JP3824598B2 - 移動通信システムのチャンネル容量増加装置及びその方法 - Google Patents
移動通信システムのチャンネル容量増加装置及びその方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムのチャンネル容量増加装置及びその方法に係るもので、詳しくは、HPSK(hybrid phase shift keying;以下、HPSKと略称す)変調方式を使用して移動通信システムのチャンネル容量を増加させる移動通信システムのチャンネル容量増加装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コード分割多重接続(code division multiple access;以下、CDMAと略称す)方式とは、入力信号を特定コードを利用して拡散/変調して送信し、送信側で使用したコードと同様なコードにより拡散/変調された信号を復調することで、元来の信号を検出する方式をいう。この時、前記特定コードとしては、乱数(random number)で構成されたPN(pseudo noise)コード又はウォルシュ(walsh)コードを使用することができる。
【0003】
前記ウォルシュコードは、コード相互間の相関関係がほとんどない直交コードの一種類として単位毎に一つの通信用チャンネルが割り当てられるため、同様な周波数資源を多くのチャンネルに割り当てることができる。即ち、前記ウォルシュコードは、直交性によりチャンネル間の区分が容易であり、QPSK(quadrature phase shift keying;以下、QPSKと略称す)方式またはHPSKのような位相変調(phase shift keying;以下、PSKと略称す)方式に適用される。
【0004】
図4は一般のウォルシュコードを示した図で、図示されたように、第1セットのウォルシュコードは“1”で構成され、第2セットのウォルシュコードはW0の{1,1}及びW1の{1,−1}を有する2個のウォルシュコードで構成される。且つ、第4セットのウォルシュコードは、W0の{1,1,1,1}と、W1の{1,−1,1,−1}と、W2の{1,1,−1,−1}と、W3の{1,−1,−1,1}と、からなる4個のウォルシュコードで構成され、第8セットはW0の{1,1,1,1,1,1,1,1}と、W1の{1,−1,1,−1,1,−1,1,−1}と、W2の{1,1,−1,−1,1,1,−1,−1,}と、W3の{1,−1,−1,1,1,−1,−1,1}と、W4の{1,1,1,1,−1,−1,−1,−1}と、W5の{1,−1,1,−1,−1,1,−1,1}と、W6の{1,1,−1,−1,−1,−1,1,1}と、W7の{1,−1,−1,1,−1,1,1,−1}と、からなる8個のウォルシュコードで構成される。即ち、前記ウォルシュコードは使用者の必要に応じて2nセットに継続して増加される。
【0005】
図5(A)〜(C)は、QPSK及びHPSK拡散信号の位相遷移状態を示した図で、図5(A)はQPSK拡散信号の位相遷移状態を示した図、図5(B)はHPSK拡散信号の位相遷移状態を示した図、図5(C)は各位相遷移毎に発生される信号の大きさ変化を示した図である。
【0006】
図5(A)〜(B)に示したように、QPSK拡散は、位相変化のない0°の位相遷移でピークパワー値が大きくなり、180°の位相遷移により位相変化の発生頻度が高くなり、HPSK拡散は、0°の位相遷移によるピークパワー値がQPSK拡散に比べて相対的に小さく、180°の位相遷移による位相変化の発生頻度も低いことがわかる。
【0007】
図5(C)に示したように、前記0°の位相遷移は、ピーク電力にオーバーシュート(overshoot)が発生してピーク電力値が大きくなり、180°の位相遷移は電力大きさの変化が著しく発生する。このようなピーク電力が大きいときは、高い出力電力を有する電力増幅器を設計しなければならなく、前記高い出力電力に比例してシステムに熱が発生するため、冷却装置が必要になると同時に、容積が増加するという問題点が発生する。
【0008】
従って、QPSK拡散を使用するよりは、HPSK拡散を使用する方が0°または180°の位相遷移の発生頻度を減少し得るため、0°の位相遷移時に発生する電力のオーバーシュートと、180°の位相遷移時に発生する電力の変化とを小さくして、増幅器の設計を容易にすることができる。
【0009】
図6は従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置を示した図で、HPSKを使用する3G(3rd generation)システムの逆方向ウォルシュコード拡散装置である。この時、前記3G(3rd generation)システムは、動映像級通信サービスを提供する移動通信システムであって、一般にW−CDMA(wideband−CDMA)またはCDMA−2000がこれに該当する。
【0010】
図6に示したように、複数のウォルシュコードを生成する第1及び第2ウォルシュコード部11,12と、第1ウォルシュコード部11から入力される特定ウォルシュコードと逆方向パイロットチャンネル(reverse pilot channel:R−pilot CH)または専用データチャンネル(dedicated physical data channel:DPDCH)を通して入力される信号とを足して出力する第1加算器21と、他のデータチャンネルの信号と第1ウォルシュコード部11から入力される信号とを足して出力する第2加算器22と、それら第1加算器21及び第2加算器22の出力信号を夫々利得増幅して出力する第1及び第2利得部31,32と、それら第1利得部31及び第2利得部32の出力信号を合算して出力する第1合算器41と、第2ウォルシュコード部12から入力される特定ウォルシュコードと逆方向基本チャンネル(reverse fundamental channel:R−FCH)または専用制御チャンネル(dedicated physical control channel:DPCCH)を通して入力される信号とを足して出力する第3加算器23と、他のチャンネルの信号と第2ウォルシュコード部12から入力される信号とを足して出力する第4加算器24と、それら第3加算器23及び第4加算器24の出力信号を夫々利得増幅して出力する第3及び第4利得部33,34と、それら第3利得部33及び第4利得部34の出力信号を合算する第2合算器42と、コード分割多重接続変調のためのコンプレックス・スクランブリング(complex scrambling)信号を出力するウォルシュ回転子50と、該ウォルシュ回転子50から出力されるI−コンプレックス・スクランブリング信号Isと第1合算器41の出力信号とを掛ける第1掛け算器61と、ウォルシュ回転子50から出力されるI−コンプレックス・スクランブリング信号Isと第2合算器42の出力信号とを掛ける第2掛け算器62と、ウォルシュ回転子50から出力されるQ−コンプレックス・スクランブリング信号Qsと第2合算器42の出力信号とを掛ける第3掛け算器63と、ウォルシュ回転子50から出力されるQ−コンプレックス・スクランブリング信号Qsと第1合算器41の出力信号とを掛ける第4掛け算器64と、第1掛け算器61と第3掛け算器63から出力される信号を足してI−信号として出力する第3合算器43と、第2掛け算器62と第4掛け算器64から出力される信号を足してQ−信号として出力する第4合算器44と、を包含して構成されている。
【0011】
且つ、前記専用データチャンネル及び専用制御チャンネルは、W−CDMAで使用されるもので、前記専用データチャンネルは音声またはデータを伝送し、前記専用制御チャンネルは制御情報を伝送する。また、前記逆方向パイロットチャンネル及び逆方向基本チャンネルはCDMA−2000で使用されるもので、移動通信端末機は、基地局が同期検波を行うことを許可する逆方向パイロットチャンネルを伝送し、前記逆方向基本チャンネルは、音声及び高速データを夫々伝送することに使用される。
【0012】
以下、このように構成された従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置の動作に対して説明する。
【0013】
各チャンネルを通して入力される情報は、第1及び第2ウォルシュコード部11,12から出力されるウォルシュコードまたはOVSF(orthogonal variable spreading function)により第1乃至第4加算器21〜24で帯域拡散され、それら第1乃至第4加算器21〜24の出力信号は、第1乃至第4利得部31〜34で所定利得を得た後、第1合算器41及び第2合算器42で、IまたはQチャンネル経路を通して合算されて出力される。次いで、それら第1及び第2合算器41,42から出力された信号は、ウォルシュ回転子50から出力されたコンプレックス・スクランブリング信号と組合わされるコンプレックス・スクランブリングが行われた後、I−信号及びQ−信号として出力されてフィルターリングされる。
【0014】
図7は前記コンプレックス・スクランブリングの一般的な概念を示した図で、前記コンプレックス・スクランブリングは、複素数データ(complex data)信号(Ichip+jQchip)とコンプレックス・スクランブリング信号(Is+jQs)をベクトル積して演算することで、次式1のように表現することができる。
【0015】
この時、前記Achip及びejφchipは、Ichip+jQchip信号の大きさ及び角度を夫々示し、前記As及びejφsはIs+jQs信号の大きさ及び角度を夫々示したものである。
【0016】
従って、I+jQ信号の大きさは、前記複素数データ信号とコンプレックス・スクランブリング信号の大きさとを掛けたものに該当し、I+jQ信号の角度は、前記複素数データ信号及びコンプレックス・スクランブリング信号の角度を足したものに該当する。
【0017】
以下、I−複素数データ信号及びQ−複素数データ信号には{1,−1}が夫々入力され、I−コンプレックス・スクランブリング信号及びQ−コンプレックス・スクランブリング信号には{1,1}及び{1,−1}が夫々入力される場合に対し、図7に基づいて説明する。
【0018】
前記複素数データ信号は夫々{1,1}であるため、Ichip+jQchip座標に{1,1}の座標値が重複して示され、前記コンプレックス・スクランブリング信号は、Is+jQs座標に{1,1}及び{1,−1}の座標値を有する信号に夫々分けられて表示される。
【0019】
前記複素数データ信号{1,1}とコンプレックス・スクランブリング信号{1,1}とを掛けると、複素数データ信号の45°とコンプレックス・スクランブリング信号の−45°を足すことで、90°の位相を有するようになり、前記複素数データ信号{1,1}とコンプレックス・スクランブリング信号{1,−1}とを掛けると、複素数データ信号の45°とコンプレックス・スクランブリング信号の−45°を足すことで、0°の位相を有する信号となる。
【0020】
従って、前記コンプレックス・スクランブリングは、連続された二つの同様なデータが入力される時に発生する0°の位相遷移を90°の位相遷移に変えることができる。
【0021】
図8は従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置のコンプレックス・スクランブリングに対する1例を示した図で、以下、第8セットのウォルシュコードを利用したHPSKに対し、図7のコンプレックス・スクランブリングに基づいて説明する。
【0022】
前記第8セットのウォルシュコードは、実際のデータ(ID+jQD)を拡散させるために使用するコードであって、ID=1及びQD−1を入力してIチャンネル経路にW0コードを使用すると、Qチャンネル経路にどのウォルシュコードを使用するかによって、最終変調信号(I+jQ)の位相が変化する。
【0023】
Qチャンネル経路にWn=W1を使用してコンプレックス・スクランブリングを行うと、最終変調信号の全てのデータは0°の位相を有するため、データ遷移時毎にピーク電力にオーバーシュートが発生するようになる。然し、前記Qチャンネル経路にWn=W2を使用してコンプレックス・スクランブリングを行うと、最終変調信号のデータは{0,−90,90,0,0,−90,90,0}の位相を有するため、データ遷移時、180°の位相遷移によるゼロ交差(zero crossing)が2回、0°の位相遷移は1回発生する。即ち、WXに偶数番号目のウォルシュコードを使用してデータ遷移をする方が、奇数番号目のウォルシュコードを使用するより0°と180°の位相遷移を最小化することができる。従って、HPSKでは、その特性上、連続されたデータが同様な値を有する偶数番号目のウォルシュコードのみを使用してコンプレックス・スクランブリングを行う。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このような従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置においては、I/Qデータは0°または180°の位相遷移をする時、高いピーク電力を有するため、電力増幅器の効率を減少させるという不都合な点があった。
【0025】
且つ、HPSK通信方式を利用する従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置においては、偶数番号目のウォルシュコードや奇数番号目のウォルシュコードを制限的に使用しなければならず、通話チャンネルを利用してデータを送信する時使用するウォルシュコードの数が制限されるため、データの伝送速度及び容量が減少されるという不都合な点があった。
【0026】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、HPSKを使用する移動通信システムから発生するウォルシュコード選択の制限性を取り除いて、チャンネル容量を増加し得る移動通信システムのチャンネル容量増加装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加装置においては、複数のチャンネルに夫々入力されるウォルシュコードの順番を確認して、そのウォルシュコードの順番に従って、ウォルシュ回転子が出力する反復複素数関数のセットを選択することを特徴とする。
【0028】
また、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードの順番を確認するウォルシュコード制御部と、複数の反復複素数関数を生成して出力するウォルシュ回転子と、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されたウォルシュコードの順番に従って、ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数を選択する回転子制御部と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0029】
また、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードの順番を確認するウォルシュコード制御部と、第1及び第2ウォルシュコード部から出力されるウォルシュコードと第1チャンネル経路及び第2チャンネル経路を通して入力されるデータとを夫々足して演算する第1及び第2加算器と、複数の反復複素数関数を選択的に出力するウォルシュ回転子と、ウォルシュ回転子の反復複素数関数と第1加算器の複素数データ信号とを掛けて演算する第1及び第4掛け算器と、ウォルシュ回転子の反復複素数関数と第2加算器の複素数データ信号とを掛けて演算する第2及び第3掛け算器と、それら第1掛け算器及び第2掛け算器の出力信号を合算してI信号を出力する第1合算器と、前記第3掛け算器及び第4掛け算器の出力信号を合算してQ信号を出力する第2合算器と、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されたウォルシュコードの順番に従って、ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数を選択する回転子制御部と、を包含して構成されることを特徴とする。
【0030】
且つ、本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加方法においては、複数のチャンネルに夫々入力されるウォルシュコードの順番を確認する過程と、前記ウォルシュコードの順番に従って、反復複素数関数のセットを選択的に出力してコンプレックス・スクランブリングを行うことを特徴とする。
【0031】
また、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されるウォルシュコードの順番を確認する過程と、ウォルシュコードが全て偶数または奇数順番であるかを判断する過程と、ウォルシュコードが偶数と奇数順番の組み合わせで相異に構成されたかを判断する過程と、前記判断結果によって、反復複素数関数のセットを選択的に出力する過程と、を順次行うことを特徴とする。
【0032】
本発明の移動通信システムのチャンネル容量増加装置は、複数のチャンネルに夫々入力されるウォルシュコードの順番を確認して、該ウォルシュコードの順番に従ってウォルシュ回転子が出力する反復複素数関数のセットを選択するように構成されたことを特徴とし、これにより上記目的を達成する。
【0033】
前記ウォルシュコードの順番は、全て偶数または奇数順番で同様な場合と、偶数と奇数順番の組み合わせで相異な場合とがあってもよい。
【0034】
本発明の移動通信システムのチャンネル容量増加装置は、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードの順番を確認するウォルシュコード制御部と、複数の反復複素数関数を生成して出力するウォルシュ回転子と、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されたウォルシュコードの順番に従って、ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数を選択する回転子制御部と、を含んで構成されることを特徴とし、これにより上記目的を達成する。
【0035】
前記ウォルシュコード制御部は、回転子制御部に連結されて、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されるウォルシュコードの状態を伝送してもよい。
【0036】
前記回転子制御部は、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されたウォルシュコードが全て偶数または奇数順番の場合、ウォルシュ回転子から第1セットの反復複素数関数が出力されるように制御し、各ウォルシュコードが偶数と奇数順番で相異な場合は、ウォルシュ回転子から第2セットの反復複素数関数が出力されるように制御してもよい。
【0037】
前記第1セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,−1}でよい。
【0038】
前記第2セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,1}でよい。
【0039】
本発明の移動通信システムのチャンネル容量増加装置は、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードの順番を確認するウォルシュコード制御部と、第1及び第2ウォルシュコード部から出力されるウォルシュコードと、第1チャンネル経路及び第2チャンネル経路を通して入力されるデータとを夫々足して演算する第1及び第2加算器と、複数の反復複素数関数を選択的に出力するウォルシュ回転子と、該ウォルシュ回転子の反復複素数関数と第1加算器の複素数データ信号とを掛けて演算する第1及び第4掛け算器と、前記ウォルシュ回転子の反復複素数関数と第2加算器の複素数データ信号とを掛けて演算する第2及び第3掛け算器と、前記第1掛け算器と第2掛け算器の出力信号を合算してI信号を出力する第1合算器と、前記第3掛け算器と第4掛け算器の出力信号を合算してQ信号を出力する第2合算器と、前記第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されたウォルシュコードの順番に従って、ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数を選択する回転子制御部と、を含んで構成されることを特徴とし、これにより上記目的を達成する。
【0040】
前記回転子制御部は、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されたウォルシュコードが全て偶数または奇数順番の場合、Is={1,1}、Qs={1,−1}の反復複素数関数が出力されるように制御してもよい。
【0041】
前記回転子制御部は、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されたウォルシュコードが偶数と奇数順番で相異な場合、Is={1,1}、Qs={1,1}の反復複素数関数が出力されるように制御してもよい。
【0042】
本発明の移動通信システムのチャンネル容量増加方法は、複数のチャンネルに夫々入力されるウォルシュコードの順番を確認する過程と、前記ウォルシュコードの順番に従って、反復複素数関数のセットを選択的に出力してコンプレックス・スクランブリングを行うことを特徴とし、これにより上記目的を達成する。
【0043】
前記ウォルシュコードの順番を確認する過程は、ウォルシュコードが全て偶数または奇数順番であるかを判断する過程と、ウォルシュコードが偶数と奇数順番で相異に構成されたかを判断する過程と、を行ってもよい。
【0044】
前記ウォルシュコードが全て偶数または奇数順番であると、第1セットの反復複素数関数を利用してコンプレックス・スクランブリングを行ってもよい。
【0045】
前記第1セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,−1}であってもよい。
【0046】
前記ウォルシュコードが偶数と奇数順番の組み合わせで相異な場合、第2セットの反復複素数関数を利用してコンプレックス・スクランブリングを行ってもよい。
【0047】
前記第2セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,1}であってもよい。
【0048】
本発明による移動通信システムのチャンネル容量増加方法は、第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から出力されるウォルシュコードの順番を確認する過程と、ウォルシュコードが全て偶数または奇数順番であるかを判断する過程と、ウォルシュコードが偶数と奇数順番の組み合わせで相異に構成されたかを判断する過程と、判断結果によって反復複素数関数のセットを選択的に出力する過程と、を順次行うことを特徴とし、これにより上記目的を達成する。
【0049】
前記選択的に出力する過程は、ウォルシュコードが全て偶数または奇数順番の場合、第1セットの反復複素数関数がウォルシュ回転子から出力される過程と、ウォルシュコードが偶数と奇数順番で相異な場合、第2セットの反復複素数関数がウォルシュ回転子から出力されてもよい。
【0050】
前記第1セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,−1}でよい。
【0051】
前記第2セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,1}でよい。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。
【0053】
図1は本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加装置の構成を示した図で、図示されたように、第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から夫々出力されるウォルシュコードを確認するウォルシュコード制御部100と、二つのセットの反復複素数関数を生成して第1乃至第4掛け算器61〜64に出力するウォルシュ回転子110と、前記ウォルシュコード制御部100を通して第1及び第2ウォルシュコード部11,12に出力されたウォルシュコードを確認し、それに従って反復複素数関数を選択する制御信号を出力する回転子制御部120と、を含んで構成されている。
【0054】
また、前記ウォルシュコード制御部100を通して第1及び第2ウォルシュコード部11,12から出力されたウォルシュコードは、Iチャンネル経路及びQチャンネル経路を通して入力されたデータと第1加算器21及び第2加算器22で演算された後出力される。
【0055】
また、前記回転子制御部120は、第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から夫々出力されるウォルシュコードが偶数番号目のコードまたは奇数番目のコードで同様な場合は、第1セットの反復複素数関数が出力されるように制御し、前記第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から夫々出力されるウォルシュコードが偶数番号目と奇数番目のコードで相異な場合は、第2セットの反復複素数関数が出力されるように制御する。この時、前記回転子制御部120が出力する第1セットの反復複素数関数は、Is={1,1}、Qs={1,−1}で、第2セットの反復複素数関数はIs={1,1}、Qs={1,1}で、前記反復複素数関数は、コンプレックス・スクランブリング信号に該当する。
【0056】
図2は本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加装置の実施形態を示した図で、以下、第8セットのウォルシュコード及び二つのセットの反復複素数関数を利用したコンプレックス・スクランブリングの動作について説明する。
【0057】
まず、第1チャンネルのIチャンネル経路及び第2チャンネルのQチャンネル経路を通してID=1とQD=−1が入力され、Iチャンネル経路にはW0コードが入力されると同時に、Qチャンネル経路にはW1コードが入力される。
【0058】
このとき、ウォルシュ回転子110から出力されるコンプレックス・スクランブリング信号が第1セットの反復複素数関数であると、第1加算器及び第2加算器を通して出力されたIchip={1,1,1,1,1,1,1,1}とQchip={−1,1,−1,1,−1,1,−1,1}は、コンプレックス・スクランブリング過程を通して全て0°の位相を有する最終変調信号として出力される。この時、前記最終変調信号のデータが全て0°の位相を有すると、データ遷移度毎にピーク電力にオーバーシュートが発生するようになる。
【0059】
また、ウォルシュ回転子110から出力されるコンプレックス・スクランブリング信号が第2セットの反復複素数関数であると、第1加算器及び第2加算器を通して出力された複素数データ信号は、コンプレックス・スクランブリング過程を通して{0°,90°,0°,90°,0°,90°,0°,90°}位相を有する最終変調信号として出力され、各データ間には、90°の位相遷移が発生するため、電力変化がほとんど発生しなくなる。
【0060】
即ち、前記第1及び第2ウォルシュコード部11,12から出力されるウォルシュコードが偶数番号目と奇数番目の組み合わせである場合は、ウォルシュ回転子110から出力されるコンプレックス・スクランブリング信号が第2セットの反復複素数関数であることが好ましい。
【0061】
図3は本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加方法を示したフローチャートで、本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加方法においては、ウォルシュコード制御部が各チャンネル別に具備された第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12のウォルシュコード出力状態を確認した後、その確認状態を回転子制御部120に伝送する過程と、前記第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12に出力されたウォルシュコードのセット番号が偶数番号目であるか、又は奇数番目であるかを判断する過程と、前記判断結果によって、回転子制御部120において該当の反復複素数関数を選択する制御信号をウォルシュ回転子に出力する過程と、前記制御信号に該当する反復複素数関数を第1乃至第4掛け算器61〜64に出力して、各チャンネルを通して入力されるコンプレックス・スクランブリングデータと演算することで、コンプレックス・スクランブリングを行う過程と、を順次行う。
【0062】
この時、前記第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から出力されたウォルシュコードが全て偶数番号目または奇数番目のセットで同様であると、前記回転子制御部120は、第1セットの反復複素数関数Is={1,1}、Qs={1,−1}の出力を指示する制御信号を出力する。然し、前記第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から出力されたウォルシュコードが偶数番号目のセットと奇数番目のセットで相互異なる場合、前記回転子制御部120は第2セットの反復複素数関数Is={1,1}、Qs={1,1}の出力を指示する制御信号を出力する。
【0063】
以下、本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加方法に対し、図3に基づいて説明する。
【0064】
前記ウォルシュコード制御部100は、第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から出力されるウォルシュコードの順番または順序を確認した後、回転子制御部120に前記ウォルシュコードの順番または順序を通報する(S11)。
【0065】
次いで、前記回転子制御部120は、前記第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から出力されたウォルシュコードのセット番号が全て偶数番号目のウォルシュコードを使用しているかを判断して(S12)、前記ウォルシュコードが全て偶数番号目でないと、前記第1ウォルシュコード部11及び第2ウォルシュコード部12から夫々出力されるウォルシュコードが奇数番目のウォルシュコードであるかを再び判断する(S13)。
【0066】
このとき、前記第1及び第2ウォルシュコード部11,12から夫々出力されるウォルシュコードのセット番号が偶数または奇数で同様であると、前記回転子制御部120は、ウォルシュ回転子110が第1セットの反復複素数関数を出力するように制御する(S14)が、前記第1及び第2ウォルシュコード部11,12から夫々出力されたウォルシュコードのセット番号が偶数と奇数または奇数と偶数で相互異なると、前記回転子制御部120は、ウォルシュ回転子110が第2セットの反復複素数関数を出力するように制御する(S15)。
【0067】
次いで、前記第1及び第2ウォルシュコード部11,12から出力されたウォルシュコードは、第1チャンネル及び第2チャンネルを通して入力されるデータと第1及び第2加算器21,22で演算された後、I及びQ経路を通して夫々出力される。この時、前記I及びQ経路を通して出力される各データをコンプレックス・スクランブリングデータという。
【0068】
第1乃至第4掛け算器61〜64は、前記ウォルシュ回転子110から出力される第1セットまたは第2セットの反復複素数関数及び前記コンプレックス・スクランブリングデータを利用してコンプレックス・スクランブリングを行う(S16)。
【0069】
一般に、HPSK方式は、QPSKに比べて0°の位相変化及び180°の位相変化を最小化することができるため、出力電力の不均等を平均化し得るという長所があるが、使用されるウォルシュコードが制限的であるため、移動通信システムのチャンネル容量が制限的である。即ち、第1及び第2チャンネルに発生されるウォルシュコードが、一方のチャンネルは偶数順番で、他方のチャンネルは奇数順番の場合、全て0°の位相変化が発生するため、ピーク電力が大きくなり、前記第1及び第2チャンネルから発生されるウォルシュコードが同様に奇数順番または偶数順番の場合は、0°の位相変化及び180°の位相変化が減少して、ピーク電力が小さくなる。
【0070】
従って、本発明に係る移動通信システムにおいては、第1チャンネル及び第2チャンネルから発生されるウォルシュコードを全て偶数または奇数順番の場合と偶数及び奇数順番が混合される場合とに区分して、夫々異なる反復複素数関数を印加してコンプレックス・スクランブリングを行う方法を使用する。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加装置及びその方法においては、第1及び第2ウォルシュコード部から出力されるウォルシュコードの順序に従って、第1セットまたは第2セットの反復複素数関数を選択的に出力してコンプレックス・スクランブリングを行うことで、全てのウォルシュコードを活用することができるため、逆方向チャンネル容量を増加し得るという効果がある。
【0072】
且つ、一定の位相変化によりピーク電力が一定になるため、出力電力の変化が減少し、出力電力増幅器の効率を増加させると共に、低い出力の出力増幅器を利用するように具現し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加装置を示したブロック図である。
【図2】本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加装置の動作説明図である。
【図3】本発明に係る移動通信システムのチャンネル容量増加方法を示したフローチャートである。
【図4】一般のウォルシュコードを示した構成図である。
【図5A】QPSKとHPSK拡散信号の遷移状態を比較して示した図であって、QPSK拡散信号の位相遷移状態を示した図である。
【図5B】QPSKとHPSK拡散信号の遷移状態を比較して示した図であって、HPSK拡散信号の位相遷移状態を示した図である。
【図5C】QPSKとHPSK拡散信号の遷移状態を比較して示した図であって、各位相遷移毎に発生される信号の大きさ変化を示した図である。
【図6】従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置を示したブロック図である。
【図7】一般のコンプレックス・スクランブリングの概念を示した図である。
【図8】従来移動通信システムのチャンネル容量増加装置のコンプレックス・スクランブリングを示した例示図である。
【符号の説明】
11 第1ウォルシュコード部
12 第2ウォルシュコード部
21 第1加算器
22 第2加算器
43 第1合算器
44 第2合算器
61 第1掛け算器
62 第2掛け算器
63 第3掛け算器
64 第4掛け算器
100 ウォルシュコード制御部
110 ウォルシュ回転子
120 回転子制御部
Claims (11)
- 第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードを利用して入力信号を復調する移動通信システムのチャンネル容量増加装置であって、
第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードのセット番号を確認するウォルシュコード制御部と、
複数の反復複素数関数を生成して出力するウォルシュ回転子と、
前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から出力された前記ウォルシュコードのセット番号に従って、前記ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数を選択する回転子制御部とを備え、
前記回転子制御部は、
前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から夫々出力された前記ウォルシュコードのセット番号が全て偶数または奇数の場合、前記ウォルシュ回転子から第1セットの反復複素数関数が出力されるように制御し、
前記各ウォルシュコードのセット番号が偶数と奇数で相異な場合は、前記ウォルシュ回転子から第2セットの反復複素数関数が出力されるように制御することを特徴とする移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 前記ウォルシュコード制御部は、
前記回転子制御部に連結されて、前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から出力される前記ウォルシュコードの状態を伝送することを特徴とする請求項1記載の移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 前記第1セットの反復複素数関数は、
Is={1,1}、Qs={1,−1}であることを特徴とする請求項1記載の移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 前記第2セットの反復複素数関数は、
Is={1,1}、Qs={1,1}であることを特徴とする請求項1記載の移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 第1ウォルシュコード部及び第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードのセット番号を確認するウォルシュコード制御部と、
前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から夫々出力される前記ウォルシュコードと、第1チャンネル経路及び第2チャンネル経路を通して入力されるデータとを夫々足して演算する第1加算器及び第2加算器と、
複数の反復複素数関数を選択的に出力するウォルシュ回転子と、
該ウォルシュ回転子の反復複素数関数と前記第1加算器の複素数データ信号とを掛けて演算する第1掛け算器及び第4掛け算器と、
前記ウォルシュ回転子の反復複素数関数と前記第2加算器の複素数データ信号とを掛けて演算する第2掛け算器及び第3掛け算器と、
前記第1掛け算器と前記第2掛け算器の出力信号を合算してI信号を出力する第1合算器と、
前記第3掛け算器と前記第4掛け算器の出力信号を合算してQ信号を出力する第2合算器と、
前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から出力されたウォルシュコードのセット番号に従って、前記ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数を選択する回転子制御部と、を含んで構成されることを特徴とする移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 前記回転子制御部は、
前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から夫々出力された前記ウォルシュコードの前記セット番号が全て偶数または奇数の場合、Is={1,1}、Qs={1,−1}の反復複素数関数が出力されるように制御することを特徴とする請求項5記載の移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 前記回転子制御部は、
前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から夫々出力された前記ウォルシュコードのセット番号が偶数と奇数で相異な場合、Is={1,1}、Qs={1,1}の反復複素数関数が出力されるように制御することを特徴とする請求項5記載の移動通信システムのチャンネル容量増加装置。 - 請求項1に記載の移動通信システムのチャンネル容量増加装置によるチャンネル容量増加方法であって、
前記ウォルシュコード制御部が、前記第1ウォルシュコード部及び前記第2ウォルシュコード部から夫々出力されるウォルシュコードのセット番号を確認する過程と、
前記回転子制御部が、前記ウォルシュコードのセット番号が全て偶数または奇数であるかを判断する過程と、
前記回転子制御部が、前記ウォルシュコードのセット番号が偶数と奇数の組み合わせで相異に構成されたかを判断する過程と、
前記回転子制御部が、前記各判断する過程の結果によって、前記ウォルシュ回転子から出力される反復複素数関数のセットを選択的に出力するように制御する過程と、を順次行うことを特徴とする移動通信システムのチャンネル容量増加方法。 - 前記選択的に出力するように制御する過程は、
前記ウォルシュコードのセット番号が全て偶数または奇数の場合、前記ウォルシュ回転子から第1セットの反復複素数関数が出力されるように制御する過程と、
前記ウォルシュコードのセット番号が偶数と奇数で相異な場合、前記ウォルシュ回転子から第2セットの反復複素数関数が出力されるように制御する過程とを含むことを特徴とする請求項8記載の移動通信システムのチャンネル容量増加方法。 - 前記第1セットの反復複素数関数は、
Is={1,1}、Qs={1,−1}であることを特徴とする請求項9記載の移動通信システムのチャンネル容量増加方法。 - 前記第2セットの反復複素数関数は、
Is={1,1}、Qs={1,1}であることを特徴とする請求項9記載の移動通信システムのチャンネル容量増加方法。
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