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JP3864128B2 - ソフトウェア開発進捗管理方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ソフトウェアの開発進捗を、詳細な作業項目の実行確認と作業生産物を元に、客観的指標で定量的かつ機械的に管理するソフトウェア開発進捗管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ソフトウェアの開発進捗管理は、非常に目の粗い作業項目に対する完了割合の報告、もしくは、ある程度まとまった形の成果物が完成したか否かの確認で行うしかなく、適切な管理を行えていなかった。
目の粗い作業項目に対する完了割合の報告では、作業の完了割合は報告者の主観によるものであり、個人によって割合の捉え方が異なり、完了割合と進捗を単純に比較することができず、作業期間の途中では進捗の実体を掴むことができなかった。また、作業期間中の具体的な作業内容も作業過程も確認することができないため、ある程度まとまった作業項目が単に完了したか否かという確認に留まっていた。
同様に、ある程度まとまった形の成果物による確認では、完成したかどうかの確認しか行えず、具体的な作業内容も作業過程も確認することができないという問題があった。
つまり、従来のソフトウェア開発進捗管理方法では、大きな単位での0(無)か1(完成)かの確認しか行っていなかったため、適切な進捗管理ができていなかった。また、進捗が遅れている場合の問題点を把握することが困難なため対策を打ち出し難いという問題もあった。
このため、例えば、特許文献1の「ソフトウェア開発進捗管理装置」においては、目の粗い作業項目に対する進捗報告の問題点を解決する装置について書かれている。これによると、それぞれの作業項目に対する作業工程と作業工程毎の作業負荷値を設定し、作業工程別に作業が完了したか否かを記録することにより、負荷値に基づいた実績進捗率を算出している。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−141730号公報(第3〜5頁、図2〜4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の装置では、作業工程ごとに負荷があるため、ある程度の作業と進捗は把握できるが、詳細な進捗は確認できない。例えば、負荷0.1の工程と負荷0.5の工程があった場合に、負荷0.1の工程に1週間、負荷0.5の工程に5週間かかるとすれば、負荷0.1の工程の進捗は、1週間後に報告されるが、負荷0.5の工程の進捗は、5週間後にしか把握できない可能性もあり、5週間の間の進捗は全く見えないことになってしまう。また、作業工程ごとに負荷値を設定しなければならず、負荷値の設定を誤ると適切な結果が得られない。また、担当者のスキルによって負荷も異なるはずであり、新規開発や、担当者に合わせた木目細かな負荷の設定が困難である。また、従来装置では作業工程の完了判断は完了報告のみであり、作業が完了していることの客観的な確認は行えない。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ソフトウェア開発に係わる、ある作業が0(無)から1(完了)になるまでの作業内容、作業過程、および進捗を確認することができるソフトウェア開発進捗管理方式を得ることを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるソフトウェア開発進捗管理方式においては、ソフトウェア開発に要する作業項目のスケジュールを作成するマスタスケジュール作成手段、作業項目が1日〜数日単位のワークに細分化された各ワークについてスケジュールを作成する詳細スケジュール作成手段、この詳細スケジュール作成手段によって作成された各ワークについてのスケジュールを記憶する詳細スケジュール記憶部、各ワークのいずれかが完了したとき、この完了したワークによって作成された作業生産物を登録する作業生産物登録手段、この作業生産物登録手段によって登録された作業生産物を記憶する作業生産物記憶部、作業生産物登録手段による作業生産物の登録によりワークの完了を判定して詳細スケジュール記憶部に登録する作業完了判定部、詳細スケジュール記憶部を参照して作業項目が細分化された全ワーク数に対する作業完了判定部によって完了が判定された完了ワーク数作業項目の進捗度として計算する進捗計算部を備えたものである。
【0007】
また、作業項目毎に担当者を設定する担当者設定手段と、ワークの実績作業時間を登録する作業時間登録手段と、この作業時間登録手段によって登録されたワークの実績作業時間を基にして作業項目の実績作業時間合計を計算する作業時間計算部を備え、詳細スケジュール作成手段は、担当者毎にワークのスケジュールを作成すると共に、作業時間登録手段は、ワークの実績作業時間の登録を担当者毎に行うものである。
【0008】
さらに、進捗計算部によって計算された作業項目の進捗度及び作業時間計算部によって計算された作業項目の実績作業時間合計を記憶する記憶部を備え、記憶部には、作業項目の進捗度及び作業項目の実績作業時間合計に対応する過去のデータが記憶され、記憶部に記憶された過去のデータと作業項目の進捗度及び作業項目の実績作業時間合計が比較されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるソフトウェア開発進捗管理方式の概略構成を示す図である。
図1において、1はマスタスケジュールを作成するマスタースケジュール作成手段、2はマスタースケジュール作成手段1によって作成されたマスタスケジュールを記憶するマスタースケジュール記憶部、3は詳細スケジュールを作成する詳細スケジュール作成手段、4は詳細スケジュール作成手段3によって作成された詳細スケジュールを記憶する詳細スケジュール記憶部である。5は作業生産物(エビデンス)が登録されたとき、作業が完了したと判定する作業完了判定部、6は作業生産物(エビデンス)を登録する作業生産物登録手段、7は作業生産物登録手段6によって登録された作業生産物を記憶する作業生産物記憶部、8は詳細スケジュールに登録された全ワーク数と完了ワーク数の合計から進捗を計算し、マスタスケジュールに登録する進捗計算部である。
【0010】
図2は、この発明の実施の形態1によるソフトウェア開発進捗管理方式の具体例を示す図であり、マスタースケジュールと詳細スケジュールの例を示している。
図2において、19はマスタースケジュール、20はマスタスケジュール19を構成する作業項目(タスク)で、この作業項目20によりマスタスケジュールが作成されている。22は各作業項目20の作業スケジュール、23は作業項目の進捗、24は作業項目の成果物(アウトプット)、25は作業項目毎に作成された詳細スケジュール、26は作業項目Aの作業担当者、27は作業項目Aの細分化された作業(ワーク)、28は作業27の作業スケジュール、29は各作業27の実績作業時間、30は作業27の作業生産物(エビデンス)、31は作業27の完了で、○が完了を示している。32は作業27の全ワーク数、33は完了31の数である完了ワーク数の合計、34は実績作業時間合計、35は作業aの生産物a、36は作業aである。
なお、成果物24は、例えば、システム要求仕様書、システム方式設計書などの一纏まりの仕様書のことであり、作業生産物30は、例えば、システム要求仕様書を作成するための、各作業ごとに発生する結果(調査対象一覧、調査結果、調査結果の分析結果、要求整理、前提条件/制約条件、解決策、システム化範囲検討結果など)や、仕様書のレビューという作業に関して発生する、レビュー議事録、是正記録一覧などの結果のことである。
【0011】
次に、動作について説明する。
マスタースケジュール作成手段1において、ソフトウェア開発に必要な作業項目(以下タスク)20と、それぞれの作業スケジュール22を作成し、マスタースケジュール記憶部2に記録する。
次に、詳細スケジュール作成手段3において、マスタースケジュール19に従い、タスク20ごとの詳細スケジュール25を作成し、詳細スケジュール記憶部4に記録する。まず、タスク20の実現に必要な作業(以下ワーク)27と、それぞれの作業スケジュール28を1日から数日単位で作成する。例えば、詳細スケジュール25では作業スケジュールを最長7日間としている。それぞれのワーク27が完了すると、作業生産物登録手段6において、作業生産物記憶部7に作業生産物(以下エビデンス)30を登録する。
作業完了判定部5は、エビデンス30が登録されるとワーク27が完了したと判定する。例えば、作業a36に対するエビデンス30として生産物a35が登録されると、作業完了判定部5は、作業a36が完了したと判定し、完了31を登録する。
【0012】
これを、上記の具体的な成果物24及び作業生産物30を用いて説明すると、作業項目(タスク)の「システム要求事項の分析」に対して、成果物の「システム要求仕様書」を計画する。タスクの「システム要求事項の分析に対する詳細スケジュールとして、各作業(ワーク)の「調査対象の洗い出し」、「調査の実施」、「調査結果の分析」などを計画し、作業生産物30の「調査対象一覧」、「調査結果」、「調査結果の分析結果」などを計画する。
作業完了判定部5は、「調査対象一覧」が登録されることにより、作業の「調査対象の洗い出し」が完了したと判断する。成果物24の「システム要求仕様書」は、作業生産物30の集合により完成される。
次に、進捗計算部8は、詳細スケジュール25に登録された全ワーク数32と、完了ワーク数の合計33から、「完了ワーク数の合計33/全ワーク数32」の算式にしたがって進捗23(進捗度)を計算し、マスタースケジュールに登録する。
【0013】
このように、実施の形態1は、ソフトウェア開発進捗管理について、作業項目(タスク)を1日から数日単位の作業(ワーク)にまでブレークダウンした詳細スケジュールを作成し、ワークごとに完了報告を行う。進捗の確認は、タスクごとに完了ワーク数/計画ワーク数を計算した値で行う。これにより、作業項目完了までの作業内容、および工数を1日から数日単位で把握することができ、適切な進捗管理が行える。
また、ワークの完了を確認するために、ワークごとに発生した作業生産物(エビデンス)を記録する。作業項目を細かくすることにより、進捗遅れに対する問題点を把握することが可能になり、問題に対する対策が取りやすくなる。
なお、この発明のソフトウェア開発進捗管理方式は、コンピュータ等の一種の情報処理装置で構成されている。
【0014】
実施の形態1によれば、以上のように、1日から数日の細かさで作業内容、作業の過程、作業が完了したか否かを確認でき、かつ登録されたエビデンスにより作業の完了を客観的に把握することが可能になり、木目細かな作業のコントロールや適切なリソース配置が可能になる。
【0015】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるソフトウェア開発進捗管理方式の概略構成を示す図である。
図3において、1〜8は図1におけるものと同一のものである。9は成果物を登録する成果物登録手段、10は成果物登録手段9によって登録された成果物を記憶する成果物記憶部である。11は作業項目毎に担当者を設定する担当者設定手段、12は担当者が予め登録された担当者一覧記憶部、13は担当者一覧記憶部12に担当者を登録する担当者登録手段、14はタスク20となり得る作業項目が登録された作業項目一覧記憶部、15は作業項目一覧記憶部14に作業項目を登録する作業項目登録手段、16はワーク27の実績作業時間を登録する作業時間登録手段、17はタスク毎の実績作業時間合計34を計算する作業時間計算部である。
【0016】
次に、動作について図3を用い、図2を援用して説明する。
実施の形態2は、実施の形態1に加えて、タスク20ごとに作業担当者26を設定する。あらかじめ、担当者登録手段13を用いて、担当者一覧記憶部12に担当者を登録しておき、マスタースケジュール作成時に各タスク20に作業担当者26を設定する。各作業担当者26毎に、設定されたタスク20の各ワーク27について、作業スケジュール28を作成し、各ワーク27毎にエビデンス30の登録を行う。
さらに、タスク20を選択して設定する。あらかじめ、作業項目登録手段15を用いて、タスク20となり得る項目を、作業項目一覧記憶部14に登録する。マスタースケジュール作成時に作業項目一覧記憶部14より選択してタスク20を設定する。
また、タスク20ごとに成果物(以下アウトプット)24を登録する。成果物登録手段9を用いて成果物記憶部10にアウトプット24を登録する。
なお、作業時間登録手段16を用いて、担当者毎にワーク27の実績作業時間29を登録する。作業時間計算部17は、タスク20ごとの実績作業時間合計34を計算し、マスタースケジュールに登録する。
このように、実施の形態2は、ソフトウェア開発進捗管理について、作業項目(タスク)を作業担当者個人の1日から数日単位の作業(ワーク)にまでブレークダウンした詳細スケジュールを作成し、ワークごとに実際の作業時間、およびワークの完了報告を行う。これにより、作業項目完了までの作業内容、作業担当者、および工数を1日から数日単位で把握することができ、適切な進捗管理が行える。
【0017】
実施の形態2によれば、進捗を表す最小の単位であるワークは、作業担当者に合わせて計画することができるため、作業に付随した負荷設定で発生する報告と実際の進捗の間にある作業担当者のスキルによる差を取り除くことができる。
また、作業時間を登録することにより、作業時間の管理を行うことも可能になり、作業担当者の負荷状況の確認も可能になる。
【0018】
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3によるソフトウェア開発進捗管理の流れを示すフローチャートである。
以下、図4について説明する。
まず、スケジュール作成の流れを以下に説明する。
プロジェクトリーダー37が、マスタースケジュール作成40を行い、記憶部39に記録する。このマスタースケジュール作成40の際は、記憶部39より過去のスケジュールを呼び出し参考にすることも可能である。作業担当者38は、記憶部39に記録されたマスタースケジュールに基づき、詳細スケジュール作成41を行う。このとき、マスタスケジュールとの整合チェック47を行う。
【0019】
次に、実績報告/進捗確認の流れを以下に説明する。
作業担当者38が、記憶部39に記録した詳細スケジュールに基づき、実績報告43し、記憶部39に記録する。同時に作業生産物(エビデンス)登録44し、記憶部39に記録する。次に、記憶部39において作業生産物(エビデンス)の有無を確認し、作業完了判定45を行い、作業が完了したかどうかを記憶部39に記録する。また、記憶部39の情報から進捗/作業時間計算46を行い、過去データと比較48し、その結果を記憶部39に記録する。
プロジェクトリーダー37は、記憶部39の情報から進捗確認42し、過去データと比較48した結果から、対策が必要であるかどうかを判断し、対策が必要な場合は、対策検討49し、それに基づいたマスタースケジュール変更50を行う。
【0020】
実施の形態3によれば、プロジェクトリーダーは、過去データと比較することにより、対策の必要性を判断することが可能になる。
【0021】
実施の形態4.
図5は、従来とこの発明のソフトウェア開発進捗管理方法の違いを示す図であり、従来の管理方法と新しい管理方法を記載している。ここで、新しい管理方法は、従来の管理方法の大工程Aのみを示している。
図5において、52は2ヵ月後、53は2ヵ月後52に報告された進捗、54は成果物A、57は作業完了、58は作業A−b、59は作業A−cである。
従来の管理方法では、2ヶ月後52での進捗が「オンタイム」なのか「遅れている」かは判るが、2ヵ月後52に報告された進捗53からでは、その進捗の妥当性、問題点、完了予定が明確ではない。例えば、「60%」という報告がされた場合は、全工程2ヶ月の計画について、60日で60%完了したことは分かるが、何が問題であるのかは不明である。また、40%が40日で終わるかどうかの判断をすることもできない。
【0022】
しかしながら、新しい管理方法では、2ヵ月後52での進捗は、全8作業中5作業完了57しており66%の進捗であることが分かる。また、遅れの原因は、作業A−b58、作業A−c59の計画ミス(それぞれ2作業、3作業に分けるべき、もしくは不適切な担当者に割当てた等)であることが分かる。作業A−fについては、報告は100であるが、エビデンスが登録されていないため、未完となっている。この時点の判断として、残り3項目の完了予定は、計画ミスがなければ「21日後」であることが分かる。
【0023】
実施の形態4によれば、プロジェクトリーダーは、計画の進度だけでなく、計画の問題点を明らかにし、判断することが可能になる。
【0024】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
ソフトウェア開発に要する作業項目のスケジュールを作成するマスタスケジュール作成手段、作業項目が1日〜数日単位のワークに細分化された各ワークについてスケジュールを作成する詳細スケジュール作成手段、この詳細スケジュール作成手段によって作成された各ワークについてのスケジュールを記憶する詳細スケジュール記憶部、各ワークのいずれかが完了したとき、この完了したワークによって作成された作業生産物を登録する作業生産物登録手段、この作業生産物登録手段によって登録された作業生産物を記憶する作業生産物記憶部、作業生産物登録手段による作業生産物の登録によりワークの完了を判定して詳細スケジュール記憶部に登録する作業完了判定部、詳細スケジュール記憶部を参照して作業項目が細分化された全ワーク数に対する作業完了判定部によって完了が判定された完了ワーク数作業項目の進捗度として計算する進捗計算部を備えたので、作業項目について1日〜数日の細かさで作業内容、作業の過程、作業が完了したか否かを確認することで適切な進捗管理ができ、かつ登録された作業生産物により作業の完了を客観的に把握することができる。
【0025】
また、作業項目毎に担当者を設定する担当者設定手段と、ワークの実績作業時間を登録する作業時間登録手段と、この作業時間登録手段によって登録されたワークの実績作業時間を基にして作業項目の実績作業時間合計を計算する作業時間計算部を備え、詳細スケジュール作成手段は、担当者毎にワークのスケジュールを作成すると共に、作業時間登録手段は、ワークの実績作業時間の登録を担当者毎に行うので、ワークを作業担当者に合わせて計画することができ、担当者毎の作業時間の管理を行うことができる。
【0026】
さらに、進捗計算部によって計算された作業項目の進捗度及び作業時間計算部によって計算された作業項目の実績作業時間合計を記憶する記憶部を備え、記憶部には、作業項目の進捗度及び作業項目の実績作業時間合計に対応する過去のデータが記憶され、記憶部に記憶された過去のデータと作業項目の進捗度及び作業項目の実績作業時間合計が比較されるので、過去データと比較することにより、対策の必要性を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア開発進捗管理方式の概略構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア開発進捗管理方式の具体例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるソフトウェア開発進捗管理方式の概略構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるソフトウェア開発進捗管理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 従来とこの発明のソフトウェア開発進捗管理方法の違いを示す図である。
【符号の説明】
1 マスタースケジュール作成手段、2 マスタースケジュール記憶部、
3 詳細スケジュール作成手段、4 詳細スケジュール記憶部、
5 作業完了判定部、6 作業生産物登録手段、7 作業生産物記憶部、
8 進捗計算部、9 成果物登録手段、10 成果物記憶部、
12 担当者一覧記憶部、13 担当者登録手段、14 作業項目一覧記憶部、
15 作業項目登録手段、16 作業時間登録手段、17 作業時間計算部、
19 マスタースケジュール、20 作業項目(タスク)、
22 作業スケジュール、23 進捗、24 成果物(アウトプット)、
25 詳細スケジュール、26 作業担当者、27 作業(ワーク)、
28 作業スケジュール、29 実績作業時間、
30 作業生産物(エビデンス)、31 完了、32 全ワーク数、
33 完了ワーク数の合計、34 実績作業時間合計、35 生産物a、
36 作業a、37 プロジェクトリーダー、38 作業担当者、
39 データ記憶部、40 マスタースケジュール作成、
41 詳細スケジュール作成、42 進捗確認、43 実績報告、
44 作業生産物(エビデンス)登録、45 作業完了判定、
46 進捗/作業時間計算、47 整合性チェック、48 過去データと比較、
49 対策検討、50 マスタースケジュール変更、
52 2ヵ月後、53 報告された進捗、54 成果物A、
57 作業完了、58 作業A−b、59 作業A−c。

Claims (3)

  1. ソフトウェア開発に要する作業項目のスケジュールを作成するマスタスケジュール作成手段、上記作業項目が1日〜数日単位のワークに細分化された各ワークについてスケジュールを作成する詳細スケジュール作成手段、この詳細スケジュール作成手段によって作成された各ワークについてのスケジュールを記憶する詳細スケジュール記憶部、上記ワークのいずれかが完了したとき、この完了したワークによって作成された作業生産物を登録する作業生産物登録手段、この作業生産物登録手段によって登録された作業生産物を記憶する作業生産物記憶部、上記作業生産物登録手段による上記作業生産物の登録により上記ワークの完了を判定して上記詳細スケジュール記憶部に登録する作業完了判定部、上記詳細スケジュール記憶部を参照して上記作業項目が細分化された全ワーク数に対する上記作業完了判定部によって完了が判定された完了ワーク数上記作業項目の進捗度として計算する進捗計算部を備えたことを特徴とするソフトウェア開発進捗管理方式。
  2. 上記作業項目毎に担当者を設定する担当者設定手段、上記ワークの実績作業時間を登録する作業時間登録手段、この作業時間登録手段によって登録された上記ワークの実績作業時間を基にして上記作業項目の実績作業時間合計を計算する作業時間計算部を備え、上記詳細スケジュール作成手段は、上記担当者毎にワークのスケジュールを作成すると共に、上記作業時間登録手段は、上記ワークの実績作業時間の登録を上記担当者毎に行うことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア開発進捗管理方式。
  3. 上記進捗計算部によって計算された作業項目の進捗度及び上記作業時間計算部によって計算された作業項目の実績作業時間合計を記憶する記憶部を備え、上記記憶部には、上記作業項目の進捗度及び上記作業項目の実績作業時間合計に対応する過去のデータが記憶され、上記記憶部に記憶された過去のデータと上記作業項目の進捗度及び上記作業項目の実績作業時間合計が比較されることを特徴とする請求項2記載のソフトウェア開発進捗管理方式。
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