JP3860511B2 - 一括交換台車、部品実装システム、及び接続確認方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリント基盤に電子部品を実装する部品実装技術に関し、特に、この実装用電子部品を供給する部品供給フィーダの複数個を部品実装装置へ一括して装着させる一括交換台車、この一括交換台車と部品実装装置からなる部品実装システム、及び一括交換台車の接続確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、電子機器等に使用されるプリント基板上に構成される例えば抵抗、コンデンサ、トランジスタ或いはICチップ等のような年々小型化する電子部品を当該プリント基板上へ実装する装置としては、マウンタと呼ばれる部品実装装置が知られている。この部品実装装置は、電子部品を実装する実装位置に実装の対象となるプリント基板を順次取り込むコンベアベルトを有し、電子部品の所定位置からの取得、プリント基板上の実装位置への電子部品の移動、及び当該実装位置への電子部品の実装等の一貫した処理を、部品吸着ノズルを装着した吸着シャフトが、部品実装装置を管理する管理端末において最適化され当該部品実装装置に組み込まれた実装プログラムに従って実行する。この吸着シャフトは所定位置から電子部品を吸引して部品吸着ノズルに吸着させる働きを持つものであり、プリント基板平面上の上方の空間において直交する2軸とこの2軸に直交する軸との3軸の方向に移動して上記処理を実行する。この部品吸着ノズルへの電子部品吸着の際は、電子部品の吸着姿勢の位置ずれを画像認識するために、プリント基板上の実装位置への電子部品の移動途中に電子部品の吸着姿勢を撮影するカメラが備え付けられている。ここのカメラで撮影された電子部品の吸着姿勢と予め記録した正しい姿勢とのマッチングが図られることにより、実装時には電子部品が正しい姿勢で実装されるように調整が図られている。この撮影された画像は部品実装装置に設けられた表示モニタを通して確認することも可能である。また、このようにコンピュータ制御される部品実装装置においては、部品実装装置に設けられた管理モニタを通して各種情報を引き出したり設定したりすることもできる。
【0003】
このような部品実装装置において、上記電子部品を吸着シャフトに与える部品吸着位置へ送り出す装置として、各種の部品供給フィーダがある。その一つにテープフィーダと称される部品供給フィーダがある。テープフィーダは、供給対象の電子部品(以下、供給部品とする)をテープ上に設けた等間隔の凹部に収容して、供給部品の落下による紛失や破損等を防止するためにテープ上に透明シートを張り合わせ、これを渦巻状に巻き取り保持して、供給の際には巻き取り保持している端部から順に部品吸着位置に送り出し、透明シートを剥がしながら、供給部品を一つずつ供給していく。このようなテープフィーダがその装着場所である装着台の決められた位置に装着されることで、所定の部品吸着位置に供給部品が送り出され、コンピュータ制御に基づいて移動してきた吸着シャフトの部品吸着ノズルによってその位置で供給部品が吸着され、その供給部品はプリント基板上の所定の実装位置に正しく実装される。
【0004】
このようなテープフィーダの部品実装装置への装着方法には、部品実装装置の装着台へ一つずつテープフィーダを装着する方法や複数のテープフィーダを一度に装着する方法がある。これらの方法は、テープフィーダを装着する場面場面で適切に使い分けられている。前者の方法は、主に供給部品の不足の際に、対象となる単一または少数のテープフィーダをスポット的に交換する場面で使用され、後者の方法は、プリント基板への実装処理を開始する際の多数のテープフィーダの装着や実装対象となるプリント基板の種類を変える場面での多数のテープフィーダの交換する場面などで使用される。そして、後者の方法においては、通常、一括交換台車と呼ばれる、そのもの自体が部品実装装置と着脱可能な装着台を有し、そこに多数のテープフィーダが装着され、台車の有する車輪によって位置移動が容易な、装着台一体型の台車である。この一括交換台車に所定のテープフィーダを多数セットしておき、部品実装装置の該当する場所(ステージ、但し、部品実装装置は複数のステージを通常有する。)にこれを台車ごと接続させることで、各テープフィーダからの供給部品の供給が可能な状態に一度にセットされ、ステージから分離させるとテープフィーダを装着した装着台が台車ごと交換し得るようになっている。
【0005】
この一括交換台車の装着台に対するテープフィーダの装着位置や収容部品の種類は電子部品を実装させるプリント基板の種類に応じて異なるため、このプリント基板の種類に則って一括交換台車を装着準備する必要がある。この装着準備は、現在稼動中の部品実装装置で使用されていない一括交換台車の装着台に対し、実装対象となるプリント基板への供給部品やその供給部品を含むテープフィーダの種類や装着位置などが記載されたの実装予定リストを例えば生産ラインを管理する管理端末のモニタや紙出力された出力媒体などから確認して記載された供給部品、テープフィーダ、及び装着位置に基づいて一括交換台車の装着台にオフラインで装着準備(段取り)しておくことができる。また、このような段取りは、1台の部品実装装置に対して指定された複数ステージの数分だけ行なわれ、さらにライン生産が行なわれていれば、同一ライン上のその他の部品実装装置や、その他のラインに利用されている部品実装装置に対しても行なわれることとなり、多数の一括交換台車をいちどきに準備し、各台車の接続場所を各自で把握するようなことも、当然のことながら行なわれてきた。
【0006】
すなわち、一括交換台車の段取りフローは以下の要領で実施されてきたのである。
図5は、その段取りフローを含む生産工程全体の一例を示したものである。先ず、決められたライン計画に基づいて、生産対象となるプリント基盤の種類等のデータ作成、当該プリント基板に実装される電子部品の部品コードや部品規格等のデータ作成、一括交換台車のIDに対応し、部品実装装置に対して部品吸着位置を補正させる、吸着ポイントデータの読み込みを、管理端末で行なう(S500)。また、管理端末に据え付けられたイメージスキャナから読み込んだプリント基板の設計図やCADデータから部品実装位置データ(座標データ)を取得する(S502)。そして、これらの実装部品に関するデータを集計し(S504)、この集計データをもとに、各種部品の収容先や各種テープフィーダの装着位置や吸着シャフトの移動経路等を決める実装プログラムを最適化する(S506)。さらに、最適化された実装プログラムに基づいて実装処理する生産時間が計算される(S508)。この生産時間は管理端末で確認可能である。この最適化された実装プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクなどの可搬型の媒体や管理端末と部品実装装置との間に繋がれたイーサネット(登録商標)やローカルエリアネットワーク(LAN)などを介して、実装処理の対象となる部品実装装置のコンピュータに組み込まれる(510)。
【0007】
なお、図6に示す600がイメージスキャナ602を備えた管理端末であり、1から4の番号で記した各ラインに配置された各種装置(例えば、部品をプリント基板の所定位置に置く部品実装装置604、はんだ付け装置606、或いは、はんだを固めるリフロー装置608、または、部品をプリント基板の所定位置にはんだ付けする部品実装装置610など)と図の太線で示すイーサネット(登録商標)またはLAN612により接続されている。
【0008】
一方で、図5のAにステップS510の続きを示すごとく、一括交換台車614には、管理端末600で集計された実装部品のデータや、最適化された実装経路に基づくテープフィーダの装着位置などを示す実装部品リストに基づき、作業者が供給部品を含むテープフィーダを台車614毎にセットしていく(S512)。なお、この作業(段取り)は、通常、図6の破線で囲まれる所定の領域(段取りスペース)616で行われている。段取りが行なわれた一括交換台車614には、台車614毎に接続先を記した同図に示されていない紙やファイルなどのメモが置かれ(S514)、一括交換台車614を部品実装装置604、610に接続する段階でこのメモを作業者が確認して(S516)、所定の部品実装装置604、610の所定のステージに該当する一括交換台車614を図6の矢印の方向に接続する(S518)。この接続により、接続を受けた部品実装装置604、610は、一括交換台車614のIDを電気接続により取得し(S520)、予め部品実装装置604、610のコンピュータに登録しておいた当該台車614の部品吸着ポイントをそのIDから抽出し(S522)、部位実装装置の吸着ポイントを対応させる(S524)。そして、所定の手順で供給部品の実装がプリント基板に施され(S526)、所定の手順を踏んで生産を終了する(S528)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンピュータを利用した上記工程の中で、作業者が一括交換台車614を予め決められた部品実装装置604、610のステージに接続する作業の接続先の確認方法においては、段取りスペース616に準備された一括交換台車614に置かれたりまたはぶら下げられたりした接続先を記したメモをその作業者が確認するなど、原始的な方法で行なわれているため、そのメモの紛失や、他の一括交換台車614への掛け間違えなどにより、作業者による一括交換台車614の接続作業がスムーズに行なわれなかったり、誤った場所へ接続した結果、実装部品がつけ間違えられたりと、一括交換台車614を接続する作業のみに大きな時間のロスとつけ間違えによる不良品の増加を要し、生産効率の悪化を招く要因として挙げられるものの一つであった。
【0010】
そこで本発明は、一括交換台車を部品実装装置へ接続する作業が容易になる一括交換台車、部品実装システム、及び一括交換台車の接続確認方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために以下のように構成する。
すなわち本発明の態様の一つは、基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを前記部品実装装置に一括して装着させる一括交換台車であって、入力指示する入力指示手段と、情報を示す表示手段と、前記入力指示に基づいて前記表示手段に接続先情報、例えば、一括交換台車が接続される生産ラインに関する情報、一括交換台車が接続される部品実装装置の接続ステージに関する情報、または電子部品の実装処理を行なう生産機種に関する情報など、を表示するよう制御する制御手段と、を有するように構成する。
【0012】
このように構成することによって、入力指示することで、接続先情報を一括交換台車に構成された表示手段に表示することが可能になる。
また、本発明の他の態様の一つは、基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを前記部品実装装置に一括して装着させる一括交換台車であって、該一括交換台車の接続先である部品実装装置や該部品実装装置を管理する管理端末などの外部機器と通信する通信手段と、前記通信に基づいて接続先情報、例えば、一括交換台車が接続される生産ラインに関する情報、一括交換台車が接続される部品実装装置の接続ステージに関する情報、または電子部品の実装処理を行なう生産機種に関する情報など、を記録または記憶する保持手段と、情報を表示する表示手段と、前記記録または記憶された接続先情報を前記表示手段に表示する制御手段と、を有するように構成する。
【0013】
このように構成することによって、外部機器から通信を介して接続先情報を取得することが可能となり、この接続先情報に基づいた表示手段への情報表示が可能となる。
なお、上述した各態様における制御手段は、前記接続先情報を前記表示手段に選択的または同時に表示させるように構成してもよい。
【0014】
このように構成することによって複数の接続先情報を、例えば、単一の表示部で切り替えて表示させたり、複数の表示部で一度に表示させたりすることが可能になる。
また、本発明の他の態様の一つは、基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを一括して装着させる一括交換台車の接続確認方法であって、前記部品供給フィーダを装着した前記一括交換台車の接続先を含む情報を通信または可搬型記録媒体を介して前記一括交換台車で取得し、取得した前記接続先を前記一括交換台車で表示させ、前記表示された接続先に基づく部品実装装置に前記一括交換台車を接続する、ようにする。
【0015】
また、さらに、この接続時に、該一括交換台車の有する前記接続先に関する情報と前記部品実装装置の有する接続先に関する情報との照合が通信を介して行なわれ、前記照合の結果を前記一括交換台車または前記部品実装装置に表示する、ようにすることもできる。
【0016】
このようにすることで、接続先に関する情報の保持及び表示が一括交換台車で可能となるため、表示の示す接続先に一括交換台車を接続すればよくなり、さらに、接続時に、一括交換台車の保持する接続先に関する情報に基づいて、実際に接続された部品実装装置の有する該部品実装装置の情報と比較ができ、この接続先は正しい接続先であるか否かの表示が可能となる。
【0017】
また、本発明の他の態様の一つは、基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置と前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダが一括して装着される一括交換台車とで構成される部品実装システムであって、前記一括交換台車は、外部機器と通信する第1の通信手段と、第1の接続先情報を記録または記憶する第1の保持手段と、を少なくとも有し、前記部品実装装置は、外部機器と通信する第2の通信手段と、第2の接続先情報を記録または記憶する第2の保持手段と、情報を表示する表示手段と、を少なくとも有し、前記第1の通信手段及び前記第2の通信手段を介して、前記第1の接続先情報及び第2の接続先情報を照合し、照合結果を前記表示手段に表示するよう制御する制御手段を前記一括交換台車または前記部品実装装置に有する、ように構成する。
【0018】
なお、前記制御は、前記一括交換台車が前記部品実装装置に接続される際に行なわれる、ようにしてもよい。
このように構成することによって、前記第1の通信手段と前記第2の通信手段を介した前記接続先情報の照合が可能となり、該照合の結果が前記部品実装装置の有する表示手段に表示されるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、部品実装装置と一括交換台車の一例を外観斜視図で示したものである。図中の実線で示された噴出しマーク中には、噴出しマークの矢印が指し示す破線で囲まれた部分が拡大して示されている。
【0020】
同図に示される部品実装装置100は、一括交換台車の装着台に装着されるテープフィーダを装着台ごと収容するステージ102を、一方は背面に位置するため図示されていないが向かい合わせで2箇所有している。この部品実装装置100は、テープフィーダから供給される電子部品の吸着、移動、プリント基板の所定位置への実装を部品実装装置の図示されていないコンピュータに組み込まれた実装プログラムの実行により行なう吸着シャフト(先端部には電子部品を直接吸着させる着脱式部品吸着ノズルを使用)、電子部品の大きさや形状に応じて吸着シャフトに付け替えられる複数種類の付け替え用部品吸着ノズル、吸着した電子部品の姿勢を撮影するカメラ、撮影された画像を表示する液晶やCRTなどからなる第1のモニタ104、及び、コンピュータに組み込まれた実装プログラム等の各種設定等を表示する液晶やCRTからなる第2のモニタ106などで構成され、各部がコンピュータ制御で動作できる部品実装装置である。
【0021】
また、同図に示される一括交換台車150は、一括交換台車の移動を容易にする車輪152を床との設置面に4箇所有し、台車150の進行方向を変え易いように車輪152の進行方向は固定ではなく自由な方向に向くようになっている。この台車150を剛性するフレームは変形し難い例えば鉄などで構成され、台車150の上方にはテープフィーダが装着される装着台154が構成されている。この装着台154は、部品実装装置100のステージ102へ接続した際に、装着台154に装着されたテープフィーダから部品実装装置100の部品吸着位置に供給部品が供給されるような高さに構成されている。図中の拡大図から分かるように、装着台154には2つで一組を構成する複数組の孔156が並列に等間隔に設けられている。この各組の孔156は、図示されていないテープフィーダに設けられた2つの凸部(位置決めピンと呼ぶ)を一致させて装着するのに使用され、一組の孔は1つのテープフィーダで占有される。この装着台154の下方にある台158には、メモリ等を含んだ回路が内蔵され、コード160を介して部品実装装置100との電気的接続が図られている。本例のようなテープフィーダにおいては、供給部品を部品吸着位置に送り出すときにテープと張り合わされた透明シート剥がされるので、この剥がされた透明シートを収容させるためのボックス162も同図に示されるように構成されている。
【0022】
また、本実施の形態における一括交換台車の例においては、図中の拡大図に示すように、フレームに表示装置を構成させる。図中の拡大図の例では、どのラインに接続すべき台車であるかを表示するライン用表示装置164、そのラインのどのステージに接続すべき台車であるかを表示するステージ用表示装置166、及びどの種類のプリント基板に使用されるべき台車であるかを表示する生産機種用表示装置168、の3種類の表示装置が並列してフレームに構成されている。これらの表示装置は、部品実装装置100や図6に示されるような管理端末600などの外部機器とは通信を行なわないもので構成してもよいし、それらの外部機器と通信が行なえるように構成してもよい。
【0023】
図2は上記表示装置のブロック構成の一例を示した図である。
図2に示されるブロック図は、表示部200と入力指示部202と制御部204で構成され、入力指示部202からの入力指示に基づいて表示部200が制御部204によって制御されるようになっている。
【0024】
そして、これらのブロックは以下の例に示すもので構成することができる。
一例としては、複数の印刷文字や刻印文字などの識別文字がそのものの機構に基づく回転動作やスライド動作によって切替選択表示される装置の場合、この機構に回転動作やスライド動作を直接または間接的に表示装置の外部から行なわせられるような切替スイッチ(入力ボタンやレバー)を入力指示部202として構成し、この切替スイッチを操作してこの機構に切替指示を与えることによって、複数の識別文字を有する部材がこの機構に基づく回転可動やスライド可動して識別文字の位置が制御される制御部204が構成され、識別文字を有する部材の可動により移動してきた所望の識別文字を表示装置の外部から確認できるようにした表示窓などで所望の識別文字を表示する表示部200を構成できる。
【0025】
また、他の一例としては、電子制御に基づいて表示部200に表示する内容を直接入力、選択入力、または切替入力して表示させるような装置の場合、表示部200をLEDや液晶などで構成し、入力ボタン等で構成される入力指示部202から押下等の入力指示によって信号入力がなされ、電子回路などで構成される制御部204は、その信号に基づいて、該当する識別文字を算出し、算出した識別文字をLEDや液晶などの表示部200に表示するように構成できる。
【0026】
なお、特に図に示されていないが、表示部200等が電気的な作用に基づいて動作するもの、例えば上述したLEDや液晶などを表示部とするものであれば、当然、当該部分やその他の必要な個所へ電力を供給するために、例えば電池などの電力供給手段が表示装置、またはその外部に構成されている。
【0027】
以上のように表示装置を構成することにより、作業者は、一括交換台車の接続先を確認する際、一括交換台車ごとに取り付けられたこのような表示装置の図2に示す表示部200によって接続先を確認することが容易になるので、メモの掛け間違えによる接続先の誤認またはメモの紛失による接続作業の遅れが生じることなく、一括交換台車を所定位置に接続することが可能になる。
【0028】
図3は表示装置を通常のコンピュータとした場合のブロック構成の一例を示した図である。
同図は、認識文字や一括交換台車のID番号や一括交換台車に各回毎に装着されるテープフィーダ一式のバーコード情報などのデータを記録する可搬型あるいは内蔵型の記録媒体である記録部300と、制御プログラムやデータを記憶するROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)などの記憶部302と、各種プログラムやデータを読み出して演算処理するCPU(中央演算処理装置)304と、外部から情報を入力してCPU304に各種の入力指示を指示するキーボードやON/OFF切替スイッチやバーコードスキャナ等の入力インタフェース部306と、CRTや液晶などのモニタで構成される表示部308と、テープフィーダや部品実装装置や管理端末等の外部装置と通信を行なう通信インタフェース部310とで構成され、互いにバス312で接続されている。この通信インタフェース部310における通信形態には、例えば、外部機器とのケーブル接続によるケーブル通信、赤外線技術やブルートゥース技術による無線通信などがある。また、特に図3に示されてはいないが、以上のようなコンピュータを動作させるための電力供給手段は、例えば、電池等が内蔵された形態で供給されたり、外部機器との電気的接続により供給されたりする。
【0029】
図4は、図3の構成をもたせることで可能になる制御の一例を示したものである。なお、以下の制御は、図6に示した一括交換台車614及び部品実装装置604、610を夫々図1に示した一括交換台車150及び部品実装装置100と換えて説明するものとする。また、本制御の説明においては、一括交換台車及び外部機器の有するコンピュータに電力が投入されているものとする。
【0030】
先ず、図6の管理端末600において部品実装装置100の各ステージに供給される供給部品の実装部品リストを作成し、一括交換台車150に各回毎に装着されるテープフィーダ一式のバーコード情報をこのリストの対応個所に付与しておく(S400)。作業者は、管理端末600から紙出力した実装部品リストに基づいて、供給部品を収容したテープフィーダを使用されていない一括交換台車150に段取りスペース616で装着する(S402)。
【0031】
続いて、装着した一括交換台車150に構成されるキーボードやバーコードスキャナ等の図3の入力インタフェース部306から実装部品リストのバーコード情報を入力する(S404)。バーコード情報が入力されると、図3の通信インタフェース部310を介した無線通信や可搬型の記録媒体や電気コードを介した情報交換が管理端末600と行なわれ(S406)、管理端末600に登録された当該バーコード情報に関係する、生産機種のデータ、この生産が行なわれる生産ラインのデータ、及びこの生産が行なわれるステージのデータ(接続先ステージのデータ)が、一括交換台車150の図3に示す記録部300に記録され、管理端末600には一括交換台車150のIDが登録される(S408)。なお、接続対象の部品実装装置100には接続先のステージを示すデータやこの台車150のIDが管理端末600から適宜送信されている。ステップS408で記録されたデータは、例えば数字や文字等による所定の形式で図3のCPU304により同図の表示部308に表示される(S410)。
【0032】
以上のような制御のもと、一括交換台車150を指定されたステージへ接続するタイミングになると、作業者は、一括交換台車150に構成された図3の表示部308に表示される表示内容に従って、瞬時に、そして確実に、一括交換台車150を指定されたステージへ接続することが可能となる。
【0033】
なお、接続した際の一括交換台車150と部品実装装置100との電気接続等による通信は、例えば、一括交換台車150に構成された表示装置と一括交換台車150の台158に備えられた電子回路とを電気接続させて一括交換台車150のコード160を部品実装装置100に繋げて通信を行なうなどすることが可能であり、この接続の前に、接続する一括交換台車150のIDデータを接続される部品実装装置100に記録させておけば、互いの有するIDデータを利用してマッチングが図れる。このマッチング結果を図3に示す表示部308や部品実装装置100の例えば第2のモニタ106などの第2の表示部に表示させるようにすれば、接続後の接続先の確認が可能となり、作業者はより確実に指定されたステージへ一括交換台車150を接続することが可能となる。また、後者のようにマッチング結果を部品実装装置100の第2の表示部に表示させる場合、生産機種のデータ、この生産が行なわれる生産ラインのデータ、及びこの生産が行なわれるステージのデータ(接続先ステージのデータ)、或いはこれらのデータと関係付けられた一括交換台車150のIDデータ、などの情報が記録された記録部300または記憶部302と、外部機器と通信を行なう通信インタフェース部310とを、一括交換台車150に少なくとも構成させるだけでも、部品実装装置100の有する図3に示されるような構成のコンピュータの記録部に記録させた上記情報または記憶部に記憶させた上記情報と、一括交換台車150の記録部300の情報とのマッチングが、互いの通信インタフェース部を介して図れるようになる。そして、そのマッチング結果が部品実装装置100の第2の表示部に部品実装装置100のCPUまたは一括交換台車150にさらに設けたCPU304による制御によって表示させることで、一括交換台車150が部品実装装置100へ接続される段階での接続先の照合が可能となり、作業者は接続先の照合を容易に確認できるようになる。
【0034】
また、本実施の形態の各ブロックで示した構成は、図1に示す表示装置に全て組み込まれている必要はなく、表示装置全体が小さくなるように、例えば、制御系の部分を一括交換台車150の台158の電子回路に組み込むなどして、適宜分散してもよい。
【0035】
また、本実施の形態で示した通信を介す外部機器とのデータ処理においては、演算処理を本一括交換台車150で行なっても良いし、外部機器に行なわせて本一括交換台車150の負担を減らすようにしてもよい。
また、本実施の形態で示した表示部に表示させる内容やその種類の数は、適宜決定してよく、1画面に複数種類を表示させたり、切替表示させたりすることも可能である。
【0036】
また、本実施の形態においては、部品供給フィーダの一例としてテープフィーダを取り上げて説明したが、当然、例えばバルクフィーダやスティックフィーダなど、部品供給フィーダに含まれるその他の種類についても同様に実施できる。また、以上のような構成のもとで、作業者は、一括交換台車150の接続先を一括交換台車150の図3の表示部308で確認し、誤りまたは遅延なく一括交換台車150を指定された接続先に接続することから、一括交換台車150によるテープフィーダの一括交換後における接続先の確認作業までを図3の通信インタフェース310を利用して自動化することも可能となる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、作業者は、一括交換台車を部品実装装置の指定されたステージに接続する際、表示部によって接続先を確認できるので、接続先を間違えたり、接続先の確認にもたついたりすることが無くなり、生産効率が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品実装装置と一括交換台車の一例を外観斜視図で示したものである。
【図2】表示装置のブロック構成の一例である。
【図3】表示装置を通常のコンピュータとした場合のブロック構成の一例である。
【図4】図3の構成下における制御の一例である。
【図5】生産フローの一例である。
【図6】生産ラインの一例である。
【符号の説明】
100 部品実装装置
102 ステージ
104 第1のモニタ
106 第2のモニタ
150 一括交換台車
152 車輪
154 装着台
156 孔
158 台
160 コード
162 ボックス
164 ライン用表示装置
166 ステージ用表示装置
168 生産機種用表示装置
Claims (7)
- 基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを前記部品実装装置に一括して装着させる一括交換台車であって、
接続前に接続先情報を入力する入力手段と、
情報を示す表示手段と、
前記入力指示に基づいて前記表示手段に接続前に接続先情報を表示するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする一括交換台車。 - 基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを前記部品実装装置に一括して装着させる一括交換台車であって、
外部機器と通信する通信手段と、
接続前に前記通信に基づいて接続先情報を記録または記憶する保持手段と、
情報を表示する表示手段と
前記記録または記憶された接続先情報を接続前に前記表示手段に表示する制御手段と、
を有することを特徴とする一括交換台車。 - 前記表示手段に表示される接続先情報は、生産ライン情報、接続ステージ情報、または生産機種情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の一括交換台車。 - 前記制御手段は、前記接続先情報を前記表示手段に選択的または同時に表示させる、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の一括交換台車。 - 基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを一括して装着させる一括交換台車の接続確認方法であって、
前記部品供給フィーダを装着した前記一括交換台車の接続先を含む情報を通信または可搬型記録媒体を介して接続前に前記一括交換台車で取得し、
取得した前記接続先を接続前に前記一括交換台車で表示させ、
前記表示された接続先に基づく部品実装装置に前記一括交換台車を接続する、
ことを特徴とする一括交換台車の接続確認方法。 - 基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置のステージに接続して、前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダを一括して装着させる一括交換台車の接続確認方法であって、
前記部品供給フィーダを装着した前記一括交換台車の接続先を含む情報を通信または可搬型記録媒体を介して接続前に前記一括交換台車で取得し、
取得した前記接続先を接続前に前記一括交換台車で表示させ、
前記表示された接続先への前記一括交換台車の接続時に、
該一括交換台車の有する前記接続先に関する情報と前記部品実装装置の有する接続先に関する情報との照合が通信を介して行なわれ、
前記照合の結果を前記一括交換台車または前記部品実装装置に表示する、
ことを特徴とする一括交換台車の接続確認方法。 - 基盤の所定位置に電子部品を自動配置する部品実装装置と前記電子部品を供給する複数の部品供給フィーダが一括して装着される一括交換台車とで構成される部品実装システムであって、
前記一括交換台車は、
外部機器と通信する第1の通信手段と、
第1の接続先情報を記録または記憶する第1の保持手段と、
情報を表示する第1の表示手段を少なくとも有し、
前記部品実装装置は、
外部機器と通信する第2の通信手段と、
第2の接続先情報を記録または記憶する第2の保持手段と、
情報を表示する表示手段と、
を少なくとも有し、
前記第1の通信手段及び前記第2の通信手段を介して、前記第1の接続先情報及び第2の接続先情報を照合し、照合結果を接続前に前記第1または第2の表示手段に表示するよう制御する制御手段を前記一括交換台車または前記部品実装装置の少なくとも一方に有する、
ことを特徴とする部品実装システム。
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