JP3834404B2 - ベルトの接合構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に複数のスチールコードを配設したコンベヤベルト等のベルトの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベルトコンベヤに用いられるエンドレスコンベヤベルトは、本来は平ベルト状のものを、フレームに装着した多数のローラに沿って掛け回した後、その端末同士を互いに接合して形成されている。
【0003】
このようなベルトの端末同士の接合構造として、例えば図3及び図4に示すように、互いに対向させたベルト(1)(1')の端末(1a)(1a')より、長さの異なる複数のスチールコード(2)(2')を延出させるとともに、互いに対向するスチールコード(2)(2')同士を、側方に間隔(3)を設けて並列させ、前記間隔(3)内にゴム(4)を挟み込んで再加硫することにより接合したものがある。
【0004】
この従来の例では、スチールコード(2)(2')のうち、長寸のものを(a)(a')をもって、またそのほぼ半分の長さの短寸のものを(b)(b')をもってそれぞれ示し、長寸のもの(a)(a')は単独で、短寸のもの(b)(b')同士は互いに対向するようにして、側方に同一順序で並べて配置されている。
【0005】
(S1)(S2)は、端末(1a)(1a')間の寸法である接合部分の全長(L)を、スチールコード(2)(2')の短寸のもの(b)(b')同士の突き合わせ部分で2つに区切った各部分であるステップの長さ、すなわちステップ長を示す。なお、スチールコード(2)(2')の長さを3種類以上とし、それらを適宜組み合わせることにより、ステップ数を3以上とすることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようなコンベヤベルトにおいては、ベルトの強度及び耐久性は、この接合部の構造に掛かっており、この接合部の強度及び耐久性を向上することがベルト全体の強度及び耐久性を向上することになる。
【0007】
このような接合部の強度及び耐久性を向上する従来の手段としては、接合部分の全長(L)を長くしたり、ステップ数を多くしたりする等の手段が知られているが、これらの手段を組み合わせて実施しても、接合部の強度及び耐久性を向上させるのには限界がある。
【0008】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、大幅な構造の変更や、補強手段の付加等を行うことなく、比較的簡単に、接合部の強度及び耐久性を向上し得るようにしたベルトの接合構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図5は、図3図示の構造のものの端末(1a)(1a')間に引張力をかけたときに、互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード(a)(a')と、短寸のスチールコード(b)(b')との間の間隔(3a)内に配設されたゴム(4a)に生じる剪断応力を、曲線(A)をもって、同一方向から延出してきた長寸のスチールコード(a)(a')と、短寸のスチールコード(b)(b')との間の間隔(3b)内に配設されたゴム(4b)に生じる剪断応力を曲線(B)をもって、また、互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード(a)(a')間の間隔(3c)内に配設されたゴム(4c)に生じる剪断応力を曲線(C)をもって示したものである。なお、間隔(3a)(3b)(3c)、及びゴム(4a)(4b)(4c)を統合して、間隔(3)及びゴム(4)として図3に示してある。
【0010】
図5から、ゴム(4a)にかかる剪断応力が、ゴム(4b)とゴム(4c)とにかかる剪断応力より著しく大であり、これを他のものと均等になる程度まで低下させることにより、この部分からの破壊を防止し、耐久性を向上しうることがわかる。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、具体的には、上記の課題は、次のようにして解決される。
【0011】
すなわち、互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅とを、互いに同一方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅、および互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード同士の間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅より大とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明の一実施形態を示す。
なお、図3及び図4に示す従来のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、それらについての詳細な説明は省略する。
【0013】
本実施形態においては、互いに対向させたベルト(1)(1')の端末(1a)(1a')より、長寸のもの(a)(a')と短寸のもの(b)(b')との2種類とした長さの異なる4本ずつのスチールコード(2)(2')を延出させ、互いに対向するスチールコード(2)(2')同士を、図3に示す配置と同様の配置で、側方に間隔(3)を設けて並列させ、前記間隔(3)内にゴム(4)を挟み込んで再加硫することにより接合している。
【0014】
以上の構成は、図3に示すものと同一であるが、本実施形態においては、互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード(a)(a')と短寸のスチールコード(b)(b')との間の間隔(3a)を、互いに同一方向から延出してきた長寸のスチールコード(a)(a')と短寸のスチールコード(b)(b')との間の間隔(3b)、及び互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード(a)(a')同士の間の間隔(3c)よりも大とし、かつその間隔(3a)内に挟み込むゴム(4a)の幅を、他の間隔(3b)(3c)内に挟み込むゴム(4b)(4c)の幅よりも大とし、もって、ゴム(4a)にかかる応力を、図5に実線で示す曲線(A)から、想像線で示す曲線(A')のように低下させ、このゴム(4a)の部分からの破壊を防止し、耐久性を向上しうるようにしている。
【0015】
図1に示した実施形態は、ステップ数を2としたものであるが、ステップ数を3以上とした場合にも、本発明は適用することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a) 請求項1記載の発明によれば、互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅とを、互いに同一方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅、および互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード同士の間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅より大としたことにより、幅広としたゴムにかかる応力を低下させて、応力を接合部分全体に均一に分散させることができ、接合部の強度及び耐久性を向上させることができる。
しかも、大幅な構造の変更や、補強手段の付加等を行う必要がないので、容易に実施することができる。
【0017】
(b) 図5から明らかなように、このようなベルトの接合部分においては、もっとも応力が集中するのは、互いに異なる方向から延出してきたスチールコード間に形成された間隔内に配設したゴム、特に、互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔内に配設したゴムであるので、これらの部分の間隔を大として、そこに挟み込まれるゴムの幅をも大とすることにより、その部分の応力集中を確実に防止し、応力を接合部分全体に均一に分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を模式的に示す平面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 従来のベルトの接合部分を模式的に示す平面図である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 従来のベルトの接合部分における各ゴムの剪断応力を示す図である。
【符号の説明】
(1)(1')ベルト
(1a)(1a')端末
(2)(2')(a)(a')(b)(b')スチールコード
(3)(3a)(3b)(3c)間隔
(4)(4a)(4b)(4c)ゴム
(A)(A')(B)(C)曲線
(L)接合部分の全長
(S1)(S2)ステップ長
Claims (1)
- 互いに対向させたベルトの端末より長さの異なる複数のスチールコードを延出させ、両端末から延出してきたスチールコード同士を、側方に間隔を設けて並列させ、前記間隔内に挟み込んで再加硫したゴムにより、隣接するスチールコード同士を接合したベルトの接合構造において、
互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅とを、互いに同一方向から延出してきた長寸のスチールコードと短寸のスチールコードとの間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅、および互いに異なる方向から延出してきた長寸のスチールコード同士の間の間隔とその間隔内に設けるゴムの幅より大としたことを特徴とするベルトの接合構造。
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