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JP3827026B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

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JP3827026B2
JP3827026B2 JP04582596A JP4582596A JP3827026B2 JP 3827026 B2 JP3827026 B2 JP 3827026B2 JP 04582596 A JP04582596 A JP 04582596A JP 4582596 A JP4582596 A JP 4582596A JP 3827026 B2 JP3827026 B2 JP 3827026B2
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英章 萩原
晴雄 西山
孝郎 堀内
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置における用紙搬送装置に関し、特に合流する用紙搬送路の境界に配された用紙搬送ガイドの構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数の用紙収納部(給紙カセット、手差し給紙トレイ等)を備えた複写機の用紙搬送装置においては、図16に示すように、各用紙収納部の用紙Pを搬送するための複数の用紙搬送路1,2が合流して、各用紙収納部からの用紙Pが、感光体に用紙Pを一定のタイミングで送り込むレジストローラ3a,3bのニップ部に搬送されるようになっている。レジストローラ3a,3bに搬送された用紙Pは、ニップ部により一旦受け止められてたわんだ状態で待機し、その後感光体と同期をとって駆動されるレジストローラ3a,3bにより感光体に送り込まれる。
【0003】
二つの用紙搬送路1,2の合流部には、レジストローラ3a,3bのニップ部に用紙Pを確実に送り込むための用紙搬送ガイド4が両搬送路1,2を仕切るように両搬送路1,2の境界に配置されている。合流部はスペース的な制約を受けるすなわちスペース的に狭いので、用紙搬送ガイド4としては薄くて剛性を有する金属板を用いるのが一般的であった。なお、図16中、5a,5bは用紙搬送路1に配された搬送ローラ、6a,6bは用紙搬送路2に配された搬送ローラである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来においては、用紙搬送ガイド4として単に金属板を用いており、金属板の場合、プレス金型により抜き加工されることから、その端部4aの端面にばり等によりシャープなエッジ部分が形成される。このエッジ部分に通常10〜20μm程度の表面粗さを有する用紙Pが接触してこすれると、エッジ部分に用紙Pの表面凹凸が引っ掛かって大きく耳障りな搬送音(こすれ音)が発生し、使用者に不快感を与えていた。特に、レジストローラ3a,3bのニップ部に受け止められてたわんだ状態の用紙Pがエッジ部分に強くこすれると、より大きな連続的なこすれ音が発生していた。なお、エッジ部分を無くすために用紙搬送ガイド4の端部4a付近を搬送方向と逆方向に曲げる加工を施しても、用紙搬送ガイド4の両面を用紙が通過するので、曲げた側(端部が位置する側)では用紙Pが引っ掛かって紙詰まりが発生したり、こすれ音が発生する。
【0005】
また、レジストローラのニップ部に用紙を搬送する用紙搬送装置の改良技術として、実開昭62−124950号公報には、レジストローラの手前側に用紙のたわみ形成可能な空間を保有するように設けられた用紙搬送ガイドに、内側にスポンジ等の弾性体を介在させた薄板を設けることによって、用紙のたわみ時および引っ張り時に用紙が用紙搬送ガイドに衝突するときの衝突音を防止することが開示されている。
【0006】
特開昭57−85737号公報には、レジストローラと給紙ローラとの間の用紙搬送ガイドに制振部材を配設し、給紙動作中に用紙がたわんだ状態から引き伸ばされる際、用紙を制振部材に衝突させて用紙の振動騒音を吸収することが開示されている。
【0007】
さらに、実公昭63−12351号公報には、用紙搬送ガイドにレジストローラのニップ部に近接または当接する軟質ガイドシートを設けて、用紙の先端位置の規制を安定させることが開示されている。
【0008】
しかしながら、上述のいずれの公報にも、複数の用紙搬送路の境界に位置する用紙搬送ガイドの端部に用紙が接触してこすれたときのこすれ音を緩和、低減するといったものはなく、この問題を解決するには至らなかった。
【0009】
本発明は、上記に鑑み、用紙搬送時のこすれ音を緩和、低減し得る用紙搬送装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による課題解決手段は、上下方向に配された第1および第2用紙搬送路を有した用紙搬送装置であって、第1および第2用紙搬送路を仕切るように両搬送路の境界に用紙搬送ガイドが設けられ、該用紙搬送ガイドの端部に用紙が接触してこすれるときに発生する音を緩和する緩和手段として、該用紙搬送ガイドの端部上下面を、巻き付けるように覆い、前記用紙搬送ガイドの端部が、曲面となる樹脂シートが設けられたことを特徴とする。
【0011】
すなわち、用紙が用紙搬送ガイドのシャープなエッジ部分に接触してこすれたときに大きなこすれ音を発生するので、このエッジ部分を樹脂シートで曲面状に覆い、こすれ音を緩和している。
【0012】
また、樹脂シートを部分的に設けると、用紙と樹脂シートとの接触面積が小さくなり、消音効果がより一層高まる。樹脂シートの配置を用紙サイズに応じて設定する(例えば、使用される用紙サイズの中央部と両端部付近に対応させる)と、用紙を円滑に搬送でき、また樹脂シートの配置を国内向けと海外向けとに分ければ、海外向けにおいては樹脂シートの数量が少なくて済むのでコストダウンを見込める。
【0013】
緩和手段としては、搬送方向と逆方向に曲げられた用紙搬送ガイドの端部を覆う樹脂シート、用紙搬送ガイドの端部を覆う弾性部材および弾性部材を覆う樹脂シートが考えられる。これにより、用紙搬送ガイドのシャープなエッジ部分は用紙が搬送される搬送路上から無くなり、用紙が接触する部分を容易に曲面にすることができるので、用紙を円滑に搬送することができる。
【0014】
また、本発明による別の課題解決手段は、上下方向に配された第1および第2用紙搬送路を有した用紙搬送装置であって、第1および第2用紙搬送路を仕切るように両搬送路の境界に用紙搬送ガイドが設けられ、該用紙搬送ガイドの端部を覆う金属シートが設けられ、前記金属シートは、前記用紙搬送ガイドの端部に用紙が接触してこすれるときに発生する音を緩和する緩和手段として、その一端を折り返した曲げ加工により曲面となし、前記用紙搬送ガイドの端部近傍に、前記金属シートの端部が入り込む開口が形成されたことを特徴とする
【0015】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態を図1ないし3に基づいて説明する。図2は本実施形態における用紙搬送装置を備えた複写機の構成を示しており、この複写機は、複写機本体10の上部に、原稿カバー11によって覆われた原稿台12と、原稿台12の下方で原稿台12上に載置された原稿に光を照射する光学系13とが設けられている。光学系13は、ハロゲンランプ等からなる光源ランプとしてのコピーランプ14、複数の平面鏡15、レンズ16から構成され、図示しないミラーベース上に設置されている。原稿台12上に図示しない自動原稿供給装置を設置すれば、複数枚の原稿を順次自動的に原稿台12上に送り込むことができる。
【0016】
光学系13の下方には、円筒状の感光体17が回転自在に配され、該感光体17の周りには、感光体17の表面に所定の電荷を印加する帯電器18、感光体17の表面に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像として可視化する現像器19、トナー像を用紙に転写する転写器20、転写後の感光体17の表面に残存するトナーを除去するクリーニング器21が順次配置されており、また感光体17の用紙搬送方向下流側には、用紙上のトナー像を定着する定着ローラ22a,22bを有する定着器22が配されている。
【0017】
感光体17の下方には、用紙を収納する第一,第二給紙カセット23a,23bを備えた給紙部24が配されている。第一,第二給紙カセット23a,23bは、複写機本体10の前面から出し入れ自在とされて上下二段に配されており、第一,第二給紙カセット23a,23bに収納される用紙は、夫々サイズが異なり、使用者の用紙サイズの選択により第一または第二給紙カセット23a,23bから選択したサイズの用紙が給紙されるようになっている。また、第一,第二給紙カセット23a,23bとは別に、任意のサイズの用紙を手差し給紙するための手差し給紙トレイ25が設けられ、この手差し給紙トレイ25は複写機本体10の側面に軸26周りに開閉自在に支持されている。
【0018】
また、第一,第二給紙カセット23a,23bおよび手差し給紙トレイ25から給紙される用紙を感光体17と転写器20との間の画像形成位置まで搬送する用紙搬送装置30が設けられている。
【0019】
この用紙搬送装置30は、上下方向に配された主搬送路31と、水平方向に配された手差し搬送路32とを備え、主搬送路31および手差し搬送路32は、対向するガイド板によって形成されている。前記主搬送路31は、第一給紙カセット23aに対応して配され第一給紙カセット23aから給紙された用紙を搬送するための第一搬送路31aと、第二給紙カセット23bに対応して配され第二給紙カセット23bから給紙された用紙を搬送するための第二搬送路31bとが合流してなるもので、主搬送路31には、一対の搬送ローラ33a,33bが上下に二組配されている。前記手差し搬送路32は、開放した手差し給紙トレイ25からの用紙を搬送するためのもので、手差し搬送路32には、一対の手差し搬送ローラ34a,34bが配されている。
【0020】
そして、主搬送路31と手差し搬送路32は、レジストローラ35a,35bの用紙搬送方向上流側で合流されており、第一,第二給紙カセット23a,23bおよび手差し給紙トレイ25からの用紙は一対のレジストローラ35a,35bのニップ部に搬送されるようになっている。
【0021】
主搬送路31と手差し搬送路32との合流部は、図1(a)に示すように、
手差し搬送路32の一部を構成する上ガイド板32aと、主搬送路31の一部を構成する下ガイド板31cとに挟まれた空間であって、この合流部には、レジストローラ35a,35bのニップ部に用紙を確実に送り込むための用紙搬送ガイド40が主搬送路31および手差し搬送路32を仕切るように両搬送路31,32の境界に配置されている。
【0022】
このように、用紙搬送ガイド40は、スペース的に狭い合流部に配されているので、薄くて剛性を有する金属板が用いられ、手差し搬送路32の一部を構成する下ガイド板32bの搬送方向下流側の端部から斜め上方のレジストローラ35a,35bに向かって延設されている。金属板の場合、プレス金型により抜き加工されることから、その端部40aの端面にシャープなエッジ部分が形成され、このエッジ部分に用紙が接触してこすれると、大きなこすれ音が発生する。そこで、搬送された用紙が接触する用紙搬送ガイド40の搬送方向下流側の端部40aに、こすれ音を緩和するための緩和手段が設けられている。なお、図1中、Pは用紙を示している。
【0023】
前記緩和手段は、図1(b)に示すように、搬送方向と逆方向(180°方向)に曲げられた用紙搬送ガイド40の端部40aを覆う薄い樹脂シート41とされている。樹脂シート41は、用紙搬送ガイド40の曲げた端部40aに用紙が引っ掛かるといった不具合を防止するもので、用紙搬送ガイド40の上下面全体を覆う十分な大きさを有しており、容易に剥離することがないよう接着剤等により強固に用紙搬送ガイド40に貼着されている。これにより、用紙が搬送される搬送路内から用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が無くなり、用紙を円滑に搬送することができる。なお、用紙搬送ガイド40の端部40aが曲げられているので、その上下の用紙の通過隙間(用紙搬送ガイド40の端部付近と手差し搬送路32の上ガイド板32aとの隙間、用紙搬送ガイド40の端部付近と主搬送路31の下ガイド板31cとの隙間)は狭くなるが、これを考慮して通過隙間が2〜4mm(用紙が円滑に通過することができる距離)となるように各搬送路31,32の設計段階で配慮しておけばよい。
【0024】
また、樹脂シート41は、表面粗さ1μm以下の滑らかさを有し、かつ搬送方向下流側(曲げた端部40aに巻き付けた部分)において曲率半径0.5mm以上の曲面となるように、端部40aの曲げ度合および樹脂シート41の材質等を考慮するのが望ましい。これは、図3に示すように、用紙が接触してこすれる部分の表面粗さが小さい程こすれ音の音量は小さく、また曲率半径が大きい程こすれ音の音量は小さく、特に表面粗さ1μm以下でかつ曲率半径0.5mm以上のとき、こすれ音の音量は使用者がさほど気にならない程度(47dB以下)となるからである。なお、用紙の表面粗さは10〜20μm程度とする。
【0025】
上記構成の複写機においてコピーを行う場合、光学系13が設置されたミラーベースが図2の矢印方向に移動し、コピーランプ14からの光を原稿台12上の原稿の一端から他端にわたって照射する。原稿で反射した光は、図2の一点鎖線で示すように、複数の平面鏡15およびレンズ16を介して帯電器18により帯電された感光体17の表面に導かれ、感光体17の表面を露光することによって原稿画像に対応した静電潜像を形成する。そして、感光体17の表面の静電潜像を現像器19によりトナー像として可視化する。
【0026】
一方、第一,第二給紙カセット23a,23bあるいは手差し給紙トレイ25から給紙された用紙は、搬送ローラ33a,33b,34a,34bによって主搬送路31あるいは手差し搬送路32を通ってレジストローラ35a,35bのニップ部に搬送され、ニップ部により一旦受け止められてたわんだ状態で待機し、その後感光体17の回転と同期をとって駆動されるレジストローラ35a,35bによって感光体17と転写器20との間の画像形成位置に送り込まれる。
【0027】
このとき、用紙が用紙搬送ガイド40の端部付近に接触して強くこすれるが、用紙搬送ガイド40の端部40aを樹脂シート41で覆っているので、用紙が搬送される搬送路上から用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が無くなり、用紙への当たりは線(エッジ部分)から面に近くなって接触圧が小さくなり、これによって用紙は円滑に搬送され、こすれ音を緩和、低減することができる。
【0028】
そして、画像形成位置に送り込まれた用紙は、転写器20により所定の電圧が印加されて帯電し、これによって感光体17上のトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、感光体17から剥離されて定着ローラ22a,22b間に送り込まれ、定着ローラ22a,22bによる加熱および加圧によってトナー像を用紙に定着する。
【0029】
このように、用紙搬送ガイド40の端部40aを曲げて樹脂シート41で覆うだけで、エッジ部分を搬送路上から無くすことができて用紙は円滑に搬送され、これによってこすれ音を緩和、低減することができ、また低コストで達成することができる。
【0030】
また、樹脂シート41を表面粗さ1μm以下で、曲率半径0.5mm以上の曲面となるようにすれば、用紙の表面粗さに対して十分に表面粗さが小さくなって、接触時の用紙の引っ掛かりが無くなり、こすれ音をより緩和、低減することができる。
【0031】
(第二の実施形態)
第二の実施形態においては、図4に示すように、緩和手段が、用紙搬送ガイド40の端部40aを覆う弾性部材50と、該弾性部材50を覆う薄い樹脂シート51とからなり、弾性部材50の反発力により樹脂シート51の用紙が接触する部分を曲面に維持したものである。
【0032】
前記弾性部材50は、スポンジ、ウレタン等の発泡材が用いられ、容易に剥離することがないよう接着剤等により強固に用紙搬送ガイド40に貼着されている。
【0033】
前記樹脂シート51は、弾性部材50に用紙が引っ掛かるといった不具合を防止するもので、容易に剥離することがないよう接着剤等により強固に弾性部材50に貼着されている。
【0034】
ところで、用紙を搬送するときのこすれ音は、用紙と用紙が接触する部分との接触面積に比例すると考えられる。すなわち、接触面積が大きいほど、こすれ音が大きくなる。しかも、弾性部材50および樹脂シート51を用紙搬送ガイド40の上下面全体(少なくとも端部40aの上下面全体)に貼着する場合、貼着する範囲が大となって樹脂シート51も大きなものが必要となり、確実に精度良く貼着するための作業が煩雑で、作業時間がかかるといった問題がある。
【0035】
そこで、図5に示すように、弾性部材50および樹脂シート51は、用紙搬送ガイド40の端部40aに幅方向にわたって部分的に貼着されており、用紙と樹脂シート51との接触面積を小さくしている。
【0036】
そして、弾性部材50および樹脂シート51の用紙搬送ガイド40の端部40aへの貼着位置を用紙サイズに対応させて中央部と両端部付近にすれば、用紙をより円滑に搬送させることができる。図5において、A位置に配された弾性部材50および樹脂シート51がA4およびB4の用紙の中央部に対応し、B位置に配された弾性部材50および樹脂シート51がA4の用紙の両端部付近に対応し、C位置に配された弾性部材50および樹脂シート51がB4の用紙の両端部付近に対応している。
【0037】
ここで、国内向けと海外向けとで弾性部材50および樹脂シート51の配置を同じようにすれば、用紙の標準サイズが異なるため、海外向けにおいては弾性部材50および樹脂シート51の貼着位置が多くなって必要とする弾性部材50および樹脂シート51の数量が増大し、コストアップの原因となる。そこで、国内向け(A5/A4/A3/B5/B4対応)と海外向け(インボイス/レター/リーガル対応)とに分ければ、海外向けにおいては数量が少なくて済むのでコストダウンを見込める。
【0038】
さらに、樹脂シート51の幅は、弾性部材50の幅よりも十分に大きくしておく必要がある。これは、図6に示すように、樹脂シート51を貼着したときの圧力によって弾性部材50が変形して樹脂シート51の側方からはみ出したり、樹脂シート51の貼着位置がずれることによって弾性部材50が樹脂シート51の側方からはみ出し、そのはみ出した部分に用紙が引っ掛かって紙詰まりが発生するといった不具合を防止するためである。なお、その他の構成および動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付している。
【0039】
これにより、用紙が用紙搬送ガイド40の端部付近に接触して強くこすれても、用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が弾性部材50および樹脂シート51で覆われることにより、エッジ部分が搬送路上から無くなって用紙は円滑に搬送され、これによってこすれ音を緩和、低減することができる。
【0040】
また、用紙搬送ガイド40の端部40aを覆った弾性部材50の反発力によって樹脂シート51の用紙が接触する部分を曲面に維持することができ、第一の実施形態のように用紙搬送ガイド40の端部40aを曲げるときに比べて、曲げに必要な金型が不要となって金型費を削減でき、しかも製造時間を大幅に短縮することができる。
【0041】
さらに、弾性部材50および樹脂シート51を用紙搬送ガイド40の端部40aに部分的に貼着しているので、用紙と端部付近との接触面積が小さくなり、こすれ音をより緩和、低減することができるとともに、組立時の作業性の向上を図ることができ、しかも部材を節約でき製造コストを安価にすることができる。
【0042】
さらに、樹脂シート51を弾性部材50よりも大きくすることによって、樹脂シート51の貼着位置が多少ずれても弾性部材50が露出しない等の作業バラツキの許容範囲が広がり、作業性が大幅に向上する。
【0043】
(第三の実施形態)
第三の実施形態においては、図7に示すように、緩和手段が、用紙搬送ガイド40の端部40aを覆う成型樹脂部材60とされている。
【0044】
前記成型樹脂部材60は、材料としてポリアセタール等のエンジニアリングプラスチックを用いるのが望ましく、端部40aを覆うU字形に成型され、図8に示すように、用紙搬送ガイド40の端部40aに幅方向にわたって部分的に外嵌されて接着剤等により強固に固定されている。なお、各成型樹脂部材60の配置は、第二の実施形態と同様に用紙サイズに応じて設定されている。
【0045】
また、成型樹脂部材60は、用紙搬送ガイド40の端部40aに対応する部分(用紙が接触してこすれる部分)の表面が滑らかな曲面に形成されており、その表面粗さは1μm以下で、曲率半径は0.5mm以上が望ましく、これによりこすれ音をより緩和、低減することができる。なお、その他の構成および動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付している。
【0046】
これにより、用紙が用紙搬送ガイド40の端部付近に接触して強くこすれても、用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が成型樹脂部材60で覆われることにより、エッジ部分が搬送路上から無くなって用紙は円滑に搬送され、こすれ音を緩和、低減することができる。
【0047】
また、第一の実施形態のような用紙搬送ガイド40の端部40aの曲げ工程や第二の実施形態のような二度の貼着作業を必要とするときに比べて、組立時の作業性が大幅に向上する。しかも、成型樹脂部材60の精度は、金型内面の仕上げ精度に依存するので、こすれ音の消音効果に寄与する成型樹脂部材60における滑らかな曲面を簡単にしかも効率良く確保することができ、組立時の作業性の向上のみならず消音効果の高い部材の生産性も大幅に向上することができる。
【0048】
さらに、成型樹脂部材60を用紙搬送ガイド40の端部40aに部分的に外嵌しているので、用紙と端部付近との接触面積が小さくなり、こすれ音をより緩和、低減することができるとともに、組立時の作業性の向上をより図ることができ、しかも部材を節約でき製造コストを安価にすることができる。さらに、大きな成型樹脂部材60では、そりやねじれ等の品質上の問題があるが、部分的に設けることによって一つの成型樹脂部材60を小さくでき、精度の向上を図ることができる。
【0049】
ここで、図9に示すように、部分的に設ける成型樹脂部材60をより小さくして、用紙搬送ガイド40の端部付近のみを覆うようにすれば、用紙搬送ガイド40の端部40aに成型樹脂部材60を外嵌する作業がより簡単となって作業性の向上をより図ることができ、しかも部材の削減によって製造コストをより安価にすることができる。なお、この場合、成型樹脂部材60の端部に用紙が引っ掛かるのを防止するために、成型樹脂部材60の端部を覆う樹脂シート61を用紙搬送ガイド40に貼着しておけばよい。
【0050】
(第四の実施形態)
第四の実施形態においては、図10に示すように、緩和手段が、用紙搬送ガイド40の端部40aを覆うステンレス製等の金属シート70とされている。
【0051】
前記金属シート70は、図11に示すように、一端を折り返した曲げ加工が施され、用紙搬送ガイド40の端部40aに幅方向にわたって部分的に嵌め込まれ、容易に剥離することがないよう接着剤等により強固に用紙搬送ガイド40に貼着されている。このとき、金属シート70の上側の端部70aは反対向きに少し折り曲げられており、用紙搬送ガイド40の端部40aに抵抗なく円滑に嵌め込むことができるようになっている。さらに、用紙搬送ガイド40の端部近傍には、図10,11に示すように、各金属シート70の端部70aが入り込む開口40bが形成されており、金属シート70の端部70aに用紙が引っ掛かるのを防止している。なお、各金属シート70の配置は、第二の実施形態と同様に用紙サイズに応じて設定されている。
【0052】
また、金属シート70は、その素材により滑らかな表面性を有しており、また曲げ加工により用紙搬送ガイド40の端部40aに対応する部分(用紙が接触してこすれる部分)が自然に曲面となっている。なお、表面粗さとしては1μm以下、曲率半径としては0.5mm以上が望ましく、これによりこすれ音をより緩和、低減することができる。その他の構成および動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付している。
【0053】
これにより、用紙が用紙搬送ガイド40の端部付近に接触して強くこすれても、用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が曲げ加工の施された金属シート70で覆われることにより、エッジ部分が搬送路上から無くなって用紙は円滑に搬送され、こすれ音を緩和、低減することができる。
【0054】
また、金属シート70を用紙搬送ガイド40の端部40aに部分的に嵌め込んでいるので、用紙と端部付近との接触面積が小さくなり、こすれ音をより緩和、低減することができるとともに、金属シート70の曲げ加工が簡単でかつ高精度に行え、組立時の作業性の向上を図ることができ、しかも部材を節約でき製造コストを安価にすることができる。
【0055】
また、第三の実施形態のように仕上げ精度の高い金型を使用して滑らかな曲面を形成しなくても、金属シート70の素材による表面性および曲げ加工により自然に形成される曲面によりこすれ音の消音効果を高めることができ、金型費の削減を図ることができる。
【0056】
(第五の実施形態)
第五の実施形態においては、図12,13に示すように、緩和手段が、用紙搬送ガイド40の櫛歯状に形成された端部40aのうち搬送方向下流側に突出した部分を表面が滑らかな曲面に形成することによりなる。
【0057】
すなわち、用紙搬送ガイド40を製造する際に、プレス金型による抜き加工で生じた端部40aのシャープなエッジ部分を無くすために、研削機により粗削りおよび仕上げ削り等といった表面加工を行って端部40aを表面が滑らかな曲面に形成している。
【0058】
しかも、端部40aを櫛歯状に形成して端部40aを部分的に表面加工することによって、用紙と端部40aとの接触面積を小さくしている。また、端部40aのうち搬送方向下流側に突出した部分の配置は、第二の実施形態と同様に用紙サイズに応じて設定されている。さらに、端部40aの表面粗さとしては1μm以下、曲率半径としては0.5mm以上が望ましく、これによりこすれ音をより緩和、低減することができる。なお、その他の構成および動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付している。
【0059】
これにより、用紙搬送ガイド40の端部40aにシャープなエッジ部分が無くなり、用紙が用紙搬送ガイド40の端部40aに接触してこすれるときの用紙への当たりは線(エッジ部分)から面に近くなって接触圧が小さくなり、これによって用紙は円滑に搬送され、こすれ音を緩和、低減することができる。
【0060】
また、用紙搬送ガイド40の端部40aを表面が滑らかな曲面に形成しているので、第一ないし第四の実施形態のような別部材を用紙搬送ガイド40の端部40aに設ける必要がなく、部品点数の削減が可能となり、しかも用紙搬送ガイド40の端部40aの上下における用紙の通過隙間(用紙搬送ガイド40の端部付近と手差し搬送路32の上ガイド32aとの隙間、用紙搬送ガイド40の端部付近と主搬送路31のガイド31cとの隙間)は狭くならず、通過隙間は既存の状態のままで維持でき、設計変更等を必要としない。
【0061】
さらに、用紙搬送ガイド40の端部40aを櫛歯状に形成して、その搬送方向下流側に突出した部分に表面加工を施しているので、用紙と端部40aとの接触面積が小さくなり、こすれ音をより緩和、低減することができる。
【0062】
(第六の実施形態)
第六の実施形態においては、図14に示すように、緩和手段が、用紙搬送ガイド40の端部付近で端部40aに沿って上下に交互に突出した複数の突起80からなる。この突起80は、用紙搬送ガイド40の端部付近をプレス加工により上下に押し出すことによって略半球状に形成されている。なお、その他の構成および動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付している。
【0063】
これにより、用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が露出しているものの、用紙は複数の突起80に接触してこすれ、エッジ部分には接触せず、しかも用紙と端部付近との接触面積が小さくなって、こすれ音を緩和、低減することができる。
【0064】
また、用紙搬送ガイド40の端部付近をプレス加工するだけよく、第一ないし第四の実施形態のような別部材を用紙搬送ガイド40の端部40aに設ける必要がなく、しかも第五の実施形態のような研削機による研磨等も必要としないので、部品点数の削減および組立時の作業性の向上を格段に図ることができる。
【0065】
(第七の実施形態)
第七の実施形態においては、図15に示すように、緩和手段が、プレス加工により用紙搬送ガイド40の端部40aを波形に形成することによりなる。なお、図中、Yは用紙の搬送方向を示している。その他の構成および動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付している。
【0066】
これにより、用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が露出しているものの、用紙と用紙搬送ガイド40の端部40aとの接触面積が小さくなり、こすれ音を緩和、低減することができる。また、第五の実施形態のように用紙搬送ガイド40の端部40aを表面が滑らかな曲面に形成して後、この端部40aを波形に形成すれば、用紙搬送ガイド40のシャープなエッジ部分が無くなり、しかも接触面積を小さくすることができる。
【0067】
また、用紙搬送ガイド40の端部付近をプレス加工するだけでよく、第一ないし第四の実施形態のような別部材を用紙搬送ガイド40の端部40aに設ける必要がないので、部品点数の削減および組立時の作業性の向上を格段に図ることができる。
【0068】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、各実施形態において、主搬送路と手差し搬送路の合流部における用紙搬送ガイドの改良について説明したが、これに限らず、複数の用紙搬送路の合流部でその用紙搬送路の境界に位置する用紙搬送ガイドであれば適用可能であり、例えば主搬送路における第一搬送路と第二搬送路の合流部における用紙搬送ガイドや、用紙に両面コピー等を施すために用紙を反転させる搬送路の合流部における用紙搬送ガイドに適用してもよい。
【0069】
また、第一の実施形態において、用紙搬送ガイドの端部を櫛歯状に形成し、端部のうち搬送方向下流側に突出した部分を180°曲げて、この曲げた部分を樹脂シートで覆うことにより、緩和手段を用紙搬送ガイドの端部に部分的に設け、用紙と樹脂シートとの接触面積を小さくして、こすれ音をより緩和、低減するようにしてもよい。さらに、第二ないし第五の実施形態において、緩和手段を用紙搬送ガイドの端部全体にわたって設けるようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、用紙搬送ガイドの端部を樹脂シートで覆うことにより、用紙と用紙搬送ガイドとの円滑な接触が図られ、搬送される用紙が用紙搬送ガイドの端部付近に接触してこすれるときに発生する耳障りであったこすれ音を緩和することができ、不快な騒音を低減できる
【0071】
また、用紙搬送ガイドの端部に樹脂シートを部分的に設けることによって、用紙と樹脂シートとの接触面積が小さくなり、こすれ音をより緩和、低減することができる。また、一つの樹脂シートは小さくなって組立て時の作業性の向上を図ることができ、しかも樹脂シートを節約でき製造コストを安価にすることができる。
【0072】
また、紙搬送ガイドの端部を弾性部材で覆いさらに樹脂シートで覆う、用紙搬送ガイド端部を成型樹脂部材で覆うことにより、用紙が接触する部分に容易に曲面を形成することができ、用紙は円滑に搬送され、こすれ音を緩和、低減することができる。
【0073】
しかも、用紙搬送ガイドの端部を曲げずに弾性部材および樹脂シートを使用すると、曲げに必要な金型が不要となって金型費を削減でき、しかも製造時間を大幅に短縮することができる。
【0074】
また、成型樹脂部材を使用すると、組立時の作業性が大幅に向上する。しかも、成型樹脂部材の精度は、金型内面の仕上げ精度に依存するので、こすれ音の消音効果に寄与する成型樹脂部材における滑らかな曲面を簡単にしかも効率良く確保することができ、組立時の作業性の向上のみならず消音効果の高い部材の生産性も大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態における用紙搬送装置を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は用紙搬送ガイドの要部拡大縦断面図
【図2】複写機の構成図
【図3】こすれ音の音量に対する表面粗さおよび曲率半径の影響を示す図
【図4】第二の実施形態における用紙搬送装置を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は用紙搬送ガイドの要部拡大縦断面図
【図5】用紙搬送ガイドの斜視図
【図6】弾性部材が樹脂シートからはみ出した状態を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図
【図7】第三の実施形態における用紙搬送装置を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は用紙搬送ガイドの要部拡大縦断面図
【図8】用紙搬送ガイドの斜視図
【図9】成型樹脂部材の端部を樹脂シートで覆ったときの状態を示す斜視図
【図10】第四の実施形態における用紙搬送装置を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は用紙搬送ガイドの要部拡大縦断面図
【図11】用紙搬送ガイドの斜視図
【図12】第五の実施形態における用紙搬送装置を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は用紙搬送ガイドの要部拡大縦断面図
【図13】用紙搬送ガイドの斜視図
【図14】第六の実施形態における用紙搬送ガイドの端部を示し、(a)は側面図、(b)は(a)のX−X断面図
【図15】第七の実施形態における用紙搬送ガイドの端部の斜視図
【図16】従来の用紙搬送装置を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は用紙搬送ガイドの要部拡大縦断面図
【符号の説明】
P 用紙
31,32 用紙搬送路
40 用紙搬送ガイド
40a 端部
41,51 樹脂シート
50 弾性部材
60 成型樹脂部材
70 金属シート

Claims (6)

  1. 上下方向に配された第1および第2用紙搬送路を有した用紙搬送装置であって、第1および第2用紙搬送路を仕切るように両搬送路の境界に用紙搬送ガイドが設けられ、該用紙搬送ガイドの端部に用紙が接触してこすれるときに発生する音を緩和する緩和手段として、該用紙搬送ガイドの端部上下面を、巻き付けるように覆い、前記用紙搬送ガイドの端部が、曲面となる樹脂シートが設けられたことを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記樹脂シートは、幅方向にわたって部分的に設けられたことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 前記樹脂シートは、弾性部材を介して設けられたことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  4. 前記用紙搬送ガイドの端部は、搬送方向と逆方向に曲げられていることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  5. 上下方向に配された第1および第2用紙搬送路を有した用紙搬送装置であって、第1および第2用紙搬送路を仕切るように両搬送路の境界に用紙搬送ガイドが設けられ、該用紙搬送ガイドの端部を覆う金属シートが設けられ、前記金属シートは、前記用紙搬送ガイドの端部に用紙が接触してこすれるときに発生する音を緩和する緩和手段として、その一端を折り返した曲げ加工により曲面となし、前記用紙搬送ガイドの端部近傍に、前記金属シートの端部が入り込む開口が形成されたことを特徴とする用紙搬送装置。
  6. 前記シートの表面粗さが1μm以下であることを特徴とする請求項1または5記載の用紙搬送装置。
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