JP3830983B2 - 芳香族ポリカーボネート組成物 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、芳香族ポリカーボネート組成物に関する。さらに詳しくは2種の芳香族ポリカーボネートより形成される複屈折、成形性の改善された組成物およびそれからの成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンにカーボネート前駆体物質を反応させて得られるポリカーボネート樹脂は透明性、耐熱性、機械的特性、寸法安定性が優れているがゆえにエンジニアリングプラスチックとして多くの分野に広く使用されている。特に透明性に優れることから光学材料としての用途も多い。
【0003】
しかしながら、かかるポリカーボネート樹脂はベンゼン環の光学異方性から光弾性定数が大きく、従って成形品の複屈折が大きい欠点があり、この改善が求められている。またより溶融流動性に優れた転写性の良い、成形サイクルの短い樹脂が求められている。
【0004】
一方、特開平2−88634号公報には、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンより得られる芳香族ポリカーボネート樹脂が開示されており、このポリマーが低複屈折性で耐熱性が良好なことも知られているが、溶融流動性が悪く、良好な成形品が得られ難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、光学用材料に適したポリカーボネートの優れた透明性、機械物性を保持しつつ斜め入射複屈折、成形性、反り等を向上した芳香族ポリカーボネート組成物を提供することにある。
本発明者はこの目的を達成せんとして鋭意研究を重ねた結果、2種の特定の芳香族ポリカーボネートを特定割合で混合した組成物が光学用材料として好適であることを見出し、本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明によれば、
下記一般式[I]
【0007】
【化3】
【0008】
で表される繰返し単位[I]よりなる芳香族ポリカーボネート(PC−I)
および
下記一般式[II]
【0009】
【化4】
【0010】
で表される繰返し単位[II]よりなる芳香族ポリカーボネート(PC−II)より実質的になり、前記芳香族ポリカーボネート(PC−I)と前記芳香族ポリカーボネート(PC−II)の割合が重量比で80:20〜30:70の範囲である芳香族ポリカーボネート組成物が提供される。
【0011】
本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を形成するPC−IおよびPC−IIの製造に用いる4,4'−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ジフェノールおよび1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンはその合成時に副生する不純物を極力除去した99.0%以上の高純度のものが好ましい。本発明の組成物を形成するPC−Iは80〜30重量%であり、PC−IIは20〜70重量%である。PC−Iは75〜35重量%、PC−IIは25〜65重量%が好ましい。PC−Iが80重量%より多く、PC−IIが20重量%より少なくなると得られた樹脂の光弾性定数が大きくなりかつガラス転移点も低くなるので好ましくない。またPC−Iが30重量%より少なく、PC−IIが70重量%より多くなると得られた樹脂の溶融流動性が悪く成形不良を生じ、光学的に良好な成形品が得られ難くなる。
【0012】
本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を形成するそれぞれの樹脂は通常の芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する際に用いる公知の方法、例えば二価フェノールにホスゲンや炭酸ジエステル等のカーボネート前駆物質を反応させる方法により製造される。
【0013】
カーボネート前駆物質として例えばホスゲンを使用する反応では、通常酸結合剤の水溶液に上記二価フェノールを溶解し、有機溶媒の存在下に反応させる。酸結合剤としては例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物が用いられ、有機溶媒としては例えば塩化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が用いられる。反応温度は通常0〜40℃であり、反応時間は数分〜5時間である。
【0014】
また、反応を促進させるために触媒を用いてもよく、触媒としては例えばトリエチルアミン、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルホスホニウムブロマイドのような三級アミン、四級アンモニウム化合物、四級ホスホニウム化合物等が挙げられる。更に、必要に応じハイドロサルファイトのような酸化防止剤を加えることもできる。
【0015】
さらに末端停止剤としては例えばフェノール、p−tert−ブチルフェノール、p−クミルフェノール、イソオクチルフェノール等の単官能フェノール類を用いる。また溶融流動性をさらに向上するためには炭素原子数10〜50のアルキルフェノールを全末端停止剤の少なくとも5モル%以上用いると良い。その際用いられる炭素原子数10〜50のアルキルフェノールのアルキル基の置換位置は通常水酸基のオルソ位またはパラ位のものが用いられ、中でもオルソ位とパラ位の混合物が好ましく用いられる。
【0016】
カーボネート前駆物質として炭酸ジエステルを用いるエステル交換反応では、不活性ガス雰囲気下所定割合の上記二価フェノールを炭酸ジエステルと加熱しながら攪拌して生成するアルコールまたはフェノールを留出させることで行われる。反応温度は生成するアルコールまたはフェノールの沸点等により異なるが、通常120〜300℃の範囲である。反応後期には系を減圧にして生成するアルコールまたはフェノールの留出を容易にさせて反応を完結させる。炭酸ジエステルとしては例えばジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート等が挙げられる。このらのうち特にジフェニルカーボネートが好ましい。
【0017】
重合速度を速めるために重合触媒を使用することもでき、重合触媒としては水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物類、ホウ素やアルミニウムの水酸化物のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、第4級アンモニウム塩類、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のアルコキシド類、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の有機酸塩類、亜鉛化合物類、ホウ素化合物類、ケイ素化合物類、ゲルマニウム化合物類、有機スズ化合物類、鉛化合物類、アンチモン化合物類、マンガン化合物類、チタン化合物類、ジルコニウム化合物類等の通常エステル化反応、エステル交換反応に使用される触媒を使用することができる。触媒は1種だけを用いても2種以上を組合わせて用いてもよい。これらの触媒の使用量は原料の二価フェノールに対し0.0001〜1重量%、好ましくは0.0005〜0.5重量%の範囲で選ばれる。
【0018】
かくして得られるPC−IおよびPC−IIのポリマーはいずれもポリマー0.7gを100mlの塩化メチレンに溶解し、20℃で測定した比粘度が0.2〜0.4の範囲のものが好ましく、0.25〜0.35の範囲のものがさらに好ましい。比粘度が0.2未満では成形品が脆くなり、一方、0.4より高くなると溶融流動性が悪く、成形不良を生じ、光学的に良好な成形品が得られ難くなる。
【0019】
本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物は、例えば射出成形法、圧縮成形法、押出成形法、溶液キャスティング法等任意の方法で成形することができる。
【0020】
なお、本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物には、必要に応じてりん系の熱安定剤、フェノール系の酸化防止剤等を加えることができる。りん系の安定剤としては例えばトリフェニルホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト、トリデシルホスファイト、トリオクチルホスファイト、トリオクタデシルホスファィト、ジデシルモノフェニルホスファイト、ジオクチルモノフェニルホスファイト、ジイソプロピルモノフェニルホスファイト、モノブチルジフェニルホスファイト、モノデシルジフェニルホスファイト、モノオクチルジフェニルホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)オクチルホスファイト、ビス(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)−4,4−ジフェニレンホスホナイト等の亜りん酸のトリエステル、ジエステル、モノエステルでありこれらは単独で使用してもまたは2種以上を併用してもよい。添加量としては0.0001〜0.05重量%が好ましい。
【0021】
フェノール系酸化防止剤としては例えばトリエチレングリコール−ビス(3−(3−tert−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)、1,6−ヘキサンジオール−ビス(3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペンタエリスリトール−テトラキス(3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、N,N−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマイド)、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジルホスホネート−ジエチルエステル、トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、3,9−ビス{1,1−ジメチル−2−[β−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ]エチル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン等が挙げられる。好ましい添加量の範囲は0.0001〜0.05%である。
【0022】
また必要に応じて多価アルコールの高級脂肪酸エステルを加える事もできる。好ましい脂肪酸エステルとしては炭素原子数8〜22の飽和脂肪族モノカルボン酸とグリコール類、グリセロール、ペンタエリスリトール等との全エステル、部分エステルで、好ましい添加量は0.001〜0.5重量%である。また光安定剤、着色剤、帯電防止剤、滑剤等の添加剤を透明性を損なわない範囲で加えることができる。また他のポリカーボネート樹脂、あるいは熱可塑性樹脂を少割合ブレンドして用いることもできる。
【0023】
また本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂に含まれる塩素(Cl)は1.0ppm以下が好ましい。また平均径0.5μm以上の異物は10000個/g以下が好ましい。
【0024】
本発明の芳香族ポリカーボネート組成物は、複屈折性および成形性に特に優れているので種々の成形品として利用することができる。殊に光学ディスク、光学レンズ、液晶パネル、光カード、シート、フィルム、光ファイバー、コネクター、蒸着プラスチック反射鏡、ディスプレー等の光学部品の構造材料または機能材料用途に適した光学用成形品として有利に使用することができる。これらのうち、光ディスク用基板として特に有利に使用することができる。
【0025】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。なお合成例および実施例中の部は重量部であり%は重量%である。なお、評価は下記の方法によった。
比粘度;
ポリマー0.7gを100mlの塩化メチレンに溶解し20℃の温度で測定した。
ガラス転移点(Tg);
デュポン社製910型DSCにより測定した。
流動性(MFR);
JIS K−7210に準拠して、東洋精機製セミオートメルトインデクサーを用いて、280℃、荷重2.16kgで10分間に流出したポリマー量(g)で示した。
全光線透過率;
ASTM D−1003に準拠して日本電色シグマ80を用いて測定した。
光弾性定数;
理研計器(株)製の光弾性測定装置PA−150により測定した。
斜め入射複屈折位相差;
オーク製エリプソメータADR−200B自動複屈折測定装置を用い、入射角30度で測定した。
反り;
80℃、85%RHの恒温恒湿機中に光ディスクを1000時間放置した後、小野測器製LM−1200光ディスク検査装置を用いて基板の反りを測定した。
【0026】
合成例1(PC−Iの合成)
温度計、攪拌機、還流冷却器付き反応器にイオン交換水1023部と48%カセイソーダ水溶液67.5部を入れ、4,4'−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ジフェノール95.9部およびハイドロサルファイト0.2部を溶解し、塩化メチレン702.2部を加え、攪拌下15〜25℃でホスゲン35.7部を40分を要して吹き込み反応せしめた。ホスゲン吹き込み終了後、p−tert−ブチルフェノール1.66部および48%カセイソーダ水溶液17.2部を加えて乳化後、トリエチルアミン0.1部を加えて28〜33℃で約1時間攪拌して反応を終了した。反応終了後、生成物を塩化メチレンで希釈して水洗したのち塩酸酸性にして水洗し、水相の導電率がイオン交換水と殆ど同じになったところで塩化メチレンを蒸発してポリマー98部を得た(収率95%)。このポリマーの比粘度は0.275、Tgは98℃であった。
【0027】
合成例2(PC−IIの合成)
合成例1と同様の装置にイオン交換水1137.3部、48%カセイソーダ水溶液238.5部を入れ、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン200.1部およびハイドロサルファイト0.2部を溶解した後、塩化メチレン709.9部を加えて、攪拌下15〜25℃でホスゲン83.1部を40分を要して吹き込んだ。ホスゲン吹き込み終了後、p−tert−ブチルフェノール5.8部を加え乳化後、トリエチルアミン0.2部を加えて合成例1と同様にしてポリマー208.2部を得た(収率96%)。
このポリマーの比粘度は0.258、Tgは226℃であった。
【0028】
合成例3(PC−IIの合成)
合成例2のp−tert−ブチルフェノールの代わりに炭素原子数20のアルキルフェノール(オルソ置換体70%とパラ置換体30%の混合物)14.5部を用いる以外は合成例2と同様にしてポリマー217.5部を得た(収率94%)。このものの比粘度は0.272、Tgは182℃であった。
【0029】
実施例1
合成例1で合成したポリカーボネート70部、合成例2で合成したポリカーボネート30部、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト0.005部、トリメチルホスフェート0.005部、ステアリン酸モノグリセライド0.045部を塩化メチレンに均一に溶解した後、塩化メチレンを蒸発してポリマー組成物を得た。このものを250℃で溶融押出ししてペレット化した。このもののTgは132℃、MFRは80g/10分であった。このものを住友重機製DISK5Mlllを用いて120mmφ、1.2mm厚みのディスク基板に射出成形した。このものの全光線透過率は89%、光弾性定数は41×10-13cm2/dyn、斜め入射複屈折位相差は20nm、反りは0.2mmであった。
【0030】
実施例2
合成例1で合成したポリマー40部、合成例3で合成したポリマー60部を実施例1と同様の添加剤組成で実施例1と同様にしてペレット化した。このもののTgは149℃、MFRは53g/10分であった。このものを実施例1と同様にしてディスク基板を成形し評価したところ、全光線透過率は89%、光弾性定数は37×10-13cm2/dyn、斜め入射複屈折位相差は23nm、反りは0.2mmであった。
【0031】
比較例1
通常のビスフェノールAポリカーボネート(帝人化成製パンライトAD−5503)を実施例1と同様のディスク基板に成形し実施例1と同様にして評価したところ全光線透過率は89%、光弾性定数は82×10-13cm2/dyn、斜め入射複屈折位相差は68nm、反りは0.3mmであった。
【0032】
比較例2
合成例1で合成したポリマー90部、合成例2で合成したポリマー10部とした以外は実施例1と同様にしてペレットおよびディスク基板を得た。このもののTgは110℃と低く、光弾性定数は46×10-13cm2/dyn、斜め入射複屈折位相差は35nmと大きかった。
【0033】
比較例3
合成例1で合成したポリマー10部、合成例2で合成したポリマー90部とした以外は実施例1と同様にしてペレット化した。このもののTgは219℃と高くMFRは測定不可能で良好な成形品は得られなかった。
【0034】
【発明の効果】
本発明の芳香族ポリカーボネート組成物は、低複屈折で溶融流動性が良くかつ透明性にも優れるので、光学ディスク、光学レンズ、光カード等の各種光学用成形品として好適に用いられる。
Claims (7)
- 該PC−IおよびPC−IIのポリマーは、それぞれそのポリマー0.7gを100mlの塩化メチレンに溶解した20℃における溶液の比粘度が0.2〜0.4である請求項1記載の芳香族ポリカーボネート組成物。
- りん系の熱安定剤0.0001〜0.05重量%および/またはフェノール系酸化防止剤0.0001〜0.05重量%を含有する請求項1記載の芳香族ポリカーボネート組成物。
- 該PC−Iのポリマーは、末端基として炭素数10〜50のアルキルフェニルオキシ基を、全末端当り少なくとも5モル%以上有する請求項1記載の芳香族ポリカーボネート組成物。
- 該PC−IIのポリマーは、末端基として炭素数10〜50のアルキルフェニルオキシ基を、全末端当り少なくとも5モル%以上有する請求項1記載の芳香族ポリカーボネート組成物。
- 請求項1記載の芳香族ポリカーボネート組成物より形成された光学用材料。
- 請求項1記載の芳香族ポリカーボネート組成物より形成された光ディスク用基板。
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