JP3818519B2 - アースドリル用掘削具 - Google Patents
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Description
本発明は、アースドリルのケリーバに取付けられて玉石、転石またはコンクリート底盤等の掘削を行う掘削具に関する。
背景技術
アースドリルによる掘削は、円錐形の底蓋に設けたカッタにより縦穴底面を掘削しながらバケットに掘削土砂を取り込んで掘削を行うものである。このため、通常、N値で表示される地層の掘削には向いている。しかし、玉石、転石等ドリリングバケットに収納できない大きさの石の掘削やコンクリート底盤掘削等のいわゆる障害掘削には不向きである。掘削中にそのような地層に当った場合は、ハンマグラブバケットを別クレーンで準備し、玉石を除去したり、あるいはオールケーシング機を投入して対応する等の段取り替えが必要であった。
本発明者等は、このような問題点を解決する手段として、特開平11−141261号において、前記底蓋を有するアースドリル用ドリリングバケットの代わりにケリーバに着け替え可能な円筒形のバケットと、その円形掘削溝の近傍に小穴を設けて掘削屑の落下を行わせるスクリューロッド型の掘削具とを備えたものを提案した。
しかし、前記特開平11−141261号に記載のように円筒形バケットを用いたものは、掘削された円形底盤や岩石等を引き上げる必要がある場合、何らかの別の引き上げ手段が必要になるという問題点があった。
そこで、本発明者等は、特開2001−90465号において、アースドリルにより底盤、玉石、転石等の障害掘削において、掘削したものを地上に引上げることが可能となるアースドリル用掘削具を提案した。
前記公報に記載の掘削具は、ケリーバに上端が接続されるインナー部材と、アウター部材と、インナー部材とアウター部材との間に設けられたセカンド部材とからなる。そしてこれらの部材は相対的に上下動可能に組み合わされる。また、前記アウター部材には、下端に掘削爪を有する下面開口の円筒形バケットが取付けられる。また、前記アウター部材には、前記円筒形バケット内に収容されて前記円筒形バケットにより掘削された掘削物を掴む一対のシェルからなる開閉式バケットが設けられる。
前記開閉式バケットの開閉のため、セカンド部材の下端部は開閉式バケットのシェルに連結される。そして、セカンド部材がアウター部材に対して相対的に上がることにより開閉式バケットが閉じ、相対的に下がることにより開く構造を有する。すなわち、インナー部材とセカンド部材との間を第1の油圧シリンダにより接続し、セカンド部材と前記開閉式バケットとの間に第2の油圧シリンダを設ける。そして、ケリーバの引き上げによって第1の油圧シリンダが伸びると、それにより生じた圧油が第2の油圧シリンダに供給されて第2の油圧シリンダを伸ばす。これによりセカンド部材をアウター部材に対して引き上げ、その結果アウター部材に取付けられた開閉式バケットが閉じて土砂を取り込むように構成される。
この掘削具は、地上において、コッタによりインナー部材とセカンド部材とアウター部材とを最も縮めた状態に保持して縦穴の底に下ろすと、自動的にコッタによる各部材間の拘束が解かれ、伸長可能となるように構成される。そして、ケリーバを回転させると、インナー部材、セカンド部材、アウター部材と共に、円筒形バケットと開閉式バケットも回転して掘削が行われる。所定の深さに掘削を行った後、ケリーバを引き上げると、アウター部材は円筒形バケットや開閉式バケット等の自重によって縦穴の底部に留まり、インナー部材がケリーバと共に引き上げられる。このため、前述の動作によりセカンド部材にシェルが連結されている開閉式バケットが閉じ、掘削された土砂の取り込みが行われる。開閉式バケットが閉じた後は、アウター部材も円筒形バケットや開閉式バケットと共に地上に引き上げられる。そして、地上において、地面に円筒形バケットを着地してケリーバを下げると、第1の油圧シリンダが縮み、これにより生じた圧油により第2の油圧シリンダも縮み、セカンド部材も下がるので、開閉式バケットが開き、地上に排土される。
発明の開示
前記した特開2001−90465号に記載のアースドリル用掘削具には次のような問題点がある。
(1)この掘削具において、開閉式バケットが開いた状態で円筒形バケットを掘削面に着地し、ケリーバを押し下げることにより、掘削具の自重にケリーバの押し付け力が加わった荷重をかけた状態で掘削することができる。しかしながら、開閉式バケットを開いた状態で掘削面にかけることができる荷重は、掘削具の荷重以上となり、掘削具未満の荷重からなる押し付け力はかけられない。なぜならば、掘削具を縦穴の底部に下ろすと、アウター部材に取付けたコッタがセカンド部材の孔やインナー部材の孔から自動的に外れ、この状態からケリーバを引き上げると、インナー部材がセカンド部材に対して引き上げられ、セカンド部材もアウター部材に対して引き上げられ、開閉式バケットが閉じるからである。
このため、駆動力の小さなアースドリルで大径の円筒形バケットを回転させて掘削を行なおうとすると、掘削面との抵抗の増加や大きな掘削具の自重等により、大きな掘削トルクが必要となり、掘削が困難になる場合があるという問題点がある。
(2)また、前記押し付け力を掘削具の自重未満に制御できないため、アウター部材の下端に取付けられたカッターの破損を招く原因ともなっていた。
(3)前記特開2001−90465号には、1つの実施の形態として、下記の構成のものが開示されている。すなわち掘削具が最も縮んだ状態において、インナー部材の外周に設けた突起が、セカンド部材の筒部に設けた切欠に係合することにより、各部材間の相対上下動を不能として、開閉式バケットが開いた状態で引き上げ可能としたものである。しかしこの構成によると、比較的大きな岩石等の地中障害物がある場合、シェルをある程度閉じることにより、シェルで地中障害物を掴んで回転させる等の方法によって地中障害物を除去することができないという問題点がある。
本発明の目的は、円筒形バケット内に開閉式バケットを有し、かつケリーバの引き上げ力を利用して開閉式バケットを閉じるアースドリル用掘削具において、掘削具の荷重より小さな荷重をかけた状態で掘削を行うことができ、もって駆動力の小さなアースドリルによって比較的大きな掘削具による掘削が可能になると共に、開閉式バケットをある程度閉じて回転させることにより、地中障害物の除去が可能となるアースドリル用掘削具を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明によるアースドリル用掘削具は、ケリーバに連結される筒状のインナー部材と、前記インナー部材の外側に昇降自在に嵌合される筒状のセカンド部材と、前記セカンド部材の外側に昇降自在に嵌合されるアウター部材とを有し、前記アウター部材には円筒形バケットとその中の開閉式バケットとが取付けられ、前記インナー部材と前記セカンド部材との間に第1の油圧シリンダが取付けられ、前記セカンド部材と前記開閉式バケットのシェルとの間に前記第1の油圧シリンダからの圧油により伸縮する第2の油圧シリンダが取付けられ、前記インナー部材とアウター部材との間に係止機構を有し、前記係止機構は、インナー部材の外周に設けた係止体と、アウター部材の上部に設けられた係止体受け部とからなり、前記インナー部材と前記アウター部材とが一定の相対回動角度にあるとき、前記係止体受け部に前記係止体を通すことが可能であり、掘削具が最縮状態にあるときにインナー部材を正転方向に回すことにより、前記係止体が前記係止体受け部に係止されてインナー部材とアウター部材との相対的上下動を禁止する構成とし、前記インナー部材の外周に設けた突起を、セカンド部材の内周に縦方向に設けたガイドレールに上下動自在に嵌合し、かつ掘削具の最縮状態においてインナー部材のセカンド部材に対する正転方向の所定範囲について回動を許容する構成を有することを特徴とする。
このように、掘削具の最縮状態においてインナー部材とアウター部材との相対的上下動を禁止する係止機構を設けたので、掘削時にケリーバにある程度引き上げ方向の力を作用させて正転方向すなわち掘削方向に回転させることにより、掘削具の荷重より小さい荷重を円筒形バケットから掘削面に作用させた状態で掘削を行うことができる。従って、比較的大きな掘削具を小さなアースドリルで回転駆動して掘削を行う場合でも、駆動力不足を生じることなく、掘削を行うことができる。また、状況に応じて、小さな押し付け力で好適な掘削を行うことができる。
また、縦穴底部において、開閉式バケットを閉じ方向に作用させたが引き上げ反力が大きすぎた場合に、インナー部材を再度下ろしてケリーバを正転方向に所定角度回して係止体を係止体受け部に係止させることにより、開閉式バケットを開いたままで引き上げることができる。このため、掘削具を地下から出すことができなくなる事態の発生が防止される。
また、インナー部材をセカンド部材やアウター部材に対してある程度引き上げた状態、すなわち開閉式バケットが閉じ過程にある状態において、ケリーバと共にインナー部材を回転させると、セカンド部材およびアウター部材も連動して正逆方向に回転させることができるので、地中障害物を開閉式バケットで把持した状態で回転させることにより、地中障害物を従来より容易に除去することが可能となる。
(2)また、本発明のアースドリル用掘削具において、好ましくは、インナー部材は円筒部をなしてその上部に前記係止体を有し、前記係止体は、前記円筒部より直径の大きい円板部から外方に一体に突出して設けられた突出部を有し、前記係止体受け部は、前記係止体とほぼ同形状で係止体よりやや大きい係止体通過部を有する板により構成する。
このように、係止体および係止体受け部を円筒部よりサイズの大きな板によって構成することにより、係止体と係止体受け部との係止状態において、広い面積で両者が当接し、大きな荷重が受けられる。
(3)また、本発明のアースドリル用掘削具において、好ましくは、前記インナー部材は円筒部を有し、前記円筒部は、その外周面を前記セカンド部材内の角筒部のコーナー部に設けた前記ガイドレールと、前記角筒部の内面に設けた振れ止めレールに当接する構造とする。
このように、円筒状のインナー部材の外周面をガイドレールおよび振れ止めレールに当接させることにより、セカンド部材やアウター部材に対してインナー部材が芯ずれを起こすことなく、係止体を係止体受け部の係止体通過部に円滑に通過することができる。
(4)また、本発明のアースドリル用掘削具において、好ましくは、前記第1の油圧シリンダと前記第2の油圧シリンダとの間の油圧閉回路に、両油圧シリンダ間の給排油量の整合をとる第3の油圧シリンダを備える。
このようなダミーの第3の油圧シリンダを設ければ、アキュムレータ等の掘削具への搭載が必要なくなると共に、油圧シリンダのボトム室側を上にした構成が採用でき、油圧ホースではなく、鋼管による油圧配管による油圧閉回路の構成が可能となる。
発明を実施するための最良の形態
図1は本発明による掘削具を備えたアースドリルの一実施の形態を示す側面図である。図1に示すように、アースドリル本体50にブーム51が起伏装置52により起伏自在に取付けられ、アースドリル本体50の前部にフロントフレーム53が起伏装置54により起伏自在に取付けられる。フロントフレーム53の頂部にはケリーバ1を上下動可能に貫挿しかつ回転させるケリードライブ装置56が設置される。ケリーバ1はアースドリル本体50に搭載した巻上ウインチ57により巻取り繰出しされる巻上ロープ58にスイベルジョイント59を介して支持される。ケリーバ1は通常は3本以上の大小のパイプを上下動自在にかつ相互回転不能に嵌合してなるもので、最も内側のパイプにドリリングバケットが連結される。2は本発明により設けた掘削具であり、ケリーバ1に通常取付けられる前記ドリリングバケットの代わりに障害掘削のために着脱自在に取付けられたものである。
図2は前記掘削具2を最縮状態、すなわち開閉式バケットの開き状態で示す側面図、図3は前記掘削具2を最伸状態、すなわち開閉式バケットが閉じた状態で示す側面断面図、図4、図5はそれぞれ図2、図3の上面を示す平面図、図6は図2のE−E部分断面図、図7は開閉式バケットの開閉駆動装置を構成する油圧シリンダの構成図である。
図2〜図7において、3は前記ケリーバ1にピン4(図1参照)により着脱自在に連結されるインナー部材、5は前記インナー部材3の外側に昇降自在に嵌合されるセカンド部材、6はセカンド部材の外側に昇降自在に嵌合されるアウター部材である。前記アウター部材6には円筒形バケット7が取付けられ、前記円筒形バケット7内に開閉式バケット8が取付けられる。
図8は前記アウター部材6の側面図、図9はその正面図、図10はアウター部材6の上面を示す平面図、図11、図12はそれぞれ図8のF−F断面図、G−G断面図である。
図8、図9、図11に示すように、アウター部材6は中心に一部側面が切除された角筒部6iを有する。角筒部6iの前後面には平行板状の取付け板6aを固着してその下部に前記円筒形バケット7を固着してなる。図2、図3に示すように、円筒形バケット7の下端には複数個の掘削爪7aが周方向に配設される。
図2、図3に示すように、インナー部材3内には第1の油圧シリンダ9が収容され、そのピストンロッドがピン10によりインナー部材3に連結され、ボトム側がセカンド部材5にピン11により連結される。
図13は前記セカンド部材5の正面図、図14はその底面図、図15はその側面図、図16はその平面図である。図13〜図15において、5nはセカンド部材5の中心に設けた角筒部であり、前記角筒部がアウター部材6の角筒部6i内に相対回転不能に、かつ上下動可能に嵌合される。5aは前記ピン11を挿着するためにセカンド部材5に設けたピン孔を示す。前記第1の油圧シリンダ9は、ケリーバ1と共にインナー部材3が引き上げられることによりセカンド部材5に対して伸長にすることにより伸びて、開閉式バケット8の開閉用の第2の油圧シリンダ12に圧油を供給するものである。
第2の油圧シリンダ12は、セカンド部材5の角筒部5nの前後に設けたブラケット5b(図13〜図15参照)とアウター部材6の前後に設けた円筒形バケット取付け用の平行板部6aに設けたブラケット6j(図12参照)に、それぞれピン13、14により連結して取付けられる。図13〜図15の5c、図8、図12の6cはそれぞれピン13、14を挿着するピン孔である。
図13〜図15に示すように、セカンド部材5の角筒部5nの左右には、取付け板5dが固着される。これらの取付け板5aの先端にはブラケット5fが取付けられる。各ブラケット5fには、開閉式バケット8のシェル8aの上部内側の枢着部をピン15(図2、図3参照)により回動自在に連結するピン孔5eを有する。
図2、図3に示すように、前記アウター部材6のブラケット6bとシェル8aの中央部との間は、それぞれリンク16およびピン17、19により回動自在に連結される。図8、図9、図12の6dはピン17を挿着するピン孔である。
図7に示すように、前記第1の油圧シリンダ9と前記第2の油圧シリンダ12との間の一方の油圧回路には、第3の油圧シリンダ20が設けられる。前記第3の油圧シリンダ20は、両油圧シリンダ9、12間の給排油量の整合をとるダミーの油圧シリンダである。このような第3の油圧シリンダ20を備えることにより、アキュムレータ等を掘削具に搭載する必要なくなる。また、第1の油圧シリンダ9のピストンロッド側を上にし、第2の油圧シリンダ12のボトム室側を上にした構成が採用でき、油圧ホースではなく、鋼管による油圧配管による油圧閉回路の構成が可能となる。前記第3の油圧シリンダ20は、図2、図4、図5、図8、図9、図11に示すように、前記アウター部材6の平行板状のリブ6eに設けられたブラケット6hに上端をピン付けして取付けられる。
図6に示すように、前記インナー部材3は第1部材3Aと第2部材3Bとからなる。図17ないし図19は第1部材3Aを示しており、前記第1部材3Aは円筒部3cの上部に円筒部3cより大きな円板状の係止体3dを有する。前記係止体3dは外周方向に突出した複数の突出部3eを有する。前記係止体3dの上には角筒状のケリーバ1との連結部3fを有し、前記連結部3fにはケリーバ1に取付けるための前記ピン4を通すピン孔3gを有する。
図20ないし図22は第2部材3Bを示しており、前記第2部材3Bは円筒部3hの頂部に、前記係止体3dと同形状の突出部3iを有し、かつ円筒部3hより大きな円板状をなすの係止体3jを有する。また、円筒部3h内には前記第1の油圧シリンダ9のピン10の接続具22を支持する円筒体23を固定する。図3、図6に示すように、前記第1部材3Aと第2部材3Bとは円筒部3c、3hどうしを嵌合して固定具24により固定する。また、図2〜図5に示すように、係止体3d、3jを、突出部3e、3iが同一位置で重なるように重ねて固定具25により相互に固定する。
図21、図22に示すように、第2部材3Bの下部には、対向する2箇所に突起3kを設ける。一方、セカンド部材5の円筒部5nには、図23、図24に示すように、その対向する2つのコーナー部に、それぞれ2本ずつのロッド5h、5iからなる縦方向のガイドレール5jを設ける。また、セカンド部材5の円筒部5nの内面には、インナー部材3の円筒部3hの外周面をガイドレール5jと共に当接させる振れ止めレール5pを設ける。また、セカンド部材また、セカンド部材5の対向する2側面には、前記突起3kを嵌める開口部5kを設け、前記開口部5kにはその縁に沿ってストッパ5mを設ける。図23に示すように、2本のロッド5h、5iのうち、開口部5kに近い方のロッド5hの下端は、開口部5kの上辺にほぼ等しい高さH1に位置し、遠い方のロッド5iの下端は、開口部5kの下辺にほぼ等しい高さH2に位置する。
図4、図5、図10に示すように、アウター部材6の頂部には、前記インナー部材の係止体3d、3jの形状とほぼ同形でサイズがやや大きな係止体通過部6gを設けた板状の係止体受け部6fを有する。係止体通過部6gには前記突出部3e、3iに対応する凹部6j(溝でもよい)を有する。インナー部材3の突起3kが前記ガイドレール5jに嵌合されている状態では、図5に示すように、係止体3d、3jの突出部3e、3iは係止体通過部6gの凹部6jに対応する位置にあるので、係止体3d、3jは係止体通過部6gを通過することができる。ここで、インナー部材3の円筒部3hの外周面をガイドレール5jおよび振れ止めレール5pに当接させているので、セカンド部材5やアウター部材6に対してインナー部材3が芯ずれを起こすことなく、その結果、がたが無く、係止体3d、3jを係止体通過部6gに円滑に通過させることができる。
インナー部材3がアウター部材6に対して最も低い位置、すなわち掘削具が最縮状態にあるときは、図23に示すように、インナー部材3の突起3kはロッド5hの下端よりも下に位置するので、インナー部材3をケリーバ1と共に正転(掘削方向に回転)させると、セカンド部材5、アウター部材6に対してインナー部材3が正転し、突起3kが開口部5kより出てストッパ5mに当接する。このようにインナー部材3を正転させると、図4に示すように、係止体3d、3jの突出部3e、3iが係止体受け部6fに係止され、ケリーバ1を引き上げると、インナー部材3と共にアウター部材6を引き上げることができる。ここで、係止体3d、3jおよび係止体受け部6fを円筒部3c、3hよりサイズの大きな板によって構成することにより、係止体3d、3jと係止体受け部6fとの係止状態において、広い面積で両者が当接し、大きな荷重が受けられる。
次にこの掘削具の使用について説明する。地上において排土した状態では開閉式バケット8は開いた状態であり、その状態から円筒形バケット7が着地した状態でケリーバ1を正転させると、図4に示すように、係止体3d、3jが係止体受け部6fに係止された状態となる。この状態で縦穴30(図1参照)内にこの掘削具2を吊り込む。
掘削具2の円筒形バケット7が縦穴30の底面に着地すると、ケリードライブ装置56を作動させてケリーバ1を介して掘削具2を正転させる。これにより、インナー部材3の突起3kはセカンド部材5のストッパ5mに当接した状態となる。また、係止体3d、3jの突出部3e、3iはアウター部材6の係止体受け部6fに係止される。この状態でケリーバ1の回転力は円筒形バケット7に伝達されてこれが回転し、底盤、玉石あるいは転石等が円筒形バケット7により掘削される。
このような掘削状態において、巻上ウインチ57を若干引き上げ方向に作動させることにより、ケリーバ1にある程度引き上げ方向の力を作用させて正転方向すなわち掘削方向に回転させれば、掘削具2の荷重より小さい荷重を掘削面に作用させた状態で掘削を行うことができる。従って、比較的大きな掘削具2を小さなアースドリルで回転駆動して掘削を行う場合でも、小さな押し付け力で掘削を行うことができ、その結果、駆動力不足を生じることなく、掘削を行うことができる。また、掘削反力が大きすぎる場合、好適な押し付け力で掘削を行うことができる。勿論、状況に応じて、ケリードライブ装置56に備えた押し付け装置(図示せず)によりケリーバ1を下方向に押し付けて掘削具2等の荷重以上の押し付け力で掘削することも可能である。
円筒形バケット7による掘削が進行し、開閉式バケット8によって取り込むに好適な量の掘削屑が円筒形バケット7内に蓄積したら、ケリーバ1と共にインナー部材3を逆転させる。この逆転により、インナー部材3の突起3kは、図25、図26に示すように、ガイドレール5jを構成する一方のロッド5iに当接する。
次に図25、図26の状態からケリーバ1と共にインナー部材3を引き上げる。この場合、セカンド部材5にアウター部材6、円筒形バケット7、開閉式バケット8の荷重がかかっているために、まず、第1の油圧シリンダ9が伸長する。このように第1の油圧シリンダ9が伸長すると、図7において、第1の油圧シリンダ9のロッド室aの油が圧縮されて圧油となり、矢印で示すように第2の油圧シリンダ12の上部のボトムb室に入る。また、第2の油圧シリンダ12のロッド室cの油は第3の油圧シリンダ20のロッド室dに入り、第3の油圧シリンダ20のボトム室eの油は第1の油圧シリンダ9のボトム室fに入る。
このような油の流れにより、第2の油圧シリンダ12が伸長し、これに伴い、セカンド部材5も上昇する。このため、セカンド部材5に固着されたブラケット5fにピン15により連結されたシェル8aの対向端が持ち上げられ、図3に示すように開閉式バケット8が閉じ、掘削屑を掴む。なお、底盤の場合には、円盤状に掘削された底盤の周囲を掴む状態となり、閉じる度合いは小さくなる。
このように、ケリーバ1の引き上げ力を開閉式バケット8の閉じ力として利用することができ、巻上ウインチ57の巻上げ力を用いた強力な閉じ力が得られる。
ここで、第2の油圧シリンダ12と第3の油圧シリンダ20は、第1の油圧シリンダ9のロッド室aとボトム室fとの間の断面積の差に基づく油の給排量の差を補うブースタの役目を果たすので、アキュムレータを要することなく、閉じ回路が構成できる。
このようにして掘削屑を開閉式バケット8により掴んだ後、巻上ウインチ57によりケリーバ1を掘削具2と共に引き上げる。そして、掘削具2を地上に引き上げ、地面に着地させた後、ケリーバ1を下げると、図7において、油は矢印と逆方向に流れ、図2に示すように、第1の油圧シリンダ9が収縮し、これにより第2の油圧シリンダ12が収縮して開閉式バケット8が開き、開閉式バケット8により掴まれた掘削屑を排出することができる。
前記動作中、縦穴底部において、開閉式バケット8を閉じ方向に作用させたが引き上げ反力が大きすぎた場合に、インナー部材3を再度下ろしてケリーバを正転方向に所定角度回して係止体3d、3jを係止体受け部6fに係止させることにより、開閉式バケット8を開いたままで引き上げることができる。このため、掘削具を地下から出すことができなくなる事態の発生が防止される。
また、図27、図28に示すように、インナー部材3をセカンド部材5やアウター部材6に対してある程度引き上げた状態、すなわち開閉式バケット8が閉じ過程にある状態では、インナー部材3の突起3kがガイドレール5jのロッド5h、5i間に挟まった状態となる。この状態では、ケリーバ1と共にインナー部材3を回転させると、セカンド部材5およびアウター部材6も連動して正逆方向に回転させることができる。このため、地中障害物を開閉式バケット8で把持した状態で回転させることにより、地中障害物を従来より容易に除去することが可能となる。
本発明は、特開2001−90465号公報に記載のように、円筒形バケット7の下端部に掘削爪を有する円筒形の継ぎ足し式掘削具がボルト等の固定具により着脱自在に取付ける構造も採用できる。このような構造とすれば、種々の高さ、掘削爪を持った継ぎ足し式掘削具を準備しておいて掘削現場に適した深さ、機能を持った掘削具を選択することにより、最適な掘削が行える。
また、本発明を実施する場合、例えば第2の油圧シリンダ12の上下を逆転させて第3の油圧シリンダ20を省略することができる。また、アースドリルは、リーダに沿ってケリードライブ装置を昇降させる構成とすることもできる。また、インナー部材3は2重円筒形ではなく、1重の円筒形のものでもよい。
産業上の利用可能性
本発明によれば、円筒形バケット内に開閉式バケットを有し、かつケリーバの引き上げ力を利用して開閉式バケットを閉じるアースドリル用掘削具において、掘削具の最縮状態でインナー部材の係止体をアウター部材の係止体受け部に係止させることができるため、荷重より小さな荷重をかけた状態で掘削を行うことができる。このため、駆動力の小さなアースドリルによって比較的大きなバケットによる掘削が可能になる。また、状況に応じて、小さな押し付け力で好適な掘削を行うことができる。また、セカンド部材にガイドレールを設け、このガイドレールにインナー部材の外周の突起を上下動自在に係合させる構成としてので、開閉式バケットをある程度閉じて回転させることができ、これにより、状況に応じた地中障害物の除去が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明による掘削具を備えたアースドリルの一実施の形態を示す側面図である。
図2は図1の掘削具を最縮状態で示す側面図である。
図3は図2の掘削具を最伸状態で示す側面断面図である。
図4は図2の上面を示す平面図である。
図5は図3の上面を示す平面図である。
図6は図2のE−E部分断面図である。
図7は本実施の形態の開閉式バケットの開閉駆動装置を構成する油圧シリンダの構成図である。
図8は本実施の形態のアウター部材の側面図である。
図9は図8の正面図である。
図10は本実施の形態のアウター部材の上面を示す平面図である。
図11、図12はそれぞれ図8のF−F断面図、G−G断面図である。
図13は本実施の形態のセカンド部材を示す正面図である。
図14は図13の底面図である。
図15は本実施の形態のセカンド部材を示す側面図である。
図16は図15のD−D断面図である。
図17は本実施の形態のインナー部材の第1部材を示す平面図である。
図18は図17の第1部材の半断面側面図である。
図19は図18のH−H断面図である。
図20は本実施の形態のインナー部材の第2部材を示す平面図である。
図21は図20の第1部材の側面図である。
図22は図20の底面図である。
図23は本実施の形態の掘削具の最縮状態における正転時のインナー部材とセカンド部材との組み合わせ構造を示す側面図である。
図24は図23のI−I断面図である。
図25は本実施の形態の掘削具の最縮状態における逆転時のインナー部材とセカンド部材との組み合わせ構造を示す側面図である。
図26は図25のI−I断面図である。
図27は本実施の形態の掘削具において、開閉式バケットが半とじ状態にあるときのインナー部材とセカンド部材との組み合わせ構造を示す側面図である。
図28は図27のK−K断面図である。
Claims (4)
- ケリーバ(1)に連結される筒状のインナー部材(3)と、前記インナー部材(3)の外側に昇降自在に嵌合される筒状のセカンド部材(5)と、前記セカンド部材(5)の外側に昇降自在に嵌合されるアウター部材(6)とを有し、
前記アウター部材(6)には円筒形バケット(7)とその中の開閉式バケット(8)とが取付けられ、
前記インナー部材(6)と前記セカンド部材(5)との間に第1の油圧シリンダ(9)が取付けられ、前記セカンド部材(5)と前記開閉式バケット(8)のシェル(8a)との間に前記第1の油圧シリンダ(9)からの圧油により伸縮する第2の油圧シリンダ(12)が取付けられ、
前記インナー部材(3)とアウター部材(5)との間に係止機構を有し、前記係止機構は、インナー部材(3)の外周に設けた係止体(3d、3j)と、アウター部材(6)の上部に設けられた係止体受け部(6f)とからなり、前記インナー部材(3)と前記アウター部材(6)とが一定の相対回動角度にあるとき、前記係止体受け部(6f)に前記係止体(3d、3j)を通すことが可能であり、掘削具(2)が最縮状態にあるときにインナー部材(3)を正転方向に回すことにより、前記係止体(3d、3j)が前記係止体受け部(6f)に係止されてインナー部材(3)とアウター部材(6)との相対的上下動を禁止する構成とし、
前記インナー部材(3)の外周に設けた突起(3k)を、セカンド部材(5)の内周に縦方向に設けたガイドレール(5j)に上下動自在に嵌合し、かつ掘削具(2)の最縮状態においてインナー部材(3)のセカンド部材(5)に対する正転方向の所定範囲について回動を許容する構成を有することを特徴とするアースドリル用掘削具。 - 請求項1に記載のアースドリル用掘削具(2)において、前記インナー部材(3)は円筒部(3c、3h)の上部に前記係止体(3d、3j)を有し、
前記係止体(3d、3j)は、前記円筒部(3c、3h)より直径の大きい円板部から外方に一体に突出して設けられた突出部(3e、3i)を有し、
前記係止体受け部(6f)は、前記係止体(3d、3j)とほぼ同形状で係止体(3d、3j)よりやや大きい係止体通過部(6g)を有する板により構成することを特徴とするアースドリル用掘削具。 - 請求項1または2に記載のアースドリル用掘削具(2)において、前記インナー部材(3)は円筒部(3h)を有し、
前記円筒部(3h)は、その外周面を前記セカンド部材(5)内の角筒部(5n)のコーナー部に設けた前記ガイドレール(5j)と、前記角筒部(5n)の内面に設けた振れ止めレール(5p)に当接することを特徴とするアースドリル用掘削具。 - 請求項1から3までのいずれかに記載のアースドリル用掘削具(2)において、前記第1の油圧シリンダ(9)と前記第2の油圧シリンダ(12)との間の油圧閉回路に、両油圧シリンダ(9、12)間の給排油量の整合をとる第3の油圧シリンダ(20)を備えることを特徴とするアースドリル用掘削具。
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