JP3823671B2 - 車両用スパークアレスター付マフラ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、オフロード用オートバイなどの車両用のスパークアレスター付マフラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オートバイのマフラ装置は、通常、外観筒型を呈し、マフラ装置前端にエンジンの排気管を連結して、エンジンから排出された排気ガスをマフラ装置内の複数の排気膨張消音室で消音した後にマフラ後端のテールパイプから外部に放出するようにしている。
そして、オフロードを走行できるようにした種類のオフロード用などの自動二輪車では、スパークアレスターを設けており、このスパークアレスターは、マフラ後部の排気ガス排出口に装着したテールパイプであって、マフラボディ内に位置するテールパイプの前端部に金網製のフィルターを取付けて、排気ガスに火の粉が含まれたときにその火の粉がマフラ外に放出されることを防止したものである。
【0003】
スパークアレスターは例えば、図5に示すように、マフラ筒Aの後端に設けられたテールパイプBが挿着された膨張室内にある前側部分B1に、テールパイプBと同径筒状の金網のフィルターCを取付け、このフィルターCで排気ガスを濾過して火の粉を取除き、火の粉がテールパイプBからマフラ外に放出されるのを防止している。
【0004】
ここで、スパークアレスターは、上記のように金網製のフィルターで排気ガスを濾過して火の粉がマフラ外に飛散することを防止する装置であるが、一般に運転時間が長くなると、該フィルターには煤状のカーボンが堆積しフィルターの網目を詰まらせてしまうため、詰まりがはなはだしい場合はエンジンの出力低下を起こすので定期的な清掃が必要である。
【0005】
従来、マフラのスパークアレスターに関しては、実公昭61−8178号に開示されるように、テールパイプの前端にスパークアレスターを取付けて一体にした状態で、マフラの最終膨張室内に当該テールパイプ前端を位置させたものがある(従来技術1)。また、実公昭64−5049号に開示されるように、エンジンの排気をマフラに導入するエキゾーストパイプのマフラ内開放端、つまり、マフラの前端にスパークアレスターを設けたものがある(従来技術2)。さらには、実開昭62−34111号には、マフラ内に膨張室が二室形成され、テールパイプ前部に繋がるスパークアレスターがこの二室に跨って、配設されたものが開示されている(従来技術3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、スクリーンタイプのアレスターでは、取り外して清掃することがメンテナンス上重要であるが、前記従来技術2では、マフラ前端に設けたスパークアレスターでは、マフラ前端をエキゾーストパイプから取り外さなければ点検・交換することが困難であり、メンテナンス性が低い。また、マフラボディに対してアレスターが小径であれば、前記従来技術1および従来技術3でもメンテナンス性の点で問題は特に生じないが、マフラボディが小径であり、スパークアレスターがマフラボディに対して比較的大径の場合は消音性能との両立が問題となる。
また、特にマフラボディが長く複数の膨張室をマフラボディの長さ方向に持って消音機能を満足させかつスパークアレスターを装着したマフラ装置は従来提案されていなかった。また、自動二輪車においては、ライダーが運転中に乗車姿勢を頻繁に変化することが多い状況を考えると、前記のようにマフラボディが大径化することは、乗車姿勢が制限されて好ましくない。さらには、自動二輪車以外の不正地走行車両などの鞍乗り型車両においても、同様に、マフラボディの大径化は乗車姿勢を制限する問題点がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであって、大径化を要することなくマフラ装置の消音機能を満足できると共に、先端にスパークアレスターを取付けたテールパイプの支持を確保しつつ取り外しを容易にしてスパークアレスターの着脱が簡単かつ掃除が楽でありメンテナンス性の高い車両用スパークアレスター付マフラ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次の構成を有する。
本発明は、車体に沿って延設された、内部にスクリーンタイプのスパークアレスターを備えたエンジン排気消音用のマフラ装置において、筒状のマフラボディ内には、隔壁を挟んで該ボディ後端から先方に向けて第一および第二の排気膨張室を形成し、マフラボディ後端の第一排気膨張室に隔壁を貫通して上流側から排気を流入させる流入管路を挿通し、第一および第二の排気膨張室同士を連通する連通路を前記隔壁を貫通して設け、マフラ内排気を排出するテールパイプをマフラボディ後端部から第一の排気膨張室を通り隔壁を貫通して第二の排気膨張室に挿通させて着脱可能に設け、前記第二の排気膨張室内に位置するテールパイプの先端部に着脱可能であって、マフラ中心とは偏心した位置にアレスター中心を位置させてスパークアレスターを設けたことを特徴とする車両用スパークアレスター付マフラ装置である。
【0009】
本発明によれば、エンジン排気消音用のマフラ装置において、筒状のマフラボディ内には、隔壁を挟んで該ボディ後端から先方に向けて第一および第二の排気膨張室を形成し、マフラボディ後端の第一排気膨張室には隔壁を貫通して流入管路により上流側から排気を流入させ、連通路により第一の排気膨張室から第二の排気膨張室同士に排気を流入させ、この第二の排気膨張室から第一の排気膨張室を貫通したテールパイプにより排気をマフラボディ外に排出するので、上流からの排気は第一および第二の排気膨張室で反転して、膨張し消音されてテールパイプから排出される。したがって、テールパイプの長さを長く取れスパークアレスターの設置個所をマフラボディの後端から奥まった個所にできる。さらに、マフラ内排気を排出するテールパイプをマフラボディ後端部から第一の排気膨張室を通り隔壁を貫通して第二の排気膨張室に挿通させて着脱可能に設け、前記第二の排気膨張室内に位置するテールパイプの先端部に着脱可能とした。テールパイプをメンテナンス時などの必要時にテールパイプを外して、スパークアレスターの点検交換も容易にできる。もちろん、テールパイプ前端に設けたスパークアレスターは、排気ガス中に含まれた火の粉の通過を防ぎ、テールパイプから火の粉が放出されるのを防止する。また、マフラ中心とは偏心した位置にアレスター中心を位置させてスパークアレスターを設けたので、前記流入管と連通路をよけてテールパイプを装着してもその先端にスパークアレスターを余裕を持って設置することができ、マフラボディが太径化することがない。
なお、本発明において、アレスター外周部の隔壁に対応する個所にスペーサを設け、このスペーサにより隔壁の貫通孔内周部に密着させてスパークアレスターをマフラボディ内に抜き差し可能に支持したことが好適である。このようにすれば、テールパイプはスパークアレスター外周のスペーサで隔壁に容易かつ確実に支持できる。また、テールパイプの後端をマフラボディにボルト締着などで固定したものをメンテナンス時に取り外してテールパイプを引っ張ることにより、テールパイプを引き抜くことができ、脱着時の作業性を向上させ得るので、きわめて容易にテールパイプの点検・取替えなどのメンテナンスができる。
本発明において、スペーサは、スパークアレスターの後端部であって、ほぼテールパイプの長さ方向中央に位置して設けたことが好適である。これにより、スペーサを介してテールパイプほぼ中央を隔壁で支持でき、重量バランスが良くかつ支持個所が少なくて済むようにし、分品点数も少なくて済むのでコストを低下できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1ないし図4によって説明する。
図1は本実施形態に係る自動二輪車のエンジンからの排気系の外観説明図、図2はスパークアレスター付マフラ装置の縦断説明図、図3(a),(b)は図2のA−A線,B−B線に沿う横断視説明図、図4はテールパイプを抜いた状態の説明図である。
【0011】
図1に示すように,前記自動二輪車においては、搭載されたエンジン10のシリンダヘッド10aからエキゾーストパイプ12が前方下向きに出てラジエター14の下側を回りこんで右側に曲がり、車体右側に沿って後方に延びる。エキゾーストパイプ12後部がマフラ装置16に接続される。前記マフラ装置16は、内部に金属メッシュからなるスクリーンタイプのスパークアレスター40を備えたエンジン排気消音用のマフラ装置であって、複数の排気膨張室28a、28b、28cを備えたものである。前記マフラ装置16の全体は,筒状で前後に長く、前部は後ろ開きのラッパ状で先が細く、その先部に前記エンジン10からエキゾーストパイプ12を挿入して連結したものである。
【0012】
また、このマフラ装置16の尾端には、図2に示すように,中央の開放した概略盤状の取付け部18が溶着固定され、この取付け部18に後方の絞られた概略漏斗形状のテールフランジ20を重ね合せて、複数本のビスあるいはボルト20aで締着して連結する。
そして、マフラ装置16の外壁部22は,図2に示すように、外カバー22aと内筒22bの二重構造であり、該マフラ装置16の内部では、内筒22b内壁に周縁部が溶着等で固定された複数(実施形態では2枚)の全体概略盆状のバッフルプレート(仕切り板あるいは隔壁)24,26により複数(実施形態では3室)の排気膨張室(後方より順に第一の排気膨張室28a,第二の排気膨張室28b,第三の排気膨張室28c)が形成される。バッフルプレート24は周縁が本体平面から立ち上がって壁状を呈し,この壁状の周縁部分が後方向きになって前記内筒22b内周面に嵌入した状態で溶接などで固定されている。そして、後ろ側のバッフルプレート24には3つの孔30a,30b,30cが、また,前側のバッフルプレート26には一つの孔32が、それぞれ縁の立ち上がった打ち抜き加工(バーリング加工)で形成され、前方に向いている(図2、図3参照)。
【0013】
そして、マフラ装置16においては、エキゾーストパイプ12を通った排気ガスはまず前端の第三の排気膨張室28cに流入する。そして、バッフルプレート26からバッフルプレート24を貫通して(孔32と孔30aを挿通して)、マフラボディ後端の第一の排気膨張室28aに流入パイプ34を挿通させて、該パイプ34を上流側の排気膨張室28cから排気を流入させる流入管路とする。
また、バッフルプレート24には、第一および第二の排気膨張室28a,28b同士を連通する連通パイプ(連通孔でもよい)36を前記バッフルプレート24を貫通して(孔30bを挿通して)固定して設ける。
【0014】
マフラ内排気を排出するテールパイプ38をマフラボディ後端部の取付け部18の孔18aから第一の排気膨張室28aを通りバッフルプレート24を貫通して(孔30cに挿通して)第二の排気膨張室28bに挿通させて着脱可能に設ける。
【0015】
また、前記第二の排気膨張室28b内に位置するテールパイプ38の先端部に着脱可能であって、マフラ中心軸とは偏心した位置にアレスター中心軸を位置させてスパークアレスター40を設けたものである。このスパークアレスター40は、有底筒状を呈して金属メッシュからなるものであり、多数の小孔の開いたテールパイプ40前端部を覆って嵌着されている。
【0016】
また、前記スパークアレスター40外周部の隔壁に対応する個所を取り巻くように、断面で前後に面取りした概略かまぼこ形状に隆起したスペーサ42を一体、または別体に設けている。このスペーサ42により隔壁の貫通孔内周部に摺設・密着させてスパークアレスター40をマフラボディ内に抜き差し可能に支持したものである(図3、図4参照)。この場合、前記スペーサ42は、スパークアレスター40の後端部であって、ほぼテールパイプ38の長さ方向中央に位置して設けたものである。
【0017】
そして、スペーサ42の外径d2は、スパークアレスター40外径d1よりも大径に形成されており、スパークアレスター40とテールパイプ38はスペーサ42を介してバッフルプレート24に支持される。また、テールパイプ38後端はテールフランジ20に溶着などで固定され、取付け部18の孔18aの径よりもスペーサ42径が同じかそれ以下に形成され、図4に示すように、テールパイプ38をマフラ本体から引き抜くときにスペーサ42が引っかからないようになっている。
【0018】
本実施形態のエンジン排気消音用のマフラ装置においては、筒状のマフラボディ内には、バッフルプレート24を挟んで該ボディ後端から先方に向けて第一および第二の排気膨張室28a、28bを形成し、マフラボディ後端の第一排気膨張室28aにはバッフルプレート24を貫通して流入パイプ34により上流側から排気を流入させ、連通パイプ36により第一の排気膨張室28aから第二の排気膨張室28bに排気を流入させ、この第二の排気膨張室28bから第一の排気膨張室28aを貫通したテールパイプ38により排気をマフラボディ外に排出するので、上流からの排気は第一および第二の排気膨張室28a、28bで反転して、膨張し消音されてテールパイプ38から排出される。したがって、テールパイプ38の長さを長く取れスパークアレスター40の設置個所をマフラボディの後端から奥まった個所にできる。
【0019】
さらに、マフラ内排気を排出するテールパイプ38をマフラボディ後端部から第一の排気膨張室28aを通りバッフルプレート24を貫通して第二の排気膨張室28bに挿通させて着脱可能に設け、前記第二の排気膨張室28b内に位置するテールパイプ38の先端部に着脱可能とした。図4に示すように、テールパイプ38をメンテナンス時などの必要時に外して、スパークアレスター40の点検交換も容易にできる。もちろん、テールパイプ38前端に設けたスパークアレスター40は、排気ガス中に含まれた火の粉の通過を防ぎ、テールパイプ38から火の粉が放出されるのを防止する。また、スパークアレスター40をマフラ中心とは偏心した位置にアレスター中心を位置させて設けたので、前記流入パイプ34と連通パイプ36をよけてテールパイプ38を装着してもその先端にスパークアレスター40を余裕を持って設置することができ、マフラボディが太径化することがない。
【0020】
なお、スパークアレスター40外周部の隔壁に対応する個所にスペーサ42を設け、このスペーサ42によりバッフルプレ−ト24の貫通孔30c内周部に密着させてスパークアレスター40をマフラボディ内に抜き差し可能に支持したので、テールパイプ38はスパークアレスター40外周のスペーサ42でバッフルプレート24に容易かつ確実に支持できる。また、テールパイプ38の後端をマフラボディにボルト20aによる締着などで固定したものをメンテナンス時に取り外してテールパイプ38を引っ張ることにより、テールパイプを引き抜くことができ、脱着時の作業性を向上させ得るので、きわめて容易にテールパイプ38の点検・取替えなどのメンテナンスができる。
【0021】
また、スペーサ42は、スパークアレスター42の後端部であって、ほぼテールパイプ38の長さ方向中央に位置して設けたので、スペーサ42を介してテールパイプ38ほぼ中央を隔壁で支持でき、重量バランスが良くかつ支持個所が少なくて済むようにし、分品点数も少なくて済むのでコストを低下できる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は上述のように構成したので、上流からの排気は第一および第二の排気膨張室で反転して、膨張し消音されてテールパイプから排出される。したがって、テールパイプの長さを長く取れスパークアレスターの設置個所をマフラボディの後端から奥まった個所にできる。また、マフラ内排気を排出するテールパイプをマフラボディ後端部から第一の排気膨張室を通り隔壁を貫通して第二の排気膨張室に挿通させて着脱可能に設け、前記第二の排気膨張室内に位置するテールパイプの先端部にスパークアレスターを着脱可能としたとしたと共に、テールパイプをメンテナンス時などの必要時に外して、スパークアレスターの点検交換も容易にできる。もちろん、テールパイプ前端に設けたスパークアレスターは、排気ガス中に含まれた火の粉の通過を防ぎ、テールパイプから火の粉が放出されるのを防止する。また、スパークアレスターをマフラ中心とは偏心した位置にアレスター中心を位置させてスパークアレスターを設けたので、前記流入管と連通管をよけてテールパイプを装着してもその先端にスパークアレスターを余裕を持って設置することができ、マフラボディが太径化することがない。
【0023】
なお、本発明において、アレスター外周部の隔壁に対応する個所にスペーサを設け、このスペーサにより隔壁の貫通孔内周部に密着させてスパークアレスターをマフラボディ内に抜き差し可能に支持すれば、テールパイプはスパークアレスター外周のスペーサで隔壁に容易かつ確実に支持できる。また、テールパイプの後端をマフラボディにボルト締着などで固定したものをメンテナンス時に取り外してテールパイプを引っ張ることにより、テールパイプを引き抜くことができ、脱着時の作業性を向上させ得るので、きわめて容易にテールパイプの点検・取替えなどのメンテナンスができる。
【0024】
本発明において、スペーサは、スパークアレスターの後端部であって、ほぼテールパイプの長さ方向中央に位置して設けたものにすれば、スペーサを介してテールパイプほぼ中央を隔壁で支持でき、重量バランスが良くかつ支持個所が少なくて済むようにし、分品点数も少なくて済むのでコストを低下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る自動二輪車のエンジンからの排気系の外観説明図である。
【図2】スパークアレスター付マフラ装置の縦断説明図である。
【図3】(a),(b)は図2のA−A線,B−B線に沿う横断視説明図である。
【図4】テールパイプを抜いた状態の説明図である。
【図5】従来の一例を示す縦断略図である。
【符号の説明】
16 マフラ装置
18 取付け部
24,26 バッフルプレート
28a,28b,28c 排気膨張室
30a,30b,30c バッフルプレートの貫通孔
32 バッフルプレートの貫通孔
34 流入パイプ
36 連通パイプ
38 テールパイプ
40 スパークアレスター
42 スペーサ
Claims (3)
- 内部にスクリーンタイプのスパークアレスターを備えたエンジン排気消音用のマフラ装置において、
筒状のマフラボディ内には、隔壁を挟んで該ボディ後端から先方に向けて第一および第二の排気膨張室を形成し、
マフラボディ後端の第一排気膨張室に隔壁を貫通して上流側から排気を流入させる流入管路を挿通し、
第一および第二の排気膨張室同士を連通する連通路を前記隔壁を貫通して設け、
マフラ内排気を排出するテールパイプをマフラボディ後端部から第一の排気膨張室を通り隔壁を貫通して第二の排気膨張室に挿通させて着脱可能に設け、
前記第二の排気膨張室内に位置するテールパイプの先端部に着脱可能であって、マフラ中心とは偏心した位置にアレスター中心を位置させてスパークアレスターを設けたことを特徴とする車両用スパークアレスター付マフラ装置。 - アレスター外周部の隔壁に対応する個所にスペーサを設け、このスペーサにより隔壁の貫通孔内周部に密着させてスパークアレスターをマフラボディ内に抜き差し可能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の車両用スパークアレスター付マフラ装置。
- スペーサは、スパークアレスターの後端部であって、ほぼテールパイプの長さ方向中央に位置して設けたことを特徴とする請求項2に記載の車両用スパークアレスター付マフラ装置。
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