JP3867016B2 - 農作業機における作物条追従方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、播種時または苗移植時に、予め作物条と平行に連続した溝を付けておき、この溝の位置を管理作業時に検出することにより、作業部を作物条に追従させるように制御する農作業機における作物条追従方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、中耕除草作業を行うような中耕除草装置(農作業機)においては、作物条と中耕除草作業を行う作業部の相対位置は、運転者のトラクタ操蛇や作物条の曲がりによって変動していた。
そのため、熟練度の低い運転者が操縦する場合や作物条の曲がりが大きい場合に、作業部が作物に当たって損傷させてしまう恐れがあり、作業部の作用幅は作物条間の1/2から2/3程度の狭い幅に設定されていることが多く、条間除草だけでは、作物周辺の雑草が残ってしまう、という問題点があった。
【0003】
また、近年普及し始めている株間除草も可能な中耕除草装置(機)においては、株間除草部の作用位置が作物条から左右にずれると、除草性能が低下すると共に、作物の損傷が増加する、という問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の中耕除草装置(機)においては、条間除草だけでは、作物周辺の雑草が残ってしまう。また、株間除草部の作用位置が作物条から左右にずれると、除草性能が低下すると共に、作物の損傷が増加する、といった解決すべき課題があった。
【0005】
そこで本発明は、播種時または苗移植時に作物条と平行に付けられた連続した溝を検出し、運転者の熟練度や作物条の曲がり具合にかかわらず、中耕除草機作用部(条間除草部)の横方向位置を作物条に対して常に一定に維持して作業させるようにする。そのため、中耕除草機の条間除草部の作用幅を広くすることができ、条間の除草性能を向上させることができる。また、中耕除草機の条間除草部の作用位置を作物条の中心に合わせることができ、株間の除草性能を向上させると共に作物損傷を減少させることができる、農作業機における作物条追従方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、以下の手段・構成を有している。播種時または苗移植時に、作物条と平行に連続した溝を付けておき、この溝と農作業機との横方向相対位置を管理作業時に検出することにより、農作業機の作業部を作物条に追従させるように制御し、作物条に対する作業部の横方向位置を一定に維持しつつ管理作業を行う作物条追従方法。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて具体的に説明する。
【0010】
図1及び図2において、符号1は周知のものと同様のロータリ耕うん機で、その前部を図示しないトラクタの三点リンクに連結して昇降(上下移動)可能となっている。このロータリ耕うん機1の後部に、左右2組の播種機2,2が装着されてロータリシーダを構成している。播種機2,2の中間に位置して、作溝器3が設けられている。該作溝器3は、ロータリ耕うん機1側に設けられた作溝器駆動用油圧ポンプ4及び油圧配管により駆動回転し、連続した溝5を形成する。該作溝器3は、ロータリ耕うん機1の駆動軸に取付けられたスプロケット及びチェーンにより駆動回転されてもよい。また、前記播種機2に代えて苗移植機を装着してもよいものである。そして、播種時または苗移植時に、作溝器3により作物条と平行に連続した溝5が形成される。
【0011】
図3に示す管理作業機としての第一実施例の中耕除草機6は、前部に設けた連結部7を図示しないトラクタの三点リンクに連結して昇降(上下移動)可能であり、後部にアップカットロータリ式の条間除草部(作業機の作業部)8を設けている。この条間除草部8の前側にゲージホィール9が設けられ、条間除草部8の耕深が調節される。ゲージホィール9の支持フレームを利用して溝検出装置10が設けられている。この溝検出装置10の第一実施例のものは、図5及び図6に示すように、回動支持部11aにより水平方向に回動自在に支持された検出アーム支持ロッド11に支持され、溝5に接して移動する尾輪12aを持った検出アーム12と、この検出アーム12により中耕除草機6(農作業機)の横方向相対位置を検出する、溝検出装置取付板11cに固着された角度検出センサ(ポテンショメータ)14とを備え、後述する制御装置により、ポテンショメータ14による検出角度によって作物条Aに対する条間除草部(作業機の作業部)8の横方向位置を一定に維持しつつ、作物条Aに追従させるように制御する。
【0012】
また、図7に示すように、前記溝検出装置10の第一実施例の角度検出センサ(ポテンショメータ)14に代えて、検出アーム支持ロッド11の上端部に操作子11bを設け、この操作子11bの回転方向両側にリミットスイッチ15,15を設けて溝検出装置10の第二実施例の角度検出センサを構成し、検出アーム12による角度検出を行い、制御装置により作物条Aに対する条間除草部(農作業機の作業部)8の横方向位置を一定に維持して 作物条Aに追従させるように制御してもよいものである。
【0013】
図4に示すように、管理作業機としての第二実施例の中耕除草機6は、前記溝検出装置10として検出アーム支持ロッド11、検出アーム12、及び角度検出センサ(ポテンショメータ)14に代えて、溝検出カメラ13(例えば、CCDカメラ)を設けたもので、トラクタ操縦席近傍に設置したモニタ画面に溝5を写し出し、この画面に基づいて操縦者がトラクタを操縦して、作物条Aに対する条間除草部(農作業機の作業部)8の横方向位置を一定に維持し、条間除草部(作業機の作業部)8を作物条Aに追従させるようにしている。
【0014】
また、溝検出カメラ13により、溝5と中耕除草機(農作業機)6の横方向相対位置を検出し、後述する制御装置により、作物条Aに対する条間除草部(農作業機の作業部)8の横方向位置を一定に維持しつつ、作物条Aに追従させるように制御してもよい。
【0015】
図8(a)〜(c)に示すように、上記溝検出装置10(図示せず)を備えた中耕除草機(農作業機)16(a)は、前部に設けられたトラクタ三点リンク連結用フレーム17に対して、中耕除草機の条間除草部16aを、摺動支持部19を介して左右方向に摺動可能に支持している。トラクタ三点リンク連結用フレーム17と条間除草部16aとの間に、油圧シリンダ18が介装されて制御装置を構成し、この油圧シリンダ18の伸縮作動により条間除草部16aは左右に移動する。上記溝検出装置10のポテンショメータ14かリミットスイッチ15の出力部と、油圧シリンダ18の制御バルブとを連動連結することにより、条間除草部16aを自動制御して溝5(作物条A)に沿って移動させ、精度のよい中耕除草作業を行うことができる。条間除草部16aの左右への移動状態を(b)及び(c)に示す。
【0016】
図9に示す制御装置の第二実施例のものは、中耕除草機(農作業機)20を多数の中耕爪を持つ条間除草部20aと一対の株間除草爪を持つ株間除草部20bで構成し、これら条間除草部20a及び株間除草部20bを縦横のリンクアーム21により支持し、リンクアーム21と本体フレームとの間に油圧シリンダ18aを介装している。そして、油圧シリンダ18aの伸縮作動により各条間除草部20a及び株間除草部20bを左右方向に移動させるようにしている。この第二実施例の制御装置においても、上記溝検出装置10のポテンショメータ14かリミットスイッチ15の出力部と、油圧シリンダ18aの制御バルブとを連動・連結することにより、条間除草部20a及び株間除草部20bを自動制御して溝5(作物条A)に沿って移動させ、精度のよい中耕除草作業を行うことができる。
【0017】
なお、中耕除草を2回以上行う場合は、図1及び図2に示す作溝器3を中耕除草機6,16,20に取付け、最終回を除く中耕除草時に作物条A,Aの中間にも連続した溝5を付ける。
【0018】
次に、上記のような農作業機における作物条追従方法及び装置の動作について説明する。
【0019】
図1及び図2に示すロータリシーダにおいては、ロータリ耕うん機1により圃場を耕うん整地した跡に、播種機2,2によって播種覆土作業が行われる。この播種機2,2の播種作業と同時に、播種機2,2の中間位置に作溝器3により連続した溝5が形成される。作溝器3は作溝器駆動用油圧ポンプ4及び油圧配管、またはロータリ耕うん機1の駆動軸により駆動回転するので、はっきりとした連続した溝5を形成する。
【0020】
播種機2,2によって播種された種子が発芽・成長して作物条Aとなったときに、該作物条Aに対し中耕除草のような管理作業が行われる。中耕除草は図3,図4,図8,図9に示されている中耕除草機6、16、20等が使用される。例えば中耕除草機6においては、作物条A,A間の畝溝を条間除草部8によって中耕除草するが、条間除草部8は、溝検出装置10のポテンショメータ14あるいはリミットスイッチ15によって検出された角度によって、油圧シリンダ18aの制御バルブを制御し、油圧シリンダ18または18aを伸縮作動させて作業部8,16a,20を左右に移動させ、作物条Aに追従させる。従って、作業部8,16a,20は自動的に作物条Aに追従して、精度のよい中耕除草作業を行うことができる。なお、中耕除草を2回以上行う場合は、図1及び図2に示す作溝器3を中耕除草機に取付け、最終回を除く中耕除草時にも、作物条A,Aの中間に溝5を付ける。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の農作業機における作物条追従方法によれば、請求項1の構成を有することにより、以下の作用効果を奏することができる。
【0022】
1)操舵にさほど気をつけなくても作物を傷つけることがないため、農作業の精神的な労働負担を減少させることができる。
2)中耕除草作業に適用した場合には、条間除草部で作物を損傷させる恐れがなくなるため、中耕除草機の条間除草部の作用幅を広くすることができ、条間の除草性能を向上させることができる。
3)中耕除草作業に適用した場合には、中耕除草機の株間除草部の作用位置を作物条の中心に合わせることができ、株間の除草性能を向上させるとともに作物損傷を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作溝器を装備した農作業機(ロータリシーダ)の平面図である。
【図2】作溝器によりセンシング用の連続した溝を形成する状態の斜視図である。
【図3】本発明による溝検出装置(検出アーム)を備えた中耕除草機(農作業機)の第1実施例の側面図である。
【図4】本発明による溝検出装置(カメラ)を備えた中耕除草機(農作業機)の第2実施例の側面図である。
【図5】本発明の溝検出装置の第1実施例(検出アーム)による溝検出状態の斜視図である。
【図6】溝検出装置の第1実施例(ポテンショメータ)の部分斜視図である。
【図7】溝検出装置の第2実施例(リミットスイッチ)の部分斜視図である。
【図8】本発明による農作業機全体が横移動する第一実施例の制御装置を備えた農作業機(中耕除草機)の平面図(a)、農作業機の作業部全体を左側に移動させた状態の部分平面図(b)、農作業機の作業部全体を右側に移動させた状態の部分平面図(c)である。
【図9】本発明による作業部のみが横移動する制御装置の第二実施例を備えた農作業機(中耕除草機)の平面図である。
【符号の説明】
1 ロータリ耕うん機
2 播種機
3 作溝器
4 作溝器駆動用油圧ポンプ
5 連続した溝
6,16,20 農作業機(中耕除草機)
7 連結部
8,16a,20a 農作業機の作業部(条間除草部)
9 ゲージホィール
10 溝検出装置
11 検出アーム支持ロッド 11a 回動支持部 11b 操作子 11c溝検出装置取付板
12 検出アーム 12a 検出アーム尾輪
13 溝検出カメラ(CCDカメラ)
14 角度検出センサ(ポテンショメータ)
15 リミットスイッチ
17 トラクタ三点リンク連結用フレーム
18,18a 油圧シリンダ
19 摺動支持部
20b 農作業機の作業部(株間除草部)
21 リンクアーム
A 作物条
Claims (1)
- 播種時または苗移植時に、作物条と平行に連続した溝を付けておき、この溝と農作業機との横方向相対位置を管理作業時に検出することにより、農作業機の作業部を作物条に追従させるように制御し、作物条に対する作業部の横方向位置を一定に維持しつつ管理作業を行うことを特徴とする農作業機における作物条追従方法。
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