JP3843192B2 - 反射型液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示面のコントラストが良好な範囲が狭くなることや色付きのない範囲が狭いことを改善でき、視野角依存性を低減できる反射型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶表示装置の表示形態には、バックライトを備えた半透過型、透過型と呼ばれるものと、反射型と呼ばれるものがある。反射型液晶表示装置は、太陽光、照明光等の外光だけを利用してバックライト無しで表示する液晶表示装置であり、例えば薄型で、軽量化、低消費電力が要求される携帯情報端末等に多く用いられている。
【0003】
図12は、従来一般の反射型液晶表示装置の概略構成を示す断面図であるが、この装置は、特に単純マトリクス方式のSTN型の液晶表示装置の例である。
この反射型液晶表示装置は、下側偏光板70付きの反射板71の下側偏光板70上に、反射モードSTN(Super-Twisted Nematic)方式用の液晶セル72、 位相差板73が下部偏光板70側から順に積層され、さらにこの位相差板73上に上側偏光板74が積層された概略構成となっている。
上記液晶セル72は、下側ガラス基板75、カラーフィルタ76、下側透明電極層78、下側配向膜79、この下側配向膜79と隙間を隔てて対向配置された上側配向膜80、上側透明電極層81、上側ガラス基板82を下側偏光板70側から順に積層され、上記下側及び上側の配向膜79,80間にSTN液晶層83が配設された概略構成となっている。カラーフィルタ76と下側透明電極層78との間には、シリカやアクリル樹脂からなるオーバーコート層(図示略)が設けられている。
上記位相差板73は、STN液晶を透過する光の位相差を補償することにより表示が青や黄色に着色するのを防止するためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶表示装置の表示性能としては、通常、▲1▼解像度、▲2▼コントラスト、▲3▼画面の明るさ、▲4▼色の鮮やかさ、▲5▼視野角範囲が広い等の視認性、などが良好であることが要求される。
しかしながら、従来の反射型液晶表示装置においては、携帯情報端末等の表示部に適用した場合に、表示面(画面)のコントラストが良好な範囲が狭く、しかも色付きのない範囲が狭いため、表示面の視野角が狭く、視野角依存性が大きいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、表示面のコントラストが良好な範囲が狭くなることや色付きのない範囲が狭いことを改善でき、視野角依存性を低減できる反射型液晶表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液晶層を挟んで対向する透明基板の一方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一方の透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に設けるとともに上記他方の透明基板の外面側に2枚の位相差板および偏光板を上記他方の透明基板側から順に設けてなり、上記液晶層がその厚さ方向に240度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが700nmないし800nmであり、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに40度ないし65度または130度ないし155度であり、かつ上記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし135度であり、かつ他方の透明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸βは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに75度ないし100度であり、かつ上記他方の透明基板側の配向膜の配向方向aは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度ないし40度または205度ないし220度であり、かつ上記一方の透明基板側の配向膜の配向方向bは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし155度または320度ないし335度に設定されており、他方の透明基板に隣接した方の位相差板の位相差R 1 が液晶層Δndの20%ないし30%の値であり、偏光板に隣接した方の位相差板の位相差R 2 が液晶層Δndの45%ないし60%の値であることを特徴とする反射型液晶表示装置を上記課題の解決手段とした。
【0007】
本発明の反射型液晶表示装置によれば、液晶層を挟んで対向する透明基板の一方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一方の透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に設けるとともに上記他方の透明基板の外面側に2枚の位相差板および偏光板を上記他方の透明基板側から順に設けたことにより、用いる偏光板を1枚にした構造となり、明表示状態(白表示状態)での反射率(透過率)が高くなり、明表示が明るくなる。この結果、コントラストが高くなり、優れた表示特性が得られる。
【0008】
また、上記の液晶層がその厚さ方向に240度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが700nmないし800nmであり、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに40度ないし65度または130度ないし155度であり、かつ他方の透明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸βは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに75度ないし100度であり、かつ上記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし135度であり、かつ上記他方の透明基板側の配向膜の配向方向aは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度ないし40度または205度ないし220度であり、かつ上記一方の透明基板側の配向膜の配向方向bは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし155度または320度ないし335度に設定されたことにより、表示面のコントラストが良好な範囲が広く、しかも色付きのない範囲も広く、従って、表示面の視野角が広いものが得られる。
【0009】
さらに、上記の反射型液晶表示装置においては、他方の透明基板に隣接した方の位相差板の位相差R1が液晶層Δndの20%ないし30%の値であり、偏光板に隣接した方の位相差板の位相差R2は、液晶層Δndの45%ないし60%の値であることが望ましい。
このような反射型液晶表示装置とすることで、表示面のコントラストが良好な範囲がより広くなり、しかも色付きのない範囲もより広くなり、表示面の視野角をより広くすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態の反射型液晶表示装置が備えられた携帯情報端末の表示部の第一の実施形態を示す正面図である。
第一の実施形態の携帯情報端末の表示部は、枠体100と、該枠体100内に収容される第一の実施形態の反射型液晶表示装置101が少なくとも備えられてなるものである。この第一の実施形態の反射型液晶表示装置101は、横置き型のものであり、図1に示すように、使用時に表示面105の底辺102が方向X1 と平行になるような状態に設置されるものである。
【0011】
第一の実施形態の反射型液晶表示装置101は、図2に示すように、液晶セル1と、該液晶セル1の上側ガラス基板(他方の透明基板)11の外面側に第1の位相差板(他方の透明基板に隣接した方の位相差板)14と第2の位相差板(偏光板に隣接した方の位相差板)15と偏光板17が上記上側ガラス基板11側から順に設けられ、液晶セル1の下側ガラス基板(一方の透明基板)12の外面側に反射体30が設けられることにより概略構成されている。
上記液晶セル1は、液晶層34を挟んで対向する上側と下側のガラス基板11,12の下側ガラス基板12の内面側にカラーフィルタ19、第1のオーバーコート20a、コモン電極(透明電極)23及び下配向膜(一方の透明基板側の配向膜)27が下側ガラス基板12側から順に設けられ、上側ガラス基板11の内面側にセグメント電極(透明電極)24、トップコート28、上配向膜(他方の透明基板側の配向膜)26が順に設けられた概略構成である。
【0012】
上記上下の配向膜26,27は、通常使用されている透明な配向膜が用いられ、例えば、ポリイミドなどの高分子膜がラビング処理されたものである。
上配向膜26の配向方向(ラビング方向)aは、この実施形態では、図3に示すように光の入射側から見て反時計周りの方向を+、時計周りの方向を−とした場合、表示面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が25度ないし40度または205度ないし220度の範囲、好ましくは30度ないし35度になるように設定されている。
また、下配向膜27の配向方向(ラビング方向)bは、この実施形態では、図3に示すように表示面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が140度ないし155度または320度ないし335度の範囲、好ましくは145度ないし150度に設定されている。
なお、図中符号Zは、液晶セル1、第1及び第2の位相差板14,15及び偏光板17の光の入射側の面にそれぞれ直交する方向(法線方向)である。
【0013】
上記液晶層34は、その厚さ方向に240度ないし250度ねじれた螺旋構造を持つものであり、上側と下側ガラス基板11,12の内側に設けられた上下の配向膜26,27と、これら配向膜26,27を所定の間隔を隔てて接合するシール材(図示略)とに囲まれた領域内に封入された常温でネマチック状態となる液晶分子からなり、この液晶分子はスーパーツイステッドネマチック(STN)タイプのものが用いられている。
【0014】
上記トップコート28は、絶縁性の確保のために設けられたもので、シリカやZrO2などの無機材料からなるものである。
上記上側ガラス基板11は、液晶表示装置の種類によって異るが、この実施形態では、ソーダライムガラスなどからなるものである。この上側ガラス基板11の厚みは、液晶表示装置の種類によって異るが、0.3ないし1.1mmとされるのが好ましい。
上記第1のオーバーコート20aは、カラーフィルタ19による凹凸を平坦化するために設けられたもので、カラーフィルタ19と密着性の高いポリビニルアルコールやアクリル系樹脂などの有機材料からなるものである。
【0015】
上記カラーフィルタ19は、レッド、ブルー、グリーンの3原色の各画素が、フォトリソグラフィーや印刷法などの方法により所望のパターン通り形成されてなるものである。このカラーフィルタ19には、上記3原色の周りに線状のブラックマトリックスがパターンニングされていてもよく、あるいは隣合う画素は一部分が重なっていてもよい。
【0016】
上記下側ガラス基板(一方の透明基板)12としては、液晶表示装置の種類によって異るが、この実施形態では、ナトリウムなどのアルカリ金属の酸化物を含んだソーダライムガラスなどが用いられている。この下側ガラス基板12の厚みは、0.3ないし1.1mmとされるのが好ましい。
上記反射体30は、入射した光を反射させるとともに拡散させることにより、視野角を大きくするためのものである。
この第一の実施形態の反射型液晶表示装置における反射体30は、上記下側ガラス基板12の外側に配置したガラス基板35の凹凸を有する粗面の表面に形成されたAl膜やAg膜等の金属膜からなるものである。
ここでの反射体30は、フッ素含有のエポキシ系の材料からなる透明接着層36により下側ガラス基板12に接着されている。
【0017】
上述のような液晶層34の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層34の厚さ(液晶層厚)dとの積Δndの値は、700ないし800nmの範囲(測定波長589nm)に設定されている。Δndが上述の範囲外であるとコントラストが低下する、もしくは白あるいは黒表示が黄色や赤色に着色され、良好な表示が得られない。
また、上記Δndは、好ましくは720nmないし760nmの範囲に設定されていることが、コントラストが高く、良好な白黒表示が得られる点で比較的好ましい。
【0018】
上記第1及び第2の位相差板14,15は、1または2軸延伸したポリビニルアルコールや、ポリカーボネートのフィルムなどからなり、延伸方向が遅相軸となる。
第1の位相差板14の位相差R1は、液晶層Δndの20%ないし30%の範囲に設定されている。位相差R1が、上述の範囲外であると高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られない。位相差R1は、好ましくは、液晶層Δndの21%ないし26%に設定されていることが、高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られる点で比較的好ましい。
また、第2の位相差板15の位相差R2は、液晶層Δndの45%ないし60%の範囲に設定されている。位相差R2が、上述の範囲外であると高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られない。位相差R2は、好ましくは、液晶層Δndの50%ないし60%に設定されていることが、高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られる点で比較的好ましい。
【0019】
さらに、この第1の位相差板14は、図3に示すように、その遅相軸(光学軸)βが上記表示面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が、光の入射側から見て反時計周りに75度ないし100度の範囲になるように設定されている。遅相軸(光学軸)βが上述の範囲に設定されていないと、コントラストが低く、良好な白黒表示が得られない。また、遅相軸βが上記方向X1に対してなす角度は、光の入射側から見て反時計周りに85度ないし90度になるように設定されていることが、高いコントラストで良好な白黒表示が得られる点でより好ましい。
【0020】
また、上記第2の位相差板15は、図3に示すように、その遅相軸(光学軸)γが上記表示面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし135度の範囲になるように設定されている。遅相軸(光学軸)γが上述の範囲に設定されていないと、高いコントラストで良好な白黒表示が得られない。また、遅相軸(光学軸)γが上記方向X1に対してなす角度は、光の入射側から見て反時計周りに120度ないし125度になるように設定されていることが、高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られる点でより好ましい。
【0021】
上記偏光板17は、図3に示すように、その偏光軸αが表示面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに40度ないし65度または130度ないし155度の範囲に設定されている。偏光板17の偏光軸αが上述の範囲に設定されていないと、高いコントラストで良好な白黒表示が得られない。また、偏光軸αが上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし145度になるように設定されていることが、高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られる点でより好ましい。
【0022】
この第一の実施形態の反射型液晶表示装置にあっては、上述の構造としたことにより、用いる偏光板を1枚にした構造となるので、明表示状態での反射率(透過率)が高くなり、明表示が明るくなり、この結果コントラストが高くなり、優れた表示特性が得られる。
【0023】
また、この第一の実施形態の反射型液晶表示装置にあっては、上記液晶層34がその厚さ方向に240度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層34の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが700nmないし800nmであり、かつ偏光板17の偏光軸αは上記上記表示面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに40度ないし65度または130度ないし155度であり、かつ第1の位相差板14の遅相軸βは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに75度ないし100度であり、かつ第2の位相差板15の遅相軸γは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし135度であり、かつ上配向膜26の配向方向aは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度ないし40度または205度ないし220度であり、かつ下配向膜27の配向方向bは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし155度または320度ないし335度に設定されたことにより、表示面105のコントラストが良好な範囲が広く、しかも色付きのない範囲も広く、従って、表示面105の視野角が広いものが得られ、視角依存性を改善することができる。
【0024】
さらに、第一の実施形態の反射型液晶表示装置においては、第1の位相差板14の位相差R1が液晶層Δndの20%ないし30%であり、第2の位相差板15の位相差R2が液晶層Δndの45%ないし60%であるので、表示面105のコントラストが良好な範囲がより広くなり、しかも色付きのない範囲もより広くなり、表示面105の視野角をより広くすることができる。
【0025】
なお、第一の実施形態の反射型液晶表示装置では、表示面105が横長である場合について説明したが、縦長のものであってもよい。また、上配向膜26とセグメント電極24との間にトップコート28が介在され、コモン電極23とカラーフィルタ19との間に第1のオーバーコート20aが介在された場合について説明したが、トップコート28、第1のオーバーコート20aは必ずしも設ける必要はなく、反射型液晶表示装置の種類や要求される特性に応じて適宜設けられる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例により、さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
(実施例)
図2および図3に示した第一の実施形態の反射型液晶表示装置(実施例1)における表示特性について調べた。
ここでの液晶セルを構成する上下の配向膜としては、LIXON ALIGNER PIA−2501−U02(商品名;チッソ石油化学株式会社製)を用い、ツイスト角が5度になるように配向処理を行った。液晶層の液晶としては、AP−4268LE(商品名;チッソ石油化学株式会社製)を用いた。また、液晶セルのΔnd(液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積)は、750nm(測定波長589nm)であった。第1の位相差板としては、NRF−170(商品名;日東電工株式会社製 材質:ポリカーボネート)を用い、第2の位相差板としては、NRF−425(商品名;日東電工株式会社製 材質:ポリカーボネート)を用いた。偏光板(上側偏光板)としては、EG−1225DV(商品名;日東電工株式会社製)を用いた。
【0027】
そして、この実施例では、偏光板の偏光軸αが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第1の位相差板の遅相軸βが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第2の位相差板の遅相軸γが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、上配向膜の配向方向aが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、下配向膜の配向方向bが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度をそれぞれ表1に示すように設定した。
【0028】
【表1】
【0029】
表1中、液晶セルのΔndの欄の数値は、液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積の値、液晶セルのaの欄の数値は上配向膜の配向方向aが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、液晶セルのbの欄の数値は、下配向膜の配向方向bが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、上側偏光板のαの角度の欄の数値は、偏光板の偏光軸αが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第1の位相差板のR1の欄の数値は位相差の値、βの角度の欄の数値は第1の位相差板の遅相軸βが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第2の位相差のR2の欄の数値は位相差の値、γの角度の欄の数値は第2の位相差板の遅相軸γが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度である。なお、ここでの角度は、光の入射側から見て反時計周りの方向を+、時計周りの方向を−とした。
【0030】
このときの表示特性について以下のようにして調べた。
ここでの表示特性は、光源からの光(径22mm、光速500ルクス)を液晶セルに対して方位角330度の方向で、図3のZ方向、すなわち、液晶セル1、第1の位相差板14、第2の位相差板15及び偏光板17の入射側の面にそれぞれ直交する方向から15度または30度で入射したときの反射率およびコントラストを調べた。
その結果を図4〜図7に示す。
図4は、光を15度で入射したときの反射率を示す図、図5は、光を15度で入射したときのコントラストを示す図、図6は、光を30度で入射したときの反射率を示す図、図7は、光を30度で入射したときのコントラストを示す図である。
なお、図4〜図7中の縦軸は受光側の極角方向であり、中心点は、図1に示した表示面の中心点に相当する。
【0031】
(比較例)
比較例の反射型液晶表示装置の液晶としては、AP−4268LA(商品名;チッソ石油化学株式会社製)を用いた。また、液晶セルのΔnd(液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndは、810nm(測定波長589nm)であった。第1の位相差板としては、NRF−420(商品名;日東電工株式会社製 材質:ポリカーボネート)を用い、第2の位相差板としては、NRF−430(商品名;日東電工株式会社製 材質:ポリカーボネート)を用いた。偏光板(上側偏光板)としては、EG−1225DV(商品名;日東電工株式会社製)を用いた。その他の材料は、上記実施例1で用いたものと同様の材料を使用した。
【0032】
また、この比較例では、偏光板の偏光軸αが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第1の位相差板の遅相軸βが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第2の位相差板の遅相軸γが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、上配向膜の配向方向aが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、下配向膜の配向方向bが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度をそれぞれ表1に示すように設定した。
【0033】
そして、上記実施例と同様にして、反射率およびコントラストを調べた。
その結果を図8〜図11に示す。
図8は、光を15度で入射したときの反射率を示す図、図9は、光を15度で入射したときのコントラストを示す図、図10は、光を30度で入射したときの反射率を示す図、図11は、光を30度で入射したときのコントラストを示す図である。
なお、図8〜図11中の縦軸は受光側の極角方向であり、中心点は、図1に示した表示面の中心点に相当する。
【0034】
図4と図8に示した結果および図6と図10に示した結果を比較すると、実施例の反射型液晶表示装置は、比較例の反射型液晶表示装置よりも反射率の高い範囲が広いことがわかる。また、図5と図9に示した結果および図7と図11に示した結果を比較すると、実施例の表示面のコントラストの大きい範囲が、比較例よりも広いことがわかる。
従って、実施例の反射型液晶表示装置によれば、表示面の視野角が広いものが得られ、視角依存性を改善できることがあきらかとなった。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の反射型液晶表示装置によれば、液晶層を挟んで対向する透明基板の一方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一方の透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に設けるとともに上記他方の透明基板の外面側に2枚の位相差板および偏光板を上記他方の透明基板側から順に設けたことにより、用いる偏光板を1枚にした構造となり、明表示状態(白表示状態)での反射率(透過率)が高くなり、明表示が明るくなる。その結果、コントラストが高くなり、優れた表示特性が得られる。
【0036】
また、本発明の反射型液晶表示装置は、特に、上記液晶層がその厚さ方向に240度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが700nmないし800nmであり、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに40度ないし65度または130度ないし155度であり、かつ他方の透明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸βは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに75度ないし100度であり、かつ上記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし135度であり、かつ上記他方の透明基板側の配向膜の配向方向aは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度ないし40度または205度ないし220度であり、かつ上記一方の透明基板側の配向膜の配向方向bは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし155度または320度ないし335度に設定されたことにより、表示面のコントラストが良好な範囲が広く、しかも色付きのない範囲も広く、従って、表示面の視野角が広いものが得られ、視角依存性を改善することができる。
【0037】
さらに、他方の透明基板に隣接した方の位相差板の位相差R1を液晶層Δndの20%ないし30%とし、偏光板に隣接した方の位相差板の位相差R2を液晶層Δndの45%ないし60%とすることで、表示面のコントラストが良好な範囲がより広くなり、しかも色付きのない範囲もより広くなり、表示面の視野角をより広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反射型液晶表示装置が備えられた携帯情報端末の表示部の一実施形態を示す正面図である。
【図2】 本発明の反射型液晶表示装置をSTN型の反射型カラー液晶表示装置に適用した第一の実施形態を示す断面図である。
【図3】 第一の実施形態の反射型液晶表示装置の要部分解斜視図である。
【図4】 光を15度で入射したときの実施例の反射率を示す図である。
【図5】 光を15度で入射したときの実施例のコントラストを示す図である。
【図6】 光を30度で入射したときの実施例の反射率を示す図である。
【図7】 光を30度で入射したときの実施例のコントラストを示す図である。
【図8】 光を15度で入射したときの従来例の反射率を示す図である。
【図9】 光を15度で入射したときの従来例のコントラストを示す図である。
【図10】 光を30度で入射したときの従来例の反射率を示す図である。
【図11】 光を30度で入射したときの従来例のコントラストを示す図である。
【図12】 従来の反射型液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・液晶セル、11・・・上側ガラス基板(他方の透明基板)、12・・・下側ガ ラ ス基板(一方の透明基板)、14・・・第1の位相差板(他方の透明基板に隣接した方の位相差板)、15・・・第2の位相差板(偏光板に隣接した方の位相差板 )、17・・・偏光板、19・・・カラーフィルタ、23・・・コモン電極(透明電極) 、24・・・セグメント電極(透明電極)、26・・・上配向膜(他方の透明基板側の配向膜)、27・・・下配向膜(一方の透明基板側の配向膜)、30・・・反射体、34・・・液晶層、101・・・反射型液晶表示装置、102・・・底辺、105・・・表示面、a・・・配向方向、b・・・配向方向、α・・・偏光軸、β・・・遅相軸 、γ・・・遅相軸。
Claims (1)
- 液晶層を挟んで対向する透明基板の一方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一方の透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に設けるとともに前記他方の透明基板の外面側に2枚の位相差板および偏光板を前記他方の透明基板側から順に設けてなり、
前記液晶層がその厚さ方向に240度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、前記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが700nmないし800nmであり、かつ前記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに40度ないし65度または130度ないし155度であり、かつ前記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは前記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし135度であり、かつ他方の透明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸βは前記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに75度ないし100度であり、かつ前記他方の透明基板側の配向膜の配向方向aは前記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度ないし40度または205度ないし220度であり、かつ前記一方の透明基板側の配向膜の配向方向bは前記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし155度または320度ないし335度に設定されており、
他方の透明基板に隣接した方の位相差板の位相差R 1 が液晶層Δndの20%ないし30%の値であり、偏光板に隣接した方の位相差板の位相差R 2 が液晶層Δndの45%ないし60%の値であることを特徴とする反射型液晶表示装置。
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