JP3862523B2 - マイクロスライス生成による輪郭平滑化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は層を重ねて3次元オブジェクトを形成するための方法に関するものであり、さらに詳しくは、輪郭データが正確かつ平滑で特徴が失われることのないように、コンピュータ援用設計(CAD)データから入力される、 STL(ステレオリソグラフィ)ファイルフォーマットデータに用いられる3角形の頂点を識別する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、3次元モデル速成のための多くの様々な技術が、産業で利用するために開発されてきている。これらの方法は、時に高速試作及び製造(“RP&M”)技術と称される。一般に、高速試作及び製造技術は、形成されるべき3次元オブジェクトの断面を表すスライスデータのセットを利用して、加工媒体から一層毎に3次元オブジェクトを積層する。一般に、オブジェクトの表現は初めにCADシステムにより与えられる。
【0003】
現在最も普及しているRP&M技術であるステレオリソグラフィは、3次元オブジェクトを形成する複数の層(すなわちラミナー)を一層毎に、液状材料層を加工面で選択的に露光して固化し、次々に固着させることを利用する、液状材料からの3次元オブジェクトの自動化製造のための技術として定義できる。ステレオリソグラフィにおいて、3次元オブジェクトを表すデータはオブジェクトの断面を表す2次元の層データとしての入力であるか、あるいは2次元の層データに変換される。材料層は連続して形成され、コンピュータ制御UV光レーザビームを用いて選択的に転換すなわち固化(すなわち硬化)されて、次々に2次元層データにしたがうラミナーにされる。転換時に、次のラミナーが前に形成されたラミナーに固着されることで、一体化された3次元オブジェクトの形成が可能になる。
【0004】
ステレオリソグラフィは複雑な、あるいは簡単なパーツを工具を用いずに迅速に作製するための前例のない方法を代表している。この技術はコンピュータを使用するオブジェクトの断面パターンの生成に依存するから、当然CAD/CAMとのデータリンクがある。しかしそのようなシステムは、分解能、精確度に関係する困難及びあるオブジェクト形状を作製する上での困難だけでなく、収縮、カール及びその他の変形に関係する困難にも遭遇してきた。
【0005】
ステレオリソグラフィは3次元オブジェクトを形成するための有効な技法であることを実証してきたが、しばらくの間は技術上の困難を処理する様々な改善が必要であった。幾年にもわたって、多くの改善が上記の困難を処理し、オブジェクトの精確度及び外観の向上並びに積層オブジェクトのスライス生成速度の最適化がなされてきた。しかし、積層オブジェクトの外観及びあるオブジェクト形状の作製の容易性をさらに改善する必要がいまだに残されている。ステレオリソグラフィによる積層プロセスの様々な態様が、積層オブジェクトの外観及び3次元オブジェクト作製の容易性に大きく影響し得る。例えば、必要とされる改善の一態様及び領域は、STLファイルフォーマットの3角形をスライスすることにより生成される輪郭データの精確度である。
【0006】
SliceTM(スライス(商標))ソフトウエアは、3次元STLファイルの3角形情報またはモデルデータを2次元の輪郭SLIデータに変換する、ステレオリソグラフィ用ソフトウエアプログラムである。Sliceソフトウエアプログラムは、ステレオリソグラフィ(SLA(登録商標))システムのレーザがスキャンを行って積層オブジェクトを形成するために用いられる感光性ポリマー液を固化する、幾何学的パターンを定める。STLファイルの3角形データが処理されて、層ベクトルデータ、すなわち上述のSLIデータをもつSliceファイルにされる。これは、モデルの底から始めて、指定された厚さで次々に断面スライスをとることにより達成される。したがって、それぞれのスライスは指定されたZ−高におけるモデルの2次元断面を表す。SLA(登録商標)システムの機能及びスライス生成プログラムの利用は、米国特許第5,059,359号;第5,137,662号;第5,184,307号;第5,345,391号;第5,776,409号;第5,854,748号;第5,870,307号;第5,943,235号;第6,027,682号;及び第6,84,980号に説明され、これらの特許は全て本発明の譲受人に譲渡されている。
【0007】
STLモデルはモデルの表面を表す複数の3角形の組み合わせで定められる。それぞれの3角形は、図3に示されるように、3つの頂点で表される。これらの頂点で形成される法線が3角形の表面角を定める。3つの頂点及び法線が3角形を定める。各頂点の座標(X,Y,Z)はCAD浮動小数点単位で表される。これらの点の代表的な分解能は少なくとも、 インチSTLモデルに対して0.0001,mmSTLモデルに対して0.0025である。 スライス生成操作でつくられる輪郭データは、スライス分解能パラメータを用いて3次元CAD浮動小数点データから2次元SLI整数データに移し替えられる。スライス分解能は1CAD単位にどれだけ多くの整数スライス単位があるかを定める。インチCADモデルに対する代表的なスライス分解能は2,000である。 これは、インチCAD単位1あたり2,000のスライス単位があることを意味する。
【0008】
CADのSTLデータがファイルからメモリに読み込まれる時に、3角形の頂点はスライス分解能変換因子を用いてCAD浮動小数点データからSLI整数データに変換される。したがって、STL入力が完了したときには全ての3角形データが整数フォーマットで表されている。3角形データをスライスするプロセスをスタートさせる準備はここでできているが、初めに初期Z−開始点が選ばれなければならない。最適なZ−開始点はモデルの実Z−底面である。しかし特定のモデルに対する開始Z−面は、指定されたスライス間隔におけるZ−面の全てが揃うように、同じSLAシステムプラットフォーム上で同じ積層サイクルにおいて積層され得るその他のいかなるモデルも考慮して、選ばれなければならない。同時に積層されるモデルの開始スライス層がスライス厚さの偶数倍である場合であっても、3角形の実Z−成分がZ−スライス境界上に乗らない方位をもつ3角形が多い。このことは、モデルの特長がスライス層の境界内にあって、境界上にはない場合に、そのような特徴が失われるために問題となる。“スナッピング”すなわち全てのZ−頂点を偶数スライス境界上に移動させるような、補正手段を用いれば、パーツの特徴は保持されるかもしれないが、パーツの変形が生じる。3角形の頂点が層内にある場合、Z−頂点の“スナッピング”は不正確で、粗く、したがって望ましくない輪郭データを生成し得る。輪郭データが望ましくない裂け目及び突起をつくるような場合もおこり得る。これらの問題は、平滑な輪郭データが得られ、従来技術の望ましくない要素及び副作用を排除する、本発明の方法において解決される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスライス生成法を用いて得られるパーツより平滑な輪郭を形成し、高い精確度及び改善された表面外観を有する最終積層オブジェクトを作製する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様は、原STLモデルデータを改変しない、より平滑な輪郭をもつ積層オブジェクトすなわちパーツが得られることである。
【0011】
本発明の別の態様は、モザイク化積層オブジェクトすなわちモデルにおける3角形の頂点を、スライス生成機能は果たしながら、頂点の正確なSLI単位位置にあるように考慮することである。
【0012】
本発明の特徴は、スライス生成時にSTLデータが処理されて層のベクトルデータにされるときに、STLファイルの3角形の頂点のスナッピングすなわち移動が行われないことである。
【0013】
本発明の別の特徴は、モザイク化積層オブジェクトすなわちモデルにおける3角形の頂点がスライス生成時に識別され、スライス面が中間にある頂点を通過して平滑な輪郭をつくるような中間スライスがスライス層内に挿入されるように、中間スライスがつくられることである。
【0014】
本発明のまた別の特徴は、中間スライス及び原スライスが、Z−方向のスライス境界面n及びスライス境界面n+1を表す1つの平滑な輪郭を生成するためにブール和集合関数に結合されることである。
【0015】
本発明のさらに別の特徴は、中間スライスの生成が中間3角形頂点を有する層でしか行われないことである。
【0016】
本発明の利点は、中間スライス生成を用いる本マイクロスライス生成法により生成される輪郭が平滑であり、実STLモデルの、従来のスライス生成法で達成される表現よりも正確な表現であることである。
【0017】
本発明の別の利点は、本スライス生成法では、スライス層に中間頂点がなければ、正確なスライス生成に時間がかからないことである。
【0018】
本発明のまた別の利点は、マイクロスライス生成すなわち中間スライス生成法を用いることで得られる最終積層オブジェクトすなわちモデルが、従来のスライス生成法により得られるパーツより平滑であり、正確であることである。
【0019】
本発明のさらに別の利点は、積層オブジェクトの表面外観が従来のスライス生成法を用いることで得られるパーツより優れていることである。
【0020】
上記及びその他の態様、特徴及び利点は、マイクロスライス生成、すなわち原スライス層へのモザイク化積層オブジェクトの3角形の頂点を通過する中間スライスを採用して、より平滑な輪郭をもち、実STLモデルのより正確な表現である、外観がより優れた最終パーツを作製する方法を用いる、本発明によって得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の上記及びその他の態様、特徴及び利点は、以下の本発明の詳細な開示の考察により、特に図面とともになされた場合に、明らかになるであろう。
【0022】
ここで図面、特に図1を参照すれば、本発明の実施に適するステレオリソグラフィシステム全体のブロック図が示されている。CADジェネレータ2及び適切なインターフェース3が、形成されるべきオブジェクトの、一般にはSTLファイルフォーマットの記述データを、データを最適化し、出力ベクトルを供給するためにオブジェクトデータが処理されるインターフェースコンピュータ4に、エサーネット(ETHERNET(登録商標))等のような通信ネットワークを介して供給する。STLファイルは、表面ポリゴンのそれぞれの3つの頂点のX,Y及びZ座標並びに表面法線の方位を表す指数からなる、モザイク化オブジェクト記述である。表面ポリゴンは3角形であることが好ましい。処理されたデータは、かなり困難で複雑なオブジェクト形状に対しても、応力、カール及び変形を低減し、分解能、強度、精確度、並びに複製作製の速度及び経済性を高めるであろう。インターフェースコンピュータ4は、スライスを生成し、層厚を変え、ポリゴン頂点を丸め、フィリングを行い、拡大/縮小し、ハッチングをかけ、ベクトルをオフセットし、ベクトルを順序づけ、上向き及び下向きのスキンを生成することにより、層データを生成する。
【0023】
コンピュータ4からのベクトルデータ及びパラメータは、積層オブジェクトすなわちパーツの断面を表す個々の固体層すなわちラミナーを生成させることができ、ラミナーを次々に組み合わせて3次元パーツを形成できるステレオリソグラフィシステムのレーザ、ミラー、エレベーター等を操作するためのコントローラサブシステム5に向けられる。個々の薄層すなわちラミナーを形成するために、適切な形態のエネルギー刺激を液状媒体表面における上記のベクトルデータ及びパラメータにしたがう図形パターンとして印加することによりパーツが生成される。それぞれの固体層すなわち個々のラミナーは、作製されるべき3次元オブジェクトの隣接する断面を表す。隣接する層すなわちラミナーは、3次元オブジェクトすなわちパーツを生成するために形成されながら、次々に重ね合わされる。
【0024】
図2からわかるように、ソフトウエアは積層オブジェクトデータのSTLファイル65を生成し、サポートジェネレータ68がサポート構造を生成する。サポート3角形識別データを含むSTLファイル情報は、3角形データ属性STLファイル69に格納される。次いで、このデータは、モザイク化オブジェクトファイルを数学的に通過している、間隔が密な複数の水平面から生成されるSLIデータファイル71を生成するために、スライスジェネレータ70に供給される。
【0025】
ビルドスタイルファイル74からのビルドスタイルは、パーツの作製に用いられる特定のステレオグラフィシステムに固有のプラットフォームファイル(PLA)75に供給される。次いでデータは、SLIデータファイル71,スタイルファイル74及びPLAファイル75の情報をマージしてビルドファイル(BFF)76を生成する、収束化モジュール72に供給される。複数のSLIファイルを受け取ってそれらをマージしたビルドファイル76は、ここで、ステレオリソグラフィシステムを用いて液状媒体すなわち感光性ポリマー化合物により物理的な実オブジェクトを生成するプロセスを開始する。
【0026】
STL積層オブジェクトはモデルの表面を表す複数の3角形の組み合わせで定められる。それぞれの3角形は、図3に最適に示されるように、3つの頂点で表される。頂点により形成される法線は3角形の表面を定め、それぞれの頂点の座標(X,Y,Z)はCAD浮動小数点単位で表される。これらの点の代表的な分解能は少なくとも、 インチSTLモデルに対する約0.0001からmmSTLモデルに対する約0.0025とすることができる。 スライス生成操作でつくられる輪郭データは、スライス分解能パラメータを用いて3次元CAD浮動小数点データから2次元SLI整数データに移し替えられる。スライス分解能パラメータは、どれだけ多くの整数スライス単位が1CAD単位にあるかを定める。インチCADモデルに対する代表的なスライス分解能は2,000である。 言い換えれば、 先に述べたように、インチCAD1単位あたり2,000のスライス単位がある。スライス分解能2,000及びスライス層厚0.004ミル(約0.1μm)を用いれば、スライス境界面nとスライス境界面n+1との間の中間スライスの数は8に等しくなる。
【0027】
CADのSTLデータがファイルからメモリに読み込まれるときに、3角形の頂点は、スライス分解能変換因子を用いてCAD浮動小数点データからSLI整数データに変換される。STLの入力が完了すると、3角形データは全て整数フォーマットで表され、初期Z−開始点が選択されてから、3角形データをスライスするプロセスが始まる。理想Z−開始点はモデルの実Z−底面であるが、これは、複数のモデルが同じSLAシステムプラットフォーム上で積層される場合に指定されたスライス間隔におけるZ−面が全て揃うように、調節されなければならない。初期すなわち開始Z−スライス層を:(1)CAD単位でのスライス厚にスライス分解能を乗じることでスライス厚をCAD単位からスライス単位に変換し;(2)CADのZ−スライス層にZ−スライス分解能を乗じることでZ−スライス層をCAD単位からスライス単位に変換し;(3)スライス厚の偶数倍となる丸められたZ−層値が得られるように、スライス単位のZ−層を丸める;ことにより計算するステップを遂行する、Z−スライス層を計算するための典型的アルゴリズムを用いることができる。この丸め手続きにより、全てのZ−スライス層がスライス厚の偶数倍であることが保証されるであろう。
【0028】
STLデータが整数フォーマットで表されてしまえば、スライス生成機能が実行され、3角形の頂点のいずれについてもスナッピングすなわち移動を全く行わずに、オブジェクトの2.5次元断面の表現が生成される。 スライス生成操作が行われるときには既に、頂点は実すなわち正確なSLI単位のZ位置にあると見なされる。スライス境界面n及び/またはスライス境界面n+1のみを用いるような従来のスライス生成手法を用いると、3角形の実Z−成分及び頂点がZ−スライス境界面上に乗らないためにスライス層境界内の特徴が失われるから、問題のあるモデルが生じる。この問題の従来の解決法は、全てのZ−頂点をZスライス層境界上に“スナップ”する、すなわち移動させることであった。しかし、特徴が失われることはないにしても、これではモデルの本来の幾何学的形状及び寸法が改変され、本来のSTLモデルファイルデータからのモデルの変形が生じてしまう。頂点の移動は、不正確で粗く、ギザギザがあり、一般には望ましくない輪郭データも生成する。望ましくない裂け目及び突起を有する輪郭も生じうる。
【0029】
図5は、それぞれの3角形の頂点がスライス生成操作時に厳密すなわち正確な位置に維持され、原データは改変されないことを表している。第1に、スナップされていない正確な原STLモデルデータから、Z−方向のスライス生成操作により輪郭が生成される。本技術は、いずれの頂点もスナップすなわち移動を行わずに、原CADデータの本来の頂点を用いて実行される。第2に、スライス境界面nとスライス境界面n+1との間の全ての中間スライスの数が計算される。例えば、前述したように、層厚が約0.004ミルでスライス分解能が2,0000であれば、0.004×2,000=8の中間スライスがあることになろう。第3に、8つの中間スライスの内のいずれか1つのスライス面上に頂点が乗っているか否かをチェックすることにより、境界面n及び境界面n+1を含む境界面nと境界面n+1との間のスライスを実際につくる必要がある全てのスライス面が識別される。これが、スライス境界面nとスライス境界面n+1との間に中間スライスが挿入され、よってそれぞれの頂点がそれぞれの頂点を通過するスライス面を有している図5に最適に示されるように、頂点のそれぞれが1つのスライス面に含まれるような中間スライス生成すなわちマイクロスライス生成の用法である。図5の3角形4は、3角形がスライス境界面nとスライス境界面n+1の両方にまたがる場合を例示し、このことが中間スライスをつくる必要がある全てのスライス面を識別するための頂点チェックにおいてスライス境界面n及びスライス境界面n+1が必ず含められる理由である。最後に、nとn+1の両方でスライス層を表す単一の輪郭のみが生成されるように、中間スライスをつくる必要がある全てのスライス面の先に行われた識別時に生成された輪郭の全てに、ブール関数が施される。
【0030】
本技術すなわち方法により、図4に示される3角形のような、存在し得る、方位が様々な3角形の全てを精確に表現できる。この技術は中間頂点を有する層にのみ中間スライスの付加を行うことが、直感的にわかる。大きな3角形がスライスされる場合、スライスアルゴリズムは中間スライスをつくらず、頂点がないところではマイクロスライスをつくらないようにして、計算に費やされる時間及び資源を最適化する。この改善されたスライス生成技術は、実STLモデルの平滑で、より正確な表現である輪郭を与え、同時に積層オブジェクトすなわちパーツの表面仕上げで問題となり得る、粗くてギザギザの輪郭を回避する、輪郭データを生成する。
【0031】
適切な形態のエネルギー刺激の印加に応答して固化できる適当ないずれの液状材料も、本発明の実施に用いることができる。紫外光または、電子ビーム、可視または不可視光のようなその他の形態の刺激の照射によるか、あるいはインクジェットによるかまたは適当なマスクを介しての反応性化学物質の添加により、固体高分子プラスチックへの変化が誘起され得る多くの液状化学物質が知られている。本発明の実施に用い得る適当な感光性ポリマーには、米国カリフォルニア州ロサンジェルスのチバ・スペシャルティ・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)社で製造されて、カリフォルニア州バレンシア(Valencia)の3Dシステムズ社(3D Systems Inc.)から販売されている、 市販のいずれの感光性ポリマーも含まれる。前記の感光性ポリマーには、3Dシステムズ社の市販のSLAシステムで使用するための、SL7540,SL5170,SL5180,SL5195及びSL5510が含まれるが、これらには限定されない。
【0032】
本発明は,いかなるステレオグラフィ装置でも実施できるが、本発明の譲受人である3Dシステムズ社から市販されているSLA7000システムとの関係において論じられている。
【0033】
本発明を本発明の特定の実施形態を参照して上に説明したが、本明細書に開示した本発明の概念を逸脱することなく、材料、並びにパーツ及び工程の構成に多くの変更、改変及び変形がなされ得ることは明らかである。したがって、特許請求事項の精神及び広い範囲は、当業者には本開示を読んだ際に浮かび得るような変更、改変及び変形の全てを包含するように意図されている。本明細書に引用された特許出願、特許及びその他の刊行物の全ては、そのままの状態で本明細書に参照として含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施のためのステレオグラフィシステムの全体的ブロック図
【図2】 本発明の方法で積層オブジェクトを作製するためのデータの生成及びフローを示すデータフローチャート
【図3】 3つの頂点で表される表面3角形及び、これらの頂点で形成される、前記3角形の表面角を定める法線の略図
【図4】 3角形及びその成分がZ−スライス層境界上に乗らず、従来技術のスライス生成手法では特徴が失われるかあるいは望ましくない3角形データが生じてしまう、3角形の略図
【図5】 実STLモデルのより正確な表現及び平滑な輪郭を得るために、 (モザイク化積層オブジェクトの)3角形の頂点における中間スライスを採用するマイクロスライス生成の用法の略図
【図6】 より正確なSTLモデル及び平滑な輪郭を得るために用いられる方法のフローチャート
【符号の説明】
2 CADジェネレータ
3 インターフェース
4 インターフェースコンピュータ
5 コントローラ
68 サポートジェネレータ
69 3角形データ属性STLファイル
70 スライスジェネレータ
71 SLIデータファイル
74 スタイルファイル
75 プラットフォームファイル
76 ビルドファイル
Claims (10)
- 液状媒体を層ごとに刺激し、選択的に固化させて3次元オブジェクトを形成するためにステレオリソグラフィを用いる、3次元オブジェクトを形成する方法において、該方法が:
(a) 前記刺激のためのエネルギーの選択的印加による固化が可能な液状媒体を容器内に保持する工程;
(b) 形成されるべきオブジェクトの形状を表す複数の3角形からなるデータを受け取る工程;
(c) 前記受け取ったデータを処理して、オブジェクトを形成するための前記液状媒体の前記刺激のための選択的エネルギー印加に用いるために前記データを最適化する工程;前記受け取ったデータの処理は、前記データの計算されたスライス層内にある前記3角形の頂点を識別し、前記計算されたスライス層をさらにスライスして、そのスライス面が前記頂点を通るような中間スライスを作成し、さらに該中間スライスにブール関数を施すことを含む;及び
(d) 前記最適化されたデータに基づき、前記容器内の前記液状媒体に前記エネルギーを選択的に印加して、前記3次元オブジェクトを層を重ねて形成する工程;
を含むことを特徴とする方法。 - 所望の層厚及び所望のスライス分解能を用いて、前記計算されたスライス層のスライス境界面nとn+1との間の全ての中間スライスの数を計算する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記中間スライスのスライス面が前記計算されたスライス層内にある3角形の頂点の全てを通るように中間スライスを作成することを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記ブール関数としてブール和集合演算を用いることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記受け取ったデータを処理する工程が、3次元STLモデルデータを2次元SLI輪郭データに変換する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
- ステレオリソグラフィを用いて3次元オブジェクトを形成するためにデータを処理する方法において、該方法が:
(a) 形成されるべきオブジェクトの形状を表す複数の3角形からなるデータを受け取る工程;及び
(b) 前記受け取ったデータを処理して、オブジェクトを形成するための液状媒体を刺激して選択的に固化させるための選択的エネルギー印加に用いるために前記データを最適化する工程;を含み、
前記受け取ったデータの処理は、前記データの計算されたスライス層内にある前記3角形の頂点を識別し、前記計算されたスライス層をさらにスライスして、そのスライス面が前記頂点を通るような中間スライスを作成し、さらに該中間スライスにブール関数を施すことを含むことを特徴とする方法。 - 所望の層厚及び所望のスライス分解能を用いて、前記計算されたスライス層のスライス境界面nとn+1との間の全ての中間スライスの数を計算する工程をさらに含むことを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記中間スライスのスライス面が前記計算されたスライス層内にある3角形の頂点の全てを通るように中間スライスを作成することを特徴とする請求項7記載の方法。
- 前記ブール関数としてブール和集合演算を用いることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記受け取ったデータを処理する工程が、前記オブジェクトの2.5次元断面表現を生成するために3次元STLモデルデータを2次元SLI輪郭データに変換する工程をさらに含むことを特徴とする請求項6記載の方法。
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