JP3807568B2

JP3807568B2 - Aerosol container

Info

Publication number: JP3807568B2
Application number: JP12179797A
Authority: JP
Inventors: 利幸三井; 行雄八戸; 義孝羽部; 真一角田; 充人平田; 哲哉佐藤; 勝彦山本; 好爾岸田
Original assignee: Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Current assignee: Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Priority date: 1997-04-24
Filing date: 1997-04-24
Publication date: 2006-08-09
Anticipated expiration: 2017-04-24
Also published as: JPH10297686A; EP0873946B1; DE69801022T2; EP0873946A1; DE69801022D1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
【従来の技術】
従来のエアゾール容器の開口部にバルブキヤツプを嵌合させた構造としては、例えば図２（Ａ）の断面図が示すようなものがある。この構造は、容器本体１の首部２に環状凹所３を形成し、バルブ４の容器内に延長するバルブハウジング５をシール体６により気密に支持したバルブキヤツプ７を上記首部２に嵌着し、該バルブキヤツプ７の下端部８を前記凹所３に絞り込んだものである（例えば特開昭６３−７６９９３号）。なお、このようなエアゾール容器にあっては、容器自体に高い耐圧効果を要求するため、一般に、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂が単体で使用されている。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかるエアゾール容器は、容器自体の耐圧効果だけを考慮しているため、バルブキヤツプ係合力よりも容器自体の耐圧効果を向上させ、該エアゾール容器を炎天下に駐車された自動車内等に放置した場合、容器自体の破裂は起こらずに容器本体から内容物の噴出と共にバルブキヤツプが暴発的に飛び出してしまうという課題があった。
【０００３】
本発明は、容器自体の従来の耐圧性を保持しつつ、かかる課題を解決することを目的とし、エアゾール容器内の圧力が上昇してもバルブキヤツプ及び内容物を暴発的に容器外に飛散させないエアゾール容器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、エアゾール容器の開口部にバルブキヤツプを係合させたエアゾール容器において、該エアゾール容器の素材のガラス転移温度を７４〜１００℃にしたことを特徴とするエアゾール容器である。
【０００５】
本発明におけるエアゾール容器は、上記課題を解決するために、その内部圧力が内容物を暴発させる程度にまで近づくと、該エアゾール容器自体を膨張させてその内部圧力を下げて回避するものである。かかる作用を発揮させるためには、エアゾール容器の素材の上記ガラス転移温度を７４〜１００℃、さらに好ましくは７５〜８５℃に設定するのが良い。このガラス転移温度は、あまりに低いと容器自体が簡易に膨張してしまい、あまりに高いと容器自体が硬くて膨張しないため、上記範囲にするのがよい。
【０００６】
また、かかるエアゾール容器を形成する素材としては上記ガラス転移温度を有するものを適宜選択して採用でき、例えばＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）とＰＡｒ（ポリアリレート）との混合体等がある。なお、ＰＥＴとポリアリレートの配合比は、ＰＥＴ：ポリアリレートの重量％の比で６０：４０〜９５：５が好ましく、さらに好ましくは８０：２０〜９５：５の重量％が良い。このような比でポリエチレンテレフタレートとポリアリレートを混合するのは、ポリアリレートがあまりに少ないとエアゾール容器と上記バルブキャップの係合力が弱くなり、あまりに多いと容器自体が膨張しづらくなり耐圧性の低い底部が破裂するからである。
【０００７】
また、本発明にかかるエアゾール容器の成型方法としては、二軸延伸ブロー成形や、開口部周辺のバルブキヤツプ係合部位を無延伸インジエクシヨン成型で形成し内容物を充填する胴部をストレツチブロー成型する方法等がある。かかるストレツチブロー成型にあっては、前記胴部の縦延伸を１．００〜１．１５倍、横延伸を１．９０〜２．２０倍の低延伸に抑えることにより、内容物の温度上昇に伴う高圧下で容器を変形膨張及び薄肉化させて内圧を下げることができる。
【０００８】
なお、本発明にかかるエアゾール容器に充填することのできる内容物としては、従来公知のものを採用できる。該内容物としては、例えば人体用品、家庭用品、工業用品があり、人体用品には頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品があり、家庭用品には殺虫剤、コーテイング剤、クリーナ、食品、その他の家庭用品があり、工業用品には自動車用品、その他の工業用品がある。上記頭髪用品としてはヘアセツトスプレー、ヘアドレツサーコンデイシヨナー、ヘアシヤンプー、リンス、酸性染毛剤、酸化型２剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー、脱色剤、パーマ剤、育毛剤等がある。化粧品としてはシエービングクリーム、アフターシエーブローシヨン、香水、オーデコロン、洗顔料、日焼け止め、フアンデーシヨン、脱毛・脱色剤、浴用剤、歯磨き剤等がある。消臭・制汗剤としては消臭剤、制汗剤、ボデイシヤンプー等がある。その他の人体用品としては筋肉消炎剤、皮膚疾患剤、水虫薬、その他の医薬品、害虫忌避剤、冷却剤、清拭剤、口喉剤等がある。殺虫剤としては空間殺虫剤、ゴキブリ殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等がある。コーテイング剤としては家庭用塗料、自動車用塗料、アンダーコーテイング剤等がある。クリーナとしては家庭用ガラスクリーナ、レンズクリーナ、絨毯クリーナ、浴用クリーナ、床・家具艶だしクリーナ、靴・皮革クリーナ、ワツクス艶だし剤等がある。その他の家庭用品としては室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤等がある。自動車用品としては防曇剤、解氷剤、エンジン始動液、パンク修理液、エンジンクリーナ等がある。その他の工業用品としては潤滑防錆剤、接着剤、金属深傷剤、離型剤等がある。
【０００９】
上記内容物の形状としては液状、流動体状、半流動体状、発泡体状、気体状の他、これら形状のものに粉体状や粒状の固体を少し混ぜたもの等、適宜選択して採用することができる。
【００１０】
該素材にあっては従来内容物として採用される公知のものを採用でき、例えば上記ヘアスプレーであれば変性アルコール、噴射剤としてのＬＰＧ（液化石油ガス）を主成分とし、アクリル樹脂アルカノールアミン液、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、香料等を添加したものがあり、上記ヘアトリートメントであれば変性アルコール、噴射剤としてのＬＰＧを主成分とし、流動パラフイン、プロピレングリコール、メチルフエニルポリシロキサン、香料を添加したものがある。
【００１１】
また、他の内容物としては、アルコール、合成樹脂、噴射剤（ＬＰＧ（液化石油ガス、ＤＭＥ（ジメチルエーテル）、Ｎ₂、ＣＯ₂等の単体又はこれらの混合物）、セルロース、アンモニウム、水、香料、染料、界面活性剤、顔料等を適宜選択して追加することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明にあっては、エアゾール容器の開口部にバルブキヤツプを係合させたエアゾール容器において、該エアゾール容器の素材のガラス転移温度を７４〜１００℃にし、これにより、容器自体の従来の耐圧性を保持しつつ、エアゾール容器内の圧力が上昇してもバルブキヤツプ及び内容物を暴発的に容器外に飛散させない。
【００１３】
【実施例】
以下に、本発明にかかる実施例を、図及び表を参照しつつ詳細に説明する。図１は、本発明の実施例、比較例におけるエアゾール容器自体の正面図を模式的に示した説明図である。
【００１４】
この図１に示したエアゾール容器は、内容量９７ミリリツトル、目付重量３０グラムのものであり、符号１０はエアゾール容器の開口部を形成すると共に図示外のバルブキヤツプを係合させるための係合部であり、符号１１は内容物を保持するための胴部である。該エアゾール容器は、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）とＰＡｒ（ポリアリレート）を表１の配合比で混練した後、二軸延伸ブロー成形により形成したものである。
【００１５】
表１で「８０℃昇温評価」は、エアゾール容器内に充填する内容物をＬＰＧ（液化石油ガス）を含む水系内容液（常温（約２５℃）、内圧６ｋｇ／ｃｍ²）とし、炎天下に駐車した自動車内を想定し、外気温度を常温（約２５℃）から昇温させ、８０℃に到達した後、８０℃を８時間維持し、エアゾール容器開口部の周辺に位置する係合部が破壊されたかどうかを目視で評価したものである。なお、かかる評価にあっては図２（Ａ）で開示したバルブキヤツプを採用した。
【００１６】
【表１】

【００１７】
この表１が示すように、ＰＥＴ：ＰＡｒの重量％の比で６０：４０〜９５：５としたときには上記係合部は破壊されず、容器の破裂もなかった。また、ポリアリレートの比を５０％にしたときには（比較例２）、耐圧性の悪い容器底部が破裂してしまった。
【００１８】
次に、上記比較例１及び上記実施例１における配合比で製造されたエアゾール容器に同じ内容物（内圧６ｋｇ／ｃｍ²）を充填して、外気温度（昇温したときの外気の温度）を上げたときの、気相温度（エアゾール容器内の気体の温度）、液相温度（エアゾール容器内の内容液の温度）、内圧（該エアゾール容器内部の圧力）及び係合部評価（係合部が破壊されたかどうかの目視評価）を表２に示す。
【００１９】
【表２】

【００２０】
表２が示すように、ポリエチレンテレフタレートにポリアリレートを配合することにより、気相温度７１℃、内圧１２〜１３ｋｇ／ｃｍ²であっても係合部が破壊されなかった。これは、内圧が１４ｋｇ／ｃｍ²を越えたあたりから容器自体が膨張・薄肉化し、内圧を減少させたためである。
【００２１】
【発明の効果】
本発明にあっては、エアゾール容器の開口部にバルブキヤツプを係合させたエアゾール容器において、該エアゾール容器の素材のガラス転移温度を７４〜１００℃にし、これにより、容器自体の従来の耐圧性を保持しつつ、エアゾール容器内の圧力が上昇してもバルブキヤツプ及び内容物を暴発的に容器外に飛散させないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例、比較例におけるエアゾール容器自体の正面図を模式的に示した説明図である。
【図２】（Ａ）は従来のエアゾール容器の開口部における周辺の縦断面を一部拡大した説明図であリ、（Ｂ）は（Ａ）のエアゾール容器の縦断面を模式的に示した説明図である。
【符号の説明】
１０係合部
１１胴部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
[Prior art]
As a structure in which a valve cap is fitted to an opening of a conventional aerosol container, for example, there is a structure as shown in the cross-sectional view of FIG. In this structure, an annular recess 3 is formed in the neck 2 of the container body 1, and a valve cap 7 in which a valve housing 5 extending into the container of the valve 4 is hermetically supported by a seal body 6 is fitted to the neck 2. The lower end portion 8 of the valve cap 7 is narrowed down to the recess 3 (for example, JP-A-63-76993). In such an aerosol container, a resin such as polyethylene terephthalate is generally used alone because the container itself requires a high pressure-resistant effect.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
However, since such an aerosol container considers only the pressure resistance effect of the container itself, the pressure resistance effect of the container itself is improved over the valve cap engaging force, and the aerosol container is left in a car parked under a hot sun or the like. In such a case, there has been a problem that the valve cap bursts out of the container body and the contents are ejected without bursting the container itself.
[0003]
The present invention aims to solve such problems while maintaining the conventional pressure resistance of the container itself, and prevents the valve cap and contents from splashing out of the container even if the pressure in the aerosol container rises. It is to provide an aerosol container.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention is an aerosol container characterized in that a glass transition temperature of a material of the aerosol container is 74 to 100 ° C. in an aerosol container in which a valve cap is engaged with an opening of the aerosol container.
[0005]
In order to solve the above-described problems, the aerosol container according to the present invention avoids the aerosol container by expanding the aerosol container itself and lowering the internal pressure when the internal pressure approaches the level of causing the contents to explode. In order to exert such an action, the glass transition temperature of the material of the aerosol container is preferably set to 74 to 100 ° C, more preferably 75 to 85 ° C. If the glass transition temperature is too low, the container itself easily expands. If the glass transition temperature is too high, the container itself is hard and does not expand.
[0006]
In addition, as a material for forming such an aerosol container, a material having the above glass transition temperature can be appropriately selected and employed, for example, a mixture of PET (polyethylene terephthalate) and PAr (polyarylate). The blending ratio of PET and polyarylate is preferably 60:40 to 95: 5, more preferably 80:20 to 95: 5, in terms of the weight ratio of PET: polyarylate. Polyethylene terephthalate and polyarylate are mixed in such a ratio. If the polyarylate is too small, the engagement force between the aerosol container and the valve cap becomes weak, and if it is too large, the container itself is difficult to expand and the bottom portion with low pressure resistance Because it bursts.
[0007]
In addition, as a method for molding an aerosol container according to the present invention, a biaxial stretch blow molding or a valve cap engaging portion around the opening is formed by non-stretching injection molding, and a body portion filled with contents is stretch blow molded. There are ways to do this. In such stretch blow molding, the temperature of the contents is increased by suppressing the longitudinal stretching of the body portion to a low stretching of 1.00 to 1.15 times and the lateral stretching of 1.90 to 2.20 times. The internal pressure can be lowered by deforming, expanding and thinning the container under high pressure.
[0008]
In addition, a conventionally well-known thing can be employ | adopted as a content which can be filled into the aerosol container concerning this invention. Examples of the contents include human body products, household products, and industrial products. Human body products include hair products, cosmetics, deodorants and antiperspirants, and other human products. Household products include insecticides and coating agents. , Cleaners, foods, and other household items, and industrial items include automotive items and other industrial items. The above hair products include hair set sprays, hair dresser conditioners, hair shampoos, rinses, acidic hair dyes, oxidized two-part permanent hair dyes, color sprays, depigmenting agents, permanent agents, hair restorers, etc. is there. Cosmetics include shaving cream, after-shave broth, perfume, eau de cologne, face wash, sunscreen, foundation, hair removal / bleaching agent, bath preparation, toothpaste and the like. Examples of the deodorant / antiperspirant include deodorants, antiperspirants and body shampoos. Other human body products include muscle anti-inflammatory agents, skin disease agents, athlete's foot drugs, other pharmaceuticals, pest repellents, cooling agents, wiping agents, and throat preparations. Examples of insecticides include space insecticides, cockroach insecticides, horticultural insecticides, acaricides, and unpleasant insecticides. Coating agents include household paints, automotive paints, undercoating agents and the like. Examples of cleaners include household glass cleaners, lens cleaners, carpet cleaners, bath cleaners, floor / furniture polish cleaners, shoe / leather cleaners, and wax polishes. Other household products include indoor deodorants, toilet deodorants, waterproofing agents, laundry glue, herbicides, clothing insecticides, flameproofing agents, and the like. Automobile products include anti-fogging agents, anti-icing agents, engine starting liquids, puncture repair liquids, engine cleaners, and the like. Other industrial products include lubricating rust preventives, adhesives, metal deep scratch agents, mold release agents and the like.
[0009]
As the shape of the above-mentioned contents, in addition to liquid, fluid, semi-fluid, foam, gas, etc., these powders and powders or granular solids may be selected as appropriate. Can be adopted.
[0010]
As the material, known materials that are conventionally used as contents can be used. For example, in the case of the hair spray, modified alcohol, LPG (liquefied petroleum gas) as a propellant is the main component, and an acrylic resin alkanolamine solution. , Polyoxyethylene oleyl ether, fragrance, etc. are added. For the above hair treatment, modified alcohol, LPG as propellant is the main component, and fluid paraffin, propylene glycol, methylphenyl polysiloxane, fragrance are added. There is what I did.
[0011]
Other contents include alcohol, synthetic resin, propellant (LPG (liquefied petroleum gas, DME (dimethyl ether), N ₂ , CO ₂ or the like alone or a mixture thereof), cellulose, ammonium, water, fragrance, A dye, a surfactant, a pigment and the like can be appropriately selected and added.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, in the aerosol container in which a valve cap is engaged with the opening of the aerosol container, the glass transition temperature of the material of the aerosol container is set to 74 to 100 ° C., thereby the conventional pressure resistance of the container itself. Even if the pressure in the aerosol container rises, the valve cap and contents are not splashed out of the container.
[0013]
【Example】
Embodiments according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings and tables. FIG. 1 is an explanatory view schematically showing a front view of an aerosol container itself in Examples and Comparative Examples of the present invention.
[0014]
The aerosol container shown in FIG. 1 has an internal capacity of 97 milliliters and a weight per unit area of 30 grams. Reference numeral 10 denotes an engaging portion for forming an opening of the aerosol container and engaging a valve cap (not shown). Numeral 11 is a body part for holding the contents. The aerosol container is formed by biaxial stretch blow molding after kneading PET (polyethylene terephthalate) and PAr (polyarylate) at a blending ratio shown in Table 1.
[0015]
In Table 1, “Evaluation of temperature rise at 80 ° C.” indicates that the content to be filled in the aerosol container is an aqueous content liquid (normal temperature (about 25 ° C.), internal pressure 6 kg / cm ² ) containing LPG (liquefied petroleum gas). Assuming the inside of a parked automobile, the outside air temperature is raised from room temperature (about 25 ° C.), and after reaching 80 ° C., 80 ° C. is maintained for 8 hours, and the engaging portion located around the aerosol container opening is This is a visual evaluation of whether or not it was destroyed. In this evaluation, the valve cap disclosed in FIG. 2A was adopted.
[0016]
[Table 1]

[0017]
As shown in Table 1, when the weight ratio of PET: PAr was 60:40 to 95: 5, the engaging portion was not broken and the container was not ruptured. When the polyarylate ratio was 50% (Comparative Example 2), the bottom of the container with poor pressure resistance was ruptured.
[0018]
Next, the same contents (internal pressure 6 kg / cm ² ) are filled in the aerosol containers manufactured at the blending ratios in Comparative Example 1 and Example 1, and the outside air temperature (the temperature of the outside air when the temperature is raised) is set. Gas phase temperature (temperature of the gas in the aerosol container), liquid phase temperature (temperature of the content liquid in the aerosol container), internal pressure (pressure inside the aerosol container), and engagement portion evaluation (engagement portion) when raised Table 2 shows the visual evaluation of whether or not is destroyed.
[0019]
[Table 2]

[0020]
As Table 2 shows, by blending polyarylate with polyethylene terephthalate, the engaging portion was not broken even at a gas phase temperature of 71 ° C. and an internal pressure of 12 to 13 kg / cm ² . This is because the container itself was expanded and thinned from when the internal pressure exceeded 14 kg / cm ² , and the internal pressure was reduced.
[0021]
【The invention's effect】
In the present invention, in the aerosol container in which a valve cap is engaged with the opening of the aerosol container, the glass transition temperature of the material of the aerosol container is set to 74 to 100 ° C., thereby the conventional pressure resistance of the container itself. Even if the pressure in the aerosol container rises, the valve cap and contents are not sporadically scattered outside the container.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view schematically showing a front view of an aerosol container itself in Examples and Comparative Examples of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are explanatory views in which a peripheral longitudinal section in the opening of a conventional aerosol container is partially enlarged, and FIG. 2B schematically shows a longitudinal section of the aerosol container of FIG. It is explanatory drawing.
[Explanation of symbols]
10 engaging portion 11 trunk

Claims

In an aerosol container having a valve cap engaged with an opening of the aerosol container, the material of the aerosol container is a mixture of PET (polyethylene terephthalate) and PAr (polyarylate) in a mixing ratio of 60:40 to 95: 5. , aerosol container glass transition temperature of said workpiece is characterized in that it is a seventy-four to one hundred ° C..