JP3810968B2 - 液処理装置および液処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば半導体ウエハ等の基板に対して所定の液処理を施す液処理装置および液処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造工程においては、基板としての半導体ウエハを所定の薬液や純水等の処理液によって処理し、ウエハからパーティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネーションを除去したり、エッチングを行う液処理装置が用いられている。
【0003】
このような液処理装置においては、搬送アームにより複数の半導体ウエハを垂直状態で保持し、薬液槽に貯留した薬液、例えばエッチング液に半導体ウエハを浸漬した後、搬送アームにより半導体ウエハを処理液槽から引き上げ、水洗槽へ搬送している。
【0004】
ところで、このような液処理装置においては、大気中のパーティクルや処理液からのミスト等を装置外へ排出するために、装置内へ清浄空気のダウンフローを形成しているが、特開平10−92790号公報には、薬液に浸漬した後の半導体ウエハをこのようなダウンフローが形成された空間に引き上げた場合には、半導体ウエハに上方からダウンフローが当たり、処理が不均一になるおそれがあり、例えば、薬液としてフッ酸を用いてエッチング処理を行う場合には、ダウンフローの影響で半導体ウエハの上端部においてフッ酸が乾燥してしまい、上端部におけるエッチングが不十分になることが記載されている。そして、この公報においては、このようなダウンフローによる処理の不均一を防止するために、基板搬送手段に保持された半導体ウエハの上方位置にダウンフローを遮蔽するためのカバーを配設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本発明者の実験結果によると、このように単にダウンフローを遮蔽しても、やはりエッチングの不均一が残存することが判明した。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、基板に液処理を施す際に均一な処理が可能な液処理装置および液処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、基板に対して所定の液処理を行うための液処理部と、
液処理を行うべき複数の基板を垂直状態で保持する基板保持部を有し、基板を前記液処理部とその上方位置との間で搬送する搬送機構と、
前記液処理部の処理液から基板を引き上げる際に前記搬送機構の前記基板保持部に保持された基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、該空間を囲繞するカバー部材と
を具備し、
前記カバー部材は、前記基板保持部と独立的に上下動可能に設けられており、前記空間を囲繞した状態で、前記カバー部材の下端位置は基板の上端位置以下であることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0008】
本発明の第2の観点によれば、基板に対して所定の液処理を行うための処理液が貯留された処理液槽と、
液処理を行うべき複数の基板を垂直状態で保持する基板保持部を有し、基板を前記処理液槽内の処理液に浸漬する処理位置とその上方位置との間で搬送する搬送機構と、
前記処理位置から基板を引き上げる際に前記搬送機構の前記基板保持部に保持された基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、該空間を囲繞するカバー部材と
を具備し、
前記カバー部材は、前記基板保持部と独立的に上下動可能に設けられており、前記空間を囲繞した状態で、前記カバー部材の下端位置は基板の上端位置以下であることを特徴とする液処理装置が提供される。
【0009】
本発明の第3の観点によれば、基板を処理液に浸漬して液処理を行う工程と、
液処理を行うべき複数の基板を垂直状態で保持する基板保持部と独立的に上下動可能に設けられており、基板の上方の空間を囲繞した状態でその下端位置が基板の上端位置以下であるカバー部材を、前記処理液内から基板を引き上げる前に降下させる工程と、
引き上げ時に基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、基板の上端が前記処理液面から引き上げられ始めた時点で前記カバー部材により基板の上方の空間を囲繞する工程と、
前記カバー部材と基板との位置関係を保ったまま前記空間を囲繞しつつ前記処理液内から基板を引き上げる工程と、
を有することを特徴とする液処理方法が提供される。
【0010】
上記本発明の第1の観点および第2の観点に係る液処理装置において、前記カバー部材は、前記基板保持部に保持された基板の上方空間を覆う庇部材とその前後を遮蔽する遮蔽部材とを有する構造とすることができる。また、前記カバー部材は、前記処理液から基板を引き上げる前に降下させられ、基板の上端が前記処理液面から引き上げられ始めた時点で基板の上方の空間を囲繞し、基板との位置関係を保ったまま上昇させられるものであってもよい。
【0011】
上記本発明の第3の観点に係る液処理方法において、さらに、基板を搬送アームに受け渡す工程と、受け渡し時に前記カバー部材を前記搬送アームに接触しない位置に退避する工程とを有することが好ましい。前記カバー部材は、前記基板保持部に保持された基板の上方空間を覆う庇部材とその前後を遮蔽する遮蔽部材とを有するものであってもよい。
【0012】
本発明者は、エッチング等の処理の不均一の原因について検討した結果、ダウンフローの影響のみならず、液処理後の基板を引き上げる際に基板上端近傍に生じる気流が処理の不均一に影響を与えていることを見出した。すなわち、上記従来技術のように、単にダウンフローを遮蔽するためのカバーを設けただけでは、基板を引き上げる際の気流を防止することができず、この気流によって基板の上端部の表面に付着している処理液がはじかれ、やはり処理の不均一が生じる。そこで本発明では、基板の上方の空間に実質的に気流が生じないようにその空間をカバー部材で囲繞することにより、基板を引き上げる際の気流の影響によって基板上端の処理液がはじかれることを防止し、処理の不均一を防止している。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について具体的に説明する。本実施形態では、本発明を半導体ウエハの搬入、液処理、乾燥、搬出をバッチ式に一貫して行うように構成された液処理システムに適用した場合について説明する。
【0014】
図1は本実施形態に係る液処理システムを示す斜視図であり、図2はその平面図である。これらの図に示すように、液処理システム1は、ウエハWを収納可能なキャリアCの搬入出が行われ、かつキャリアCに対してウエハWの出し入れを行う搬入出ステーション2と、キャリアCを貯蔵するキャリアストックステーション3と、ウエハWに対して液処理および乾燥を行う液処理・乾燥ステーション4とを備えている。液処理・乾燥ステーション4は、液処理ユニット5および乾燥ユニット6で構成されている。
【0015】
搬入出ステーション2は、液処理・乾燥ステーション4と反対側の端部に、搬入されてきた2個のキャリアCを載置可能な搬入ステージ11と、処理後のウエハWを搭載する2個のキャリアCを載置可能な搬出ステージ12とを備えており、これら搬入ステージ11と搬出ステージ12とは仕切壁10により仕切られている。また、液処理・乾燥ステーション4側にはステージ13が設けられており、そこにウエハ配列装置14が設けられている。搬入ステージ11および搬出ステージ12とステージ13との間には、移動テーブル15がキャリアCの配列方向(Y方向)に配置されたガイド16に沿って移動可能に設けられている。また、このテーブル15はキャリアCの配列方向と直交する方向(X方向)および上下方向(Z方向)にも移動可能に設けられており、キャリアCを載せて搬入ステージ11からステージ13のウエハ配列装置14に対応する部分へ、またはステージ13のウエハ配列装置14に対応する部分から搬出ステージ12へキャリアCを搬送するようになっている。ウエハ配列装置14では、キャリアCのウエハ配列ピッチの半分のピッチでウエハWを配列し、キャリアC2つ分のウエハWが配列されるようになっている。したがって、キャリアCのウエハWの搭載枚数が例えば26枚の場合には、ウエハ配列装置14において52枚のウエハが配列される。
【0016】
キャリアストックステーション3は、処理前のウエハが取り出されて空になったキャリアCを一時的に待機させるためや、洗浄後のウエハWを収納するための空のキャリアCを予め待機させるためのものであり、上下方向に複数のキャリアCがストック可能となっており、その中の所定のキャリアCを取り出したり、その中の所定の位置にキャリアCをストックしたりするためのキャリア移動機構を内蔵している。
【0017】
液処理・乾燥ステーション4は、上述したように、液処理ユニット5と乾燥ユニット6とで構成されており、搬入出ステーション2側から乾燥ユニット6、液処理ユニット5の順で配列されている。また、この液処理・乾燥ステーション4は、上記ウエハ配列装置14の受け渡し位置において、複数枚、例えば52枚のウエハの受け渡しを行うとともに、液処理・乾燥ステーション4の長手方向に延在するガイド29に沿って移動し、受け渡し位置と液処理ユニット5および乾燥ユニット6との間でウエハWを搬送する搬送アーム17を備えている。この搬送アーム17は、ウエハWを保持する2本のチャック17a,17bを備えている。
【0018】
液処理ユニット5は、図3にも示すように、装置端部側から、第1の薬液槽19、第1の水洗槽20、第2の薬液槽21、および第2の水洗槽22が順に配置されている。また、第1の薬液槽19および第1の水洗槽20の間でウエハWを搬送するための第1の搬送装置23、ならびに第2の薬液槽21および第2の水洗槽22の間でウエハWを搬送するための第2の搬送装置24を備えている。そして、第1の薬液槽19には、パーティクル等の付着物を除去するための薬液、例えばアンモニア水が貯留されている。また第2の薬液槽21には、ウエハWの表面に形成された酸化膜をエッチングするためのエッチング液、例えば希フッ酸が貯留されている。エッチング液としては希フッ酸の他、フッ酸とフッ化アンモニウムとの混合物を用いることができる。
【0019】
液処理ユニット5の上部には、図3に示すようにフィルタ30が設けられており、このフィルタ30を通って清浄化された空気がダウンフロー状態でユニット内へ供給される。
【0020】
図3に示すように、第1の搬送装置23は、複数枚のウエハWを保持するウエハ保持部32を有するウエハ保持部材31と、ウエハ保持部材31を垂直に移動させるための垂直移動機構33と、垂直移動機構33を水平に移動させるための水平移動機構34を有している。これら垂直移動機構33および水平移動機構34はいずれもボールねじ機構を有しており、それぞれボールねじ駆動用のモータ35および36を有している。これにより、ウエハ保持部材31のウエハ保持部32に保持された複数枚のウエハWを第1の薬液槽19および第1の水洗槽20の両方に対して出し入れすることが可能となる。
【0021】
第2の搬送装置24も同様の構造を有しており、複数枚のウエハWを保持するウエハ保持部42を有するウエハ保持部材41と、ウエハ保持部材41を垂直に移動させるための垂直移動機構43と、垂直移動機構43を水平に移動させるための水平移動機構44を有している。これら垂直移動機構43および水平移動機構44もボールねじ機構を有しており、それぞれボールねじ駆動用のモータ45および46を有している。これにより、ウエハ保持部材41のウエハ保持部42に保持された複数枚のウエハWを第2の薬液槽21および第2の水洗槽22の両方に対して出し入れすることが可能となる。図4に示もすように、ウエハ保持部42の上方には、ウエハ保持部42に保持されたウエハWの上方の空間を囲繞可能なカバー部材50を有している。このカバー部材50は、ウエハ保持部42におけるウエハ配列方向に沿って設けられた山形をなす庇部材51と庇部材51の先端側の開口を遮蔽する遮蔽部材52を有する。庇部材51の基端側部分はウエハ保持部材41で遮蔽されており、ウエハ保持部材41が遮蔽部材としての機能を果たしている。このカバー部材50は、ウエハ保持部材41の上端に設けられたモータ53によりウエハ保持部材41に内蔵されたボールねじを駆動することによって、上下動が可能となっている。そして、ウエハ保持部42に保持されたウエハWが第2の薬液槽21に貯留されたエッチング液、例えば希フッ酸に浸漬された後、引き上げられる際に、カバー部材50がウエハWの上方の空間を囲繞する位置に配置され、その部分に実質的に気流が形成されないようにされる。この場合に、ウエハWの上方の空間に気流が形成されることを確実に防止する観点から、カバー部材50の下端位置は、ウエハの上端位置以下であることが好ましい。なお、符号54はカバー部材50の支持部材が移動するための溝である。図4に示すように、ウエハ保持部42は、ウエハWを支持する3本の棒状部材42a,42b,42cを有している。他の搬送装置のウエハ保持部も同様に構成されている。
【0022】
第1の搬送装置23のウエハ保持部32および第2の搬送装置34のウエハ保持部42と搬送アーム17との間のウエハWの受け渡しは、ウエハ保持部材31および41の上下動によって行われる。このウエハWの受け渡しについて第2の搬送装置24を例にとって、図5および図6に基づいて説明する。搬送アーム17は、ガイド部材29に沿って水平移動のみ行い垂直移動は行わない構造となっている。そして、ウエハ保持部42を搬送アーム17よりも低い位置にした状態で、チャック17a,17bにより複数枚のウエハWを保持した状態の搬送アーム17を保持部42の直上に位置させ、保持部材41を上昇させる。保持部42の外幅は搬送アーム17のチャック17a,17b間の内幅よりも小さいので、図6に示すように保持部42がウエハWを受け取った後、さらに保持部材41を上昇させてチャック17a,17b間を通過させることにより、保持部42にウエハWが保持されるようになる。逆に保持部42から保持アーム17にウエハWを受け渡す時は、これとは逆の手順で、保持部42にウエハWを保持した状態の保持部材41を降下させて搬送アーム17のチャック17a,17bの間を通過させればよい。
【0023】
なお、図7の(a)の断面図に示すように、搬送アーム17のチャック17bは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)からなる本体171と、本体171内に長手方向に沿って挿通されたステンレス鋼からなる角柱状の芯材172とで構成されており、本体171に2つのウエハ支持部173を有している。チャック17aも同様に構成されている。また、図7の(b)の断面図に示すように、保持部42の棒状部材42bは、PEEKからなる本体421と、本体421内に長手方向に沿って挿通されたステンレス鋼からなる円筒状の心材422とで構成されており、本体421から上方に延びる突出部421aの先端にはウエハ支持部423が設けられている。棒状部材42aおよび他の搬送装置の保持部における棒状部材も同様に構成されている。さらに、図7の(c)の断面図に示すように、棒状部材42cはPEEKからなる本体424とその先端に形成されたウエハ支持部425とを有している。このように、搬送アーム17のチャック17a,17bおよび保持部42の棒状部材42a,42bにステンレス鋼からなる芯材が挿通されることにより、これらの強度を高くすることができるので、これらを小型化することができ、ウエハWとの接触部を小さくすることができる。
【0024】
図8に示すように、エッチングを行う第2の薬液槽21は、その上部開口には開閉自在のシャッター60が設けられており、またその中の底部近傍に、薬液を供給するための2本の薬液供給ノズル61,62が設けられている。この薬液供給ノズル61,62は、図8の紙面に垂直な方向に延びており、多数設けられたノズル孔から斜め下向きにエッチング用の薬液、例えば希フッ酸を供給するようになっており、洗浄の際には薬液槽21は薬液で満たされるようになっている。また、薬液槽21の周囲にはオーバーフロー槽63が設けられており、このオーバーフロー槽63の底部には循環配管64が接続されている。循環配管64には、上流側から温調器65、ポンプ66、フィルター67が配置されており、その後循環配管64は配管64a,64bに分岐してノズル61,62に接続されている。したがって、オーバーフローした薬液が配管64,64a,64bを通って薬液槽21に戻される。このように上流側から温調器65、ポンプ66、フィルター67を配置することにより、ポンプからの液流が温調器に悪影響を与えることがなく、ポンプの下流側のダンパーが不要となる。
【0025】
配管64が配管64aおよび64bに分岐する部分には継手68が設けられており、この継手は図9の(a),(b)に示すように、配管64に接続される第1部分68aが、配管64aおよび64bに接続される第2部分68bの中央に接続されたT字構造をなしている。そして、第1部分68aの内部には、配管64から流れてきた液流を配管64a側と配管64b側へ2分割する仕切板69が設けられている。また、第2部分68bの内部には図9の(c)に示すようにして仕切板69を固定するための支持板70が設けられている。このように仕切り板を設けることにより、配管64内で発生した気泡が継手内で合流することが防止され、気泡が分散されるので、大きな気泡によるウエハ破損や洗浄効果の低下等の問題が生じない。また、ノズル61および62から略均等に薬液を供給することが可能となる。なお、他の槽も上記第2の薬液槽21とほぼ同様の構造を有している。
【0026】
一方、乾燥ユニット6は、図2に示すように水洗槽25が設けられており、その上に例えばイソプロピルアルコール(IPA)の蒸気が供給されてウエハを乾燥する乾燥室(図示せず)が設けられている。そして、水洗槽25と乾燥室との間でウエハWを搬送する搬送装置26が設けられており、水洗槽25で水洗されたウエハが搬送装置26で引き上げられ、乾燥室においてIPA乾燥されるようになっている。搬送装置26は水平方向の移動ができない他は、上記搬送装置23および24と同様に構成されており、搬送アーム17との間でウエハWの受け渡しが可能となっている。なお、符号27は搬送装置26のウエハ保持部を洗浄する洗浄機構である。
【0027】
次に、このように構成される液処理システム1の処理動作について説明する。まず、搬入出ステーション2の搬入ステージ11に搬入されてきたキャリアCを移動テーブル15がステージ13上のウエハ配列装置14に搬送する。このウエハ配列装置14では、キャリアC2つ分の枚数のウエハW、例えば52枚のウエハWがキャリアCのウエハ配列ピッチの半分のピッチで配列される。
【0028】
このようにして配列されたウエハWは、搬送アーム17のチャック17a,17bによって保持され、ウエハWを保持した搬送アーム17はガイド29に沿って液処理・乾燥ステーション4に搬入される。そして、まず、液処理ユニット5において第1の搬送装置23のウエハ保持部32にウエハWを受け渡す。その状態で搬送部材31を降下させ、第1の薬液槽19内に貯留されているアンモニアに浸漬させる。これにより、ウエハWの表面のパーティクル除去が行われる。
【0029】
次いで、ウエハ保持部材31を上昇させ、さらに第1の水洗槽20の上方位置まで水平移動させた後、ウエハ保持部材31を降下させてウエハ保持部32に保持されたウエハWを水洗槽20内で純水によりオーバーフロー洗浄する。水洗後、ウエハ保持部材31を上昇させてウエハWを引き上げ、搬送アーム17のチャック17a,17bにウエハWを受け渡す。
【0030】
その後、搬送アーム17は第2の薬液槽21の位置において、第2の搬送装置24のウエハ保持部42にウエハWを受け渡す。その際には、カバー部材50はウエハWの受け渡しの妨げにならない上方位置に退避されている。その状態で搬送部材41を降下させ、第2の薬液槽21内に貯留されているエッチング液、例えば希フッ酸に浸漬させる。これにより、ウエハWの表面に形成されている酸化膜、例えばSiO2のエッチングが行われ、酸化膜の厚さが減じられる。なお、この際には、図8に示すように、カバー部材50は第2の薬液槽21の上方に待機されている。
【0031】
次いで、ウエハ保持部材41を上昇させてウエハWを第2の薬液槽21内のエッチング液から引き上げるが、この時点ではウエハWにエッチング液が付着しておりエッチングが進行している。図10の(a)に示すように、ウエハWを薬液槽から引き上げた直後には、ウエハWに付着したエッチング液層80は重力の影響で、ウエハWの上側が薄く下側が厚くなっている。そして、カバー部材50が存在しない場合には、109の(b)に示すように、ウエハWをさらに引き上げる過程でダウンフロー81の影響が生じ、またこのダウンフローの影響を上述した特開平10−92790号公報の技術で排除しても引き上げに伴う気流82の影響で、ウエハW上端のエッチング液が下方に移動し、ウエハWの上端にエッチング液がはじかれて殆ど存在しない部分83が形成される。したがって、この上端の部分83はエッチングが殆ど進行しないので、エッチング量が他の部分よりも少なくなり、エッチングの均一性が低下する。
【0032】
これに対して、本実施形態では、図11の(a)に示すように、搬送装置24によるウエハWの引き上げ直前にカバー部材50を降下させて、ウエハWの上端が第2の薬液槽21のエッチング液面から引き上げられ始めた時点では図11の(b)に示すように、カバー部材50がウエハWの上方の空間を囲繞するようにする。そして、その位置関係を保ったまま、ウエハ保持部材41を上昇させる。この場合には、カバー部材50は、図12に示すように、ウエハWの上方の空間Sを、そこに実質的に気流が形成されないようにして囲繞しており、その部分の空気がウエハWとともに上昇することとなる。したがって、ウエハWにはダウンフローおよびウエハWを引き上げる際の気流の影響が及ぼされず、ウエハWの上端のエッチング液がはじかれることが防止され、エッチングが均一に進行することとなる。なお、ウエハWの上端が第2の薬液槽21のエッチング液面から引き上げられ始めた時点でカバー部材50を設置することにより、ウエハWがエッチング液から出た瞬間にも気流の影響を受けることが防止される。
【0033】
このようにしてウエハ保持部材41を上昇させてウエハWを引き上げた後、ウエハ保持部材41を水平移動させて第2の水洗槽22の直上に位置させ、引き続きウエハ保持部材41を降下させてウエハ保持部42に保持されたウエハWを第2の水洗槽22内で純水によりオーバーフロー洗浄し、エッチング処理が終了する。
【0034】
実際に、このカバー部材50を用いた場合と用いない場合とで、エッチングの均一性について試験した。ここではSiO2膜を形成したウエハを希フッ酸に浸漬した後引き上げて水洗した。その結果、表1に示すように、カバー部材を設けない場合にはエッチング量のばらつきが大きく、また図13に示すように、ウエハWの上端において極端にエッチング量が少ない部分があったが、カバー部材を用いた場合には、エッチング量のばらつきが少なく、ウエハWの上端にエッチング量が極端に少ない部分は存在しなかった。このことからも、カバー部材50を設けることによるエッチング均一化効果が裏付けられる。
【0035】
【表1】
【0036】
このようにしてエッチング処理が終了した後、第2の搬送装置24のウエハ保持部42から搬送アーム17のチャック17a,17bにウエハWを受け渡す。ウエハWを受け取った搬送アームはガイド29を走行して乾燥ユニット6に至り、乾燥ユニット6の搬送装置26にウエハWを受け渡す。乾燥ユニット6においては、水洗槽25において純水により水洗を行った後、ウエハWを水洗槽25から引き上げ、その上の乾燥室に搬送装置26に保持された状態でウエハWにIPA蒸気を供給し、ウエハWに付着した水をIPAに置換して乾燥を行う。
【0037】
乾燥ユニット6における乾燥処理が終了した後、搬送装置26から搬送アーム17のチャック17a,17bにウエハWを受け渡す。ウエハWを受け取った搬送アームはガイド29を走行して搬入出ステーション2のステージ13に対応する部分に至り、ウエハ配列装置14にウエハWを受け渡す。ウエハ配列装置14では、ウエハWの配列ピッチをキャリアCのピッチに戻し、所定枚数、例えば26枚ずつ2つのキャリアCに収納する。キャリアCは移動テーブル15により搬出ステージ12に搬送され、搬出ステージ12から装置外へ搬出される。これにより、一連の処理が完了する。
【0038】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、上記実施形態では、カバー部材を取り付ける搬送装置として、ウエハを搬送アームから保持部材に受け取って、薬液または純水に浸漬させるタイプのものについて説明したが、図14に示すように、搬出入ステーションで受け取ったウエハをガイドに沿って移動させるとともに、各槽内の処理液に浸漬させる機能を兼備したものであってもよい。
【0039】
図14において、ウエハWを保持するためのチャック92は支持部材90に支持されており、支持部材90は垂直移動機構91により垂直移動されるようになっている。また垂直移動機構91は図示しないガイドに沿って水平方向に移動可能となっている。支持部材90に取り付けられたチャック92は、支持部材90に突設された一対の回転棒93と、各回転棒93からそれぞれ下方に延びる一対の支持棒94これら支持棒94からそれぞれ水平に延びる2本ずつのウエハ保持棒95と、ウエハ保持棒の先端を支持する一対の支持棒94aとを備えている。そして、回転棒93を回転することにより、ウエハWの着脱が可能となっている。支持部材90にはボールねじ機構からなる移動機構96が取り付けられており、この移動機構96には支持棒98を介してカバー部材50’が設けられている。したがって、この移動機構96によりカバー部材50’が上下方向に移動可能となっている。カバー部材50’は、山形の庇部材51’と庇部材51’の先端側開口および基端側開口を遮蔽する一対の遮蔽部材52’とで構成されている。この場合でも、ウエハWを薬液槽から引き上げる際に、カバー部材50’をウエハWの上方の空間を囲繞してその空間に気流が生じないようにすることにより、同様にエッチングの均一性を向上させることができる。
【0040】
また、カバー部材の庇部材として山形のものを用いたが、これに限らずウエハの上方の空間を実質的に気流が生じないように覆うことができればこれに限るものではなく、例えば、図15の(a)に示すようなかまぼこ型の庇部材51aや(b)に示すような箱型の庇部材51b等、他の形状であってもよい。
【0041】
さらに、上記実施形態では、エッチング処理に本発明を適用した場合について説明したが、他の液処理であってもよい。さらにまた、半導体ウエに適用した場合について示したが、これに限らず、液晶表示装置(LCD)用基板等、他の基板の処理にも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、搬送機構の前記基板保持部に保持された基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、該空間を囲繞するカバー部材を設けたので、液処理終了後に基板を引き上げる際に、その際に生じる気流の影響によって基板上端の処理液がはじかれることが防止され、処理の不均一を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液処理システムを示す斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係る液処理システムを示す平面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る液処理システムに適用される液処理ユニットの内部を示す断面図。
【図4】図3に示した液処理ユニットにおける搬送機構によりウエハを保持した状態を示す斜視図。
【図5】搬送アームから搬送装置のウエハ保持部へウエハを受け渡す状態を示す斜視図。
【図6】搬送アームから搬送装置のウエハ保持部へウエハを受け渡す瞬間を示す概略断面図。
【図7】搬送アームのチャックおよび保持部の棒状部材の断面図。
【図8】図3に示した液処理ユニットの薬液槽の構造を示す断面図。
【図9】図3に示した液処理ユニットの薬液槽の薬液循環ラインに設けられた継手を示す断面図。
【図10】ウエハに付着したエッチング層の状態を示す模式図。
【図11】ウエハを薬液槽から上昇させる際に、カバー部材をウエハ上方の空間を囲繞する位置に設置する方法を説明するための図。
【図12】カバー部材により気流の影響を受けない領域を示す模式図。
【図13】本発明の効果を示すグラフ。
【図14】カバー部材を取り付けた搬送装置の他の例を示す斜視図。
【図15】カバー部材における庇部材の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1;液処理装置
2;搬入出ステーション
4;液処理・乾燥ステーション
5;液処理ユニット
6;乾燥ユニット
17;搬送アーム
21;薬液槽(処理液槽)
24;搬送装置(搬送機構)
41;ウエハ保持部材
42;ウエハ保持部
50,50’;カバー部材
51,51’;庇部材
52,52’;遮蔽部材
W……半導体ウエハ(基板)
C……キャリア
Claims (7)
- 基板に対して所定の液処理を行うための液処理部と、
液処理を行うべき複数の基板を垂直状態で保持する基板保持部を有し、基板を前記液処理部とその上方位置との間で搬送する搬送機構と、
前記液処理部の処理液から基板を引き上げる際に前記搬送機構の前記基板保持部に保持された基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、該空間を囲繞するカバー部材と
を具備し、
前記カバー部材は、前記基板保持部と独立的に上下動可能に設けられており、前記空間を囲繞した状態で、前記カバー部材の下端位置は基板の上端位置以下であることを特徴とする液処理装置。 - 基板に対して所定の液処理を行うための処理液が貯留された処理液槽と、
液処理を行うべき複数の基板を垂直状態で保持する基板保持部を有し、基板を前記処理液槽内の処理液に浸漬する処理位置とその上方位置との間で搬送する搬送機構と、
前記処理位置から基板を引き上げる際に前記搬送機構の前記基板保持部に保持された基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、該空間を囲繞するカバー部材と
を具備し、
前記カバー部材は、前記基板保持部と独立的に上下動可能に設けられており、前記空間を囲繞した状態で、前記カバー部材の下端位置は基板の上端位置以下であることを特徴とする液処理装置。 - 前記カバー部材は、前記基板保持部に保持された基板の上方空間を覆う庇部材とその前後を遮蔽する遮蔽部材とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液処理装置。
- 前記カバー部材は、前記処理液から基板を引き上げる前に降下させられ、基板の上端が前記処理液面から引き上げられ始めた時点で基板の上方の空間を囲繞し、基板との位置関係を保ったまま上昇させられるものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液処理装置。
- 基板を処理液に浸漬して液処理を行う工程と、
液処理を行うべき複数の基板を垂直状態で保持する基板保持部と独立的に上下動可能に設けられており、基板の上方の空間を囲繞した状態でその下端位置が基板の上端位置以下であるカバー部材を、前記処理液内から基板を引き上げる前に降下させる工程と、
引き上げ時に基板の上方の空間に実質的に気流が生じないように、基板の上端が前記処理液面から引き上げられ始めた時点で前記カバー部材により基板の上方の空間を囲繞する工程と、
前記カバー部材と基板との位置関係を保ったまま前記空間を囲繞しつつ前記処理液内から基板を引き上げる工程と、
を有することを特徴とする液処理方法。 - さらに、基板を搬送アームに受け渡す工程と、
受け渡し時に前記カバー部材を前記搬送アームに接触しない位置に退避する工程とを有することを特徴とする請求項5に記載の液処理方法。 - 前記カバー部材は、前記基板保持部に保持された基板の上方空間を覆う庇部材とその前後を遮蔽する遮蔽部材とを有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の液処理方法。
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