JP3874163B2 - 電動補助自転車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動補助自転車に関し、特に、盗難防止のための施錠手段を備えた電動補助自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
ペダルに加えられた踏力を後輪に伝達するための人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力を付加させることができるモータ駆動系とを備えた電動補助自転車が知られている。このような電動補助自転車の盗難を回避することができる施錠手段が提案されている。例えば、特開平9−142349号公報に開示されている施錠手段は、車体のメインフレームおよびシートポスト内を貫通させた盗難防止用ワイヤをメインフレームから引き出し自在に設け、この引き出し端部を杭などの不動物に巻き付けて、車体を不動状態にするものである。この盗難防止用ワイヤは、不使用時にメインフレームおよびシートポスト内に収納できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の施錠手段は、不使用時に盗難防止用ワイヤをメインフレームとシートポストの中空部に引き込むようになっているので、メインフレームとシートポストの中空部が互いに連通している構造に限定される。したがって、構造が複雑になる上、車体フレームの構造に関して設計の自由度が低い。
【0004】
本発明の目的は、上記従来の問題点を解消し、簡単な構造で車体を不動の状態にして盗難防止を図ることができる電動補助自転車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の電動補助自転車は、車体フレームに形成されたシートポスト保持部と、少なくとも下部が前記車体フレームから下方に突出するよう上下動のストロークが設定されて前記シートポスト保持部に脱着自在に保持されたシートポストとを具備し、前記シートポストが、その下部に、当該電動補助自転車の施錠手段を係合させるための係合部を有している点に第1の特徴がある。
【0006】
また、本発明は、前記係合部が前記シートポストに穿たれた貫通孔であり、前記施錠手段が、施錠時に前記貫通孔を通して前車輪に掛け渡されるワイヤおよび該ワイヤの両端を結合する連結部からなる点に第2の特徴がある。
【0007】
上記の特徴によれば、シートポストの下部に施錠手段を係合させられるので、シートポスト保持部に脱着自在に保持されたシートポストとともに車体を施錠できる。したがって、車体の施錠による車体の盗難防止とともにシートポストだけを持ち去るような悪戯行為の防止を図ることができる。また、シートポストを下方に突出させた下端部は前輪と近づくことになり、ワイヤを掛け渡すことが容易で施錠操作が楽になる。また、フレームが前後に分割される本実施例において、前フレーム側の前輪と後フレーム側のシートポストを連結するのでフレーム分割時においても、有効な施錠となる。図1の破線で示した位置にシートを最下方位置にして、ワイヤをたるみのない状態で施錠すると、蓋162の開閉範囲にシートが位置し、ワイヤによりシートは上方へは移動できないので、仮に蓋の施錠を忘れた場合でもシートによりバッテリの着脱が不可能とされ、バッテリのロックが一層有利となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。電動補助自転車の車体フレーム2は、車体前方に位置するヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から略水平後方に延びたパイプ状の前フレーム22と、前フレーム22の後端に連結された後フレーム23とを備える。後フレーム23は左右一対のアルミニュームのダイキャスト製品からなる分割フレームである。この分割フレームは車体前方寄りに結合部231を有する二叉状の構造体をなし、結合部231には、そこから斜め後上方に延びてシートポスト3を保持するためのボス232が形成される。
【0009】
ボス232には締め代が設けられており、クランパ233で締めつけることにより、シートポスト3はボス232で確実に保持される。クランパ233の構造はさらに後述する。このクランパ233を緩めることにより、シートポスト3はボス233に対して上下方向に摺動可能となり、シートポスト3の上端に装着されるシート4の高さを調節することができる。
【0010】
シートポスト3は車体左右に分割された後フレーム23の間に延び、その下端は分割された後フレーム23の各部分を互いに連結するボルト26の下方に位置している。このような構造により、シートポスト3は、ボス232だけでなく、シートポスト3の下端近傍に位置するボルト26によっても確保され、シート4にかかる荷重が確実に担持される。
【0011】
また、シートポスト3をボス233から引き抜いて完全に分離することができる。さらに、シート4とシートポスト3との結合にもシートポスト3とボス232との結合構造が採用されており、シート4とシートポスト3とが容易に結合・分離できる。
【0012】
車両の不使用時には、クランパ233を緩めることにより、シートポスト3をより一層下方に下げることができる。図の2点鎖線で示すように、シート4の最下点位置では、シートポスト3は後フレーム23を下方に貫通し、その下端は電動補助ユニット(アシストユニット)1の前方位置にまで延長するよう上下動のストロークが設定されている。シートポスト3の下端には、盗難防止用ワイヤ71を貫通できるよう、ワイヤ通し孔72が穿たれている。このワイヤ通し孔72を貫通することができる盗難防止用ワイヤ71(またはチェーン、以下「ワイヤ」という)を、例えば、図示のように前輪WFに掛け渡して鍵73で施錠することにより前輪WFは盗難防止用ワイヤ71が延びる範囲で回動が規制される。こうして、実質的に車両は動きを規制されるので、車両を転動させて他人が移動させることはできなくなる。したがって、車両本体の盗難防止はもちろん、シートポスト3をボス233から引き抜いて分離することができる構造を採用しつつ、シートポスト3が他人によって抜き去られるというおそれも回避できる。また、フレームが前後に分割される本実施例において、前フレーム側の前輪と後フレーム側のシートポストを連結するのでフレーム分割時においても、有効な施錠となる。
【0013】
ヘッドパイプ21にはフロントフォーク5が回動自在に保持される。フロントフォーク5の上部に形成された軸の上端にはジョイント6を介してハンドルポスト7が結合され、ハンドルポスト7の上部には操向ハンドル8が結合される。ジョイント6はノブ61の操作によって緩めることができ、この操作により、ジョイント6を中心にハンドルポスト7を折り畳むことができる。この折り畳みの態様は後述する。フロントフォーク5の下端には前輪WFが回転自在に軸支される。操向ハンドル8のブレーキレバー81から下方に延びるワイヤ82の先端は前輪WFに設けられたフロントブレーキ9に結合される。
【0014】
後フレーム23は、前フレーム22に対してヒンジ24およびヒンジ24の反対側つまり車体左側に設けられるロック装置で連結される。このロック装置のロックを解除することにより、ヒンジ24を枢軸にして車体を折り畳むことができるし、さらにヒンジ24の結合を解除することにより、前フレーム22および後フレーム23を互いに分離することもできる。ロック装置およびヒンジ24の詳細は後述する。
【0015】
後フレーム23の側面視外観は、車体前方寄りの部分が幅広で、後方に向かって幅が狭まった形状である。左右一対の後フレーム23の後端間には、駆動輪としての後輪WRが軸支される。後フレーム23にはリヤブレーキ10が設けられ、操向ハンドル8からワイヤ83が延長されてリヤブレーキ10に結合される。
【0016】
後フレーム23の幅広部分つまり前方寄りの下部には、前記シートポスト3の延長線上よりも後方に配置された電動補助ユニット1が懸架される。電動補助ユニット1は、後フレーム23の左右分割部分の締結用のボルト25とボルト27とによって後フレーム23の組み付け時に共締めにより固定される。電動補助ユニット1はその最下部に配された踏力補助用の電動モータMと、モータMの上前方に配されたクランク軸11とを有する。クランク軸11の左右端にはそれぞれクランク12が固定され、クランク12の先端にはペダル13が設けられる。ペダル13は車体の左右方向に水平に延びた状態で使用されるが、ペダル13とクランク12との連結部にヒンジを採用し、不使用時にはクランク12に沿うよう折り畳み可能に構成することができる。
【0017】
ペダル13から入力される踏力、および踏力に応じてこの踏力を軽減させるようモータMによって発生される補助力は電動補助ユニット1内の歯車を含む伝達装置を介して合力され、その出力はスプロケットカバー14で覆われている図示しない駆動スプロケットの回転として取り出される。駆動スプロケットの回転を後輪WRに伝達するチェーン15が設けられる。なお、前輪WFおよび後輪WRの径はともに16インチである。
【0018】
後フレーム23の前記幅広部分および前記結合部231、ならびに左右一対の後フレーム23を後部で互いに結合するボルト25(またはボルトを支持するボス)で囲繞された空間には、前記電動モータMおよびその他の電装部の電源となるバッテリを収容するバッテリボックス16が装着される。なお、左右に分割された後フレーム23を互いに結合するためには、前記ボルト25,27の他、上述のように、前フレーム22との連結部近傍に配置されるボルト26も使用される。
【0019】
図2は後フレーム23の車体左前方から見た斜視図であり、図3は同平面図である。両図において、後フレーム23は左部分23Lと右部分23Rとからなり前記ボルト25,27が挿通可能な、ボス25BL,25BR,27BL,27BRが設けられる。ボルト26用のボスも形成されるが、図2,図3では図示されていない。ボス25BL,25BR間、ならびにボス27BL,27BR間には前記電動補助ユニット1の上端に形成されるハンガー部(後述する)が挟まれるようにして取り付けられる。
【0020】
後フレーム23の上面にはバッテリボックス16を取り付けるための座234、235、236、ならびにリヤブレーキ10を取り付けるための座237L,237Rが形成される。また、後フレーム23上面の、前記シートポスト用のボス232の前部には、電動補助ユニット1等にバッテリから電流を供給するための電源スイッチを取付ける取付座238が形成される。
【0021】
さらに、後フレーム23の前端つまり前フレーム22との合わせ面にはヒンジ24の一方の部分であるボス241、およびロック装置のピン(図示せず)を回動自在に支持するボス28が形成される。ボス241には枢軸ピン242が差し込まれ、その先端にワッシャ243と止め輪244が装着される。ヒンジの一部を構成する前フレーム22側のフック(後述する)がこのピン242に係合する。
【0022】
図4は、後フレーム23とバッテリボックス16および電動補助ユニット1との取付位置関係を示す要部側面図であり、図1と同符号は同一または同等部分である。図4において、電動補助ユニット1のケース本体70の周囲には、電動補助ユニット1を後フレーム23に連結するためのハンガー70a,70bが形成され,このハンガー70a,70bをそれぞれボルト25,27で後フレーム23に締結することにより、電動補助ユニット1は後フレーム23に懸架される。電動補助ユニット1のケース本体70は軽量化のため樹脂成型品によって製作されるのが望ましい。
【0023】
クランク軸11には図示しないワンウェイクラッチを介して踏力入力ギヤ30が結合されており、この踏力入力ギヤ30は合成ギヤ31の小ギヤ31aに噛み合う。一方、モータMのピニオン29には補助動力ギヤ(アシストギヤ)32の大ギヤ32aが噛み合うように設けられ、この大ギヤ32aと一体に回転する小ギヤ32bは前記合成ギヤ31の大ギヤ31bに噛み合う。また、合成ギヤ31の大ギヤ31bは駆動スプロケット33の軸に固定された出力ギヤ34に噛み合う。アシストギヤ32は軽量化のため樹脂成型品によって製作されるのが望ましいし、静粛性等の観点からヘリカルギヤとするのがよい。
【0024】
このように、モータMの回転はピニオン29とアシストギヤ32とを介して合成ギヤ31に伝達され、クランク軸11から入力される踏力は踏力入力ギヤを介して合成ギヤ31に伝達される。そして、踏力と補助動力とは合成ギヤ31で合力されて駆動スプロケット33に伝達される。ケース70内の前部に配置されるコントローラ37は、図示しない踏力検出手段から入力される踏力値に基づいて、モータMの回転を制御する。
【0025】
なお、本体ケース70の後方下部には、アルミニュームの成型品からなるメインスタンド35を回動自在に支持する枢軸36が取り付けられる。また、本体ケース70の下端に設けられた突起70cは前フレーム22と後フレーム23とを分離させたときに、後フレーム23を含む自転車の後部分を自立させるための足部であり、地面に置いたときは、この突起70cと後輪WRとで、地面に自立できる。
【0026】
後フレーム23の前端に設けられたボス28,28にはロックレバー38を有するロックピン39が挿通される。このロックピン39を中心として回動可能にボルト391が設けられ、ボルト391にはナット392が螺着される。ボルト391は前フレーム22から張出すように形成された係合部40の溝(詳細な形状は図13〜図16参照)に通され、ナット392の一面がこの係合部40に当接して締付け面を形成する。
【0027】
ロックピン39の中央部分つまりボルト391が装着される部分はボス28の孔に対して偏心しており、ロックレバー38を回動させることによって前記ナット392の締付け面と係合部40との当接強さを強めたり弱めたりすることができる。ナット392の締付け面と係合部40との当接強さの最大値はナット392の回動量により決定できる。
【0028】
図示のように、ロックレバー38が後フレーム23に沿う位置に回動させた状態では、ナット392と係合部40とは強く接触して、前フレーム22と後フレーム23とが強く結合される。一方、ロックレバー38を後フレーム23から離れる方向つまり車体に直交する方向に向かって回動させると、ナット392は前記ロックピン39の偏心形状によりその偏心量に応じた距離だけ係合部40から離れる方向(車体前方)に偏倚して、ナット392と係合部40との当接強さが弱まる。当接強さを弱めたところでロックピン39を軸にしてボルト391を回動させると、ナット392と係合部40との係合を解除でき、前フレーム22と後フレーム23とをヒンジ24を中心に折り畳むことができる。
【0029】
後フレーム23の前部つまりシートポストを保持するためのボス232の前側に設けられた前記取付座238(図2)には、鍵Kで操作される電源スイッチ50が装着される。
【0030】
図9はバッテリの構造を示す要部破断斜視図である。同図において、バッテリ41は、収縮フィルムのパッケージ410で包まれたバッテリ本体(例えば、ニッケル水素電池セルを20本俵積みしたもの)411と、バッテリ本体411を収納する2分割された樹脂成型品のケース412とからなる。ケース412には複数のLEDを点灯してその点灯数でバッテリ残量を表示するインジケータ42と、充電のためのコネクタ43と、ヒューズ44とが設けられる。また、持ち運びやバッテリボックス16への脱着のための取手46がケース412に回動自在に取り付けられる。ケース412の底部にはバッテリ本体411と接続される端子47,47が設けられる。
【0031】
図10はバッテリボックス16の外観を示す斜視図、図11は側面断面図、図12は図11のA−A矢視図である。これらの図において、バッテリボックス16は前記座234,235,236によって支持され、長手方向が車体前後方向と一致するよう配置されて後フレーム23の左部分23Lと右部分23Rとの間に収容される。バッテリボックス16はバッテリ41を上方から着脱可能なように上部が開放されたボックス本体161と、この開放上部を覆う蓋162からなる。蓋162は車体の側方向に旋回開放できるよう、ヒンジ163を用いてボックス本体161に回動自在に取り付けられる。図12の二点鎖線は蓋162を開いた状態を示す。長手方向が車体前後方向と一致するようボックス本体161を配置することにより、長手方向を略垂直にして配置するのと比べて開放上部の間口が広くなるのでバッテリ41の着脱操作が容易になる。
【0032】
蓋162にはインジケータ42を見通せるように窓48が設けられるほか、鍵装置54が設けられる。この鍵装置54は鍵(電源スイッチを操作する鍵と共用できるのがよい)を回して出し入れできる爪541を有していて、この爪541がボックス本体161上端に係合して施錠される。
【0033】
ボックス本体161にはバッテリ41が収納され、ボックス本体161の底部には端子ボックス164が形成される。端子ボックス164にはバッテリ41側の端子47,47と結合される端子49,49が収容される。端子49,49は図示しないケーブルで前記コントローラ37に接続される。ボックス本体161の上部には、蓋162の縁に形成された切欠から側方に突出するようにU型部材46が設けられている。このU型部材46はロックレバー38を前記後フレーム23に沿う位置で保持するための受け具として使用される。
【0034】
ボックス本体161の、車体後方寄りにはバッテリ41をバッテリボックス16内に保持するためのロックアーム51が設けられる。ロックアーム51は車体前後方向に傾動できるようピン52を使用してボックス本体161に枢支される。ロックアーム51を設置した部分ではボックス本体161は二重になっていて、この二重壁の中にロックアーム51が収容される。ロックアーム51はピン52から上方に延び、その先端は二重壁部分の内側壁からボックス本体161の内側に臨む。ロックアーム51はバッテリ41側に突出した先端がバッテリ41のケース412の凹部RSに嵌まるよう位置および形状が設定される。
【0035】
蓋162の、車体後方寄りの縁には垂下片53が装着または一体に形成される。この垂下片53は、蓋162を閉じた状態でロックアーム51の背(車体後方寄りの面)と前記二重壁の外側壁との間に差し込まれ、前記背に押圧力を作用させるよう、また蓋162を開いた状態ではロックアーム51が前記外側壁方向に傾動できるスペースを空けるよう位置および形状が設定される。図1の破線で示した位置にシートを最下方位置にして、ワイヤをたるみのない状態で施錠すると、蓋162の開閉範囲にシートが位置し、ワイヤによりシートは上方へは移動できないので、仮に蓋の施錠を忘れた場合でもシートによりバッテリの着脱が不可能とされ、バッテリのロックが一層有利となる。
【0036】
次に、前フレーム22と後フレーム23とを連結する前記ヒンジ24を詳細に説明する。図13はヒンジ24を含む前フレーム22の後端部の平面断面図、図14は同正面図(車体後方から見た図)である。なお、この後端部は前フレーム22を構成するパイプ状部品に溶接で一体化される後端部品(以下、「エンドブロック」という)で構成できる。両図において、エンドブロック45には、フック451が形成され、このフック451は後フレーム23に設けられる前記ボス241,241間に嵌まって、前記枢軸ピン242と係合できるよう、寸法と位置とが設定される。
【0037】
U字状に形成されたフック451の開口部分(切欠部)を塞ぐようにロックプレート452が設けられる。ロックプレート452はエンドブロック45に対してピン453で枢軸支持される。さらに、エンドブロック45には、スプリングピン454によって枢軸支持された操作レバー455が設けられる。操作レバー455は指を押し当てる操作部455aと、フック455bとを有する。操作レバー455は引張りバネ456によってロックプレート452と連結され、フック455bはロックプレート452に形成された切欠窓452aからロックプレート452の表側つまり後フレーム23側に臨み、この切欠窓452aの枠に係合している。このフック455bがロックプレート452に係合していることにより、引張りバネ456が作用しているにもかかわらずロックプレート452の、矢印R方向への回動が規制されている。操作レバー455は前記枢軸支持部分近傍でエンドブロック45に当接する接触部455cを有していて、操作レバー455の図示位置から矢印RR方向への回動が禁止されている。
【0038】
この構成により、フック451の開口部分がロックプレート452の先端部分で塞がれているので、フック451に係合している枢軸ピン242は、フック451から脱出することができない。したがって、前記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除したとしても車体フレーム(前フレームと後フレームとからなる)は枢軸ピン242を中心に折り畳み可能になるだけである。
【0039】
この車体フレームを、折り畳んだ後さらに前フレーム22と後フレーム23とに分離するためには、操作レバー455の操作部455aをエンドブロック45の奥(矢印RF方向)へ押し込む。そうすると、操作レバー455はピン454を中心に回動し、ロックプレート452はピン453を中心に回動してフック451の開口部分は開放される。したがって、枢軸ピン242はフック451から脱出できるようになり、車体フレームは前フレーム22および後フレーム23の連結部分で完全に分離できる。
【0040】
操作レバー455とロックプレート452とを回動させた結果、操作レバー455のフック455bとロックプレート452との係合が解除され、操作レバー455の押圧を停止したあとも、前記開口部分の開放状態は維持される。そのために、操作レバー455の押圧操作と車体フレームの分離作業とを段階的に、それぞれ両手を使って容易に実施できる。
【0041】
分離された車体フレームを再び一体に組み立てる場合は、枢軸ピン242をフック451に引っ掛けた後、ロックプレート452をフック451側に押し込んで、操作レバー455のフック456bとロックプレート452とを係合させる。この操作によってフック451の開口部分は塞がれる。続いて、前フレーム22と後フレーム23との接合面を対向させ、図4に示したロック装置のナット392を係合部40に引っ掛け、ロックレバー38を後フレーム23に沿う方向に回動させてロックする。
【0042】
次に、前記ヒンジ24の変形例を説明する。図15はヒンジ24の変型例に係る前フレーム22の後端部の平面断面図、図16は同正面図であり、図13,図14と同符号は同一または同等部分を示す。図において、後フレーム23側に固定される枢軸ピン242はフック451に係合していて、この枢軸ピン242が脱出できないよう、フック451の開口部分(切欠部)を塞ぐ位置にロックプレート457が設けられる。ロックプレート457は指を引掛けられるよう形成された操作部457aと前記切欠部を塞ぐロック部457bとを有し、ピン453を使用してエンドブロック45に枢軸支持される。ロックプレート457には、前記操作部457aをエンドブロック45に近付ける方向に、換言すれば前記ロック部457bをエンドブロック45から離す方向に力が作用するようにバネ(ネジリコイルバネ)458が係合している。但し、ロック部457bの後端つまり操作部457a側の端部452cがエンドブロック45の端面に当接するため、ロックプレート457は、ロック部457bが前記切欠部に対向する位置以上には、エンドブロック45から遠ざかる方向に回動されない。
【0043】
一方、ロック部457bがエンドブロック45に近付く方向(矢印RA)に回動できるよう、エンドブロック45には逃げ部(凹部)459が形成されている。この逃げ部459はロック部457bがエンドブロック45側に逃げてフック451の切欠部が開放されるように深さが設定される。
【0044】
この構成により、ロックプレート457がバネ458で付勢されフック451の開口部分がロック部457bで塞がれているので、枢軸ピン242はフック451から脱出することができない。したがって、前記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除しただけでは車体フレームは枢軸ピン242を中心に折り畳み可能になるだけである。
【0045】
この車体フレームを、折り畳んだ後さらに前フレーム22と後フレーム23とに分離するためには、ロックプレート457の操作部457aに指を引掛けてエンドブロック45から離す方向(矢印RR方向)へ引っ張る。そうすると、ロック部457bは逃げ部459内に退避してフック451の開口部分は開放される。したがって、枢軸ピン242はフック451から脱出できるようになり、車体フレームは前フレーム22および後フレーム23の連結部分で完全に分離できる。
【0046】
分離された車体フレームを再び一体に組み立てる場合は、枢軸ピン242をロック部457bに押し付けてロック部457bを逃げ部459内に退避させる。枢軸ピン242がフック451に収まったならば、ロック部457bに対する枢軸ピン242の押圧力は解除される。その結果、バネ453の付勢力によってロック部457bは矢印RAと反対側に回動してフック451の開口部分は塞がれる。
【0047】
なお、上記ヒンジ24の実施形態では、枢軸ピン242を後フレーム23側に設け、該枢軸ピン242が係合するフック451や、ロックプレート452,457および操作レバー455等からなるロック装置を前フレーム22側に設けた。しかし、これを逆にして、枢軸ピン242を前フレーム22側に設け、ロックプレート452等を後フレーム23側に設けてもよい。
【0048】
次に、フロントフォーク5にハンドルポスト7を結合するジョイント6を詳細に説明する。図17はジョイント6の平面断面図、図18は要部斜視図である。フロントフォーク5の頂部に設けられたジョイントブロック62にはノブ61のシャフト63が水平に貫通可能な孔62aと孔62aに直交する孔62bが形成される。孔62a,孔62bはシャフト63がジョイントブロック62内の水平面内で回動可能なように切欠溝62c,62dを有する。
【0049】
シャフト63の先端に形成されたおねじ63aはハンドルポスト7の下端に形成されためねじ7aに螺入される。ハンドルポスト7の下端にはジョイントブロック62の端面に嵌合するハブ7bと、ジョイントブロック62の端面に形成された凹部62eに係合してジョイントブロック62に対する方向を規定する凸部7cとが形成される。切欠溝62cの終端部の周りにはハンドルポスト7の前記ハブ7bが嵌合し、凸部7cが係合する縦溝を有する突起部62fが形成される。また、ジョイントブロック62の車体後方側端部には、ピン64で回動自在に支持されたストッパ55が設けられる。
【0050】
ハンドルポスト7の折り畳み操作を説明する。図19は折り畳み手順を示すジョイント6の斜視図である。同図(a)は電動補助自転車使用時のジョイント6を示す。この状態ではハンドルポスト7は垂直上方に起立し、ハンドルポスト7の下端はジョイントブロック62に嵌合している。ハンドルポスト7を折り畳むためには、まず、ノブ61を回動して締付けを緩める。
【0051】
続いて、図19(b)に示すようにストッパ55をピン64を中心にして上方に開き、ノブ61を車体前方に付勢する。ストッパ55を開くことにより、図19(c)にノブ61側から見た図を示すように、ノブ61とジョイントブロック62との間に大きいスペースが生じ、ノブ61は車体前方に変位可能となる。ノブ61が車体前方に変位させることにより、ハンドルポスト7の凸部7cがジョイントブロック62の凹部62eから外れる(図19(b)参照)。その結果、シャフト63は平面視で反時計方向(車体進行方向に向かって左方向)に回動可能になる。図19(d)はシャフト63を90°回動させた状態を示す図である。
【0052】
続いて、図19(e)のようにハンドルポスト7を垂直下方に倒し、凸部7cを突起部62fの縦溝に一致させる。最後にノブ61を回してシャフト63をハンドルポスト7に螺挿して締付ける。
【0053】
図20はペダルの平面図である。車体の左右方向に水平に延びた状態で使用されるペダル13は、不使用時にクランク12に沿うよう折り畳みできる。ペダル13はクランク12に回動自在に取り付けられる固定側131と、固定側131に対して枢軸ピン132で結合された可動側133とを有する。可動側133は枢軸ピン131で支持されるU型のフレーム132aを有し、このフレーム132aには摺動自在にストッパ132bが設けられる。ストッパ132bは圧縮コイルバネ132cで付勢されて固定側131の側面に押圧されている。ストッパ132bには外側からフレーム132aを貫通して設けられる操作部134が結合される。
【0054】
ペダル13の折り畳みに際しては、バネ132cに抗して操作部134を車体外側に変位させる。そうすると、固定側131とストッパ132bとの当接力が緩むので、フレーム132aは枢軸ピン131を中心に回動でき、ペダル13をクランク12に沿って折り畳むことができる。
【0055】
図21は、シートポスト3を後フレーム23に固定するクランパ233の平面図、図22は正面図である。両図において、クランプ233は後フレーム23の結合部231に設けられるボス232の一部としてその上部に形成される。クランプ233は円周の一部が切り欠かれたリング233aおよびリング233aの切欠部に設けられたボルト233b、ならびにボルト233bの頭にピン233cで枢軸支持されたクランパレバー233dを有する。リング233aには前記ボルト233bに適合するナット233eが溶接される。
【0056】
クランパレバー233dはピン233cに関して偏心カムを構成しており、シートポスト3に直交する面内でのクランパレバー233dの回動角に応じてクランパレバー233dがリング233aを締付ける力が変化する。二点鎖線で示す位置では締付け力は小さく、この位置からクランパレバー233dを矢印の方向に回動させると締付け力が大きくなるよう偏心を設定しておく。そうすることによって、クランパレバー233dの回動操作でシートポスト3の締付け固定と、締付けの解除とを行うことができる。なお、前記クランパレバー233dの回動によってシートポスト3を好適に締付けられるよう、ボルト233bをナット233eにねじ込む量を予め調節しておくことができる。
【0057】
図5は4輪自動車(ここでは、ワゴン型車またはRV車を想定する)の後部から出し入れ自在に設けられるトレイを、収納された電動補助自転車とともに示す平面図、図6は同自動車前方からの斜視図である。両図において、前フレーム56は自動車WGN内の後部座席57下方に固定され、自動車WGN内でのトレイ58の前方位置の限界を規定する。上フレーム59は前記前フレーム56の後方で自動車内WGNに固定され、上部に棚板(図示せず)を支持する。好ましくは樹脂材料からなるトレイ58は、前記前フレーム56と上フレーム59とで囲まれたスペースに、図示しないレールで案内されて自動車前後方向に摺動自在に配置される。上フレーム59には、その左側にバッテリ41の充電器60が保持される。
【0058】
図5,図6を参照して搬送のため電動補助自転車を自動車に搭載する手順を説明する。電動自転車を搭載しやすいようにトレイ58を自動車後方寄りに引く出しておく。そうしておいて、まず、バッテリボックス16の蓋162を開いてバッテリ41を電動自転車から取り外し、トレイ58の前中央に収納する。次に、クランパ233を緩めてシートポスト3を後フレーム23から引き抜き、さらにシートポスト3とシート4とを分離する。シート4はバッテリ41の右横に、シートポスト3はトレイ58の右隅にそれぞれ収納する。
【0059】
続いて、車体フレームを分離する。この分離に先立ち、前記ジョイント6のノブ61を操作してハンドルポスト7をジョイント6から折り畳む。そして、ロックレバー38を操作し、前フレーム22と後フレーム23の連結部のロックを解除して車体フレームを枢軸ピン242を中心に折り畳む。そうしておいて、前記操作レバー455(図13の例)を押したり、ロックプレート457(図15の例)を引いたりして枢軸ピン242を前フレーム22のフック451から脱出させ、車体フレームを分離する。前フレーム22、ハンドルポスト7、ハンドル8、フロントフォーク5、および前輪WFは、一体的にトレイ58の左側に寄せて収納する。一方、後フレーム23、電動補助ユニット1、および後輪WRは、ペダル13を折り畳んだ後、一体的にトレイ58の右側によせて収納する。
【0060】
図7は自動車WGNの後部斜視図、図8は同要部断面図である。図7に示すように、トレイ58を引き出した状態では、電動補助自転車はそのほとんどが全体が棚板65で覆われた範囲から自動車後方に脱出しており、ユーザは棚板65で邪魔されることなく容易に電動自動車を自動車から上げ下ろしできる。
【0061】
また、自動車WGNの内側側壁にはAC100ボルトのコンセント66が設けられる。図8に示すように、棚板65の裏側に装着された充電器60にはコード67を通じてコンセント66から電源を供給され、さらに充電器60で整流された所定電圧の直流はコード68を通じてバッテリ41に供給される。なお、コード68とバッテリ41とはコネクタ43を通じて接続される。
【0062】
このように、ACコンセント66を利用することにより、例えば、リゾート等の目的地に向かうまでの時間を有効に使い、自動車WGNのエンジンで駆動される発電機でバッテリ41に充電することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなとおり、請求項1〜4の発明によれば、シートポストに施錠手段を係合させられるので、車体の盗難防止はもちろん、シートポストだけを抜き去るような悪戯行為の防止を図ることができる。特に請求項2の発明によれば、シートポストに前車輪を係止させることによって車両の移動を不能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。
【図2】 後フレームを左前方から見た斜視図である。
【図3】 後フレームの平面図である。
【図4】 アシストユニット周辺の要部側面図である。
【図5】 電動補助自転車を収納したトレイの平面図である。
【図6】 電動補助自転車を収納したトレイの斜視図である。
【図7】 トレイを設けた4輪自動車の後部斜視図である。
【図8】 トレイを設けた4輪自動車の後部断面図である。
【図9】 バッテリの構造を示す断面斜視図である。
【図10】 バッテリボックスの斜視図である。
【図11】 バッテリボックスの断面側面図である。
【図12】 図11のA−A断面図である。
【図13】 前フレームに設けられるエンドブロックの断面平面図である。
【図14】 前フレームに設けられるエンドブロックの正面図である。
【図15】 エンドブロックの変形例に係る断面平面図である。
【図16】 エンドブロックの変形例に係る正面図である。
【図17】 ハンドルポストのジョイントの断面平面図である。
【図18】 ハンドルポストのジョイントの要部斜視図である。
【図19】 ハンドルポストのジョイントの斜視図である。
【図20】 ペダルの要部断面平面図である。
【図21】 シートポストのクランパの平面図である。
【図22】 シートポストのクランパの正面図である。
【符号の説明】
1…電動補助ユニット、 2…車体フレーム、 3…シートポスト、 8…操向ハンドル、 11…クランク軸、 13…ペダル、 14…スプロケットカバー、 16…バッテリボックス、 22…前フレーム、 23…後フレーム、 24…ヒンジ、 25,26,27…ボルト、 28…ボス、 29…ピニオン、32…アシストギヤ、 33…スプロケット、 38…ロックレバー、 58…トレイ、 60…充電器、 71…盗難防止用ワイヤ、 72…貫通孔、 73…錠
Claims (3)
- ペダルに加えられた踏力を伝達する人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力を付加させるモータ駆動系とからなる電動補助ユニットを車体フレームで支持する電動補助自転車において、
前記車体フレームが、前輪を支持する前フレームと後フレームとに分割可能に構成され、
前記後フレームに形成されたシートポスト保持部と、
少なくとも下部が前記後フレームから下方に突出するように上下動のストロークが設定されて前記シートポスト保持部に脱着自在に保持されたシートポストとを具備し、
前記シートポストが、その下部に、当該電動補助自転車の施錠手段を係合させるための係合部として該シートポストに穿たれた貫通孔を有しており、
前記係合部に係合される施錠手段が、施錠時に前記後フレームから下方に突出したシートポストの前記貫通孔を通して前車輪に掛け渡されるワイヤおよび該ワイヤの両端を結合する連結部からなるものであることを特徴とする電動補助自転車。 - 前記シートポスト後方下部にバッテリを搭載すると共に、前記後フレームから下方に前記シートポストが突出している状態では前記バッテリを脱着不能にしたことを特徴とする請求項1記載の電動補助自転車。
- ヒンジで支持された開閉自在な蓋を上面に備えたバッテリボックスが前記後フレーム上に設けられていると共に、前記シートポストが最下方位置にある状態では該シートポスト上のシートが前記蓋の開閉範囲に位置するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の電動補助自転車。
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