JP3854529B2 - カード用コネクタ装置 - Google Patents
カード用コネクタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3854529B2 JP3854529B2 JP2002112504A JP2002112504A JP3854529B2 JP 3854529 B2 JP3854529 B2 JP 3854529B2 JP 2002112504 A JP2002112504 A JP 2002112504A JP 2002112504 A JP2002112504 A JP 2002112504A JP 3854529 B2 JP3854529 B2 JP 3854529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- card
- engaging member
- memory card
- small memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報カードである小型メモリカード等を移送させるスライダを所定のカード装着位置にロックするロック機構を備えたカード用コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のカード用コネクタ装置としては、従来、小型メモリカードの移送方向に移動可能なスライダと、このスライダを小型メモリカードの排出方向へ付勢する排出ばねと、スライダを排出ばねの付勢力に抗して所定のカード装着位置にロックするロック機構を備えたものがある。ロック機構は、例えばハウジングに形成されたハート型カム溝と、スライダに設けられ、ハート型カム溝に沿って摺動可能なロック部材であるタンピン等を含んでいる。
【0003】
この従来技術では、小型メモリカードが所定のカード装着位置に保持された状態でスライダをさらに奥側へ移動させること、すなわちオーバストロークが可能になっている。
【0004】
小型メモリカードが、所定のカード装着位置に保持されている状態で、外部の操作力によりスライダを奥側へ押し込むと、このスライダとともに小型メモリカードが奥側へ移動する。これにより、スライダのロックが解除され、排出ばねの付勢力によりスライダが小型メモリカードの挿入口の方向へ移動し、このスライダに保存されている小型メモリカードが排出位置まで移送される。このような状態において、小型メモリカードの端部を把持し引き抜くことにより、挿入口から小型メモリカードを取り出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術は、所定のカード装着位置に小型メモリカードが保持された状態にあるスライダが、装置の奥側にオーバストローク可能になっていることから、落下等によって装置に強い衝撃が加えられると、スライダが奥側へ移動し、上述のようにこのスライダのロックが解除される。従って、直ちにスライダが挿入口方向へ移動し、小型メモリカードが挿入口から飛び出してしまうことがあり、装置としての信頼性の点で十分ではなかった。
【0006】
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、カードが所定のカード装着位置に保持されているときに、強い衝撃が加えられても、スライダを確実にロック状態に保つことができるカード用コネクタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、カードの移送方向に移動可能なスライダと、このスライダを上記カードの排出方向へ付勢する排出ばねと、上記スライダを上記排出ばねの付勢力に抗して所定のカード装着位置にロックするロック機構とを備えている。また、上記カードが上記所定のカード装着位置に保持されているとき、上記スライダに係合して上記スライダの移動を規制する係合部材を備えている。さらに、この係合部材を、上記スライダと係合する位置と、上記スライダから離脱する位置のそれぞれに操作可能であるとともに、上記それぞれの位置においてこの係合部材を保持可能な操作部材を備えた構成にしてある。
【0008】
このように構成した本発明は、所定のカード装着位置にカードがあるときには、操作部材の操作によって係合部材がスライダに係合する状態に保持される。一方、カードの取り出し時には、操作部材の操作によって係合部材がスライダから離脱する。従って、外部の操作力によりスライダを奥側へ押し込むと、ロック機構が解除状態となり、排出ばねの付勢力により、スライダがカードの挿入方向へ移動し、スライダに保持されたカードは排出位置まで移送される。
【0009】
上述のように、所定のカード装着位置にカードが装着されているときには、強い衝撃が加えられても、操作部材と係合部材とによってスライダの移動が規制され、すなわちスライダが外力によって装置の奥側に動かされることがなく、このスライダを確実にロック状態に保つことができる。
【0010】
上記発明において、上記ロック機構が、ハート型カム溝と、このハート型カム溝に沿って摺動するロック部材とから成るものであってもよい。この場合、上記ハート型カム溝は、上記カードが所定の装着位置に保持されている状態で、このカードを奥側へ押し動かすことによってロックを解除させる形状に設定するとよい。
【0011】
このように構成した場合には、ロック機構の構造を比較的簡単にすることができ、しかも安定したロック機能、ロック解除機能を確保できる。
【0012】
また、上記発明において、上記係合部材を揺動可能に保持する揺動支点を備え、上記係合部材が、上記揺動支点を挟んだ一方の側に上記スライダに係止される突起部を有し、他方の側に上記操作部材が装着される装着部を有すること。さらに、上記操作部材を、上記係合部材の上記突起部を上記スライダに係合させる所定の第1位置と、上記係合部材の上記突起部を上記スライダから離脱させる所定の第2位置との間で移動可能に設定した構成にしてもよい。
【0013】
このように構成した場合には、操作部材を所定の第1位置に移動させると、係合部材が揺動してその突起部がスライダに係合し、所定のカード装着位置にあるカードを保持するスライダの移動が規制される。すなわちスライダは確実にロック状態に保たれる。操作部材を所定の第2位置に移動させると、係合部材が揺動してその突起部がスライダから離脱する。従って、スライダのロックの解除が可能な状態となる。
【0014】
上記発明において、上記操作部材が、上記第1位置において、上記係合部材の上記突起部を上記スライダに係合させる押圧力をこの係合部材に与える第1押圧部を有すること。また、上記所定の第2位置において、上記係合部材の上記突起部を上記スライダから離脱させる押圧力をこの係合部材に与える第2押圧部を有するような構成にしてもよい。
【0015】
このように構成した場合には、操作部材を所定の第1位置に移動させると、第1押圧部の押圧力により係合部材の突起部がスライダに係合し、スライダの移動が規制され、このスライダが確実にロック状態に保たれる。また、操作部材を所定の第2位置に移動させると、第2押圧部の押圧力により係合部材の突起部がスライダから離脱し、スライダのロックが解除可能となる。
【0016】
上記発明において、上記スライダに上記係合部材の上記突起部を収容可能な凹部を設け、この凹部に上記突起部が収容されることにより上記係合部材が上記スライダに係合する構成にしてもよい。
【0017】
このように構成した場合には、操作部材を所定の第1位置に移動させると、係合部材の突起部がスライダの凹部に収容され、スライダの移動が規制される。操作部材を所定の第2位置に移動させると、係合部材の突起部がスライダの凹部から離脱し、スライダのロックが解除可能となる。
【0018】
上記発明において、上記操作部材を上記第1位置に係止させる第1係止手段、及び上記操作部材を上記第2位置に係止させる第2係止手段を備えた構成にしてもよい。
【0019】
このように構成した場合には、操作部材が所定の第1位置に移動したとき、第1係止手段によってその第1位置に操作部材が係止される。すなわち、スライダを移動が規制される状態に安定して保持できる。操作部材が所定の第2位置に移動したときも、第2係止手段によってその第2位置に操作部材が係止される。すなわち、スライダをロックの解除が可能な状態に安定して保持できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下,本発明のカード用コネクタ装置の実施形態を図に基づいて説明する。
【0021】
図1〜15は本発明のカード用コネクタ装置の一実施形態を示す図である。
【0022】
図1は本発明の一実施形態の要部外観を示す平面図、図2は図1に示す一実施形態に挿抜される小型メモリカードを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は裏面図である。
【0023】
本実施形態は、図1に示すように、後述のハウジング6を覆うようにカバー1を設けてあり、図1の下側に位置する手前部分が挿入口2になっている。この挿入口2から図2に示す情報カードである小型メモリカード3が挿抜される。この小型メモリカード3は、先端部分に後述のコネクタ7の端子部材8に接触する接触部5を有するとともに、一方の側縁に後述のスライダ14との係合用の凹部4を有している。
【0024】
図3は、図1に示す本実施形態に備えられるハウジング6を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は(a)図のA−A断面図、(c)図は図2に示す小型メモリカード3が所定の装着位置に保持された状態を示す断面図である。
【0025】
本実施形態の本体を構成するハウジング6は、図3に示すように挿入口2に対して奥側に、上述した端子部材8を有するコネクタ7を備えている。また、一方の側部に、ロック機構を構成するハート型カム溝9を有している。挿入口2から挿入された小型メモリカード3が所定のカード装着位置に保持された状態では、図3の(c)図に示すように、小型メモリカード3の接触部5とコネクタ7の端子部材5が接触する。
【0026】
図4は図1に示す本実施形態に備えられる後述のスライダ14の移動を規制する係合部材10と、この係合部材10が取り付けられる前述のカバー1との関係を示す図である。この図4の(a)図は係合部材10をカバー1から取り外した状態を示す平面図、(b)図は係合部材10をカバー1に取り付けた状態を示す側面図である。
【0027】
係合部材10は、揺動支点を構成するビス13を中心に揺動可能に、このビス13によってカバー1の側面に保持させてある。この係合部材10は、ビス13を挟んだ一方の側に後述のスライダ14に係止される突起部11を有し、他方の側に後述の操作部材23が装着される装着部12を有している。この装着部12は側方から見たとき、図4の(b)図に示すように、互いに平行な直線部と、これらの直線部を連結する傾斜部とを含む形状となっている。カバー1の側縁には係合部材10の突起部11が挿入可能な穴1aを設けてある。
【0028】
図5は図1に示す本実施形態に備えられる上述のスライダ14と、このスライダ14の移動を規制する上述の係合部材10と、この係合部材10を操作する上述の操作部材23との関係を示す図である。この図5の(a)図は平面図、(b)図は(a)図のB−B断面図、(c)図は係合部材10をスライダ14に係合させた状態を示す断面図である。図6は図1に示す本実施形態を電子機器の筐体28に装着させた状態を示す正面図である。図7は図5に示すスライダ14と、このスライダ14に設けられる係合部材、すなわち板ばね18とを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図である。図8は図5に示すスライダ14と、このスライダ14に係合され、ハート型カム溝9に沿って摺動可能なロック部材、すなわちタンピン22との接続関係を示す側断面図である。図9は図5に示す係合部材10をスライダ14に係合させた状態を示す裏面図である。
【0029】
スライダ14は、小型メモリカード3の移送方向に移動可能になっている。すなわち、このスライダ14は、図5の(a)図、図7の(a)(b)図に示すように、挿入口2から挿入された小型メモリカード3の先端部が係合可能な張り出し部15を有している。また、図5の(b)(c)図、図9に示すように、前述した係合部材10の突起部11を収容可能な凹部17を備えている。図5の(c)図に示すように、スライダ14の凹部17に係合部材10の突起部11が収容されることにより、係合部材10がスライダ14に係合する。図5の(b)図に示すように、係合部材10の突起部11が凹部17から離脱することにより、係合部材10とスライダ14との係合が解かれるようになっている。
【0030】
スライダ14には、図5の(a)図、図7の(a)(b)図に示すように、挿入口2から挿入された小型メモリカード3の凹部4に係合可能な係合部材、すなわち前述の板ばね18を一体に設けてある。この板ばね18には、小型メモリカード3の凹部4に嵌入可能な例えば基本形状が山形状から成る突出部19を設けてある。また、スライダ14には、板ばね18の突出部19に当接可能な当接部16を設けてある。
【0031】
スライダ14の移動を規制する係合部材10の装着部12に装着される操作部材23には、図5の(b)(c)図に示すように、係合部材10の装着部12が収容される長穴部23cを形成してある。この操作部材23は、図5の(c)図に示すように、係合部材10を、スライダ14に係合させるように操作可能であるとともに、図5の(b)図に示すように、係合部材10をスライダ14から離脱させるように操作可能になっている。
【0032】
例えば、この操作部材23は、係合部材10の突起11をスライダ14の凹部17に係合させる位置、すなわち図5の(c)図に示す所定の第1位置と、突起部11を凹部17から離脱させる位置、すなわち図5の(b)図に示す所定の第2位置との間で移動可能に設定してある。
【0033】
また、操作部材23は、図5の(c)図に示す第1位置にあるときに、係合部材10の突起部11をスライダ14の凹部17に係合させる押圧力を係合部材10に与える第1押圧部24を有している。さらに、図5の(b)図に示す第2位置にあるときに、突起部11を凹部17から離脱させる押圧力を係合部材10に与える第2押圧部25を有している。
【0034】
図5の(a)図、図6に示すように、操作部材23には、つまみ26を一体に設けてある。この操作部材23は、例えば図6に示すように、電子機器の筐体28の側面などに、移動可能に取り付けられる。
【0035】
また、上述したスライダ14は、図5の(a)図、図8に示すように、張り出し部15の反対側に位置する部分に、穴14aを備えている。この穴14aには、ロック機構を構成するロック部材、すなわちタンピン22の第1ピン部22aを挿入してある。タンピン22の第2ピン部22bは、ロック機構を構成するハート型カム溝9に沿って摺動可能になっている。
【0036】
なお、上述のハート型カム溝9は、小型メモリカード3が所定の装着位置に保持されている状態で、この小型メモリカード3を奥側へ押し動かすことによってロック機構のロックを解除させる形状に設定してある。
【0037】
また、図5の(a)図に示すように、ハウジング6には、小型メモリカード3が所定のカード装着位置に保持されている状態にあって、挿入口2に向う方向、すなわち排出方向に動かされようとするときに、係合部材である板ばね18の端部20が係合する固定部、すなわち段部21を設けてある。
【0038】
図10〜図15は小型メモリカード3が挿入された際の動作を示す図である。
【0039】
図10は図2に示す小型メモリカード3の挿入時の状態を示す平面図、図11は図2に示す小型メモリカード3を所定のカード装着位置に保持させる前のオーバストローク状態を示す平面図である。図12は図2に示す小型メモリカード3を所定のカード装着位置に保持させた状態を示す平面図、図13は図2に示す小型メモリカード3を排出させる際のオーバストローク状態を示す平面図である。図14は図2に示す小型メモリカード3の排出位置における状態を示す平面図、図15は所定のカード装着位置に保持されている小型メモリカードの無理な引き抜きがおこなわれたときの状態を示す平面図である。
【0040】
なお、本実施形態は、小型メモリカード3の排出位置におけるスライダ14の揺動を可能に支持する手段を備えている。この手段は図14に示すように、排出位置において、排出ばね27の伸長方向の仮想的な軸中心の延長線の位置を、ロック機構を構成するタンピン22の第1ピン部22aの位置よりも内側に設定したことにより構成される。これにより、小型メモリカード3の排出位置では、スライダ14の張り出し部15が内側に向って移動するようにこのスライダ14が揺動する。
【0041】
上述のように構成した本実施形態における小型メモリカード3の挿抜に係る動作について、主に図10〜15を用いて以下に説明する。
【0042】
[小型メモリカード挿入時の初期状態]
図10に示すように小型メモリカード3をハウジング6の挿入口2から挿入すると、その先端部がスライダ14の張り出し部15に当り、スライダ14は図14に示す状態から同図14において反時計回りに揺動する。これにより、スライダ14に一体に設けられた板ばね18の突出部19が小型メモリカード3の凹部4に係合する。
【0043】
[カード装着位置に保持させる前のオーバストローク状態]
小型メモリカード3がさらに押し込まれると、その押し込み力が張り出し部15を介してスライダ14に伝えられる。板ばね18の突出部19が小型メモリカード3の凹部14に係合した状態に保持されながらスライダ14が奥側に移動し、図11に示すように、張り出し部15がコネクタ7に当ったとき、小型メモリカード3の押し込みが阻止される。この間、スライダ14によって排出ばね27が撓められるとともに、ロック機構のタンピン22の第2ピン部22bがハート型カム溝9上を摺動する。
【0044】
[カード装着位置に保持させた状態]
上述の状態から小型メモリカード3に与えていた押し込み力を解除すると、排出ばね27の力によりスライダ14が挿入口2方向に戻され、図12に示すように、このスライダ14の移動と一体的に小型メモリカード3が挿入口2方向に移送される。また、スライダ14の移動に追従してタンピン22の第2ピン部22bがハート型カム溝9上を摺動し、この第2ピン部22bがハート型カム溝9に含まれるロック部に係合する。これにより排出ばね27の力に抗して第2ピン部22bの挿入口2方向の第2ピン部22bの移動が阻止され、タンピン22を介してスライダ14の移動が阻止され、小型メモリカード3が所定の装着位置に保持される。
【0045】
この状態にあっては、図3の(c)図に示すように、小型メモリカード3の接触部5とコネクタ4の端子部材8とが導通する。この状態において小型メモリカード3に対する情報の伝達、すなわち電気信号の送受信が可能となる。
【0046】
[排出させる際のオーバストローク状態]
図12に示すように、所定のカード装着位置に保持されている小型メモリカード3を排出する場合には、再び小型メモリカード3の押し込みがおこなわれる。このときの押し込み力により図13に示すように、張り出し部15を介して小型メモリカード3に係合しているスライダ14がコネクタ7に当るまで移動する。この間、再びスライダ14によって排出ばね27が撓められるとともに、スライダ14の移動に追従してタンピン22の第2ピン部22bがハート型カム溝9のロック部から離れるように、このハート型カム溝9上を摺動する。
【0047】
[排出位置における状態]
上述の状態から小型メモリカード3に与えていた押し込み力を解除させると、排出ばね27の力によりスライダ14及びタンピン22の第2ピン部22bがハート型カム溝9上を挿入口2方向に移動する。スライダ14の挿入口2方向への移動により、小型メモリカード3が排出位置まで戻される。これにより図14に示すように小型メモリカード3を挿入口2から抜き取ることができる。この間、タンピン22の第2ピン部22bがハート型カム溝9上を摺動することにより、前述したように排出ばね27の伸長方向の仮想的な軸中心の延長線の位置が、タンピン22の第1ピン部22aの位置よりも内側に位置するようになり、スライダ14が図13に示す状態から時計回りに移動し、図14に示す状態となる。これにより、スライダ14と一体に設けられた板ばね18の突起部19が小型メモリカード3の凹部4から離脱する。
【0048】
通常は上述のようにして、小型メモリカード3の挿入、所定の装着位置における保持、小型メモリカード3の排出がおこなわれる。ところで、図12に示すように、小型メモリカード3が所定の装着位置に保持されている状態で、小型メモリカード3の無理な引き抜きがおこなわれることがある。
【0049】
[無理な引き抜き時の状態]
このような場合には、図15に示すように、小型メモリカード3の引き抜き力により板ばね18の突出部19の奥側に位置する部分が小型メモリカード3の凹部4を形成する縁部によって押され、この板ばね19の端部20がハウジング6に形成された段部21に係合する。このとき、小型メモリカード3の凹部4を形成する縁部が板ばね18の突出部19に係合した状態に維持されるとともに、板ばね18の突出部19がスライダ14の当接部16に当接する。従って、板ばね18の突出部19と当接部16の部分は、剛性を有する構造部となる。従って小型メモリカード3を引き抜こうとする力が、板ばね18の端部19からハウジング6の段部21に伝えられ、小型メモリカード3の引き抜きが阻止される。すなわち、小型メモリカード3の無理な引き抜きを防ぐことができる。
【0050】
次に、本実施形態における操作部材23と係合部材10の動作関係について主に図5を用いて説明する。
【0051】
[操作部材の第1位置における保持]
例えば小型メモリカード3が挿入されていない状態にあっては、図5の(a)(b)図に示すように、操作部材23は第2位置に保持される。このとき図5の(b)図に示すように、第2押圧部25によって係合部材10の装着部12に押圧力が与えられ、係合部材10の突起部11がスライダ14の凹部17から離脱した状態に保たれる。従ってスライダ14の移動が可能となる。この状態において、前述したように、小型メモリカード3の挿入口2からの挿入がおこなわれる。
【0052】
[操作部材の第1位置への移動]
挿入口2から挿入された小型メモリカード3が所定の装着位置に保持されたとき、図5の(a)図、図6に示すつまみ24を介して操作部材23を図5の(b)図の矢印29で示すように、操作部材23を第2位置から図5の(c)図に示す第1位置まで移動させることがおこなわれる。これにより、操作部材23の第1押圧部24から係合部材10の装着部12に押圧力が与えられ、係合部材10が揺動してその先端部11がスライダ14の凹部17に係合する。これによりスライダ14が移動しないようにロックされる。
【0053】
[操作部材の第2位置への移動]
小型メモリカード3の排出に際しては、図5の(c)図の矢印30で示すように、つまみ24を介して操作部材23を第1位置から図5の(b)図に示す第2位置まで移動させることがおこなわれる。これにより、前述したように操作部材23の第2押圧部25から係合部材10の装着部12に押圧力が与えられ、係合部材10が揺動してその先端部11がスライダ14の凹部17から離脱する。これによりスライダ14の移動が可能になり、前述した小型メモリカード3の排出操作が可能となる。
【0054】
上述のように本実施形態にあっては、小型メモリカード3が図12に示す所定のカード装着位置に保持されているときの無理な引き抜きを防止できる。また、このときの無理に引き抜こうとする力は、段部21を介してスライダ14とは異なる部材であるハウジング6に伝えられる。従って、スライダ14を経てタンピン22の第1ピン部22a、第2ピン部22b、及びハート型カム溝9のロック部に伝達される力を抑えることができ、ロック機構の破損あるいは損傷を抑制することができ、装置としての高い信頼性を確保できる。
【0055】
また、ハウジング6の形成時に段部21を一体に設けることができ、この段部21に係合させる係合部材を構造が簡単な板ばね18としたことから、小型メモリカード3の無理な引き抜きの防止を比較的安い製作費で実現できる。
【0056】
また、スライダ14に当接部16を設け、小型メモリカード3が無理に引き抜かれようとしたときに、板ばね18の突出部19が当接部16に当接し、この板ばね18の突出部19とスライダ14の当接部16とが剛性を有する構造物を形成する。これにより、小型メモリカード3に与えられた引き抜き力による板ばね18の端部20のへたりを防止でき、ロック機構の破損あるいは損傷の防止に貢献するとともに、板ばね18の耐久性を向上させることができる。
【0057】
また、板ばね18の端部20が係合する当接部16はスライダ14の製作時に一体に設けることができ、この点でも比較的安い製作費とすることができる。
【0058】
また、小型メモリカード3の排出位置におけるスライダ14の揺動を可能に支持する手段を設けたことから、排出位置において板ばね18の突出部19を凹部4から離脱する方向に移動させることができ、正常な小型メモリカード3の抜き取り動作を円滑におこなわせることができる。この点で装置に対する信頼性を確保できる。
【0059】
また、所定のカード装着位置に小型メモリカード3が装着されているときには、強い衝撃が加えられても操作部材23に保持された係合部材10によりスライダ14の奥側への移動が規制され、このスライダ14を確実にロック状態に保つことができる。これによっても、装置としての信頼性を高めることができる。
【0060】
また、スライダ14のロック機構を、ハート型カム溝9とロック部材であるタンピン22とによって構成してあるので、比較的簡単な構造とすることができるとともに、安定したロック機能と、ロック解除機能を確保できる。
【0061】
また、操作部材23を第1位置へ移動、あるいは第2位置へ移動させるだけの簡単な操作で、スライダ14のロック、あるいはロック解除を実現でき、優れた操作性を確保できる。
【0062】
また、操作部材23に設けた第1押圧部24、第2押圧部25を介して、スライダ14を確実にロック、あるいはロック解除させることができるとともに、第1押圧部24、第2押圧部25は操作部材23の製作時に形成することができるので、製作費を安く抑えることができる。
【0063】
また、係合部材10に設けた突起部11と、スライダ14に設けた凹部17とにより、スライダ14を確実にロック、あるいはロック解除させることができ、突起部11は係合部材10の製作時に一体に設けることができ、凹部17はスライダ14の製作時に一体に設けることができ、この点でも製作費を安く抑えることができる。
【0064】
なお、上記実施形態は、スライダ14に一体に設けた板ばね18の端部20が係合する段部21すなわち固定部を、ハウジング6に設けたが、本発明は、このように構成することには限られず、板ばね18の端部20が係合する固定部をカバー1に設ける構成にしてもよい。
【0065】
このように構成した場合には、小型メモリカード3の無理な引き抜き時には、その引き抜き力が主にカバー1に伝達され、従って引き抜き力がスライダ14を介してロック機構に伝達されることを抑えることができ、ロック機構の破損及び損傷を抑制することができる。
【0066】
図16はスライダ14の移動を規制する係合部材10と操作部材23との別の装着関係を示す図で、(a)図は係合部材10をスライダ14から離脱させた状態を示す断面図、(b)図は係合部材10をスライダ14に係合させた状態を示す断面図、(c)図は(a)図のC部拡大図である。
【0067】
図16の(a)〜(c)図に示すように、係合部材10の装着部12に第1穴10aと第2穴10bを設け、操作部材23に、上述の第1穴10a内に嵌入可能な第1突起23aと、上述の第2穴10b内に嵌入可能な第2突起23bとを設けた構成にしてもよい。
【0068】
図16の(b)図に示すように、操作部材23が第1位置にあるときには、係合部材10の装着部12に設けた第1穴10aに操作部材23の第1突起23aが嵌入され、これによって操作部材23が移動しないように係止される。すなわち、係合部材10の装着部12の第1穴10aと、操作部材23の第1突起23aとは、操作部材23を図16の(b)図に示す第1位置に係止させる第1係止手段を構成している。
【0069】
図16の(a)(c)図に示すように、操作部材23が第2位置にあるときには、係合部材10の装着部12に設けた第2穴10bに操作部材23の第2突起23bが嵌入され、これによって操作部材23が移動しないように係止される。すなわち、係合部材10の装着部12の第2穴10bと、操作部材23の第2突起23bとは、操作部材23を図16の(a)(c)図に示す第2位置に係止させる第2係止手段を構成している。
【0070】
このように構成したものでは、例えば図16の(b)図に示す第1位置に操作部材23が係止されているときに、装置に強い衝撃が加えられても、操作部材23の移動を防ぐことができ、これにより係合部材10の突起部11のスライダ14の凹部17からの離脱を防ぐことができ、より確実にスライダ14をロック状態に保つことができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、カードが所定の装着位置に保持されているときに、強い衝撃が加えられても、スライダを確実にロック状態に保つことができ、従来に比べて装置としての信頼性を高めることができる。
【0072】
ロック機構をハート型カム溝と、このハート型カム溝に沿って摺動するロック部材とによって構成してもよい。このように構成した場合には、比較的簡単な構造とすることができるとともに、安定したロック機能と、ロック解除機能を確保できる。
【0073】
係合部材を、揺動支点を挟んだ一方の側にスライダに係止さる突起部を有し、他方の側に操作部材が装着される装着部を有し、操作部材を、係合部材の突起部をスライダに係合させる第1位置と、係合部材の突起部をスライダから離脱させる第2位置との間で移動可能に設定した構成にしてもよい。このように構成した場合には、操作部材を第1位置、第2位置へ移動させるだけの簡単な操作でスライダのロック、あるいはロック解除を実現でき、優れた操作性を確保できる。
【0074】
操作部材が、上述の第1位置において、係合部材の上述の突起部をスライダに係合させる押圧力をこの係合部材に与える第1押圧部と、上述の第2位置において、係合部材の突起部をスライダから離脱させる押圧力をこの係合部材に与える第2押圧部とを有する構成にしてもよい。このように構成した場合には、第1押圧部、第2押圧部を介してスライダを確実にロック、あるいはロック解除させることができる。また、第1押圧部、第2押圧部は、操作部材の製作時に形成することができるので、他に特別な部材を設けることがなく、この点でも製作費を安くすることができる。
【0075】
係合部材の上述の突起部を収容可能な凹部をスライダに設け、この凹部に突起部が収容されることにより係合部材がスライダに係合する構成にしてもよい。このように構成した場合には、凹部をスライダの製作時に一体に設けることができ、他に特別な部材を設けることがなく、この点で製作費を安く抑えられる。
【0076】
操作部材を第1位置に係止させる第1係止手段、及び操作部材を第2位置に係止させる第2係止手段を設けた構成にしてもよい。このように構成した場合には、装置に強い衝撃が加えられたときの操作部材の移動を防ぐことができ、スライダのロック状態を確実に維持でき、より高い信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード用コネクタ装置の一実施形態の要部外観を示す平面図である。
【図2】図1に示す一実施形態に挿抜される小型メモリカードを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は裏面図である。
【図3】図1に示す一実施形態に備えられるハウジングを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は(a)図のA−A断面図、(c)図は図2に示す小型メモリカードが所定のカード装着位置に保持された状態を示す断面図である。
【図4】図1に示す一実施形態に備えられるスライダの移動を規制する係合部材と、この係合部材が取り付けられるカバーとの関係を示す図で、(a)図は係合部材をカバーから取り外した状態を示す平面図、(b)図は係合部材をカバーに取り付けた状態を示す側面図である。
【図5】図1に示す一実施形態に備えられるスライダと、このスライダの移動を規制する係合部材と、この係合部材を操作する操作部材との関係を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は(a)図のB−B断面図、(c)図は係合部材をスライダに係合させた状態を示す断面図である。
【図6】図1に示す一実施形態を電子機器の筐体に装備させた状態を示す正面図である。
【図7】図5に示すスライダと、このスライダに設けられる係合部材、すなわち板ばねとを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図である。
【図8】図5に示すスライダと、このスライダに係合され、ハート型カム溝に沿って摺動可能なロック部材、すなわちタンピンとの接続関係を示す側断面図である。
【図9】図5に示す係合部材をスライダに係合させた状態を示す裏面図である。
【図10】図2に示す小型メモリカードの挿入時の状態を示す平面図である。
【図11】図2に示す小型メモリカードを所定のカード装着位置に保持させる前のオーバストローク状態を示す平面図である。
【図12】図2に示す小型メモリカードを所定のカード装着位置に保持させた状態を示す平面図である。
【図13】図2に示す小型メモリカードを排出させる際のオーバストローク状態を示す平面図である。
【図14】図2に示す小型メモリカードの排出位置における状態を示す平面図である。
【図15】所定のカード装着位置に保持されている小型メモリカードの無理な引き抜きがおこなわれたときの状態を示す平面図である。
【図16】スライダの移動を規制する係合部材と操作部材との別の装着関係を示す図で、(a)図は係合部材をスライダから離脱させた状態を示す断面図、(b)図は係合部材をスライダに係合させた状態を示す断面図、(c)図は(a)図のC部拡大図である。
【符号の説明】
1 カバー
1a 穴
2 挿入口
3 小型メモリカード
4 凹部
5 接触部
6 ハウジング
7 コネクタ
8 端子部材
9 ハート型カム溝〔ロック機構〕
10 係合部材
10a 第1穴(第1係止手段)
10b 第2穴(第2係止手段)
11 突起部
12 装着部
13 ビス(揺動支点)
14 スライダ
14a 穴
15 張り出し部
16 当接部
17 凹部
18 板ばね(係合部材)
19 突出部
20 端部
21 段部(固定部)
22 タンピン(ロック部材)〔ロック機構〕
22a 第1ピン部
22b 第2ピン部
23 操作部材
23a 第1突起(第1係止手段)
23b 第2突起(第2係止手段)
23c 長穴部
24 第1押圧部
25 第2押圧部
26 つまみ
27 排出ばね
28 筐体
29 矢印
30 矢印
Claims (6)
- カードの移送方向に移動可能なスライダと、このスライダを上記カードの排出方向へ付勢する排出ばねと、上記スライダを上記排出ばねの付勢力に抗して所定のカード装着位置にロックするロック機構とを備えるとともに、
上記カードが上記所定のカード装着位置に保持されているとき、上記スライダに係合して上記スライダの移動を規制する係合部材と、
この係合部材を、上記スライダと係合する位置と、上記スライダから離脱する位置のそれぞれに操作可能であるとともに、上記それぞれの位置においてこの係合部材を保持可能な操作部材を備えたことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1記載の発明において、
上記ロック機構が、ハート型カム溝と、このハート型カム溝に沿って摺動するロック部材とから成り、
上記ハート型カム溝を、上記カードが所定の装着位置に保持されている状態で、このカードを奥側へ押し動かすことによってロックを解除させる形状に設定したことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1または2記載の発明において、
上記係合部材を揺動可能に保持する揺動支点を備え、
上記係合部材が、上記揺動支点を挟んだ一方の側に上記スライダに係止される突起部を有し、他方の側に上記操作部材が装着される装着部を有するとともに、
上記操作部材を、上記係合部材の上記突起部を上記スライダに係合させる所定の第1位置と、上記係合部材の上記突起部を上記スライダから離脱させる所定の第2位置との間で移動可能に設定したことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項3記載の発明において、
上記操作部材が、
上記第1位置において、上記係合部材の上記突起部を上記スライダに係合させる押圧力をこの係合部材に与える第1押圧部と、
上記所定の第2位置において、上記係合部材の上記突起部を上記スライダから離脱させる押圧力をこの係合部材に与える第2押圧部とを有することを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項3記載の発明において、
上記スライダに上記係合部材の上記突起部を収容可能な凹部を設け、この凹部に上記突起部が収容されることにより上記係合部材が上記スライダに係合することを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項3記載の発明において、
上記操作部材を上記第1位置に係止させる第1係止手段、及び上記操作部材を上記第2位置に係止させる第2係止手段を備えたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002112504A JP3854529B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | カード用コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002112504A JP3854529B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | カード用コネクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003308924A JP2003308924A (ja) | 2003-10-31 |
JP3854529B2 true JP3854529B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=29394989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002112504A Expired - Fee Related JP3854529B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | カード用コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3854529B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102823079A (zh) * | 2010-03-31 | 2012-12-12 | 矢崎总业株式会社 | 用于连接器的嵌合确认结构 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5511464B2 (ja) | 2010-03-26 | 2014-06-04 | 矢崎総業株式会社 | 基板接続用コネクタの嵌合確認構造 |
JP2011222314A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Panasonic Corp | カード装着装置、電子機器 |
-
2002
- 2002-04-15 JP JP2002112504A patent/JP3854529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102823079A (zh) * | 2010-03-31 | 2012-12-12 | 矢崎总业株式会社 | 用于连接器的嵌合确认结构 |
CN102823079B (zh) * | 2010-03-31 | 2015-08-12 | 矢崎总业株式会社 | 用于连接器的嵌合确认结构 |
US9640886B2 (en) | 2010-03-31 | 2017-05-02 | Yazaki Corporation | Fitting confirmation construction for connectors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003308924A (ja) | 2003-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3830852B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP3734998B2 (ja) | カード用コネクタ | |
JP3729696B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
JP3853116B2 (ja) | カード用コネクタ | |
JP3683784B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP3729697B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
JP6423504B1 (ja) | 平型導体用コネクタ | |
JP4527675B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
JP4365989B2 (ja) | ロック装置付きカード用コネクタ | |
JP2003086296A (ja) | メモリカード用コネクタ | |
US20020008142A1 (en) | Card connector | |
JP3854529B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP4012660B2 (ja) | Icカード用コネクタ | |
JP2005135696A (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP6636353B2 (ja) | カード用コネクタ | |
JP3823903B2 (ja) | メモリカードコネクタの挿抜機構 | |
JP3887164B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JP4010955B2 (ja) | カードコネクタ | |
JP2011171141A (ja) | カード用コネクタ | |
JP4252413B2 (ja) | カードロック機構付カードコネクタ | |
JP3887153B2 (ja) | カード用コネクタ装置 | |
JPH0644413A (ja) | カード搭載装置 | |
JP3446997B2 (ja) | カードイジェクタ装置とこのカードイジェクタ装置を用いた携帯機器 | |
JP2579076B2 (ja) | Icカードリードライト装置 | |
JP2001244023A (ja) | Icカード用コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |