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JP3885389B2 - 状態記憶装置 - Google Patents

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JP3885389B2
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Aisin Corp
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラシを有する直流モータを用いて可動部材を駆動させ、可動部材の状態を記憶する状態記憶装置に関するものであり、例えば、メモリ上にシートの所定位置を記憶させた後、簡単なスイッチ操作により、記憶されたシート位置にシートを動かすメモリシート等に適用される。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両等においては乗員の体型に合わせてシート位置を調整し、そのときのシート位置をメモリ上に記憶させ、体型が異なる乗員が乗車した後でも、再度メモリにシート位置を記憶させた乗員が乗った場合であっても、シート調整をスイッチ操作1つで行うメモリシートが高級車等で採用されている。これは乗降時のシート調整操作を煩わせることがないようにしたものであり、シート全体を前後に移動させるスライドモータ、シートバックを前後に倒したり起こしたりするリクライニングモータ、シートの前部を上げたり下げたりするフロントバーチカルモータ、シートの後部を上げたり下げたりするリフタ(リアバーチカル)モータ、ヘッドレストの上下の位置調整を行うヘッドレストモータ等を作動させてシート位置を調整し、自分の好みの位置に合わせるようにしたものである。このシートは乗員に合ったシート位置(シート状態)をメモリ上に記憶した後、専用のスイッチ(再生スイッチ)を押せば、自動的にシートが記憶された位置に動き、乗降時のシート位置調整を容易とするものである。
【0003】
このようなメモリシートは、シートを動かすモータの回転状態から、シート状態を特定するため、位置センサ等の検出機構を設けている。具体的には、トヨタクラウンマジェスタ新型車解説書(1991年10月 トヨタ自動車株式会社発行)の5−64,65頁に示されるように、モータ回転軸(アマーチャー軸)上に磁石を設け、その磁石の回転状態を磁石に対向して設けられたホール素子等で検出するようになっており、ホール素子から出力されるモータの回転信号はハーネスを介して制御装置まで導かれている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】
モータの回転状態を検出する上記の検出機構には、1つのモータに対して磁石、ホール素子等の非接触のセンサおよびセンサから制御装置へのハーネスが必要となり、その結果、このような検出機構が1つのシートに対して動かすモータの数だけ各々のモータに必要になってくる。しかも、それがメモリシート(運転席、助手席、1BOX等の車両にあっては後部座席)分必要になるためにコストアップしてしまい、更には、このような検出機構を含めてモータをシートに対して取付けなければならず、取付性が良くないものとなってしまう。
【0005】
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、従来のようにモータ回転を検出するセンサを必要とせず、安価で取付性が容易な状態記憶装置を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、可動部材を直流モータにより駆動して、前記可動部材の位置調整を行い前記可動部材の所定位置をメモリに記憶し、記憶後にスイッチ部材の操作により記憶された所定位置に前記可動部材を移動させるとともに、前記直流モータからモータ電流信号を入力し、前記直流モータの回転状態を示すリップルパルスを生成するモータ回転パルス生成回路を有する制御装置を備えた状態記憶装置であって、前記制御装置は、前記スイッチ部材が ON の場合に、モータ現在位置を記憶しているモータ位置カウンタと前記メモリに記憶されているメモリ値とを比較して、該モータ現在位置が前記メモリ値より小さい場合には前記直流モータを正転駆動し、該モータ現在位置が前記メモリ値より大きい場合には前記直流モータを逆転駆動するとともに、該直流モータの駆動により前記モータ回転パルス生成回路から出力されるリップルパルスが当該制御装置に入力された場合に、前記モータ位置カウンタを前記直流モータの正転駆動時にはインクリメントし、逆転駆動時にはデクリメントして、該モータ位置カウンタの値が前記メモリ値に一致した場合に、前記直流モータを停止することで前記可動部材を前記所定位置に移動するものであって、前記モータ回転パルス生成回路は、前記モータ電流信号から、当該モータ電流信号に前記リップルパルスとともに重畳するノイズを除去するとともに、その遮断周波数を前記リップルパルスの周波数により可変とすることを特徴とする。
【0007】
上記の構成により、制御装置に直流モータの回転状態を示すリップルパルスの周波数により遮断周波数が可変となるモータ回転パルス生成回路を備え、直流モータ回転に応じたリップルパルスをモータ回転パルス生成回路により生成できるので、従来のようにモータのアマーチャー軸上に設けられ、モータの回転状態を検出するセンサは必要なくなる。また、モータ回転パルス生成回路は制御装置に一緒に設けることが可能となり、制御装置の制御回路と同じ基板に設けることができるので、モータ取付時にセンサ等の検出機構を制御装置と別体で取付けなくても良いため取付性が向上する。更に、直流モータを1個づつ独立して制御する場合には、個々の直流モータに設ける必要はなくなり、モータ回転パルス生成回路は1つで対応できるため、安価となる。
【0008】
この場合、モータ回転パルス生成回路は、クロック入力により遮断周波数が決まり、直流モータからの入力信号のノイズを除去するスイッチト・キャパシタ・フィルタ、スイッチト・キャパシタ・フィルタの出力に対し波形成形を行い直流モータの回転状態を示すリップルパルスを生成するパルス成形回路、リップルパルスの周波数を基に遮断周波数を制御するパルスをスイッチト・キャパシタ・フィルタのクロック入力に与えるパルス発生回路とを備えれば、回路によりモータ回転を検出する検出機構が構成できるものとなる。リップルパルスの周波数を基に遮断周波数を制御するパルスをスイッチト・キャパシタ・フィルタのクロック入力に与えることにより遮断周波数がリニアに変化する。このことから、リップルの周波数変動に遮断周波数はリニアに追従でき、フィルタの減衰率はノイズに合わせて大きくすることが可能となる。よって、モータの広い回転数範囲でモータ回転に応じた正確なリップルパルスを作ることが可能となり、ノイズの大きいモータにも対応できるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
【0010】
図1は状態記憶装置をメモリシート装置10に適用した場合のシステム構成図を示している。この図において制御を司る制御装置1にはバッテリー(BAT)12が接続されている。バッテリー12のプラス端子はイグニッションスイッチ(IGスイッチ)13を介して制御装置1の入力インターフェース(I/F)回路6に接続され、I/F回路6からCPU2に入力され、IGスイッチ13をオンすることにより、制御装置1にはIG状態を検出して電源(12V)が供給されるようになっている。また、電源はバッテリー12より制御装置内部の電源回路4に入力され、電源回路4により安定化された一定の電圧(5V)がCPU(コントローラ)2に入力される。IGスイッチ13がオンになった場合、バッテリー12からの電圧は電源回路4に入力されると共にCPU2に入力され、これらの電圧によりCPU2が動作可能となっている。
【0011】
操作スイッチ7(7a〜7d)はシート状態を調整するスイッチである。この中で、スライドスイッチ7aはシートSTを車両側に取り付けられた2本のレールに対して前/後にスライドさせるスイッチである。リクライニングスイッチ7bはシートクッションSCに対してシートバックSBを前倒/後倒に倒したり立てたりするスイッチである。また、バーチカルスイッチ7cはシートクッションSCの乗員が座る前部を垂直方向に上/下移動させるスイッチであり、リフタスイッチ7dはシートクッションSCの乗員が座る後部を上/下移動させるスイッチであり、モータ動作を指示するスイッチとなる。尚、これらの操作スイッチ7は上記のものに限定されるものではなく、更には、シートバックSBに対してヘッドレストHDを上/下移動させるヘッドレストスイッチも同様な形態で用いることも可能である。
【0012】
これらの操作スイッチ7はそれぞれ制御装置1の入力I/F6に入力され、CPU2のメモリにその状態が入力される。更に、入力I/F6にはメモリシート専用スイッチ8(8a,8b)が入力されている。このメモリシート専用スイッチ8は一度メモリに記憶させた後にメモリシートのシート位置調整を容易とするものであり、メモリに所定のシート状態(シート位置)を記憶させる場合には記憶スイッチ8bと一緒にメモリ再生スイッチを同時に押すことにより、そのときのシート状態がメモリに記憶されるようになっている。
【0013】
この場合、シート毎に操作スイッチ7およびメモリシート専用スイッチ8を設けたり、1つのシートSTにメモリ再生スイッチ8aの数をメモリに記憶させたい状態分追加すれば、運転席、助手席等といったシート場所に応じ、個々の乗員の体型に合うように数パターン記憶される形式をとることも可能である。
【0014】
このように、CPU内のメモリに記憶された状態は、メモリ再生スイッチ8aを押すことにより記憶された場所へのシート位置の再生がなされ、シートがその乗員の体型に合うよう移動するようになっている。
【0015】
一方、CPU2の出力側においては、各モータ11を独立して駆動するようリレー9が設けられ、リレー9のコイルにそれぞれ独立してCPU2から信号が出力される構成をとる。モータ11のMT+の端子、MT−の端子はそれぞれリレー9の切替端子に接続されており、CPU2からリレー9のコイルに通電を行うことにより、リレー接点が電磁的に切り換わり、該当するモータ11に電流が流れる。これによって、モータ11は正転/逆転し、スライドモータ11a,リクライニングモータ11b,バーチカルフロント(Fr)モータ,リフタモータ11dがそれぞれ独立して駆動される。尚、ここでのモータ制御はどのモータ11(11a〜11d)でも同じ制御方法であり、動かしたいモータ11に接続されたリレー9のコイルに通電を行うことにより、それに該当するモータ11を動かすことが可能である。
【0016】
この構成において、リレー9の切替え端子側からはモータ駆動時、モータ11に流れる電流(モータ電流)を検知するよう、モータ電流信号(抵抗Rにより分圧された電圧)が制御装置1の制御回路と共に設けられたモータ回転パルス生成回路3に入力に接続され、モータ回転パルス生成回路3の出力(リップルパルス)はCPU2の入力ポートに入力されている。
【0017】
そこで、直流モータ11の回転に応じてパルスを出力(リップルパルスを生成)するモータ回転パルス生成回路3を説明する。この回路3は、図2に示されるように内部にスイッチト・キャパシタ・フィルタ(SCF)3a、リップルパルス成形回路3b、パルス発生回路(3c〜3f)から構成されており、パルス発生回路はPLL(フェーズ・ロックト・ループ)3c、分周回路3d、ローパスフィルタ(LPF)3e、加減算回路3fから成り立っている。
【0018】
スイッチト・キャパシタ・フィルタ3aは、基本的には図3の(a)に示されるようにアナログスイッチとコンデンサで構成された回路(スイッチト・キャパシタ回路)をフィルタに応用したものであり、図3の動作説明図に示すように基本的には2個のスイッチとコンデンサから構成され、スイッチS1,S2を周期Tで交互にオン/オフすることにより、電流iが、i=V/(1/fC)で流れる。
【0019】
このことから、スイッチト・キャパシタは抵抗と等価であるとみなせる。これを抵抗とコンデンサより成るCRフィルタに応用した場合((b)参照)には、その回路の遮断周波数fcは2つのスイッチをオン/オフする周波数(スイッチト・キャパシタ・フィルタの場合にはクロック入力)により可変となり、遮断周波数fcは(b)に示されるように表わされる。尚、スイッチト・キャパシタ・フィルタ(SCF)には市販のIC(MF6−50等)を使用しており、このICの遮断周波数fcはfc=fCLK(クロック入力周波数)/N(定数、例えば、定数:50)で表わされる。
【0020】
一方、リップルパルス成形回路3bは、図4に示される回路構成から成り立っている。この回路3bは内部に高周波アクティブフィルタ(フィルタ)FL2、第1および第2微分回路DC1,DC2、増幅器AP1、比較器(電圧比較器)CMを備えている。
【0021】
高周波アクティブフィルタFL2は、抵抗R3,R4がオペアンプOP1の非反転入力端子に入力され、反転入力端子には更に抵抗R3,R4の接続点に接続されたコンデンサC2が接続される。また、反転入力端子と抵抗R3,R4の接続点にはコンデンサC3が接続され、出力に対してフィードバックがかけられている。このフィルタFL2は高周波成分の除去を行うもので、例えば、モータ11の最高回転数(例えば、6000rpm)以上のノイズ成分を減衰量を大きくして確実に除去することができ、フィルタFL2により、直流モータの回転信号(リップル周波数)にのるノイズが除去できるローパスフィルタLPFとして機能する。
【0022】
第1微分回路DC1は、ローパスフィルタLPFの出力(b)に接続されており、入力信号を微分して直流成分の減衰を行うものである。第1微分回路DC1はオペアンプOP2の反転入力端子に、抵抗R7とカップリングコンデンサC5が直列接続されている。一方、非反転入力端子には抵抗R5とR6の分圧された電圧が印加され、分圧点にはバイパスコンデンサC4が接続されている。また、反転入力端子とオペアンプOP2の出力との間には抵抗R8とコンデンサC6が並列接続されている。
【0023】
増幅器AP1は、第1微分回路DC1の出力(c)を増幅するものであり、オペアンプOP3の非反転入力端子には抵抗R9,R10が直列接続され、更に非反転入力端子にはコンデンサC9が接続されている。また、反転入力端子と、抵抗R9,R10の接続点にはコンデンサC7が抵抗R11を介して接地された状態で接続されており、オペアンプOP3の出力との間にコンデンサC8および抵抗R12が並列接続されている。
【0024】
第2微分回路DC2は、増幅器AP1の出力(d)を微分して位相を90°シフトさせるものであり、オペアンプOP4の非反転入力端子には増幅器AP1の出力(d)が抵抗R14とコンデンサC11のフィルタを介して接続されている。一方、反転入力端子には抵抗R13とコンデンサC10が直列接続され、更にオペアンプOP4の出力(e)と非反転入力端子の間に抵抗R15とコンデンサC12が並列接続されている。
【0025】
比較器CMは、第2微分回路DC2の出力(e)と増幅回路AP1の出力(d)を比較するものであり、オペアンプOP5の反転入力には抵抗R17を介して増幅回路AP1の出力(d)が接続されており、非反転入力端子には抵抗R16を介して第2微分回路DC2の出力(e)が接続され、更にオペアンプOP5の出力(f)との間には抵抗R18が接続され、出力(f)からリップル周波数に合致した矩形状のパルス出力(リップルパルス)が出力され、このパルス出力(f)が、制御装置1のCPU2に入力されている。
【0026】
上記したリップルパルス成形回路3bの各部における出力波形を、図5を参照に簡単に説明すると、まず最初、図1に示すモータ11(11a〜11dのいずれか)に流れる電流は電流に比例した電圧信号(モータ回転信号)に換えられる。この信号には直流モータ特有のリップルがノイズと共にのっている(a波形)。リップルは直流モータ11を用いた場合に発生するもので、その原因は整流子の複数あるセグメントがブラシを通過する際に接続されるコイルの数が回転に伴い変化するために、並列につながるコイルの数が変化し、モータ回転時の抵抗値の変化によってコイルに流れる電流が変化することで発生する。
【0027】
このようなリップルがのった信号をスイッチト・キャパシタ・フィルタ(SCF)3aを通すことによりリップルノイズは除去されるが、スイッチト・キャパシタ・フィルタ3aのクロック入力(クロック周波数fCLK)によるノイズが出力に表れ、その後、ローパスフィルタLPFを通すことにより平滑化/減衰され、b波形のようにノイズ成分が除去される。次に、ローパスフィルタLPFを通過した信号(b波形)を第1微分回路DC1に通すと、信号は微分され直流成分の減衰を行いリップル成分のみの波形、つまり、c波形になる。更に、c波形に対して増幅器AP1を通すとc波形の振幅が増幅されてd波形になり、その後、第2微分回路DC2を通すとc波形に対して位相が90°遅れ、第2微分回路DC2後の波形がe波形となる。次に、増幅器AP1の出力(d波形)と第2微分回路の出力(e波形)を比較器CMで比較することによって、パルス出力(f波形)が得られる。
【0028】
本発明ではパルス出力(リップルパルス)の波形をフィードバックし、リップルパルスの周波数がスイッチト・キャパシタ・フィルタ3aの遮断周波数fcとなるような回路構成としている。つまり、PLL3cに入力されるリップルパルス(f波形)の周波数fpに対し、スイッチト・キャパシタ・フィルタ3aの出力の遮断周波数の関係式(fc=fCLK/N)の定数N(=50)に基づき最適な遮断周波数となる周波数(例えば、60fp)をPLL3cは出力するようにしている。PLL3cの出力(周波数:60fp)は、入力周波数fpに対して分周回路3dにより60分周され、分周回路3dはPLL3cに対して周波数fpを出力する。つまり、PLL3cに入力されたリップルパルスの周波数fpに基づき最適な遮断周波数fcが得られるように発振が制御され、分周回路3dの出力信号の位相制御がなされる。このことから、スイッチト・キャパシタ・フィルタ3aの遮断周波数fcはモータ11のパルス出力(リップルパルス)の状態に基づきリニアに変化するものとなる。
【0029】
更に、PLL3cにはパルス発生回路の起動時にPLL3cからの出力を安定化させるため、LPF3e,加減算回路3fが付加されている。パルス発生回路の起動時に加減算回路3fにモータ11を駆動するバッテリー電圧Vbを外部信号として与えることで、PLL3cの発振を初期状態で一定の電圧レベルに保持し、発振が安定となった定常時にはPLL3cに入力されるリップルパルスに依存する発振を行う構成をとっている。この構成により、PLL3cのLPF3eに対する信号gはリップルパルスfと分周回路3dからの信号jの位相差に比例した信号が表れ、リップルパルスfに分周回路3dからの出力jを合わせ込むように、位相制御が行われる。
【0030】
そこで、図2の構成をとり、パルス出力(リップルパルス)をフィードバックし、スイッチト・キャパシタ・フィルタ3aの遮断周波数fcをリップルパルス周波数に基づきリニアに変化させることで、パルス出力(f波形)は、リップルがのった電流波形に対して誤差成分が含まれないところで正確に切り換わり、誤差成分ののらない安定した波形を得ることができる。このようにして得られるモータ回転に同期した正確なリップルパルスを基に制御がなされるようにする。具体的に、CPU2ではこの入力されたリップルパルスの切り換わるタイミング(ここでは、立ち下がりエッジを検出)でCPU2に取り込まれるようにすることで、正確なモータ制御が可能となる。つまり、上記した構成のモータ回転パルス生成回路3は、直流モータ11の回転に同期して、正確にパルス出力を行う装置に用いることができるため、メモリシート装置(メモリシート)に適用できるものとなる。
【0031】
そこで、一実施形態として、メモリシートについて処理について図6以降のフローチャートを参照して説明する。
【0032】
車両においては、車両キー(図示せず)をキーシリンダ(図示せず)に差し込み車両キーを回すとイグニッションスイッチ13がオンされ、バッテリー12から制御装置1に電源が供給される。その後、電源が供給され始めると制御装置1はCPU2のROMの中に記憶された図6に示されるプログラム(メインルーチン 2msec毎)を実行する。
【0033】
メインルーチンではまず最初にステップS101においてイニシャル(初期設定)が行われる。このイニシャルではROMおよびRAMのチェック、必要な定数のメモリ設定、およびシステムが正常に動作するかのチェックがなされ、その後、ステップS102においてマニュアル処理を行う。
【0034】
マニュアル処理(図7参照)では、ステップS201において、最初に操作スイッチ7のいずれかが乗員によりオンされたかが判定される。尚、ここでは、操作スイッチ7(7a〜7d)により、その操作スイッチ7に該当するモータ11(11a〜11d)が駆動されるという4つのモータ制御はどれも同じであるため、個々のモータ11a〜11dについてはそれぞれの説明を省略し、一般化したモータ制御の説明を行うものとする。
【0035】
ステップS201において操作スイッチ7がON(オン)されていない場合(メモリシートの要求無)には、ステップS209においてモータ11の動作を停止状態としてこの処理を終了するが、操作スイッチ7がオンの場合(メモリシートの要求有)にはステップS202で今後は押されている操作スイッチ7の状態からモータ11を正転指示(正転要求)しているのか、逆転指示(逆転要求)しているのかが判定される。このモータ11の正転/逆転指示は、シートの状態を前後移動/前倒後倒/上下移動させる方向により、車両において車両設計時に予め設定されているものであり、ここで、正転指示されている場合にはステップS203においてモータ11に正転を行う出力を出し、該当するモータ11に接続されたリレー9のコイルに通電することにより、モータ11を正転駆動させる。
【0036】
次のステップS204においては、モータ回転パルス生成回路3の出力からリップルパルスのエッジ入力があったか否かが判定される。ここで、エッジが入力されない場合にはこの処理を終了するが、リップルパルスのエッジが入力された場合にはステップS205において、モータ位置を記憶しているモータ位置カウンタの値をインクリメントし、これをモータ現在位置として記憶する。
【0037】
一方、ステップS202において操作スイッチ7が操作され逆転指示されている場合には、ステップS206でモータ11に逆転を行う出力を出し、該当するモータ11に接続されたリレー9のコイルに通電することによりモータ11を逆転動作させる。
【0038】
次のステップS207においては、同じくモータ回転パルス生成回路3の出力からリップルパルスのエッジ入力があったか否かが判定される。ここでエッジが入力されない場合にはこの処理を終了するが、リップルパルスのエッジが入力された場合にはステップS208において、モータ位置を記憶しているモータ位置カウンタの値を逆転していることからデクリメントし、これをモータ現在位置として記憶する。
【0039】
次に、メインルーチンのステップS103のメモリ再生処理を図8のステップにより行う。ステップS301ではメモリ再生スイッチ8aがオン(押されたか)が判定され、このスイッチ8aが押されていない場合にはステップS314に移るが、メモリ再生スイッチ8aが乗員により押された場合にはシート位置の簡単な自動調整が必要とみなし、ステップS302を行う。ステップS302ではイグニッションスイッチ13がオンされているかが判定され、イグニッションスイッチ13がオンされていない場合にはステップS301と同じようにステップS314に移るが、イグニッションスイッチ13がオンされている場合には、次にモータ現在位置の比較がなされる。このモータ現在位置の比較はモータ11の正転/逆転によりインクリメント/デクリメントを行うモータ位置カウンタの値によりメモリに記憶されたメモリ値と比較されるものであって、モータ現在位置がメモリ値より小さい場合には、ステップS304でモータ11を正転させるが、モータ現在位置がメモリ値以上になった場合にはステップS309でモータ11を逆転させる。
【0040】
以下のステップS305〜S308の処理と、ステップS310〜S313の処理は基本的には同じであり、ここではリップルパルスのエッジ入力が入った場合にはモータ位置カウンタをモータ正転時にはインクリメントし、逆転時にがデクリメントすることで現在のモータ状態をカウンタの状態で記憶する方法をとっている。その後、所定時間(例えば、0.5sec以内にエッジ入力があったか否かを検出し、その期間にパルス入力がない場合にはモータロックと判定するモータロック判定がなされ、エッジが所定時間内に検出された場合には、今度はモータ現在位置がメモリに記憶されたメモリ値と一致するかが判定される。ここで、メモリ値とモータ現在位置とが一致しないない場合には、まだメモリ位置までシートSTの状態が動いていないことからステップS303に戻り、ステップS303からの同じ処理を繰り返しメモリされた位置になるまで位置調整を行うが、モータ現在位置がメモリ値と一致した場合にはステップS314に移り、ステップS314ではモータ11の動作を停止させる。
【0041】
その後、メインルーチンのステップS104においてメモリ記憶を行う。このメモリ記憶は図9に示されるように、ステップS401においてメモリ記憶スイッチ8bが押されたかが判定され、メモリ記憶スイッチ8bが押されていれば、メモリ記憶の要求有として、今度はメモリ再生スイッチ8aが押されているかが判定される。つまり、ステップS401,S402ではメモリ記憶スイッチ8bとメモリ再生スイッチ8aが同時に押されている場合にのみステップS403でCPU内のメモリにそのときのシート状態が記憶されるようになっている。
【0042】
尚、ここでは、モータ回転パルス生成回路3をメモリシートを制御する制御装置1に適用した場合について説明を行ってきたが、これに限定されるものではなく、固定部材に対する可動部材の状態(関係)をメモリ上で記憶し、記憶後に再度、記憶された状態まで可動部材を動かす装置に本発明を適用することが可能である。
【0043】
【効果】
本発明によれば、制御装置に直流モータの回転状態を示すリップルパルスの周波数により遮断周波数が可変となるモータ回転パルス生成回路を備え、直流モータ回転に応じたリップルパルスをモータ回転パルス生成回路により生成できるので、従来のようなモータの回転状態を検出するセンサは必要なくなる。また、モータ回転パルス生成回路は制御装置に一緒に設けることができ、制御装置の制御回路と同じ基板に設けることができるので、モータ取付時にセンサ等の検出機構を制御装置と別体で取付けなくても良いため取付性が向上する。更に、直流モータを1個づつ独立して制御する場合には、個々の直流モータに設ける必要はなくなり、モータ回転パルス生成回路は1つで対応できるため、安価となる。
【0044】
この場合、モータ回転パルス生成回路は、クロック入力により遮断周波数が決まり、直流モータからの入力信号のノイズを除去するスイッチト・キャパシタ・フィルタ、スイッチト・キャパシタ・フィルタの出力に対し波形成形を行い直流モータの回転状態を示すリップルパルスを生成するパルス成形回路、リップルパルスの周波数を基に遮断周波数を制御するパルスをスイッチト・キャパシタ・フィルタのクロック入力に与えるパルス発生回路とを備えれば、回路によりモータ回転を検出する検出機構が構成できるものとなる。リップルパルスの周波数を基に遮断周波数を制御するパルスをスイッチト・キャパシタ・フィルタのクロック入力に与えることにより遮断周波数がリニアに変化する。このことから、リップルの周波数変動に遮断周波数はリニアに追従でき、フィルタの減衰率はノイズに合わせて大きくすることが可能となる。よって、広い回転数範囲でモータ回転に応じた正確なリップルパルスを作ることができ、ノイズの大きいモータにも対応できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における状態記憶装置をメモリシート装置に適用したときのシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるモータ回転パルス生成回路の回路ブロック図ある。
【図3】 本発明の一実施形態におけるモータ回転パルス生成回路のスイッチト・キャパシタ・フィルタの動作説明する説明図である。
【図4】 図1に示すリップルパルス成形回路の電気回路図である。
【図5】 図4に示すパルス成形回路の各点における波形を示したタイミングチャートである。
【図6】 本発明の一実施形態における制御装置の処理を示すフローチャートである。
【図7】 図6に示すマニュアル処理のフローチャートである。
【図8】 図6に示すメモリ再生処理のフローチャートである。
【図9】 図6に示すメモリ記憶処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置
2 CPU
3 モータ回転パルス生成回路
3a スイッチト・キャパシタ・フィルタ(SCF)
3b リップルパルス成形回路(パルス成形回路)
3c PLL(パルス発生回路)
3d 分周回路(パルス発生回路)
3e LPF(パルス発生回路)
3f 加減算回路(パルス発生回路)
7 操作スイッチ(スイッチ部材)
8 メモリスイッチ(スイッチ部材)
10 状態記憶装置
11 直流モータ(モータ)
ST シート(可動部材)
SC シートクッション(可動部材)
SB シートバック(可動部材)
fC 遮断周波数
fCLK クロック入力の周波数

Claims (2)

  1. 可動部材を直流モータにより駆動して、前記可動部材の位置調整を行い前記可動部材の所定位置をメモリに記憶し、記憶後にスイッチ部材の操作により記憶された所定位置に前記可動部材を移動させるとともに、
    前記直流モータからモータ電流信号を入力し、前記直流モータの回転状態を示すリップルパルスを生成するモータ回転パルス生成回路を有する制御装置を備えた状態記憶装置であって、
    前記制御装置は、前記スイッチ部材がオンの場合に、モータ現在位置を記憶しているモータ位置カウンタと前記メモリに記憶されているメモリ値とを比較して、該モータ現在位置が前記メモリ値より小さい場合には前記直流モータを正転駆動し、該モータ現在位置が前記メモリ値より大きい場合には前記直流モータを逆転駆動するとともに、該直流モータの駆動により前記モータ回転パルス生成回路から出力されるリップルパルスが当該制御装置に入力された場合に、前記モータ位置カウンタを前記直流モータの正転駆動時にはインクリメントし、逆転駆動時にはデクリメントして、該モータ位置カウンタの値が前記メモリ値に一致した場合に、前記直流モータを停止することで前記可動部材を前記所定位置に移動するものであって、
    前記モータ回転パルス生成回路は、前記モータ電流信号から、当該モータ電流信号に前記リップルパルスとともに重畳するノイズを除去するとともに、その遮断周波数を前記リップルパルスの周波数により可変とすることを特徴とする状態記憶装置。
  2. 前記モータ回転パルス生成回路は、クロック入力により遮断周波数が決まり、前記直流モータからの入力信号のノイズを除去するスイッチト・キャパシタ・フィルタ、該スイッチト・キャパシタ・フィルタの出力に対し波形成形を行い直流モータの回転状態を示すリップルパルスを生成するパルス成形回路、リップルパルスの周波数を基に遮断周波数を制御するパルスを前記スイッチト・キャパシタ・フィルタのクロック入力に与えるパルス発生回路とを備えた請求項1に記載の状態記憶装置。
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