JP3862846B2 - 元止め式ガス湯沸器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水圧力によってマグネット式安全弁を押動開弁する開弁装置を備えた元止め式ガス湯沸器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にガス器具には、燃焼中に燃焼炎が消失した場合に、燃料ガス流路を閉じるマグネット式安全弁が組込まれる。
マグネット式安全弁は、フレームガードまたは熱電対の熱起電力等によって燃焼炎が検知されると乾電池電力により通電されて開弁保持され、燃焼炎が消失すると通電が停止されることにより、開弁保持力が解かれて閉弁する。
また、マグネット式安全弁は、それ自身では開弁動作できないため、点火時に、押動力によって吸着面に押し付けられて開弁が設定され、押動力が開放されることによって閉弁可能状態になる。
このようなマグネット式安全弁を開弁設定する押動力は、人力または他の電磁力によるものの他、水圧力を利用するものが知られている。
【0003】
この水圧力を利用した元止め式ガス湯沸器については、本出願人によって実開平4−1789号に開示されており、一例として元止め式ガス湯沸器に組込んだマグネット安全弁の開弁装置について図10を用いて説明する。
尚、元止め式ガス湯沸器については、図1の本願の実施例を参照されたい。
【0004】
この元止め式ガス湯沸器では、通水による差圧によって動作する水圧応動装置1が設けられ、この水圧応動装置1の動作を伝達するスピンドル37の先端に開弁装置34が設けられる。
この開弁装置34は、スピンドル37上を摺動自在に、マグネット式安全弁33に対向して設けられ、マグネット式安全弁33を開弁し吸着に至るまではスピンドル37と係合し一体となって動き、マグネット式安全弁33を開き切った後にスピンドル37との係合を開放して、マグネット式安全弁33が閉弁可能な位置までスピンドル37上を摺動して後退する。
そして、通水が停止されると水圧応動装置1によりスピンドル37が当初の停止位置まで戻り、開弁装置34とスピンドル37とが係合復帰する(以下、リセットと呼ぶ)関係に構成される。
【0005】
開弁装置34の働きは、マグネット安全弁33を吸着位置まで押動開弁すると押し付け力を開放し、マグネット式安全弁33の閉弁を妨げない位置まで後退する(押圧解除)。
従って、その機構上、次回の点火操作に備えて押し付け能力を回復するために、スピンドル37と開弁装置34との係合、つまりリセットを行なう必要がある。
また、このリセット位置は、スピンドル37を戻した停止位置に近い位置となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、消火操作後から時間がかなり経ってから点火操作を行う場合には、ガス流路内のガスが空気に置換されているため1回の点火操作で着火できないことがある。こうした場合、使用者は、操作ボタン17を押して消火操作した後、改めて、点火操作を行うが、そのタイミングによっては、着火ミスを生じる場合があるという問題があった。
これは、消火操作後、直ちに点火操作を行うと、スピンドル37が停止位置に戻りきらないまま、スピンドル37が前進してしまい、開弁装置34とスピンドル37とが係合復帰できず、開弁装置34がマグネット式安全弁33を押動開弁できないからである。
そこで、本発明の元止め式ガス湯沸器は、上記課題を解決し、消火操作後、直ちに点火操作を行っても、確実にマグネット式安全弁を押動開弁し、吸着保持できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載の元止め式ガス湯沸器は、
バーナの燃焼熱により通水中の水を加熱する熱交換器と、
上記バーナへのガス流路に設けられ、電磁力により開弁保持されるマグネット式安全弁と、
上記熱交換器への給水路に設けられ、給水路を開閉する水栓と、
上記水栓から熱交換器への給水路途中に設けられ、上記熱交換器への通水により、ダイアフラムで仕切る一次室と二次室に差圧力を発生する水圧応動装置と、
上記水圧応動装置による差圧力によって進退動するスピンドルと、
上記スピンドルの先端部に設けられ、上記マグネット式安全弁を押し開く開弁装置と、
上記マグネット安全弁を開弁完了後に上記スピンドルと上記開弁装置との係合状態を解き、通水停止による上記スピンドルの後退途中で上記スピンドルと上記開弁装置とを再係合する係合機構とを備えた元止め式ガス湯沸器において、
上記水圧応動装置の上記一次室と上記二次室とを連通する連通路と、
上記一次室の水圧が所定水圧に達すると上記連通路を閉じ、上記一次室の水圧が所定水圧未満となると上記連通路を開く開閉弁とを設けたことを要旨とする。
【0008】
上記構成を有する本発明の請求項1記載の元止め式ガス湯沸器は、通水が開始され一次室の水圧が所定水圧に達すると、開閉弁が連通路を閉じる。
そして、水圧応動装置は、一次室と二次室間に差圧力を生じてスピンドルを前進させ、マグネット式安全弁を開弁して燃焼を開始する。
その後、通水が停止され水圧応動装置の一次室の水圧が低下すると、開閉弁が一次室と二次室とを連通する連通路を開き、一次室と二次室との差圧が無くなりスピンドルが後退する。
従って、この連通路を介して一次室から二次室へ水の移動が行われることになり、スピンドルの後退が速やかに行われ、スピンドルと開弁装置との再係合が速められる。
その結果、消火操作後に、直ちに点火操作を行っても、確実にマグネット式安全弁を押動開弁して吸着保持させることができる。
【0009】
【発明の実施形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の元止め式ガス湯沸器の好適な実施例について、図1の概略図に基づいて説明する。
水入口からの給水経路には、操作ボタン17による手動操作によって流路を開閉する水栓19が設けられ、その下流には水圧応動装置1が設けられる。水圧応動装置1には、前後に移動自在なダイアフラム15が設けられ、このダイアフラム15で仕切って一次室13と二次室12とが形成される。
また、水圧応動装置1の一次室13への入路には、ダイアフラム15と同軸上に、給水圧の変動が生じても流量を一定に保つ水ガバナ16が設けられる。
また、一次室13から続く(図の下方への)流路には、湯温調節部18が設けられる。
湯温調節部18で流路は、ベンチュリー22を経由し熱交換器23へ通じた後ミキシング部21に至る加熱経路28と、ミキシング部21へ直接に通じるバイパス路20とに分岐される。
そして、分岐された流路は、ミキシング部21で合流し出湯口に至る。
また、加熱経路28に設けられるベンチュリー22は、流路を絞ると共に、流路と直角方向に横孔22aが設けられる。そして、この横孔22aから水圧応動装置1の二次室12に通じる導通路24が設けられる。
【0010】
また、水圧応動装置1には、一次室13から二次室12へ通じる連通路6が設けられ、この連通路6の途中には、連通路6を開閉するバルブ7を備えた開閉部2が設けられる。
この開閉部2は、上下に移動自在な感圧ダイアフラム8で仕切られ、上側に大気開放された大気室9aが、下側に水圧応動装置1の一次室13に通じる受圧室9bが設けられる。
また、大気室9aには、感圧ダイアフラム8を受圧室9b側へ付勢するバネ10が設けられる。
そして、受圧室9bの底部中心には、水圧応動装置1の二次室12に通じる孔部11が設けられる。
また、この孔部11を開閉するバルブ7が感圧ダイアフラム8に同軸となって固定され、感圧ダイアフラム8による大気室9a側への移動に伴って孔部11を閉じ、受圧室9b側への移動に伴って孔部11を開くように設けられる。
【0011】
図5に示すように、スピンドル37は、水圧応動装置1から移動力を伝える水側軸14と同一軸線上に設けられ、下流方向(図右方向)に戻しバネ32で付勢される。
そして、移動力が戻しバネ32力に打ち勝つとスピンドル37を図の左方向に前進させ、後述するマグネット式安全弁33、開弁装置34、水圧自動弁4を作動する。
【0012】
マグネット式安全弁33は、ガス流路の上流側の弁室35に設けられる。その弁軸36の一端にはバネ45により閉止方向に付勢された弁体43が本体のシート部38と接離可能に設けられる。また、弁軸36の他端には吸着片46が電磁石の吸着面47と向い合って設けられる。
【0013】
マグネット式安全弁33の下流には、開弁装置34がマグネット式安全弁33と向い合って同一の軸線上に配置され、水圧応動装置1の移動を伝えるスピンドル37の先端に同軸に挿通される。
開弁装置34は、マグネット式安全弁33を開弁し吸着に至るまではスピンドル37と係合し一体となって動き、マグネット式安全弁33を開き切った後、スピンドル37の前進移動によりスピンドル37との係合を開放して、マグネット式安全弁33が閉弁可能な位置までスピンドル37上を摺動して後退する。通水が停止されると水圧応動装置1によりスピンドル37が当初の停止位置まで戻ると、開弁装置34とスピンドル37とが係合復帰する関係に構成される。
【0014】
開弁装置34の下流には、スピンドル37に摺動可能に挿通された水圧自動弁4が設けられ、バルブバネ39で下流方向に閉止するように付勢され、本体のシート部40と接離することにより弁体との区間で第2の弁室41を形成している。
また、スピンドル37には水圧自動弁4を開弁するための押部材42が設けられる。マグネット式安全弁33の開弁完了後でスピンドル37と開弁装置34との係合が解けた後に、水圧自動弁4は、スピンドル37の押部材42に押されて開弁される。
【0015】
また、バーナ27には放電によりガスへ着火する電極(図略)と、燃焼炎を検出するフレームガード(図略)とが設けられる。
そして、点火・消火操作を行う押ボタン17には、点火操作時にONし、次の消火操作までON状態を維持する操作スイッチ30が設けられる。
また、スピンドル37の移動による位置を検出して、通水または止水状態を検出する水圧スイッチ49がスピンドル37近傍に設けられる。
そして、乾電池電力により、各スイッチ作動の検出、電極への放電、フレームガードによる燃焼炎の検出、マグネット式安全弁33の開弁保持等を行うコントローラ29が設けられる。
また、ガス流路の上流には、押ボタン17によって、バーナ27へのガス供給経路を開閉する器具栓25が設けられる。
【0016】
次に、図1〜図9に基づいて、各動作を説明する。
操作ボタン17により点火操作が行われると、操作ボタン17の移動により、操作スイッチ30がONされると共に、器具栓25および水栓19が機械的に開かれる。
そして、水栓19が開かれることによって通水が開始され、水圧応動装置1の一次室13に水が流入する(図2)。
受圧室9b内は一次室13内の水圧と同圧となって、感圧ダイアフラム8は、この水圧によりバネ10力に打ち勝ち、バルブ7と共に上方に移動して連通路6を閉じる。
一方、一次室13からの通水がベンチュリー22を通過すると、ベンチュリー効果による横孔22aの水圧の低下に応じて水圧応動装置1の二次室12の圧力が低下する。
このため、水圧応動装置1の一次室13と二次室12間に差圧が生じて、前後に変位自在なダイアフラム15に図面の左方向への力を発生させる。
この力は水圧応動装置1の水側軸14へ伝えられ、スピンドル37は戻しバネ32力に打ち勝って水側軸14と一体となって図面左方向へ移動する(以下、「前進」と呼ぶ)。
【0017】
開弁装置34は、スピンドル37の前進により停止位置(Aの状態(図5))からマグネット式安全弁7の弁軸36を押し始め、弁体43の開弁を開始する。
更に、スピンドル37は、マグネット式安全弁33の吸着片46を電磁石の吸着面47まで押動する(Bの状態(図6))。
この際に、吸着片46が電磁石の吸着面47に当接する直前位置で、水圧スイッチ49がONし、コントローラ29からマグネット式安全弁33に乾電池電力が供給され、マグネット式安全弁33の開弁状態が保たれる。
【0018】
更に、スピンドル37が前進すると、その力により開弁装置34とスピンドル37との係合が解かれ、開弁装置34はスピンドル37上を図面右側に摺動しながら後退し、マグネット式安全弁33への押動を開放する(Cの状態(図7))。
この押動力の開放はボール51と、スピンドル37に形成した凹部52との係合箇所が外れることによるものである。
更に、スピンドル37が前進するとDの状態(図8)に至り、スピンドル37と一体となった押部材42により水圧自動弁4が押され開弁して燃料ガスがバーナ27に流れ始める。
【0019】
操作ボタン17により消火操作が行われると、操作ボタン17が手前に戻って、操作スイッチ30がOFFされ、コントローラ29からマグネット式安全弁33への通電が停止されてマグネット式安全弁33が閉弁する。
また、操作ボタン17と連動する器具栓25および水栓19が閉じられ、ガス供給経路と給水経路とが閉じられる。
そして、止水されることによって、ダイアフラム15の一次室13と二次室12間の差圧がなくなり、戻しバネ32力によって、一次室13の水を押し出しつつ、二次室12へ水を流入させながら、スピンドル37が停止位置(図の右方向)へ移動を開始する。
このとき、開閉部2は、図3に示すように、バネ10力によってバルブ7を開き、水圧応動装置1の一次室13と二次室12との連通路6を全開にする。
このため、一次室13からの水の流出、二次室12への流入が素速く行われることとなって、スピンドル37は停止位置に速やかに後退する。
そして、スピンドル37と一体となった押部材42が後退して水圧自動弁4を閉弁し、開弁装置34とスピンドル37とが再係合をする(Eの状態(図9))。
従って、開弁装置34は、上述した開閉部2により素速く押動能力を回復して次の点火に備えることができる。
【0020】
従来の水圧応動装置1では、この開閉部2を備えていないため、水を一次室13から湯温調節部18へ押出し、導通路24から二次室12へ流入させる流路のみであった(図10)。従って、ダイアフラム15が停止位置まで後退するのに時間を要すことになっていた。
しかも、導通路24は細くて長いため通水抵抗が大きく、加えて湯温調節部18が高温に設定されている場合には、湯温調節部18の開口面積が小さくなっており、更に大きな通水抵抗となって、ダイアフラム15が素速く後退することができなかった。
【0021】
図4に示すグラフは、開閉部2の有無によって、スピンドル37の後退時間を比較測定したものである。
図のH1、C1は、開閉部2を設けない従来の後退時間を示し、H2、C2は、開閉部2を設けた本実施例の後退時間を示している。尚、H1、H2は湯温調節部が高温位置の場合、C1、C2は低温位置の場合を示す。
(尚、グラフ中の後退時間は、消火操作の操作時点からの後退時間で示しており、Lは水栓が閉弁するまでの時間を示し、後退時間を短縮できる限界を示している。)
グラフから判るように、従来、0.7〜0.8秒かかっていた後退時間は、開閉部2を設けることによって、0.4〜0.5秒まで短縮される。
更に、湯温調節部18が低温位置C2の場合には、高温位置に比べて、0.1秒程度遅れていた後退時間を高温位置H2とほぼ同じ後退時間とすることができる。
【0022】
以上説明したように、本実施例の元止め式ガス湯沸器によれば、一次室13と二次室12とを止水時のみ連通させる開閉部2を備えることによって、実使用上問題ない程度に後退時間を短縮することができる。
従って、消火操作後、直ちに点火操作を行っても、確実にマグネット式安全弁を押動開弁し、吸着保持できる。
しかも、従前のものでは、湯温調節部18が高温位置か低温位置かによって停止位置に達するまでの後退時間が異なっていたが、本実施例では後退時間をほぼ同一にできる。
従って、消火操作後に直ちに点火操作を行った時に、高温では着火するが低温では着火しないといったようなことが起こらず、操作時に違和感を生じない。
【0023】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、本実施例では、マグネット式安全弁33を開弁する開弁装置34としてスピンドル37に嵌合するボール式の開弁装置34を示して説明したが、水圧力によって、マグネット式安全弁33を押動開弁する開弁装置であれば、他の構成であっても良い。
【0024】
また、開閉部2は、上下に移動自在な感圧ダイアフラム8で仕切られ、上側に大気開放された大気室9aを、下側に水圧応動装置1の一次室13に通じる受圧室9bを設ける構成としたが、開閉部2全体を逆さに設けた構成であっても、横向きに設けた構成であっても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の元止め式ガス湯沸器によれば、開弁装置のリセット時間を短縮することにより、消火操作後に直ちに点火操作を行っても、マグネット式安全弁を押動開弁して、確実に着火することができる。
その結果、着火ミスなく点火操作ができるので使用勝手が向上するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての元止め式ガス湯沸器の概略構成図である。
【図2】開弁部の動作を示す説明図である(点火時)。
【図3】開弁部の動作を示す説明図である(消火時)。
【図4】開弁装置の後退時間と水圧との関係を示すグラフである。
【図5】開弁装置の動作を示す概略図である(停止状態)。
【図6】開弁装置の動作を示す概略図である(押し切り状態)。
【図7】開弁装置の動作を示す概略図である(係合解除状態)。
【図8】開弁装置の動作を示す概略図である(燃焼状態)。
【図9】開弁装置の動作を示す概略図である(係合復帰状態)。
【図10】従来の元止め式ガス湯沸器の概略構成図である。
【符号の説明】
1 水圧応動装置
2 開閉部
4 水圧自動弁
5 バルブバネ
6 連通路
7 バルブ
8 感圧ダイアフラム
9a 大気室
9b 受圧室
10 バネ
12 二次室
13 一次室
33 マグネット式安全弁
34 開弁装置
37 スピンドル
Claims (1)
- バーナの燃焼熱により通水中の水を加熱する熱交換器と、
上記バーナへのガス流路に設けられ、電磁力により開弁保持されるマグネット式安全弁と、
上記熱交換器への給水路に設けられ、給水路を開閉する水栓と、
上記水栓から熱交換器への給水路途中に設けられ、上記熱交換器への通水により、ダイアフラムで仕切る一次室と二次室に差圧力を発生する水圧応動装置と、
上記水圧応動装置による差圧力によって進退動するスピンドルと、
上記スピンドルの先端部に設けられ、上記マグネット式安全弁を押し開く開弁装置と、
上記マグネット安全弁を開弁完了後に上記スピンドルと上記開弁装置との係合状態を解き、通水停止による上記スピンドルの後退途中で上記スピンドルと上記開弁装置とを再係合する係合機構とを備えた元止め式ガス湯沸器において、
上記水圧応動装置の上記一次室と上記二次室とを連通する連通路と、
上記一次室の水圧が所定水圧に達すると上記連通路を閉じ、上記一次室の水圧が所定水圧未満となると上記連通路を開く開閉弁とを設けたことを特徴とする元止め式ガス湯沸器。
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