから出力されるパルス信号Q1を示す波形図であり、図28Bはスチルス300から提供されるTIP信号を示す波形図である。図28Cは第3カウンタ722bから出力されるパルス信号Q2の波形を示し、そして図28DはANDゲート722dから出力されるパワースリップ信号(PSL)の波形を示すものである。
図28A乃至図28Dに示されたようにTIP信号がハイ状態になると第3カウンタ722bは第1パルス信号Q1をカウントし、カウントが完了するとハイ状態の第2パルス信号Q2を出力する。TIP信号及び第2パルス信号Q2が全てハイ状態ならANDゲート722cから出力されるパワースリップ信号(PSL)がハイレベルとなる。
このパワースリップ信号(PSL)はインタフェース部46に提供される。パワースリップ信号(PSL)が発生されると、インタフェース部46は図25に示されたデジタイザコントローラをパワーセーブモードに設定する。
図1に示されたデジタイザコントローラはマイクロプロセッサから提供されるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)により制御される。これによりマイクロプロセッサはROM等の記憶装置により或はソフトウェア的な方法により各モードによるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)を発生する。これはマイクロプロセッサの負担を増加させることになり、マイクロプロセッサとデジタイザコントローラとの間にパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)を伝送するための4ビットの信号伝送ラインを要求する。
これに比べ、図25に示されたデジタイザコントローラはマイクロプロセッサから伝送されるモード選択信号により所要されるパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)を発生するブロック74を具備して前述した問題点を解決する。
図29は図25に示されたパネル駆動制御信号発生回路の詳細な構成を示すブロック図である。図29に示されたのは本発明に併合され、大韓民国特許出願(番号:95−69704号、名称:ペンデジタイザのパネル駆動回路)に一部が開示されたものである。
図29に示された装置は第1カウンタ740、第2カウンタ742、インバータ部744、ORゲート746、そして信号選択部748を具備する。
第1カウンタ740はクロック信号を12進カウントして出力する。
ここで、第1カウンタ740から出力される第1カウント信号の周期はパネル200の左下側及び右上側に提供されるチャンネル駆動信号(LL、UR)を制御するためのパネル駆動制御信号(C_LL、C_UR)の周期に相応する。
第2カウンタ742は第1カウンタ740から提供される第1カウント信号を2進カウントして出力する。ここで、第2カウンタ742から出力される第2カウント信号の周期は左上側及び右下側に提供されるチャンネル駆動信号(UL、LR)を制御するためのパネル駆動制御信号(C_UL、C_LR)の周期に相応する。
インバータ744は各々第1カウンタ740から提供される第1カウント信号と第2カウンタ742から提供される第2カウント信号を反転するための2つのインバータ744a、744bを具備する。
ORゲート746は第1カウント740から提供される第1カウント信号、第2カウンタ742から提供される第2カウント信号、第1インバータ746aから提供される反転された第1カウント信号及び第2インバータ746bから提供される反転された第2カウント信号の論理和信号を発生する。
信号選択部748はそれに提供されるモード選択信号に応答してそれぞれのモードに相応するパネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)を発生する。例えば、モード選択信号がスチルスモード及びタッチパネルモードを示すと信号選択部748は第1カウンタ740から提供される第1カウント信号、第2カウンタ742から提供される第2カウント信号、第1インバータ746aから提供される反転された第2カウント信号を選択出力し、フィンガータッチモードを示すとORゲート746から提供される信号を選択して出力する。
図30は図1に示された装置を具現した集積回路のレイアウトを示す。提案された実施例においてマイクロプロセッサ400は8ビットの容量を有する。マイクロプロセッサとインタフェース部46は8ビットのバス102を通してデータを取交わす。その他にもシステム書込制御信号、システム読出制御信号、アドレスラッチイネーブル信号、クロック信号、パワーセーブイネーブル信号、パネル駆動制御信号(C_UL、C_LL、C_UR、C_LR)の伝送のための信号ライン等がある。
前述したように本発明によるデジタイザコントローラはスチルスモード、フィンガータッチモード、そしてタッチパネルモードに適用されうる。本発明によるデジタイザコントローラは集積回路として具現されうるので電力消費が少なくなる利点がある。
また、本発明によるデジタイザコントローラは帯域通過フィルターの周波数特性を自動的に調整しうるので信頼性の高く、無調整多機能の本発明によるデジタイザシステムを具現しうる。
産業上の利用可能性
本発明によるデジタイザコントローラはグラフィック、CAD装置、タッチスクリーン、ディスプレー、パーソナル情報処理装置または電子手帳等に使用でき、半導体チップとしても具現されうる。
Claims (23)
- スタイラス方式及びフィンガータッチ方式に適したパネル駆動制御信号に応答してパネル(200)の4つの角部を駆動させるための4チャンネル駆動制御信号を印加し、スタイラス或は指より接触された位置を認識して座標データとして出力するデジタイザコントローラであって、
所定の第1周波数を有するクロック信号を流入してスタイラスモード及びフィンガータッチモードで要求され、所定の第2周波数を有するパネル駆動信号を発生するパルス駆動信号発生部(10)と、
前記パルス駆動信号発生部(10)から提供されるパルス駆動信号を流入し、動作モードによるパルス駆動制御信号に応答して前記パネル(200)の各角部に提供されるチャンネル駆動信号を発生する4チャンネルパネル駆動部(16)と、
前記パネル(200)の各角部に流入或は流出される電流の変化を検出する電流−電圧変換部(18)と、
フィンガータッチモードで前記電流−電圧変換部(18)の出力と前記4チャンネルパルス駆動部(16)から提供されるチャンネル駆動信号との差成分に相応する大きさを有する4チャンネルの差信号を発生する差動増幅部(20)と、
前記差動増幅部(20)から出力される4チャンネルの差信号を順次的に選択してフィンガータッチ信号として出力する第2マルチプレクサ(22)と、
スタイラス及びフィンガータッチモードを示すモード選択信号に応答して前記第2マルチプレクサ(22)から出力されるフィンガータッチ信号或はスタイラスから出力されるスタイラス信号の中の1つを選択的に出力する第3マルチプレクサ(26)と、
モード選択信号に応答して所定の第2基準電圧或は前記パネル(200)から出力されるタッチパネル信号の中の1つを選択的に出力する第4マルチプレクサ(34)と、
前記第3マルチプレクサ(26)の出力からパルス駆動信号の周波数成分をフィルタリングする帯域通過フィルター(28)と、
前記帯域通過フィルター(28)の出力を整流する整流器(30)と、
モード選択信号に応答して前記整流器(30)の出力或は前記第4マルチプレクサ(34)の出力の中の1つを選択的に出力する第5マルチプレクサ(36)と、
前記第5マルチプレクサ(36)の出力から実質的に直流の成分を検出する低域通過フィルター(38)と、
前記低域通過フィルター(38)の出力をパルス駆動制御信号に同期させデジタル変換し座標信号として出力するアナログ−デジタルコンバータ(44)と、
マイクロプロセッサから提供される制御命令を流入してこれを解釈してスタイラスモード、フィンガータッチモード或はタッチパネルモードを示すモード選択信号、選択されたモードに相応するパルス駆動制御信号を発生し、前記アナログ−デジタルコンバータ(44)から提供される座標信号をマイクロプロセッサに伝送するインタフェース(46)とを含むデジタイザコントローラ。 - 前記差動増幅部(20)は各々チャネル駆動信号の中1つと電流−電圧変換されたチャンネル駆動信号の中の1つとの差を増幅する4つのチャンネル駆動ブロック(20a、20b)を具備することを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。
- フィンガータッチ信号とスタイラス信号を各々所定の増幅度で増幅して第3マルチプレクサ(26)或は第4マルチプレクサ(34)に提供する前置増幅部(24)をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記低域通過フィルター(38)の出力を動作モードにより相異なる増幅度で増幅する少なくとも2つの直流増幅部(40b、40c)を有する直流増幅部(40)と、
モード選択信号に応答して前記直流増幅部(40b、40c)の出力の中の1つを選択して前記アナログ−デジタルコンバータ(44)に提供する第6マルチプレクサ(42)をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。 - マイクロプロセッサから提供される調整信号をデジタル−アナログに変換して帯域通過フィルター(28)の周波数特性調整信号として印加するデジタル−アナログコンバータ(32)をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記パネル駆動信号発生部(10)は自動周波数特性調整時、帯域通過フィルター(28)に提供されパネル駆動信号と実質的に同等な周波数を有するパイロット信号をさらに発生することを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記電流−電圧変換部(18)は可変抵抗で構成されて電流−電圧変換の感度の調整ができることを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記低域通過フィルター(38)はその帯域幅が狭くてノイズ成分の除去及びDC化が容易であることを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記インタフェース(46)はマイクロプロセッサから提供される制御命令をラッチするデータラッチ(46b)と、
アナログ−デジタルコンバータ(44)から提供されるデジタル変換された座標根を入力したり入力された座標値をマイクロプロセッサに出力するデータバッファ(46d)と、
前記データラッチ(46b)から提供される制御命令を流入してデジタイザコントローラの制御に必要なモード選択信号、パネル駆動制御信号、チャンネル選択信号、周波数特性調整信号等を発生する命令解読器(46a)と、
マイクロプロセッサから提供されるアドレス信号を流入してデータラッチ(46a)、データバッファ(46d)を活性化させる信号を発生するアドレスデコーダ(46c)を含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。 - 前記パネル駆動信号発生部(10)はクロック信号を流入してn−1個のn(ここで、nは定数)分周された信号を発生するD−フリップフロップ部(120)と、ここでn−1個の分周信号は分周比に相応する数の連続したクロック信号列の一回目クロック信号からn−1番目のクロック信号に各々同期されて発生する信号であり、
n−1個の分周信号等を所定の抵抗値に応じて加重演算して擬似正弦波信号を発生するラダー部(124)と、
前記ラダー部(124)から提供される擬似正弦波信号を帯域通過フィルタリングして実質的に正弦波のパネル駆動信号を発生する帯域通過フィルター(28)を含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。 - 前記パネル駆動制御信号発生部(74)はクロック信号を所定の第1カウンタ比でカウントした第1カウント信号を発生する第1カウンタ(740)と、
前記第1カウンタ(740)から提供される第1カウンタ信号を2進計数して第2カウンタ信号として出力する第2カウンタ(742)と、
各々前記第1カウンタ(740)から提供される第1カウント信号と第2カウンタから提供される第2カウント信号を反転するための2つのインバータを具備するインバータ部(744)と、
第1カウント信号及び第2カウント信号の論理和を演算するORゲート(746)と、
前記第1カウンタ(740)から提供される第1カウント信号、前記第2カウンタ(742)から提供される第2カウント信号、前記インバータ部(744)から提供される反転された第1カウント信号、反転された第2カウント信号及びORゲート(746)から出力される信号を流入し、モード選択信号に応答してそれぞれのモードに相応するパルス駆動制御信号を発生する信号選択部(748)を含み、
ここで、前記信号選択部(748)はスタイラス及びタッチパネルモードでは前記第1カウンタ(740)から提供される第1カウント信号、前記第2カウンタ(742)から提供される第2カウント信号、前記インバータ部(744)から提供される反転された第1カウント信号及び反転された第2カウント信号を出力し、フィンガータッチモードでは前記ORゲート(746)から提供される信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。 - 所定の周期を有するクロック信号を所定の第1カウント比によりカウントして第1パルス信号を出力する計数部(720)と、
スタイラスのチップ信号により計数の動作が開始され、前記計数部から出力される第1パルス信号を所定の第2カウント比により計数するカウンタ(722b)と、
前記スタイラスのチップ信号と前記カウンタ(722b)から出力される第2パルス信号をAND演算してスチルスのアイドル状態が所定時間以上持続されるかを判断し、所定時間以上持続されると電流の消費を制御するためのパワースリップ信号(PSL)を発生するパワースリップ信号発生部(722)をさらに具備し、
前記インタフェース部(46)は前記パワースリップ信号発生部(722)から提供されるパワースリップ信号(PSL)に応答して電力節約モードを行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタイザコントローラ。 - 請求項1により請求されたデジタイザコントローラが形成された半導体集積回路。
- スタイラス方式、タッチパネル方式、そしてフィンガータッチ方式に適したパネル駆動制御信号に応答してパネル(200)の4つの角部を駆動させるための4チャンネル駆動信号を印加し、スタイラス、ペン或は指より接触された位置を認識して座標データとして出力するデジタイザコントローラであって、
所定の第1周波数を有するクロック信号を流入してスタイラスモードとフィンガータッチモードで要求され、所定の第2周波数を有するパネル駆動信号を発生するパルス駆動信号発生部(10)と、
タッチパネルモードから要求される所定の基準レベルを有する基準電圧信号を発生する基準電圧発生部(12)と、
スタイラスモード、フィンガータッチモード、或はタッチパネルモードを示すモード選択信号に応答してパネル駆動信号発生部(10)から提供されるパネル駆動信号或は前記基準電圧発生部(12)から提供される基準電圧信号の中の1つを選択的に出力する第1マルチプレクサ(14)と、
前記第1マルチプレクサ(14)の出力を流入し、動作モードによるパルス駆動制御信号に応答して前記パネル(200)の各角部に提供されるチャンネル駆動信号を発生する4チャンネルパネル駆動部(16)と、
前記パネル(200)の各角部に流入或は流出される電流の変化を検出する電流−電圧変換部(18)と、
フィンガータッチモードで前記電流−電圧変換部(18)の出力と前記4チャンネルパルス駆動部(16)から提供されるチャンネル駆動信号との差成分に相応する大きさを有する4チャンネルの差信号を発生する差動増幅部(20)と、
前記差動増幅部(20)から出力される4チャンネルの差信号を順次的に選択してフィンガータッチ信号として出力する第2マルチプレクサ(22)と、
モード選択信号に応答して前記第2マルチプレクサ(22)から出力されるフィンガータッチ信号或はスタイラスから出力されるスタイラス信号の中の1つを選択的に出力する第3マルチプレクサ(26)と、
モード選択信号に応答して所定の基準電圧或は前記パネル(200)から出力されるタッチパネル信号の中の1つを選択的に出力する第4マルチプレクサ(34)と、
前記第3マルチプレクサ(26)の出力からパルス駆動信号の周波数成分をフィルタリングする帯域通過フィルター(28)と、
前記帯域通過フィルター(28)の出力を整流する整流器(30)と、
モード選択信号に応答して前記整流器(30)の出力或は前記第4マルチプレクサ(34)の出力の中の1つを選択的に出力する第5マルチプレクサ(36)と、
前記第5マルチプレクサ(36)の出力から実質的に直流の成分を検出する低域通過フィルター(38)と、
前記低域通過フィルター(38)の出力をパルス駆動制御信号に同期させデジタル変換し座標信号として出力するアナログ−デジタルコンバータ(44)と、
マイクロプロセッサから提供される制御命令を流入してこれを解釈してスタイラスモード、フィンガータッチモード或はタッチパネルモードを示すモード選択信号、選択されたモードに相応するパルス駆動制御信号を発生し、前記アナログ−デジタルコンバータ(44)から提供される座標信号をマイクロプロセッサに伝送するインタフェース部(46)を含むデジタイザコントローラ。 - 前記差動増幅部(20)は各々チャネル駆動信号の中の1つと電流−電圧変換されたチャンネル駆動信号の中の1つとの差を増幅し、チャンネル駆動信号の個数に相応して設けられた複数のチャンネル駆動ブロックを具備することを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。
- フィンガータッチ信号、スタイラス信号、そしてタッチパネル信号を所定の増幅度で増幅して第3マルチプレクサ(26)或は第4マルチプレクサ(34)に提供する前置増幅部(24)をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記低域通過フィルター(38)の出力を動作モードにより相異なる増幅度で増幅する3つの直流増幅器を有する直流増幅部(40)と、
モード選択信号に応答して直流増幅器の出力の中の1つを選択して前記アナログ−デジタルコンバータ(44)に提供する第6マルチプレクサ(42)をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。 - マイクロプロセッサから提供される調整信号をデジタル−アナログに変換して帯域通過フィルター(28)の周波数特性調整信号として印加するデジタル−アナログコンバータ(32)をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記パネル駆動信号発生部(74)は自動周波数特性調整時、帯域通過フィルター(28)に提供されパネル駆動信号と実質的に同等な周波数を有するパイロット信号をさらに発生することを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記電流−電圧変換部(18)は可変抵抗で構成されて電流−電圧変換の感度の調整ができることを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記低域通過フィルター(38)はその帯域幅が狭くてノイズ成分の除去及びDC化が容易であることを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。
- 前記パネル駆動信号発生部(74)はクロック信号を流入してn−1個のn(ここで、nは定数)分周された信号を発生するD−フリップフロップ部(120)と、ここでn−1個の分周信号は分周比nに相応する数の連続したクロック信号列の一回目クロック信号からn−1番目のクロック信号に各々同期されて発生する信号であり、
n−1個の分周信号等を所定の抵抗値に応じて加重演算して擬似正弦波信号を発生するラダー部(124)と、
前記ラダー部(124)から提供される擬似正弦波信号を帯域通過フィルタリングして実質的に正弦波のパネル駆動信号を発生する帯域通過フィルター(28)を含むことを特徴とする請求項14に記載のデジタイザコントローラ。 - 請求項14により請求されたデジタイザコントローラが形成された半導体集積回路。
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