JP3853416B2 - レトルトパウチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レトルトパウチに関し、更に詳しくは、別種の内容物を収納し、使用時に仮接着部を剥離させて該別種の内容物を混合し得るレトルトパウチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の食品包装技法が提案されているが、その一つにレトルト包装技法が知られている。
これは、プラスチックフィルムもしくは金属箔またはこれらを多層に合わせたものを袋状またはその他の形状に成形した容器に、調整した食品を詰め、熱溶融により密封し、加熱加圧殺菌する包装技法である。
当初、カレ−を詰めて殺菌したものからスタ−トしたが、近年、食品加工産業、包装産業等の発展に伴い、詰める内容物が豊富になり、また、耐熱容器等の包装技術も開発され、レトルト食品という新しい加工食品分野を形成し、その発展を期待されているものである。
ところで、上記のようなレトルト食品は、通常、具、調味液等を一体にして充填包装されているものであり、而して、このような場合、保存中に、具に調味液等が浸透し、具本来の味を損ない、また具が変色する等の問題点がある。
そこで、近年、レトルト食品において、三方シ−ル、四方シ−ル等の袋の内部に仮接着部を設けて二室に区画し、各室のそれぞれに別種の内容物を収納し、使用時に前記の仮接着部を剥離させて前記の別種の内容物を混合し得る混合用二連袋からなるレトルトパウチが提案され、味覚、外観等に優れたレトルト製品を提供することが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような混合用二連袋からなるレトルトパウチにおいて、仮接着部は、流通時等において各室が区画されているが、使用時において剥離し別種の内容物を混合し得ることができる構造であることが必要であるが、、今日まで、その機能を十分に奏し、混合用二連袋からなるレトルトパウチとして充分に満足し得るものが提案されていないというのが実状である。
例えば、流通時等において、レトルトパウチが外力を受けて圧迫されることにより、仮接着部が簡単に剥離して別種の内容物が混合してしまうと言う問題点がある。
また、内容物として、一方が液状物であり、他方が固形物である場合、仮接着部を剥離して混合しようととしても、仮接着部が十分に剥離せず、該仮接着部が障害となって、固形物が仮接着部に引っ掛かって、所望どおりに混合しないという問題点もある。
更には、仮接着部のシ−ル強度が余りにも強すぎて、仮接着部が剥離しないという問題点もる。
そこで本発明は、混合用二連袋からなるレトルトパウチにおいて、仮接着部の構造、接着性等を改良し、流通時等において各室が区画されているが、使用時において剥離し別種の内容物を混合し得ることができる仮接着部を有する混合用二連袋からなるレトルトパウチを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決すべく種々研究した結果、エチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これにオレフィン系ゴム成分を添加してなる組成物からなる無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムがヒ−トシ−ル性を有することに着目し、これをレトルトパウチを構成する内面のヒ−トシ−ル性フィルムとして使用し、かつそのヒ−トシ−ル条件として、袋体を構成する際の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする条件と袋体を二室に区画する仮接着部を設ける際のヒ−トシ−ルする条件とを変え、前者の条件より緩和した条件で後者である仮接着部を形成したところ、流通時等において各室が充分に区画され、使用時において仮接着部が剥離し別種の内容物を混合し得ることができる混合用二連袋からなるレトルトパウチを製造し得ることを見出して本発明を完成したものである。
【0005】
すなわち、本発明は、外周端部の周辺部にシ−ル部を設けて袋体を構成し、かつ該袋体を二室に区画する仮接着部を設け、該仮接着部により区画した二室のそれぞれに別種の内容物を収納し、使用時に前記の仮接着部を剥離させて前記の別種の内容物を混合し得る混合用二連袋であり、かつ該二連袋体を構成する積層体が、外側から内側に向かって、少なくとも、耐熱性基材フィルムおよびヒ−トシ−ル性フィルム、または耐熱性基材フィルム、気体遮断性フィルムおよびヒ−トシ−ル性フィルムを順次に積層した構成からなり、かつ上記のヒ−トシ−ル性フィルムとして、エチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これにオレフィン系ゴム成分を添加してなる組成物からなる無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムを使用することを特徴とするレトルトパウチに関するものである。
【0006】
更に、本発明は、上記のレトルトパウチにおいて、外周端部の周辺部に設けるシ−ル部の部分を、ヒ−トシ−ル温度190〜250℃、圧力0.5〜10Kg/cm2 、加熱加圧時間0.5〜30秒間の条件でヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成し、かつ仮接着部の部分を、ヒ−トシ−ル温度150〜190℃、圧力0.5〜5Kg/cm2 、加熱加圧時間0.5〜10秒間の条件でヒ−トシ−ルして仮接着部を形成してなることを特徴とするレトルトパウチに関するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
まず、上記の本発明において、本発明にかかるレトルトパウチについて二三の具体例を例示して図面を用いて説明すると、図1および図2は、本発明にかかるレトルトパウチを構成する袋体の製造に使用する積層体の層構成の一例を示す断面図であり、図3は、図1に示す積層体を使用して製造した本発明にかかるレトルトパウチの構造の一例を示す斜視図であり、図4は、図3に示すレトルトパウチのY−Y′における切断断面図である。
まず、本発明においては、レトルトパウチを構成する袋体の製造に使用する積層体としては、図1に示すように、外側から内側に向かって、少なくとも、耐熱性基材フィルム1とヒ−トシ−ル性フィルム2を順次に積層した積層体A、あるいは耐熱性基材フィルム1、気体遮断性フィルム3およびヒ−トシ−ル性フィルム2を順次に積層した積層体B等を使用することができる。
而して、本発明において、上記の積層体Aまたは積層体Bにおいて、上記のヒ−トシ−ル性フィルム2として、エチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これにオレフィン系ゴム成分を添加してなる組成物からなる無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム3′を使用することが望ましい。
【0008】
次に、本発明において、本発明にかかるレトルトパウチの構造の一例について、上記の図1に示す積層体Aを使用して製造したレトルトパウチを例示して説明すると、図3および図4に示すように、上記で製造した積層体の二枚A、Aを用意し、そのヒ−トシ−ル性フィルム2としての無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム2′の面を対向して重ね合わせ、次いで、外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部4を形成して袋体を構成し、かつ該袋体の所定の箇所に二室に区画する仮接着部5を設け、該仮接着部5により区画した二室のそれぞれに別種の内容物6、7を収納し、使用時に前記の仮接着部5を剥離させて前記の別種の内容物6、7を混合することができる混合用二連袋Cを製造するものである。
而して、本発明においては、上記で製造した混合用二連袋Cをレトルト加工処理、すなわち、加熱加圧殺菌処理を施して、本発明にかかるレトルトパウチを製造し、その使用に際しては、例えば、外部から圧力等を加えて、あるいは仮接着部の部分を手に持って両側に引っ張ることによって、仮接着部の部分を剥離して、二室に収納されている別種の内容物を混合し、次いで、開封して、例えば、食用等に供するものである。
上記に挙げた例は、本発明にかかるレトルトパウチの一例を例示するものであり、本発明は、これに限定されるものではない。
【0009】
上記において、別種の内容物6、7を充填包装する方法としては、種々の方法を採り得るが、例えば、外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部4を形成する際に、例えば、積層体A、Aの左右の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部4、4を形成し、更に、仮接着部5を形成し、他方、積層体A、Aの上下の外周端部の周辺部はヒ−トシ−ルせずに未シ−ル部として開口部としておき、しかる後該開口部を内容物を充填する開口部として使用し、該開口部から二室のそれぞれに、上方向および下方向から別種の内容物6、7を充填し、次いで上下に設けた開口部の未シ−ル部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部4、4を形成することによって内容物6、7をそれぞれの二室に充填包装することができる。
【0010】
而して、本発明においては、上記のように製造した混合用二連袋Cからなるレトルトパウチは、図5の(1)、(2)および(3)にその使用例を表す平面図に示すように、上記で製造した積層体A、Aからなり、かつ内容物6、7が充填包装されている混合用二重袋Cを、レトルト加工処理、すなわち、加熱加圧殺菌処理を施して、レトルトパウチを製造し〔図6の(1)〕、その使用に際しては、例えば、外部から力を加えて仮接着部5を剥離し、該仮接着部5の部分を切り離し、矢印Pで示すように、二室に収納されている別種の内容物6、7を混合し〔図6の(2)〕、しかる後、該二連袋Cの上端部を、例えば、ハサミ等を使用してカットして開封し、混合した内容物6、7を食器等に移し替えて食用等に供するものである〔図6の(3)〕。
なお、図中4、5は、前述と同様に、二連袋Cを構成するシ−ル部を表す。
本発明にかかる混合用二連袋は、例えば、食料品、化学薬品、医薬品、接着剤、その他等のように、使用する直前に二成分を混合して使用するような製品の充填包装に使用することができるものである。
【0011】
次に、上記の本発明において、本発明にかかるレトルトパウチを構成する材料について説明すると、まず、本発明にかかる耐熱性基材フィルムとしては、本発明にかかるレトルトパウチを構成する基本素材となり、かつレトルト加工処理に耐えられることから、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
而して、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
また、本発明において、その樹脂のフィルムないしシ−トの厚さとしては、耐熱性を有し、強度、剛性等について必要最低限に保持され得る厚さであればよく、約10μmないし50μm位、好ましくは、約12μmないし25μm位が最も望ましい。
【0012】
次に、本発明において、気体遮断性フィルムについて説明すると、かかるフィルムとしては、太陽光等の光を遮光する性質、あるいは水蒸気、水、ガス等を透過しない性質等を有する材料を使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あるいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等であってもよい。
具体的には、例えば、遮光性とバリア−性を有するアルミニュウム箔またはその蒸着膜を有する樹脂のフィルム、バリア−性を有する酸化珪素、酸化アルミニュウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、水等のバリア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−ト、ガスバリア−性を有するポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に顔料等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。
これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。
上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
更に、上記において、アルミニュウム箔としては、5μmないし30μm位の厚さのもの、また、アルミニュウムまたは無機酸化物の蒸着膜としては、厚さ100Åないし2000Å位のものを使用することができる。
また、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニ
ルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することができる。
上記において、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムは、積層体あるいは袋体になったときには、該樹脂のフィルムは、耐熱性基材フィルムとして機能することもある。
【0013】
次に、本発明において、ヒ−トシ−ル性フィルムについて説明すると、かかるフィルムとしては、レトルト加工処理に耐え、更に熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
そのフィルムの厚さとしては、10μmないし300μm位、好ましくは、20μmないし100μm位が望ましい。
【0014】
ところで、本発明においては、上記のようなヒ−トシ−ル性フィルムのなかでも、特に、ヒ−トシ−ル性を有する無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムを使用することが好ましい。
これは、後述するように、仮接着部を形成する際に、その部分の接着性を調整して易剥離性とすることが容易にできるからである。
而して、本発明においては、上記のヒ−トシ−ル性を有する無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムのなかでも、具体的には、エチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これにオレフィン系ゴム成分を添加し、更に所望の添加剤を任意に添加し、充分に混練してなる組成物を、例えば、押し出し成形等によりフィルム化してなるヒ−トシ−ル性を有する無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムを使用することが望ましい。
上記において、エチレン−プロピレンコポリマ−としては、例えば、エチレン−プロピレンブロックコポリマ−、エチレン−プロピレンランダムコポリマ−等を使用することができ、而して、エチレンとプロピレンとの共重合比率としては、プロピレンを約80〜97モル%位含むものを使用することができる。
また、上記において、オレフィン系ゴム成分としては、例えば、イソプレンゴム、インブチレンゴム、エチレン−プロピレンゴム等のC2 〜C4 からなるオレフィン系ゴム成分の一種ないしそれ以上を使用することができ、而して、本発明において、かかるオレフィン系ゴム成分を使用することにより、主に、レトルト製品の耐寒衝撃性を向上させるという効果を奏するものであり、更に仮接着部のシ−ル時のシ−ル強度を安定させるという作用効果を達成するために使用するものである。
【0015】
また、上記において、上記のエチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これにオレフィン系ゴム成分を添加してなる組成物には、更にその他の添加剤、例えば、線状低密度ポリエチレン等のその他の樹脂、充填剤、分散剤、着色剤、その他等を任意に添加することもできる。
次に、本発明において、エチレン−プロピレンコポリマ−とオレフィン系ゴム成分との配合割合としては、該エチレン−プロピレンコポリマ−100重量部に対しオレフィン系ゴム成分を5〜30重量部、好ましくは、10〜20重量部の割合で配合することが好ましい。
上記において、5重量部以下であると、耐寒衝撃性が低下し、また、仮接着部のシ−ル強度が安定しないので好ましくなく、また、30重量部以上であると、仮接着部以外のシ−ル強度が低く、また耐熱性が低くレトルト時に融着する等の問題が発生して好ましくないものである。
本発明において、無延伸ポリプロピレンフィルムの厚さとしては、10μmないし100μm位、好ましくは、30μmないし70μm位が望ましい。
次にまた、本発明において、上記のような無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムをヒ−トシ−ル性フィルムとして使用することにより、袋体を構成する際の外周端部の周辺部に形成するシ−ル部と、袋体を二室に区画する仮接着部とを、そのヒ−トシ−ルする条件を調整することができ、良好なシ−ル部、仮接着部を形成することができるという利点を有するものである。
【0016】
次に、通常、レトルトパウチは、物理的にも化学的にも過酷な条件におかれることから、該レトルトパウチを構成する包装材料には、厳しい包装適性が要求され、変形防止強度、落下衝撃強度、耐ピンホ−ル性、耐熱性、密封性、品質保全性、作業性、衛生性、その他等の種々の条件が要求され、このために、本発明においては、上記のような材料の他に、上記のような諸条件を充足するその他の材料を任意に使用することができ、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トを任意に選択して使用することができる。
その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することができる。
本発明において、上記のフィルムないしシ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたもの等のいずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数μmから300μm位の範囲から選択して使用することができる。
更に、本発明においては、フィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0017】
次に、上記の本発明において、上記のような材料を使用して積層体を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、通常の包装材料をラミネ−トする方法、例えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、押し出しラミネ−ション法、Tダイ共押し出し成形法、共押し出しラミネ−ション法、その他等で行うことができる。
而して、本発明においては、上記の積層を行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアンカ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着剤等の公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用することができる。
【0018】
次に本発明において、レトルトパウチを構成する袋体について説明すると、その製袋方法としては、上記のような材料を使用して製造した積層体を使用し、そのヒ−トシ−ル性フィルムとしての無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム面を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、更にその外周の周辺端部を、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして袋体を製造し、更にその袋体の所定の箇所に、該袋体を二室に区画する仮接着部を形成して、混合用二連袋を製造するものである。
その他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウチ)等も可能である。
【0019】
上記において、袋体を構成する際の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする方法と、袋体を二室に区画する仮接着部を設ける際のヒ−トシ−ルする方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
而して、本発明において、袋体を構成する際の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする条件としては、外周端部の周辺部に設けるシ−ル部の部分を、ヒ−トシ−ル温度190〜250℃、好ましくは、200〜220℃、圧力0.5〜10Kg/cm2 、好ましくは、1〜3Kg/cm2 、加熱加圧時間0.5〜30秒間、好ましくは、1〜3秒間位の条件でヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成するものである。
他方、本発明において、袋体を二室に区画する仮接着部を設ける際のヒ−トシ−ルする条件としては、仮接着部の部分を、ヒ−トシ−ル温度150〜190℃、好ましくは、165〜175℃、圧力0.5〜5Kg/cm2 、好ましくは、1〜2Kg/cm2 、加熱加圧時間0.5〜10秒間、好ましくは、1〜2秒間位の条件でヒ−トシ−ルして仮接着部を形成するものである。
すなわち、本発明においては、ヒ−トシ−ル条件として、袋体を構成する際の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする条件と、袋体を二室に区画する仮接着部を設ける際のヒ−トシ−ルする条件とを変え、前者の条件より緩和した条件で後者である仮接着部を形成して、該仮接着部を、外周端部の周辺部のシ−ル部と比較して、弱シ−ル部とすることを特徴とするものである。
【0020】
ところで、本発明においては、上記の外周端部の周辺部に設けるシ−ル部のシ−ル形状としては、シ−ル巾が約3〜15mm位の直線状のものでよいが、仮接着部のシ−ル形状は、前述の図示のように所定のシ−ル巾を有する直線状のものでもよいが、その他、充填包装する内容物等の種類によって任意のシ−ル形状にすることによって、仮接着部の易剥離性を調整することができ、図6〜8は、本発明にかかる仮接着部のシ−ル形状の二三例を示す平面図である。
図6に示すように、仮接着部のシ−ル巾を変える例であり、袋体の所定の領域であって、その外周端部の周辺部の左端部と右端部に、それぞれ線巾5〜15mmとするシ−ル部5′、5′を形成し、その他の部分に、線巾1〜5mmとするシ−ル部5″を形成し、而して、シ−ル部5′、5′とシ−ル部5″とのシ−ルする線巾を変え、その中央部のシ−ル部5″の線巾を狭くすることによって、その部分におけるシ−ル強度を弱めて、他の部分と比較して、易剥離性を保持させてなる仮接着部5を構成するものである。
【0021】
或いはまた、図7に示すように、仮接着部のシ−ル巾を変え、更にシ−ル巾の狭い部分のシ−ル部に突起状のシ−ル部を形成する例であり、上述のように、袋体の所定の領域であって、その外周端部の周辺部の左端部と右端部に、それぞれ線巾5〜15mmとするシ−ル部5′、5′を形成し、その他の部分に、線巾1〜5mmとするシ−ル部5″を形成し、更に該シ−ル部5″の中央部に突起状のシ−ル部Rを形成し、而して、シ−ル部5′、5′とシ−ル部5″とのシ−ルする線巾を変え、その中央部のシ−ル部5″の線巾を狭くすることによって、その部分におけるシ−ル強度を弱めて、他の部分と比較して、易剥離性を保持させると共に、更に、突起状のシ−ル部Rによって、易剥離性の開始起点を保持させて、仮接着部5を構成するものである。
【0022】
更に、図8に示すように、仮接着部のシ−ル巾を変え、更にシ−ル巾の狭い部分のシ−ル部に突起状のシ−ル部を複数個形成する例であり、上述のように、袋体の所定の領域であって、その外周端部の周辺部の左端部と右端部に、それぞれ線巾5〜15mmとするシ−ル部5′、5′を形成し、その他の部分に、線巾1〜5mmとするシ−ル部5″を形成し、更に該シ−ル部5″の中央部に突起状のシ−ル部R、Rを2個形成し、而して、シ−ル部5′、5′とシ−ル部5″とのシ−ルする線巾を変え、その中央部のシ−ル部5″の線巾を狭くすることによって、その部分におけるシ−ル強度を弱めて、他の部分と比較して、易剥離性を保持させると共に、更に、突起状のシ−ル部R、Rによって、易剥離性の開始起点を保持させて、仮接着部5を構成するものである。
【0023】
上記のような仮接着部5について、その形成位置としては、袋体に二室を形成することができ、かつ、別種の内容物を充填包装することができれば、袋体のいずれの箇所に形成してもよく、また、仮接着部5を構成するシ−ル部5′、5′、シ−ル部5″の大きさ、長さ等は、任意に変えることができ、更に、図示しないが、袋体の上下方向に仮接着部を形成することもできる。
例えば、仮接着部5を構成するシ−ル部5′、5′とシ−ル部5″の大きささを変え、シ−ル部5′、5′を大きくすると、仮接着部を剥離して別種の内容物を混合するに際し、内容物の一方に固形物を含んでいる場合、シ−ル部5″は剥離するがシ−ル部5′、5′は剥離せず、その結果、該シ−ル部5′、5′が障壁として作用して、該液状物は通過するが、固形物は移動しないという作用効果を有するものである。
【0024】
次に、本発明において、袋体内に内容物を充填包装する方法について説明すると、袋体を製造する際に、例えば、外周端部の周辺部に未ヒ−トシ−ル部を設けて開口部を形成し、該装袋の開口部から、例えば、混合して食するような異種の食品をそれぞれの室に充填し、更に開口部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成し、しかる後レトルト加工処理、すなわち、常法に従って、加熱加圧殺菌処理を施して、本発明にかかるレトルトパウチを製造することができる。
【0025】
上記において、充填包装する内容物としては、例えば、カレ−、シチュ−類、スパゲティ−ソ−ス、とんぶりの素等の飲食品類、その他等を挙げることができる。
【0026】
【実施例】
上記の本発明について以下に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
実施例1
厚さ12μmの延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムと厚さ15μmの延伸ナイロンフィルムと厚さ15μmのポリ塩化ビニリデンフィルムと厚さ70μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを、この順序でそれぞれポリウレタン系接着剤にてドライラミネ−トして、次きの構成からなる積層体を製造した。
延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム/接着剤層/延伸ナイロンフィルム/接着剤層/ポリ塩化ビニリデンフィルム/接着剤層/無延伸ポリプロピレンフィルム
なお、上記の無延伸ポリプロピレンフィルムは、エチレン−プロピレンブロックコポリマ−100重量部に対しイソプレンゴム17重量部を含む組成物を使用して、これを押し出し製膜化して製造した。
次に、上記の積層体の2枚を用意し、その無延伸ポリプロピレンフィルムが対向するように重ね合わせ、次いで、パウチサイズとして、縦280mm×横150mmとし、パウチの外周端部の周辺部を、温度200℃、圧力1.2Kg/cm2 、加熱加圧時間1.5秒の条件で、内容物を充填する開口部(縦の上下辺)を残して、ヒ−トシ−ルして、シ−ル巾10mmのシ−ル部を形成した。
更に上記のパウチの縦280mmを130mmと150mmとに分割されるように、その間に、温度170℃、圧力3.0Kg/cm2 、加熱加圧時間1.2秒の条件で、ヒ−トシ−ルして、左端部と右端部のシ−ル巾を15mm×30mmに、その他の部分のシ−ル巾を1mmにし、その左端部と右端部のシ−ル部に連接して仮接着部(図3参照)を形成して、混合用二連袋を製造した。
しかる後、上記で製造した混合用二連袋の大きい方の袋体に具を、また、小さい方の袋体に液を充填し、それぞれ窒素フラシュ包装し、次いで充填用開口部を、上記のパウチの外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルした条件と同じ条件でヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成し、次に120℃×17分の条件で殺菌処理して、レトルトパウチを製造した。
上記で製造したレトルトパウチに10Kgで押したところ、仮接着部の狭い部分のシ−ル部が剥離して開放して、内容物が混合した。
その際に、袋の他の部分に破袋は認められなかった。
【0027】
実施例2
上記の実施例1において、仮接着部の形状を図7に示す形状と同じ形状にし、それ以外は、上記の実施例1と同様にしてレトルトパウチを製造した。
上記で製造したレトルトパウチに8Kgで押したところ、仮接着部の突起状のシ−ル部が剥離起点となり、狭い部分のシ−ル部が剥離して開放して、内容物が混合した。
その際に、袋の他の部分に破袋は認められなかった。
【0028】
実施例3
上記の実施例1において、仮接着部の形状を図8に示す形状と同じ形状にし、かつそのヒ−トシ−ル条件を、温度180℃、加圧2.0Kg/cm2 、加熱加圧時間0.5秒の条件でヒ−トシ−ルする以外は、上記の実施例1と同様にしてレトルトパウチを製造した。
上記で製造したレトルトパウチに8Kgで押したところ、仮接着部の突起状のシ−ル部と狭い部分のシ−ル部が剥離して開放して、内容物が混合した。
その際に、袋の他の部分に破袋は認められなかった。
また、仮接着部の形状を、左端部と右端部の形状を大きくし、その他の部分をシ−ル巾を1mmとし、長さを約30mmで形成したところ、仮接着部の狭いシ−ル部の部分で剥離し、開放して混合しても、剥離部が狭いために、固形物が他方に移動することはなかった。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、エチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これにオレフィン系ゴム成分を添加してなる組成物からなる無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムに着目し、これをレトルトパウチを構成する内面のヒ−トシ−ル性フィルムとして使用し、かつそのヒ−トシ−ル条件として、袋体を構成する際の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする条件と袋体を二室に区画する仮接着部を設ける際のヒ−トシ−ルする条件とを変え、前者の条件より緩和した条件で後者である仮接着部を形成したところ、流通時等において各室が充分に区画され、使用時においては仮接着部が剥離し別種の内容物を混合し得ることができる混合用二連袋からなるレトルトパウチを製造し得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるレトルトパウチを構成する袋体の製造に使用する積層体の層構成の一例を示す断面図である。
【図2】本発明にかかるレトルトパウチを構成する袋体の製造に使用する積層体の層構成の一例を示す断面図である。
【図3】図1に示す積層体を使用した本発明にかかるレトルトパウチの構造の一例を示す平面図である。
【図4】図3に示すレトルトパウチのY−Y′における切断断面図である。
【図5】図3に示すレトルトパウチの使用状態を示す平面図である。
【図6】本発明にかかる仮接着部のシ−ル形状の一例を示す平面図である。
【図7】本発明にかかる仮接着部のシ−ル形状の一例を示す平面図である。
【図8】本発明にかかる仮接着部のシ−ル形状の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 耐熱性基材フィルム
2 ヒ−トシ−ル性フィルム
3 気体遮断性フィルム
2′無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム
4 シ−ル部
5 仮接着部
6 内容物
7 内容物
A 積層体
B 積層体
C 混合用二連袋
Claims (2)
- 外周端部の周辺部にシ−ル部を設けて袋体を構成し、かつ該袋体を二室に区画する仮接着部を設け、該仮接着部により区画した二室のそれぞれに別種の内容物を収納し、使用時に前記の仮接着部を剥離させて前記の別種の内容物を混合し得る混合用二連袋であり、かつ該二連袋体を構成する積層体が、外側から内側に向かって、少なくとも、耐熱性基材フィルムおよびヒ−トシ−ル性フィルム、または耐熱性基材フィルム、気体遮断性フィルムおよびヒ−トシ−ル性フィルムを順次に積層した構成からなり、かつ上記のヒ−トシ−ル性フィルムが、エチレン−プロピレンブロックコポリマ−、またはエチレン−プロピレンランダムコポリマ−からなるエチレン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、これに、イソプレンゴム、イソブチレンゴム、またはエチレン−プロピレンゴムの一種またはそれ以上からなるオレフィン系ゴム成分を、前者100重量%に対し後者を5〜30重量%添加してなる組成物よりなる厚さ30〜100μmの無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムからなり、更に、上記の外周端部の周辺部に設けるシ−ル部の部分が、ヒ−トシ−ル温度190〜250℃、圧力0.5〜10Kg/cm 2 、加熱加圧時間0.5〜30秒間の条件でヒ−トシ−ルしてなるシ−ル部からなり、また、上記の仮接着部の部分が、ヒ−トシ−ル温度150〜190℃、圧力0.5〜5Kg/cm 2 、加熱加圧時間0.5〜10秒間の条件でヒ−トシ−ルしてなる仮接着部からなることを特徴とするレトルトパウチ。
- 仮接着部のヒ−トシ−ル形状が、袋体の外周端部の周辺部の上端部と下端部、または左端部と右端部とを線巾2〜15mmとし、その他の部分を線巾1〜5mmとしてヒ−トシ−ルして仮接着部を形成してなることを特徴とする上記の請求項1に記載するレトルトパウチ。
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