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JP3810976B2 - 自動車用赤外光照射ランプ - Google Patents

自動車用赤外光照射ランプ Download PDF

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JP3810976B2
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lamp
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篤 杉本
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載して、車輌の前方を赤外光で照明する自動車用赤外光照射ランプに係わり、特に、近赤外までの感度を有するCCDカメラと共用する自動車用赤外光照射ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、この種のランプは、ランプボディと前面レンズで画成された灯室内に設けられた可視光源を覆うように、赤外光透過多層膜を表面にコーティングした赤外光透過グローブを配設し、光源光のうちグローブを透過した赤外光がリフレクターで反射され前面レンズを透過して、前方に配光される構造となっている。そして、車輌前方の赤外光照射領域を、自動車前部に設けられた近赤外までの感度を有するCCDカメラで撮影し、画像処理装置で処理して、車室内のモニタ画面に映し出す。ドライバーは、車輌前方の視界を映すモニタ画面上で、人やレーンマークや障害物といったものを遠方まで確認できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の赤外光照射ランプでは、赤外光透過多層膜が700〜800nmあたりの長波長側の可視光を完全にカットできないため、赤く点灯して見える。このため、自動車の前部に設けた赤外光照射ランプをテールランプやストップランプと誤認するおそれがあり、安全上問題であった。
【0004】
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、前面レンズから赤外光とともに可視光も同時に出射するように構成することで、テールランプやストップランプと誤認することのない赤外光照射ランプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
前記目的を達成するために、請求項1に係る赤外光照射ランプにおいては、ランプボディと前面レンズで画成された灯室と、前記灯室内に設けられたリフレクターと、前記灯室内のリフレクター前方に設けられた赤外光照射手段および可視光照射手段とを備え、
前記赤外光照射手段から照射される赤外光と前記可視光照射手段から照射される可視光を前記前面レンズから同時に出射するように構成した赤外光照射ランプであって、
前記リフレクターを、中央の楕円反射鏡と、前記楕円反射鏡の前方外側に連続して一体に設けられた放物面反射鏡で構成し、前記赤外光照射手段を、前記楕円反射鏡と、前記楕円反射鏡の第1焦点近傍に配置された前記可視光源と、前記可視光源の前方に配置された投射レンズと、前記可視光源と前記投射レンズ間に配置された赤外光透過フィルターで構成し、前記可視光照射手段を、前記可視光源と、前記放物面反射鏡で構成するようにした。
(作用)ランプ点灯時には、赤外光照射手段および可視光照射手段から照射された赤外光および可視光がリフレクターで反射され、前面レンズから同時に出射する。このためランプの配光には、赤色の赤外光と白色の可視光とが混在して、配光が主に赤外光だけのために赤く点灯して見える従来のランプに比べて、赤色が目立たなくなる。具体的には、楕円反射鏡で第2焦点に集光するように反射された可視光源光中の赤外光が、投射レンズに向かう際に赤外光透過フィルターを透過し、投射レンズによって前方に投射配光されることで、前面レンズから出射する。一方、放物面反射鏡で反射された可視光源光も前面レンズから同時に出射し、ランプの配光には、赤色の赤外光と白色の可視光とが混在し、赤色が目立たなくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0007】
図1〜図5は、本発明を夜間前方視界検出システムに適用した実施例を示し、図1は夜間前方視界検出システムの全体構成を示す図、図2(a)は車輌前方の画像の模式図、図2(b)は画像処理解析装置で取り出した車両前方の画像の映像出力信号を示す図、図3は赤外光照射ランプの斜視図、図4は赤外光照射ランプの光源である赤外光照射バルブに設けた赤外光透過多層膜の部分拡大展開図、図5は赤外光照射ランプの点灯を制御する制御部のCPUの処理フローを示す図である。
【0008】
夜間前方視界検出システムは、図1に示すように、車輌前部に設けられたヘッドランプ8および赤外光照射ランプ10Aと、車室内上部に並設され、車輌前方の視界を撮影する一対のCCDカメラ2A,2Bと、CCDカメラ2A,2Bの撮影した画像を解析する画像処理解析装置4と、画像処理解析装置4で解析したデータを表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)6とから主として構成されている。
【0009】
車輌前方領域を撮影するCCDカメラは、可視光域の感度をもつ可視光CCDカメラ2Aと、赤外光域までの感度をもつ赤外光CCDカメラ2Bとから構成されて、前方視対象物までの距離を計測できるステレオカメラ方式とされている。そして、両CCDカメラ2A,2Bで撮影した画像は画像処理解析装置4に送られて、2つの映像が比較されるようになっている。
【0010】
即ち、CCDカメラで撮影した図2(a)に示すような映像(画像)から各走査線(フイールド)の映像出力電圧を取り出し、両カメラ2A,2Bのγ特性(光電変換特性)を考慮した上で、全画面(或いは主要部)のデータとして保管する。この補正は、両カメラ2A,2Bの感度を合わせ、路上物体に対して両カメラ2A,2Bでほぼ同じ映像出力を得るために必要である。そして、2つの画像からその差分をとり、その差分がある閾値以上のものを映像から取り出せば、目に見えない遠方の歩行者や障害物そしてレーンマークなどの映像が得られる。そして、その差分の映像からエッジ処理やパターン認識を行うことで、歩行者や障害物そしてレーンマークなどを容易に認識することができる。
【0011】
そして、歩行者や障害物そしてレーンマークなどの映像は、ヘッドアップディスプレイ(HUD)6でドライバーに示したり、形状認識で路上物体(歩行者や障害物やレーンマークなど)の特徴を判断し、音声でドライバーに知らせることができるように構成されている。
【0012】
また、赤外光照射ランプ10Aは、図3に示されるように、容器状のランプボディ12と、ランプボディ12の前面開口部に組み付けられ、ランプボディ12と協働して灯室Sを画成する前面レンズ14と、ランプボディ12の内周面に一体に形成された放物面形状のリフレクター16と、ランプボディ12の後頂部に設けられたバルブ挿着孔13に挿着された赤外光照射バルブ20Aと、から構成されている。
【0013】
赤外光照射バルブ20Aは、発光体であるフィラメント22が内蔵されたガラス球21の外周面全域に、ドットパターン状に均一に分散する円孔である可視光透過部26を有する赤外光透過多層膜24(図4参照)が設けられて構成されており、フィラメント22の発光のうち、赤外光は赤外光透過多層膜24が延在する赤外光透過部25を透過し、可視光は赤外光透過多層膜24が存在しない円孔である可視光透過部26を透過する。このため、赤外光照射バルブ20Aからは、赤外光とともに可視光も同時に照射される。即ち、フィラメント22と赤外光透過多層膜24(赤外光透過部25)とが赤外光照射手段を構成し、フィラメント22と、赤外線透過多層膜24の形成されていない可視光透過部26とが可視光照射手段を構成している。
【0014】
そして、フィラメント22の発光のうち、赤外光透過部25を透過した赤外光は、リフレクター16で反射され、前面レンズ14から出射して前方所定方向に配光される。一方、フィラメント22の発光のうち、可視光透過部26を透過した可視光も、リフレクター16で反射され、前面レンズ14から出射して前方所定方向に配光される。このため、赤外光照射ランプ10Aにより前方に照射される配光には、赤外光と可視光が混在し、赤色が目立たない。
【0015】
また、赤外光透過部25と可視光透過部26の割合(面積比)は、ランプ20の配光(前面レンズ14からの出射光)中における赤外光が、画像処理解析装置4における画像解析に対応でき、かつランプ20の配光中における可視光が赤外光の赤色を薄めて目立たないようにするに十分な所定の比率に設定されている。
【0016】
また、赤外光が長時間人の目に入ると目を傷つけるおそれがあるので、このランプ10Aでは、車速センサ110と、CPU122,記憶部124等を有する制御部120とを備えた点灯制御回路100によって、赤外光が目を傷つけるおそれのない走行中に限り、ランプ10Aが点灯し、赤外光が目を傷つけるおそれのある、停車するなど車輌速度Vが0に近い所定速度V0以下になると、ランプ10Aが自動的に消灯するように構成されている。
【0017】
即ち、制御部120の記憶部124には、バルブ20Aの発光を停止するための停止信号を出力する際の車輌速度条件が予め入力設定されており、CPU122は、車速センサ110からの出力により車速Vが0に近い所定速度V0以下となったことを判別すると、バルブ点灯スイッチSwをOFFにするための停止信号を出力する。これにより、バルブ点灯スイッチSwがOFFとなって、バルブ20Aへの電流の供給が停止し、バルブ20A(ランプ10A)が消灯する。
【0018】
図5には、点灯制御回路100の制御部120(CPU122)の処理フローが示されており、このルーチンは、ヘッドランプ8の点灯(すれ違いビームまたは走行ビーム)状態を前提で開始する。
【0019】
まず、ステップS1において、夜間前方視界検出システムを作動させるためのスイッチが入っているか否かが判別される。このシステム作動スイッチは、ドライバがヘッドアップディスプレイ6の画像を見ながら運転する場合、マニュアルスイッチとして押されるが、ヘッドランプのすれ違いビームの点灯に連動してONとなるように構成してもよい。
【0020】
そして、ステップS1においてYES(夜間前方視界検出システム作動スイッチON)であれば、ステップS2において、車速センサ110の出力に基づいて、車速Vが0に近い所定値(V0)以下か否かが判別される。ステップS2においてNO(V>V0)であれば、ステップS3に移行し、赤外線照射バルブ20A(赤外光照射ランプ10)を点灯させるべく出力した後、ステップS1に戻る。一方、ステップS1においてNOの場合(夜間前方視界検出システム作動スイッチがONされていない場合)、またはステップS2においてYES(V≦V0)の場合は、ステップS4において、点灯中の赤外線照射バルブ20A(赤外光照射ランプ10)を消灯させるべく出力した後、ステップS1に戻る。
【0021】
なお、前記実施例における赤外光透過多層膜24では、可視光透過部26がドットパターン状に均一に分散するように構成されているが、リング状の赤外光透過部(可視光透過部)が軸方向等ピッチで連続する横ストライプパターンや、軸方向に延びる直線状の赤外光透過部(可視光透過部)が周方向等ピッチで連続する縦ストライプパターンに構成されたものであってもよい。
【0022】
図6は本発明の第2の実施例を示し、赤外光照射ランプの斜視図である。
【0023】
この第2の実施例における赤外光照射ランプ10Bでは、ランプボディ12(リフレクター16)のバルブ挿着孔に挿着された白熱バルブ20を取り囲む位置に、赤外光透過グローブ30Aが設けられている。
【0024】
赤外光透過グローブ30Aは、円筒形状の透明ガラス製グローブ本体30の外周面全域に、第1の実施例におけると同様の赤外光透過多層膜(ドットパターン状に均一に分散する円孔である可視光透過部26をもつ赤外光透過多層膜)24が設けられている。
【0025】
このため、白熱バルブ20の発光のうち、赤外光は赤外線透過多層膜24(赤外光透過部25)を透過し、リフレクター16反射されて前方に配光され、可視光は可視光透過部26を透過し、リフレクター16で反射されて前方に配光され、赤外光照射ランプ10B(前面レンズ14)からは、赤外光とともに可視光も同時に出射する。このため、ランプ10Bの配光には、赤外光と可視光が混在し、赤色が目立たない。
【0026】
なお、この第2の実施例における赤外光透過多層膜24では、可視光透過部26がドットパターン状に均一に分散するように構成されているが、リング状の赤外光透過部(可視光透過部)が軸方向等ピッチで連続する横ストライプパターンや、軸方向に延びる直線状の赤外光透過部(可視光透過部)が周方向等ピッチで連続する縦ストライプパターンに構成されたものであってもよい。
【0027】
図7は本発明の第3の実施例を示し、赤外光照射ランプの斜視図である。
【0028】
この第3の実施例における赤外光照射ランプ10Cでは、赤外光照射バルブ20Bの構成が前記第1の実施例におけるバルブ20Aと相違している。即ち、フィラメント22が内蔵されたガラス球21の先端部領域を除いた外周面全域には、赤外光透過部25だけから構成された赤外光透過多層膜24が設けられている。
そして、フィラメント22の発光のうち、赤外光は赤外光透過部25(赤外光透過多層膜24)を透過し、可視光はガラス球21先端の赤外光透過多層膜非形成領域32である可視光透過部26を透過し、赤外光照射ランプ10C(前面レンズ14)からは、赤外光とともに可視光も同時に出射する。このため、ランプ10Cの配光には、赤外光と可視光が混在し、赤色が目立たない。
【0029】
なお、この第3の実施例の赤外光照射ランプ10Cにおける赤外光照射バルブ20Bのガラス球21の先端部には、赤外光透過多層膜非形成領域32である可視光透過部26が設けられているが、このガラス球先端の赤外光透過多層膜非形成領域32に青色光透過多層膜を設けて、ガラス球先端部から青色光を照射させるように構成してもよい。
【0030】
このように構成した場合には、ガラス球21内のフィラメント22と赤外光透過多層膜24(赤外光透過部25)とが赤外光照射手段を構成し、フィラメント22と青色光透過多層膜とが可視光照射手段を構成する。そして、青色は赤色に対する補色に近い色であるため、ガラス球先端部(青色光透過多層膜)から前方に直接照射される青色光が、リフレクター16で反射されて前方に照射される赤外光の赤みを効果的に打ち消し、配光はより白色光に近い色となる。
【0031】
図8は本発明の第4の実施例を示し、赤外光照射ランプの斜視図である。
【0032】
この第4の実施例における赤外光照射ランプ10Dでは、白熱バルブ20を取り囲む位置に赤外光透過グローブ30Bが設けられている。赤外光透過グローブ30Bは、円筒形状の透明ガラス製グローブ本体30先端部のリング状領域32を除いた外周面全域に、赤外光透過部25である赤外光透過多層膜24が設けられている。
【0033】
そして、白熱バルブ20の発光のうち、赤外光はグローブ30Bの赤外光透過部25(赤外光透過多層膜24)を透過し、リフレクター16で反射されて前方に配光され、可視光はグローブ先端側の赤外光透過多層膜非形成領域32である可視光透過部26を透過し、あるいはグローブ先端の開口31を通過して、前方に直接配光され、赤外光照射ランプ10D(前面レンズ14)からは、赤外光とともに可視光も同時に出射する。このため、ランプ10Dの配光には、赤外光と可視光が混在し、赤色が目立たない。
【0034】
このように構成した場合には、白熱バルブ20と赤外光透過多層膜24(赤外光透過部25)とが赤外光照射手段を構成し、白熱バルブ20とグローブ先端の赤外光透過多層膜非形成領域32(可視光透過部26)およびグローブの前方開口部31とが可視光照射手段を構成している。
【0035】
なお、この第4の実施例におけるグローブ先端部には、赤外光透過多層膜非形成領域32である可視光透過部26が設けられているが、このグローブ先端の赤外光透過多層膜非形成領域32(可視光透過部26)に青色光透過多層膜を設けて、ガラス球先端部から青色光を照射させるように構成してもよい。
【0036】
このように構成した場合には、白熱バルブ20と青色光透過多層膜およびグローブ先端開口部31とが可視光照射手段を構成する。
【0037】
そして、青色は赤色に対する補色に近い色であるため、ガラス球先端部(青色光透過多層膜)から前方に直接照射される青色光が、リフレクター16で反射されて前方に照射される赤外光の赤みを効果的に打ち消し、配光はより白色光に近い色となる。
【0038】
図9は本発明の第5の実施例を示し、赤外光照射ランプの斜視図である。
【0039】
この第5の実施例における赤外光照射ランプ10Eでは、発光体であるフィラメント22が内蔵されたガラス球21の外周面全域に赤外光透過多層膜24が設けられて赤外光照射バルブ20Cが構成されており、このバルブ20Cの下方には、クリアランスバルブとして機能する補助バルブである白熱バルブ40が設けられている。
【0040】
即ち、赤外光照射手段は、フィラメント22と、ガラス球21の外表面に設けられてフィラメント22を覆う赤外光透過多層膜24で構成され、可視光照射手段は、バルブ20Bに対し併設された白熱バルブ40で構成されている。
【0041】
そして、フィラメント22の発光のうち、赤外光だけが赤外光透過多層膜24である赤外光透過部25を透過し、リフレクター16で反射されて、前面レンズ14を出射して前方所定方向に配光される。一方、白熱バルブ40からの照射光(可視光)も、リフレクター16で反射されて、前面レンズ14を出射して前方所定方向に配光される。このため、赤外光照射ランプ10Eの配光には、赤外光と可視光が混在し、赤色が目立たない。
【0042】
また、白熱バルブ40に代えて、ガラス球を青色光透過ガラスで構成したり、ガラス球表面全体に青色光透過多層膜を設けた構造で、ガラス球からは青色光だけが照射される青色光照射バルブを用いてもよく、このように構成した場合には、白熱バルブ40を用いる場合よりも、ランプの配光が白色光に近いものとなる。
【0043】
図10は本発明の第6の実施例を示し、赤外光照射ランプの斜視図である。
【0044】
この第6の実施例における赤外光照射ランプ10Fでは、赤外光照射バルブ20Cに代えて、白熱バルブ20が挿着されるとともに、白熱バルブ20を取り囲む位置に赤外光透過グローブ30Cが設けられている。グローブ30Cは、円筒形状の透明ガラス製グローブ本体30の外周面全域に赤外光透過多層膜24が設けられて、グローブ30(赤外光透過多層膜24)を透過した赤外光がリフレクター16に向かうように構成されている。
【0045】
その他は、前記第5の実施例(図9参照)と同一であるので、同一の符号を付すことで、その重複した説明は省略する。
【0046】
図11は本発明の第7の実施例を示し、赤外光照射ランプの断面図である。
【0047】
この第7の実施例における赤外光照射ランプ10Gでは、白熱バルブ20を覆う位置に赤外光透過グローブ30Dが設けられている。赤外光透過グローブ30Dは、透明ガラス製のキャップ型グローブ本体30’基端部側のリング状領域32をのぞいた外周面全域に、赤外光透過部25である赤外光透過多層膜24が設けられている。
【0048】
そして、白熱バルブ20の発光のうち、赤外光はグローブ30Dの赤外光透過部25(赤外光透過多層膜24)を透過し、リフレクター16で反射されて前方に配光される。一方、可視光はグローブ基端部側の赤外光透過多層膜非形成領域32である可視光透過部26を透過し、リフレクター16で反射されて前方に配光される。このため、赤外光照射ランプ10G(前面レンズ14)からは、赤外光とともに可視光が同時に出射し、ランプ10Gの配光には、赤外光と可視光が混在して、赤色が目立たない。
【0049】
なお、グローブ基端部側の赤外光透過多層膜非形成領域32(可視光透過部26)に、青色光透過多層膜を設けて、赤外光照射ランプからの配光をより白色光に近いものにしてもよい。
【0050】
図12は本発明の第8の実施例を示し、赤外光照射ランプの断面図である。
【0051】
この第8の実施例における赤外光照射ランプ10Hでは、白熱バルブ20を覆う位置に、グローブ本体30の外周面全域に赤外光透過多層膜24を設けた赤外光透過グローブ30Cが配置されており、白熱バルブ20の発光のうち、グローブ30C(赤外光透過多層膜24)を透過した赤外光は、リフレクター16で反射されて前方に配光される。
【0052】
また、白熱バルブ20の前方には、グローブ30Cの先端部から離間し、バルブ20側に凸の反射面37のもつ反射鏡36が設けられている。反射鏡36の反射面37は円錐形状で、白熱バルブ20から前方に向かう可視光はこの反射面37で反射され、さらにリフレクター16で反射されて前方に配光される。このため、赤外光照射ランプ10H(前面レンズ14)からは、赤外光とともに可視光も同時に出射し、ランプ10Hの配光には、赤外光と可視光が混在して、赤色が目立たない。
【0053】
なお、反射鏡36の反射面37に青色光透過多層膜を形成して、反射面37で青色光を反射させるように構成することで、赤外光照射ランプ10Hからの配光をより白色光に近いものにしてもよい。
【0054】
図13は本発明の第9の実施例を示し、赤外光照射ランプの断面図である。
【0055】
この第9の実施例における赤外光照射ランプ10Iでは、中央の楕円反射鏡17の前方外側に連続して放物面反射鏡18が一体に設けられてリフレクター16Aが構成されるとともに、楕円反射鏡17の第1焦点近傍には白熱バルブ20が配置されている。
【0056】
そして、白熱バルブ20の発光の一部は、楕円反射鏡17で反射され、第2焦点を通り、前方の投射レンズ15によって前方に投射配光される。投射レンズ15の光入射面側には、赤外光透過フィルター28が配置されており、投射レンズ15には赤外光だけが入射し、投射レンズ15によって投射配光される光は全て赤外光となる。また、白熱バルブ20の発光(可視光)の一部は放物面反射鏡18で反射され、前方に配光される。
【0057】
このため、赤外光照射ランプ10I(前面レンズ14)からは、赤外光とともに可視光も同時に出射し、ランプ10Iの配光には赤外光と可視光が混在することとなって、赤色が目立たない。
【0058】
図14は本発明の第10の実施例を示し、赤外光照射ランプの断面図である。
【0059】
この第10の実施例における赤外光照射ランプ10Jでは、光源である白熱バルブ20を覆う位置に、赤外光透過グローブ30Eが配置されている。グローブ30Eは、透明ガラス製のキャップ型グローブ本体30’の外周面全域に、ドットパターン状に均一に分散する可視光透過部26を有する赤外光透過多層膜24(図4参照)が設けられている。
【0060】
そして、白熱バルブ20の発光のうち赤外光は赤外光透過多層膜24(赤外光透過部25)を透過し、可視光は赤外光透過多層膜非形成領域である可視光透過部26を透過し、それぞれリフレクター16で反射されて前方に配光されるため、ランプ10Jの配光には赤外光と可視光が混在することになって、赤色が目立たない。
【0061】
また、グローブ30Eは、アクチュエータ50によって光軸前後方向に摺動できるように構成されており、赤外光照射ランプとして使用するときは、図14実線で示すように、バルブ20が赤外光透過グローブ30Eで覆われているため、ランプ10Jの配光には赤外光と可視光が混在する。一方、四灯式ヘッドランプの走行用ビーム(Hiビーム)ランプとして使用するときは、図14仮想線で示すように、グローブ30Eを前方に移動させることで、バルブ20の周りがグローブ30Eから開放されるため、ランプ10Jからの配光は可視光だけとなる。
【0062】
即ち、このランプ10Jでは、車速センサ110と、ヘッドランプの配光切り替えスイッチ112と、CPU122,記憶部124等を有する制御部120とを備えた点灯制御回路100によって、赤外光照射ランプとして使用するときには、走行中に限り点灯し、停車するなど車輌速度Vが0に近い所定速度V0以下になると、自動的に消灯するように構成されている。さらに、ヘッドランプの配光を走行ビームにする場合には、グローブ30Eが前方に移動して、可視光だけが配光される形態となる。
【0063】
即ち、制御部120の記憶部124には、バルブ20の発光を停止するための停止信号を出力する際の車輌速度条件が予め入力設定されており、CPU122は、車速センサ110からの出力により車輌速度Vが0に近い所定速度V0以下となったことを判別すると、バルブ点灯スイッチSwをOFFにするための停止信号を出力する。これにより、バルブ点灯スイッチSwがOFFとなって、バルブ20への電流の供給が停止し、バルブ20(ランプ10J)が消灯する。
【0064】
図15には、点灯制御回路100の制御部120(CPU122)の処理フローが示されており、このルーチンは、ヘッドランプの点灯(すれ違いビームまたは走行ビーム)状態を前提で開始する。
【0065】
まず、ステップS10において、配光切替スイッチ112からの信号に基づいて、ヘッドランプの点灯がすれ違いビームか否かが判別される。ステップS10においてYES(すれ違いビーム点灯)の場合は、ステップS11に移行し、夜間前方視界検出システムを作動させるためのスイッチが入っているか否かが判別される。このシステム作動スイッチは、ドライバがヘッドアップディスプレイ6の画像を見ながら運転する場合、マニュアルスイッチとして押されるが、すれ違いビームの点灯に連動してONとなるように構成してもよい。
【0066】
そして、ステップS11においてYES(夜間前方視界検出システム作動スイッチON)であれば、ステップS12において、車速センサ110の出力に基づいて、車速Vが0に近い所定値(V0)以下か否かが判別される。ステップS12においてNO(V>V0)であればステップS13に移行し、バルブ20を点灯させるべく出力した後、ステップS10に戻る。
【0067】
一方、ステップS10においてNO(走行ビーム点灯)の場合は、ステップS15に移行し、グローブ30Eを前方に移動させるべくアクチュエータ駆動信号を出力する。そして、ステップS16において、バルブ20を点灯させるべく出力する。これにより、可視光だけによる走行ビームが得られる。
【0068】
また、ステップS11においてNOの場合(夜間前方視界検出システム作動スイッチがONされていない場合)、またはステップS12においてYES(V≦V0)であれば、ステップS14において、点灯中のバルブ20(赤外光照射ランプ10)を消灯させるべく出力した後、ステップS10に戻る。
【0069】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る発明によれば、赤外光照射ランプが点灯しても赤色が目立たず、従来のように赤く点灯して見えないので、ドライバーおよび歩行者が赤外光照射ランプの点灯をテールランプやストップランプの点灯と誤認するおそれがなく、それだけ走行上の安全が確保される。
また、投射型のランプの配光(赤外光)と反射型のランプの配光(可視光)を一体化した従来にはない新規な赤外光照射ランプが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である夜間前方視界検出システムの全体構成を示す図である。
【図2】(a)は車輌前方の画像の模式図、(b)は画像処理解析装置で取り出したその映像出力信号を示す図である。
【図3】赤外光照射ランプの斜視図である。
【図4】赤外光照射ランプの光源である赤外光照射バルブに設けた赤外線透過多層膜の部分拡大展開図である。
【図5】赤外光照射ランプの点灯を制御する制御部のCPUの処理フローを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例である赤外光照射ランプの斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例である赤外光照射ランプの斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施例である赤外光照射ランプの斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施例である赤外光照射ランプの斜視図である。
【図10】本発明の第6の実施例である赤外光照射ランプの斜視図である。
【図11】本発明の第7の実施例である赤外光照射ランプの断面図である。
【図12】本発明の第8の実施例である赤外光照射ランプの断面図である。
【図13】本発明の第9の実施例である赤外光照射ランプの断面図である。
【図14】本発明の第10の実施例である赤外光照射ランプの断面図である。
【図15】赤外光照射ランプの点灯を制御する制御部のCPUの処理フローを示す図である
【符号の説明】
2A 可視光CCDカメラ
2B 赤外光CCDカメラ
10A〜10J 赤外光照射ランプ
12 ランプボディ
14 前面レンズ
15 投射レンズ
16,16A リフレクター
17 楕円反射鏡
18 放物面反射鏡
20 白熱バルブ
20A,20B,20C 赤外光照射バルブ
24 赤外光透過多層膜
25 赤外光透過部
26 可視光透過部
28 赤外光透過フィルター
30,30’ グローブ本体
30A,30B,30C,30D,30E 赤外光透過グローブ
40 クリアランスバルブである白熱バルブ
100 照射制御手段である点灯制御回路
110 車速センサ
112 ヘッドランプの配光切替スイッチ
120 制御部
122 CPU
124 記憶部
アクチュエータ50
S 灯室

Claims (1)

  1. ランプボディと前面レンズで画成された灯室と、前記灯室内に設けられたリフレクターと、前記灯室内のリフレクター前方に設けられた赤外光照射手段および可視光照射手段とを備え、前記赤外光照射手段から照射される赤外光と前記可視光照射手段から照射される可視光が前記前面レンズから同時に出射するように構成された自動車用赤外光照射ランプであって、
    前記リフレクターは、中央の楕円反射鏡と、前記楕円反射鏡の前方外側に連続して一体に設けられた放物面反射鏡で構成され、
    前記赤外光照射手段は、前記楕円反射鏡と、前記楕円反射鏡の第1焦点近傍に配置された前記可視光源と、前記可視光源の前方に配置された投射レンズと、前記可視光源と前記投射レンズ間に配置された赤外光透過フィルターで構成され、
    前記可視光照射手段は、前記可視光源と、前記放物面反射鏡で構成されたことを特徴とする自動車用赤外光照射ランプ。
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