JP3874619B2 - 廃棄物の選別装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、可燃物と不燃物が混じった各種廃棄物を選別する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築廃棄物や産業廃棄物等、異種の素材が結合したり、大形の廃材を含む廃棄物を処理する際には、結合した異種素材を分離したり、大形廃材を細かくするために、事前に破砕機等を用いてこれらの廃棄物を破砕し、さらに、これらの破砕した廃棄物を選別装置により可燃物と不燃物とに選別している。また、一般の廃棄物についても、可燃物と不燃物が混じったものは選別装置にかけられる。
【0003】
この種の可燃物と不燃物とを選別する廃棄物の選別装置としては、例えば、特開平6−269737号公報に記載されたものがある。この廃棄物の選別装置は、図6に示すように、多孔板51により上部室52と下部室53に仕切られ、前後方向に延びる箱形ケーシング54と、ケーシング54を振動させる振動手段55と、下部室53に設けた空気供給口56に空気を供給する送風機57と、上部室52の天井に設けた吸引フード58から捕集機59を介して空気を吸引する排風機60とを備え、上部室52の前端側に廃棄物の供給口61を設け、上部室52の後端側と下部室53の底部とに、それぞれ選別された廃棄物の排出口62、63を設け、上部室52の排出口62の手前側で多孔板51上に堰64を設けたものである。
【0004】
前記供給口61からケーシング54に投入される可燃物と不燃物が混じった廃棄物は、振動手段55で付与される振動により多孔板51上を排出口62側へ移動する。このとき、小石や砂等の細かく比重の大きい不燃物は多孔板51の孔から下部室53に落下する。残りの石等の比較的サイズの大きい不燃物と、木片、プラスチック片、紙片等の可燃物とは、空気供給口56に供給されて多孔板51の孔から吹き上げる空気と、ケーシング54の振動とにより、比重の小さい可燃物が上層、比重の大きい不燃物が下層となるように2層に分離される。
【0005】
前記下部室53に落下した細かい不燃物は、その底部の排出口63から排出され、さらに、上部室52で上層に分離された可燃物は、天井の吸引フード58に吸引されて、捕集機59から排出され、残ったサイズの大きい不燃物のみが堰64をオーバフローして、排出口62から排出される。
【0006】
前記可燃物には、肉厚の厚い木片やプラスチック片のようにあまり浮遊せず、吸引フード58に吸引され難いものがある。また、建築廃棄物等に混じる細長の棒状木片は、浮遊し難いのみでなく、多孔板51の孔から落下する恐れもあるとしている。
【0007】
この選別装置は、特に、細長の棒状木片を確実に吸引フード58に吸引できるように、吸引フード58をスリット状とするとともに、吸引フード58と多孔板51との間隔を調整可能として、吸引力を高めるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の選別装置は、可燃物と不燃物とを多孔板上で上下2層に分離するようにしているが、一部の可燃物が不燃物の下敷きになることを避けることができず、この不燃物の下敷きになった可燃物は、吸引フードの吸引力を高めてもなかなか吸引されないので、選別精度が悪くなる問題がある。また、あまり吸引力を高めると、不燃物も吸引フードに吸引される割合が多くなって選別精度が悪くなるとともに、空気の供給や排出のための設備が大がかりなものとなる問題もある。
【0009】
そこで、この発明の課題は、簡単な構成で浮遊し難い可燃物を精度よく選別できる廃棄物の選別装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、多孔板により上部室と下部室に仕切られ、前後方向に延びる箱形ケーシングと、このケーシング全体を振動させる振動手段と、前記下部室に設けた空気供給口に空気を供給する手段と、前記上部室の天井に設けた吸引フードから空気を吸引する手段とを備え、前記上部室の前端側に廃棄物の供給口を設け、この上部室の後端側と前記下部室の底部とに、それぞれ選別された廃棄物の排出口を設け、前記上部室の排出口の手前側で前記多孔板上に堰を設けた廃棄物の選別装置において、前記堰の上方に前記吸引フードを配置し、この吸引フードに対する前記堰の上端の前後方向位置を、この吸引フードの前端から、吸引フードの下端と堰の上端間の上下間隔に等しい距離だけ手前側の位置よりも後方で、吸引フードの後端位置よりも前方とし、前記堰の後面側に上昇空気を送風する構成を採用した。
【0011】
前記堰の上方に吸引フードを配置し、堰の後面側に上昇空気を送風するようにしたのは以下の理由による。
【0012】
すなわち、あまり浮遊せずに堰を乗り越えようとする浮遊し難い可燃物は、堰の上端を乗り越えた先端側の部分が、堰の後面側で強い空気の吹き上げを受けて、吸引フードの吸引口に近づくように浮き上がり、この浮き上がった先端側から吸引フードに吸引される。なお、堰の前面側では、多孔板から落下しなかった不燃物や可燃物が塞き止められて多孔板の孔を塞ぐので、多孔板からの空気の吹き上げは弱い。
【0013】
前記多孔板上を移動する棒状木片等の細長の可燃物は、同じく排出口側へ移動する他の廃棄物片との衝突を繰り返して、移動する際に、その長手方向が移動方向へ向けられやすく、前記空気の吹き上げによる先端側の浮き上がりが大きくなって吸引フードの吸引口に近づき、確実に吸引フードに吸引される。
【0014】
また、前記吸引フードに対する堰の上端の前後方向位置を、吸引フードの前端から後端までの直下のみでなく、吸引フードの手前側へ、吸引フードの下端と堰の上端間の上下間隔に等しい距離だけ延長して許容したのは、前記空気の吹き上げで先端側が浮き上がる細長可燃物の傾斜角度は概ね45°程度となるので、吸引フードの手前側では、堰の上端位置が吸引フードの下端と堰の上端間の上下間隔に等しい距離の範囲内であれば、浮き上がった細長可燃物の先端側が吸引フードの直下に来るからである。
【0015】
前記吸引フードに対する堰の上端の前後方向位置を、前記吸引フードの前端位置よりも後方とすることにより、この吸引フードの直下では吸引フードの吸引力も大きくなるので、前記堰が吸引フードの手前側にある場合よりも、前記細長可燃物の傾斜角度は大きくなり、その先端側が吸引フードの吸引口により近づいて、効率よく吸引フードに吸引される。
【0016】
前記堰を、その上端が前記上部室の排出口側へ傾斜する傾斜堰とすることにより、この傾斜堰の下方からの上昇空気も、傾斜堰の後面側でその上端に導き、堰の後面側での空気吹き上げ量を増加させて、前記細長の可燃物の先端側をより大きく浮き上がらせることができ、その吸引効率を高めることができる。
【0017】
前記堰の後面側に上昇空気を送風する手段を、前記堰を多孔板の多孔部の途中に設け、この堰の後面側の多孔部から上昇空気を送風するものとすることにより、堰の後面側に上昇空気を送風するための別途の手段を不要とすることができる。
【0018】
前記堰の後面側と前記多孔板の多孔部で連通する下部室の上部を小空気室に仕切り、この小空気室にも前記空気供給口を設けることにより、堰の後面側での空気吹き上げ量を堰の前面側よりも多くするように調節でき、前記細長の可燃物の先端側をより大きく浮き上がらせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図5に基づき、この発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。この廃棄物の選別装置は、図1および図2に示すように、概ね水平な多孔板1により上部室2と下部室3に仕切られ、前後方向に延びる箱形ケーシング4と、ケーシング4を振動させる振動手段5と、下部室3に設けた各空気供給口6に流量調節弁7を介して空気を供給する送風機8と、上部室2の天井に設けた2つの吸引フード9a、9bから捕集機10を介して空気を吸引する排風機11とを備え、上部室2の前端側に廃棄物の供給口12を設け、上部室2の後端側と下部室3の底部とに、それぞれ選別された廃棄物の排出口13、14を設け、排出口13側の吸引フード9bの直下で、多孔板1の多孔部の途中に堰15を設けたものである。
【0020】
前記ケーシング4は、ベース上にばね16を介して載置された基台17に取り付けられた傾斜揺動レバー18と、揺動レバー18と直交方向に取り付けられた圧縮コイルばね19とで支持されている。
【0021】
前記振動手段5は、基台17に回転軸を支持されたクランク20と、クランク20の回転軸をベルト駆動するモータ21と、クランク20とケーシング4の両側部を連結する左右一対のレバー22とから成り、前記揺動レバー18とコイルばね19で支持されたケーシング4を斜め上下方向に振動させる。
【0022】
前記各吸引フード9a、9bは、固定梁23に懸架され、振動するケーシング4との間は、蛇腹24により気密が保たれている。また、下部室3に設けられた各空気供給口6も、蛇腹25により空気配管26に接続されている。
【0023】
この選別装置は、主として建築廃棄物を選別するものであり、供給口12から投入される廃棄物は、大形廃材を分別除去した小形廃材を、破砕機で30〜50mm程度の篩目を通過する大きさに破砕し、これらの破砕物から磁力選別機や非鉄金属選別機を用いて、鉄やアルミニウム等の金属を回収除去したものである。このように前処理された廃棄物には、コンクリート片、石、小石、砂等の不燃物が多く含まれ、これに木片、プラスチック片、紙片等の可燃物が少量混在している。なお、細長の棒状木片等は、篩目の寸法よりも長くても篩目を通過するので、100〜200mm程度の長さのものも混在する。
【0024】
前記供給口12からケーシング4に投入される上記廃棄物は、振動手段5で付与される振動により多孔板1上を排出口13側へ移動する。このとき、小石や砂等の細かく比重の大きい不燃物は多孔板1の孔から下部室3に落下し、その底部の排出口14から外部に排出される。
【0025】
一方、残りのコンクリート片や石等の比較的サイズの大きい不燃物と、木片、プラスチック片、紙片等の可燃物とは、空気供給口6に供給されて多孔板1の孔から吹き上げる空気と、ケーシング4の振動とにより、比重の小さい可燃物が上層、比重の大きい不燃物が下層となるように2層に分離され、浮遊しやすい紙片等は手前側の吸引フード9aへ吸引される。残った浮遊し難い木片やプラスチック片等の可燃物と、コンクリート片や石等のサイズの大きい塊状不燃物は、さらに排出口13側へ移動し、吸引フード9bの真下の堰15の前面側に塞き止められる。
【0026】
図3に示すように、堰15に塞き止められる可燃物には、前記篩目よりも小さい短小可燃物27aと棒状木片等の細長可燃物27bとがあり、これらは比重の大きい塊状不燃物28の上層側に溜まる。細長可燃物27bは、移動してくるときの塊状不燃物28等との衝突により、移動の際に、その長手方向が移動方向へ向けられやすい。
【0027】
前述したように、堰15の前面側は塊状不燃物28等で塞がれた多孔板1の孔からの空気の吹き上げが弱く、堰15の後面側では多孔板1から強く空気が吹き上げられるので、細長可燃物27bは、その先端側の部分が堰15の上端を乗り越えると、先端部分が強い空気の吹き上げを受け、さらに、直上の吸引フード9bからの吸引力も受けて、先端側が吸引フード9bの吸引口に近づくように浮き上がり、この浮き上がった先端側から吸引フード9bに吸引される。このように、堰15の後面側だけに強い空気が吹き上がるので、細長可燃物27bを確実に吸引できるとともに、空気供給口6への空気の供給量を少量にすることができる。なお、短小可燃物27aは比較的重量が軽いので、吸引フード9bの直下にきたときに、そのまま吸引フード9bに吸引される。
【0028】
前記吸引フード9bに吸引された各可燃物27a、27bと、吸引フード9aへ吸引された紙片等は、前記捕集機10から外部に排出される。一方、前記塊状不燃物28は、堰15をオーバフローして排出口13に入り、排出口13から外部に排出される。なお、不燃物28は少量ずつ堰15をオーバフローするので、可燃物27a、27bがその下敷きになって、一緒にオーバフローする恐れは少ない。
【0029】
図4は、第2の実施形態を示す。この選別装置は、基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、吸引フード9bの下方の堰15を、吸引フード9bの前端から、吸引フード9bの下端と堰15の上端間の上下間隔に等しい距離だけ手前側の位置に設けた点のみが異なる。なお、この堰15は垂直に形成されているので、その上端も吸引フード9bの前端から前記上下間隔に等しい距離だけ手前側に位置している。
【0030】
この実施形態では、堰15の上端を乗り越える細長可燃物27bの先端側が、堰15の後面側の多孔板1からの空気の吹き上げにより、概ね45°の傾斜角度で浮き上がって吸引フード9bの吸引口に近づき、その吸引力により吸引フード9bに吸引される。
【0031】
図5は、第3の実施形態を示す。この選別装置も基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、吸引フード9bの直下の堰15を、その上端が排出口13側へ傾斜する傾斜堰15aとし、傾斜堰15aの後面側と多孔板1で連通する下部室3の上部を仕切って小空気室3aを形成し、小空気室3aに別の空気供給口6aを設けた点のみが異なる。なお、空気供給口6aは、下部室3に設けた各空気供給口6とは、別の流量調整弁7aを介して送風機8に接続されている。
【0032】
この実施形態では、傾斜堰15aの下方の多孔板1の孔から吹き上げる空気も、傾斜堰15aの後面側でその上端に導かれ、傾斜堰15aの後面側での空気吹き上げ量が増加する。さらに、小空気室3a側への流量調整弁7aは、下部室3側への流量調整弁7よりも開度が大きく設定されているので、傾斜堰15aの後面側では、前面側よりも多孔板1の各孔から吹き上げる単位空気量も多くなる。
【0033】
したがって、傾斜堰15aの上端を乗り越える前記細長可燃物27bの先端側の浮き上がりがより大きくなり、細長可燃物27bの吸引フード9bへの吸引効率を高めることができる。なお、小空気室3aは、第1の実施形態のように、垂直な堰15の場合も形成することができる。
【0034】
また、傾斜堰15aは、第2の実施形態のように、吸引フード9bの前端から手前側の位置に設けることもでき、この場合は、その上端と吸引フード9bの前端との水平方向距離を、吸引フード9bの下端と堰15aの上端間の上下間隔以下の距離とすればよい。
【0035】
上述した各実施形態では、排出口13側の吸引フード9bの下方のみに堰15または傾斜堰15aを設けたが、これらを供給口12側の吸引フード9aの下方にも設けてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、この発明の廃棄物の選別装置は、不燃物の排出口への堰の上方に吸引フードを配置し、この吸引フードに対する堰の上端の前後方向位置を、吸引フードの前端から、吸引フードの下端と堰の上端間の上下間隔に等しい距離だけ手前側の位置よりも後方で、吸引フードの後端位置よりも前方とし、この堰の後面側に上昇空気を送風するようにしたので、堰を乗り越えようとする浮遊し難い細長の可燃物の先端側を、堰の後面側の強い空気の吹き上げにより吸引フードの吸引口に近づけ、これらの浮遊し難い可燃物を確実に吸引フードに吸引して、不燃物と選別することができる。
【0037】
また、前記堰をその上端が不燃物の排出口側へ傾斜する傾斜堰とすることにより、この傾斜堰の下方からの上昇空気も、傾斜堰の後面側でその上端に導き、堰の後面側での空気吹き上げ量を増加させて、細長の可燃物の先端側をより大きく浮き上がらせ、その吸引効率を高めることができる。
【0038】
さらに、前記堰の後面側に上昇空気を送風する手段を、堰を多孔板の多孔部の途中に設け、この堰の後面側の多孔部から上昇空気を送風するものとすることにより、堰の後面側に上昇空気を送風するための別途の手段を不要とすることができ、この堰の後面側と多孔板の多孔部で連通する下部室の上部を小空気室に仕切り、この小空気室にも空気供給口を設けることにより、堰の後面側での空気吹き上げ量を前面側よりも多くするように調節して、細長の可燃物の先端側をより大きく浮き上がらせて、その吸引効率をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の廃棄物の選別装置を示す縦断面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1の要部を拡大して示す縦断面図
【図4】第2の実施形態の廃棄物の選別装置の要部を拡大して示す縦断面図
【図5】第3の実施形態の廃棄物の選別装置を示す縦断面図
【図6】従来の廃棄物の選別装置を示す縦断面図
【符号の説明】
1 多孔板
2 上部室
3 下部室
3a 小空気室
4 ケーシング
5 振動手段
6、6a 空気供給口
7、7a 流量調節弁
8 送風機
9a、9b 吸引フード
10 捕集機
11 排風機
12 供給口
13、14 排出口
15 堰
15a 傾斜堰
16 ばね
17 基台
18 揺動レバー
19 コイルばね
20 クランク
21 モータ
22 レバー
23 梁
24、25 蛇腹
26 空気配管
27a、27b 可燃物
28 不燃物
Claims (4)
- 多孔板により上部室と下部室に仕切られ、前後方向に延びる箱形ケーシングと、このケーシング全体を振動させる振動手段と、前記下部室に設けた空気供給口に空気を供給する手段と、前記上部室の天井に設けた吸引フードから空気を吸引する手段とを備え、前記上部室の前端側に廃棄物の供給口を設け、この上部室の後端側と前記下部室の底部とに、それぞれ選別された廃棄物の排出口を設け、前記上部室の排出口の手前側で前記多孔板上に堰を設けた廃棄物の選別装置において、前記堰の上方に前記吸引フードを配置し、この吸引フードに対する前記堰の上端の前後方向位置を、この吸引フードの前端位置から、吸引フードの下端と堰の上端間の上下間隔に等しい距離だけ前方へ離れた位置よりも後方で、吸引フードの後端位置よりも前方とするように、堰を前記多孔板の多孔部の途中に設け、この堰の後面側の多孔部から前記堰の後面側に上昇空気を送風するようにしたことを特徴とする廃棄物の選別装置。
- 前記吸引フードに対する堰の上端の前後方向位置を、前記吸引フードの前端位置よりも後方とした請求項1に記載の廃棄物の選別装置。
- 前記堰を、その上端が前記上部室の排出口側へ傾斜する傾斜堰とした請求項1または2に記載の廃棄物の選別装置。
- 前記堰の後面側と前記多孔板の多孔部で連通する下部室の上部を小空気室に仕切り、この小空気室にも前記空気供給口を設けた請求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物の選別装置。
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