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JP3861138B2 - 眼内レンズの挿入器具 - Google Patents

眼内レンズの挿入器具 Download PDF

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JP3861138B2
JP3861138B2 JP2001267398A JP2001267398A JP3861138B2 JP 3861138 B2 JP3861138 B2 JP 3861138B2 JP 2001267398 A JP2001267398 A JP 2001267398A JP 2001267398 A JP2001267398 A JP 2001267398A JP 3861138 B2 JP3861138 B2 JP 3861138B2
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intraocular lens
slit
insertion device
curved
wall surface
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研一 小林
敏一 菊池
英謙 吉田
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キヤノンスター株式会社
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    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses or corneal implants; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1667Instruments for inserting intraocular lenses into the eye with rotatable plungers

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  • Prostheses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、白内障で水晶体を摘出した後に、水晶体の代わりに眼内に挿入する変形可能な眼内レンズの挿入器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の眼内レンズの挿入器具については、すでに多くの提案がなされている。
【0003】
例えば、コイル状の支持体を有する眼内レンズを眼内に挿入する挿入器具において、眼内レンズの弾性復元力によって起こる挿入器具の挿入先端部の開口端からの急激な飛出しを抑制するために、本発明の出願人は、すでに特開平08−038542において眼内レンズの眼内への最終挿入速度を制御する前記挿入器具の改善策を提案している。
【0004】
即ち、前記特開平08−038542では、弾性プラスチック製の挿入先端部にスリットを形成して、挿入器具の挿入先端部の開口端から折畳み変形された眼内レンズが突出され所定形状に戻る直前に、折畳み変形された眼内レンズの弾性復元力を、前記復元状態の眼内レンズの一部が前記スリットを介して突出することで、前記弾性復元力を部分的に吸収すると共に、前記スリットの上,下の各切断面で眼内レンズの表裏面の一部を挟持し、その摩擦力で眼内レンズが挿入先端部の開口端より急激に飛出すことがないように抑制した構成について提案している。
【0005】
以下、前記従来技術である変形可能な眼内レンズ挿入器具について、図13〜17を参照して説明する。図13は従来の変形可能な眼内レンズ挿入器具の一部切欠き全体斜視図で、図14は前記挿入器具に使用される挿入先端部の要部拡大斜視図、図15は図14のD−D線断面図、図16は前記挿入器具に使用される挿入先端部の動作説明の要部拡大斜視図、図17は図16のE−E線断面図である。
図中、11は器具本体であり、12は押出軸、13はおねじ筒、14は押出し機構である。
【0006】
18は包持部材で、ヒンジ部15を有するレンズ設置部16を備え、レンズ設置部16の先端側に挿入筒17を突出させた構成となっている。さらに前記挿入筒17の先細の挿入先端部17aの一側部のみに、挿入筒17の内外を連通する状態で軸方向に沿ってスリット17bが形成され、スリッ17bは先細の挿入先端部17aが眼球に形成した切開創内に挿入される長さ未満の長さに余裕を持たせて形成してある。
【0007】
なお、スリット17bの切断面間の幅寸法は、眼内レンズの光学部2の厚さ寸法が1mmの場合は、0.9mmにするなど、光学部2の厚さ寸法より若干小さい一定幅に形成してある。17cは前記挿入筒17の基端側、17dは開口端を示す。
以上のような構成の従来例では、眼内レンズ1は包持部材18のレンズ設置部16に装填されて折り畳まれるようになっている。
【0008】
眼内レンズ1を包持部材18のレンズ設置部16に装填状態で、眼内レンズ挿入器具のおねじ筒13をまわすと押出軸12がねじ送りされ、眼内レンズを眼内へ挿入する工程が始まる。上記眼内への眼内レンズ挿入工程中における挿入筒17の挿入先端部17aの動きを図16及び図17で説明する。
【0009】
押出軸12の先端により徐々に押出される眼内レンズ1は、挿入筒17の先細の挿入先端部17aに到達した時点で、図17に示すように、挿入先端部17aの軸方向に沿って形成したスリット17bが徐々に開くことで、挿入筒17の基端側17cでは折畳まれている眼内レンズ1の光学部2の応力を挿入先端部17aで徐々に開放しながら眼内レンズ1を開口端17dから眼内に挿入する。
【0010】
また、スリット17bは眼内レンズ1の光学部2を図17に示すように挟み込むように把持することによって、眼内への急激な飛出しを防止すると共に、眼内レンズ1に加えられた応力のみを開放し、スリット17bの上下の各切断面で眼内レンズ1が表裏より把持されて挿入先端部17aに留められ、眼内レンズ1の挿入速度を押出軸12の前進速度と対応させるように制御できる。
【0011】
また、従来技術においては、先端挿入部17aに形成したスリット17bの上,下切断面17e間に所定幅を設けずに、図18〜図20に示すように各切断面17eがほぼ接触可能な状態に切断したスリット17bを形成し、且つスリット17bの基端側の末端部17jに開放部17kを有する軸方向と直行する方向に貫通する亀裂防止用の穴17gを設けたものが知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来技術に係る眼内レンズの挿入器具によれば、挿入筒17の先細の挿入先端部17aに形成したスリット17bは、スリット17bの上下の各切断面17eと挿入筒17の内,外周壁面17iとが交差する稜線部17fが角張った状態で軸方向に形成されており、このスリット17bに眼内レンズ1が挟持されている時点では、前記スリット17bの角張った稜線部17fが眼内レンズ1の光学部2の表,裏面に食い込んだ状態で当接しており、この状態で押出される両者の接触面には大きな摩擦力が働くため押出し操作が円滑にできない。
【0013】
また、前記挿入先端部17aに形成されたスリット17bは、スリット形成時に前記スリット17bの切断面17eおよび角張った内外の稜線部17fの形状には、ばらつきが生じ、眼内レンズ1の光学部2の接触外面に対する押付力がスリット17bの場所ごとに変動しスリット17bの挟持力にばらつきが生じる恐れがある。
【0014】
更に、スリット17bにおける挟持力に変動が起こることで、スリット17bと眼内レンズ1の光学部2表,裏面との間に異常な摩擦力が働き、前記眼内レンズの挿入速度を安定的に維持することや再現性良く挿入速度制御することが難しく熟練を要した。
【0015】
さらにまた、図20に示すように、スリット17bの末端部17jに形成される亀裂防止用の穴17gを備えた形状のものにあっては、穴17gの開放部17kに連続する各切断面17eの末端部17jに段差をもって形成される稜線部17lが角張っており、眼内レンズ1の後方が前記稜線部17lの矢印Fからの押圧力が強く、したがって、切断面17eの末端部17jにおいて挟持力に差が生じ、前記同様眼内レンズのスムーズな挿入速度の制御ができない恐れがある。
【0016】
本発明は、前述した問題点を解決して、眼内レンズの挿入器具の挿入先端部に形成したスリットの切断面と眼内レンズ表,裏面との間に生じる摩擦力を安定・円滑化することで、眼内レンズを眼内に挿入する際の前記眼内レンズの挿入速度を安定的に維持できる眼内レンズの挿入器具を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、変形可能な眼内レンズを小さい形状に変形して、挿入先端部に切断面と少なくとも内周壁面が曲面形状で連続するスリット有した挿入筒を通して眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具において、前記スリットの切断面の末端部に挿入筒壁面を貫通する穴が連続して形成されると共に、切断面の末端部と穴の円周内壁面とが交差する陵線部を曲面形状にしたことを特徴とする。
【0018】
請求項2の発明は、変形可能な眼内レンズを小さい形状に変形して、挿入先端部に切断面と少なくとも内周壁面が曲面形状で連続するスリット有した挿入筒を通して眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具において、 前記スリットの切断面の離間幅が挿入筒先端部の開口端より基端側に形成された穴の最大径位置に向けて連続して離間幅を徐々に大きくした傾斜を持つように形成されていることを特徴とする。
【0019】
請求項3の発明は、前記請求項1または2に記載した眼内レンズの挿入器具において、前記スリットの切断面および前記稜線部は、鏡面仕上げ工具の押圧加工によって補強された曲面形状に形成されたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の眼内レンズの挿入器具に係る第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の眼内レンズの挿入器具の一部切り欠き全体斜視図、図2は図1の包持部材の拡大斜視図、図3は変形可能な眼内レンズの一例を示す拡大平面図、図4は図1の挿入先端部の要部拡大斜視図、図5は図4のA−A線断面図、図6は図1の動作説明図、図7は図6のB−B線断面図を示している。
【0021】
図1は眼内レンズの挿入器具を示すもので、ほぼ筒状の器具本体11と、この器具本体11に嵌めた押出軸12と、器具本体11の内周面に形成した雌ねじ(図示せず)にねじ嵌合させた雄ねじ筒13がある押出し機構14と、ヒンジ部15を有するレンズ設置部16の先端側に挿入筒17を突出させた包持部材18とを備え、器具本体11の先端部上面には取付溝11aが軸方向に沿って形成され、前記押出軸12は雄ネジ筒13に軸方向に拘束して回動可能に連結し、器具本体11に対し回動を拘束している。
【0022】
前記包持部材18のレンズ設置部16は、図2に示すように、挿入筒17の末端に固定半割筒19を一体に設けると共に、固定半割筒19と対向する可動半割筒20を挿入筒17の末端に近接させて開閉可能に設け、固定半割筒19と可動半割筒20との下縁部をヒンジ部15によって連結し、固定,可動半割筒19,20上には固定,可動押え板21,22をそれぞれ突出させてある。
【0023】
また、可動半割筒20、ヒンジ部15および可動押え板22よって開閉機構を構成し、開閉機構を閉じることで、可動押え板22が固定押え板21に当接して、挿入筒17と同軸の筒状になるようにしてある。
挿入筒17は、基端側17cの内径が固定,可動半割筒19,20が当接した筒状部の内径と等径であり、先細の挿入先端部17aを有している。
【0024】
なお、前述した構成は,前記従来例として示す特開平08−038542号公報に記載されたものとほぼ同構成である。
【0025】
前記第1実施形態の眼内レンズの挿入器具は、図4〜図7に示すように、挿入筒17の基端側17cの先端に連なる先細のテーパを有する挿入先端部17aを形成し、この挿入先端部17aの一側部のみに挿入筒17の内外を連通するスリット17bを形成し、スリット17bは挿入先端部17aの軸方向に沿い、その開口端から基端側に向かって、挿入先端部17aが眼球に形成した切開創内に挿入される長さ未満の長さに余裕をもたせて形成してあり、スリット17bの基端側17cには前記スリット17b部分より延長されて形成された亀裂防止用の穴17gが連続線加工によって形成されている。
【0026】
また、図5の拡大断面図に良く見られるように、スリット17bの上,下切断面17eには、それぞれ湾曲する円弧状曲面17hが施されている。なお、17dは開口部を示す。
【0027】
さらに、押出軸12の先端部23は横断面扁平な形状に形成され、両側円弧状部が挿入筒17の先細の挿入先端部17a以外の内周壁面と摺接するようにしている。また、図3に示す眼内レンズ1は、光学部2が所定の記憶特性を有する弾性体を用いた変形可能な眼内レンズで、所定の記憶特性を有する弾性体の支持部3を備えたものである。
【0028】
以上のように構成された第1実施形態の眼内レンズの挿入器具は、図3に示す眼内レンズ1を眼内へ挿入する際には、まず包持部材18を器具本体11の取付溝11aより取外し、包持部材18の可動押え板22および可動半割筒20を開き、眼内レンズ1の1対の支持部3を前方の一側と後方の他側にそれぞれ位置させて光学部2をレンズ設置部16のヒンジ部15上方に適宜の隙間を設けて設置し、可動押え板22および可動半割筒20を閉じて固定押え板21および固定半割筒19に合わせ、半割筒19,20内に光学部2を2つ折り状に折畳んで小さな形状にし、前記包持部材18を器具本体11の取付溝11aに取付ける。この保持状態で前記押出し機構14の雄ねじ筒13を回転させることで、押出軸12の先端部23によって眼内レンズ1の光学部2を切開創内に挿入した挿入筒17の先細の挿入先端部17aに送り込み、前記挿入先端部17aのスリット17bを開放させながら眼内に向けて徐々に送り出される。
【0029】
即ち、挿入先端部17aに眼内レンズ1が到達する状態では、図6,図7に示すように眼内レンズ1の形状復元が起こり、眼内レンズ1の光学部2は前記スリット17bの切断面17eと挿入筒17の内,外周壁面17iとの交差する部分に形成される稜線部17fを、前記内,外周壁面17iより連続した曲面形状である円弧状曲面17lで挟持され、眼内レンズ1を復帰形状に近い状態に復元し挿入先端部17aの開口端17dより放出させるようにしている。
【0030】
従って、その挟持されている時点では、従来のようにスリット17aの切断面17eと内,外周壁面17iとの交差部分に生じる角張った稜線部17fがなく、かつ眼内レンズ1光学部2上,下面に接触する部分が曲面形状の円弧状曲面17lとなっているため安定的な摩擦力を維持することができる。
【0031】
また、本発明のスリット17bは、スリット17bの末端部17jと亀裂防止用の穴17g開放部17kとの連続部分に段差を持たない連続加工によって形成されているため、眼内レンズ1が挿入先端部17aに押出され眼内レンズ形状が復元する状態では、眼内レンズ1への不要な拘束を排除しているので、眼内レンズ1に対する摩擦力は、スリット17bの各切断面17eの円弧曲面部17lのみにより挟持されるため摩擦力の負荷が少なく挿入速度が容易にかつ安定化する。
【0032】
図8,図9,図10は第1実施形態のスリット17bの変形例を示すもので、図8はスリット17bの終端に前記スリットの切断面17eの末端部17jより延長されて形成された滴状の亀裂防止用の穴17gが連続加工によって上側方向に偏倚されて形成されたものである。
【0033】
また、図9はスリット17bの終端に前記スリットの切断面17eの末端部17jより延長されて形成された滴状の亀裂防止用の穴17gが連続線加工によって下側方向に偏倚されて形成されたものである。
【0034】
さらに、図10はスリット17aの末端部17jに形成した亀裂防止用の穴17gとの連続加工において、各切断面17eの離間幅Hが挿入先端部17aの開口端17dより亀裂防止用の穴7gの最大径位置に向けて連続して離間幅を徐々に大きくした傾斜を持つように形成したものである。
上記構成のスリット17aにあっても前記第1実施形態とそれぞれ同様な効果が期待できる。
【0035】
図11は本発明の第2実施形態を示す挿入先端部の要部拡大斜視図、図12は図11のC−C線断面図を示している。
【0036】
この発明の第2実施形態によれば、挿入筒17の先細の挿入先端部17aの一側部のみに、挿入筒17の内外を連通する所定の隙間幅Hを有するスリット17bが形成され、スリッ17bは先細の挿入先端部17aが眼球に形成した切開創内に挿入される長さ未満の長さに余裕を持たせた状態で、その隙間幅H寸法は、眼内レンズ1の光学部2の厚さ寸法が1mmの場合は、0.9mmにするなど、光学部2の厚さ寸法より若干小さい所定幅に形成したものであって、スリット17bの対向する上,下切断面17eには、前記挿入筒17の内,外周壁面17i連続する曲面形状である円弧状曲面17lが形成されたものである。
【0037】
なお、前述以外の構成は、前記第1実施形態と同様なので同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0038】
この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様な効果を奏すると共に、眼内レンズの光学部の厚さが若干厚いものなどに好適し、眼内レンズ1の押出し時にスリット17bの隙間幅Hが容易に拡がり易いと共に、光学部2を確実に把持でき、押出軸12の送り速度による眼内レンズ1の挿入速度の制御も確実になる。
【0039】
なお、前述の第1,第2実施形態においては、前記スリット17bの各切断面と内周壁面および外周壁面とが交差する内外両方の稜線部に連続する曲面形状を形成することが好ましいが、これに限定されることなく少なくとも眼内レンズがはじめに接触する内周壁面側の稜線部のみに設けても良いことは勿論である。
【0040】
次に本発明の眼内レンズの挿入器具におけるスリットの形成方法について説明する。
射出成形による成形品の挿入筒17の挿入先端部17aに、開口端17dより基端側17cの軸方向に向けて切断刃物によりスリット17bを作製したスリット17bの上,下切断面17eがほぼ接触状態となるスリット17bにあっては、前記スリット17bの上,下切断面17e間に、表,裏面に鏡面部を有する加工工具(図示せず)を挿入し、押圧力を加えながら前記上,下切断面17eの稜線部17fを曲面形状に仕上げる。上記の形成方法によれば、前記切断面17eおよび稜線部17fの近傍の材質が圧縮されて、強度が増強されるため、挿入先端部17aおよびスリット17b部分の損傷を防止できる。
【0041】
また、前記と同様にスリット17bの上,下切断面17eが互いに接触する状態の狭い隙間幅のスリット17bにあっては、挿入筒17の内,外周壁面17iと前記切断面17eとが交差する軸方向の稜線部17fに、表面を鏡面化し且つ加熱された小径ピン状器具を押し当て成形することで、前記それぞれの稜線部17fの角部を溶融し、滑らかな曲率が形成できる。
【0042】
さらに、前記挿入筒17の内外を連通する所定の隙間幅Hを有するスリット17bが所定の寸法をもって離間した状態に形成されたスリット17bにあっては、硝子ビーズの入ったボトルに前記挿入筒17を収納し、一定時間タンブリングすることで、隙間の有るスリット17bの切断面間に硝子ビーズが入り込み、前記切断面17eおよび前記稜線部17fをたたくことによって、それぞれ滑らかな曲率を持つ曲面を形成する方法が用いられ得るし、前記稜線部17fを電解研磨する方法などもある。
【0043】
さらにまた、射出成形による成形品の挿入筒17の挿入先端部17aに、開口端17dより基端側17cの軸方向に向けて加熱した状態の切断刃物により溶かしながらスリット17bを作製することによって、切込と溶融が同時に発生することによって、スリット17bに陵線部を作らずに滑らかな曲率を持つ曲面を形成することができる。
【0044】
さらにまた、レーザー光線を用いて前記スリットを溶融切断する方法もあり同様な効果が期待できる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明による眼内レンズの挿入器具は、挿入筒の挿入先端部に形成したスリットの切断面の末端部に挿入筒壁面を貫通する穴が連続して形成されると共に、切断面の末端部と穴の円周内壁面とが交差する陵線部を曲面形状にした構成としたので、押出される眼内レンズが滑らかな曲率面を有するスリットによって、眼内レンズとスリットの湾曲面とで安定した押圧力を作り出し、摩擦力を安定させることにより滑らかで速度むらのない眼内レンズの挿入手術が実現できる。
【0046】
加えて、前記スリットの切断面の離間幅が挿入筒先端部の開口端より基端側に形成された穴の最大径位置に向けて連続して離間幅を徐々に大きくした傾斜を持つように形成したので、スリットに挟持された眼内レンズが前記亀裂防止用の穴の末端部の陵線部に食い込んで眼内レンズを拘束する可能性を無くし、不安定な負荷の発生を防止でき、眼内レンズの挿入速度の制御が容易になり、手術操作が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】 本発明の眼内レンズの挿入器具の第1実施形態を示す一部切り欠き全体斜視図、
【図2】 図1の包持部材の拡大斜視図、
【図3】 図3は変形可能な眼内レンズの一例を示す拡大平面図、
【図4】 図4は図1の挿入先端部の要部拡大斜視図、
【図5】 図5は図4のA−A線断面図、
【図6】 図6は図1の動作説明図、
【図7】 図7は図6のB−B線断面図、
【図8】 図8は挿入先端部の変形例を示す要部拡大斜視図、
【図9】 図9は挿入先端部の変形例を示す要部拡大斜視図、
【図10】 図10は挿入先端部の変形例を示す要部拡大斜視図、
【図11】 本発明の眼内レンズの挿入器具の第2実施形態を示す挿入先端部の要部拡大斜視図、
【図12】 図12は図11のC−C線断面図、
【図13】 従来の眼内レンズの挿入器具を示す一部切り欠き全体斜視図、
【図14】 従来の眼内レンズの挿入器具の使用状態を示す挿入先端部の斜視図、
【図15】 図14のD−D線断面図、
【図16】 従来の眼内レンズの挿入器具の使用状態を示す挿入先端部の斜視図
【図17】 図16のE−E線断面図、
【図18】 従来の眼内レンズの挿入器具の使用状態を示す挿入先端部の変形例を示す斜視図、
【図19】 図18のF−F線断面図、
【図20】 図18の動作説明図。
【符号の説明】
【0048】
1 変形可能な眼内レンズ
2 光学部
3 支持部
11 器具本体
12 押出軸
13 雄ねじ筒
14 押出し機構
15 ヒンジ部
16 レンズ設置部
17 挿入筒
17a 挿入先端部
17b スリット
17c 基端側
17d 開口端
17e 上,下切断面
17f 稜線部
17g 亀裂防止用の穴
17h 円弧状曲面
17i 内周壁面,外周壁面
17j 末端部
17k 開放部
18 包持部材

Claims (3)

  1. 変形可能な眼内レンズを小さい形状に変形して、挿入先端部に切断面と少なくとも内周壁面が曲面形状で連続するスリットを有した挿入筒を通して眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具において、前記スリットの切断面の末端部に挿入筒壁面を貫通する穴が連続して形成されると共に、切断面の末端部と穴の円周内壁面とが交差する陵線部を曲面形状にしたことを特徴とする眼内レンズの挿入器具。
  2. 変形可能な眼内レンズを小さい形状に変形して、挿入先端部に切断面と少なくとも内周壁面が曲面形状で連続するスリット有した挿入筒を通して眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具において、 前記スリットの切断面の離間幅が挿入筒先端部の開口端より基端側に形成された穴の最大径位置に向けて連続して離間幅を徐々に大きくした傾斜を持つように形成されていることを特徴とする眼内レンズの挿入器具。
  3. 前記スリットの切断面および前記稜線部は、鏡面仕上げ工具の押圧加工によって補強された曲面形状に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼内レンズの挿入器具。
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