JP3862944B2 - プラグインユニット挿抜機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は通信装置などの電子機器ユニットを構成するサブラック及びこれに挿抜される電子回路部品を実装したプリント基板からなるプラグインユニットに係り、特にサブラックに対してプラグインユニットを挿抜するプラグインユニット挿抜機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来のサブラックの構成を示す斜視図である。図において、101は天板部、102は底板部、103は側板部、104は天板部101及び底板部102の前方側に設けられたフロントレール、105は天板部101及び底板部102にそれぞれ横断するように設けられた中間レール、106は両端部がそれぞれフロントレール104の上面部及び中間レール105の上面部に載置するように取り付けられたガイドレール、107はプラグインユニットの挿入位置を決定するための位置決め孔である。
【0003】
図12はプラグインユニットが一部収容されたサブラックを示す斜視図である。図において、111はプラグインユニットを収容した際にサブラックの開口を被覆するフロントパネル、112はフロントパネル111に付設されてプラグインユニットを挿入及び抜き出すのに用いられるハンドルである。112aはハンドル112の回転操作時に操作されるレバー部である。また、図13はサブラックに収容されるプラグインユニットの構成を示す側面図である。図において、120はプラグインユニット、121はプラグインユニット120を構成するプリント基板、122はプリント基板121に付設されてサブラック後部に設けられたバックプレーン上のコネクタにプラグイン方式で接合可能なコネクタ、123はフロントパネル111を位置決めするために位置決め孔107に挿入されるガイドピン、124はプリント基板121又はフロントパネル111に連結されたハンドル支持部、125はハンドル112又はハンドル支持部124に固定されてハンドル支持部124に対するハンドル112の回転を可能とするピンである。なお、図12と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0004】
図14はサブラックに対してプラグインユニットを挿抜するプラグインユニット挿抜機構を示す図である。図において、131はハンドル112の第1係合爪部、132はハンドル112の第2係合爪部、133はフロントレール104に形成された第1係合部、134はフロントレール104に形成された第2係合部である。なお、図11から図13までと同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0005】
次に動作について説明する。
プリント基板121を備えたプラグインユニット120をサブラックに挿入する際には、ガイドレール106に形成された溝部に沿ってプリント基板121をスライド移動させ、プラグインユニット120に設けられたガイドピン123をフロントレール104に形成された位置決め孔107に挿入して、フロントレール104に対するフロントパネル111の位置決めを行う。次にハンドル112の第1係合爪部131をフロントレール104の第1係合部133に係合させた状態でハンドル112のレバー部112aを図14中の矢印Aの方向に向けて回転させ、プリント基板121のコネクタ122をバックプレーンに接合し、プラグインユニット120の挿入を完了する。
【0006】
サブラックからプラグインユニット120を抜き出す際には、ハンドル112の第2係合爪部132をフロントレール104の第2係合部134に係合させた状態でハンドル112のレバー部112aを図14中の矢印Bの方向に向けて回転させ、プリント基板121のコネクタ122をバックプレーンから離脱させる。次にガイドレール106に形成された溝部に沿ってプリント基板121を引き出して、プラグインユニット120をサブラックから抜き出す。
【0007】
しかしながら、上記のようなプラグインユニット挿抜機構では、ハンドル112のレバー部112aの長さが固定されているため、コネクタの多ピン化などにともなって挿抜力を要するプラグインユニットに対して十分な挿抜力を与えることができない。
また、挿抜力を要するプラグインユニットに対応できるようにハンドル112のレバー部112aの長さを長くすると、レバー部によってフロントパネル111の実装領域を狭められてしまう。
さらに、サブラックにプラグインユニット120を装着した状態で誤ってハンドル112のレバー部112aを図14中の矢印B方向に回転させてしまうと、プラグインユニットが不用意にサブラックから抜き出てしまう可能性があった。
【0008】
上記のような不具合を解決するプラグインユニット挿抜機構として、特開2000−91770号公報に開示されるものがある。
図15は特開2000−91770号公報に開示される従来のプラグインユニット挿抜機構(以下、従来例1と称する)の構成を示す側面図である。図において、221はプラグインユニット挿抜具、222はサブラックに対してプラグインユニットを挿抜する際に回転操作されるレバー、222Aはレバー222を構成するスライド部であり、本体部223の筒部223Aに挿入される。222Bはレバー222の挿抜作用部で、上記回転操作において回転力を作用させる構成部である。223はレバー222のスライド部222Aを挿入する筒部223Aを有する本体部、223AAは本体部223に設けた第1係合部、223BAは本体部223に設けた第2係合部、228はレバー222及び本体部223を含めた構成部をプラグインユニットの挿抜方向に回転させるピン241を挿入する中心孔、231はプラグインユニットを構成するプリント基板、233はサブラックにおけるプラグインユニット挿抜具221の配置される箇所の床面に垂設された突片である。
【0009】
次に動作について説明する。
プリント基板231を備えたプラグインユニットをサブラックに挿入する際には、上述したものと同様にガイドレールに形成された溝部に沿って矢印251方向にプリント基板231をスライド移動させる。次に、レバー222の長さが延長される方向にスライド部222Aを本体部223の筒部223Aからスライドさせて、中心孔228及びピン241からなる回転軸を中心にプラグインユニット挿抜具221のレバー222の挿抜作用部222Bに矢印252方向の回転力を与えて回転させる。このとき、本体部223の第2係合部223BAがサブラックの突片233に係合して、上記回転力が矢印251方向の力としてプリント基板231に伝達される。これにより、プラグインユニットのプリント基板231が矢印251方向に移動してプラグインユニットがサブラックに挿入される。
このあと、レバー222をプリント基板231側に回動させた状態で、スライド部222Aを下方にスライドさせると、筒部223Aの下端からスライド部222Aが突出して突片233のプリント基板231と反対側面に当接する。これにより、プラグインユニット挿抜具221の回転がロックされる。以上でプラグインユニットの挿入動作が完了する。
【0010】
サブラックからプラグインユニットを抜き出す際には、レバー222の長さが延長される方向にスライド部222Aを本体部223の筒部223Aからスライドさせて、中心孔228及びピン241からなる回転軸を中心にプラグインユニット挿抜具221のレバー222の挿抜作用部222Bに矢印253方向の回転力を与えて回転させる。このとき、本体部223の第1係合部223AAがサブラックの突片233に係合して、上記回転力が矢印254方向の力としてプリント基板231に伝達される。これにより、プラグインユニットのプリント基板231が矢印254方向に移動して、プラグインユニットがサブラックから抜き出される。
【0011】
このように、本体部223の筒部223Aにてスライド部222Aをスライドさせることで、レバー222の長さを適宜変更することができることから、コネクタの多ピン化などにともなって挿抜力を要するプラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることができ、レバー222の長さが可変であるのでフロントパネルの実装領域が狭められてしまうこともない。
【0012】
また、上記の他に実公平6−21273号公報に開示されるものがある。
図16は実公平6−21273号公報に開示される従来のプラグインユニット挿抜機構(以下、従来例2と称する)の構成を示す側面図である。図において、302はてこ式レバー321の操作部321aに係合し、てこ式レバー321の長さを実質的に延長する延長レバー、303はてこ式レバー321をプリント基板310の前端下部に取り付けるための取付部、303bは取付部303に設けられ、てこ式レバー321をプラグインユニットの挿抜方向に回転させる回転軸、304は取付部303に設けた第1係合爪部、305は取付部303に設けた第2係合爪部、310はプラグインユニットを構成するプリント基板、311はサブラックの前方側に設けられたフロントレール、311aはフロントレール311に設けた係合部、321は取付部303、操作部321a、及び延長レバー302からなるてこ式レバー、321aは延長レバー302を進退自在に挿入する操作部である。
【0013】
次に動作について説明する。
プリント基板310を備えたプラグインユニットをサブラックに挿入する際には、上述したものと同様にガイドレールに形成された溝部に沿ってプリント基板310をスライド移動させる。次に、てこ式レバー321の長さが延長する方向に延長レバー302を操作部321a上でスライドさせて、回転軸303bを中心にプラグインユニットの挿入方向に回転させる。このとき、取付部303の第1係合爪部304がフロントレール311の係合部311aに係合して、上記回転力がプラグインユニットの挿入方向の力としてプリント基板310に伝達される。これにより、プリント基板310がプラグインユニットの挿入方向に移動して、プラグインユニットがサブラックに挿入される。
このあと、図16中の矢印Bの反対方向に延長レバー302を操作部321a上でスライドさせて、延長レバー302のプリント基板310側端部を取付部303とプリント基板310の角までの長さRを半径とした円周内に移動させる。これにより、延長レバー302のプリント基板310側端部と取付部303及びプリント基板310の角とが当接して、てこ式レバー321の回転がロックされる。以上でプラグインユニットの挿入動作が完了する。
【0014】
サブラックからプラグインユニットを抜き出す際には、てこ式レバー321の長さが延長される方向に延長レバー302を操作部321a上でスライドさせて、回転軸303bを中心にプラグインユニットの抜き出し方向に回転させる。このとき、取付部303の第2係合爪部305がフロントレール311の係合部311aに係合して、上記回転力がプラグインユニットの抜き出し方向の力としてプリント基板310に伝達される。これにより、プラグインユニットのプリント基板310がプラグインユニットの抜き出し方向に移動して、プラグインユニットがサブラックから抜き出される。
【0015】
このようにすることで、上記従来例1と同様の効果を奏すると共に、延長レバー302を収縮位置に押し下げたとき、てこ式レバー321の回転がロックされることから、プラグインユニットが不用意にサブラックから抜き出てしまうことを防止することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプラグインユニット挿抜機構は以上のように構成されているので、従来例1では、筒部223Aの下端からスライド部222Aを突出させて突片233のプリント基板231と反対側面上に当接させることによって回転をロックすることから、プラグインユニット挿抜具221の回転支点より下方にロック機構を設けねばならず、不可避的にサブラックの開口周辺におけるプラグインユニット挿抜機構のサイズが大きくなって小型化に制約があるという課題があった。
【0017】
また、従来例2では、延長レバー302のプリント基板310側端部を取付部303とプリント基板310の角までの長さRを半径とした円周内に移動させることでてこ式レバー321の回転をロックするために、延長レバー302のプリント基板310への当接部は、原理的に回転軸303bの近傍に配置しなくてはならず、ロック時にてこ式レバー321に少しでも外力が加わると、てこの原理で延長レバー302のプリント基板310への当接部に過大な力がかかり、破損しやすいという課題があった。
さらに、プリント基板310の端面の仕上がり精度及び回転軸303bとの相対位置精度を上げなければロック機能を実現できないという課題もあった。
【0018】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、挿抜力を要するプラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることができるように、レバー部の実質的な長さを変更することができ、さらに、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネルの実装領域を狭めることない上に、外力が加わっても容易に破損することがなく、又、プリント基板の高い製作精度を要求することがなく、小型化に対する制約のないロック機構を備えたプラグインユニット挿抜機構を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達する係合部とからなるハンドル部と、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、このハンドル延長スライド部及びフロントパネルに設けられて、収縮位置まで摺動したハンドル延長スライド部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるものである。
【0020】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、ロック部が、ハンドル延長スライド部に設けた嵌合凹部と、フロントパネルに設けられて嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部とからなり、ハンドル延長スライド部は、収縮位置まで摺動したときに嵌合凹部と嵌合凸部とによって嵌合固定されるものである。
【0021】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達する係合部とからなるハンドル部と、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、レバー部に設けられた係合凹部と、フロントパネルに設けられてレバー部をフロントパネル側に回動させたときに係合凹部に係合する係合凸部とを有し、収縮位置までハンドル延長スライド部を摺動させたときにレバー部に生じる応力を、係合凹部の開口径を狭める方向の力として係合凹部に伝達してレバー部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるものである。
【0022】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、係合凹部に対する係合動作が正常に完了したことを検出する検出部を係合凸部の外周に設けたものである。
【0023】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、ハンドル延長スライド部のフロントパネル側に凹所を設けたものである。
【0024】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、ロック部によるハンドル延長スライド部若しくはレバー部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えるものである。
【0025】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部と、レバー部に軸支されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動するハンドル延長回転部と、このハンドル延長回転部及びフロントパネルに設けられて、屈折位置に回動したハンドル延長回転部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるものである。
【0026】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、ロック部が、ハンドル延長回転部に設けた嵌合凸部と、フロントパネルに設けられて嵌合凸部を嵌合する嵌合凹部とからなり、ハンドル延長回転部は、屈折位置まで回動したときに嵌合凹部と嵌合凸部とによって嵌合固定されるものである。
【0027】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、ハンドル延長回転部が、レバー部に軸支された軸部と、この軸部に接続する板部とからなり、伸長位置における形状が平板状をなすものである。
【0028】
この発明に係るプラグインユニット挿抜機構は、ロック部によるハンドル延長回転部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)はハンドル部の延長時を示す側面図、(b)はハンドル部の収縮時を示す側面図、(c)はハンドル部のフロントパネルへの固定機構を示す斜視図である。図において、1はフロントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー(レバー部、ハンドル部)、2はフロントパネル3の端部に設けたレバー1を軸支するハンドル支持部(ハンドル部)であり、3はプラグインユニットを構成するプリント基板に設けられ、サブラックにプラグインユニットを収容した際にサブラックの開口を被覆するフロントパネルである。4はレバー1に進退自在に挿入されて、レバー1の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー1の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー1の長手方向に沿って摺動するハンドルスライド部(ハンドル延長スライド部)で、4aはハンドルスライド部4に設けたレバー1を挿入する挿入孔である。5はフロントパネル3に設けた嵌合凸部(ロック部)で、5aはハンドルスライド部4に設けた嵌合凸部5が嵌合する嵌合凹部(ロック部)である。また、レバー1、ハンドル支持部2、及び後述する係合爪部からプラグインユニットをサブラックに対して挿抜する際に使用されるハンドルが構成される。
【0030】
図2は実施の形態1によるプラグインユニット挿抜機構の挿抜動作を説明する図である。図において、6aはハンドルの第1係合爪部(係合部、ハンドル部)、6bはハンドルの第2係合爪部(係合部、ハンドル部)、7aはサブラックを構成する天板部及び底板部の前方側(サブラックの開口縁部)に設けられたフロントレールに形成された第1係合部(突出部)、7bはフロントレールに形成された第2係合部(突出部)である。なお、図1と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0031】
次に動作について説明する。
この実施の形態1で使用するサブラック及びプラグインユニット挿抜機構以外のプラグインユニットの構成は従来の技術で説明したものと同様であるので、重複する説明を省略し、従来の技術と同一構成要素には同一符号を付してプラグインユニットの挿抜動作の説明を行う。
プラグインユニットをサブラックに挿入する際には、図1(a)に示すように、ハンドルスライド部4をレバー1の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置に摺動させる。これにより、レバー1の長さが実質的に長くなる。このとき、ハンドルスライド部4の挿入孔4aはレバー1の径と略同一に形成しておき、挿入孔4aからレバー1が容易に抜け落ちないようにする。また、レバー1の先端部と挿入孔4aの奥部とに係止機構を設けてもよい。
次に、ガイドレール106に形成された溝部に沿ってプリント基板121をスライド移動させ、プラグインユニットに設けられたガイドピン123をフロントレール104に形成された位置決め孔107に挿入して、フロントレール104に対するフロントパネル3の位置決めを行う。次にハンドルの第1係合爪部6aをフロントレールの第1係合部7aに係合させた状態でハンドルのレバー1を図2中の矢印Aの方向に向けてハンドル支持部2を中心に回転させる。この回転力が第1係合爪部6aから第1係合部7aに挿入方向の力として伝達されてプリント基板121のコネクタ122がバックプレーンに接合され、プラグインユニットの挿入が完了する。このとき、レバー1はハンドルスライド部4によって実質的に長手方向の長さが長くなっているので、てこ方式で第1係合部7aに伝達される挿入方向の力が倍化される。
【0032】
プラグインユニットの挿入が完了すると、図1(b)のように、ハンドルスライド部4をレバー1の長手方向の長さに略一致する収縮位置までスライドさせる。このとき、図1(c)に示すように、ハンドルスライド部4に設けた嵌合凹部5aがフロントパネル3に設けた嵌合凸部5に嵌合して固定される。これにより、サブラックにプラグインユニットを装着した状態で、誤ってハンドルのレバー1を回転させてしまうことがなく、プラグインユニットが不用意にサブラックから抜き出てしまうことを防ぐことができる。
【0033】
サブラックからプラグインユニットを抜き出す際には、再びハンドルスライド部4を伸長位置までスライドさせて、ハンドルの第2係合爪部6bをフロントレールの第2係合部7bに係合させた状態でハンドルのレバー1を図2中の矢印Bの方向に向けてハンドル支持部2を中心に回転させる。この回転力が第2係合爪部6bから第2係合部7bに抜き出し方向の力として伝達されて、プリント基板121のコネクタ122をバックプレーンから離脱させる。次にガイドレール106に形成された溝部に沿ってプリント基板121を引き出して、プラグインユニットがサブラックから抜き出される。このとき、レバー1はハンドルスライド部4によって実質的に長手方向の長さが長くなっているので、てこ方式で第2係合部7bに伝達される抜き出し方向の力が倍化される。
【0034】
以上のように、この実施の形態1によれば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネル3と、このフロントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー1と、サブラックの開口縁部に設けた第1係合部7a、第2係合部7bに係合してレバー1の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として第1係合部7a、第2係合部7bに伝達する第1係合爪部6a、第2係合爪部6bとからなるハンドルと、レバー1に進退自在に挿入されて、レバー1の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー1の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー1の長手方向に沿って摺動するハンドルスライド部4と、このハンドルスライド部4及びフロントパネル3に設けられて、収縮位置まで摺動したハンドルスライド部4をフロントパネル3側に固定するロック部とを備えるので、レバー1の実質的な長さを変更することができることから、挿抜力を要するプラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることができ、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネル3の実装領域を狭めることなく、且つ、フロントパネル3にハンドルをロックすることで、不用意な抜き出しを防止することができると共に、フロントパネル3上の僅かな領域でハンドルスライド部4の回転をロックすることができることから、サブラックの開口周辺におけるプラグインユニット挿抜機構のサイズを小型化させることができる。さらに、フロントパネル3上におけるハンドルスライド部4のロック機構とハンドル支持部2との2点でハンドルスライド部4がフロントパネル3に支持されることから、従来のプラグインユニット挿抜機構と比較して外力に対する耐性を向上させることができる。また、従来例2のようにプリント基板の高い製作精度を要求することなく、安価で高性能なプラグインユニット挿抜機構を実現できる。
【0035】
また、この実施の形態1によれば、ロック部が、ハンドルスライド部4に設けた嵌合凹部5aと、フロントパネル3に設けられて嵌合凹部5aに嵌合する嵌合凸部5とからなり、ハンドルスライド部4は、収縮位置まで摺動したときに嵌合凹部5aと嵌合凸部5とによって嵌合固定されるので、フロントパネル3上の僅かな領域を使用する簡単な構成のロック機構を提供することができる。
【0036】
なお、上記実施の形態1では、ハンドルスライド部4が図1に示すような直方体を有するものを示したが、本願発明はこの形状に限定されるものではない。
図3は実施の形態1によるプラグインユニット挿抜機構の変形例を示す図である。図において、4Aはフロントパネル3側に凹所4bを設けたハンドルスライド部(ハンドル延長スライド部)、4bはハンドルスライド部4Aの嵌合凹部5aを除くフロントパネル3側領域に形成した凹所である。なお、図1及び図2と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
ハンドルスライド部4Aのように、嵌合凹部5aを除くフロントパネル3側領域に凹所4bを形成することで、上述したハンドルスライド部4よりフロントパネル3の実装領域を広くとることができる。
【0037】
実施の形態2.
この実施の形態2は、ロック部によるハンドル延長スライド部若しくはレバー部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えるものである。
【0038】
図4はこの発明の実施の形態2によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)は挿抜状態検出機構の一例を示す上面図及び側面図、(b)は挿抜状態検出機構の他の例を示す上面図及び側面図である。図において、8,8aはハンドルスライド部4Aに設けられたトリガ(挿抜状態検出手段)であり、ハンドルスライド部4Aを収縮位置までスライドさせるとマイクロスイッチ9をオンさせ、ハンドルスライド部4Aを収縮位置から伸長位置方向にスライドさせるとマイクロスイッチ9をオフさせる。9はフロントパネル3に設けた孔部10,10a内に設置されたマイクロスイッチ(挿抜状態検出手段)で、オンオフによりプラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する。10,10aはフロントパネル3に設けた孔部(挿抜状態検出手段)で、マイクロスイッチ9の設置位置によって、その開口の大きさが異なっている。なお、図1から図3と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0039】
次に動作について説明する。
サブラックに対するプラグインユニットの挿抜動作については上記実施の形態1と同様であるので、ここでは上記実施の形態1と異なるプラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する動作について説明する。また、実施の形態2で使用するサブラック及びプラグインユニット挿抜機構以外のプラグインユニットの構成は従来の技術で説明したものと同様である。
先ず、サブラックに対するプラグインユニットの挿入が完了すると、ハンドルスライド部4Aを収縮位置までスライドさせる。ハンドルスライド部4Aが収縮位置に到達すると、ハンドルスライド部4Aに設けたトリガ8,8aがフロントパネル3に設けた孔部10,10a内に設置されたマイクロスイッチ9をオンにする。これにより、マイクロスイッチ9によるサブラックに対するプラグインユニットの挿入が完了した旨を知らせる信号が、プラグインユニットが使用可能状態になったことを示す割込信号としてプラグインユニット内の電子回路又はサブラックを介して他のプラグインユニットなどに伝達される。このようにすることで、フロントパネル3にハンドルが完全に固定されてから、プラグインユニットを動作させることができ、上記実施の形態1の構成と比較してより不用意な抜き出しを防止することができる。
【0040】
次にサブラックからプラグインユニットを抜き出す際には、再びハンドルスライド部4Aを伸長位置方向にスライドさせると、トリガ8,8aがはずれてマイクロスイッチ9がオフ状態となる。これにより、プラグインユニット内の電子回路に伝達されていたプラグインユニットが使用可能状態であることを示す割込信号が途絶え、サブラックを介して他のプラグインユニットなどが、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷移しようとしていることを知ることができる。このようにすることで、プラグインユニットの動作中にハンドルスライド部4Aを伸長位置方向にスライドさせるだけで、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷移しようとしていることを他の機器に知らせることができ、サブラックからのプラグインユニット抜き出し動作を容易にすることができる。
【0041】
また、マイクロスイッチ9の設置位置が、図4(a)に示すように、孔部10内の奥まった部分である場合、マイクロスイッチ9をオンオフさせるトリガ8のサイズがその分大きくなる。これにより、トリガ8をスライド移動させる孔部10の開口サイズも大きくなる。一方、図4(b)に示すように、フロントパネル3とほぼ平行な位置にマイクロスイッチ9を設置すると、マイクロスイッチ9のオンオフレバー部のみが露出するような開口の小さい孔部10aでよく、これに合わせてサイズの小さいトリガ8aを使用することができる。
【0042】
以上のように、この実施の形態2によれば、ハンドルスライド部4Aの固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出するトリガ8,8aやマイクロスイッチ9からなる挿抜状態検出手段を備えるので、フロントパネル3にハンドルが完全に固定されてから、プラグインユニットを動作させることができ、上記実施の形態1の構成と比較してより不用意な抜き出しを防止することができる。また、プラグインユニットの動作中にハンドルスライド部4Aを伸長位置方向にスライドさせるだけで、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷移しようとしていることを他の機器に知らせることができ、サブラックからのプラグインユニット抜き出し動作を容易にすることができる。
【0043】
実施の形態3.
この実施の形態3は、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、レバー部に設けられた係合凹部と、フロントパネルに設けられてレバー部をフロントパネル側に回動させたときに係合凹部に係合する係合凸部とを有し、収縮位置までハンドル延長スライド部を摺動させたときにレバー部に生じる応力を、係合凹部の開口径を狭める方向の力として係合凹部に伝達してレバー部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるものである。
【0044】
図5はこの発明の実施の形態3によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)はレバー部のフロントパネルに対する固定機構を示す斜視図、(b)はレバー部のフロントパネルに対する固定機構の固定原理を示す図である。図5(b)はフロントパネル側からハンドルスライド部によってフロントパネル側に固定されたレバー部をみたもので、説明の簡単のためにフロントパネルを透明にして各構成を示している。図において、1Aはフロントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー(レバー部、ハンドル部)で、フロントパネル3に設けた係合凸部5Aに嵌合される係合凹部11を有している。また、このレバー1Aは収縮位置までハンドルスライド部4Bをスライドさせたときにレバー1Aに生じる応力を、係合凹部11の開口径を狭める方向の力として係合凹部11に伝達するように、ハンドルスライド部4Bのレバー1Aを挿入する不図示の挿入孔の口径とほぼ同一の径を有するように形成する。また、レバー1Aの先端部と挿入孔の奥部とに係止機構を設けて、レバー1Aの長手方向にテーパを形成してもよく、レバー1Aに生じる応力が係合凹部11の開口径を狭める方向の力として確実に伝達されるような構成であれば上記以外の構成でもよい。さらに、レバー1Aを構成する材料としては可撓性を有する樹脂材料を使用する。
【0045】
4Bはレバー1Aに進退自在に挿入されて、レバー1Aの長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー1Aの長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー1Aの長手方向に沿って摺動するハンドルスライド部(ハンドル延長スライド部、ハンドル部)で、フロントパネル3側にはフロントパネル3に設けた係合凸部5Aを挟み込むように切り欠き部5bが形成されている。5Aはフロントパネル3側にはフロントパネル3に設けた係合凸部(ロック部)で、レバー1Aに設けた係合凹部11に容易に係合するように、フロントパネル3の法線方向にテーパを設けてレバー1A側が細くなるように構成してもよい。5bはハンドルスライド部4Bに設けた切り欠き部(ロック部)で、収縮位置までハンドルスライド部4Bをスライドさせたときにハンドルをフロントパネル3に確実に固定できるように係合凸部5Aの径より徐々に小さくなるようにレバー1Aの長手方向に切り欠きの大きさを小さくするようにしてもよい。11はレバー1Aに設けられて、レバー1Aをフロントパネル3側に回動させたときに係合凸部5Aに係合する係合凹部(ロック部)である。なお、図1から図4と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0046】
次に動作について説明する。
サブラックに対するプラグインユニットの挿抜動作については上記実施の形態1と同様であるので、ここでは上記実施の形態と異なるハンドルのフロントパネル3への固定動作について説明する。また、実施の形態3で使用するサブラック及びプラグインユニット挿抜機構以外のプラグインユニットの構成は従来の技術で説明したものと同様である。
先ず、レバー1Aをフロントパネル3側に回動させると、フロントパネル3に設けた係合凸部5Aがレバー1Aに設けた係合凹部11に係合する。このあと、ハンドルスライド部4Bを収縮位置までスライドさせ、ハンドルスライド部4Bが収縮位置に到達すると、図5(b)に示すように、レバー1Aに生じる応力が、矢印Aで示す係合凹部11の開口径を狭める方向の力として係合凹部11に伝達する。これに加えて、ハンドルスライド部4Bの切り欠き部5bが係合凸部5Aを挟み込むように矢印B方向の力を係合凸部5Aに伝達することによってレバー1A及びハンドルスライド部4Bからなるハンドルがフロントパネル3側に固定される。
【0047】
また、上記実施の形態3の変形例を以下に示す。
図6は実施の形態3によるプラグインユニット挿抜機構の変形例を示す斜視図である。図において、5Bはフロントパネル3に設けた係合凸部(ロック部)で、5Baは係合凸部5Bの外周に設けた凹部(検出部)である。なお、図1から図5と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0048】
次に概要について説明する。
先ず、レバー1Aの係合凹部11に係合凸部5Bを挿入する際、係合凹部11が係合凸部5Bの外周に設けた凹部5Baに達すると、該凹部5Baに係合凹部11の開口内壁がはまり込む。このとき、挿入時に開口を拡げる方向に応力が加わっていた係合凹部11が凹部5Ba内で上記応力から開放されて、上記応力が係合凹部11の開口内壁を介してレバー1A内に分散する。このときにレバー1Aに生じる振動が上記操作を行ったユーザに伝わり、ユーザが係合凹部11に係合凸部5Bが正常に挿入されたことを触感として知ることができる。
【0049】
また、上記では係合凸部5Bの外周に凹部5Baを設ける例を示したが、反対に凸部を設けて、レバー1Aの係合凹部11に係合凸部5Bを挿抜する際、係合凹部11の開口内壁が上記凸部を超えたときに、係合凹部11の開口内壁を介してレバー1A内に分散する応力による振動から係合凹部11に係合凸部5Bが正常に挿抜されたことを触感として知らしめるようにしてもよい。
【0050】
以上のように、この実施の形態3によれば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネル3と、このフロントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー1Aと、サブラックの開口縁部に設けた第1係合部7a、第2係合部7bに係合してレバー1Aの回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として第1係合部7a、第2係合部7bに伝達する第1係合爪部6a、第2係合爪部6bとからなるハンドルと、レバー1Aに進退自在に挿入されて、レバー1Aの長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー1Aの長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー1Aの長手方向に沿って摺動するハンドルスライド部4Bと、レバー1Aに設けられた係合凹部11と、フロントパネル3に設けられてレバー1Aをフロントパネル3側に回動させたときに係合凹部11に係合する係合凸部5Aとを有し、収縮位置までハンドルスライド部4Bを摺動させたときにレバー1Aに生じる応力を、係合凹部11の開口径を狭める方向の力として係合凹部11に伝達してレバー1Aをフロントパネル3側に固定するロック部とを備えるので、上記実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、上記実施の形態1の構成と比較してより簡単な構成で、ハンドルをフロントパネル3側に固定する固定機構を実現することができる。
【0051】
また、この実施の形態3によれば、係合凹部11に対する係合動作が正常に完了したことを検出する検出部としての凹部5Baを係合凸部5Bの外周に設けたので、レバー1Aがフロントパネル3側に正常に固定若しくは固定解除されたことを触感として知ることができることから、ロック動作の信頼性を向上させることができる。
【0052】
なお、上記実施の形態3による構成に上記実施の形態2による構成を適用してもよい。これにより、上記実施の形態2と同様な効果を得ることができる。
【0053】
実施の形態4.
この実施の形態4は、レバー部に軸支されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動自在であり、伸長位置において回動が係止されるハンドル延長回転部と、このハンドル延長回転部及びフロントパネルに設けられて、屈折位置に回動したハンドル延長回転部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるものである。
【0054】
図7はこの発明の実施の形態4によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)はレバー部の斜視図、(c)はハンドル延長回転部の斜視図である。図において、1Bはフロントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー(レバー部)で、回転部12を軸支する軸受け溝14が形成されている。5Cは回転部12に形成された嵌合凸部(嵌合凸部、ロック部)で、屈折位置に回転部12が回動する際にフロントパネル3に形成した嵌合凹部15に嵌合して回転部12をフロントパネル3側に固定する。12はレバー1Bの軸受け溝14に軸支された回動軸13によって、レバー1Bの長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー1Bの長手方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動自在な回転部(ハンドル延長回転部)である。12aは回転部12の壁部(ハンドル延長回転部)であり、伸長位置において回動軸13を軸受け溝14のレバー1Bのハンドル支持部2側に移動させたときにレバー1Bととも回転部12の回動を係止させる。
【0055】
13は回転部12に設けた回動軸(ハンドル延長回転部)であり、回転部12の側壁部に設けられ、レバー1Bの軸受け溝14に軸支される。14はレバー1Bに設けられた軸受け溝であり、レバー1Bの長手方向に垂直な方向に2つのそれぞれ長さの異なる連通した溝からなり、レバー1Bのハンドル支持部2側の溝が対向する溝より短くなるように形成されている。15は回転部12の嵌合凸部5Cが嵌合する嵌合凹部(嵌合凹部、ロック部)であり、回転部12の嵌合凸部5Cが確実に嵌合固定されるように、回転部12の嵌合凸部5Cの径とほぼ同一の開口径を有するように形成される。なお、図1から図6と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0056】
次に動作について説明する。
サブラックに対するプラグインユニットの挿抜動作については上記実施の形態1と同様であるので、ここでは上記実施の形態と異なるハンドルの延長動作について説明する。また、実施の形態4で使用するサブラック及びプラグインユニット挿抜機構以外のプラグインユニットの構成は従来の技術で説明したものと同様である。
図8は実施の形態4のプラグインユニット挿抜機構によるハンドル部の延長動作を説明する説明図であり、この図8に沿って説明を行う。
先ず、屈折位置において回転部12は嵌合凸部5Cとフロントパネル3の嵌合凹部15とによって嵌合固定されている(図8(a)参照)。
次に、回転部12の係合凸部5Cとフロントパネル3の嵌合凹部15との固定を解除するために、回転部12をフロントパネル3と反対方向(図8(b)の左方向)に移動させる。このとき、図8(b)に示すように、回転部12の回動軸13は、軸受け溝14の上方の溝を移動して上下の溝を連通する連通溝の入り口に到達する。
【0057】
ここで、回動軸13を中心として回転部12をレバー1Bの長手方向の長さが実質的に長くなる方向(図8(c)中の矢印の方向)に回動させる。このあと、回動軸13を連通溝に沿って下方の溝まで移動させ、さらに、下方の溝の奥部まで回動軸13を移動させる(図8(d)参照)。この実施の形態4では、回動軸13が軸受け溝14の下方溝の奥部に位置する状態を伸長位置として定義する。この伸長位置においては、回動軸13を中心に回転部12が自由に回動できる軸受け溝14の上下溝を連通する連通溝の入り口部より、レバー1Bのハンドル支持部2側に回転部12が移動していることから、回転部12を回転させる方向に力を付与しても壁部12aとレバー1Bとが当接して回転が係止される。このようにして、回転部12は伸長位置を維持することができる。
【0058】
図9は実施の形態4のプラグインユニット挿抜機構によるハンドル部の伸長位置維持機構を説明する説明図である。図9(a)、(b)に示すように、上述した軸受け溝14の下方溝の奥部に回動軸13を移動させても、ハンドル支持部2を中心として回転操作する際にレバー1Bの長手方向から若干の傾きαが生じる。実施の形態4によるプラグインユニット挿抜機構では、この傾きαが小さいほどサブラックに対してプラグインユニットを挿抜する操作性が向上する。そこで、実施の形態4では、図9(c)に示すように、軸受け溝14の上下方溝長の差xを適当に確保することで、伸長位置において壁部12aとレバー1Bとが当接する面積が確保される。これにより、回動軸13まわりに回転部12が回動するのを抑制することができる。また、軸受け溝14の上下方溝を連通する連通溝の長さを確保することによっても伸長位置における壁部12aとレバー1Bとの当接面積を確保することができる。
【0059】
以上のように、この実施の形態4によれば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネル3と、このフロントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー1Bと、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー1Bの回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として第1係合部7a、第2係合部7bに伝達する第1係合爪部6a、第2係合爪部6bと、からなるハンドルと、レバー1Bに軸支されて、レバー1Bの長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー1Bの長手方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動する回転部12と、この回転部12及びフロントパネル3に設けられて、屈折位置に回動した回転部12をフロントパネル3側に固定するロック部とを備えるので、レバー1Bの実質的な長さを変更することができることから、挿抜力を要するプラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることができ、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネル3の実装領域を狭めることなく、且つ、フロントパネル3にハンドルをロックすることで、不用意な抜き出しを防止することができるとともに、フロントパネル3上の僅かな領域で屈曲位置における回転部12の回転を固定することができることから、サブラックの開口周辺におけるプラグインユニット挿抜機構のサイズを小型化させることができる。さらに、フロントパネル3上における回転部12のロック機構とレバー1Bの回転支点との2点で回転部12がフロントパネル3に支持されることから、従来のプラグインユニット挿抜機構と比較して外力に対する耐性を向上させることができる。
【0060】
また、この実施の形態4によれば、ロック部が、回転部12に設けた嵌合凸部5Cと、フロントパネル3に設けられて嵌合凸部5Cを嵌合する嵌合凹部15とからなり、回転部12は、屈折位置まで回動したときに嵌合凹部15と嵌合凸部5Cとによって嵌合固定されるので、簡単な構成でフロントパネル3にハンドルをロックする固定機構を提供することができる。
【0061】
なお、上記実施の形態4では、2つの側壁部がレバー1Bを覆うように設けられた回転部12について示したが、本願発明はこの構成に限定されるものではない。
図10は実施の形態4によるプラグインユニット挿抜機構の変形例を示す図であり、(a)は側面図、(b)はハンドル延長回転部を伸長位置まで回動させた状態を示す斜視図である。図において、12Aは回動軸13を設けた部分を除いて側壁部を削除し、伸長位置まで回動させた状態で板状をなす回転部(ハンドル延長回転部)である。なお、図1から図9と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0062】
図10(a)に示すように、回転部12Aをレバー1Bに軸支された軸部と、この軸部に接続する板部とから構成すると、図10(b)に示すように伸長位置におけるレバー1Bを含む回転部12Aの形状が平板状となる。これにより、回転部12Aとレバー1Bとからなるハンドルが平面で確保することができることから、上記実施の形態と比較してハンドルのサイズを小型化することができる。
【0063】
また、上記実施の形態4による構成に上記実施の形態2による構成を適用してもよい。例えば、嵌合凹部15内にマイクロスイッチ9を設けて、回転部12,12Aの嵌合凸部5Cでオンオフするようにすることで実現することができる。これにより、上記実施の形態2と同様な効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達する係合部とからなるハンドル部と、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、このハンドル延長スライド部及びフロントパネルに設けられて、収縮位置まで摺動したハンドル延長スライド部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるので、レバー部の実質的な長さを変更することができることから、挿抜力を要するプラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることができ、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネルの実装領域を狭めることなく、且つ、フロントパネルにハンドル部をロックすることで、不用意な抜き出しを防止することができるとともに、フロントパネル上の僅かな領域でハンドル延長スライド部の回転を固定することができることから、サブラックの開口周辺におけるプラグインユニット挿抜機構のサイズを小型化させることができるという効果がある。さらに、フロントパネル上におけるハンドル延長スライド部のロック機構とレバー部の回転支点との2点でハンドル延長スライド部がフロントパネルに支持されることから、従来のプラグインユニット挿抜機構と比較して外力に対する耐性を向上させることができるという効果がある。また、従来例2のようにプリント基板の高い製作精度を要求することなく、安価で高性能なプラグインユニット挿抜機構を実現できるという効果がある。
【0065】
この発明によれば、ロック部が、ハンドル延長スライド部に設けた嵌合凹部と、フロントパネルに設けられて嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部とからなり、ハンドル延長スライド部は、収縮位置まで摺動したときに嵌合凹部と嵌合凸部とによって嵌合固定されるので、簡単な構成でフロントパネルにハンドル部をロックする固定機構を提供することができるという効果がある。
【0066】
この発明によれば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達する係合部とからなるハンドル部と、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、レバー部に設けられた係合凹部と、フロントパネルに設けられてレバー部をフロントパネル側に回動させたときに係合凹部に係合する係合凸部とを有し、収縮位置までハンドル延長スライド部を摺動させたときにレバー部に生じる応力を、係合凹部の開口径を狭める方向の力として係合凹部に伝達してレバー部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるので、上記段落0064と同様の効果が得られるとともに、上記段落0064の構成と比較してより簡単な構成で、ハンドル部をフロントパネル側に固定する固定機構を実現することができるという効果がある。
【0067】
この発明によれば、係合凹部に対する係合動作が正常に完了したことを検出する検出部を係合凸部の外周に設けたので、レバー部がフロントパネル側に正常に固定若しくは固定解除されたことを知ることができることから、ロック動作の信頼性を向上させることができるという効果がある。
【0068】
この発明によれば、ハンドル延長スライド部にフロントパネル側に凹所を設けたので、フロントパネルのLEDなどの電子部品の実装領域を広くとることができるという効果がある。
【0069】
この発明によれば、ロック部によるハンドル延長スライド部若しくはレバー部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えるので、フロントパネルにハンドル部が完全に固定されてから、プラグインユニットを動作させることができ、不用意な抜き出しを防止することができるという効果がある。また、プラグインユニットの動作中にハンドル延長スライド部を伸長位置方向にスライドさせるだけで、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷移しようとしていることを他の機器に知らせることができ、サブラックからのプラグインユニット抜き出し動作を容易にすることができるという効果がある。
【0070】
この発明によれば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部と、レバー部に軸支されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動するハンドル延長回転部と、このハンドル延長回転部及びフロントパネルに設けられて、屈折位置に回動したハンドル延長回転部をフロントパネル側に固定するロック部とを備えるので、レバー部の実質的な長さを変更することができることから、挿抜力を要するプラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることができ、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネルの実装領域を狭めることなく、且つ、フロントパネルにハンドル部をロックすることで、不用意な抜き出しを防止することができるとともに、フロントパネル上の僅かな領域で屈曲位置におけるハンドル延長回転部の回転を固定することができることから、サブラックの開口周辺におけるプラグインユニット挿抜機構のサイズを小型化させることができるという効果がある。さらに、フロントパネル上におけるハンドル延長回転部のロック機構とレバー部の回転支点との2点でハンドル延長スライド部がフロントパネルに支持されることから、従来のプラグインユニット挿抜機構と比較して外力に対する耐性を向上させることができるという効果がある。また、従来例2のようにプリント基板の高い製作精度を要求することなく、安価で高性能なプラグインユニット挿抜機構を実現できるという効果がある。
【0071】
この発明によれば、ロック部が、ハンドル延長回転部に設けた嵌合凸部と、フロントパネルに設けられて嵌合凸部を嵌合する嵌合凹部とからなり、ハンドル延長回転部は、屈折位置まで回動したときに嵌合凹部と嵌合凸部とによって嵌合固定されるので、簡単な構成でフロントパネルにハンドル部をロックする固定機構を提供することができるという効果がある。
【0072】
この発明によれば、ハンドル延長回転部が、レバー部に軸支された軸部と、この軸部に接続する板部とからなり、伸長位置における形状が平板状をなすので、ハンドル部のサイズを小型化することができるという効果がある。
【0073】
この発明によれば、ロック部によるハンドル延長回転部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えるので、フロントパネルにハンドル部が完全に固定されてから、プラグインユニットを動作させることができ、不用意な抜き出しを防止することができるという効果がある。また、プラグインユニットの動作中にハンドル延長回転部を伸長位置方向に回転させるだけで、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷移しようとしていることを他の機器に知らせることができ、サブラックからのプラグインユニット抜き出し動作を容易にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)はハンドル部の延長時を示す側面図、(b)はハンドル部の収縮時を示す側面図、(c)はハンドル部のフロントパネルへの固定機構を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1によるプラグインユニット挿抜機構の挿抜動作を説明する図である。
【図3】 実施の形態1によるプラグインユニット挿抜機構の変形例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)は挿抜状態検出機構の一例を示す上面図及び側面図、(b)は挿抜状態検出機構の他の例を示す上面図及び側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)はレバー部のフロントパネルに対する固定機構を示す斜視図、(b)はレバー部のフロントパネルに対する固定機構の固定原理を示す図である。
【図6】 実施の形態3によるプラグインユニット挿抜機構の変形例を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるプラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)はレバー部の斜視図、(c)はハンドル延長回転部の斜視図である。
【図8】 実施の形態4のプラグインユニット挿抜機構によるハンドル部の延長動作を説明する説明図である。
【図9】 実施の形態4のプラグインユニット挿抜機構によるハンドル部の伸長位置維持機構を説明する説明図である。
【図10】 実施の形態4によるプラグインユニット挿抜機構の変形例を示す図であり、(a)は側面図、(b)はハンドル延長回転部を伸長位置まで回動させた状態を示す斜視図である。
【図11】 従来のサブラックの構成を示す斜視図である。
【図12】 プラグインユニットが一部収容されたサブラックを示す斜視図である。
【図13】 サブラックに収容されるプラグインユニットの構成を示す側面図である。
【図14】 サブラックに対してプラグインユニットを挿抜するプラグインユニット挿抜機構を示す図である。
【図15】 従来のプラグインユニット挿抜機構(従来例1)の構成を示す側面図である。
【図16】 従来のプラグインユニット挿抜機構(従来例2)の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B レバー(レバー部、ハンドル部)、2 ハンドル支持部(ハンドル部)、3 フロントパネル、4,4A,4B ハンドルスライド部(ハンドル延長スライド部)、4a 挿入孔(ハンドル延長スライド部)、4b 凹所、5A,5B 係合凸部(ロック部)、5,5C 嵌合凸部(嵌合凸部、ロック部)、5Ba 凹部(検出部)、5a 嵌合凹部(嵌合凹部、ロック部)、5b切り欠き部(ロック部)、6a 第1係合爪部(ハンドル部、係合部)、6b第2係合爪部(ハンドル部、係合部)、7a 第1係合部(突出部)、7b 第2係合部(突出部)、8,8a トリガ(挿抜状態検出手段)、9 マイクロスイッチ(挿抜状態検出手段)、10,10a 孔部(挿抜状態検出手段)、11 係合凹部(ロック部)、12,12A 回転部(ハンドル延長回転部)、12a 壁部(ハンドル延長回転部)、13 回動軸(ハンドル延長回転部)、14 軸受け溝、15 嵌合凹部(嵌合凹部、ロック部)。
Claims (10)
- サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットが上記サブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、
このフロントパネルの端部に軸支されて上記プラグインユニットの上記サブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、上記サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合して上記レバー部の回転操作時に付与される回転力を上記プラグインユニットの挿抜方向の力として上記突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部と、
上記レバー部に進退自在に挿入されて、上記レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置と上記レバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間を上記レバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、
このハンドル延長スライド部及び上記フロントパネルに設けられて、上記収縮位置まで摺動した上記ハンドル延長スライド部を上記フロントパネル側に固定するロック部と
を備えたプラグインユニット挿抜機構。 - ロック部は、ハンドル延長スライド部に設けた嵌合凹部と、フロントパネルに設けられて上記嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部とからなり、
上記ハンドル延長スライド部は、収縮位置まで摺動したときに上記嵌合凹部と上記嵌合凸部とによって嵌合固定されることを特徴とする請求項1記載のプラグインユニット挿抜機構。 - サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットが上記サブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、
このフロントパネルの端部に軸支されて上記プラグインユニットの上記サブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、上記サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合して上記レバー部の回転操作時に付与される回転力を上記プラグインユニットの挿抜方向の力として上記突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部と、
上記レバー部に進退自在に挿入されて、上記レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置と上記レバー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間を上記レバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、
上記レバー部に設けられた係合凹部と、上記フロントパネルに設けられて上記レバー部を上記フロントパネル側に回動させたときに上記係合凹部に係合する係合凸部とを有し、上記収縮位置まで上記ハンドル延長スライド部を摺動させたときに上記レバー部に生じる応力を上記係合凹部の開口径を狭める方向の力として上記係合凹部に伝達して上記レバー部を上記フロントパネル側に固定するロック部と
を備えたプラグインユニット挿抜機構。 - 係合凸部は、係合凹部に対する係合動作が正常に完了したことを検出する検出部を外周に設けたことを特徴とする請求項3記載のプラグインユニット挿抜機構。
- ハンドル延長スライド部は、フロントパネル側に凹所を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項3記載のプラグインユニット挿抜機構。
- ロック部によるハンドル延長スライド部若しくはレバー部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項3記載のプラグインユニット挿抜機構。
- サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニットが上記サブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパネルと、
このフロントパネルの端部に軸支されて上記プラグインユニットの上記サブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、上記サブラックの開口縁部に設けた突出部に係合して上記レバー部の回転操作時に付与される回転力を上記プラグインユニットの挿抜方向の力として上記突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部と、
上記レバー部に軸支されて、上記レバー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置と上記レバー部の長手方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動するハンドル延長回転部と、
このハンドル延長回転部及び上記フロントパネルに設けられて、上記屈折位置に回動した上記ハンドル延長回転部を上記フロントパネル側に固定するロック部と
を備えたプラグインユニット挿抜機構。 - ロック部は、ハンドル延長回転部に設けた嵌合凸部と、フロントパネルに設けられて上記嵌合凸部を嵌合する嵌合凹部とからなり、
上記ハンドル延長回転部は、屈折位置まで回動したときに上記嵌合凹部と上記嵌合凸部とによって嵌合固定されることを特徴とする請求項7記載のプラグインユニット挿抜機構。 - ハンドル延長回転部は、レバー部に軸支された軸部と、この軸部に接続する板部とからなり、伸長位置における形状が平板状をなすことを特徴とする請求項7又は請求項8記載のプラグインユニット挿抜機構。
- ロック部によるハンドル延長回転部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備えたことを特徴とする請求項7記載のプラグインユニット挿抜機構。
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