[go: up one dir, main page]

JP3817385B2 - マウスポインタの表示方法 - Google Patents

マウスポインタの表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3817385B2
JP3817385B2 JP6507099A JP6507099A JP3817385B2 JP 3817385 B2 JP3817385 B2 JP 3817385B2 JP 6507099 A JP6507099 A JP 6507099A JP 6507099 A JP6507099 A JP 6507099A JP 3817385 B2 JP3817385 B2 JP 3817385B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
mouse pointer
mouse
external force
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6507099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000259316A (ja
Inventor
英 俊 森
田 覚 山
田 英 喜 柴
ステイブン・シー・アイデイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP6507099A priority Critical patent/JP3817385B2/ja
Priority to TW088118802A priority patent/TW473687B/zh
Priority to DE10005383A priority patent/DE10005383A1/de
Priority to CN00102323A priority patent/CN1124543C/zh
Priority to KR1020000010105A priority patent/KR100333787B1/ko
Priority to US09/522,285 priority patent/US6392676B1/en
Publication of JP2000259316A publication Critical patent/JP2000259316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3817385B2 publication Critical patent/JP3817385B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/22Hinges
    • G02C5/2218Resilient hinges
    • G02C5/2227Resilient hinges comprising a fixed hinge member and a coil spring
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/146Side-members having special front end
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03543Mice or pucks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0489Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using dedicated keyboard keys or combinations thereof
    • G06F3/04892Arrangements for controlling cursor position based on codes indicative of cursor displacements from one discrete location to another, e.g. using cursor control keys associated to different directions or using the tab key

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マウスポインタの表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ画面上で位置指定を行なう際に、ポインティング・デバイスを用いる。最もよく使われているポインティング・デバイスは、マウスである。その理由は、マウスは、小型、軽量、および操作性が良好なので、オペレーティング・システム(OS)やアプリケーション・プログラムをGUI(graphical user interface)操作するのに適しているからである。
【0003】
ところで、インターネットの爆発的な普及と共に、情報量も日を追って飛躍的に増大している。その結果、インターネット・ユーザは、大量の情報を短時間に処理しなければならない状況に置かれている。この状況を改善するために、マウスの機能が強化されるようになった。
【0004】
機能強化されたマウスの一例を図5に示す。図5(a)は上面図、図5(b)は側面図である。マウス1は、本体2、この本体2の一部に形成さた左ボタン3、右ボタン4、および本体2の底面に突出するボール5から成る。ここまでは従来のマウスと同じである。機能強化されたマウス1は、左ボタン3と右ボタン4との間にホイール6が設けられている。ホイール6は、指で操作することができるほど小さな円板である。このホイール6は、指により前方および後方に回転させることができると共に、押下することもできる。
【0005】
図6は、コンピュータ画面上に開いたウインドウ11を示す図である。ウインドウ11内には、文章や図表などを含むドキュメント12が表示されている(図6には、ドキュメント12のうち実際には表示されない部分(“N”、“S”という表示のある部分)も描いてある)。しかし、ドキュメント12は行数が多いので、ウインドウ11内にはその一部しか表示することができない。
【0006】
ドキュメント12のうち、現時点でウインドウ11内に表示されていない部分を見るためには、スクロール・バー13を使用する。スクロール・バー13は、その上端にスクロール・アロー14を、その下端にスクロール・アロー15を備えている。ウインドウ11内の表示を上にスクロール(スクロール・アップ)するためには、スクロール・アロー15にマウスポインタ(マウスの操作に応じて画面上を移動する目印、マウス・カーソルとも言う)を当てた状態で、マウスの左ボタン3(設定によっては右ボタン4)をクリック(マウスのボタンを1回押して、素早く離す操作)する。通常、1回のクリックにつきドキュメント12が1行分だけスクロール・アップする。すなわち、ドキュメント12は、図6中に示した“S”から“N”方向へ1行分だけ移動する。一度に多数行のスクロール・アップを行なうためには、スクロール・バー13が備えているスクロール・ボックス16を用いる。スクロール・ボックス16にマウスポインタを当てた状態で、マウスの左ボタン(設定によっては右ボタン)を押す。その状態でマウスを動かして、スクロール・ボックス16を下に移動させる。すると、スクロール・ボックス16が移動した距離に応じて、ドキュメント12が“S”から“N”方向へ移動する。これにより、ウインドウ11内では、多数行のスクロール・アップが行なわれる。
【0007】
以上、スクロール・アップについて説明した。下へのスクロール(スクロール・ダウン)も同様である。ただし、スクロール・ダウンを行なうためには、スクロール・バー13の上端にあるスクロール・アロー14を用いる。スクロール・ボックス16を使う場合には、マウス1を用いてスクロール・ボックス16を上に移動させる。
【0008】
上述したように、ドキュメント12をスクロールさせる操作は、マウスポインタを移動させて小さなスクロール・アロー14、15に当てる必要があるので、面倒な操作であった。図5に示す機能強化されたマウス1は、この面倒な点を改善するために開発された。
【0009】
以下、図5に示す機能強化されたマウス1の使い方を、図6を参照しながら説明する。まず、マウスポインタ17を、図6に示すようにウインドウ11内に位置させる。この状態で、マウス1に設けられたホイール6を回す。例えば後方へ回すと、ドキュメント12が“S”から“N”の方向へ移動する。ホイール6の1回転は、所定のステップ数に分割されている。1ステップでスクロールするドキュメント12の行数は、OSのコントロール・パネルにおいて設定することができる。通常、3行に設定されている。
【0010】
ホイール6は、スクロール以外の機能も有する。一例として、データ・ズームという機能がある。このデータ・ズーム機能は、インターネット上でいわゆるネット・サーフィンを行なう際に威力を発揮する。WWW(World Wide Web)ブラウザを使って多くのウェッブ・サイト(Web site)の多くのページを効率良く見るためには、「戻る」や「進む」といったボタンを頻繁にマウスでクリックする必要がある。これは、とても面倒な操作である。このようなときに、上述したデータ・ズーム機能を使うと、ホイール6を操作するだけで「戻る」や「進む」をクリックするのと同じ機能を実現することができる。マウスを移動させる必要がないから、快適にネット・サーフィンを楽しむことができる。
【0011】
上述したように、図5に示すマウス1は、ホイール6を設けることにより、従来のマウスと比べて使い勝手が大幅に向上した。しかしながら、未解決の課題も多い。その一つに、ボタンの押し間違え、という問題がある。図5に示すようなマウスは、通常、3つボタンマウスと呼ばれている。ホイール6は、回転だけでなく、押すことによっても機能を発揮する点から、このように呼ばれている。実際、ホイール6の代わりに回転しないヘッドを第3番目のボタンとして備えたマウスが存在する。
【0012】
通常、3つボタンマウスは、第3ボタンを左ボタンと右ボタンとの間に配置している。近年のOSでは、マウスの左ボタンだけでなく、右ボタンも多用する。その結果、左ボタンや右ボタンの近くに位置している第3ボタンを間違って押してしまう、という問題が生ずる。
【0013】
この問題を解決するものとして、第3ボタンを押したときにマウスポインタの形状を変化させる方法がある。この方法を採用したマウスに、例えば、米Microsoft社およびマイクロソフト株式会社のインテリマウス(IntelliMouse)(商標)がある。インテリマウス(商標)は、次のように動作する。インテリマウス(商標)では、第3番目のボタンは図5と同じくホイールであるが、ここでは第3ボタンと呼ぶ。
【0014】
まず、ドキュメントを自動的にスクロールさせるオート・スクロール・モードを例に挙げる。このモードは、第3ボタンを一度クリックした後、マウスを動かす(ボールを回転させる)ことによりドキュメントを自動的にスクロールさせる、というものである。スクロール速度はマウスが移動した距離に比例する。したがって、マウスを少しだけ動かして、スクロール速度を遅くさせれば、ドキュメントをゆっくりと読むことが可能になる。この点から、このモードは読書モードとも呼ばれている。
【0015】
インテリマウス(商標)のオート・スクロール・モード時におけるマウスポインタの形状変化は、次のようになる。
第3ボタン(ホイール)を押すとマウスポインタの形状が変化する。このまま、マウスを動かさない(ボールを回転させない)状態で、第3ボタンを離す(すなわち、クリックする)と、オート・スクロール・モードに入る。次いで、マウスを動かす(ボールを回転させる)と、ドキュメントがスクロールし始める。このスクロールは、マウスを停止させた後も続く。すなわち、ドキュメントは、自動的にスクロールする。オート・スクロール・モードにある間、マウスポインタの形状は変化した状態を維持する。もう一度、第3ボタンをクリックすると、ドキュメントのオート・スクロールは停止する。同時に、マウスポインタの形状は、通常のものに復帰する。
【0016】
上述したオート・スクロール・モードは、アプリケーション・プログラムによってサポートされている。したがって、このモードをサポートしていないアプリケーション・プログラムを実行しているウインドウ内では、第3ボタンを押してもマウスポインタの形状は変化しない。この点を、図7を用いて具体的に説明する。図7においてデスクトップ21上に、ウインドウ22、24、および26が開いている。ウインドウ22は、スクロール・バー23を有するから、スクロール可能なウインドウである。同じく、ウインドウ24も、スクロール・バー25を有するから、スクロール可能なウインドウである。ウインドウ26は、スクロール・バーを備えていないから、スクロール不可能なウインドウである。
【0017】
いま、ウインドウ22はオート・スクロール・モードをサポートするアプリケーションを実行しており、ウインドウ24はオート・スクロール・モードをサポートしていないアプリケーションを実行している場合を考える。マウスポインタを移動させてウインドウ22内に位置させて第3ボタンをクリックすると、オート・スクロール・モードに入る。ウインドウ22をその状態のままにして、マウスポインタを移動させてウインドウ24内に入れる。そして、第3ボタンをクリックする。ところが、マウスポインタの形状は変化しない。なぜならば、ウインドウ24はオート・スクロール・モードをサポートしていないアプリケーションを実行しているから、このウインドウ24内では第3ボタンをクリックしてもオート・スクロール・モードに入れないからである。このように、同じ表示画面上でありながらオート・スクロール・モードに入れるウインドウと、入れないウインドウとが存在すると、ユーザを戸惑わせる。
【0018】
次に、パンニング・モードの場合を考える。パンニング・モードとは、第3ボタンを押し続けながらマウスを動かす(ボールを回転させる)ことにより、ドキュメントを任意の速度で任意の方向に連続スクロールさせるモードである。このモードは、第3ボタンの押下を止めると終了する。ユーザは、ドキュメントを自分に適した速度でスクロールさせることができるので、必要な個所を素早く探し出すことができる。
【0019】
インテリマウス(商標)のパンニング・モード時におけるマウスポインタの形状変化は、次のようになる。
第3ボタンを押すとマウスポインタの形状が変化する。マウスを動かしてドキュメントをスクロールさせている間も、マウスポインタの形状は変化したままである。第3ボタンの押下を止めてパンニング・モードを終了させるのと同時に、マウスポインタの形状は、通常のものに復帰する。
【0020】
上述したパンニング・モードは、オート・スクロール・モードと同様に、アプリケーションがサポートしている。したがって、図7を用いて説明したオート・スクロール・モードにおける不都合が、パンニング・モードにも当てはまる。すなわち、マウスポインタをパンニング・モードをサポートしているアプリケーションを実行しているウインドウ22内に位置させて第3ボタンをクリックすると、パンニング・モードに入り、マウスポインタの形状が変化する。ウインドウ22をその状態のままにして、マウスポインタを移動させてパンニング・モードをサポートしていないアプリケーションを実行しているウインドウ24内に入れる。その場所で第3ボタンをクリックしても、マウスポインタの形状は変化しない。このように、同じ表示画面上でありながらパンニング・モードに入れるウインドウと、入れないウインドウとが存在すると、ユーザを戸惑わせる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の3つボタンマウスには、次の課題があった。すなわち、第3ボタンを使用して実現する各種のモードのサポートをアプリケーション・プログラムに委ねているので、同じ表示画面上でありながら第3ボタンが実現するモードに入れるウインドウと、入れないウインドウとが存在する事態になる結果、ユーザを戸惑わせる。
【0022】
なお、米Logitech社は、上述した各種のモードのサポートをアプリケーション・プログラムに委ねずに、第3ボタンが出力するマウス・イベントをマウス・ドライバによって処理することにより各種のモードを実現する技術を提案している。この技術では、スクロール・バーを有するスクロール可能なウインドウ内であれば、アプリケーションに関係なく、第3ボタンをクリックすることによりスクロール・モードに入ることができる。しかしながら、同社の技術が実現することのできるモードは、スクロール・モードだけである。
【0023】
この技術では、第3ボタンをクリックすると、スクロール・モードに入り、ドキュメントがスクロールする。そして、再度、第3ボタンをクリックすると、スクロール・モードを終了する。スクロールという機能とポインタ形状変化との間の関係は、次のようになる。
クリックは、マウスのボタンを押す動作と、離す動作という2つの動作を連続して素早く行なう操作である。いかに速く行なっても、システムはクリックを押す動作と離す動作とに区別して認識する。米Logitech社の技術は、これら2つの動作を区別して扱っている。
(1)第3ボタンを押すと、スクロールという機能を発揮する。
(2)第3ボタンを離すと、スクロールという機能を維持した状態で、マウスポインタの形状を変化させる。
(3)再び第3ボタンを押しても、スクロール機能を維持したままであり、マウスポインタの形状も変化させたままである。
(4)第3ボタンを離すと、スクロール機能を停止すると共に、マウスポインタの形状を通常のものに復帰させる。
【0024】
このように、スクロール機能を発揮している状態と、マウスポインタの形状を変化させている状態とが一対一の対応関係にない。また、マウスポインタの形状の変化は上記(2)のように第3ボタンを離す瞬間に行なわれるから、ユーザは、第3ボタンを押しているという自分の行為を視覚的に認識することができない。すなわち、どれかのボタンを押していることは、自分の行為であるから認識できる。しかし、マウスポインタの形状の変化は、その瞬間には行なわれないので、第3ボタンを押しているという事実は、ユーザに対してフィードバックされない。したがって、米Logitech社の技術によっても、左ボタンまたは右ボタンと間違えて第3ボタンを押しても直ぐには気付かない、という事態が生じる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものである。なお、本発明は、図5に例示したようなコンピュータの外部装置としてのマウスに限定されるものではなく、ポータブル式コンピュータのキーボード近辺に配置された組み込み式のマウスにも適用できる。
【0025】
本発明の目的は、3つボタンマウスにおいて、マウスポインタが画面上のどこにあっても、ボタンの押し間違いが発生した場合、それをユーザに容易に気付かせることのできる、マウスポインタの表示方法を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明は、左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示する方法に関する。
前記第3ボタンが受ける外力を検出する。この検出結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける前記外力と前記第3ボタンに割り当てられた機能との間の関係を、前記外力の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定する。前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との間の関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定する。前記マウスポインタ形状の決定に基づき、マウスポインタが画面上のどこにあるかを問わず表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させる。
【0027】
以上のように、本発明では、マウスの第3ボタンが外力を受けたとき、前記外力に応答してマウスポインタの形状を変化させる。これにより、ユーザに対して、マウスの第3ボタンに外力を加えたことを視覚を通してフィードバックすることが可能になるから、ユーザはボタンの押し間違えに直ぐに気付くことが可能になる。
【0028】
マウスポインタの形状を変化は、マウスポインタが表示画面上のどこにあるかに関係なく行なわれるから、その変化は、従来技術と異なり、特定のウインドウに限定されることがない。すなわち、少なくとも2つのウインドウ上で、前記3つボタンマウスのマウスポインタを表示する場合、前記ウインドウのうちの1つが前記第3ボタンの機能を実行することができないウインドウであっても、そのウインドウ上で、表示中のマウスポインタ形状を第3ボタンが受ける外力に応答して変化させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を説明する。
図1は、この実施形態に係るマウスポインタ形状決定モジュールを示す図である。マウスポインタ形状決定モジュール31は、キー入力検出部32、ボール回転検出部33、左ボタン押下検出部34、右ボタン押下検出部35、第3ボタン押下検出部36、第3ボタン変位検出部37、マウス機能判定部38、マウス機能データベース39、マウスポインタ形状決定部40、およびマウスポインタ形状データベース41から成る。
【0030】
キー入力検出部32は、マウスの動作と同時に行なわれたキーボードからのキー入力を検出する。
ボール回転検出部33は、マウスの底面に設けられたボールの回転方向および回転距離を検出する。ボールの回転方向および回転距離は、互いに直交するX方向およびY方向の成分を検出する。
【0031】
左ボタン押下検出部34は、マウスの左ボタンが押されたこと、および離されたことを検出する。
右ボタン押下検出部35は、マウスの右ボタンが押されたこと、および離されたことを検出する。
【0032】
第3ボタン押下検出部36は、第3ボタンが押されたこと、および離されたことを検出する。第3ボタンとは、左ボタンおよび右ボタンに加えて新たにマウスに設けられた、外力を電気信号に変換するための部品である。ボタンとは、総称であり、左ボタンや右ボタンと類似の外形を有するボタン、回転する小型円板(例えばホイール)、球形の頭部を備えたスティク、球体などの形状をとることができる。
第3ボタン変位検出部37は、第3ボタンが上記ボール回転検出部33がボールの回転方向および回転距離を検出するために用いるX方向および/またはY方向の変位(静止状態からのずれの大きさ)を検出する。
【0033】
マウス機能データベース39は、上記各検出部32〜39が検出する検出値と、これらの検出値の組み合わせに対応するマウス機能を格納している。第3ボタンが関係するマウス機能は、ユーザが予め、コントロール・パネルなどを用いて設定しておく。その設定結果がマウス機能データベース39に格納される。
マウス機能判定部38は、上記各検出部32〜39が検出した検出値を基に、マウス機能データベース39を検索して、マウスの機能を判定する。
マウスポインタ形状データベース41は、マウスの機能と、それに対応するマウスポインタ形状とを格納している。
マウスポインタ形状決定部40は、マウス機能判定部38が判定したマウス機能に基づいてマウスポインタ形状データベース41を検索して、当該マウス機能に対応したマウスポインタ形状を決定する。
【0034】
マウスポインタ形状決定モジュール31の動作の概略を述べる。
マウスポインタ形状決定モジュール31には、マウス・イベント入力42が入力される。マウス・イベントとは、ソフトウェアが状態の変化を引き起こす、マウスに起因する事象のことである。近年のOSやアプリケーションは、イベントの発生をきっかけにして、イベントに対応する処理を行なうイベント駆動(イベント・ドリブン)型のプログラム構造をしている。マウス・イベント入力42が入力されるのをきっかけにして、上記各検出部32〜39がそれぞれの役割を持った検出処理を行なう。
【0035】
上記各検出部32〜39は、1つのマウス・イベント入力に対して、パラレルに検出処理を行なう。それぞれの検出結果は、マウス機能判定部38に入力する。
【0036】
マウス機能判定部38は、上記各検出部32〜39が検出した検出値を基に、マウス機能データベース39を検索して、マウスの機能を判定する。詳細は、下で述べる。
【0037】
マウスポインタ形状決定部40、マウス機能判定部38が判定したマウスの機能に基づいてマウスポインタ形状データベース41を検索して、当該マウスの機能に対応したマウスポインタの形状を決定する。詳細は、下で述べる。
【0038】
図2は、マウス機能判定部38の動作を示すフローチャートである。図2を参照しながら、マウス機能判定部38の動作を説明する。
マウスポインタ形状は、第3ボタンと関係ないマウス・イベントによって種々の形状に変化する。例えば「実行中」という機能を表す場合、マウスポインタは、Windows(商標)OSでは砂時計の形状に変化し、MacOS(商標)では腕時計の形状に変化する。ここでは、第3ボタンが関係するマウス・イベント入力42の判定に限定して説明する。砂時計や腕時計への形状の変化は、第3ボタンが関係しないマウス・イベント入力42に起因するものであるから、ここでは説明しない。
【0039】
まず、第3ボタンが変位したか否かを判定する(ステップS51)。YesならばステップS52へ進み、NoならばステップS58に進む。
【0040】
ステップS52では、第3ボタンの変位と同時にキーボードから補助キーが入力されたか否かを判定する。YesならばステップS54へ進む。NoならばステップS53に進み、マウスの機能が「スクロール」であると判定する。「スクロール」とは、表示範囲(例えばウインドウ)を縦方向または横方向に移動させて、一度に表示することができないドキュメントを順次表示させてゆく機能である。
【0041】
ステップS54では、ステップS52において検出された補助キーがコントロール・キーであるか否かを判定する。NoならばステップS56へ進む。YesならばステップS55に進み、マウスの機能が「ズーム」であると判定する。「ズーム」とは、ドキュメントの表示を縮小または拡大する機能である。
【0042】
ステップS56では、ステップS52において検出された補助キーがシフト・キーであるか否かを判定する。Noの場合、ここでの判定は行なわない。いわゆる“Don't care. ”の場合である。上述したように、ここでは、説明を、第3ボタンが関係するマウス・イベント入力42の判定に限定している。したがって、“Don't care. ”であるからといってマウスポインタの形状が変化しない、ということを意味しない。YesならばステップS57に進み、マウスの機能が「データ・ズーム」であると判定する。「データ・ズーム」とは、データを折り畳んで隠したり、それを再び開いて表示する機能である。WWWブラウザに適用すると、「戻る」や「進む」という機能を素早く行なうことが可能になる。
【0043】
ステップS51において第3ボタンの変位が検出されなかった(No)場合、ステップS58に進む。
ステップS58では、第3ボタンが押下されたか否かを判定する。YesならばステップS59へ進む。Noならば“Don't care. ”であるから、ここでの判定は行なわない。
【0044】
ステップS59では、押下された第3ボタンを直ぐに離したか否かを判定する。NoならばステップS60へ進み、YesならばステップS62に進む。
【0045】
ステップS60では、マウス底面に一部突出するボールが回転したか否かを判定する。ボールが回転するとは、通常、マウスが移動することを意味する。Noならば“Don't care. ”であるから、ここでの判定は行なわない。YesならばステップS61に進み、マウスの機能が「パンニング」であると判定する。「パンニング」とは、ドキュメントを任意の速度で任意の方向に連続スクロールさせる機能である。
【0046】
ステップS62では、ボールが回転したか否かを判定する。Noならば“Don't care. ”であるから、ここでの判定は行なわない。YesならばステップS63に進み、マウスの機能が「オート・スクロール」であると判定する。「オート・スクロール」とは、ドキュメントを自動的にスクロールさせる機能である。
以上、図2に示すフローチャートを説明した。
【0047】
図3は、マウスポインタ形状決定部40の動作を示すフローチャートである。図3を参照しながら、マウスポインタ形状決定部40の動作を説明する。
【0048】
図2に示すフローチャートを参照しながら説明したように、第3ボタンに起因するマウス・イベント入力42は、マウス機能判定部38によって5つのマウス機能に判定される。始めのステップであるステップS65では、マウスポインタ形状決定部40は、マウス機能判定部38からマウス機能の判定結果を取得する。
【0049】
ステップS66では、取得したマウス機能の判定結果に基づいてマウスポインタ形状データベース41を検索する。マウスポインタ形状データベース41は、マウス機能と、それに対応するマウスポインタ形状とを格納している。マウス機能に対応するマウスポインタ形状とは、当該マウス機能のメタファ(metapher:抽象概念を比喩的に表現する具体的な事物)を利用した形状である。検索の結果、当該マウス機能に対応するマウスポインタ形状が1つ抽出される。
【0050】
ステップS67では、当該マウス機能を表すマウスポインタ形状として、ステップS66において抽出したマウスポインタ形状を用いることに決定する。決定結果は、マウスポインタ形状出力43として出力する。
【0051】
マウスポインタ形状出力43は、OSへ引き渡される。OSは、グラフィックス表示機構を制御して表示画面上の通常形状のマウスポインタがある位置に、通常形状に代えてマウスポインタ形状出力43通りの表示を行なう。この表示は、直ちに行なう。すなわち、第3ボタンが押下され、あるいは変位させられると直ぐにマウスポインタ形状が変化する。また、この表示は、マウスポインタが画面上のどこにあるかを問わない。すなわち、マウスポインタは特定のウインドウ内にある必要はない。
【0052】
図7を用いて具体的に説明する。ウインドウ22および24は、それぞれスクロール・バー23および25を備えているから、スクロール可能なウインドウである。一方、ウインドウ26は、スクロール・バーを持っていないから、スクロール不可のウインドウである。いま、ウインドウ22はマウス第3ボタンのスクロール機能をサポートするアプリケーションを実行しており、ウインドウ24はそれをサポートしていないアプリケーションを実行しているものと仮定する。従来技術では、マウスポインタがウインドウ22内あるときに第3ボタンを押下あるいは変位させたとき、マウスポインタの形状が変化する。しかし、ウインドウ24およびウインドウ26の中にマウスポインタがあるときに第3ボタンを押下あるいは変位させても、マウスポインタの形状は変化しない。したがって、ユーザは、間違えて第3ボタンを押下あるいは変位させても、そのことに気付かない。
【0053】
これに対して、この実施形態によれば、第3ボタンを押下あるいは変位させたとき、マウスポインタが画面上のどこにあるかに関係なく、直ちにマウスポインタの形状を変化させる。したがって、ウインドウ24およびウインドウ26の中にマウスポインタがあるときに第3ボタンを押下あるいは変位させても、マウスポインタの形状は変化する。これに加えて、デスクトップ21上で第3ボタンを押下あるいは変位させても、マウスポインタの形状は変化する。これにより、ユーザに、マウスの第3ボタンを押した、あるいは変位させたことを視覚を通してフィードバックすることが可能になる。
【0054】
ユーザがマウスのボタンを意図的に押そうとするときは、アイコンなどのようにクリックすることのできるオブジェクトの近く、あるいはクリック可能な場所(例えば、アイコンの近くで右ボタンをクリックして、そのアイコンが有するボップアップ・メニューを開かせるとき)にマウスポインタを位置させて、マウスポインタを凝視している場合が多い。こういう状況下において、間違って第3ボタンを押し、あるいは変位させてしまった場合、この実施形態によれば、即座にマウスポインタの形状が変化する。このマウスポインタの形状変化は、視覚を通してユーザにフィードバックされる。この視覚的によるフィードバックは、マウスポインタを凝視しているユーザに大きな効果を与える。
【0055】
以上のように、この実施形態によれば、間違って第3ボタンを押し、あるいは変位させてしまったユーザは、即座に視覚によって誤りを指摘されるので、容易に間違いに気付くようになる。この結果、ボタンの押し間違いを避けるためにユーザが無意識に行なっている学習の効果が、飛躍的に高まる。
【0056】
さらに、この実施形態では、第3ボタンに複数の機能(あるいはモード)が割り振られている場合、マウスポインタが機能に応じた形状(機能のメタファ)に変化するから、ユーザは、第3ボタンを押し、あるいは変位させるだけで、アクティブになった機能を知ることができる。したがって、ユーザは、第3ボタンの動作のさせ方を詳しく知らなくとも、第3ボタンを押し、あるいは変位させたとき実際に表示されるマウスポインタの形状から、アクティブな機能を即座に知ることができる。この結果、従来技術のように、実際にマウスを動かして様子を見るといった手間をかけずに済むから、ユーザに与える負荷を軽減させることができる。
【0057】
上述した本発明の実施の一形態による、マウスポインタの表示方法は、種々のプログラミング言語を用いてプログラムにすることができる。このプログラムは、ROMなどコンピュータ・システムに実装される記憶装置、フロッピー・ディスク(FD)、CD−ROM(コンパクト・ディスクを用いた読み取り専用メモリ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可搬記録媒体、あるいはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータなどに設けられた外部記憶装置などのコンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録することができる。
【0058】
上述した本発明の実施の一形態に係るマウスポインタの表示方法を実施するコンピュータの例を、図4を用いて説明する。
【0059】
図4に示すコンピュータ71は、CPU72、グラフィックス表示機構73、ブリッジ回路A74、メイン・メモリ75、ローカル・バス76、ハードディスク駆動装置コントローラHDC77、ハードディスク駆動装置HDD78、ブリッジ回路B79、システム・バス80、ROM(read only memory)81、フロッピー・ディスク駆動装置コントローラFDC82、フロッピー・ディスク駆動装置FDD83、マウス・コントローラ84、マウス85、I/O(入出力)コントローラ86、ネットワーク87を主要部品として構成されている。
【0060】
CPU72には、米Intel社のPentiumII(商標)や、米Motorola社および米IBM社のPwerPC(商標)などのマイクロプロセッサを用いることができる。
【0061】
ローカル・バス76は、ハードディスク駆動装置HDD78など高速に動作する周辺装置(デバイスとも呼ぶ)を接続するバスである。例えば、PCIバスを用いる。PCI(peripheral component interconnect) バスは、PCIスペシャル・インタレスト・グループ( PCI Special Interest Group;米インテル社を中心として米IBM社や米コンパック・コンピュータ社など百数十社が参加した標準化団体)が策定したローカル・バス・アーキテクチャである。
【0062】
システム・バス80は、フロッピー・ディスク駆動装置FDD83やマウス85などの低速に動作するデバイスを接続するバスである。例えば、ISAバスを用いる。ISA(Industry Standard Architecture)バス、米IBM社のパーソナルコンピュータPC/ATで採用された拡張バスを基本にして、国際的な標準規格とされた拡張バスである。
【0063】
CPU72とローカル・バス76とは、ブリッジ回路A74によって架橋されている。ブリッジ回路A74は、例えばメモリ/PCI制御チップ・セットを用いて構成する。
【0064】
グラフィックス表示機構73は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などの表示装置への出力を制御する。グラフィックス表示機構66とブリッジ回路A64との間は、例えばAGPバスによって接続する。AGP(accelerated graphics port) バスは、PCIバスを改良して、グラフィックス・カードなど画像表示に関連した回路を接続するための専用バスとしたものである。
【0065】
ローカル・バス76とシステム・バス80との間は、ブリッジ回路B79によって架橋されている。ブリッジ回路B79は、例えばPCI−ISAブリッジ・チップによって構成する。
【0066】
ハードディスク駆動装置HDD78は、オペレーティング・システム(OS)を始め種々のプログラムを格納している。なお、OSなどのシステム・プログラムやアプリケーション・プログラムは、ROM(read only memory)81などの他の記憶装置に格納する形態も採り得る。
【0067】
以下、図4に示すコンピュータ71の動作を説明する。
上述したように、本発明の実施の一形態による、マウスポインタの表示方法は、種々のプログラミング言語を用いてプログラム(以下、「マウスポインタ表示方法プログラム」と呼ぶ)にすることができる。
【0068】
このマウスポインタ表示方法プログラムは、コンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録される。記録媒体としては、ROM(read only memory)、EEPROM(electricaly erasable programmable read only memory)、およびフラッシュEEPROM(flashEEPROM) などの、コンピュータ・システムに実装される記憶装置、フロッピー・ディスク(FD)、CD−ROM(コンパクト・ディスクを用いた読み取り専用メモリ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可搬記録媒体、あるいはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータなどに設けられた外部記憶装置などを用いることができる。
【0069】
記録媒体に記録されたマウスポインタ表示方法プログラムは、次のようにしてコンピュータ71内に取り込む。
【0070】
取り込み方法は、記録媒体がコンピュータ71に実装される記憶装置である場合には、2通りの方法に分かれる。記録媒体がROMのように読み出し専用の記憶装置の場合、半導体製造プロセスにおいて電力管理プログラムをROM中に焼き込む。その後、そのROMをコンピュータ71に実装する(例えば、図4に示したROM81が、この場合に相当する)
【0071】
記録媒体がフロッピー・ディスク(FD)などの可搬記録媒体である場合、例えば、マウスポインタ表示方法プログラムを記録したFDをFDD78に装填して、そのFDに記録されている当該マウスポインタ表示方法プログラムを読み込む。そして、当該マウスポインタ表示方法プログラムを、例えばHDD78に格納する。当該マウスポインタ表示方法プログラムを記録した記録媒体がCD−ROMやMOディスクなどの可搬記録媒体の場合も同様である。すなわち、専用の読み取り装置にその可搬記録媒体を装填して読み込む。
【0072】
記録媒体がネットワーク上の外部記憶装置である場合には、ネットワーク87を介してその外部記憶装置に記録されているマウスポインタ表示方法プログラムをダウン・ロードする。そして、読み込んだ当該マウスポインタ表示方法プログラムを、例えば例えばHDD78に格納する。
【0073】
以上のようにしてコンピュータ71内に取り込んだマウスポインタ表示方法プログラムは、オペレーティング・システム(OS)の制御の下で実行される。
【0074】
【発明の効果】
本発明に係る、マウスポインタの表示方法には、次の効果がある。
マウスの第3ボタンを押下あるいは変位させたとき、マウスポインタが画面上のどこにあるかに関係なく、マウスポインタの形状を変化させる。これにより、ユーザに対して、マウスの第3ボタンを押した、あるいは変位させたことを視覚を通してフィードバックすることが可能になる。
【0075】
本発明によれば、間違って第3ボタンを押し、あるいは変位させてしまったユーザは、即座に視覚的に誤りを指摘されるので、容易に間違いに気付くようになる。この結果、ボタンの押し間違いを避けるためにユーザが無意識に行なっている学習の効果が、飛躍的に高まる。
【0076】
さらに、本発明によれば、第3ボタンに複数の機能(あるいはモード)が割り振られている場合、マウスポインタの形が機能に応じた形状(機能のメタファ)に変化するから、ユーザは、第3ボタンを押し、あるいは変位させるだけで、アクティブになった機能を知ることができる。したがって、ユーザは、第3ボタンの動作のさせ方を詳しく知らなくとも、第3ボタンを押し、あるいは変位させたとき実際に表示されるマウスポインタの形状から、アクティブな機能を即座に知ることができる。この結果、従来技術のように、実際にマウスを動かして様子を見るといった手間をかけずに済むから、ユーザに与える負荷を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るマウスポインタ形状決定モジュールを示す図である。
【図2】図1に示すマウス機能判定部の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示すマウスポインタ形状決定部の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態に係るマウスポインタの表示方法を実施するコンピュータの例を示す図である。
【図5】3つボタンマウスの例を示す図である。
【図6】コンピュータ画面上に開いたウインドウにドキュメントが表示される様子を示す図である。
【図7】デスクトップ上にウインドウを開いた様子を示す図である。
【符号の説明】
31 マウスポインタ形状決定モジュール
32 キー入力検出部
33 ボール回転検出部
34 左ボタン押下検出部
35 右ボタン押下検出部
36 第3ボタン押下検出部
37 第3ボタン変位検出部
38 マウス機能判定部
39 マウス機能データベース
40 マウスポインタ形状決定部
41 マウスポインタ形状データベース
42 マウス・イベント入力
43 マウスポインタ形状出力

Claims (12)

  1. 左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示する方法であって、
    前記第3ボタンが受ける外力を検出するステップと、
    この検出結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける前記外力と前記第3ボタンに割り当てられた機能との間の関係を、前記外力の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定するステップと、
    前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との間の関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定するステップと、
    前記マウスポインタ形状の決定に基づき、前記マウスポインタが画面上のどこにあるかを問わず表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させるステップと
    を含むマウスポインタの表示方法。
  2. 請求項1において、
    前記外力が、前記第3ボタンを押下する力または変位させる力である、
    マウスポインタの表示方法。
  3. 少なくとも2つのウインドウ上で、左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示する方法であって、前記ウインドウのうちの1つは前記第3ボタンの機能を実行することができないウインドウであり、
    前記第3ボタンが受ける外力を検出するステップと、
    この検出結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける前記外力と前記第3ボタンに割り当てられた機能との間の関係を、前記外力の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定するステップと、
    前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定するステップと、
    前記マウスポインタ形状の決定に基づき、前記第3ボタンの機能を実行することができない前記ウインドウ上で、表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させるステップと
    を含むマウスポインタの表示方法。
  4. 請求項3において、
    前記外力が、前記第3ボタンを押下する力または変位させる力である、
    マウスポインタの表示方法。
  5. 左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示する方法であって、
    前記第3ボタンが受ける外力を検出するステップと、
    前記マウスの底面に設けられているボールの回転を検出するステップと、
    前記第3ボタンが受ける前記外力検出結果と、前記ボールの前記回転検出結果とに基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける外力および前記ボールの回転と、前記第3ボタンに割り当てられた機能との関係を、前記外力の態様および前記ボールの回転の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定するステップと、
    前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定するステップと、
    前記マウスポインタ形状の決定結果に基づき、前記マウスポインタが画面上のどこにあるかを問わず表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させるステップと
    を含むマウスポインタの表示方法。
  6. 請求項5において、
    前記外力が、前記第3ボタンを押下する力または変位させる力である、
    マウスポインタの表示方法。
  7. 左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示するプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、
    前記第3ボタンが受ける外力を検出するステップと、
    この検出結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける前記外力と前記第3ボタンに割り当てられた機能との間の関係を、前記外力の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定するステップと、
    前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との間の関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定するステップと、
    前記マウスポインタ形状の決定に基づき、前記マウスポインタが画面上のどこにあるかを問わず表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させるステップと
    を含むプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  8. 請求項7において、
    前記外力が、前記第3ボタンを押下する力または変位させる力である、
    プログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  9. 少なくとも2つのウインドウ上で、左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示するプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、前記ウインドウのうちの1つは前記第3ボタンの機能を実行することができないウインドウであり、
    前記第3ボタンが受ける外力を検出するステップと、
    この検出結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける前記外力と前記第3ボタンに割り当てられた機能との間の関係を、前記外力の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定するステップと、
    前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定するステップと、
    前記マウスポインタ形状の決定に基づき、前記第3ボタンの機能を実行することができない前記ウインドウ上で、表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させるステップと
    を含むプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  10. 請求項9において、
    前記外力が、前記第3ボタンを押下する力または変位させる力である、
    プログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  11. 左ボタン、右ボタンおよび第3ボタンから成る3つボタンマウスのマウスポインタを表示するプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、
    前記第3ボタンが受ける外力を検出するステップと、
    前記マウスの底面に設けられているボールの回転を検出するステップと、
    前記第3ボタンが受ける前記外力検出結果と、前記ボールの前記回転検出結果とに基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンが受ける外力および前記ボールの回転と、前記第3ボタンに割り当てられた機能との関係を、前記外力の態様および前記ボールの回転の態様に応じて複数格納しているデータベースを検索して、該当する機能を判定するステップと、
    前記該当する機能の判定結果に基づき、予め定めておいた、前記第3ボタンに割り当てられた機能とマウスポインタ形状との関係を複数格納しているデータベースを検索して、前記該当する機能に対応するマウスポインタ形状を決定するステップと、
    前記マウスポインタ形状の決定結果に基づき、前記マウスポインタが画面上のどこにあるかを問わず表示中のマウスポインタ形状を前記外力に応答して変化させるステップと
    を含むプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  12. 請求項11において、
    前記外力が、前記第3ボタンを押下する力または変位させる力である、
    プログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
JP6507099A 1999-03-11 1999-03-11 マウスポインタの表示方法 Expired - Fee Related JP3817385B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6507099A JP3817385B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 マウスポインタの表示方法
TW088118802A TW473687B (en) 1999-03-11 1999-10-29 Method for displaying a mouse pointer
DE10005383A DE10005383A1 (de) 1999-03-11 2000-02-07 Methode für die Anzeige eines Mauszeigers
CN00102323A CN1124543C (zh) 1999-03-11 2000-02-12 显示鼠标指针的方法
KR1020000010105A KR100333787B1 (ko) 1999-03-11 2000-02-29 마우스 포인터의 표시 방법
US09/522,285 US6392676B1 (en) 1999-03-11 2000-03-09 Method and system for displaying a mouse pointer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6507099A JP3817385B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 マウスポインタの表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000259316A JP2000259316A (ja) 2000-09-22
JP3817385B2 true JP3817385B2 (ja) 2006-09-06

Family

ID=13276334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6507099A Expired - Fee Related JP3817385B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 マウスポインタの表示方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6392676B1 (ja)
JP (1) JP3817385B2 (ja)
KR (1) KR100333787B1 (ja)
CN (1) CN1124543C (ja)
DE (1) DE10005383A1 (ja)
TW (1) TW473687B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014755A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Nec Corp ブラウジング操作方法
US6693648B1 (en) * 2000-11-22 2004-02-17 Campus Crusade For Christ, Inc. Pointer interactive apparatus
JP3892760B2 (ja) 2002-05-31 2007-03-14 株式会社東芝 情報処理装置
US7958455B2 (en) * 2002-08-01 2011-06-07 Apple Inc. Mode activated scrolling
US20050134566A1 (en) * 2003-12-23 2005-06-23 Kye Systems Corp. Computer input device for scrolling windows applications
US20060064640A1 (en) * 2004-09-23 2006-03-23 Forlines Clifton L Method for editing graphics objects with multi-level input devices
JP4695384B2 (ja) * 2004-11-30 2011-06-08 株式会社日立製作所 カーソルの機能切り換え方法及びこれを使用する情報処理装置
KR100741357B1 (ko) 2005-09-01 2007-07-20 박이철 포인팅 디바이스의 제어방법
JP2007172303A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Seiko Epson Corp 情報入力システム
US8142286B2 (en) * 2007-08-17 2012-03-27 Microsoft Corporation Programmable movement of an orientation of a game character view of a game environment
TWI422808B (zh) * 2007-11-02 2014-01-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 彈性接觸片之高度檢測裝置
KR101621524B1 (ko) 2012-11-02 2016-05-31 삼성전자 주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법
JP6388479B2 (ja) * 2014-02-19 2018-09-12 ヤフー株式会社 情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法
JP6335553B2 (ja) * 2014-03-04 2018-05-30 キヤノン株式会社 アプリケーションプログラム、ならびに、情報処理装置およびその制御方法
CN113311971A (zh) * 2021-06-01 2021-08-27 王明烨 鼠标移动差异化的方法、系统及装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5287448A (en) * 1989-05-04 1994-02-15 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for providing help information to users of computers
US5867144A (en) * 1991-11-19 1999-02-02 Microsoft Corporation Method and system for the direct manipulation of information, including non-default drag and drop operation
US6166718A (en) * 1996-06-18 2000-12-26 Konami Co., Ltd. Video game system with vertical array of cursor images
US5995102A (en) * 1997-06-25 1999-11-30 Comet Systems, Inc. Server system and method for modifying a cursor image
US6275214B1 (en) * 1999-07-06 2001-08-14 Karl C. Hansen Computer presentation system and method with optical tracking of wireless pointer

Also Published As

Publication number Publication date
TW473687B (en) 2002-01-21
CN1267019A (zh) 2000-09-20
CN1124543C (zh) 2003-10-15
US6392676B1 (en) 2002-05-21
KR20000062684A (ko) 2000-10-25
DE10005383A1 (de) 2000-09-21
KR100333787B1 (ko) 2002-04-26
JP2000259316A (ja) 2000-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230325073A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP4173718B2 (ja) ウィンドウ切替装置及びウィンドウ切替プログラム
US10817175B2 (en) Input device enhanced interface
JP3817385B2 (ja) マウスポインタの表示方法
US7818672B2 (en) Floating action buttons
KR0167466B1 (ko) 드래그앤드롭 동작동안 타켓 윈도우를 스크롤시키는 방법
US6734883B1 (en) Spinlist graphical user interface control with preview and postview
US8125457B2 (en) Switching display mode of electronic device
US6934778B2 (en) Information processing apparatus and input assisting method for use in the same
US20090315841A1 (en) Touchpad Module which is Capable of Interpreting Multi-Object Gestures and Operating Method thereof
US9274670B2 (en) Methods and apparatuses for inputting information
US20020135602A1 (en) Scrolling method using screen pointing device
US6515687B1 (en) Virtual joystick graphical user interface control with one and two dimensional operation
JPH11345062A (ja) ツ―ルバ―・アクセラレ―タを介して図形表示されたツ―ルバ―・アイコンに高速でアクセスするための方法およびシステム
US20050138575A1 (en) Information processing apparatus with display
JP2000322169A (ja) グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法
US6771284B1 (en) System and method of providing a navigational aide
US20130111333A1 (en) Scaling objects while maintaining object structure
JP4653561B2 (ja) 情報処理装置および表示制御方法
JP2002297283A (ja) ボタン制御方法およびボタン制御装置
US7308654B2 (en) Information processing apparatus, menu processing method and recording medium storing a menu processing program
CN111488092A (zh) 一种附加信息呈现方法、装置及电子设备
JP2003140791A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
US20070094614A1 (en) Data processing device
US20040201599A1 (en) System and method for displaying content without control items

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees