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JP3855445B2 - 感震遮断装置 - Google Patents

感震遮断装置 Download PDF

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JP3855445B2 JP8847998A JP8847998A JP3855445B2 JP 3855445 B2 JP3855445 B2 JP 3855445B2 JP 8847998 A JP8847998 A JP 8847998A JP 8847998 A JP8847998 A JP 8847998A JP 3855445 B2 JP3855445 B2 JP 3855445B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地震動などを検出して、ガス管などの流路を閉止する保安機能を有した感震遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の制御装置は、特開平8−271295号公報のようなものが知られていた。以下、その方法について図を参照しながら説明する。
【0003】
に示すように、メイン供給路1と、サブ供給路2と、前記サブ供給路2に設けた流量検知部3と、前記メイン供給路1に設けた流路を遮断または遮断する弁体4と、前記弁体4を操作する手動操作部5と、所定以上の震度の振動を受けて係止部6により前記手動操作部5の保持を解除する感震部7とで構成していた。ここで、8は手動操作部に付勢力を付与する付勢部、9はメイン供給路とサブ供給路の合流流路を遮断または開放する弁体である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術では、流量を計測するサブ供給路のみを閉止する弁体がないので、流量検知手段のゼロ流量検知の精度を確認することができないという課題があった。すなわち、サブ供給路を閉止するためには、弁体9を閉止しなければならず、ガスの供給を停止することになり、ガスの使用を一時的に停止しなければならない課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、複数の流路と、前記流路の少なくとも1つに備えた流量計測手段と、前記各流路の開閉度をそれぞれ自在に開閉する流路開閉手段と、地震などの振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の信号が異常か否かを判定する異常判定手段と、前記異常判定手段が異常と判定した時に前記流量計測手段を備えた前記流路以外の流路を前記流路開閉手段で閉止する開閉制御手段を備えた構成とした。
【0006】
上記発明によれば、異常判定部は、所定振動レベル以上で、かつ地震動か否かを判定することで、大きな地震動の時のみ、流量計測手段を備えていない流路を閉止して、微少流量を計測することができ、計測精度の向上と、計測回数の低減で消費電力を低減することができる
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、複数の流路と、前記流路の少なくとも1つに備えた流量計測手段と、前記各流路の開閉度をそれぞれ自在に開閉する流路開閉手段と、地震などの振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の信号が異常か否かを判定する異常判定手段と、前記異常判定手段が異常と判定した時に前記流路を前記流路開閉手段で閉止する開閉制御手段を備えた。そして、流量計測手段を設けた流路の流路開閉手段で流路を調整閉止することで、流量がゼロの状態を作ることができ、ゼロ流量の状態で流量計測手段の計測精度を確認することができるので、突然の異常発生時にでも、つねに流量計測精度が確認されており精度の高い流量監視が行える。
【0008】
また、1つの流路に独立した複数の流路開閉手段を備えた。そして、ひとつの流路に複数の流路開閉手段を用いることで、流路開閉時に、ひとつひとつの流路開閉手段は小さい力で開閉することができ、ひとつの開閉手段で開閉するよりも小さいスペースで構成することができる。
【0009】
また、流量計測手段を備えていない流路には、複数個の流路開閉手段を備えた。そして、流量計測手段を備えていない流路に複数の流路開閉手段の開閉数を調整することで、流量計測手段を設けた流路へ流す流量を調整することができ、流量の計測精度を常に精度よく維持することすることができる。
【0010】
また、振動検出手段と流路開閉手段の間に流量計測手段が配置された構成とした。そして、振動検出手段を流路開閉手段から遠ざけることができ、流路開閉手段の動作振動の影響を少なくして精度よく振動を検出することができる。
【0011】
また、複数の流路にそれぞれ備えた各流路開閉手段は、開閉方向が互いに対向する方向に設置された構成とした。そして、向かい合った流路開閉手段を同時に開閉する時、開放する方向、あるいは閉止する方向が互いに逆方向となり、振動を打ち消し合うことができ、振動検出手段へ動作振動の影響を少なくして精度よく振動検出が行える。
【0012】
また、流量計測手段を設けた計測流路と、他のバイパス流路と、前記バイパス流路の内周側に計測流路を備えた構成とした。そして、計測流路をバイパス流路が覆う構成になり、装置外部からの衝撃による変形時にも計測流路の形状にまで影響がなく流量計測を精度よく行える。
【0013】
また、外部の配管と接続する口金手段と、流路の入口流路と出口流路を前記口金手段へ接続すると共に前記入口流路と前記出口流路を一体に固定する固定手段と、前記口金手段と前記流路の間に前記固定手段を挟んだ構成とした。そして、流路と口金手段の間に固定手段を設けることで、固定時に過大な力が加わっても流路の変形などを防止することができると共に、流量計測手段への影響を未然に防止することができる。
【0014】
また、口金手段の開口部と、流量計測手段を設けた流路の入口流路と出口流路へ接続する接続流路は、曲がり流路を備えた。そして、口金手段の開口部から曲がり流路を介して流量計測手段へ流体が流れてくるので、ごみなどが流量計測手段を設けた流路へ進入してくることを防止し、流量計測手段の流量計測の精度と耐久性の向上が図れる。
【0015】
また、流量計測手段は、超音波式の流量計測手段を用いた構成とした。そして、超音波式の流量計測手段とすることで、瞬時の流量が検出でき、地震動の発生後すぐに流量を計測することができ、災害を未然に防止することができる。
【0016】
また、流路開閉手段は、モータ式開閉遮断弁を用いた構成とした。そして、モータ式開閉弁とすることで、開閉時の振動が少なくでき、振動検出手段への影響を抑え精度よく振動計測を行うことができる。
【0017】
また、振動検出手段は、3次元振動加速度検出手段とする構成とした。そして、振動加速度を検出することで、振動加速度を検出することで地震動か否かの判定を精度よく行うことができ、流路開閉手段の微少な動作振動を検出することで、流路開閉手段の動作が正常に行われていることを確認することができる。
【0018】
また、異常判定手段は、所定振動レベル以上で、かつ地震動か否かを判定する構成とした。そして、大きな地震動の時のみ、流量計測手段を備えていない流路を閉止して、微少流量を計測することができ、計測精度の向上と、計測回数の低減で消費電力を低減することができる。
【0019】
また、駆動電源として電池を用いた構成とした。そして、複数の流路開放手段としていることで、小さい電力でひとつひとつ動作させることで、電池でも動作させることができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0021】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の感震遮断装置の構成を示す構成図である。図1において、流量計測手段としての超音波式流量計測部10と、前記超音波式流量計測部10を備えた計測流路11と、超音波式流量計測部10を持たないバイパス流路12と、前記計測流路11の流通状態を自在に開閉する流路開閉手段としての計測モータ弁13と、前記バイパス流路12の流通状態を自在に開閉する流路開閉手段としてのバイパスモータ弁14,15と、地震動などの振動を検出する振動検出手段としての3次元方向の振動加速度を検出する振動加速度検出部16と、前記振動加速度検出部16の信号が異常か否かを判定する異常判定手段としての異常判定部17と、前記異常判定部17が異常と判定した時に前記計測流路11と前記バイパス流路12をそれぞれ計測モータ13とバイパスモータ弁14 ,15で閉止する開閉制御手段としての開閉制御部18を備えた。
【0022】
そして、バイパス流路12に備えたバイパスモータ弁14,15と、計測流路11に備えた計測モータ弁13は、開閉方向が互いに対向する方向になるように設置し、コの字状の計測流路11は、コの字状のバイパス流路12の内周側に備える構成とした。また、外部の配管18と接続する口金手段としての口金19を有し、バイパス流路12の入口流路20と出口流路21を一体に固定する固定手段としての固定ヘッダ部22と、計測流路11の入口流路23と出口流路24も同様に固定ヘッダ部22に固定した。さらに、前記口金19と前記各流路の間に前記固定ヘッダ部22を挟んだ構成とした。また、口金19の開口部25と、計測流路11の入口流路23と出口流路24へ接続する接続流路26は、曲がり部27を設けた曲がり流路とした。ここで、28はステッピングモータ、29は前記各部を駆動する電源としての電池、30は外装ケースである。そして、電池からの各部への電気配線は略し、一部の接続を示す矢印が外装ケース外に描かれているが、これは分かりやすくするためであり、内部に配線が施されているものである。
【0023】
次に動作、作用について図2と図3を用いて説明する。図2に示すように、本発明の感震遮断装置は、計測流路11の計測モータ弁13で流路の流れを閉止することで、計測流路11に流量がゼロの状態を確実に作ることができる。そして、ゼロ流量の状態で流量計測を行い、計測した値がゼロか否かを比較し、計測値がゼロになるように補正係数などを用いて補正できるように計測調整することができる。よって、流量が少ない時や定期的にゼロの状態を作り、ゼロ流量の計測精度を頻繁に確認することができるので、突然の異常発生時にでも、低流量時まで常に流量が高い計測精度で計測できる。
【0024】
また、図1に示すように、1つのバイパス流路12に独立した2つのバイパスモータ弁14,15を備えているので、ひとつひとつの弁の面積を小さくでき、流路開閉時に小さい力で弁を開閉することができる。よって、弁を駆動する消費電力を少なくすることができると共に、弁も小型化が可能になり省スペースで構成することができる。また、消費電力が少ないので、電池でも動作させることができる。そして、図3に示すように、2つのバイパスモータ14,15の開閉数を調整することで、流量計測手段を設けた計測流路11へ流す流量を調整することができ、流量の計測精度を常に精度よく維持することすることができる。すなわち、計測流量Qが所定流量Q3より少ない時は、バイパスモータ14,15を2つとも閉止し、計測流路へすべて流すことで、流速が速くなり超音波式の流量計測の精度が向上する。また、流量が多い時は、バイパスモータ14,15を2つとも開放し、バイパス流路12と計測流路11に分けて流すことで、流路の圧力損失を小さくすることができる。また、その中間の流量Q1からQ2の時には、バイパスモータ14,15を1つだけ閉止して、流量計測が精度よく行うようにした。また、モータ式開閉遮断弁としているので、開閉度を自在に調整でき、流量Q2からQ3の時には、計測流路へ流す流量を細かく調整することができるので、さらに計測精度を向上することができる。
【0025】
また、図1に示すように、振動加速度検出部16とバイパスモータ弁14,15および計測モータ弁13の間に、超音波式流量計測部10を配置するような構成とすることで、振動加速度検出部16を各弁13,14,15から遠ざけることができ、各弁13,14,15の動作時の振動が振動加速度検出部16へ伝わってくることを低減することができる。よって、ノイズが少なく振動加速度を精度よく計測検出することができる。
【0026】
さらに、バイパスモータ弁14,15と計測モータ弁13は、開閉方向が互いに対向する方向に設置することで、同時に開閉する時、開放する方向、あるいは閉止する方向が互いに逆方向となり、振動を打ち消し合うことができ、振動加速度検出部16が動作振動の影響を少なくして精度よく振動検出できる。計測モータ13をコの字の内周に配置することで、省スペース化が図れる。
【0027】
そして、バイパス流路12の内周側に計測流路を備えることで、計測流路11を外部からバイパス流路12が覆う構成になり、装置外部からの衝撃などが加わって万が一変形した時にも、計測流路11の形状にまで影響がなく流量計測を精度よく行える。なお、異常判定部17、開閉制御部18、電池29などもコの字形のバイパス流路12の内周側に設置することで、外部からの衝撃損傷などから防御する構成とした。
【0028】
また、外部の配管18と接続する口金19と、バイパス流路12と計測流路11を一体に固定する強固な肉厚を要する固定ヘッダ部22とを備え、前記口金19と前記流路の間に前記固定ヘッダ部22を挟んだ構成とした。そして、流路と口金の間に固定ヘッダ部を設けることで、施工時に口金に過大な力が加わっても、直接流路が変形することが防止できると共に、超音波式流量計測部10への影響を未然に防止することができる。また、口金19と固定ヘッダ部22の間、固定ヘッダ部22と各流路との間で気密シールを行うことで、外装ケース30が変形しても漏れが発生しない構成としている。
【0029】
また、口金の開口部と、流量流路の入口流路23と出口流路24へ接続する接続流路26は、曲がり部27を持った流路とした。そして、口金の開口部から曲がり部を介して計測流路11へ流体が流れてくるので、ごみなどが計測流路11へ進入してくることを防止し、超音波式流量計測部10の流量計測の精度と耐久性の向上が図れる。
【0030】
なお、流量計測手段は、超音波式の流量計測部10としているので、瞬時の流量が検出でき、地震動の発生後すぐに流量を計測することができ、災害を未然に防止することができる。
【0031】
また、振動検出手段は、3次元の振動加速度を検出する振動加速度検出部16とすることで、どの方向に振動しても検出することが可能であり、かつ3次元方向の振動波形の特長を判別することで地震動か否かの判定を精度よく行うことができる。また、振動加速度検出部16で流路開閉手段の微少な動作振動を検出することで、流路開閉手段の動作が正常に行われていることを確認することができる。そして、3次元方向を検出することができるので、転倒した場合やどの方向に設置されていても計測することができる。また、異常判定部17は、所定振動レベル以上で、かつ地震動か否かを判定することで、大きな地震動の時のみ、流量計測手段を備えていないバイパス流路12を閉止して、微少流量を計測することができ、計測精度の向上と、計測回数の低減で消費電力を低減することができる。
【0032】
なお、超音波式流量計測部10、3次元振動加速度検出部16、モータ式開閉遮断弁13,14,15で説明したが、それぞれ推測式のフルイデック流量計、メカ式の振動検出部、ソレノイド式遮断弁でも同様である。また、本装置は、集合住宅などでガスを供給する大元で保安機能を有する感震遮断装置を想定しているが、集合住宅の各戸に設置されているガスメータに用いても同様の効果が得られる。さらに、図1では、振動加速度検出部16をコの字のバイパス流路12の外周に設置した図で説明したが、他の部品と同様に、バイパス流路12内周に設置することで、外部からの損傷に対して防御することができることは明らかである。さらに、コの字型の流路で説明したが、Uの字型や、L字型など他の流路形状でも同様の効果が得られる。
【0033】
このように、強制的に流量がゼロの状態を作ることができ、ゼロ流量の状態で流量計測手段の計測精度を確認することができるので、突然の異常発生時にでも、つねに流量計測精度が確認されており精度の高い流量監視が行える。
【0034】
そして、ひとつの流路に複数の流路開閉手段を用いることで、流路開閉時に、ひとつひとつの流路開閉手段は小さい力で開閉することができ、ひとつの開閉手段で開閉するよりも小さいスペースで構成することができる。
【0035】
また、流量計測手段を備えていない流路に複数の流路開閉手段の開閉数を調整することで、流量計測手段を設けた流路へ流す流量を調整することができ、流量の計測精度を常に精度よく維持することすることができる。
【0036】
また、振動検出手段を流路開閉手段から遠ざけることができ、流路開閉手段の動作振動の影響を少なくして精度よく振動を検出することができる。
【0037】
また、向かい合った流路開閉手段を同時に開閉する時、開放する方向、あるいは閉止する方向が互いに逆方向となり、振動を打ち消し合うことができ、振動検出手段へ動作振動の影響を少なくして精度よく振動検出が行える。
【0038】
また、バイパス流路が計測流路を覆う構成になり、装置外部からの衝撃による変形時にも計測流路の形状にまで影響がなく流量計測を精度よく行える。
【0039】
また、流路と口金手段の間に固定手段を設けることで、固定時に過大な力が加わっても流路の変形などを防止することができると共に、流量計測手段への影響を未然に防止することができる。
【0040】
また、口金手段の開口部から曲がり流路を介して流量計測手段へ流体が流れてくるので、ごみなどが流量計測手段を設けた流路へ進入してくることを防止し、流量計測手段の流量計測の精度と耐久性の向上が図れる。
【0041】
また、超音波式の流量計測手段とすることで、瞬時の流量が検出でき、地震動の発生後すぐに流量を計測することができ、災害を未然に防止することができる。
【0042】
また、モータ式開閉弁とすることで、開閉時の振動が少なくでき、振動検出手段への影響を抑え精度よく振動計測を行うことができる。
【0043】
また、振動加速度を検出することで、振動加速度を検出することで地震動か否かの判定を精度よく行うことができ、流路開閉手段の微少な動作振動を検出することで、流路開閉手段の動作が正常に行われていることを確認することができる。
【0044】
また、大きな地震動の時のみ、流量計測手段を備えていない流路を閉止して、微少流量を計測することができ、計測精度の向上と、計測回数の低減で消費電力を低減することができる。
【0045】
また、小さい電力でひとつひとつ動作させることで、電池でも動作させることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の振動検出装置によれば、次の効果が得られる。
【0047】
常判定手段は、所定振動レベル以上で、かつ地震動か否かを判定する構成とした。そして、大きな地震動の時のみ、流量計測手段を備えていない流路を閉止して、微少流量を計測することができ、計測精度の向上と、計測回数の低減で消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の感震遮断装置の構成図
【図2】 同振動検出装置の動作を示すフローチャート
【図3】 同振動検出装置の動作を示すフローチャート
【図4】 従来の感震遮断装置を示すブロック図
【符号の説明】
10 超音波式流量計測部(流量計測手段)
11 計測流路(流路)
12 バイパス流路(流路)
13 計測モータ弁(流路開閉手段)
14、15 バイパスモータ弁(流路開閉手段)
16 振動加速度検出部(振動検出手段)
17 異常判定部(異常判定手段)
18 開閉制御部(開閉制御手段)
19 口金(口金手段)
20、23 入口流路
21、24 出口流路
22 固定ヘッダ部(固定手段)
25 開口部
26 接続流路
27 曲がり部(曲がり流路)

Claims (13)

  1. 複数の流路と、前記流路の少なくとも1つに備えた流量計測手段と、前記各流路に備え流路の開閉度をそれぞれ自在に開閉する流路開閉手段と、地震などの振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の信号が異常か否かを判定する異常判定手段と、前記異常判定手段が異常と判定した時に前記流量計測手段を備えた前記流路以外の流路を前記流路開閉手段で閉止する開閉制御手段を備えた感震遮断装置。
  2. 1つの流路に独立した複数の流路開閉手段を備えた請求項1記載の感震遮断装置。
  3. 流量計測手段を備えていない流路には、複数個の流路開閉手段を備えた請求項1又は2記載の感震遮断装置。
  4. 振動検出手段と流路開閉手段の間に流量計測手段が配置された請求項1から3のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  5. 複数の流路にそれぞれ備えた各流路開閉手段は、開閉方向が互いに対向する方向に設置された請求項1から4のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  6. 流量計測手段を設けた計測流路と、他のバイパス流路と、前記バイパス流路の内周側に計測流路を備えた請求項1から5のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  7. 外部の配管と接続する口金手段と、流路の入口流路と出口流路を前記口金手段へ接続すると共に前記入口流路と前記出口流路を一体に固定する固定手段と、前記口金手段と前記流路の間に前記固定手段を挟んだ構成とした請求項1から6のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  8. 口金手段の開口部と、流量計測手段を設けた流路の入口流路と出口流路へ接続する接続流路は、曲がり流路を備えた請求項7記載の感震遮断装置。
  9. 流量計測手段は、超音波式の流量計測手段を用いた請求項1から8のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  10. 流路開閉手段は、モータ式開閉遮断弁を用いた請求項1から9のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  11. 振動検出手段は、3次元振動加速度検出手段とする請求項1から10のいずれか1項記載の感震遮断装置。
  12. 異常判定手段は、所定振動レベル以上で、かつ地震動か否かを判定する請求項11記載の感震遮断装置。
  13. 駆動電源として電池を用いた請求項1から12のいずれか1項記載の感震遮断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108375400A (zh) * 2018-01-31 2018-08-07 周元忠 一种多功能流量测量仪器

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CN108375400A (zh) * 2018-01-31 2018-08-07 周元忠 一种多功能流量测量仪器

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